JPH10234850A - ハイブリッド型人工肝臓 - Google Patents

ハイブリッド型人工肝臓

Info

Publication number
JPH10234850A
JPH10234850A JP9058650A JP5865097A JPH10234850A JP H10234850 A JPH10234850 A JP H10234850A JP 9058650 A JP9058650 A JP 9058650A JP 5865097 A JP5865097 A JP 5865097A JP H10234850 A JPH10234850 A JP H10234850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plasma
blood
processing apparatus
plasma processing
artificial liver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9058650A
Other languages
English (en)
Inventor
Shizushi Nagamori
靜志 永森
Toru Kuroda
徹 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Medical Co Ltd
Original Assignee
Asahi Medical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Medical Co Ltd filed Critical Asahi Medical Co Ltd
Priority to JP9058650A priority Critical patent/JPH10234850A/ja
Publication of JPH10234850A publication Critical patent/JPH10234850A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • External Artificial Organs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 肝不全患者の血液中の肝毒性物質、アミノ
酸、アンモニア等の悪性物質を高い効率で代謝でき、ア
ルブミン、血液凝固因子等の有用成分の補給も高い効率
で行えるバイオハイブリッド型人工肝臓を提供する。 【解決手段】 血液導入部2と血液導出部9との間に、
血液分離装置3と血球−血漿混合部8とをこの順で含む
血液流通経路と、前記血漿分離装置3で分離された血漿
を肝細胞を含む血漿処理装置6を経て前記血球−血漿混
合部8に流入させる血漿循環経路とからなるハイブリッ
ド型人工肝臓であって、前記血漿処理装置6又はそれよ
りも上流側に、血漿処理装置の導出側血漿中の溶存酸素
濃度を0.5ppm以上に維持するための酸素付加器5
が設けられていることを特徴とするハイブリッド型人工
肝臓。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイブリッド型の
人工肝臓に関する。更に詳しくは、肝不全患者の治療に
用いられ、肝不全時の患者の救命、覚醒に用いられる人
工肝補助装置であって、血液中の悪性成分を除去し、有
用成分を補給する機能を生きた肝細胞によって行わしめ
る様にしたバイオハイブリッド型人工肝補助装置に係
る。
【0002】
【従来の技術】日本及び欧米において、肝不全のため人
工肝補助装置による治療の必要がある患者は数万人もい
ると推定されており、肝移植の環境が不充分な我国にお
いては特に、また欧米においても肝移植手術までの延命
のために人工肝補助装置の開発が急務となっている。従
来の人工肝補助装置としては、古くは活性炭による低
分子代謝産物の吸着除去血漿交換による健常人血漿の
輸血等がある。しかしながらでは悪性物質の除去能力
が低分子領域に限られることや必要な成分の補給は別途
行わなければならない点で、では大量の血漿が必要で
あることや大量の輸血により大量のクエン酸が患者に輸
注されてしまう点などで改良しなければならない点が残
っている。近年、細胞培養の技術が進歩し、肝細胞の培
養、株化肝細胞の樹立等が成される様になってきた。そ
こで生きた肝細胞を利用して、肝細胞自身に患者血液中
の悪性成分を代謝させ、有用成分を補給させようとする
試みがなされる様になってきた。一例としては、中空糸
の外側に肝細胞と培養液を、中空糸の内側に血液を流し
て、膜を介した肝細胞と血液との接触による人工肝(W
O96/09876)の例が挙げられるが、中空糸膜を
介して肝細胞と血液を接触させる場合、悪性物質の代謝
及び有用成分の補給の効率という観点で血漿を直接肝細
胞に接触させる方法に比べて劣る。また、培養液成分が
血液に移行してしまう点、肝細胞を高密度で中空糸膜近
傍に保持できない点等で改良しなければならない問題が
残っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の問題点
に鑑み、本発明は肝不全患者の血液中の肝毒性物質、ア
ミノ酸、アンモニア等の悪性物質を高い効率で代謝で
き、アルブミン、血液凝固因子等の有用成分の補給も高
い効率で行えるバイオハイブリッド型人工肝臓を提供す
ることを課題とする。本発明者らは、血液から分離した
血漿を肝細胞に直接接触させるに際し、血漿中の溶存酸
素濃度を少なくとも0.5ppm以上に維持することに
より、肝細胞の活性が驚くべき程高く維持される事を見
出し、また、これを実現するためには、肝細胞を含む血
漿処理装置又はこの血漿処理装置よりも上流側に、血漿
処理装置の導出側血漿中の溶存酸素濃度を0.5ppm
以上に維持するための酸素付加器を設ける事により達成
できる事を見出し、本発明を完成するに至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、血液導入
