JPH10233617A - アンテナ - Google Patents
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- JPH10233617A JPH10233617A JP10022082A JP2208298A JPH10233617A JP H10233617 A JPH10233617 A JP H10233617A JP 10022082 A JP10022082 A JP 10022082A JP 2208298 A JP2208298 A JP 2208298A JP H10233617 A JPH10233617 A JP H10233617A
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- antenna
- ground plane
- dielectric
- impedance
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q9/00—Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
- H01Q9/04—Resonant antennas
- H01Q9/0407—Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
- H01Q9/045—Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna with particular feeding means
- H01Q9/0457—Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna with particular feeding means electromagnetically coupled to the feed line
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q9/00—Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
- H01Q9/04—Resonant antennas
- H01Q9/0407—Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
- H01Q9/0421—Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna with a shorting wall or a shorting pin at one end of the element
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Waveguide Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 改良した平面状逆F字型アンテナを提供す
る。 【解決手段】 本発明のアンテナ30は、開口42が形
成された接地面34と、発泡剤又は他の誘電体材料製の
第1誘電体36を介して配置された放射用パッチ38
と、フィードライン基板32とを有する。短絡ストリッ
プ40が、放射用パッチ38の一側を接地プレーン34
に、放射用パッチ38を主モードがヌルに相当する点で
短絡する。マイクロストリップのフィードライン44
は、接地プレーン34の反対側に第2誘電体32を介し
て配置される。
る。 【解決手段】 本発明のアンテナ30は、開口42が形
成された接地面34と、発泡剤又は他の誘電体材料製の
第1誘電体36を介して配置された放射用パッチ38
と、フィードライン基板32とを有する。短絡ストリッ
プ40が、放射用パッチ38の一側を接地プレーン34
に、放射用パッチ38を主モードがヌルに相当する点で
短絡する。マイクロストリップのフィードライン44
は、接地プレーン34の反対側に第2誘電体32を介し
て配置される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルラー、個人通
信サービス(PCS)及び他のワイヤレス通信装置に使
用されるアンテナに関し、特に、アンテナフィード内で
開口結合を利用した平面状逆F字型アンテナに関する。
信サービス(PCS)及び他のワイヤレス通信装置に使
用されるアンテナに関し、特に、アンテナフィード内で
開口結合を利用した平面状逆F字型アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤレス通信が引き続き成長すること
により、コンパクトで軽く様々な機能が実行できる基地
局、移動端末、及び他の通信端末が必要とされる。大幅
な小型化は、通信端末内の電子回路及び無線(RF回
路)の大部分を集積し、最小化することによりすでに達
成されている。しかし、従来のアンテナは、端末に比べ
て不当に大きいままである。これは、ダイバシティ、干
渉の低減、ビーム形成を行うために、複数のアンテナを
用いるような設計において特にいえることである。個人
用基地局、ポータブルハンドセット、及び他の通信用端
末に搭載される小型の従来のアンテナは、平面状逆F字
型アンテナ(Planar inverted-F antenna:PIFA)
である。
により、コンパクトで軽く様々な機能が実行できる基地
局、移動端末、及び他の通信端末が必要とされる。大幅
な小型化は、通信端末内の電子回路及び無線(RF回
路)の大部分を集積し、最小化することによりすでに達
成されている。しかし、従来のアンテナは、端末に比べ
て不当に大きいままである。これは、ダイバシティ、干
渉の低減、ビーム形成を行うために、複数のアンテナを
用いるような設計において特にいえることである。個人
用基地局、ポータブルハンドセット、及び他の通信用端
末に搭載される小型の従来のアンテナは、平面状逆F字
型アンテナ(Planar inverted-F antenna:PIFA)
である。
【0003】図1にこの従来技術に係る平面状逆F字型
アンテナ10を示す。この平面状逆F字型アンテナ10
は、接地プレーン12とLp×Wpの四角形の放射用パッ
チ14と幅Wpよりも狭い幅d1の短絡プレート16とを
有する。この短絡プレート16は、放射用パッチ14を
接地プレーン12に放射用パッチ14のTM100主モー
ド電界のヌルに沿って短絡している。このようにして、
この平面状逆F字型アンテナ10は、短絡プレート16
をTM100主モードのヌルで接続することにより、放射
用パッチ14の長さを半分にした四角形のマイクロスト
リップアンテナと見なせる。この短絡プレート16は、
放射用パッチ14を接地プレーン12の上で距離d2だ
け離してサポートしている。この放射用パッチ14に
は、接地プレーン12の裏面からのTEM伝送ライン1
8により短絡プレート16から距離d3だけ離れた場所
で信号が供給される。このTEM伝送ライン18は、幅
d4を有する外部導体22により包囲された内部導体2
0を有する。
