JP5288638B2 - 無線デバイスのための小型多重帯域アンテナ - Google Patents

無線デバイスのための小型多重帯域アンテナ Download PDF

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Description

関連出願に対する相互参照
本願は、2009年11月10日に出願された米国特許出願第12/615,267号(発明の名称「COMPACT MULTIPLE−BAND ANTENNA FOR WIRELESS DEVICES」)の利益を主張する。上記の米国出願は、本明細書において、その全体が参照により援用される。
本発明は、概して、無線通信システムにおける無線デバイスに関し、具体的には、無線デバイスのための小型多重帯域アンテナに関する。
無線通信システムは、例えば、多様な音声およびデータ関連サービスを提供するために、広く開発されている。典型的な無線通信システムは、無線デバイスのユーザが、共通ネットワーク資源を共有できるようにする、多重アクセス通信ネットワークから成る。これらのネットワークは、典型的に、無線周波数(「RF」)信号を伝送するため、および無線デバイスから無線周波数(「RF」)信号を受信するために、多重帯域アンテナを必要とする。そのようなネットワークの例は、890MHz〜960MHzで動作する、モバイル通信用グローバルシステム(「GSM」)、1710MHz〜1880MHzで動作する、デジタル通信システム(「DCS」)、1850MHz〜1990MHzで動作する、パーソナル通信システム(「PCS」)、および1920MHz〜2170MHzで動作する、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(「UMTS」)である。
さらに、新しい、そして未来の無線通信システムは、例えば、より高いデータ転送速度、増加した機能性、およびより多くのユーザを支援するために、無線デバイスが、異なる周波数帯域の通信の新しいモードで動作することを必要とし得る。これらのシステムの例は、シングルキャリア周波数分割多重アクセス(「SC−FDMA」)システム、直交周波数分割多重アクセス(「OFDMA」)システム、および他の同様のシステムである。OFDMAシステムは、進化したユニバーサルテレストリアル無線アクセス(evolved universal terrestrial radio access)(「E−UTRA」)、Wi−Fi、ワールドワイドインターオペーラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(worldwide interoperability for microwave access:ワイマックス)(「WiMAX」)、無線ブロードバンド(「WiBro」)、ウルトラモバイルブロードバンド(「UMB」)、ロングタームエボリューション(long−term evolution)(「LTE」)、および他の類似する標準等、様々な技術標準によって支援されている。
さらに、無線デバイスは、異なる周波数帯域で動作する、他の無線通信システムを使用することを必要とする、追加の機能性を提供し得る。これらの他のシステムの例は、2400MHz〜2484MHzで動作する、無線ローカルエリアネットワーク(「WLAN」)システム、IEEE802.11bシステム、およびBluetoothシステム、5150MHz〜5350MHzで動作する、WLANシステム、IEEE802.11aシステム、およびHiperLANシステム、1575MHzで動作する、グローバルポジショニングシステム(「GPS」)、ならびに他の同様のシステムである。
無線デバイスのフォームファクタ、重量、もしくは両方を維持または減少させる一方で、多重モードおよび多機能に対する消費者の需要を満足するために、製造業者は、継続的に、これらの無線デバイスに収容されるコンポーネントのサイズを減少させるよう努めている。これらのコンポーネントのうちの1つは、無線デバイスが無線通信のために必要とする、アンテナである。これらの無線デバイスは、典型的に、様々な周波数帯域での動作に多重アンテナを使用する。さらに、消費者の審美的嗜好は、典型的に、格納式の外部アンテナまたはユーザに見えるアンテナスタブとは対照的に、アンテナが無線デバイス内に収容されることを要求する。また、サイズ、重量、および耐久性の理由のため、アンテナを無線デバイス内に内蔵することが望ましい。したがって、アンテナは、典型的に、無線デバイスにおける小型化の主要な焦点となっている。