部と血液導出部との間に、血液分離装置と血球−血漿混
合部とをこの順で含む血液流通経路と、前記血漿分離装
置で分離された血漿を肝細胞を含む血漿処理装置を経て
前記血球−血漿混合部に流入させる血漿循環経路とから
なるハイブリッド型人工肝臓であって、前記血漿処理装
置又はそれよりも上流側に、血漿処理装置の導出側血漿
中の溶存酸素濃度を0.5ppm以上に維持するための
酸素付加器を設けることにより前記課題を解決したもの
である。酸素付加器は前記血漿処理装置の血漿導入側と
血漿導出側を結んで構成される血漿再循環回路中に設け
るのが好ましい。また、血漿処理装置内部の温度を30
℃以上、40℃以下に維持するための加温器を設けるの
が好ましい。また、血漿処理装置出口側と血球−血漿混
合部との間に微粒子除去フィルターを設けるのが好まし
い。
【0005】
【作用】本発明のハイブリッド型人工肝臓においては、
血液導入部から導入された肝不全患者血液は、血漿分離
装置で血漿と血球リッチな成分に分離される。この血漿
は肝細胞を内臓する血漿処理装置に送られ、肝細胞によ
って悪性物質を代謝され有用物質の供給を受ける。血漿
処理装置には酸素付加器が付設されており、血漿処理装
置の導出側血漿中の溶存酸素濃度を0.5ppm以上に
維持している。肝細胞は充分な酸素を与えられ高密度に
培養される。血漿処理装置で処理された血漿は血球−血
漿混合部に送られ、ここで血球リッチ成分と混合去れた
後、血液導出部から系外に導出される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で言う血液導入部、血液導
出部とはそれぞれ血液を導入、導出できる管路を言い、
カテーテル、注射針等に接続できる構造であることが好
ましい。また、血漿分離装置とは、血液を血球リッチな
成分と血漿とに分離できる装置のことを言い、中空糸膜
型血漿分離器、連続遠心分離装置等が例示できる。血球
−血漿混合部とは、上記した血球リッチな成分と血漿処
理装置を通った血漿とを合流させる部分を言い、単に管
路を接続するだけでも良いが、ドリップチェンバーの様
な構造にしておくとより良く混合されるので好ましい。
血漿処理装置とは、肝細胞を高密度に含み、血漿中の肝
毒性物質、アミノ酸、アンモニア等の悪性物質を代謝
し、アルブミン、血液凝固因子等の有用成分の産生を行
なう装置の事を言い、構造としては、潅流容器型、多層
平板型、毛細管型等の形態が挙げられ、これらの容器に
粒子状、多孔質粒子状、繊維状、不織布状、スポンジ状
等の担体を充填したものが好ましく例示できる。血漿の
流れは単に血漿処理装置の入口から出口に向かって直線
的に流れる構造のもの、螺旋状に流れる構造のもの、カ
ラム周辺部から中心部に向かって放射状に流れる(以下
ラジアルフロー)構造のもの等が例示できる。血漿処理
装置内部に酸素付加器の酸素付加部分を設けたものも好
ましく例示できる。最も好ましい例として容器に多孔質
粒子を充填し、その多孔質構造の内部に肝細胞を増殖さ
せ、血漿の流れをラジアルフローにしたラジアルフロー
型バイオリアクターを例示できる(肝臓37巻supp
l.(1)1996)。このラジアルフロー型バイオリ
アクターは肝細胞を高密度に培養できる特徴がある。ま
た、ここで使用する肝細胞は、動物肝細胞、ヒト肝細
胞、初代培養肝細胞、継代培養肝細胞等が例示できる
が、ヒトに対して害が少ない、何時でも使用できる状態
に維持できる等の理由でヒトの継代培養肝細胞が特に好
ましい。リアクターの大きさは、50mlから400m
l程度の大きさであることが好ましい。また肝細胞濃度
は、1×107mlから3×108/mlである事が好ま
しく、5×107mlから1.5×108/mlであるこ
とが更に好ましい。酸素付加器とは、血漿に対して酸素
を付加し、血漿中の溶存酸素濃度を高めるための装置で
あり、細胞培養や組織培養に用いられる酸素付加器、人
工肺で用いられる模型の酸素付加器等が使用できる。中
でも人工肺型の酸素付加器は使い易く、好ましい。飽和
血漿溶存酸素濃度近くまで酸素付加できる能力を有する
ものは好ましく用いられる。溶存酸素濃度は既知の方法
で測定できるが、血漿処理装置から流出した時点の血漿
で0.5ppm以上である必要がある。これより濃度が
低くなると血漿処理装置内の肝細胞が受けるダメージが
大きくなり、活性が低くなってしまう。より好ましくは
1.0ppm以上、更に好ましいのは2.0ppm以
上、3.0ppm以上が望ましい。上限は飽和溶存酸素
濃度まで問題無い。また、血漿再循環回路とは、血漿処
理装置から流出してきた血漿を再度血漿処理装置の血漿
導入側に戻し、再度血漿処理装置に流すための管路であ
る。
【0007】加温器は血漿処理装置内部の温度を30℃
以上、40℃以下に保つための加温装置であり、血漿処
理装置自体を加温しても良いし、血漿処理装置の上流側
の管路を加温しても良い。より好ましい温度の範囲は3
4℃以上、40℃以下であり、36℃以上、39℃以下
が望ましい。微粒子除去フィルターとは、肝細胞、肝細
胞の破片、微粒子等が血液に混入するのを防ぐためのフ
ィルターであり、平膜型、中空糸型等のフィルターが使
用できる。好ましい膜孔径は0.05μmから1.0μ
m程度であり、0.1μmから0.5μm程度が使い易
い。
【0008】以下図面を用いて本発明ハイブリッド型人
工肝臓の実施態様を説明する。図1は本発明ハイブリッ
ド型人工肝臓の実施態様の一例を示す模式図である。肝
不全患者血液は血液ポンプ1により、血液導入部2から
導入され、血漿分離装置3に送られる。血漿分離装置3
で全血中の血漿の一部が濾過され、血漿は血漿ポンプ4
により、酸素付加器5の酸素付加部分が内臓された血漿
処理装置6に送られる。血漿処理装置6に送られた血漿
は酸素付加器5により溶存酸素濃度を高められると同時
に血漿処理装置6内の肝細胞に酸素と栄養分を与え、ま
た同時に肝細胞により血漿中の肝毒性物質、アンモニア
等の悪性物質の代謝を受け、更にアルブミン、血液凝固
因子等の有用成分の補給も受ける。血漿中の溶存酸素濃
度は肝細胞に充分な酸素を与えた後、即ち血漿処理装置
