JPH10233955A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

Info

Publication number
JPH10233955A
JPH10233955A JP9037708A JP3770897A JPH10233955A JP H10233955 A JPH10233955 A JP H10233955A JP 9037708 A JP9037708 A JP 9037708A JP 3770897 A JP3770897 A JP 3770897A JP H10233955 A JPH10233955 A JP H10233955A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
data
buffer
circuit
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9037708A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Kawai
久 川井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9037708A priority Critical patent/JPH10233955A/ja
Priority to US09/018,006 priority patent/US6437824B1/en
Priority to EP98102119A priority patent/EP0858215A3/en
Publication of JPH10233955A publication Critical patent/JPH10233955A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラヘッド分離型の撮像装置において、カ
メラヘッドと信号処理部との間の距離を長くしようとす
ると信号にノイズがのってしまう欠点があった。又、ケ
ーブルが太くなってしまう欠点があった。 【解決手段】 カメラヘッド分離型の撮像装置におい
て、カメラヘッドと信号処理部との間の制御データの電
送を垂直ブランキング期間に行なうようにした。又、そ
のためにカメラヘッド部と信号処理部の双方にバッファ
を設けることによって各種の制御データを垂直ブランキ
ング期間に送ることが出来るようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮像装置、特に撮像
部と信号処理部が分離された撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の撮像装置ではVCR等で
代表されるように撮像部と信号処理部が一体になってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、市場に
おいて様々な使用形態に対向するためには、用途に合っ
た特性の小型のカメラヘッドと、それらに適した信号処
理を行なう信号処理部とを分離し、その間を使用条件に
合った長さのケーブルによって接続することが望まれて
いる。しかしながら、VCR等の回路構成のまま撮像部
と信号処理部を分離してしまうと、撮像部のコントロー
ラと信号処理部のコントローラとの間で互いに送受信す
る制御データが画像信号に漏れ込み画像信号の品質を下
げてしまう。
【0004】また、これを回避するために、信号のアイ
ソレートをあげるためにシールドを厳重に行えば改善で
きるが、双方を接続するケーブルがそのために太く硬く
なり使い勝手が悪いものになってしまう。
【0005】そこで、本発明はこのような問題を解決し
た撮像装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明では撮像部と信号処理部とのデータのやり取りを
画像信号の無い垂直帰線期間に行うとともに、データを
画像信号の信号線に重畳することにより双方を接続する
ケーブル内の信号線を減らすことにより、さらに柔軟な
ケーブルで撮像部と信号処理部を接続することができる
撮像装置を得るようにした。
【0007】更にそのために、撮像部、信号処理部にそ
れぞれバッファ手段とを備えることを特徴とする。
【0008】即ち請求項1の撮像装置は、被写体を映像
信号に変換する撮像手段を有する撮像部と、該撮像部か
らの映像信号を処理すると共に撮像部との間で制御信号
を送受信する信号処理部と、前記撮像部と信号処理部と
の間に設けられた通信路とを有する撮像装置において、
前記撮像部と信号処理部にそれぞれ第1、第2のバッフ
ァを設けると共に前記撮像部と前記信号処理部の間の前
記制御信号の送受信を前記第1、第2のバッファを用い
