JPH1023577A - 車載用ドアスピーカの防水構造 - Google Patents

車載用ドアスピーカの防水構造

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JPH1023577A
JPH1023577A JP17365196A JP17365196A JPH1023577A JP H1023577 A JPH1023577 A JP H1023577A JP 17365196 A JP17365196 A JP 17365196A JP 17365196 A JP17365196 A JP 17365196A JP H1023577 A JPH1023577 A JP H1023577A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speaker
steel plate
door
vehicle
waterproof
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP17365196A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomonori Yamamoto
智則 山本
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両のドア内部に構成されるスピーカの防水効
果が高く、しかもコスト的に安価なスピーカの防水構造
を提供することを目的とする。 【解決手段】車両のドア内部に構成される内部鋼板に取
付けられるスピーカの防水構造において、該内部鋼板を
切曲げし、該スピーカの背面上部を覆うようにしたこと
を特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用ドアスピー
カの防水構造に関するもので、車両のドア内部に構成さ
れる鋼板を形成し、スピーカの防水機能をもたせた車載
用ドアスピーカの防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車載用(ドアの内部空間に組込
用)のスピーカの防水構造を図4を用いて説明する。図
4は従来の車載用スピーカの防水カバーを示す斜視図で
ある。80は防水カバーで、防水カバー80は車両のド
ア内部空間に組込まれるスピーカ85の背面上部をひさ
し状に覆い、降雨時や洗車時に窓ガラス等を伝いスピー
カ85の内部に水滴が侵入するのを防止するものであ
る。防水カバー80は半円筒状のカバー部81の一方の
端面にフランジ部82が形成され、フランジ部82には
ドアの内部鋼板90に取付けるための取付孔が形成され
ている。他方の端面には垂直カバー部84が形成されて
いる。防水カバー80の材料には樹脂材やアルミ板等が
用いられ、樹脂材の場合には成形加工により形成され、
またアルミ板等金属板を用いる場合にはプレス加工等に
より形成される。尚、防水カバーの形状には、上記の防
水カバー80の他にカバー部が円筒状のものや全体を囲
った物等がある。
【0003】次に、スピーカと防水カバーの取付につい
てその一例を説明する。スピーカ85と防水カバー80
をドアの内部鋼板90に取付けるには、スピーカ85の
背面上方向に防水カバー80のカバー部81が覆うよう
にして取付孔を合致させ、内部鋼板90の開口孔91に
防水カバー80のカバー部81を上方にして防水ビニル
93を挟み付けるように挿入し、内部鋼板90の取付部
の取付孔に防水カバー80の取付孔とスピーカ85の取
付孔を合致させる。次に、スピーカ85のフランジ部8
6により、防水カバー80のフランジ部82と防水ビニ
ル93を挟み付け、ねじ95により内部鋼板90に共締
めにて固定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の車載用
スピーカの防水カバー80は、ドアの内部空間及び取付
部に応じて防水カバー80に寸法的制約を受け汎用性が
少なくなり、車両(ドアの内部空間)や取付けられるス
ピーカ毎に専用の防水カバーを選定する必要がある。ま
た、取付部分が複雑な形状となるのでコスト高につなが
るおそれがある。
【0005】そこで、本発明は上述の問題を解決するも
ので、車両のドア内部に構成されるスピーカの防水効果
が高く、しかもコスト的に安価なスピーカの防水構造を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するもので、車両のドア内部に構成される内部鋼板
に取付けられるスピーカの防水構造において、前記内部
鋼板を切曲げし、前記スピーカの背面上部を覆うように
したことを特徴とするものである。また、前記切曲げ部
を、前記内部鋼板における前記スピーカの背面外周部
に、複数箇所設けたことを特徴とするものである。
【0007】また、前記内部鋼板の前記スピーカの取付
け孔の上方部に、該内部鋼板の背面を伝う水の水切り用
の切曲樋部を、該内部鋼板を加工して該スピーカの背面
方向へ突出するように設けたことを特徴とするものであ
る。また、前記切曲樋部に傾斜を設けたことを特徴とす
るものである。また、前記スピーカのフレームの一部を