6の出口においても0.5ppm以上の濃度が保たれる
様に、酸素付加器5によって酸素を供給される。血漿処
理装置6で処理された血漿は血球−血漿混合部8に送ら
れ、ここで濃縮された血球と処理を受けた血漿が混合さ
れる。混合された血液は血液導出部9を経て系外に導出
される。この様にして、血漿自身が血漿処理装置6内の
肝細胞により悪性物質を代謝され、有用物質の供給を受
けると同時に肝細胞に酸素と栄養を与えることによりハ
イブリッド型人工肝臓の機能を充分に発揮する。次に別
の実施態様を説明する。図2は本発明ハイブリッド型人
工肝臓の実施態様の別の一例を示す模式図である。肝不
全患者血液は血液ポンプ1により、血液導入部2から導
入され、血漿分離装置3に送られる。血漿分離装置3で
全血中の血漿の一部が濾過され、血漿は血漿ポンプ4に
より、酸素付加器5に送られ、ここで酸素の付加を受け
る。酸素の付加を受けた血漿は、血漿処理装置6に送ら
れる。血漿処理装置6に送られた血漿は酸素処理装置6
内の肝細胞により、悪性物質を代謝され、有用物質の補
給も受ける。血漿処理装置6で処理された血漿は血漿ポ
ンプ7により血球−血漿混合部8に送られ、ここで濃縮
された血球と処理された血漿が混合される。混合された
血液は血液導出部9を経て系外に導出される。血漿ポン
プ4と血漿ポンプ7は同一の流量となる様同期させてお
くことが好ましい。上記した経路とは別に血漿処理装置
6によって処理された血漿の多くは、血漿ポンプ10に
より血漿再循環回路11を経て再度酸素付加器5に送ら
れ、再び酸素の付加を受け、酸素の付加を受けた血漿は
再び血漿処理装置6に送られここで再度処理される。こ
の様にして血漿自身が血漿処理装置6内の肝細胞により
悪性物質を代謝され、有用物質の補給を受けるとともに
肝細胞に酸素と栄養を与える培地の役目を果たすことに
より、ハイブリッド型人工肝臓としての機能を充分に発
揮できるのである。血漿ポンプ10の流量は肝細胞にダ
メージを与えない程度に大きくすることが好ましく、血
漿処理装置6の容積が200mlである時50ml/分
から150ml/分の範囲を目安に設定することが好ま
しい。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を比較例と共に示す
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0010】
【実施例1】図3に示すハイブリッド型人工肝臓を組み
立てた。図中12は加温器、13は微粒子除去フィルタ
ーであり、その他については上述した通りである。血漿
分離装置3としてはプラズマフローOP−08(旭メデ
ィカル社製)を用い、血漿処理装置6としてはラジアル
フロー型バイオリアクター(麒麟麦酒社製)に肝細胞と
して継代培養ヒト肝細胞FLC−4(東京慈恵会医科大
学製)を3×1010使用した。容積は200mlとし
た。微粒子除去フィルター13としては、孔径0.45
μmの膜型フィルターを使用した。加温器12により、
血漿処理装置6を37℃に加温し、酸素付加器5として
は中空糸型人工肺を用いた。血液流量は120ml/
分、血漿流量は40ml/分とした。血液は希釈アンモ
ニア溶液を加えた豚血液1リットルを用いた。血漿再循
環流量を100ml/分とし、5時間の血液処理を行な
った。処理前後の血液生化学データを比較したところア
ンモニアが382mg/dlから174mg/dlに下
がり、アルブミンは2.1g/dlから2.8g/dl
に上がり、ハイブリッド型人工肝臓が良く機能している
ことが判る。血漿処理装置6出口での血漿中溶存酸素濃
度は1.8±0.3ppmの範囲であった。
【0011】
【実施例2】図4に示すハイブリッド型人工肝臓を組み
立てた。血漿分離装置3、微粒子除去フィルター13と
しては、実施例1と同じ規格のものを用い、血漿処理装
置6は加温器12により37℃に加温した。血液処理装
置6としては、実施例1と同様のものを用いたが、付属
している酸素付加用の酸素付加部を用い、酸素付加器5
により、酸素を供給した。血液流量は100ml/分、
血漿流量は35ml/分とした。血液は希釈アンモニア
溶液を加えた豚血液1リットルを用い、5時間の血液処
理を行なった。処理前後の血液生化学データを比較した
ところ、アンモニアが390mg/dlから153mg
/dlに下がり、アルブミンは2.0g/dlから2.
9g/dlに上がり、ハイブリッド型人工肝臓が良く機
能していることが判る。血漿処理装置6出口での血漿中
溶存酸素濃度は3.2±0.5ppmの範囲であった。
【0012】
【比較例1】酸素付加を行なわなかった以外は実施例1
と同様に血液処理を行なった。処理前後の血液生化学デ
ータを比較したところ、アンモニアは343mg/dl
が341mg/dlであり、アルブミンは2.2g/d
lが2.1g/dlであり、ハイブリッド型人工肝臓が
うまく機能していなかった。血漿処理装置6出口での血
漿中溶存酸素濃度は0.05±0.05ppmの範囲で
あった。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以下に記載するような効果を
奏する。 本発明のハイブリッド型人工肝臓は肝不全患者の血液
中の悪性物質を高い効率で代謝でき、更には有用成分の
補給も高い効率で行なえる。 本発明ハイブリッド型人工肝臓を用いることにより肝
不全患者の覚醒、救命の効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ハイブリッド型人工肝臓の実施態様の一
例を示す模式図。
【図2】本発明ハイブリッド型人工肝臓の実施態様の別
の例を示す模式図。
【図3】実施例1及び比較例1に用いたハイブリッド型
人工肝臓を示す模式図。
【図4】実施例2に用いたハイブリッド型人工肝臓を示
す模式図。
【符号の説明】
1 血液ポンプ 2 血液導入部 3 血漿分離装置 4 血漿ポンプ 5 酸素付加器 6 血漿処理装置 7 血漿ポンプ 8 血球−血漿混合部 9 血液導出部 10 血漿ポンプ 11 血漿再循環回路 12 加温器 13 微粒子除去フィルター