アンテナ10を示す。この平面状逆F字型アンテナ10
は、接地プレーン12とLp×Wpの四角形の放射用パッ
チ14と幅Wpよりも狭い幅d1の短絡プレート16とを
有する。この短絡プレート16は、放射用パッチ14を
接地プレーン12に放射用パッチ14のTM100主モー
ド電界のヌルに沿って短絡している。このようにして、
この平面状逆F字型アンテナ10は、短絡プレート16
をTM100主モードのヌルで接続することにより、放射
用パッチ14の長さを半分にした四角形のマイクロスト
リップアンテナと見なせる。この短絡プレート16は、
放射用パッチ14を接地プレーン12の上で距離d2だ
け離してサポートしている。この放射用パッチ14に
は、接地プレーン12の裏面からのTEM伝送ライン1
8により短絡プレート16から距離d3だけ離れた場所
で信号が供給される。このTEM伝送ライン18は、幅
d4を有する外部導体22により包囲された内部導体2
0を有する。
【0004】図1の平面状逆F字型アンテナ10の詳細
な解析と動作は、K. HirasawaとM.Haneishi著のAnalysi
s, Design and Measurement of Small and Low-Profile
Antennas:Artech House,Norwood,MA,1992, Ch.5,pp.16
1-180を参照のこと。この平面状逆F字型アンテナ10
は特に、個人用基地局ハンドセット、他のワイヤレス通
信端末の使用に適している。理由は、このアンテナは小
型で広いバンド幅とほぼ均一なカバレッジを有し、図1
に示すような空隙(air dielectric)を用いて実現でき
るからである。平面状逆F字型アンテナ10のバンド幅
は、端末のハウジングの導電性シャーシを接地プレーン
12として用いることにより、さらに広げることができ
る。これは、放射用パッチ14が接地プレーン12とほ
ぼ同じ大きさを有し、接地プレーン12上に表面電流を
導入できることに起因している。
な解析と動作は、K. HirasawaとM.Haneishi著のAnalysi
s, Design and Measurement of Small and Low-Profile
Antennas:Artech House,Norwood,MA,1992, Ch.5,pp.16
1-180を参照のこと。この平面状逆F字型アンテナ10
は特に、個人用基地局ハンドセット、他のワイヤレス通
信端末の使用に適している。理由は、このアンテナは小
型で広いバンド幅とほぼ均一なカバレッジを有し、図1
に示すような空隙(air dielectric)を用いて実現でき
るからである。平面状逆F字型アンテナ10のバンド幅
は、端末のハウジングの導電性シャーシを接地プレーン
12として用いることにより、さらに広げることができ
る。これは、放射用パッチ14が接地プレーン12とほ
ぼ同じ大きさを有し、接地プレーン12上に表面電流を
導入できることに起因している。
【0005】図1の従来の平面状逆F字型アンテナ10
における問題点は、放電用パッチには信号がTEM伝送
ライン18により、あるいは同軸フィーダ線のような構
造体により提供される点である。これにより、平面状逆
F字型アンテナ(PIFA)の製造が難しくしなってい
る。その理由は、フィーダ線の相対的位置と特性を高精
度で実現しなければならず、外側導体と中心導体とは適
切に接続しなければならないからである。さらにまたT
EM伝送ラインと同軸フィーダ線のコスト及びそのコネ
クタは極めて高く、アンテナの残りの部分のコストの数
倍もする。さらにまた、TEM伝送ラインと同軸フィー
ダ線を使用することにより、この線の特性が製造中、あ
るいは製造後容易には調整することができず、アンテナ
のフィーダ線のチューニングのフレキシビリティを制限
してしまう。
における問題点は、放電用パッチには信号がTEM伝送
ライン18により、あるいは同軸フィーダ線のような構
造体により提供される点である。これにより、平面状逆
F字型アンテナ(PIFA)の製造が難しくしなってい
る。その理由は、フィーダ線の相対的位置と特性を高精
度で実現しなければならず、外側導体と中心導体とは適
切に接続しなければならないからである。さらにまたT
EM伝送ラインと同軸フィーダ線のコスト及びそのコネ
クタは極めて高く、アンテナの残りの部分のコストの数
倍もする。さらにまた、TEM伝送ラインと同軸フィー
ダ線を使用することにより、この線の特性が製造中、あ
るいは製造後容易には調整することができず、アンテナ
のフィーダ線のチューニングのフレキシビリティを制限
してしまう。
【0006】TEM伝送ライン、あるいは同軸フィーダ
線は、個人用基地局、ポータブルハンドセット、あるい
は他の通信用端末内の関連回路と相互接続することが難
しい。TEM伝送ライン、あるいは同軸フィーダ線を使
用することにより、この種の要因により、アンテナのコ
ストが不当に上昇し、多くの低価格のアプリケーション
には使用できないことになる。低コストで広いバンド幅
で且つ均一のカバレッジを有する平面状逆F字型アンテ
ナが、個人用基地局、ハンドセット、あるいは他の通信
用端末に具備することができる別のフィード(信号供給
メカニズム)が開発されることが望ましい。
線は、個人用基地局、ポータブルハンドセット、あるい
は他の通信用端末内の関連回路と相互接続することが難
しい。TEM伝送ライン、あるいは同軸フィーダ線を使
用することにより、この種の要因により、アンテナのコ
ストが不当に上昇し、多くの低価格のアプリケーション
には使用できないことになる。低コストで広いバンド幅
で且つ均一のカバレッジを有する平面状逆F字型アンテ
ナが、個人用基地局、ハンドセット、あるいは他の通信
用端末に具備することができる別のフィード(信号供給
メカニズム)が開発されることが望ましい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、従来の伝送ライン、あるいは同軸フィーダ線のコス
トを上回ることなく製造が単純で、端末回路に一体にく
む込むことができ、且つ同調、チューニングのフレキシ
ビリティを有する平面状逆F字型アンテナを提供するこ
とである。
は、従来の伝送ライン、あるいは同軸フィーダ線のコス
トを上回ることなく製造が単純で、端末回路に一体にく
む込むことができ、且つ同調、チューニングのフレキシ
ビリティを有する平面状逆F字型アンテナを提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の平面状逆F字型
アンテナは、従来の平面状逆F字型アンテナで通常用い
られていたTEM伝送ライン、あるいは同軸フィーダ線
の代わりに、開口結合(フィード)を用いる。
アンテナは、従来の平面状逆F字型アンテナで通常用い
られていたTEM伝送ライン、あるいは同軸フィーダ線
の代わりに、開口結合(フィード)を用いる。
【0009】本発明によれば、開口結合された平面状逆
F字型アンテナは、接地面の一側に第1誘電体を介して
配置された放射用パッチを有する。この第1誘電体は、
