JPH1023456A - Secam信号処理回路 - Google Patents

Secam信号処理回路

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Publication number
JPH1023456A
JPH1023456A JP8170287A JP17028796A JPH1023456A JP H1023456 A JPH1023456 A JP H1023456A JP 8170287 A JP8170287 A JP 8170287A JP 17028796 A JP17028796 A JP 17028796A JP H1023456 A JPH1023456 A JP H1023456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
secam
mute
rec
Prior art date
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Pending
Application number
JP8170287A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Kusaka
修一 久坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP8170287A priority Critical patent/JPH1023456A/ja
Publication of JPH1023456A publication Critical patent/JPH1023456A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SECAM信号の記録時にクロマ信号とクロ
マ信号との間に不要成分が発生するのを防止する。 【解決手段】 記録用のSECAMクロマ信号の振幅制
限を行うリミッタ(3)と、該リミッタ(3)からのS
ECAMクロマ信号を1/4の周波数に分周する分周回
路(4)と、該分周回路(4)からのSECAMクロマ
信号に周波数特性を付与するRECイコライザ回路(1
1)と、該RECイコライザ回路(11)からのSEC
AMクロマ信号に対して同期信号期間に相当する期間に
ミュートを行うミュート回路(15)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用VTRに用
いられるSECAM信号処理回路に関するもので、特
に、SECAM信号の記録時にクロマ信号とクロマ信号
との間に不要成分が発生するのを防止したSECAM信
号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のSECAM信号処理回路
を示すもので、記録モードを示している。入力端子
(1)にはベースバンドの記録用のSECAMビデオ色
(クロマ)信号が印加される。フィルタ(2)はベルフ
ィルタであり色信号の周波数特性をフラットにするもの
である。
【0003】抽出された4.40MHZ,4.25MHZの色信号は、
リミッタ増幅器(3)で分周に耐えうるようにアンプさ
れる。アンプされた色信号は、低域記録のために1/4分
周回路(4)で1/4に分周される。分周された色信号
は、フィルタ(5)で周波数特性を持たせるようにした
後、出力回路(6)に印加される。出力回路(6)は、
信号発生禁止回路として動作するものである。
【0004】一方、リミッタ増幅器(3)の出力信号
は、SECAM信号判別回路(7)でSECAM信号で
あるか否かが判別される。SECAM信号判別回路
(7)は、バースト期間に存在する4.40MHZ,4.25MHZの
色信号の周波数を識別することでSECAM信号である
か否かを判別する。SECAM信号判別回路(7)の判
別出力信号は、出力回路(6)に印加されるとともに端
子(8)に導出される。
【0005】出力回路(6)は、信号発生禁止回路とし
て動作するものであり、SECAM信号判別回路(7)
の判別出力信号がSECAM信号でないことを判別して
いる時には信号が発生するのを禁止する動作を行う。そ
の結果、不要信号が出力端子(9)に発生することはな
くなる。又、端子(8)に得られる判別信号は、マイク
ロコンピュータ(図示せず)に印加され、マイクロコン
ピュータがVTR全体のシステムをSECAM記録状態
に切り換える。
【0006】図2の1/4分周回路(4)、フィルタ
(5)及び出力回路(6)の関係を図3に詳細に示す。
図3では1/4分周回路(4)とフィルタ(5)との間に
シンクゲート回路(10)を有する。又、フィルタ(B
PF)(5)と出力回路(6)との間にRECイコライ
ザ回路(11)を備える。シンクゲート回路(10)
は、1/4分周回路(4)からのSECAMクロマ信号に
対して同期信号期間に相当する期間にミュートを行うも
ので、ミュートによりノイズ除去を行っている。
【0007】又、RECイコライザ回路(11)は、S
ECAMクロマ信号にベルフィルタと同様な周波数特性
を付与するものである。その様子を図4に示す。図4
(a)は、図2の入力端子(1)に印加されるベースバ
ンドの記録用のSECAMビデオクロマ信号を示す。図
4(a)の信号は、リミッタ増幅器(3)で増幅されて
図4(c)のようになる。リミッタ増幅器(3)で信号
を増幅すると、クロマ信号の終わりの時点から次のクロ
マ信号の始まりの時点までの期間t1では本来無信号で
あるが、無信号でも実際にはわずかなノイズ成分が存在
しており、該ノイズ成分が増幅されると図4(c)の期
間t1のように大なるノイズが発生してしまう。
【0008】そこで、前記大なるノイズを除去する目的
で図3のシンクゲート回路(10)が配置されている。
シンクゲート回路(10)は、図3のパルス伸張回路
(12)からゲート信号を供給され、該ゲート信号期間
中のノイズを低減させる。又、図4(b)の水平同期信
号は、図3の端子(13)に印加されパルス伸張回路
(12)でパルス伸張され図4(f)のようになる。そ
して、図4(f)のゲート信号に従って、図4(c)の
期間t1のノイズは図4(d)のように大幅に低減され
る。
【0009】そして、図4(d)の信号は、フィルタ
(5)及びRECイコライザ回路(11)を介して出力
回路(6)に印加される。従って、図2の装置によれ
ば、記録用のSECAMビデオ色(クロマ)信号を適切
に記録することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3の
