JPH1023555A - リモコン送受信装置 - Google Patents

リモコン送受信装置

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Publication number
JPH1023555A
JPH1023555A JP17199696A JP17199696A JPH1023555A JP H1023555 A JPH1023555 A JP H1023555A JP 17199696 A JP17199696 A JP 17199696A JP 17199696 A JP17199696 A JP 17199696A JP H1023555 A JPH1023555 A JP H1023555A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
remote control
bits
coded
keys
Prior art date
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Pending
Application number
JP17199696A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Itagaki
憲志 板垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP17199696A priority Critical patent/JPH1023555A/ja
Publication of JPH1023555A publication Critical patent/JPH1023555A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電池寿命を延ばすとともに、データ伝送時間の
短縮を図る。 【解決手段】リモコンの送信機10と受信機20とから
なり、送信機10に、種々の送信データを一定の重み付
けを行ってデータ圧縮を行うエンコーダ(可変長符号化
手段14を設け、受信機20に、データ圧縮された受信
データを元のデータに復号化するデコーダ(復号化手
段)22を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に赤外線を用い
たリモコン送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の赤外線リモコン送受信装
置の電気的構成を示すブロック図である。
【0003】すなわち、リモコン送信機30は、各種ボ
タンからなるリモコンの操作キー31、押されたキーに
対応したデータDを発生するデータ発生回路32、デー
タDを電気信号から赤外線信号IRに変換して送出する
発光部33を備えており、受信機40は、送信されてき
た赤外線信号IRを受信し、受信した赤外線信号IRを
電気信号に変換して元のデータDを取り出す受光部41
を備えている。
【0004】ここで、赤外線信号IRの詳細について、
図4を参照して説明する。
【0005】データ発生回路32で発生されるデータD
は、パルス列のパルスの間隔により「0」か「1」を設
定しており、この場合には、パルス間隔がTのときは
「0」、2Tのときは「1」を設定している。また、パ
ルスは周波数fc で変調されている。
【0006】図5は、図3に示したリモコン送信機30
の送信回路部分のより具体的な回路構成を示している。
【0007】すなわち、周波数fc で発振する発振回路
321、送信データ発生回路322、AND回路で形成
されたミキシング回路323、トランジスタで形成され
たドライブ回路331、発光ダイオード332、及び抵
抗Rによって構成されている。そして、発振回路321
の出力と送信データ発生回路322の出力とがミキシン
グ回路323の各入力に接続されており、ミキシング回
路323の出力が、ドライブ回路331であるトランジ
スタのベースに接続されている。また、トランジスタの
エミッタは接地されており、コレクタは、発光ダイオー
ド332及び抵抗Rを介して、電源+Bに接続された構
成となっている。
【0008】図6は、図3に示した受信機40の受信回
路部分のより具体的な回路構成を示している。
【0009】すなわち、受光ダイオード411、アンプ
412、周波数fc のみを通過させるバンドパスフィル
タ(BPF)413、検波回路414、波形整形回路4
15によって構成されている。
【0010】次に、上記構成の赤外線リモコン送受信装
置の動作について説明する。
【0011】リモコンの操作キー31(ボタン)が押さ
れると、送信データ発生回路322は、押されたキーに
対応したデータDを発生し、ミキシング回路323に入
力する。ミキシング回路323に入力されたデータD
は、発振回路321より発振された周波数fc とミキシ
ングされ、ドライブ回路331でドライブされて、発光