空隙(air dielectric)あるいは、発泡材又は他の適当
な誘電体材料製のアンテナ基板の一部である。短絡スト
リップが放射用パッチの一側を接地プレーンに接続し、
第1誘電体が空隙の場合には放射用パッチをサポートす
る。この短絡ストリップが放射用パッチを主モードがヌ
ルに相当する点で短絡し、その結果放射用パッチのサイ
ズは短絡ストリップがない場合に必要とされるパッチの
サイズに比べて2分の1に減少する。この短絡ストリッ
プは、四角形の放射用パッチ側に沿ったどの点で接続し
てもよい。例えばこの短絡ストリップは、エッジのほぼ
中点に接続してもよい。
F字型アンテナは、接地面の一側に第1誘電体を介して
配置された放射用パッチを有する。この第1誘電体は、
空隙(air dielectric)あるいは、発泡材又は他の適当
な誘電体材料製のアンテナ基板の一部である。短絡スト
リップが放射用パッチの一側を接地プレーンに接続し、
第1誘電体が空隙の場合には放射用パッチをサポートす
る。この短絡ストリップが放射用パッチを主モードがヌ
ルに相当する点で短絡し、その結果放射用パッチのサイ
ズは短絡ストリップがない場合に必要とされるパッチの
サイズに比べて2分の1に減少する。この短絡ストリッ
プは、四角形の放射用パッチ側に沿ったどの点で接続し
てもよい。例えばこの短絡ストリップは、エッジのほぼ
中点に接続してもよい。
【0010】マイクロストリップのフィードラインが、
接地プレーンの反対側に第2誘電体を介して配置され
る。この第2誘電体は、上部表面と下部表面を有するフ
ィードライン基板の一部で、接地プレーンはその上部表
面に、フィードラインは下部表面に形成されている。こ
のフィードラインを具備する基板は、従来のプリントワ
イヤリングボード材料を用いて形成してもよく、また個
人用基地局、ハンドセット、あるいは他の通信端末内の
プリントワイヤリングボードの一部でもよい。信号は、
放射用パッチとフィードラインとの間を、接地プレーン
に形成された開口を介して結合される。
接地プレーンの反対側に第2誘電体を介して配置され
る。この第2誘電体は、上部表面と下部表面を有するフ
ィードライン基板の一部で、接地プレーンはその上部表
面に、フィードラインは下部表面に形成されている。こ
のフィードラインを具備する基板は、従来のプリントワ
イヤリングボード材料を用いて形成してもよく、また個
人用基地局、ハンドセット、あるいは他の通信端末内の
プリントワイヤリングボードの一部でもよい。信号は、
放射用パッチとフィードラインとの間を、接地プレーン
に形成された開口を介して結合される。
【0011】本発明の平面状逆F字型アンテナは、従来
の伝送ライン、あるいは同軸フィーダ線に比べてコスト
の上昇を避けることができる。さらにまた、本発明の平
面状逆F字型アンテナは、従来の平面状逆F字型アンテ
ナよりもTEM伝送ライン(あるいは同軸フィーダ線)
の中心導体と外側導体の正確な位置配置と接合を必要と
しない点で、製造も容易である。さらにまた、開口結合
により調整がフィーダ線の長さと幅、開口の大きさと形
状、短絡ストリップの位置とサイズ、及びこの短絡スト
リップと開口等の近似性のようなアンテナパラメータに
調整が合わせやすい点で同調性が改善できる。
の伝送ライン、あるいは同軸フィーダ線に比べてコスト
の上昇を避けることができる。さらにまた、本発明の平
面状逆F字型アンテナは、従来の平面状逆F字型アンテ
ナよりもTEM伝送ライン(あるいは同軸フィーダ線)
の中心導体と外側導体の正確な位置配置と接合を必要と
しない点で、製造も容易である。さらにまた、開口結合
により調整がフィーダ線の長さと幅、開口の大きさと形
状、短絡ストリップの位置とサイズ、及びこの短絡スト
リップと開口等の近似性のようなアンテナパラメータに
調整が合わせやすい点で同調性が改善できる。
【0012】本発明の他の実施例によれば、マイクロス
トリップのフィードラインの一部を同調用突起部分とし
て用いることにより同調を改善できる。例えば、フィー
ドラインは、全長がLf+Ltの長さを有するよう構成
し、Lfはフィードラインの入力から開口までのフィー
ドラインの第1部分を、Ltは開口を越えてのびたフィ
ードラインの残りの同調用突起部分の長さとする。開口
を基準にしたフィードラインから見たインピーダンス
は、開口と放射用パッチの結合効果を現す等価インピー
ダンスZと、フィードラインの同調突起部分のインピー
ダンスの直列の組み合わせとして特徴づけることができ
る。
トリップのフィードラインの一部を同調用突起部分とし
て用いることにより同調を改善できる。例えば、フィー
ドラインは、全長がLf+Ltの長さを有するよう構成
し、Lfはフィードラインの入力から開口までのフィー
ドラインの第1部分を、Ltは開口を越えてのびたフィ
ードラインの残りの同調用突起部分の長さとする。開口
を基準にしたフィードラインから見たインピーダンス
は、開口と放射用パッチの結合効果を現す等価インピー
ダンスZと、フィードラインの同調突起部分のインピー
ダンスの直列の組み合わせとして特徴づけることができ
る。
【0013】それによりインピーダンスマッチングは、
等価インピーダンスZの実部をフィードラインの特性イ
ンピーダンスに等価となるよう選択し、一方を同調突起
部分のインピーダンスを等価インピーダンスZの虚部か
ら離れる(offset)よう選択することにより与えられ
る。実施例においては、2.0以上の電圧定在波比(vo
ltage standing wave ratio:VSWR)を与えるよう
なインピーダンスマッチングは2GHzオーダーの周波
数において約200MHzのバンド幅にわたって達成で
きる。
等価インピーダンスZの実部をフィードラインの特性イ
ンピーダンスに等価となるよう選択し、一方を同調突起
部分のインピーダンスを等価インピーダンスZの虚部か
ら離れる(offset)よう選択することにより与えられ
る。実施例においては、2.0以上の電圧定在波比(vo
ltage standing wave ratio:VSWR)を与えるよう
なインピーダンスマッチングは2GHzオーダーの周波
数において約200MHzのバンド幅にわたって達成で
きる。
【0014】本発明の平面状逆F字型アンテナは、従来
のTEM伝送ライン(あるいは同軸フィーダ線)にかか
るコストを回避でき、製造が容易で、同調が容易で従来
のフィーダ線を有する平面状逆F字型アンテナへの集積
が容易となる。さらにまた本発明によれば、平面状逆F
字型アンテナの小型、広いバンド幅、均一なカバレッジ
特徴を犠牲にすることなく上記のことが達成できる。
のTEM伝送ライン(あるいは同軸フィーダ線)にかか
るコストを回避でき、製造が容易で、同調が容易で従来
のフィーダ線を有する平面状逆F字型アンテナへの集積
が容易となる。さらにまた本発明によれば、平面状逆F
字型アンテナの小型、広いバンド幅、均一なカバレッジ
特徴を犠牲にすることなく上記のことが達成できる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明は、開口結合された平面状
逆F字型アンテナを例に説明しているが、本発明はこの