装置ではRECイコライザ回路(11)が周波数特性を
入力信号に対して行うと、RECイコライザ回路(1
1)のQ(先鋭度)が高いため高周波成分が強調され
て、不要成分が発生してしまう恐れがあった。その様子
を図4(e)に示す。RECイコライザ回路(11)の
出力信号は、図4(e)に示す波形となる。図4(d)
の信号レベルの急激に変化する部分において不要成分が
発生する。図4(e)の信号は、この後、輝度信号や同
期信号と加算されてビデオテープに記録されるが、不要
成分Aは前記同期信号の立ち上がり位置とオーバーラッ
プしてしまう。そのため、前記同期信号の立ち上がり位
置に変動を及ぼすこととなり、この信号をVTRで再生
するとTV画面にジッタが発生してしまう、という問題
があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の点に鑑
みなされたもので、記録用のSECAMクロマ信号の振
幅制限を行うリミッタと、該リミッタからのSECAM
クロマ信号を1/4の周波数に分周する分周回路と、該
分周回路からのSECAMクロマ信号に周波数特性を付
与するRECイコライザ回路と、該RECイコライザ回
路からのSECAMクロマ信号に対して同期信号期間に
相当する期間にミュートを行うミュート回路とを備える
ことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のSECAM信号
処理回路を示すもので、(14)は端子(13)からの
水平同期信号のパルス幅を伸張し、シンクゲート回路
(10)にゲートパルスを印加するパルス伸張回路、
(15)はパルス伸張回路(14)からのゲート信号に
応じて入力信号のミュートを行うミュート回路である。
【0013】尚、図1において、図3と同一の回路ブロ
ックについては同一の符号を付し、説明を省略する。図
1のパルス伸張回路(14)は、シンクゲート回路(1
0)にゲートパルスを印加するとともにミュート回路
(15)にミュート信号を印加する。該ミュート信号
は、RECイコライザ回路(11)からのSECAMク
ロマ信号に対して同期信号期間に相当する期間に発生す
る。従って、図4の期間t1の間で、ノイズが発生する
ことはなくなる。
【0014】その様子を図4(g)に示す。パルス伸張
回路(14)からは図4(f)に示すミュート信号が発
生する。このため、図4(e)の信号は、図4(g)の
如くなる。このため、図4(e)の信号中の不要成分A
がミューテイングされる。図1ではシンクゲート回路
(10)へのゲートパルスと、ミュート回路(15)へ
のミュート信号は同じ信号を使用しているので、素子数
の増加が少ないという利点を有する。一般に水平同期信
号は、立ち上がりエッジが利用されるので、ミュート信
号は、前記立ち上がりタイミングが含まれるようにタイ
ミング設定する。
【0015】従って、図1の回路によれば、RECイコ
ライザ回路(11)のQに起因する不要成分を削減でき
る。図5は、図1のパルス伸張回路(14)の具体回路
例である。図5の入力端子(20)には図6(a)に示
す水平同期信号が印加される。図6(a)の水平同期信
号は、第1遅延回路(21)で時間t2だけ遅延され図
6(b)のようになる。図6(b)の信号は、RS−F
F(22)のセット端子Sに印加される。
【0016】又、図6(b)の信号は、第2遅延回路
(23)で時間t3だけ遅延され図6(c)のようにな
る。RS−FF(22)は、図6(c)の信号の立ち上
がりでリセットされ、図6(b)の信号の立ち上がりで
セットされるので、RS−FF(22)のQの反転出力
は、図6(d)のようになる。図6(d)のパルスは、
図6(a)に比べて前後にパルス幅が伸張されている。
従って、図4(b)と図4(f)の関係となるパルス幅
伸張ができる。
【0017】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、ミュ
ート回路によりRECイコライザ回路に起因する不要成
分を削減しているので、SECAMクロマ信号を記録再
生しても同期信号の立ち上がり位置に変動が生ずること
がなくなり、TV画面にジッタが発生してしまうことが
ない。
【0018】又、本発明によれば、シンクゲート回路へ
のゲートパルスと、ミュート回路へのミュート信号を同
じ信号を使用できるので、素子数の増加が少ないという
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のSECAM信号処理回路を示すブロッ
ク図である。
【図2】従来のSECAM信号処理回路を示すブロック
図である。
【図3】従来のSECAM信号処理回路の説明に供する
ブロック図である。
【図4】図1及び図3の説明に供するための波形図であ
る。
【図5】本発明のパルス伸張回路(14)の具体回路図
である。
【図6】図5の説明に供するための波形図である。
【符号の説明】
(3) リミッタ増幅器 (4) 1/4分周回路 (11) RECイコライザ回路 (15) ミュート回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録用のSECAMクロマ信号の振幅制
    限を行うリミッタと、 該リミッタからのSECAMク
    ロマ信号を1/4の周波数に分周する分周回路と、 該分周回路からのSECAMクロマ信号に周波数特性を
    付与するRECイコライザ回路と、 該RECイコライザ回路からのSECAMクロマ信号に
    対して同期信号期間に相当する期間にミュートを行うミ
    ュート回路とを備えることを特徴とするSECAM信号
    処理回路。
  2. 【請求項2】記録用のSECAMクロマ信号の振幅制限
    を行うリミッタと、 該リミッタからのSECAMクロマ信号を1/4の周波
    数に分周する分周回路と、 該分周回路からのSECAMクロマ信号に対して同期信
    号期間に相当する期間にミュートを行うシンクゲート回
    路と、 該シンクゲート回路からのSECAMクロマ信号に周波
    数特性を付与するRECイコライザ回路と、 該RECイコライザ回路からのSECAMクロマ信号に
    対して同期信号期間に相当する期間にミュートを行うミ
    ュート回路とを備えることを特徴とするSECAM信号
    処理回路。
JP8170287A 1996-06-28 1996-06-28 Secam信号処理回路 Pending JPH1023456A (ja)

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