JPH10234796A - 在宅介護支援システム - Google Patents

在宅介護支援システム

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JPH10234796A
JPH10234796A JP4751097A JP4751097A JPH10234796A JP H10234796 A JPH10234796 A JP H10234796A JP 4751097 A JP4751097 A JP 4751097A JP 4751097 A JP4751097 A JP 4751097A JP H10234796 A JPH10234796 A JP H10234796A
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JP
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JP4751097A
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English (en)
Inventor
Yoichi Shukuri
陽一 宿里
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホームヘルパの業務効率を向上でき、要介護
者のプライバシーが保護され、要介護者の見守り時や緊
急通報時に要介護者の様子を見ることが可能な在宅介護
支援システムを提供することを目的とする。 【解決手段】 要介護者側装置は、音声・画像データを
送受信する端末制御部1bとビデオカメラ2とターミナ
ルアダプタ5とから成る要介護者側テレビ端末を有し、
支援センタ側装置は、音声・画像データを送受信する中
央制御部1aとビデオカメラ2とターミナルアダプタ5
とから成り、要介護者側テレビ端末に回線網8を介して
接続された支援センタ側テレビ端末と、要介護者側テレ
ビ端末に公衆電話回線13を介して接続され、要介護者
毎のデータである介護者データや支援センタの運営上の
データである運営上データを管理する介護システム管理
部3とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、支援センタ側装置
と要介護者側装置とを回線で接続し、音声データ、画像
データを双方向で通信する在宅介護支援システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】高齢者の増加に伴い、要介護者の人数が
平成12年には280万人になると予想されているが、
現在、将来共に要介護者を収容する施設が全く足りない
状態であり、介護の形態としては在宅介護の方向にあ
る。この在宅介護のためにはホームヘルパが多数必要で
あるが、実際はその人数も足りない状態である。従っ
て、ホームヘルパ業務の効率を上げなければならない。
【0003】このため、例えば、ホームヘルパ業務の中
で行われる安否確認や、独居老人の寂しさ解消のための
コミュニケーション、買物代行のような訪問前の依頼等
に、音声や画像等のデータを双方向で転送することがで
きるテレビ端末を利用したり、要介護者のデータ(要介
護者データ)や介護支援センタの運営上のデータ(運営
上データ)をパーソナルコンピュータを使ってデータベ
ースとして管理する在宅介護支援システムを構築するた
めの実験がいくつかの地域でなされている。
【0004】図18(a)、(b)は従来の在宅介護支
援システムの支援センタ側装置100を示す説明図、図
19(a)、(b)は従来の在宅介護支援システムの要
介護者側装置200を示す説明図であり、図18
(a)、図19(a)は音声や画像の転送前つまり要介
護者へのコール前の状態、図18(b)、図19(b)
は音声や画像の転送後つまり要介護者へのコール後の状
態を示す。図18、図19において、支援センタ側装置
100での通信開始直後から、要介護者側装置200の
音声や画像が支援センタ側装置100へ転送され(図1
8(b)参照)、また支援センタ側装置100の音声や
画像も要介護者側装置200へ転送される(図19
(b)参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の在宅介護支援システムでは、要介護者をコールした
後は、要介護者の意思に関係なく、要介護者側装置20
0の音声や画像が転送され、要介護者のプライバシーが
侵害されるという問題点を有していた。逆に、要介護者
のプライバシーを保護する機能を重視すると、要介護者
の見守り時や緊急通報時に要介護者の様子を見ることが
できないという問題点を有していた。
【0006】この在宅介護支援システムでは、ホームヘ
ルパの業務効率を向上でき、要介護者のプライバシーが
保護され、要介護者の見守り時や緊急通報時に要介護者
の様子を見ることができることが要求されている。
【0007】本発明は、ホームヘルパの業務効率を向上
でき、要介護者のプライバシーが保護され、要介護者の
見守り時や緊急通報時に要介護者の様子を見ることが可
能な在宅介護支援システムを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の在宅介護支援システムは、支援センタ側装置
と要介護者側装置とを有する在宅介護支援システムであ
って、要介護者側装置は、音声・画像データを送受信す