平面逆F型アンテナ(「PIFA」)等の小型化アンテナ放射構造は、マイクロストリップパッチアンテナを使用し、典型的に、無線デバイスに組み込まれる。パッチアンテナは、それらが薄型であること、それらの表面形状に適合する能力、ならびに無限の形状およびサイズのため、無線デバイスでよく使用される。パッチアンテナの偏波は、線形または楕円形であってもよく、パッチアンテナの表面に対して平行な主偏波成分を有する。パッチアンテナの動作特性は、主に、それらの形状および寸法によって確立される。パッチアンテナは、典型的に、印刷回路技術を使用して加工され、印刷回路基板(「PCB」)と一体化される。パッチアンテナは、典型的に、グランド領域に電気的に結合され、グランド領域は、典型的に、PCB上またはPCB内に形成される。パッチアンテナは、典型的に、グランド領域から離間し、グランド領域に対して平行であり、典型的に、アンテナの設計および性能に影響を与え得る、他の電子コンポーネント、地表面、および信号トレースの近くに置かれる。さらに、PIFAは、典型的に、軽量であり、小型であり、かつ比較的容易に製造すること、および無線デバイスに組み込むことができると考えられる。
PIFA設計は、PIFAの放射部材内に、1つ以上のスロットを含むことができる。スロットの位置、形状、輪郭、および長さの選択は、特定のPIFAの設計要件に依存する。PIFA設計におけるスロットの機能には、多重帯域動作のために、単一帯域PIFAの放射部材を放射部材のサブセットに物理的に分割すること、放射部材の共振周波数を修正するために無効負荷を提供すること、および多重帯域PIFAの偏波特性を制御することを含む。スロットに加えて、PIFAの放射部材は、通常、放射部材の端部のタブから成る、スタブ部材を有することができる。スタブ部材の機能には、放射部材の共振周波数を修正するために無効負荷を提供することを含む。
したがって、小型多重帯域アンテナは、これらの多重モード、多機能無線デバイスの支援において決定的に重要なコンポーネントである。多重モード、多機能無線デバイスで使用されるアンテナが、効率的な無指向性広帯域性能を含むことが望ましい。また、そのようなアンテナが、周波数が実質的に離れていてもよい、重なりのない周波数帯域を含む、多重帯域性能を有することも望ましい。さらに、そのようなアンテナが、軽量であり、無線デバイス内に適合することができる、小さなフォームファクタを有することが望ましい。最後に、そのようなアンテナが、低価格であり、容易に製造され、無線デバイスに組み込まれることが望ましい。
例えば、本発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
無線通信システムにおけるデバイスであって、
複数の周波数帯域を介して情報を伝送するための伝送器と、
複数の周波数帯域を介して情報を受信するための受信器と、
該伝送器および該受信器に電気的に接続される多重帯域アンテナと
を備え、該多重帯域アンテナは、
第1の供給点と第2の供給点とから構成され、該第1の供給点と第2の供給点との間で、該伝送器からの情報が、該多重帯域アンテナに入力され、該第1の供給点と第2の供給点との間で、該多重帯域アンテナで受信される情報が、該受信器に出力され、
該第1の供給点は、該多重帯域アンテナを該伝送器および該受信器に電気的に接続するように構成され、該多重帯域アンテナは、第1のアンテナタイプを形成し、
該第2の供給点は、該多重帯域アンテナを該伝送器および該受信器に電気的に接続するように構成され、該多重帯域アンテナは、第2のアンテナタイプを形成する、デバイス。
(項目2)
上記第1のアンテナタイプは、ループアンテナである、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(項目3)
上記第1のアンテナタイプは、平面逆F型アンテナ(「PIFA」)である、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(項目4)
上記第1のアンテナタイプは、長方形のらせん状ストリップを有する平面逆F型アンテナ(「PIFA」)である、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(項目5)