て映像ブランキング期間に行なわせるように制御する制
御手段を有することを特徴とする。
【0009】又請求項2の撮像装置では更に、前記制御
手段は前記第1、第2のバッファを介して映像ブランキ
ング期間の内の互いに異なる位置で双方向通信を行なう
ものであることを特徴とする。
【0010】又請求項3の撮像装置では更に前記制御手
段は前記第1、第2のバッファの間で制御信号を通信す
る速度を前記第1、第2のバッファにそれぞれ撮像部、
信号処理部からの制御データを取り込む速度よりも早く
したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の撮像装置の実施例につい
て説明する。
【0012】図1は第1の実施例の構成を示すブロック
図である。
【0013】図1において、10は撮像部、20は信号
処理部、30は撮像部10と信号処理部20を接続する
ケーブル、101は光電変換手段としての例えばCC
D、102は後述する発振回路のクロックCLK1を基
に後述する同期信号に同期してCCDのドライブ信号や
後述するCDS/AGC回路のクランプ/サンプリング
/ブランキングパルスを出力するタイミングジェネレー
タ(TG)、103はCCD101で光電変換された信
号をTG102のサンプリングパルスで水平方向の黒レ
ベル部をクランプし、撮像した画像信号および垂直・水
平方向の黒レベル部をサンプリングし後述するマイコン
104からの制御信号に応じた増幅率で増幅するととも
にTG102のブランキングパルスで画像または黒レベ
ル信号以外の部分をブランキングして出力するCDS/
AGC回路、104は撮像部を制御するマイコン、10
5は信号処理部から送られてくる同期信号を受け水平同
期信号、垂直同期信号に分離しTGに出力するととも
に、該2つの同期信号を用いて後述する送信トリガ信号
をバッファ回路109に出力する同期信号分離回路、1
06はTGから出力されるクロックCLK1をバッファ
回路109と信号処理部に出力するクロックドライバ回
路、107はCDS/AGC回路103から出力された
画像信号を信号処理部20に出力する画像信号ドライバ
回路、108は発振回路、109はマイコンからの送信
データを一時ラッチし、また信号処理部から送られてき
た信号を一時ラッチするバッファ回路である。
【0014】201は信号処理部20、撮像部10で用
いる基準信号を撮像部10から送られてくるクロックを
基に生成するSSG回路、202は信号処理部20を制
御するマイコン、203は撮像部10のドライバ107
から送られてくる画像信号を受け取るバッファ回路、2
04はバッファ回路203の出力をSSG201からの
サンプリングパルスを用いて予め定められた一定電圧に
クランプするクランプ回路、205はクランプ回路20
4の出力信号をアンプ211の出力信号を用いてA/D
変換するA/D変換回路、206はマイコン202から
の信号により27万画素のCCDからの信号を処理する
のか41万画素のCCDからの信号を処理するのかのモ
ード設定されるとともにA/D変換回路205の出力信
号をアンプ211から出力される信号を用いてデジタル
信号処理するDSP(ディジタルシグナルプロセッサ)
回路、209はDSP206の出力信号をD/A変換す
るD/A変換回路、210はD/A変換回路の出力信号
をドライブし後述する出力端子402より出力するビデ
オ信号ドライバ回路、208はSSG201から出力さ
れる同期信号を撮像部10に出力する同期信号ドライバ
回路、211は撮像部のドライバ回路106から出力さ
れたクロック信号を増幅しSSG201、A/D変換回
路205、DSP206、バッファ回路214に出力す
る増幅回路、212は後述する電源入力端子401から
入力された電源をレギュレートするレギュレータ、21
3はマイコン202の制御信号を基に撮像部に送る電源
を制御する電源スイッチ、214はマイコン202から
撮像部に送られる制御データを一時ラッチし撮像部から
送られてきたデータを一時ラッチするバッファ回路であ
る。
【0015】301は信号処理部から撮像部に送られる
電源、302は信号処理部から撮像部に送られる同期信
号、303は撮像部から信号処理部に送られる画素クロ
ック信号、304は撮像部から信号処理部に送られる画
像信号、305は撮像部から信号処理部に送られるデー
タ信号、306は信号処理部から撮像部に送られる制御
信号、307は信号処理部と撮像部の基準電位を共通化
するグランド、401は外部から供給されるDC電源が
入力される電源入力端子、402は撮像した映像信号を
出力する映像信号出力端子である。
【0016】次に、動作について説明する。
【0017】まず、DC電源が入力端子401から入力
されるとその電源がレギュレータ212に供給され、信