該スピーカの背面方向へ延在させた防水カバーと、前記
内部鋼板に前記防水カバー部が挿入する孔とを形成した
ことを特徴とするものである。
【0008】
【実施例】本発明の第1実施例を図1を用いて説明す
る。図1は本発明の第1実施例の車載用ドアスピーカの
防水構造を示す図で、(a)は正面図、(b)はA−A
断面図(スピーカを除く断面)である。10は車両のド
アを構成する鋼板であって、ドア内部に構成される(車
室内側の壁を構成する)内部鋼板であり、スピーカ20
を挿入する開口部11とスピーカ20を取付けるための
孔が形成されている。また、開口部11の上方には内部
鋼板10を切曲げし、スピーカ20の背面21を覆うよ
うに内部鋼板10と一体に防水カバー部12が形成され
ている。
【0009】次に、スピーカの取付についてその一例を
説明する。スピーカ20をドアの内部鋼板10に取付け
るには、スピーカ20の上部を上方向にし、防水ビニル
15を挟み付けるようにして内部鋼板10の開口孔11
に挿入する。そして、スピーカ20の取付孔と内部鋼板
10の取付部の取付孔を合致させる。次に、スピーカ2
0のフランジ部22にて、防水ビニル15を挟み付け、
ねじ25により内部鋼板10に共締めにて固定する。
【0010】以上説明したように本実施例によれば、降
雨時や洗車時に窓ガラス等を伝いスピーカ20の内部に
水滴が侵入し、不具合を発生させるのを防止することが
できる。また、スピーカ20の防水カバー部12が、内
部鋼板10を切曲げして一体に形成されているので構成
部品点数が減り、またスピーカ20の取付けが容易にな
るのでコスト低減が図れる。
【0011】尚、本実施例では防水カバー部12をスピ
ーカ20の背面21の上部に設けたが、その他にスピー
カ20の背面21の外周を囲うように、例えば側面また
は下面方向に複数箇所設けることにより、スピーカ20
の上面以外からの水滴の飛散を防止することができる。
次に、本発明の第2実施例を図2を用いて説明する。
【0012】図2は本発明の第2実施例の車載用ドアス
ピーカの防水構造を示す図で、(a)は正面図、(b)
はB−B断面図(スピーカを除く断面)である。尚、第
2実施例は第1実施例の一部を変更したものであり変更
点を重点に説明し、第1実施例と同じ構成については同
じ符号を付し説明を省略する。30は車両のドア内部に
構成される内部鋼板で、スピーカ20を挿入する開口部
31とスピーカ20を取付けるための孔が形成されてい
る。また、開口部31の上方には内部鋼板30の背面を
伝う水の流れを阻止する水切孔32と、水切孔32の下
部に水切孔32から落下する水滴を受けてスピーカ20
側部方向へ誘導する切曲樋部33が、内部鋼板30を切
曲げして一体に形成されている。
【0013】以上説明したように本実施例によれば、内
部鋼板30の背面を伝う水の流れを水切孔32と切曲樋
部33によりスピーカ20側部方向へ誘導するので、ス
ピーカ85の内部に水滴が侵入し、不具合を発生させる
のを防止することができる。また、切曲樋部33が、内
部鋼板30を切曲げして一体に形成されているので構成
部品点数が減り、またスピーカ20の取付けが容易にな
るのでコスト低減が図れる。
【0014】尚、本実施例では切曲樋部33をスピーカ
20の背面21の上部に平行に設けたが、切曲樋部33
に傾斜を設けることにより内部鋼板30の背面を伝う水
を所望する方向へ誘導することができる。また、切曲樋
部33を開口部31の上方に複数箇所例えば2箇所山形
に設け、内部鋼板30の背面を伝う水をスピーカ20の
両側方へ誘導することができる。
【0015】次に、本発明の第3実施例を図3を用いて
説明する。図3は本発明の第3実施例の車載用ドアスピ
ーカの防水構造を示す図で、(a)は正面図、(b)は
C−C断面図(スピーカを除く断面)である。40は車
両のドア内部に構成される内部鋼板で、スピーカ50を
挿入する開口部41とスピーカ50を取付けるための孔
が形成されている。また、開口部41の上方には、スピ
ーカ50の防水カバー部51を挿入する孔42が形成さ
れている。
【0016】スピーカ50の上部には、スピーカフレー
ムの一部をスピーカ50の背面52方向へ延在し、スピ
ーカ50の背面52を覆うように防水カバー部51がス
ピーカフレームと一体に形成されている。次に、スピー
カの取付についてその一例を説明する。スピーカ50を
ドアの内部鋼板40に取付けるには、スピーカ50の防
水カバー部51を上方向にし、防水ビニル15を内部鋼
板40に挟み付けるように、スピーカ50の背面(本体
部)52と防水カバー部51を内部鋼板40の開口孔4
1と孔42にそれぞれ挿入する。そして、スピーカ20
の取付孔と内部鋼板10の取付部の取付孔を合致させ
る。次に、スピーカ20のフランジ部22にて、防水ビ
ニル15を挟み付けねじ25により内部鋼板10に共締
めにて固定する。
【0017】以上説明したように本実施例によれば、降
雨時や洗車時に窓ガラス等を伝いスピーカ50の内部に
水滴が侵入し、不具合を発生させるのを防止することが
できる。また、スピーカ50の防水カバー部51が、ス
ピーカフレームを延在して一体に形成されているので構
成部品点数が減る。また、スピーカ50の取付けの際