平面状逆F字型アンテナ構成に限定されるものではな
い。本明細書において平面状逆F字型アンテナとは、放
射状パッチが接地プレーン上方に配置され、少なくとも
1箇所で接地プレーンに短絡されているアンテナを意味
する。本明細書において開口等は、実施例に示された四
角形の開口のみならず、様々な他の形状、及び大きさの
開口を意味する。
逆F字型アンテナを例に説明しているが、本発明はこの
平面状逆F字型アンテナ構成に限定されるものではな
い。本明細書において平面状逆F字型アンテナとは、放
射状パッチが接地プレーン上方に配置され、少なくとも
1箇所で接地プレーンに短絡されているアンテナを意味
する。本明細書において開口等は、実施例に示された四
角形の開口のみならず、様々な他の形状、及び大きさの
開口を意味する。
【0016】用語「短絡ストリップ」は、金属製のスト
リップ、プレート、ピン、線、トレースのみならず、放
射用パッチを接地プレーンに短絡する導体を意味する。
例えば、本発明の開口結合された平面状逆F字型アンテ
ナで用いられる短絡ストリップは、図1の短絡プレート
16として示すような短絡プレートの形態でも実現でき
る。さらに用語「結合」とは、平面状逆F字型アンテナ
のフィードラインから放射用パッチへの伝送信号の結
合、及び放射用パッチからフィーダ線への受信信号の結
合を意味する。
リップ、プレート、ピン、線、トレースのみならず、放
射用パッチを接地プレーンに短絡する導体を意味する。
例えば、本発明の開口結合された平面状逆F字型アンテ
ナで用いられる短絡ストリップは、図1の短絡プレート
16として示すような短絡プレートの形態でも実現でき
る。さらに用語「結合」とは、平面状逆F字型アンテナ
のフィードラインから放射用パッチへの伝送信号の結
合、及び放射用パッチからフィーダ線への受信信号の結
合を意味する。
【0017】図2は、本発明の一実施例による開口結合
された平面状逆F字型アンテナ30の展開図である。同
図において開口結合された平面状逆F字型アンテナ30
は、フィードライン基板32、接地プレーン34、アン
テナ基板36とを有する。このアンテナ基板36は、こ
の実施例においては、厚さdaの空隙(air dieletric)
を表すものとする。しかし他の実施例においてはアンテ
ナ基板36は、他の材料、例えば誘電率εr aの発泡材を
用いてもよい。四角形の放射用パッチ38は、幅Wpと
長さLpを有し、アンテナ基板36の上部表面に対応す
る面に形成される。パッチの長さLpは、図2の実施例
においては、パッチの幅Wpよりも大きく示されている
が、これは本発明の必須要件ではない。
された平面状逆F字型アンテナ30の展開図である。同
図において開口結合された平面状逆F字型アンテナ30
は、フィードライン基板32、接地プレーン34、アン
テナ基板36とを有する。このアンテナ基板36は、こ
の実施例においては、厚さdaの空隙(air dieletric)
を表すものとする。しかし他の実施例においてはアンテ
ナ基板36は、他の材料、例えば誘電率εr aの発泡材を
用いてもよい。四角形の放射用パッチ38は、幅Wpと
長さLpを有し、アンテナ基板36の上部表面に対応す
る面に形成される。パッチの長さLpは、図2の実施例
においては、パッチの幅Wpよりも大きく示されている
が、これは本発明の必須要件ではない。
【0018】放射用パッチ38は接地プレーン34に、
放射用パッチ38に示された金属ストリップ40により
短絡されている。金属ストリップ40はアンテナ基板3
6が空隙に場合の実施例においては、放射用パッチ38
も支持する。アンテナ基板36が発泡材、あるいは他の
材料から形成される実施例においては、アンテナ基板3
6は放射用パッチ38を完全に、あるいは部分的に支持
する。金属ストリップ40は、図2の実施例において
は、四角形の放射用パッチ38の一側のほぼ中点で接続
されている。
放射用パッチ38に示された金属ストリップ40により
短絡されている。金属ストリップ40はアンテナ基板3
6が空隙に場合の実施例においては、放射用パッチ38
も支持する。アンテナ基板36が発泡材、あるいは他の
材料から形成される実施例においては、アンテナ基板3
6は放射用パッチ38を完全に、あるいは部分的に支持
する。金属ストリップ40は、図2の実施例において
は、四角形の放射用パッチ38の一側のほぼ中点で接続
されている。
【0019】このように構成することにより、長さ2L
pのパッチの周波数近傍で共振する短絡した四角形のマ
イクロストリップアンテナが構成でき、これにより短絡
ストリップのないパッチの大きさに比べて、このような
パッチ放射用パッチ38の大きさは2分の1に減少す
る。図2においては開口結合された平面状逆F字型アン
テナ30は、見やすくするために実際の寸法通りに描か
れてはいない。従って図2の寸法は、本発明の必須構成
要件ではない。
pのパッチの周波数近傍で共振する短絡した四角形のマ
イクロストリップアンテナが構成でき、これにより短絡
ストリップのないパッチの大きさに比べて、このような
パッチ放射用パッチ38の大きさは2分の1に減少す
る。図2においては開口結合された平面状逆F字型アン
テナ30は、見やすくするために実際の寸法通りに描か
れてはいない。従って図2の寸法は、本発明の必須構成
要件ではない。
【0020】接地プレーン34は、長さLs幅Wsの開口
42を有する。この接地プレーン34はこの実施例で
は、フィードライン基板32により支持されている。こ
のフィードライン基板32は、誘電体材料、例えば従来
のプリントワイヤリングボードにより形成されている。
フィードライン基板32は、誘電率εr fと厚さdfを有
し、パーソナル基地局、ポータブルハンドセット、たと
えば通信用端末内のプリントワイヤリングボードの基板
層の一部でもよい。フィードライン44は、幅Wfを有
し、フィードライン基板32の底部表面に形成されてい
る。このフィードライン44は全長がLf+Ltで、開口
42を越えてのびている。フィードライン44の開口4
2までの最初の部分は、長さLfであり、開口42を越
えたフィードライン44の部分は長さLtであり、この
長さLtの部分は、同調性(tunability)を改善するた
めに同調用突起部分として用いられる。
42を有する。この接地プレーン34はこの実施例で
は、フィードライン基板32により支持されている。こ
のフィードライン基板32は、誘電体材料、例えば従来
のプリントワイヤリングボードにより形成されている。
フィードライン基板32は、誘電率εr fと厚さdfを有
し、パーソナル基地局、ポータブルハンドセット、たと
えば通信用端末内のプリントワイヤリングボードの基板
層の一部でもよい。フィードライン44は、幅Wfを有
し、フィードライン基板32の底部表面に形成されてい
る。このフィードライン44は全長がLf+Ltで、開口
42を越えてのびている。フィードライン44の開口4
2までの最初の部分は、長さLfであり、開口42を越
えたフィードライン44の部分は長さLtであり、この
長さLtの部分は、同調性(tunability)を改善するた