号処理部20に予め定められた電源電圧が供給される。
電源が供給されると、マイコン202が立ち上がりイニ
シャライズを行う。マイコン202のイニシャライズが
終了するとマイコン202はコントローラ信号251を
用いて電源スイッチ213を切り替えて撮像部10にも
電源を供給する。撮像部10に電源が供給されると撮像
部のマイコン104が立ち上がりイニシャライズを行
う。また、発振回路108が発振を開始し、クロックが
TG102より出力されドライバ106、信号線30
3、信号処理部20のアンプ211を介してSSG20
1に供給される。SSG201は、供給されたクロック
を基に同期信号を出力し、垂直同期信号をバッファ21
4へ、また同期信号をバッファ208、信号線302を
介して撮像部10へ供給され、更に同期分離回路105
を介して水平同期信号と垂直同期信号をTG102へ、
垂直同期信号をバッファ109へ供給する。
【0018】イニシャライズが終了したマイコン104
はTG102にシャッタースピードの初期値(1/60
秒)、CDS/AGC回路に増幅率の初期値(OdB)
を送り撮像部の初期化を行うとともに、信号処理部10
のマイコンにイニシャライズが終了したイニシャライズ
完了コマンドとともに撮像部に特有のデータ(CCDの
特性データ、CCDの画素数、ズームレンズの有無、ズ
ームレンズの特性等)を出力する。
【0019】この出力データは、バッファ109に一時
蓄積され、マイコン104からのデータエンドコマンド
が入力されると、バッファ105から出力される送信ト
リガ信号(垂直同期信号)のタイミングで、ドライバ1
06のクロックに同期して信号処理部20に出力され
る。
【0020】信号処理部のバッファ214は、送られて
きた信号をアンプ211のクロックを基にラッチし蓄積
し、SSG201から出力される垂直信号を基にマイコ
ン202に出力する。このデータを基にマイコン202
はSSG201、DSP206の設定を行う。(この
後、信号処理部20のマイコン202から撮像部10の
マイコンへSSG、DSPのモード設定終了の信号が送
られるが、その送信手順は、次に示すデータの送信手順
と同一なので、次のデータの送信手順に含めて説明す
る。)
【0021】また、CCD101で光電変換された信号
はCDS/ADC回路103により増幅されバッファ回
路107を介して信号処理部20に送られる。画像信号
は信号線304を介してバッファ203に送られ、バッ
ファ203からクランプ回路204に送られる。クラン
プ回路204では、SSG201から出力されるクラン
プパルスにより予め定められた電圧(たとえば黒レベ
ル)にクランプされ出力される。クランプ回路204の
出力信号はA/D変換回路205に入力され、DSP2
06に送られる。DSP206では、マイコン202に
よって設定されたモードで信号処理を行い、映像信号を
生成するとともに、映像信号の明るさの平均や映像信号
に含まれる高周波信号のレベルを検出してマイコンに送
る。マイコン202はDSP206から送られてきた映
像信号の明るさの平均値と予め定められた目標値との差
を算出し、また、高周波成分のレベルを記録するととも
に、前回のフレームでの高周波成分のレベルと比較して
増えたか減ったかを算出し、それらの結果から信号レベ
ルを上げ下げする。
【0022】また、フォーカスを至近側等に移動する等
のデータをバッファ214に出力しデータ信号の出力が
終わったらバッファ回路214へデータエンド信号を出
力する。バッファ回路214はデータエンド信号を受け
取るとSSG201から出力される送信トリガ信号に同
期して撮像部10のバッファ回路109に出力する。
【0023】ここで、この送信データの出力タイミング
について図2を用いて説明する。
【0024】まず1フィールド分の画像データがDSP
206に入力されるとDSP206内部で入力された1
フィールドの画像データのそれぞれの画素の明るさの平
均値(実際は1画素分のデータが入力され、一連の信号
処理−例えば、γ処理ホワイトバランス等の色処理−が
終わるごとにその値を加算して最後に画素数で割って求
める)を求めてそれが算出されるとDSP206からマ
イコンにそのデータが出力される。
【0025】また、DSP206内で予めマイコンから
指定されている、映像信号中の予め定められた周波数以
上の信号を抜き出してその信号レベルを検出し、その値
をマイコンに出力する。
【0026】DSPはハードロジックで信号処理を行な
う為に高速に処理できるがそれぞれの処理ステップが異
なる為にそれぞれのデータはそれぞれ異なったタイミン
グで出力される。また、マイコン内部でもそれぞれを別
のステップで算出処理する為に異なったタイミングで出
力される。さらに、上記で割愛したSSG201,DS
P206のモード設定終了信号や、この実施例の図面に