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 血液導入部と血液導出部との間に、血漿
    分離装置と血球−血漿混合部とをこの順で含む血液流通
    経路と、前記血漿分離装置で分離された血漿を肝細胞を
    含む血漿処理装置を経て前記血球−血漿混合部に流入さ
    せる血漿循環経路とからなるハイブリッド型人工肝臓で
    あって、前記血漿処理装置又はそれよりも上流側に、血
    漿処理装置の導出側血漿中の溶存酸素濃度を0.5pp
    m以上に維持するための酸素付加器が設けられている事
    を特徴とするハイブリッド型人工肝臓。
  2. 【請求項2】 酸素付加器が前記血漿処理装置の血漿導
    入側と血漿導出側を結んで構成される血漿再循環回路中
    に設けられている請求項1記載のハイブリッド型人工肝
    臓。
  3. 【請求項3】 血漿処理装置内部の温度を30℃以上、
    40℃以下に維持するための加温器が設けられている請
    求項1又は請求項2記載のハイブリッド型人工肝臓。
  4. 【請求項4】 血漿処理装置出口側と血球−血漿混合部
    との間に微粒子除去フィルターを有する請求項1又は請
    求項2記載のハイブリッド型人工肝臓。
JP9058650A 1997-02-27 1997-02-27 ハイブリッド型人工肝臓 Pending JPH10234850A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9058650A JPH10234850A (ja) 1997-02-27 1997-02-27 ハイブリッド型人工肝臓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9058650A JPH10234850A (ja) 1997-02-27 1997-02-27 ハイブリッド型人工肝臓