めに同調用突起部分として用いられる。
【0021】図2の開口結合された平面状逆F字型アン
テナ30においては、放射用パッチ38には、フィード
ライン44と開口42の組み合わせにより電磁信号が供
給される。これは従来のTEM伝送ライン、あるいは同
軸フィードラインの代わりである。そのため開口結合さ
れた平面状逆F字型アンテナ30は、このTEM伝送ラ
イン、あるいは同軸フィードラインに関連する余分のコ
ストを回避できる。さらにまた本発明の開口結合された
平面状逆F字型アンテナ30は、従来の平面状逆F字型
アンテナよりも製造が容易である。その理由は、TEM
伝送ライン、あるいは同軸フィードラインの中心導体と
外側導体の正確な配置、及び結合を必要としないためで
ある。
テナ30においては、放射用パッチ38には、フィード
ライン44と開口42の組み合わせにより電磁信号が供
給される。これは従来のTEM伝送ライン、あるいは同
軸フィードラインの代わりである。そのため開口結合さ
れた平面状逆F字型アンテナ30は、このTEM伝送ラ
イン、あるいは同軸フィードラインに関連する余分のコ
ストを回避できる。さらにまた本発明の開口結合された
平面状逆F字型アンテナ30は、従来の平面状逆F字型
アンテナよりも製造が容易である。その理由は、TEM
伝送ライン、あるいは同軸フィードラインの中心導体と
外側導体の正確な配置、及び結合を必要としないためで
ある。
【0022】さらにまたフィードライン44を使用する
ことにより、フィードライン44の長さ、開口42の大
きさと形状、金属ストリップ40と開口42の近さのよ
うなアンテナパラメータに対し、開口結合された平面状
逆F字型アンテナ30内で容易に調整ができるために同
調性が改善される。このような調整は、図1の従来の平
面状逆F字型アンテナ10では不可能である。図4、
5、6に示すように、このような本発明の改良点は平面
状逆F字型アンテナの広いバンド幅と均一なカバレッジ
を損なうことなく達成できる。
ことにより、フィードライン44の長さ、開口42の大
きさと形状、金属ストリップ40と開口42の近さのよ
うなアンテナパラメータに対し、開口結合された平面状
逆F字型アンテナ30内で容易に調整ができるために同
調性が改善される。このような調整は、図1の従来の平
面状逆F字型アンテナ10では不可能である。図4、
5、6に示すように、このような本発明の改良点は平面
状逆F字型アンテナの広いバンド幅と均一なカバレッジ
を損なうことなく達成できる。
【0023】図3は、図2の本発明の平面状逆F字型ア
ンテナの同調特性を表す等価回路である。開口42を越
えたフィードライン44の部分は解放状態で、可変長L
tと特性インピーダンスZcを有する同調突起部分として
機能する。開口42までのフィードライン44の最初の
部分は、長さLfと特性インピーダンスZcを有する。開
口42と放射用パッチ38の結合効果は、開口42を基
準とするフィードライン44では、フィードライン44
の同調突起部分と直列の等価インピーダンスZと見るこ
とができる。この等価インピーダンスZの実部が、フィ
ードライン44の特性インピーダンスZcに等しく、等
価インピーダンスZの虚部がフィードライン44の同調
突起部分によりキャンセルされて除かれている場合に
は、インピーダンスマッチングが図3の等価回路で達成
することができる。以下に説明するようにこのインピー
ダンスマッチング条件は比較的広いバンド幅にわたって
達成することができる。
ンテナの同調特性を表す等価回路である。開口42を越
えたフィードライン44の部分は解放状態で、可変長L
tと特性インピーダンスZcを有する同調突起部分として
機能する。開口42までのフィードライン44の最初の
部分は、長さLfと特性インピーダンスZcを有する。開
口42と放射用パッチ38の結合効果は、開口42を基
準とするフィードライン44では、フィードライン44
の同調突起部分と直列の等価インピーダンスZと見るこ
とができる。この等価インピーダンスZの実部が、フィ
ードライン44の特性インピーダンスZcに等しく、等
価インピーダンスZの虚部がフィードライン44の同調
突起部分によりキャンセルされて除かれている場合に
は、インピーダンスマッチングが図3の等価回路で達成
することができる。以下に説明するようにこのインピー
ダンスマッチング条件は比較的広いバンド幅にわたって
達成することができる。
【0024】図4は、図2の本発明の開口結合された平
面状逆F字型アンテナ30の入力インピーダンスと周波
数との関係を表すスミスチャートプロット図である。こ
のスミスチャートプロット図は、1.9GHzと2.3
GHzの間の周波数範囲にわたってフィードライン44
の入力インピーダンスを表している。図4のインピーダ
ンスを測定するに際し、図2の開口結合された平面状逆
F字型アンテナ30は放射用パッチ38の長さLpは2
7.5mmで幅Wpは50.0mmであるとした。また
接地プレーン34は、無限の接地プレーンであるとし
た。放射用パッチ38は接地プレーン34から空隙、あ
るいは約10mmの厚さdaを有する低誘電率の発泡体
製のアンテナ基板36により分離されている。
面状逆F字型アンテナ30の入力インピーダンスと周波
数との関係を表すスミスチャートプロット図である。こ
のスミスチャートプロット図は、1.9GHzと2.3
GHzの間の周波数範囲にわたってフィードライン44
の入力インピーダンスを表している。図4のインピーダ
ンスを測定するに際し、図2の開口結合された平面状逆
F字型アンテナ30は放射用パッチ38の長さLpは2
7.5mmで幅Wpは50.0mmであるとした。また
接地プレーン34は、無限の接地プレーンであるとし
た。放射用パッチ38は接地プレーン34から空隙、あ
るいは約10mmの厚さdaを有する低誘電率の発泡体
製のアンテナ基板36により分離されている。
【0025】幅が1mmの金属ストリップ40を用い
て、放射用パッチ38と接地プレーン34とを接続した
(短絡した)。この金属ストリップ40は、図2に示す
ような方法で四角形の放射用パッチ38の50.0mm
幅のほぼ中央の点に接続されている。接地プレーン34
の開口42の長さLsは55mmで幅Wsは2mmであ
る。開口42の中心はその上の放射用パッチ38に対し
対称に置かれ、金属ストリップ40からの距離は約2m
mに設定された。
て、放射用パッチ38と接地プレーン34とを接続した
(短絡した)。この金属ストリップ40は、図2に示す
ような方法で四角形の放射用パッチ38の50.0mm
幅のほぼ中央の点に接続されている。接地プレーン34
の開口42の長さLsは55mmで幅Wsは2mmであ
る。開口42の中心はその上の放射用パッチ38に対し
対称に置かれ、金属ストリップ40からの距離は約2m
mに設定された。
【0026】接地プレーン34は、フィードライン基板
32の上部表面と接触している。フィードライン基板3
2の厚さdfは約0.5mmで、誘電率r fは約3.8で
ある。フィードライン基板32の下部表面のフィードラ
イン44の幅Wfは約1mmで、全長Lf+Ltは約30