は示していないが、信号処理部のマイコンには、外部か
らの操作指示信号が入力される。これは、撮像部に取付
けられているズームレンズを動かしてズーミングすると
かワイドに引くとかいう操作指示である。
【0027】これらが、それぞれ異なるタイミングでマ
イコンからバッファ214に出力されバッファ214は
内部バッファにそれぞれのデータ信号をラッチし、SS
G201から出力される出力トリガ信号を受け取ると、
アンプ/コンパレータ211から出力されるクロック信
号を基に信号線306を介して撮像部のバッファ109
に送出する。
【0028】図2は撮像部と信号処理部との間の制御デ
ータのやりとりを示すタイミングチャートで、実施例で
示した信号処理部のマイコンから撮像部へ送信する送信
データについて、そのもとになっているDSPから入力
されたデータを基にマイコンから各種の送信データがバ
ッファ214に送られバッファ214から出力される信
号との関係を示したタイムチャートである。(また、撮
像部のマイコンからもアイリス値、信号増幅率値、レン
ズの位置データ等が同様の処理を施されて出力される
が、省略した。)
【0029】図2におけるタイムチャートからも分かる
通り、マイコン202からバッファ214に出力される
データ期間に対して、バッファ214から信号線306
を介して出力するデータの出力期間が短いのは、マイコ
ン202の入出力データレート(約0.4mbps)に
対してバッファ214、109間のデータ入出力レート
(約4Mbps)が早い為である。
【0030】バッファ回路109はバッファ回路214
と同じ手順でデータをマイコン104に送出する。マイ
コン104は送られてきた明るさデータの目標値との差
分データからTG102によるCCDの撮像期間(シャ
ッタースピード)およびCDS/AGC回路103の増
幅率を修正する。また、図示はしていないが、フォーカ
スレンズがある場合には、フォーカスレンズを至近側に
移動させる。
【0031】以上のような手順で、撮像部と信号処理部
との間の制御信号のやり取りを垂直帰線期間に集中させ
て行うことにより、同一ケーブル内を通っている画像信
号や水平同期信号(この記述では同期信号としてまとめ
ている)に不要なノイズを与えることなく制御データの
通信を行うことができる。また、動作説明中では制御デ
ータをクロックのレートで送るように説明しているが、
撮像部、信号処理部それぞれで垂直同期信号の切り替わ
りを基にクロックを分周しそれを基にデータを送受信し
ても充分垂直帰線期間に通信を行なう様にしてもよい。
【0032】次に図3は第2実施例を示す図で、図1と
同一番号のものは同じ構成を示す。
【0033】121はバッファ109と動作は同一であ
るが、出力が後述する加算回路122に入力されてい
る。122はCDS/AGC回路103の出力信号にバ
ッファ121の出力信号を加算しデータがLOWの期間
は黒レベルでHIGHの期間は白レベルにする加算回
路、バッファ221は動作はバッファ214と同一であ
るが、入力信号が撮像部から専用の信号線を介してでは
なくA/D変換回路205のたとえば最上位ビットデー
タ信号出力から入力されている。
【0034】次に図3に基づいて第2の実施例を説明す
る。
【0035】各部のイニシャライズや信号のやり取りは
ほとんど同じなので、異なる部分に付いて記述する。撮
像部のマイコン104から出力されたデータはバッファ
121に一時ラッチされ、垂直同期信号のタイミングで
加算回路122に出力される。加算回路122はCDS
/AGC回路103の出力信号にバッファ回路121か
らのデータ信号をある一定レベルの大きさで加算し信号
処理部に出力する。この加算回路の実施例を図4と図5
に示す。
【0036】図4はCDS/AGC回路103からの出
力信号をNPNトランジスタ400、PNPトランジス
タ401で増幅しており両者の電位差は2Vbcとなり
約1.4Vとなる。通常はNPNトランジスタ400の
出力信号を用いて出力しており、バッファ回路121か
らHIGHの信号がきたときにスイッチ402でPNP
トランジスタ401の出力に切り替えることにより出力
トランジスタ403のエミッタには約1.4Vの振幅で
データ信号が加算されたことになる。
【0037】また図5では、バッファ回路121からの
信号によりトランジスタスイッチ500がON/OFF
切り替えられ、通常信号がLOWのときにはトランジス
タはON状態になっているので、トランジスタ501に
は電流が流れた状態になっている。501は2つのトラ
ンジスタがミラー接続されているので、2つのトランジ
スタのコレクタにはほとんど同じ電流が流れ、その電流
分だけR1で電圧降下された画像信号がトランジスタ5
02のベースに供給される。ここで、バッファ回路12