上記第2のアンテナタイプは、モノポールである、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(項目6)
上記第2のアンテナタイプは、平面逆F型アンテナ(「PIFA」)である、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(項目7)
上記第1のアンテナタイプは、少なくとも第1の周波数帯域、第2の周波数帯域、および第3の周波数帯域で動作する、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(項目8)
上記第3の周波数帯域は、上記第2の周波数帯域を超え、上記第2の周波数帯域は、上記第1の周波数帯域を超える、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(項目9)
上記第2のアンテナタイプは、少なくとも第4の周波数帯域で動作する、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(項目10)
上記第1の供給点および上記第2の供給点は、上記伝送器、上記受信器、または両方に、差分的かつ電気的に接続される、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(項目11)
上記第1の供給点は、同軸コネクタの第1の導体に電気的に接続され、上記第2の供給点は、該同軸コネクタの第2の導体に電気的に接続される、上記項目のいずれかに記載のデバイス。
(項目12)
無線デバイスのための多重帯域アンテナであって、
グランド領域と、
第1の端部と中間部分と第2の端部とを有し、第1、第2、および第3の共振周波数でRF信号を協働して受信し、実質的に放射する、第1の放射部材であって、該第1の放射部材の第1の端部は、該グランド領域に電気的に接続され、該第1の放射部材の中間部分は、第1の供給点に電気的に接続される、第1の放射部材と、
第1の端部と第2の端部とを有し、該第1、第2、および第3の共振周波数でRF信号を協働して受信し、実質的に放射する、第2の放射部材であって、該第2の放射部材の第1の端部は、該第1の放射部材の第2の端部に電気的に接続される、第2の放射部材と、
第1の端部と第2の端部とを有し、該第1、第2、および第3の共振周波数でRF信号を協働して受信し、実質的に放射する、第3の放射部材であって、該第3の放射部材の第1の端部は、該第2の放射部材の第2の端部に電気的に接続される、第3の放射部材と、
第1の端部と中間部分と第2の端部とを有し、第4の共振周波数を提供する、第4の放射部材であって、該第4の放射部材の第1の端部は、該第3の放射部材の第2の端部に電気的に接続され、該第4の放射部材の中間部分は、第2の供給点に電気的に接続され、該第4の放射部材の第2の端部は、未接続である、第4の放射部材と
を備える、多重帯域アンテナ。
(項目13)
上記第1の放射部材の一部分と、上記第2の放射部材、第3の放射部材、第4の放射部材、またはこれらの任意の組み合わせと、上記グランド領域との間に設置される、絶縁材料をさらに備える、上記項目のいずれかに記載の多重帯域アンテナ。
(項目14)
上記第1の供給点および上記第2の供給点は、伝送器、受信器、または両方に、差分的かつ電気的に接続される、上記項目のいずれかに記載の多重帯域アンテナ。
(項目15)
上記第1の供給点は、同軸コネクタの第1の導体に電気的に接続され、上記第2の供給点は、該同軸コネクタの第2の導体に電気的に接続される、上記項目のいずれかに記載の多重帯域アンテナ。
(項目16)
第1の端部と第2の端部とを有し、上記第2の放射部材について、周波数帯域幅を修正するため、さらなるインピーダンス整合を提供するため、上記第2の共振周波数を同調させるため、またはこれらの任意の組み合わせのために使用される、第1のスタブ部材をさらに備え、該第1のスタブ部材の第1の端部は、該第2の放射部材の第2の端部に電気的に接続され、該第1のスタブ部材の第2の端部は、未接続である、上記項目のいずれかに記載の多重帯域アンテナ。
(項目17)