mmである。フィードライン44の同調突起部分の長さ
Ltは約2.5mmである。
32の上部表面と接触している。フィードライン基板3
2の厚さdfは約0.5mmで、誘電率r fは約3.8で
ある。フィードライン基板32の下部表面のフィードラ
イン44の幅Wfは約1mmで、全長Lf+Ltは約30
mmである。フィードライン44の同調突起部分の長さ
Ltは約2.5mmである。
【0027】図4のスミスチャートプロット図は、点P
1に対応する1.9GHzのスタート周波数から、点P
4に対応する2.3GHzのストップ周波数までのフィ
ードライン44の入力インピーダンスの変化を示してい
る。円50は、電圧低在波比(constant voltage stand
ing wave ratio:VSWR)が一定の円である。この一
定のVSWR円内に入る全てのインピーダンス点は、フ
ィードライン44の入力点においてVSWRが2.0以
下を示す。2.0のVSWRは、約−10dBの入力S
11の値に対応し、フィードライン44への入力信号の
反射は、入力信号そのものよりも約10dB低いパワー
レベルになることを示している。前述したパラメータで
構成された本発明の平面状逆F字型アンテナにおいて
は、点P1に対応する1.9GHzのスタート周波数に
おける入力インピーダンスは、フィードライン44に沿
ったインピーダンスミスマッチを引き起こし、VSWR
とS11の値が高くなってしまう。
1に対応する1.9GHzのスタート周波数から、点P
4に対応する2.3GHzのストップ周波数までのフィ
ードライン44の入力インピーダンスの変化を示してい
る。円50は、電圧低在波比(constant voltage stand
ing wave ratio:VSWR)が一定の円である。この一
定のVSWR円内に入る全てのインピーダンス点は、フ
ィードライン44の入力点においてVSWRが2.0以
下を示す。2.0のVSWRは、約−10dBの入力S
11の値に対応し、フィードライン44への入力信号の
反射は、入力信号そのものよりも約10dB低いパワー
レベルになることを示している。前述したパラメータで
構成された本発明の平面状逆F字型アンテナにおいて
は、点P1に対応する1.9GHzのスタート周波数に
おける入力インピーダンスは、フィードライン44に沿
ったインピーダンスミスマッチを引き起こし、VSWR
とS11の値が高くなってしまう。
【0028】動作周波数が上がるにつれて入力インピー
ダンスのカーブは、2.09GHzに対応する点P2で
VSWR円50内に入る。点P2は一定のVSWR円5
0上にあり、2.0のVSWRと−10dBのS11値
を有する。2.3GHzまでの残りの周波数は、全て一
定のVSWR円50内に入り、そのためVSWRは2.
0以下となり、S11値は−10dBよりもよくなる。
点P3は、スミスチャート図上でゼロリアクタンスライ
ン近傍にあり、これは2.2GHzの周波数に対応す
る。前述したように点P4は入力インピーダンスカーブ
のストップ周波数2.3GHzに対応する。図4の入力
インピーダンスプロット図は、フィードライン44と開
口42と放射用パッチ38が広いバンド幅にわたってよ
くマッチし得ることを表している。例えば前記のパラメ
ータでもって構成した本発明の平面状逆F字型アンテナ
は、200MHz以上のバンド幅にわたって入力VSW
Rが2.0以上である。
ダンスのカーブは、2.09GHzに対応する点P2で
VSWR円50内に入る。点P2は一定のVSWR円5
0上にあり、2.0のVSWRと−10dBのS11値
を有する。2.3GHzまでの残りの周波数は、全て一
定のVSWR円50内に入り、そのためVSWRは2.
0以下となり、S11値は−10dBよりもよくなる。
点P3は、スミスチャート図上でゼロリアクタンスライ
ン近傍にあり、これは2.2GHzの周波数に対応す
る。前述したように点P4は入力インピーダンスカーブ
のストップ周波数2.3GHzに対応する。図4の入力
インピーダンスプロット図は、フィードライン44と開
口42と放射用パッチ38が広いバンド幅にわたってよ
くマッチし得ることを表している。例えば前記のパラメ
ータでもって構成した本発明の平面状逆F字型アンテナ
は、200MHz以上のバンド幅にわたって入力VSW
Rが2.0以上である。
【0029】図5、6は、図2の本発明の開口結合され
た平面状逆F字型アンテナ30のカバレッジを表すEプ
レーンとHプレーンのファーフィールドプロットを計算
したものである。この開口結合された平面状逆F字型ア
ンテナ30は、図4に関し説明したものと同一のパラメ
ータでもって構成されているものとする。図5のEプレ
ーンのプロットは、φが90°におけるトータルフィー
ルドET、同極(co-polar)成分Eθ、異極(cross-pol
ar)成分Eφを表す。トータルフィールドETは、図5
のプロットの同極成分Eθと等価である。図6のHプレ
ーンのプロットは、φが0°におけるトータルフィール
ドET、同極成分Eθ、異極成分Eφを表す。
た平面状逆F字型アンテナ30のカバレッジを表すEプ
レーンとHプレーンのファーフィールドプロットを計算
したものである。この開口結合された平面状逆F字型ア
ンテナ30は、図4に関し説明したものと同一のパラメ
ータでもって構成されているものとする。図5のEプレ
ーンのプロットは、φが90°におけるトータルフィー
ルドET、同極(co-polar)成分Eθ、異極(cross-pol
ar)成分Eφを表す。トータルフィールドETは、図5
のプロットの同極成分Eθと等価である。図6のHプレ
ーンのプロットは、φが0°におけるトータルフィール
ドET、同極成分Eθ、異極成分Eφを表す。
【0030】このプロット図は、フィールド強度を各プ
ロットの中心における点の周囲の方向の関数として表し
ている。各プロットは、中心点の周囲に5個の同軸の円
を有し、それぞれの同心円は、中心点におけるフィール
ド強度に対し、約20dBごと増加するフィールド強度
に対応している。5番目のもっとも外側の同心円は0d
B円とし、それぞれ4番目、3番目、2番目、1番目の
同心円はフィールド強度が−20dB、−40dB、−
60dB、−80dBに対応している。中心点は、フィ
ールド強度が−100dBに対応している。フィールド
強度は、中心線の周りで360°について示されてい
る。同図から判るように図2の本発明の開口結合された
平面状逆F字型アンテナ30は、全360°にわたって
ほぼ均一なカバレッジを提供でき、より大きなダイポー
ルアンテナと匹敵する方向性(directivity)を有す
る。
ロットの中心における点の周囲の方向の関数として表し
ている。各プロットは、中心点の周囲に5個の同軸の円
を有し、それぞれの同心円は、中心点におけるフィール
ド強度に対し、約20dBごと増加するフィールド強度
に対応している。5番目のもっとも外側の同心円は0d
B円とし、それぞれ4番目、3番目、2番目、1番目の
同心円はフィールド強度が−20dB、−40dB、−
60dB、−80dBに対応している。中心点は、フィ