る端末制御部とビデオカメラとターミナルアダプタとか
ら成る要介護者側テレビ端末を有し、支援センタ側装置
は、音声・画像データを送受信する中央制御部とビデオ
カメラとターミナルアダプタとから成り、要介護者側テ
レビ端末にISDN等の回線網を介して接続された支援
センタ側テレビ端末と、要介護者側テレビ端末に電話回
線を介して接続され、要介護者毎のデータである介護者
データや支援センタの運営上のデータである運営上デー
タを管理する介護システム管理部とを有する構成を備え
ている。
【0009】これにより、ホームヘルパの業務効率を向
上できる在宅介護支援システムが得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、支援センタ側装置と要介護者側装置とを有する在宅
介護支援システムであって、要介護者側装置は、音声・
画像データを送受信する端末制御部とビデオカメラとタ
ーミナルアダプタとから成る要介護者側テレビ端末を有
し、支援センタ側装置は、音声・画像データを送受信す
る中央制御部とビデオカメラとターミナルアダプタとか
ら成り、要介護者側テレビ端末にISDN等の回線網を
介して接続された支援センタ側テレビ端末と、要介護者
側テレビ端末に電話回線を介して接続され、要介護者毎
のデータである介護者データや支援センタの運営上のデ
ータである運営上データを管理する介護システム管理部
とを有することとしたものであり、音声データ、画像デ
ータが双方向通信され、介護システム管理部により各種
データが処理されるという作用を有する。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、要介護者側装置は、音声データ、画像
データの送信を制御するプライバシーボタンと通信を接
断するコールボタンとから成り、要介護者側テレビ端末
の本体をリモートで制御する要介護者専用遠隔操作部を
有することとしたものであり、プライバシーボタンによ
りプライバシーの保護がなされ、コールボタンにより通
信の接断がなされるという作用を有する。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、要介護者専用遠隔操作部は、支援セン
タ側テレビ端末からのコールであるセンタコールに対し
ては要介護者側テレビ端末からの音声データ、画像デー
タの送信を停止させ、センタコールに対してプライバシ
ーボタンを1回押すと音声データのみを送信させ、セン
タコールに対してプライバシーボタンを更に1回押すと
音声データ、画像データを送信させ、センタコールに対
してプライバシーボタンをまた更に1回押すと音声デー
タ、画像データの送信を停止させ、要介護者側テレビ端
末からのコールである要介護者コールに対しては要介護
者テレビ端末から音声データ、画像データを送信させ、
要介護者コールに対してプライバシーボタンを1回押す
と音声データ、画像データの送信を停止させ、要介護者
コールに対してプライバシーボタンを更に1回押すと音
声データを送信させ、要介護者コールに対してプライバ
シーボタンをまた更に1回押すと音声データ、画像デー
タを送信させることとしたものであり、要介護者のプラ
イバシーが要介護者の意思に応じて保護されるという作
用を有する。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、支援センタ側テレビ端末は、要介護者
専用遠隔操作部におけるプライバシーボタンの機能を解
消するか否かを制御することができることとしたもので
あり、例えば緊急通報時においてプライバシー機能が無
効とされるという作用を有する。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、要介護者側装置は、緊急の際にボタン
を押すと無線信号を送出する携帯用緊急通報ペンダント
と、携帯用緊急通報ペンダントから送出された無線信号
を受信し、電話回線網を介して、支援センタ側装置の介
護システム管理部へ送信する宅内送信用端末とを有する
こととしたものであり、要介護者の緊急通報が支援セン
タ側装置の介護システム管理部に入力されるという作用
を有する。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項7に記載
の発明において、宅内送信用端末は、要介護者側テレビ
端末の端末制御部にRS−232C等のインタフェース
電線により接続されることとしたものであり、緊急通報
が要介護者側テレビ端末に入力されるという作用を有す
る。
【0016】請求項7に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、介護システム管理部は、緊急を通報す
るための表示装置とスピーカとを有することとしたもの
であり、表示および音声により緊急通報がなされるとい
う作用を有する。
【0017】請求項8に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、宅内送信用端末は、携帯用緊急通報ペ
ンダントから送出された無線信号を受信したとき自動的
に、支援センタ側テレビ端末を呼び出すための呼出し信
号をインタフェース電線を介して要介護者側テレビ端末
の端末制御部へ送出することとしたものであり、緊急通
報時は要介護者コールとなって自動的にプライバシー保
護機能が解除されるという作用を有する。