第1の端部と第2の端部とを有し、上記第3の放射部材について、周波数帯域幅を修正するため、さらなるインピーダンス整合を提供するため、上記第3の共振周波数を同調させるため、またはこれらの任意の組み合わせのために使用される、第2のスタブ部材をさらに備え、該第2のスタブ部材の第1の端部は、該第3の放射部材に電気的に接続され、該第2のスタブ部材の第2の端部は、未接続である、上記項目のいずれかに記載の多重帯域アンテナ。
(項目18)
第1の端部と第2の端部とを有し、上記第4の放射部材について、周波数帯域幅を修正するため、さらなるインピーダンス整合を提供するため、上記第4の共振周波数を同調させるため、またはこれらの任意の組み合わせのために使用される、第3のスタブ部材をさらに備え、該第3のスタブ部材の第1の端部は、該第4の放射部材に電気的に接続され、該第3のスタブ部材の第2の端部は、未接続である、上記項目のいずれかに記載の多重帯域アンテナ。
(項目19)
第1の端部と第2の端部とを有し、さらなる入力インピーダンス整合を提供するために使用される、短絡部材をさらに備え、該短絡部材は、上記第1の供給点と上記グランド領域との間に位置付けられ、該短絡部材の第1の端部は、該グランド領域に電気的に接続され、該短絡部材の第2の端部は、上記第1の放射部材の第1の端部に電気的に接続される、上記項目のいずれかに記載の多重帯域アンテナ。
(項目20)
上記第1の放射部材の周波数帯域幅を修正するため、さらなるインピーダンス整合を提供するため、上記第1の共振周波数を同調させるため、またはこれらの任意の組み合わせのための第1の結合スロットをさらに備え、該第1の結合スロットは、第1の放射部材と上記グランド領域との間に位置付けられる、上記項目のいずれかに記載の多重帯域アンテナ。
(項目21)
上記第3の放射部材は、上記アンテナの全高を減少させるため、上記第3の共振周波数を同調させるため、または両方のために、蛇行形状である、上記項目のいずれかに記載の多重帯域アンテナ。
(項目22)
上記第4の共振周波数は、上記第2の供給点の位置を変更することによってさらに調整される、上記項目のいずれかに記載の多重帯域アンテナ。
摘要
複数の動作周波数帯域を有する、無線デバイスのための小型多重帯域アンテナを開示する。一実施形態では、多重帯域アンテナは、グランド領域と、第1の端部、中間部分、および第2の端部を有する第1の放射部材とを含む。第1の放射部材は、第1、第2、および第3の共振周波数でRF信号を協働して受信し、実質的に放射するように構成される。第1の放射部材の第1の端部は、グランド領域に電気的に接続され、第1の放射部材の中間部分は、第1の供給点に電気的に接続される。アンテナは、第1の端部と、第2の端部とを有する、第2の放射部材を含む。第2の放射部材は、第1、第2、および第3の共振周波数でRF信号を協働して受信し、実質的に放射するように構成される。第2の放射部材の第1の端部は、第1の放射部材の第2の端部に電気的に接続され、第3の放射部材は、第1の端部と、第2の端部とを有し、第1、第2、および第3の共振周波数でRF信号を協働して受信し、実質的に放射し、第3の放射部材の第1の端部は、第2の放射部材の第2の端部に電気的に接続され、第4の放射部材は、第1の端部と、中間部分と、第2の端部とを有し、第4の共振周波数を提供し、第4の放射部材の第1の端部は、第3の放射部材の第2の端部に電気的に接続され、第4の放射部材の中間部分は、第2の供給点に電気的に接続され、第4の放射部材の第2の端部は、未接続である。
本開示が当業者によって理解され、実践されるように、ここで、添付の図面を参照することによって図示される、例示的な実施形態を参照する。添付の図面を通して、同様の参照番号は、同一の、または機能的に類似する要素を指す。図面は、詳細な説明と共に、本明細書に組み込まれ、その一部を構成し、本開示に係る、例示的な実施形態をさらに詳しく図示し、様々な原理および利点を説明する役割をする。
図1は、本明細書に説明される様々な態様に係る、無線通信システムを図示する。 図2は、本明細書に説明される様々な態様に係る、無線デバイスに採用することができる、PIFAの断面図を図示する。 図3は、本明細書に説明される様々な態様に係る、無線デバイスに採用することができる、多重帯域アンテナの一実施形態の平面図を図示する。 図4は、本明細書に説明される様々な態様に係る、無線デバイスに採用することができる、小型多重帯域アンテナの断面図を図示する。 図5は、本明細書に説明される様々な態様に係る、無線デバイスに採用することができる、小型多重帯域アンテナの一実施形態の平面図を図示する。 図6は、本明細書に説明される様々な態様に係る、無線デバイスに採用することができる、小型多重帯域アンテナの一実施形態の等尺図を図示する。 図7は、図5の小型多重帯域アンテナの寸法を図示する。 図8は、図5の小型多重帯域アンテの測定結果およびシミュレーション結果を図示する。