ールド強度が−100dBに対応している。フィールド
強度は、中心線の周りで360°について示されてい
る。同図から判るように図2の本発明の開口結合された
平面状逆F字型アンテナ30は、全360°にわたって
ほぼ均一なカバレッジを提供でき、より大きなダイポー
ルアンテナと匹敵する方向性(directivity)を有す
る。
【0031】図5、6のEプレーンとHプレーンのプロ
ットは90°と270°の周囲で最大値を、そして90
°と270°の点で急峻な最小値を示している。この急
峻な最小値は、無限の接地プレーンを仮定したことによ
る。図2の開口結合された平面状逆F字型アンテナ30
が金属ストリップ40を具備することにより、従来の開
口結合されたマイクロストリップパッチアンテナよりも
若干高いレベルの異極成分を有することになる。しかし
この特徴は、強い異極成分があり、アンテナの方向が固
定されていないようなビルの内部のようなマルチパス環
境下では、アンテナの性能を改善することになる。金属
ストリップ40の放射用パッチ38に対する位置は、開
口結合された平面状逆F字型アンテナ30のファーフィ
ールド性能を調整するメカニズムとして利用できる。
ットは90°と270°の周囲で最大値を、そして90
°と270°の点で急峻な最小値を示している。この急
峻な最小値は、無限の接地プレーンを仮定したことによ
る。図2の開口結合された平面状逆F字型アンテナ30
が金属ストリップ40を具備することにより、従来の開
口結合されたマイクロストリップパッチアンテナよりも
若干高いレベルの異極成分を有することになる。しかし
この特徴は、強い異極成分があり、アンテナの方向が固
定されていないようなビルの内部のようなマルチパス環
境下では、アンテナの性能を改善することになる。金属
ストリップ40の放射用パッチ38に対する位置は、開
口結合された平面状逆F字型アンテナ30のファーフィ
ールド性能を調整するメカニズムとして利用できる。
【0032】例えば金属ストリップ40は、この実施例
では中点近傍で放射用パッチ38に接続されているが、
金属ストリップ40の位置を放射用パッチ38の側の角
に近く移動させることにより、異極成分を変化させ、最
大値の場所を変化させて、その結果ファーフィールドの
放射プロットの方向性を変えることができる。例えば金
属ストリップ40は、放射用パッチ38の一側の中点か
らコーナーの方向に約10mm移動させて、図5、6の
プロットで最大値を0°の方向に向けることができる。
このように金属ストリップ40の位置は、インピーダン
スマッチング条件調整するよう変えることができる。
では中点近傍で放射用パッチ38に接続されているが、
金属ストリップ40の位置を放射用パッチ38の側の角
に近く移動させることにより、異極成分を変化させ、最
大値の場所を変化させて、その結果ファーフィールドの
放射プロットの方向性を変えることができる。例えば金
属ストリップ40は、放射用パッチ38の一側の中点か
らコーナーの方向に約10mm移動させて、図5、6の
プロットで最大値を0°の方向に向けることができる。
このように金属ストリップ40の位置は、インピーダン
スマッチング条件調整するよう変えることができる。
【0033】
【発明の効果】本発明は、平面状逆F字型アンテナ内の
開口結合を利用して従来のTEM伝送ライン、あるいは
同軸フィーダ線にかかる余分なコストを回避し、製造を
容易にし、従来の平面状逆F字型アンテナの同調性や組
み込み易さを改善している。このようにして得られた本
発明の開口結合された平面状逆F字型アンテナは、壁に
搭載された局、あるいはデスクトップパーソナル基地
局、ポータブルハンドセット、あるいは他の種類のワイ
ヤレス通信端末用の既存の拡張アンテナに置き換えて用
いるのに適している。このように本発明の開口結合され
た平面状逆F字型アンテナは小型で幅広い動作バンド幅
を有し、且つマルチパス環境かでも均一のカバレッジを
提供でき、且つより大型のダイポールアンテナと同等の
ゲインと方向性を提供できる。
開口結合を利用して従来のTEM伝送ライン、あるいは
同軸フィーダ線にかかる余分なコストを回避し、製造を
容易にし、従来の平面状逆F字型アンテナの同調性や組
み込み易さを改善している。このようにして得られた本
発明の開口結合された平面状逆F字型アンテナは、壁に
搭載された局、あるいはデスクトップパーソナル基地
局、ポータブルハンドセット、あるいは他の種類のワイ
ヤレス通信端末用の既存の拡張アンテナに置き換えて用
いるのに適している。このように本発明の開口結合され
た平面状逆F字型アンテナは小型で幅広い動作バンド幅
を有し、且つマルチパス環境かでも均一のカバレッジを
提供でき、且つより大型のダイポールアンテナと同等の
ゲインと方向性を提供できる。
【0034】本発明の変形例として、例えばフィードラ
イン44は、図2では一定の幅を有するように示してい
るが、フィードラインへの従来のインピーダンス適合の
アプリケーションでは、不均一な幅でもよい。本発明に
より、フィードラインの他の部分よりも幅が広いか、あ
るいは狭い伝送ラインの形態で、フィードラインの入力
インピーダンスマッチングトランスフォーマーを形成す
ることができる。
イン44は、図2では一定の幅を有するように示してい
るが、フィードラインへの従来のインピーダンス適合の
アプリケーションでは、不均一な幅でもよい。本発明に
より、フィードラインの他の部分よりも幅が広いか、あ
るいは狭い伝送ラインの形態で、フィードラインの入力
インピーダンスマッチングトランスフォーマーを形成す
ることができる。
【図1】従来技術に係る平面状逆F字型アンテナを表す
図。
図。
【図2】本発明に係る開口結合された平面状逆F字型ア
ンテナの展開図。
ンテナの展開図。
【図3】図2の開口結合された平面状逆F字型アンテナ
のチューニング特徴を表す等価回路を表す図。
のチューニング特徴を表す等価回路を表す図。
【図4】図2の開口結合された平面状逆F字型アンテナ
の入力インピーダンスと周波数との関係を表すスミスチ
ャートプロット図。
の入力インピーダンスと周波数との関係を表すスミスチ
ャートプロット図。
【図5】図2の開口結合された平面状逆F字型アンテナ
により提供される均一カバレッジを表すEプレーンのフ
ァーフィールドプロット図。
により提供される均一カバレッジを表すEプレーンのフ
ァーフィールドプロット図。
【図6】図2の開口結合された平面状逆F字型アンテナ
により提供される均一カバレッジを表すHプレーンのフ
ァーフィールドプロット図。
により提供される均一カバレッジを表すHプレーンのフ
ァーフィールドプロット図。
10 平面状逆F字型アンテナ 12 接地プレーン 14 放射用パッチ 16 短絡プレート 18 TEM伝送ライン 20 内部導体 22 外部導体 30 開口結合された平面状逆F字型アンテナ 32 フィードライン基板 34 接地プレーン 36 アンテナ基板 38 放射用パッチ 40 金属ストリップ 42 開口 44 フィードライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A.