【0018】請求項9に記載の発明は、請求項5乃至8
のいずれか1に記載の発明において、介護システム管理
部は、緊急通報があり且つ緊急通報後の所定時間内に要
介護者側テレビ端末からの接続が無い場合、支援センタ
側テレビ端末未使用時には通報のあった要介護者を自動
的に呼び出し、支援センタ側テレビ端末使用時には現通
信を切断後直ちに通報のあった要介護者を自動的に呼び
出すと共に、要介護者側テレビ端末のプライバシー保護
機能を無効にすることとしたものであり、緊急通報時に
は要介護者コールが無くてもプライバシー保護機能が解
除されるという作用を有する。
【0019】請求項10に記載の発明は、請求項1に記
載の発明において、要介護者側テレビ端末は、定時的に
プライバシー保護機能を無効にすることができることと
したものであり、要介護者の見守りが定時的になされる
という作用を有する。
【0020】請求項11に記載の発明は、請求項1に記
載の発明において、支援センタ側テレビ端末は、要介護
者側テレビ端末のビデオカメラのパン、チルト、ズーム
および明度を制御できることとしたものであり、要介護
者の様子が見やすくなるという作用を有する。
【0021】請求項12に記載の発明は、請求項1に記
載の発明において、支援センタ側テレビ端末および要介
護者側テレビ端末は呼び出されたときに着呼を通知する
音を送出することとしたものであり、支援センタ側テレ
ビ端末からの音声データが突然、要介護者側テレビ端末
に送信されることが防止されるという作用を有する。
【0022】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図17を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1による在
宅介護支援システムを示す構成図である。図1におい
て、Aは支援センタ側装置、Bは要介護者側装置、1a
は支援センタ側テレビ端末を構成する中央制御部、1b
は要介護者側テレビ端末を構成する端末制御部、2はテ
レビ端末を構成するビデオカメラ、3は介護システム管
理部、4はRS−232C等のインタフェース電線、5
はテレビ端末を構成するターミナルアダプタ、6はマイ
ク、7は回路終端端末、8はISDN(回線網)、9は
要介護者専用遠隔操作部、10は表示部、11は携帯用
緊急通報ペンダント、12は緊急通報用の宅内送信用端
末、13は公衆電話回線、14はモデム、15、16は
RS−232C等のインタフェース電線であり、中央制
御部1aとビデオカメラ2とターミナルアダプタ5とは
支援センタ側テレビ端末を構成し、端末制御部1bとビ
デオカメラ2とターミナルアダプタ5とは要介護者側テ
レビ端末を構成する。
【0023】以上のように構成された在宅介護支援シス
テムについて、その動作を説明する。
【0024】中央制御部1a、端末制御部1bは、ビデ
オカメラ2から出力されるビデオ信号(画像信号)を入
力処理して画像圧縮処理を行い、音声を拾うマイク6か
ら出力される音声信号を入力処理してディジタル化した
後の圧縮処理を行い、圧縮された画像データ、音声デー
タと遠隔のテレビ端末を制御する制御データとを1つの
データにまとめて送信し、ビデオカメラ2のチルト、パ
ン、ズームおよび明度の制御を行う。また、中央制御部
1a、端末制御部1bは、介護システム管理部3や要介
護者専用遠隔操作部9からの制御信号を受け、その制御
信号毎に内部のマイコンが処理する。さらに、中央制御
部1a、端末制御部1bは、通信中の相手側から送られ
てくるデータを制御データと音声データと画像データと
に分ける。分けられた制御データは通信処理に使用さ
れ、音声データは伸長処理後にアナログ信号に変換して
内蔵スピーカから出力され、画像データは伸長処理後に
ビデオ信号として介護システム管理部3に接続されてい
るCRTや表示部10に入力され、画像として出力され
る。
【0025】ビデオカメラ2は、中央制御部1a、端末
制御部1bから制御され、動作範囲としては、パンが1
80度程度、チルトが上20度、下90度程度、ズーム
が10倍程度である。介護システム管理部3は、付属の
入力装置により、インタフェース電線4を介してテレビ
端末を制御したり、本体1からビデオ信号を入力して付
属のCRTに画像表示させたりする。
【0026】また、後に詳細に述べるが、支援センタ側
装置Aにおける緊急通報信号受信の際、テレビ端末の未
使用時には内部タイマで30秒程度計時したのち、緊急
通報の要介護者側のテレビ端末(要介護者側テレビ端
末)から支援センタ側テレビ端末が呼び出されないと
き、支援センタ側テレビ端末は、通報した要介護者側テ
レビ端末を呼び出す。テレビ端末の使用時には、支援セ
ンタ側装置Aを構成するCRTとテレビ端末の内蔵スピ
ーカとによりオペレータに緊急通報があったことを通知
し、オペレータは、現通信切断後、緊急通報信号受信か
ら30秒のちに自動的に、通報した要介護者側テレビ端
末を呼び出す。
【0027】回線終端端末7は、デジタル回線網ISD
N8の両端に配置され、ターミナルアダプタ5によりテ
レビ端末とISDN8とを接続する。ISDN8は1秒
間に最大128kビットのデータを転送できる回線網で
ある。要介護者専用遠隔操作部9は信号として赤外線や
無線信号(RF信号)を使用する。
【0028】図2(a)は要介護者専用遠隔操作部9を
示す平面図、図2(b)は要介護者専用遠隔操作部9を
示す側面図である。また、図3は要介護者専用遠隔操作