ダイオード332より赤外線信号IRとして送信され
る。
【0012】一方、送信されてきた赤外線信号IRは、
受光ダイオード411で受光され、電気信号に変換され
た後、アンプ412で増幅され、BPF413に入力さ
れる。BPF413を通過した周波数fc の信号は、次
の検波回路414によって検波され、波形整形回路41
5により波形整形されて、元のデータDとして取り出さ
れる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
赤外線リモコン送受信装置を備えた電子機器(テレビジ
ョン、ビデオテープレコーダ、オーディオ機器、空調機
器等)では、多機能化が進んでおり、いきおいリモコン
の操作キーも増える傾向にある。リモコンの操作キーが
増えると、送信するデータの種類も必然的に増えるた
め、データのビット数が増加し、発光ダイオード332
の点灯時間が増加することになる。そのため、リモコン
送信機30の電池寿命が短くなるといった問題があっ
た。また、データのビット数が増加するため、データの
伝送時間が長くなり、リモコン送信機30のキー操作に
対する受信機40の応答性が悪くなるといった問題もあ
った。
【0014】本発明は係る問題点を解決すべく創案され
たもので、その目的は、電池寿命をできるだけ長くする
とともに、データ伝送時間の短縮を図ったリモコン送受
信装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1記載のリモコン送受信装置は、リ
モコン送信機と受信機とからなり、リモコン送信機に、
種々の送信データを一定の重み付けを行ってデータ圧縮
を行う可変長符号化手段を設け、受信機に、データ圧縮
された受信データを元のデータに復号化する復号化手段
を設けたものである。
【0016】また、本発明の請求項2記載のリモコン送
受信装置は、前記可変長符号化手段において、送信デー
タの重み付けを、操作頻度の高い機能より、又は操作処
理スピードを速くする必要性の高いものより行うもので
ある。
【0017】すなわち、送信機の操作キーで操作頻度の
高いもの程、データのビット数を減らし、逆にほとんど
使用しない操作キーはデータのビット数を増やすことに
より、操作キーによってデータのビット数は異なるもの
の、平均すると、全ての操作キーで同じビット数を送信
する従来の送信機に比べて、送信ビット数を減らすこと
ができる。
【0018】また、送信機の操作キーで操作処理スピー
ドを速くする必要性の高いもの程、データのビット数を
減らし、逆に速い操作処理スピードを必要としない操作
キーはデータのビット数を増やすことにより、操作キー
によってデータのビット数は異なるものの、平均する
と、全ての操作キーで同じビット数を送信する従来の送
信機に比べて、送信スピードを速めることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0020】図1は、本発明のリモコン送受信装置の電
気的構成を示すブロック図である。
【0021】すなわち、リモコンの送信機10は、各種
ボタンからなるリモコンの操作キー11、押されたキー
に対応したデータDを発生するデータ発生回路12、デ
ータDを符号化するエンコーダ14、符号化されたデー
タdを電気信号から赤外線信号IRに変換して送出する
発光部13を備えており、受信機20は、送信されてき
た赤外線信号IRを受信して、赤外線信号から電気信号
に変換する受光部21、電気信号に変化されたデータd
を元のデータDに復号するデコーダ22を備えている。
【0022】すなわち、図3に示す従来のリモコン送受
信装置と比較すると、送信側にエンコーダ14、受信側
にデコーダ22を追加した構成となっている。つまり、
エンゴーダ14及びデコーダ22を除き、送信機10の
送信回路部分及び受信機20の受信回路部分の具体的な
回路構成は、図5及び図6に示したものと同様である。
【0023】次に、上記構成のリモコン送受信装置の動
作について説明する。
【0024】リモコンの操作キー11(ボタン)が押さ
れると、データ発生回路12において周波数fc とミキ
シングされたデータDは、エンコーダ14により可変長
符号化データdに変換(これについては後述する)され
る。このデータdは、次の発光部13において電気信号
から赤外線IR信号に変換されて送信される。
【0025】一方、送信されてきた赤外線信号IRは、
受光部21において受光され、赤外線IR信号から元の
電気信号dに変換され、デコーダ22で元のデータDに
戻される(これについては後述する)。
【0026】次に、図2を用いて、エンコーダ14での
符号化手順と、デコーダ22での復号化手順について説
明する。
【0027】図2に示すものは、可変長符号化の代表的
なものであるハフマン符号化を用いた一つの実施例であ
る。
【0028】図2では、操作キーが9個(A〜I)で、
元のデータDは全て4ビット(0000〜1000)で
ある。また、操作確率は、操作キーAが最も大きく0.