Claims (22)
- 【請求項1】 (A)開口(42)を有する接地プレー
ン(34)と、 (B)前記接地プレーン(34)の一側上に形成され、
第1誘電体(36)を介して配置される放射用パッチ
(38)と、 (C)前記接地プレーン(34)の反対側上に形成さ
れ、第2誘電体(32)を介して配置されるフィードラ
イン(44)と、 (D)前記放射用パッチ(38)の一側を前記接地プレ
ーン(34)に接続する短絡ストリップ(40)と、か
らなり、信号がフィードライン(44)と放射用パッチ
(38)との間で前記開口(42)を介して結合される
ことを特徴とするアンテナ。 - 【請求項2】 前記第1誘電体(36)は、空隙である
ことを特徴とする請求項1のアンテナ。 - 【請求項3】 前記第1誘電体(36)は、上部表面と
下部表面を有する第1基板の一部であり、 前記放射用パッチ(38)は、前記第1基板の上部表面
に接触し、 前記接地プレーン(34)は、前記第1基板の下部表面
に接触していることを特徴とする請求項1のアンテナ。 - 【請求項4】 前記第2誘電体(32)は、プリントワ
イヤリングボード材料製である接地プレーンからフィー
ダ線により分離されていることを特徴とする請求項1の
アンテナ。 - 【請求項5】 前記第2誘電体(32)は、上部表面と
下部表面を有する第2基板の一部であり、 前記接地プレーン(34)は、前記第2基板の上部表面
に接触し、 前記フィードライン(44)は前記第2基板の下部表面
に接触していることを特徴とする請求項1のアンテナ。 - 【請求項6】 前記第2誘電体は、アンテナが搭載され
る通信用端末内のプリントワイヤリングボード材料製で
あることを特徴とする請求項1のアンテナ。 - 【請求項7】 前記短絡ストリップ(40)は、放射用
パッチ(38)の一側のアンテナの所望の性能特性を与
えるような場所に接続されることを特徴とする請求項1
のアンテナ。 - 【請求項8】 前記フィードライン(44)は、第1部
分と第2部分を有し、開口を基準にした前記フィードラ
イン(44)からみたインピーダンスは、開口と放射用
パッチの結合効果を現す等価インピーダンスと、前記フ
ィードライン(44)の第2部分のインピーダンスの直
列結合を含むことを特徴とする請求項1のアンテナ。 - 【請求項9】 前記フィードライン(44)の第2部分
は、同調用突起部分として機能し、前記フィードライン
(44)にインピーダンス適合を与えることを特徴とす
る請求項8のアンテナ。 - 【請求項10】 前記開口(42)は、開口と放射用パ
ッチの等価インピーダンスの実部が前記フィードライン
(44)の特性インピーダンスにほぼ等価となるよう構
成されることを特徴とする請求項8のアンテナ。 - 【請求項11】 前記フィードライン(44)の第2部
分は、そのインピーダンスが開口と放射用パッチの等価
インピーダンスの虚部から離れている(オフセット)し
ているよう構成されることを特徴とする請求項8のアン
テナ。 - 【請求項12】 (A)開口(42)を有する接地プレ
ーン(34)の一側上に誘電体層を介してアンテナの放
射用パッチ(38)を配置するステップと、 (B)前記接地プレーン(34)の反対側上に形成さ
れ、第2誘電体(32)を介してフィードライン(4
4)を配置するステップと、 (C)前記放射用パッチ(38)の一側を接地プレーン
(34)に接続するステップと、からなり、信号がフィ
ードライン(44)と放射用パッチ(38)との間で前
記開口(42)を介して結合されることを特徴とする方
法。 - 【請求項13】 前記(A)のステップは、第1誘電体
が空隙であるように放射用パッチを配置することを含む
ことを特徴とする請求項12の方法。 - 【請求項14】 前記(A)のステップは、第1誘電体
が上部表面と下部表面を有する第1基板の一部であり、 前記放射用パッチ(38)は、前記第1基板の上部表面
に接触し、前記接地プレーン(34)は、前記第1基板
の下部表面に接触するように配置するステップを含むこ
とを特徴とする請求項12の方法。 - 【請求項15】 前記(B)のステップは、第2誘電体
がプリントワイヤリングボード材料製の接地プレーンか
ら離れるようにフィードラインを配置するステップを含
むことを特徴とする請求項12の方法。 - 【請求項16】 前記(B)のステップは、第2誘電体
が上部表面と下部表面を有する第2基板の一部であり、
前記接地プレーンは前記第2基板の上部表面に接触し、
前記第2基板の下部表面に接触しているようにフィード
ラインを配置するステップを含むことを特徴とする請求
項12の方法。 - 【請求項17】 前記(B)のステップは、第2誘電体
がアンテナが搭載される通信用端末内のプリントワイヤ
リングボードの一部であるようにフィードラインを配置
するステップを含むことを特徴とする請求項12の方
法。 - 【請求項18】 前記放射用パッチは四角形のパッチで
あり、前記(C)のステップは、アンテナが所望の性能
を提供するように短絡ステップを配置するステップを含
むことを特徴とする請求項12の方法。 - 【請求項19】 前記フィードライン(44)は、第1
部分と第2部分を有し、 前記(B)のステップは、インピーダンスが開口と放射
用パッチの結合効果を現す等価インピーダンスと、フィ
ードラインの第2部分のインピーダンスの直列結合を含
むようにフィードラインを配置するステップを含むこと
を特徴とする請求項12の方法。 - 【請求項20】 (D)前記フィードライン第2部分を
同調用突起部分として用いるステップをさらに有するこ
とを特徴とする請求項19の方法。 - 【請求項21】 (E)開口と放射用パッチの等価イン
ピーダンスの実部がフィードラインの特性インピーダン
スにほぼ等価となるよう開口を形成するステップをさら
に有することを特徴とする請求項19の方法。 - 【請求項22】 (F)インピーダンスが開口と放射用
パッチの等価インピーダンスの虚部から離れている(オ
フセット)しているようフィードラインの第2部分を形
成するステップをさらに有することを特徴とする請求項
19の方法。
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