部9を示す回路図である。図2、図3において、17は
プライバシーボタン、18はコールボタンである。
【0029】このように構成された要介護者専用遠隔操
作部9の動作を図4、図5を用いて説明する。図4
(a)、(b)は支援センタ側テレビ端末からのコール
(センタコール)があったときの要介護者専用遠隔操作
部9の動作を示すフローチャート、図5(a)、(b)
は要介護者側テレビ端末からのコール(要介護者コー
ル)があったときの要介護者専用遠隔操作部9の動作を
示すフローチャートである。
【0030】まず、センタコールがあったときの動作に
ついて説明する。センタコールに対して最初は要介護者
側テレビ端末の音声データおよび画像データは転送され
ず(S1)、プライバシーボタン17を1回押すと、音
声データのみが転送され(S2)、もう1回押すと、音
声データも画像データも転送される(S3)。通信中に
更にもう1回押すと、ステップ1へ移行して、音声デー
タおよび画像データは転送されなくなる。このようにデ
ータ転送内容がサイクリックに変わる。また、コールボ
タン18を1回押すと、要介護者側テレビ端末から支援
センタ側テレビ端末を呼び出し(S11)、もう1回押
すと、接続している通信を切る(S12)。
【0031】次に、要介護者コールがあったときの動作
について説明する。要介護者コールに対して最初は要介
護者側テレビ端末の音声データおよび画像データは転送
され(S21)、プライバシーボタン17を1回押す
と、音声データも画像データも転送されず(S22)、
もう1回押すと、音声データのみが転送される(S2
3)。通信中に更にもう1回押すと、ステップ1へ移行
して、音声データも画像データも転送されるようにな
る。このようにデータ転送内容がサイクリックに変わ
る。また、コールボタン18を1回押すと、要介護者側
テレビ端末から支援センタ側テレビ端末を呼び出し(S
31)、もう1回押すと、接続している通信を切る(S
32)。
【0032】上記要介護者専用遠隔操作部9の特徴とし
て、まず必要最小限までボタンの数を減らしており、ま
た、それぞれのボタン17、18を区別できるように、
形状、色に特徴を持たせ、更に表示文字やボタン自体の
大きさをできるだけ大きくした。
【0033】図1で、緊急通報用に要介護者が携帯して
いる緊急通報ペンダント11のボタンを押すと、無線信
号により、宅内のどこで押されても、宅内送信用端末1
2に受信される。宅内送信用端末12からの出力信号の
一方は公衆電話回線13、モデム14を介して介護シス
テム管理部3へ送信される。モデム14と介護システム
管理部3との間はRS−232C等のインタフェース電
線16で接続されている。もう一方は要介護者側テレビ
端末の端末制御部1bへRS−232C等のインタフェ
ース電線15を介して送信される。これを受けた要介護
者側テレビ端末の本体1は直ちに支援センタ側テレビ端
末を呼び出す。
【0034】このとき、支援センタ側テレビ端末が未使
用のときはそのまま接続されるが、使用時には接続する
ことができない。そこで、介護システム管理部3は、緊
急通報信号をモデム14から受信したとき、支援センタ
側テレビ端末が使用中か否かを判別し、使用の際には付
属の内蔵スピーカやCRTを用いて、緊急であることを
支援センタ側装置Aのオペレータに通知し、オペレータ
が現通信を切断すると、自動的に介護システム管理部3
が緊急通報を出した要介護者側テレビ端末を呼び出す。
このとき、緊急通報が届いて30秒程度経過した時点で
呼出しを行う。
【0035】これは、要介護者側テレビ端末からの呼出
し失敗後、要介護者側テレビ端末が正常状態に戻るため
の猶予時間を置くためである。
【0036】次に、プライバシー解除の手順を従来の場
合を含めて図6〜図19により説明する。図18
(a)、(b)、図19(a)、(b)は従来の場合を
示し、この従来の在宅介護支援システムでは、支援セン
タ側装置100から要介護者側装置200を呼び出す
と、お互いの音声データおよび画像データが接続と同時
に転送され、要介護者のプライバシーを無視したシステ
ムとなっている。つまり、支援センタ側装置100から
呼び出されたとき、要介護者が更衣中であろうと睡眠中
であろうとどんな場合でも支援センタ側装置100で見
ることができてしまう。
【0037】図6(a)、(b)、(c)は支援センタ
側装置Aにおけるプライバシー解除の手順を示す手順図
であり、図7(a)、(b)、(c)は要介護者側装置
Bにおけるプライバシー解除の手順を示す手順図であ
る。図6、図7において、中央制御部1a、端末制御部
1b、ビデオカメラ2、介護システム管理部3、インタ
フェース電線4、ターミナルアダプタ5、表示部10は
図1と同様のものなので、同一符号を付し、説明は省略
する。支援センタ側装置Aから要介護者をセンタコール
により呼び出したとき、まず要介護者側装置Bでは、表
示部10に要介護者専用遠隔操作部9の操作方法を文字
表示させる(図7(a)参照)。そのテロップと支援セ
ンタ側装置Aからの指示とに従って要介護者が要介護者
専用遠隔操作部9のプライバシーボタン(話す/映すボ
タン)17を1回押すと、支援センタ側装置Aに要介護
者側装置Bの音声データ(すなわち要介護者による音声
データ)が転送され始め(図6(b)参照)、もう1回
押すと、音声・画像データが転送され始める(図6
(c)参照)。その時点で初めてプライバシーが解除さ