1からの信号がHIGHに変わると500はOFF状態
となり501には電流が流れなくなる。これにより、R
1に流れる電流はTR124のベース電流だけになりほ
とんど電流が流れないのでR1による電圧降下は無視で
きる値となる。この二つの状態により502の出力段に
は(R1)×(Vdd−Vbc)/R2の電位差がバッ
ファ回路121の出力信号に応じ発生する。(たとえ
ば、電源電圧が5V、R1=330Ω、R2=1kΩと
すると約1.4Vの電位差が発生する。)
【0038】以上のようにして加算されたデータ信号
は、CDS/AGC回路103の出力信号とともに信号
線304を介してバッファ203に入力され、クランプ
回路204を介してA/D変換回路205に入力される
とともにディジタルデータに変換される。
【0039】ここで、CDS/AGC回路103の出力
信号の振幅は約1.5Vp−pであるので、A/D変換
回路205のダイナミックレンジも1.5Vに設定され
ており、画像信号に加算されたデータは最上位ビットに
出力されることになる。この最上位ビットはDSP20
6に送られるとともにバッファ回路221にも送られ、
実施例1と同ようにバッファ回路221に一時蓄積され
マイコン202に出力される。また、マイコン202か
らマイコン104への通信方法は実施例1と同じである
ので省略する。
【0040】次に図6は第3の実施例を説明する図で、
図6において、(図1、図3と同一番号のものは省略す
る)131はバッファ121と同じバッファ回路である
が、第1、第2実施例では信号処理部20から入力され
ていたデータ信号が、後述するコンパレータ134の出
力から入力されている。
【0041】132は基準電圧源、133は信号線30
4の信号のLOWレベルを基準電圧源132の基準電圧
を基に一定にレベルにクランプする(例えばダイオー
ド)クランプ回路、134は基準電圧源を基にした電圧
とクランプ回路133からの信号とを比較しコンパレー
トするコンパレータ回路、135は信号線304の特定
インピーダンスとの整合を取るためのインピーダンスマ
ッチング抵抗、231はバッファ221と同じバッファ
であり、出力信号が後述するドライバ回路232に出力
されるように構成されているバッファ回路、232は信
号線304にバッファ回路231からのデータ信号に基
づいて予め定められた値の電流を出力しデータ信号を重
畳させるカレントドライブ回路、233は信号線304
の特定インピーダンスとの整合をとるためのマッチング
抵抗、234は6dBアンプ回路である。
【0042】図7はカレントドライブ回路232の構成
例を示す図で、図7において、Rは抵抗、TRはトラン
ジスタ、TA231はI/Fバッファ231からカレン
トドライブ回路に接続されている信号線である。また、
TR231はスイッチング用のトランジスタ、TR23
2はカレントミラー接続されたトランジスタである。
【0043】図8は第3の実施例に於けるタイミングチ
ャートを示す図であり、図8において、(a)画像信号
はCDS/AGC回路103から出力される画像信号で
ある。
【0044】(b)はバッファ105からバッファ12
1に送られる送信開始トリガ信号としての垂直同期信号
である。(c)は水平同期信号、(d)はバッファ13
1から出力された、撮像部のマイコンから信号処理部の
マイコンへ送るデータ信号であり、(e)は信号処理部
20のSSG201からバッファ231に送られる送信
開始トリガ信号、(f)はバッファ231から出力され
た信号処理部20のマイコンから撮像部のマイコンへ送
るデータ信号、(g)は信号線304に画像信号と双方
からのデータ信号が重畳された状態を示した信号波形で
ある。
【0045】次に図6〜図8を用いて第3の実施例を説
明する。
【0046】各部のイニシャライズ等は第2の実施例と
同様なので、異なる部分について記述する。
【0047】まず、通常の信号部分の送信状態では加算
回路122の出力信号はマッチング抵抗135を介して
信号線304に出力され、信号処理部20に送られる。
信号処理部20では、入力された信号はマッチング抵抗
233を介して終端される。
【0048】また、画像信号部分ではバッファ回路23
1からカレントドライブ回路232へ送信データは出力
されないので撮像部から送られてきた信号が6dBアン
プ回路234に入力される。マッチング抵抗233で終
端された画像信号は6dBアンプ回路234に入力され
2倍に増幅されてクランプ回路204に送られる。これ
により、実施例1及び実施例2と同じ信号レベルでクラ
ンプ回路204に入力されることになりこれ以降は第
1、第2の実施例の説明と同じである。
【0049】データの通信部分を説明すると、撮像部か
らのCDS/AGC回路103の出力信号へのデータ加
算方法は実施例2と同じであるが、加算期間が約22.