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10234850A true JPH10234850A (ja) 1998-09-08

Family

ID=13090470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9058650A Pending JPH10234850A (ja) 1997-02-27 1997-02-27 ハイブリッド型人工肝臓

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10234850A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007534440A (ja) * 2004-04-27 2007-11-29 バイタル セラピーズ インコーポレーティッド 代謝的無毒化システムおよび方法
JP2014511690A (ja) * 2011-04-07 2014-05-19 ヘルムホルツ−ツェントルム フュア インフェクツィオンスフォルシュンク ゲーエムベーハー 肝再生および肝不全の治療のための薬剤
WO2018199274A1 (ja) 2017-04-28 2018-11-01 米満 吉和 体外型の人工肝臓、及び体外型の人工肝臓用又は肝細胞培養用の器具

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007534440A (ja) * 2004-04-27 2007-11-29 バイタル セラピーズ インコーポレーティッド 代謝的無毒化システムおよび方法
KR101278429B1 (ko) * 2004-04-27 2013-06-24 바이탈 쎄러피스, 인코포레이티드 대사 해독 시스템 및 방법
US8608953B2 (en) 2004-04-27 2013-12-17 Vital Therapies, Inc. Metabolic detoxification system and method
JP2014511690A (ja) * 2011-04-07 2014-05-19 ヘルムホルツ−ツェントルム フュア インフェクツィオンスフォルシュンク ゲーエムベーハー 肝再生および肝不全の治療のための薬剤
US10188682B2 (en) 2011-04-07 2019-01-29 Helmholtz-Zentrum für Infektionsforschung GmbH Medicament for liver regeneration and for treatment of liver failure
US11975032B2 (en) 2011-04-07 2024-05-07 Medizinische Hochschule Hannover Medicament for liver regeneration and for treatment of liver failure
WO2018199274A1 (ja) 2017-04-28 2018-11-01 米満 吉和 体外型の人工肝臓、及び体外型の人工肝臓用又は肝細胞培養用の器具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI302103B (en) Metabolic detoxification system and method
US6858146B1 (en) Artificial liver apparatus and method
US7338461B2 (en) Modified organ support devices
US9302038B2 (en) Method and apparatus for limiting diafiltrate waste
ES2226850T3 (es) Diseño de biorreactor y procedimiento para preparar tejido a partir de celulas.
US5976870A (en) Artificial liver composed of a liver-slice culture apparatus
CN101732771B (zh) 一种细胞反应器及包括该反应器的人工肝支持系统
JP2004508821A (ja) バイオリアクター装置
WO1993016171A1 (en) Biological artificial liver
JPH10234850A (ja) ハイブリッド型人工肝臓
CN206228667U (zh) 一种生物型人工肝支持系统
Sauer et al. Concept for modular extracorporeal liver support for the treatment of acute hepatic failure
CA2681798C (en) Bioartificial liver system using bioreactor packed with gel beads
Ting et al. Clinical experience with artificial liver support systems
Borra et al. Advanced technology for extracorporeal liver support system devices
JP2001087381A (ja) 新規体外循環システムおよびそれを用いた人工臓器補助システム
CN101455864B (zh) 混合型生物人工肝体外支持装置
WO2005000376A2 (en) Bio-artificial liver system
Rosenthal Is there a future for liver-assist devices?
JPH0271755A (ja) 人工肝臓装置
RU204435U1 (ru) Биокомпозитный фильтр для биологического контура системы экстракорпоральной гемоперфузии
Kotanko et al. FP536 Allo-Hemodialysis as a Novel Renal Replacement Modality: Urea Kinetics in A Pediatric Use Case
JP3072368B2 (ja) 肝細胞の高密度培養法及びその装置
JPS609822B2 (ja) 代謝型人工肝臓
Nosé et al. Hepatic Assist 1: Use of Liver Tissue in an Extracorporeal Device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040223

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060421

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061211