当業者は、添付の図中の要素が、明確化のため、簡略化のため、および実施形態の理解を深めるのをさらに助けるために図示され、必ずしも一定の尺度で描写されていないことを理解するであろう。
以下は、無線通信システムで使用する例示的な方法、デバイス、およびシステムを開示するが、当業者は、本開示の教示が、示される実施例に決して制限されないことを理解するであろう。それどころか、本開示の教示は、代替構成および環境で実現され得ることが熟考される。例えば、本明細書に記載される例示的な方法、デバイス、およびシステムは、前述の無線通信システムの構成と関連して記載されるが、当業者は、例示的な方法、デバイス、およびシステムが、他の無線通信システムで使用され得ること、および必要に応じて、そのような他のシステムに対応するように構成され得ることを容易に認識するであろう。したがって、以下は、例示的な方法、デバイス、およびそれらを使用するシステムを記載するが、当業者は、開示される実施例が、そのような方法、デバイス、およびシステムを実現するための唯一の方法ではなく、説明は、本質的に実例と見なされるべきであり、制限として見なされるべきではないことを理解するであろう。
本明細書に記載される様々な技術は、様々な無線通信システムに使用することができる。本明細書に記載される様々な態様は、多数のコンポーネント、要素、部材、モジュール、周辺機器等を含むことができる、方法、デバイス、およびシステムとして提示される。さらに、これらの方法、デバイス、およびシステムは、追加のコンポーネント、要素、部材、モジュール、周辺機器等を含むことができてもできなくてもよい。「ネットワーク」および「システム」という用語は、交換可能に使用することができることに留意することが重要である。本明細書に記載される、「上方」および「下方」、「左」および「右」、「第1」および「第2」等の関係用語は、そのようなエンティティもしくはアクション間のいずれかの実際のそのような関係または順序を必ずしも要求あるいは示唆することなく、単に、1つのエンティティまたはアクションを別のエンティティまたはアクションから区別するためだけに使用され得る。「または」という用語は、排他的な「または」というよりはむしろ、包含的な「または」を意味することが意図される。さらに、「1つの(a)」および「1つの(an)」という用語は、そうではないと明記されるか、または単数形を対象とすることが文脈から明白でない限り、1つ以上を意味することが意図される。本明細書に記載される場合、また、「容量性結合」、「誘導性結合」、または両方とも称される、「電気的結合」という用語は、少なくとも、電気絶縁領域上を含む、電界および電磁界を介した結合を含む。本明細書に記載される場合、「電気的に接続された」という用語は、単に電磁誘導によって接続されるものと区別して、少なくとも伝導路を用いるもの、またはコンデンサによるものを含む。
無線通信ネットワークは、複数の無線デバイスおよび複数の基地局から成る。また、基地局は、ノードB(「NodeB」)、送受信基地局(「BTS」)、アクセスポイント(「AP」)、衛星、ルータ、またはいくつかの他の同等の専門用語と称されてもよい。基地局は、無線デバイスと通信するために、典型的に、1つ以上のアンテナに電気的に接続される、1つ以上のRF伝送器、RF受信器、または両方を含む。
また、無線通信ネットワークで使用される無線デバイスは、移動局(「MS」)、端末機、携帯電話、携帯ハンドセット、個人用デジタル補助装置(「PDA」)、スマートフォン、携帯用コンピュータ、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレット型コンピュータ、プリンタ、セットトップボックス、テレビ、無線機器、またはいくつかの他の同等の専門用語と称されてもよい。無線デバイスは、基地局と通信するために、1つ以上のアンテナに電気的に接続される、1つ以上のRF伝送器、RF受信器、または両方を含んでもよい。さらに、無線デバイスは、固定されてもよく、または可動式であってもよく、無線通信ネットワークを通じて移動する能力を有してもよい。