に、防水カバー部51を孔42に挿入することによりス
ピーカ50が位置決めされ、しかも、スピーカ50が孔
42に掛止状態になり取付作業が非常に容易になるので
コスト低減が図れる。尚、本実施例では防水カバー部5
1をスピーカ50の背面52の上部に設けたが、その他
にスピーカ50の背面52の外周を囲うように、例えば
側面または下面方向に複数箇所設けることにより、スピ
ーカ50の上面以外からの水滴の飛散を防止することが
できる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、車
両のドア内部に構成されるスピーカの防水効果が高く、
しかもコスト的に安価なスピーカの防水構造を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の車載用ドアスピーカの防
水構造を示す図で、(a)は正面図、(b)はA−A断
面図(スピーカを除く断面)である。
【図2】本発明の第2実施例の車載用ドアスピーカの防
水構造を示す図で、(a)は正面図、(b)はB−B断
面図(スピーカを除く断面)である。
【図3】本発明の第3実施例の車載用ドアスピーカの防
水構造を示す図で、(a)は正面図、(b)はC−C断
面図(スピーカを除く断面)である。
【図4】従来の車載用スピーカの防水カバーを示す斜視
図である。
【符号の説明】
10、30、40・・内部鋼板 11、31、41・・開口孔 12、51・・・・・防水カバー部 15・・・・・・・・防水ビニル 20、50・・・・・スピーカ 21、52・・・・・背面 22・・・・・・・・フランジ部 25・・・・・・・・ねじ 32・・・・・・・・水切孔 33・・・・・・・・切曲樋部 42・・・・・・・・孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のドア内部に構成される内部鋼板に
    取付けられるスピーカの防水構造において、 前記内部鋼板を切曲げし、前記スピーカの背面上部を覆
    うようにしたことを特徴とする車載用ドアスピーカの防
    水構造。
  2. 【請求項2】 前記切曲げ部を、前記内部鋼板における
    前記スピーカの背面外周部に、複数箇所設けたことを特
    徴とする請求項1記載の車載用ドアスピーカの防水構
    造。
  3. 【請求項3】 前記内部鋼板の前記スピーカの取付け孔
    の上方部に、該内部鋼板の背面を伝う水の水切り用の切
    曲樋部を、該内部鋼板を加工して該スピーカの背面方向
    へ突出するように設けたことを特徴とする請求項1記載
    の車載用ドアスピーカの防水構造。
  4. 【請求項4】 前記切曲樋部に傾斜を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の車載用ドアスピーカの防水構造。
  5. 【請求項5】 前記スピーカのフレームの一部を該スピ
    ーカの背面方向へ延在させた防水カバーと、 前記内部鋼板に前記防水カバー部が挿入する孔とを形成
    したことを特徴とする車載用ドアスピーカの防水構造。
JP17365196A 1996-07-03 1996-07-03 車載用ドアスピーカの防水構造 Withdrawn JPH1023577A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17365196A JPH1023577A (ja) 1996-07-03 1996-07-03 車載用ドアスピーカの防水構造

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JP17365196A JPH1023577A (ja) 1996-07-03 1996-07-03 車載用ドアスピーカの防水構造

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JPH1023577A true JPH1023577A (ja) 1998-01-23

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JP17365196A Withdrawn JPH1023577A (ja) 1996-07-03 1996-07-03 車載用ドアスピーカの防水構造

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JP (1) JPH1023577A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008054249A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Matsushita Electric Works Ltd 水切り機能を備えたバスレフ型スピーカユニット
CN109040933A (zh) * 2018-08-06 2018-12-18 湖州宇声电子厂 一种具有防水功能的扩声设备

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