れたことになる。このような手順とすることにより、要
介護者は自分の意思でプライバシーを保護することにな
る。
【0038】図10は、定時でない通常の支援センタ側
装置Aからのセンタコールの場合のデータ転送手順を示
す手順図である。まず、接続後(S41)、支援センタ
側装置Aの時刻データ(タイマデータ)を要介護者側装
置Bに転送する(S42)。
【0039】要介護者側装置Bでは、予め設定された時
刻範囲内であるか否かを転送された時刻データと比較し
て判定し、定時でないと判定したら定時コールでない認
識データを支援センタ側装置Aに転送する(S43)。
その後、電話の場合と同じように、呼び出されたことを
知らせる呼出し音データを転送し(S44)、更にその
後、要介護者専用遠隔操作部9の操作を指示する支援セ
ンタ側装置Aからの音声・テロップデータを順次、要介
護者側装置Bに転送する(S45)。プライバシーボタ
ン17を押す回数により音声データまたは画像データが
転送され(S46)、コールボタン18を押す回数によ
り通信が接続、切断されることは前述した通りである
(S47)。
【0040】図8(a)、(b)は要介護者側テレビ端
末からのコール(要介護者コール)の場合の支援センタ
側装置Aの動作を示す説明図であり、図9(a)、
(b)は要介護者側テレビ端末からのコールの場合の要
介護者側装置Bの動作を示す説明図である。図8
(a)、図9(a)は要介護者コール前の状態、図8
(b)、図9(b)は要介護者コール後の状態を示す。
図8、図9において、中央制御部1a、端末制御部1
b、ビデオカメラ2、介護システム管理部3、インタフ
ェース電線4、ターミナルアダプタ5、表示部10は図
1と同様のものなので、同一符号を付し、説明は省略す
る。まず、要介護者専用遠隔操作部9のプライバシーボ
タン17を1回押すと(すなわち要介護者コールを行う
と)、支援センタ側装置Aに接続され、それと同時にお
互いの音声データ、画像データが転送され始める(図8
(b)、図9(b)参照)。要介護者側装置Bからの呼
出しは、要介護者が意識した中で接続されるので、プラ
イバシー保護の必要性は無い。
【0041】センタコールにおいて、痴呆性の要介護者
等を対象に見守りの機能が重要となる場合がある。図
6、図7で示した手順では、要介護者の操作が無くては
見守り機能を果たすことができない。そこで、要介護者
との事前協議に基づき、了解を得た時刻のみにプライバ
シー保護機能を取り去って要介護者側装置Bに自動的に
接続することが必要となる。これを図12(a)、
(b)、図13(a)、(b)に示す。図12(a)、
(b)は了解を得た時刻のみにプライバシー保護機能を
取り去って要介護者側装置Bに自動的に接続する場合の
支援センタ側装置Aの状態を示す説明図であり、図13
(a)、(b)は了解を得た時刻のみにプライバシー保
護機能を取り去って要介護者側装置Bに自動的に接続す
る場合の要介護者側装置Bの状態を示す説明図であり、
図12(a)、図13(a)はタイマ動作により定時に
自動的にセンタコールする前の状態を示し、図12
(b)、図13(b)はタイマ動作により定時に自動的
にセンタコールした後の状態を示す。
【0042】図12、図13において、中央制御部1
a、端末制御部1b、ビデオカメラ2、介護システム管
理部3、インタフェース電線4、ターミナルアダプタ
5、表示部10は図1と同様のものなので、同一符号を
付し、説明は省略する。
【0043】図11は、定時の支援センタ側装置Aから
のセンタコールの場合のデータ転送手順を示す手順図で
ある。まず、接続後(S51)、支援センタ側装置Aの
時刻データ(タイマデータ)を要介護者側装置Bに転送
する(S52)。要介護者側装置Bでは、予め設定され
た時刻範囲内であるか否かを転送された時刻データと比
較して判定し、定時であると判定したら定時コール認識
データを支援センタ側装置Aに転送する(S53)。そ
の後、電話の場合と同じように、呼び出されたことを知
らせる呼出し音データを転送し(S54)、お互いに音
声・画像データを転送する(S55)。コールボタン1
8を押す回数により通信が接続、切断されることは前述
した通りである(S56)。
【0044】また、図10、11で同様に説明している
のだが、突然センタ側の音声が要介護者側で出ると、要
介護者に異様な緊張を与えたり、不安な気持にさせてし
まう。よって、ステップ44、ステップ54のように電
話のような呼び出し音を数回鳴らすことで、要介護者に
準備の気持を持たせ安心して使用してもらえる。
【0045】次に、緊急通報時の動作について説明す
る。見守り機能と同様に緊急通報時もプライバシー保護
は不必要となる。図14(a)、(b)、図15
(a)、(b)は緊急通報時の要介護者側装置Bからの
要介護者コール接続の手順を示す手順図であり、図14
(a)、(b)は支援センタ側装置Aにおける手順を示
し、図15(a)、(b)は要介護者側装置Bにおける
手順を示す。図14、図15において、中央制御部1
a、端末制御部1b、ビデオカメラ2、介護システム管
理部3、インタフェース電線4、ターミナルアダプタ
5、表示部10は図1と同様のものなので、同一符号を
付し、説明は省略する。
【0046】図14、図15で、要介護者側装置Bの携
帯用緊急通報ペンダント11を押して緊急を通報した場
合、まず宅内送信用端末12からインタフェース電線1
5を介して要介護者側テレビ端末の本体1に支援センタ