5ライン(1.43msec)ある垂直帰線期間の例え
ば前半9ライン(572μsec)に限定されており、
バッファ131が信号処理部に出力するデータに用いる
クロック周波数で送信できるデータ数が限定されるが、
送信クロックとしてTGのクロックを4分周したものを
用いても1200ビット以上のデータ送信が可能である
ので実用上は問題がない。
【0050】信号処理部20では、送られてきた信号
を、終端抵抗233により振幅レベルは半分に減少する
が、6dBアンプ234により加算回路122の出力部
と同一レベルに復帰するので、実施例2と同様にA/D
変換回路205の最上位ビットを用いてデータを復帰さ
せることができ、バッファ231に一時蓄積しマイコン
202に出力される。
【0051】一方信号処理部から撮像部へのデータの送
信方法は、バッファ回路231から出力されたデータ信
号に基づいて終端抵抗233の終端電圧をカレントドラ
イブ回路232を用いて一定電圧上下させることにより
信号線304にデータを重畳し撮像部に送っている。
【0052】次に図7の回路動作を簡単に説明すると、
バッファ回路231から出力されたデータ信号が端子T
A231に入力されるとTR231のトランジスタがO
Nになりカレントミラーを構成しているTR232に電
流を流す。これにより信号線304には (Ra/2)×(Vdd−Vbe)/R231 だけの電圧シフトが生じる。つまりデータパルスが重畳
されることになる。この場合、Raはマッチング抵抗の
値であるが一般的に75Ω等の低いレベルの抵抗が使わ
れるので、あまり大きなレベルのパルスを重畳するには
大電流を必要とするので好ましくなく、加算レベルは約
0.5V程度である。(電源電圧を5Vとすると、R2
31は680Ω程度となる。)
【0053】また、図8に示すようにここでデータを送
信するのは、垂直帰線期間の後半の9H期間であり、こ
のタイミングはSSG201より入力する送信開始パル
スをその分遅くしたものにすればよい。
【0054】次に撮像部の受信方法は、信号線304の
信号の基底部分を基準電圧源132を基にクランプ回路
133がクランプし、コンパレータ134は、そのクラ
ンプされた信号と基準電圧とを比較して信号処理部のカ
レントドライブ回路232で重畳したデータ信号を検出
して分離しバッファ回路131に出力する。バッファ回
路131はコンパレータ回路134から出力される信号
の垂直帰線期間の後半部分のデータのみをゲートをかけ
て取り出し、マイコンに出力する。
【0055】以上のように垂直帰線期間に撮像部と信号
処理部とのデータのやり取りを時分割して行うことによ
り画像信号に不要なノイズを加えることなくケーブルを
用いて撮像部を離れた位置まで引き伸ばすことができ
る。
【0056】尚、このような双方向の往と復のデータ通
信を垂直期間単位で交互に行なうことにより時分割とし
ても良い。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、垂直帰線期間にデ
ータ信号のやり取りを行うことにより画像信号にノイズ
を加えることなく撮像部をケーブルで引き伸ばすことが
できる。また、実施例2及び実施例3で示したように画
像信号の垂直帰線期間にデータ信号を重畳させることに
より信号処理部と撮像部をつなぐ信号線の本数が少なく
てすむので、より細く柔軟なケーブル双方を接続するこ
とができるので使い勝手を向上することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例図。
【図2】第1実施例のタイミング図。
【図3】本発明の第2の実施例図。
【図4】加算回路122の第1の構成例を示す図。
【図5】加算回路122の第1の構成例を示す図。
【図6】本発明の第3の実施例図。
【図7】カレントドライブ回路の構成例を示す図。
【図8】第3実施例のタイミング図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を映像信号に変換する撮像手段
    を有する撮像部と、該撮像部からの映像信号を処理する
    と共に撮像部との間で制御信号を送受信する信号処理部
    と、前記撮像部と信号処理部との間に設けられた通信路
    とを有する撮像装置において、 前記撮像部と信号処理部にそれぞれ第1、第2のバッフ
    ァを設けると共に前記撮像部と前記信号処理部の間の前
    記制御信号の送受信を前記第1、第2のバッファを用い
    て映像ブランキング期間に行なわせるように制御する制
    御手段を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は前記第1、第2のバッフ
    ァを介して映像ブランキング期間の内の互いに異なる位
    置で双方向通信を行なうものであることを特徴とする請
    求項1の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は前記第1、第2のバッフ
    ァの間で制御信号を通信する速度を前記第1、第2のバ
    ッファにそれぞれ撮像部、信号処理部からの制御データ
    を取り込む速度よりも早くしたことを特徴とする請求項
    1の撮像装置。
JP9037708A 1997-02-07 1997-02-21 撮像装置 Withdrawn JPH10233955A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9037708A JPH10233955A (ja) 1997-02-21 1997-02-21 撮像装置
US09/018,006 US6437824B1 (en) 1997-02-07 1998-02-03 Image pickup apparatus and system