図1は、本明細書に記載される様々な態様に係る、無線通信のためのシステム100のブロック図である。一実施形態では、システム100は、1つ以上の多重モード、多機能無線デバイス101と、1つ以上の衛星120と、1つ以上の基地局121と、1つ以上のアクセスポイント122と、1つ以上の他の無線デバイス123とを含むことができる。一態様によると、無線デバイス101は、本明細書に記載される様々な態様を実現するために、無線デバイス101が利用することができる、メモリ104、入力/出力デバイス105、送受信器106、短距離RF通信デバイス109、もしくは他のRF通信デバイス110、またはこれらの任意の組み合わせに電気的に接続される、プロセッサ103を含むことができる。プロセッサ103は、典型的に、無線デバイスの全体の動作を管理し、制御する。無線デバイス101の送受信器106は、1つ以上の伝送器107と、1つ以上の受信器108とを含む。さらに、無線デバイス101と関連して、1つ以上の伝送器107、1つ以上の受信器108、1つ以上の短距離RF通信デバイス109、および他のRF通信デバイス110は、1つ以上のアンテナ111に電気的に接続される。
現行の実施形態では、無線デバイス101は、基地局121との音声およびデータの双方向通信を行うことができる。音声およびデータ通信は、同一の、もしくは異なる基地局121を使用する、同一の、または異なるネットワークと関連付けられてもよい。送受信器106の詳細な設計は、使用される無線通信ネットワークに依存する。無線デバイス101が基地局121と双方向データ通信を行っている時、例えば、テキストメッセージがアンテナ111で受信され、送受信器106の受信器108によって処理され、プロセッサ103に提供される。
また、短距離RF通信デバイス109も、無線デバイス101に組み込まれてもよい。例えば、短距離RF通信デバイス109は、BluetoothモジュールまたはWLANモジュールを含んでもよい。短距離RF通信デバイス109は、RF信号を伝送するため、RF信号を受信するため、または両方に、アンテナ111を使用してもよい。Bluetoothモジュールは、例えば、Bluetooth対応プリンタ等の1つ以上の他の無線デバイス123と通信するために、アンテナ111を使用することができる。さらに、WLANモジュールは、1つ以上のアクセスポイント122、ルータ、または他の類似するデバイスと通信するために、アンテナ111を使用してもよい。
さらに、また、他のRF通信デバイス110も、無線デバイス101に組み込まれてもよい。例えば、他のRF通信デバイス110は、1つ以上のGPS衛星120から情報を受信するために、無線デバイス101のアンテナ111を使用する、GPS受信器を含んでもよい。さらに、他のRF通信デバイス110は、RF信号を伝送するため、RF信号を受信するため、または両方に、無線デバイス101のアンテナ111を使用してもよい。
図2は、本明細書に説明される様々な態様に係る、無線デバイスに採用することができる、PIFA200の断面図を図示する。PIFA200は、グランド領域201と、絶縁材料202と、供給デバイス203と、供給点205と、短絡部材206と、放射部材207とを含む。一実施形態では、PIFA200は、放射部材207に関連付けられる1つの動作周波数帯域を有する、単一帯域アンテナである。
絶縁材料202は、放射部材207とグランド領域201との間にあり、放射部材207をグランド領域201からさらに絶縁するために使用される。絶縁材料202は、例えば、空気、基材、もしくはポリスチレン、またはこれらの任意の組み合わせであってもよい。放射部材207は、短絡部材206によってグランド領域201に電気的に接続される。放射部材207は、例えば、金属材料から作製することができる。
供給点205は、例えば、マイクロストリップ供給ライン、プローブ供給、開口結合供給、または近接結合供給であってもよい。本実施形態では、供給点205は、供給デバイス203を使用して、放射部材207に電気的に接続することができる。供給デバイス203は、例えば、グランド領域201の表面上に設置され、RF信号を伝送するため、RF信号を受信するため、または両方のために、供給点205に電気的に接続されてもよい。供給デバイス203は、例えば、サブ小型バージョンA(sub−miniature version A)(「SMA」)コネクタであってもよい。SMAコネクタは、ねじ込み式結合機構を伴う、同軸ケーブルのための最小コネクタ接合部分として開発された、同軸RFコネクタである。SMAコネクタは、典型的に、50オームのインピーダンスを有し、広い周波数範囲にわたって、優れた電気的性能を提供する。