側装置Bを呼び出す命令データが転送される。図14
(a)、図15(a)は命令データ転送前の状態を示
し、図14(b)、図15(b)は命令データ転送後の
状態を示す。その後は、図8、図9の場合と同様であ
る。ただし、呼出しの際に支援センタ側装置Aが別な相
手と通信中の場合には接続することができない。その場
合はコールのリトライを数度設けてもよいが、リトライ
する方法とは別の方法を図16、図17に示す。
【0047】図16(a)、(b)、図17(a)、
(b)は緊急通報時の支援センタ側装置Aからのセンタ
コール接続の手順を示す手順図であり、図16(a)、
(b)は支援センタ側装置Aにおける手順を示し、図1
7(a)、(b)は要介護者側装置Bにおける手順を示
す。図16、図17において、中央制御部1a、端末制
御部1b、ビデオカメラ2、介護システム管理部3、イ
ンタフェース電線4、ターミナルアダプタ5、表示部1
0は図1と同様のものなので、同一符号を付し、説明は
省略する。図16、図17に示すように、まず、宅内送
信用端末12から公衆電話回線13、モデム14、イン
タフェース電線16を介して介護システム管理部3に緊
急通報信号が転送される。この緊急通報信号には相手先
情報も含まれている。緊急通報信号が介護システム管理
部3に転送されると、支援センタ側装置Aでは、介護シ
ステム管理部3の内蔵スピーカやCRT等でオペレータ
に緊急通報があったことを通知し、オペレータが現通信
を切断すると、自動的に緊急通報先が呼び出される。こ
のとき、要介護者側テレビ端末のプライバシー保護機能
は最初から解除された状態となる。すなわち、宅内送信
用端末12、インタフェース電線15を介して緊急通報
信号を受信した要介護者側テレビ端末の端末制御部1b
はプライバシー保護機能を解除する。
【0048】以上のように本実施の形態によれば、支援
センタ側テレビ端末と要介護者側テレビ端末とを回線網
を介して接続し、支援センタ側装置Aとしては介護シス
テム管理部3を備え、また要介護者側装置Bとしては要
介護者専用遠隔操作部9と、宅内送信用端末12を介し
て要介護者側テレビ端末の端末制御部1bに接続される
と共に電話回線13を介して介護システム管理部3に接
続される携帯用緊急通報ペンダント11とを備えたこと
により、お互いの音声・画像データの送受信と介護シス
テム管理部3でのデータ処理が可能となり、ホームヘル
パの業務効率を向上することができ、またプライバシー
ボタン17を設けた要介護者専用遠隔操作部9により要
介護者のプライバシーを保護することができ、要介護者
が了解した定時の見守りや携帯用緊急通報ペンダント1
1による緊急通報においてプライバシー保護機能を解除
することにより要介護者の様子を見ることができる。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明の在宅介護支援シス
テムによれば、音声データ、画像データを双方向通信
し、介護システム管理部により各種データを処理するこ
とができるので、ホームヘルパの業務効率を向上させる
ことができるという有利な効果が得られる。
【0050】また、プライバシーボタンとコールボタン
とから成り、テレビ端末の本体をリモートで制御する要
介護者専用遠隔操作部を有することにより、プライバシ
ーボタンによりプライバシーを保護することができ、コ
ールボタンにより通信を接断することができるという有
利な効果が得られる。
【0051】さらに、センタコールおよび要介護者コー
ルがあったときにプライバシーボタンを押す回数によっ
て送信するデータ内容を変更することにより、プライバ
シーボタンを押す要介護者のプライバシーを要介護者の
意思に応じて保護することができるという有利な効果が
得られる。
【0052】さらに、要介護者専用遠隔操作部における
プライバシーボタンの機能を解消するか否かを制御する
ことができることにより、例えば緊急通報時においてプ
ライバシー機能が無効とされるという有利な効果が得ら
れる。
【0053】さらに、緊急の際にボタンを押すと無線信
号を送出する携帯用緊急通報ペンダントと、携帯用緊急
通報ペンダントから送出された無線信号を受信し、電話
回線網を介して、支援センタ側装置の介護システム管理
部へ送信する宅内送信用端末とを有することにより、要
介護者の緊急通報を支援センタ側装置の介護システム管
理部に送信することができ、介護システム管理部を介し
て通知、制御、記憶等を行うことができるという有利な
効果が得られる。
【0054】さらに、宅内送信用端末は、要介護者側テ
レビ端末の端末制御部にインタフェース電線により接続
されることにより、緊急通報信号を要介護者側テレビ端
末を介して支援センタ側装置に送信できるという有利な
効果が得られる。
【0055】さらに、介護システム管理部は、緊急を通
報するための表示装置とスピーカとを有することによ
り、表示、音声で緊急通報がなされるという有利な効果
が得られる。
【0056】さらに、宅内送信用端末は、携帯用緊急通
報ペンダントから送出された無線信号を受信したとき自
動的に、支援センタ側テレビ端末を呼び出すための呼出
し信号をインタフェース電線を介して要介護者側テレビ
端末の端末制御部へ送出することにより、緊急通報信号
は要介護者コールとなって自動的にプライバシー保護機
能が解除されるという有利な効果が得られる。
【0057】さらに、介護システム管理部は、通報のあ