EP98102119A EP0858215A3 (en) 1997-02-07 1998-02-06 Image pickup apparatus and method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9037708A JPH10233955A (ja) 1997-02-21 1997-02-21 撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10233955A true JPH10233955A (ja) 1998-09-02

Family

ID=12505035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9037708A Withdrawn JPH10233955A (ja) 1997-02-07 1997-02-21 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10233955A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6421093B1 (en) 1998-10-02 2002-07-16 Nec Corporation Device for storing, decoding, and displaying images including automatic selection of particular digital image information
JP2002524949A (ja) * 1998-09-10 2002-08-06 シリコン・イメージ,インコーポレーテッド デジタルデータストリームの映像帰線消去期間を用いた双方向データ伝送
US7839961B2 (en) 2005-02-25 2010-11-23 Sony Corporation Communication timing changing method and device
JP2011160158A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Toshiba Corp 撮像装置、及び撮像素子

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002524949A (ja) * 1998-09-10 2002-08-06 シリコン・イメージ,インコーポレーテッド デジタルデータストリームの映像帰線消去期間を用いた双方向データ伝送
JP2014064298A (ja) * 1998-09-10 2014-04-10 Silicon Image Inc デジタルデータストリームの映像帰線消去期間を用いた双方向データ伝送
US6421093B1 (en) 1998-10-02 2002-07-16 Nec Corporation Device for storing, decoding, and displaying images including automatic selection of particular digital image information
US7839961B2 (en) 2005-02-25 2010-11-23 Sony Corporation Communication timing changing method and device
JP2011160158A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Toshiba Corp 撮像装置、及び撮像素子

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100362606B1 (ko) 화상입력장치, 화상입력시스템, 화상송/수신시스템, 화상입력방법 및 기억매체
US7551196B2 (en) Endoscope apparatus
US7591599B2 (en) Digital camera system and digital camera
US20010050713A1 (en) Device and method for generating timing signals of different kinds
US6437824B1 (en) Image pickup apparatus and system
JP2007104623A (ja) 映像信号伝送システム、撮像装置、信号処理装置および映像信号伝送方法
JPH10233955A (ja) 撮像装置
JP2001086394A (ja) 撮像装置
JP2008117304A (ja) 電源装置及び電力制御方法
CN100373919C (zh) 图像信号处理装置以及图像信号处理方法
US7486316B2 (en) Image pickup device
JP2970092B2 (ja) ビデオカメラ
JP2006180293A (ja) ヘッド分離型単板式カラーカメラ装置
JP4508603B2 (ja) 撮像装置を備えた電子内視鏡システム
JP2677118B2 (ja) 固体撮像装置
JPH07107362A (ja) ビデオカメラ
JPH11341337A (ja) 信号処理装置、撮像システム、及び位相同期方法
JPH1032747A (ja) カメラ装置
JP2526467Y2 (ja) 撮像装置
JP3351804B2 (ja) ビデオカメラ装置
JP2000092351A (ja) マルチヘッドカメラシステム
JP2021111926A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2009303145A (ja) 信号伝送システム
JPH06276529A (ja) 固体撮像素子を用いた撮像装置
KR100223351B1 (ko) 분리형비디오카메라

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040511