50であり、B、C、・・・、Iという順序で操作確率
が小さくなっている。
【0029】符号化手順に従ってデータDをデータdに
符号化すると、データdは、操作確率の最も大きい操作
キーAが1ビットに符号化され、操作キーB,Cが3ビ
ットに符号化され、操作キーD,E,Fが4ビットに符
号化され、操作キーGが5ビットに符号化され、操作キ
ーH,Iが6ビットに符号化される。
【0030】従って、データdの平均データ長は、次の
ようにして求めることができる。
【0031】すなわち、A、B、・・・、Iの順でデー
タdのデータ長×操作確率を計算して合計すると、
【0032】
【数1】1×0.50+3×0.20+3×0.10+
4×0.07+4×0.05+4×0.03+5×0.
02+6×0.02+6×0.01=2.28 となり、平均データ長は2.28ビットとなる。
【0033】すなわち、本発明のリモコン送受信装置に
よれば、4ビットのデータを平均2.28ビットのデー
タ長に圧縮して送信できるものである。
【0034】なお、このように符号化されたデータdを
元のデータDに復号化する手順は、図2に示す通りであ
る。
【0035】図2に示す符号化手順は、操作確率の大き
いものより重み付けしてデータ圧縮するものであるが、
操作処理スピードを速くする必要性の高いものより重み
付けを行う場合も同様に行うことができる。すなわち、
図2に示す操作確率の項を、操作処理スピードの項と
し、操作処理スピードを速くする必要性の高いものから
順番にデータDを並べて同様の符号化を行えばよい。
【0036】なお、上記実施形態では、可変長符号化の
方法としてハフマン符号化を用いた場合を例示して説明
しているが、ハフマン符号化に限定されるものではな
く、本発明の目的を達成し得るものであれば、種々の可
変長符号化方法を用いることが可能である。
【0037】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のリモコン送受信
装置は、リモコン送信機と受信機とからなり、リモコン
送信機に、種々の送信データを一定の重み付けを行って
データ圧縮を行う可変長符号化手段を設け、受信機に、
データ圧縮された受信データを元のデータに復号化する
復号化手段を設けたものである。また、本発明の請求項
2記載のリモコン送受信装置は、前記可変長符号化手段
において、送信データの重み付けを、操作頻度の高い機
能より、又は操作処理スピードを速くする必要性の高い
ものより行うものである。このように、送信機の操作キ
ーで操作頻度の高いもの程、又は操作処理スピードを速
くする必要性の高いもの程、データのビット数を減ら
し、逆にほとんど使用しない操作キー、又は速い操作処
理スピードを必要としない操作キーは、データのビット
数を増やすことにより、操作キーによってデータのビッ
ト数は異なるものの、平均すると、全ての操作キーで同
じビット数を送信する従来の送信機に比べて、送信ビッ
ト数を減らし、又は送信スピードを速めることができ
る。そのため、送信機の発光部の発光時間が短くなり、
送信機の消費電流が少なくなって、電池寿命をその分延
ばすことができる。特に、ボタン電池を使用しているカ
ードタイプのリモコン送信機において効果的なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリモコン送受信装置の電気的構成を示
すブロック図である。
【図2】符号化手順及び復号化手順を表形式でまとめた
図表である。
【図3】従来のリモコン送受信装置の電気的構成を示す
ブロック図である。
【図4】赤外線信号IRの詳細を説明するための図であ
る。
【図5】図3に示した送信機の送信回路部分をより具体
的に示した回路構成図である。
【図6】図3に示した受信機の受信回路部分をより具体
的に示した回路構成図である。
【符号の説明】
10 送信機 11 操作キー 12 データ発生回路 13 発光部 14 エンコーダ 20 受信機 21 受光部 22 デコーダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモコン送信機と受信機とからなり、前
    記リモコン送信機に、種々の送信データを一定の重み付
    けを行ってデータ圧縮を行う可変長符号化手段が設けら
    れ、前記受信機に、データ圧縮された受信データを元の
    データに復号化する復号化手段が設けられたことを特徴
    とするリモコン送受信装置。
  2. 【請求項2】 前記送信データを、操作頻度の高い機能
    より、又は操作処理スピードを速くする必要性の高いも
    のより順に重み付けを行うことを特徴とする請求項1記
    載のリモコン送受信装置。
JP17199696A 1996-07-02 1996-07-02 リモコン送受信装置 Pending JPH1023555A (ja)

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JP17199696A JPH1023555A (ja) 1996-07-02 1996-07-02 リモコン送受信装置

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