った要介護者を自動的に呼び出すと共に、要介護者側テ
レビ端末のプライバシー保護機能を無効にすることによ
り、緊急通報時には要介護者コールが無くてもプライバ
シー保護機能が解除されるという有利な効果が得られ
る。
【0058】さらに、要介護者側テレビ端末は、定時的
にプライバシー保護機能を無効にすることができること
により、要介護者の見守りを定時的に行うことができる
という有利な効果が得られる。
【0059】さらに、支援センタ側テレビ端末は、要介
護者側テレビ端末のビデオカメラのパン、チルト、ズー
ムおよび明度を制御できることにより、支援センタ側装
置から要介護者の様子を見やすくすることができるとい
う有利な効果が得られる。
【0060】さらに、支援センタ側テレビ端末および要
介護者側テレビ端末は呼び出されたときに着呼を通知す
る音を送出することにより、支援センタ側テレビ端末か
らの音声データが突然、要介護者側テレビ端末に送信さ
れることを防止することができるという有利な効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による在宅介護支援シス
テムを示す構成図
【図2】(a)要介護者専用遠隔操作部を示す平面図 (b)要介護者専用遠隔操作部を示す側面図
【図3】要介護者専用遠隔操作部を示す回路図
【図4】(a)支援センタ側テレビ端末からのコール
(センタコール)があったときの要介護者専用遠隔操作
部の動作を示すフローチャート (b)支援センタ側テレビ端末からのコール(センタコ
ール)があったときの要介護者専用遠隔操作部の動作を
示すフローチャート
【図5】(a)要介護者側テレビ端末からのコール(要
介護者コール)があったときの要介護者専用遠隔操作部
の動作を示すフローチャート (b)要介護者コールがあったときの要介護者専用遠隔
操作部の動作を示すフローチャート
【図6】(a)支援センタ側装置におけるプライバシー
解除の手順を示す手順図 (b)支援センタ側装置におけるプライバシー解除の手
順を示す手順図 (c)支援センタ側装置におけるプライバシー解除の手
順を示す手順図
【図7】(a)要介護者側装置におけるプライバシー解
除の手順を示す手順図 (b)要介護者側装置におけるプライバシー解除の手順
を示す手順図 (c)要介護者側装置におけるプライバシー解除の手順
を示す手順図
【図8】(a)要介護者側テレビ端末からのコール(要
介護者コール)の場合の支援センタ側装置の動作を示す
説明図 (b)要介護者コールの場合の支援センタ側装置の動作
を示す説明図
【図9】(a)要介護者側テレビ端末からのコールの場
合の要介護者側装置の動作を示す説明図 (b)要介護者側テレビ端末からのコールの場合の要介
護者側装置の動作を示す説明図
【図10】定時でない通常の支援センタ側装置からのセ
ンタコールの場合のデータ転送手順を示す手順図
【図11】定時の支援センタ側装置からのセンタコール
の場合のデータ転送手順を示す手順図
【図12】(a)了解を得た時刻のみにプライバシー保
護機能を取り去って要介護者側装置に自動的に接続する
場合の支援センタ側装置の状態を示す説明図 (b)了解を得た時刻のみにプライバシー保護機能を取
り去って要介護者側装置に自動的に接続する場合の支援
センタ側装置の状態を示す説明図
【図13】(a)了解を得た時刻のみにプライバシー保
護機能を取り去って要介護者側装置に自動的に接続する
場合の要介護者側装置の状態を示す説明図 (b)了解を得た時刻のみにプライバシー保護機能を取
り去って要介護者側装置に自動的に接続する場合の要介
護者側装置の状態を示す説明図
【図14】(a)緊急通報時の要介護者側装置からの要
介護者コール接続の手順を示す手順図 (b)緊急通報時の要介護者側装置からの要介護者コー
ル接続の手順を示す手順図
【図15】(a)緊急通報時の要介護者側装置からの要
介護者コール接続の手順を示す手順図 (b)緊急通報時の要介護者側装置からの要介護者コー
ル接続の手順を示す手順図
【図16】(a)緊急通報時の支援センタ側装置からの
センタコール接続の手順を示す手順図 (b)緊急通報時の支援センタ側装置からのセンタコー
ル接続の手順を示す手順図
【図17】(a)緊急通報時の支援センタ側装置からの
センタコール接続の手順を示す手順図 (b)緊急通報時の支援センタ側装置からのセンタコー
ル接続の手順を示す手順図
【図18】(a)従来の在宅介護支援システムの支援セ
ンタ側装置を示す説明図 (b)従来の在宅介護支援システムの支援センタ側装置
を示す説明図
【図19】(a)従来の在宅介護支援システムの要介護
者側装置を示す説明図 (b)従来の在宅介護支援システムの要介護者側装置を
示す説明図
【符号の説明】
A 支援センタ側装置 B 要介護者側装置 1a 中央制御部 1b 端末制御部 2 ビデオカメラ 3 介護システム管理部 4、15、16 インタフェース電線 5 ターミナルアダプタ 6 マイク 7 回路終端端末 8 ISDN(回線網) 9 要介護者専用遠隔操作部 10 表示部 11 携帯用緊急通報ペンダント 12 宅内送信用端末 13 公衆電話回線 14 モデム 17 プライバシーボタン 18 コールボタン

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支援センタ側装置と要介護者側装置とを有
    する在宅介護支援システムであって、前記要介護者側装
    置は、音声・画像データを送受信する端末制御部とビデ
    オカメラとターミナルアダプタとから成る要介護者側テ
    レビ端末を有し、前記支援センタ側装置は、音声・画像
    データを送受信する中央制御部とビデオカメラとターミ
    ナルアダプタとから成り、前記要介護者側テレビ端末に
    ISDN等の回線網を介して接続された支援センタ側テ
    レビ端末と、前記要介護者側テレビ端末に電話回線を介
    して接続され、要介護者毎のデータである介護者データ
    や支援センタの運営上のデータである運営上データを管
    理する介護システム管理部とを有することを特徴とする
    在宅介護支援システム。
  2. 【請求項2】前記要介護者側装置は、音声データ、画像
    データの送信を制御するプライバシーボタンと通信を接
    断するコールボタンとから成り、前記要介護者側テレビ
    端末の本体をリモートで制御する要介護者専用遠隔操作
    部を有することを特徴とする請求項1に記載の在宅介護
    支援システム。
  3. 【請求項3】前記要介護者専用遠隔操作部は、支援セン
    タ側テレビ端末からのコールであるセンタコールに対し
    ては前記要介護者テレビ端末からの音声データ、画像デ
    ータの送信を停止させ、前記センタコールに対して前記
    プライバシーボタンを1回押すと音声データのみを送信
    させ、前記センタコールに対して前記プライバシーボタ
    ンを更に1回押すと音声データ、画像データを送信さ
    せ、前記センタコールに対して前記プライバシーボタン
    をまた更に1回押すと音声データ、画像データの送信を
    停止させ、要介護者側テレビ端末からのコールである要
    介護者コールに対しては前記要介護者テレビ端末からの
    音声データ、画像データを送信させ、前記要介護者コー
    ルに対して前記プライバシーボタンを1回押すと音声デ
    ータ、画像データの送信を停止させ、前記要介護者コー
    ルに対して前記プライバシーボタンを更に1回押すと音
    声データのみを送信させ、前記要介護者コールに対して
    前記プライバシーボタンをまた更に1回押すと音声デー
    タ、画像データを送信させることを特徴とする請求項2
    又は3に記載の在宅介護支援システム。
  4. 【請求項4】前記支援センタ側テレビ端末は、前記要介
    護者専用遠隔操作部におけるプライバシーボタンの機能
    を解消するか否かを制御することができることを特徴と
    する請求項2に記載の在宅介護支援システム。
  5. 【請求項5】前記要介護者側装置は、緊急の際にボタン
    を押すと無線信号を送出する携帯用緊急通報ペンダント
    と、前記携帯用緊急通報ペンダントから送出された無線
    信号を受信し、前記電話回線網を介して、前記支援セン
    タ側装置の介護システム管理部へ送信する宅内送信用端
    末とを有することを特徴とする請求項1に記載の在宅介
    護支援システム。
  6. 【請求項6】前記宅内送信用端末は、前記要介護者側テ
    レビ端末の端末制御部にRS−232C等のインタフェ
    ース電線により接続されることを特徴とする請求項5に
    記載の在宅介護支援システム。
  7. 【請求項7】前記介護システム管理部は、緊急を通報す
    るための表示装置とスピーカとを有することを特徴とす
    る請求項5に記載の在宅介護支援システム。
  8. 【請求項8】前記宅内送信用端末は、前記携帯用緊急通
    報ペンダントから送出された無線信号を受信したとき自
    動的に、前記支援センタ側テレビ端末を呼び出すための
    呼出し信号を前記インタフェース電線を介して前記要介
    護者側テレビ端末の端末制御部へ送出することを特徴と
    する請求項6に記載の在宅介護支援システム。
  9. 【請求項9】前記介護システム管理部は、緊急通報があ
    り且つ緊急通報後の所定時間内に前記要介護者側テレビ
    端末からの接続が無い場合、前記支援センタ側テレビ端
    末未使用時には通報のあった要介護者を自動的に呼び出
    し、前記支援センタ側テレビ端末使用時には現通信を切
    断後直ちに通報のあった要介護者を自動的に呼び出すと
    共に、前記要介護者側テレビ端末のプライバシー保護機
    能を無効にすることを特徴とする請求項5乃至8のいず
    れか1に記載の在宅介護支援システム。
  10. 【請求項10】前記要介護者側テレビ端末は、定時的に
    プライバシー保護機能を無効にすることができることを
    特徴とする請求項1に記載の在宅介護支援システム。
  11. 【請求項11】前記支援センタ側テレビ端末は、前記要
    介護者側テレビ端末のビデオカメラのパン、チルト、ズ
    ームおよび明度を制御できることを特徴とする請求項1
    に記載の在宅介護支援システム。
  12. 【請求項12】前記支援センタ側テレビ端末および前記
    要介護者側テレビ端末は呼び出されたときに着呼を通知
    する音を送出することを特徴とする請求項1に記載の在
    宅介護支援システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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