PIFA200の長さは、典型的に、所望の共振周波数の波長の約4分の1と短くてもよい。当業者は、本開示の放射部材の長さが、所望の共振周波数の波長の4分の1に制限されず、所望の共振周波数の波長の2分の1等の他の長さが選択されてもよいことを理解するであろう。
図3は、本明細書に説明される様々な態様に係る、無線デバイスに採用することができる、例示的な多重帯域アンテナ300の一実施形態の平面図を図示する。多重帯域アンテナ300は、グランド領域301と、供給デバイス303と、第1の供給点305および第2の供給点304のそれぞれと、第1の放射部材310、第2の放射部材311、第3の放射部材312、および第4の放射部材313のそれぞれとを含む。第1の放射部材310、第2の放射部材311、および第3の放射部材312のそれぞれは、第1のアンテナタイプを形成し、一方、第4の放射部材313は、第2のアンテナタイプを形成する。一実施形態では、第1の放射部材310、第2の放射部材311、および第3の放射部材312のそれぞれは、第1のアンテナタイプとして、不均一な幅を有する長方形のらせん状ストリップを伴うPIFAを形成し、一方、第4の放射部材313は、第2のアンテナタイプとして、L字形状のスロットを伴うPIFAを形成する。他の実施形態では、第1の放射部材310、第2の放射部材311、および第3の放射部材312のそれぞれは、第1のアンテナタイプとして、長方形のらせん状ストリップを伴うPIFA、またはループアンテナを形成することができる。さらに、第4の放射部材313は、第2のアンテナタイプとして、モノポールアンテナまたはPIFAを形成することができる。当業者は、長方形のらせん状ストリップを伴うPIFAが、不均一な幅を有する、または有さない、放射部材を有することができることを認識するであろう。
現行の実施形態では、無線デバイス101の多重帯域アンテナ300によって、動作周波数帯域のRF信号が受信され、放射される。多重帯域アンテナ300によって、動作周波数帯域のうちの1つのRF信号が受信され、第1の供給点304および第2の供給点305に差分的かつ電気的に接続される、送受信器106の受信器108、短距離RF通信デバイス109、もしくは他のRF通信デバイス110、またはこれらの任意の組み合わせへの入力のために、電磁信号から電気信号に変換される。同様に、動作周波数帯域のうちの1つの電気信号は、送受信器106の伝送器107、短距離RF通信デバイス109、もしくは他のRF通信デバイス110、またはこれらの任意の組み合わせに差分的かつ電気的に接続される、第1の供給点304および第2の供給点305を介した電磁信号への変換のために、多重帯域アンテナ300に入力される。
一実施形態では、多重帯域アンテナ300は、第1、第2、第3、および第4の動作周波数帯域を有する、4帯域アンテナである。第1の放射部材310、第2の放射部材311、第3の放射部材312、および第4の放射部材313のそれぞれは、第1、第2、第3、および第4の動作周波数帯域のそれぞれと主に関連付けられる。
当業者は、本開示が、4つの動作周波数帯域、または周波数帯域と放射部材との間のいかなる関係にも制限されないことを理解するであろう。例えば、第1の動作周波数帯域は、第1の放射部材310および第2の放射部材311のそれぞれの間で共通であってもよい。また、放射部材と動作周波数帯域との間の他の関連付けも可能である。さらに、多重帯域アンテナ300は、より多くの、またはより少ない周波数帯域での動作のそれぞれを提供するために、より多くの、またはより少ない要素を含むことができる。
別の実施形態では、第1の周波数帯域で動作している時、多重帯域アンテナ300の第1の放射部材310、第2の放射部材311、および第3の放射部材312のそれぞれは、RF信号を協働して受信し、第1の放射部材310に対して平行、垂直、または両方の方向に実質的に放射する。第2の周波数帯域で動作している時、多重帯域アンテナ300の第1の放射部材310、第2の放射部材311、および第3の放射部材312は、RF信号を協働して受信し、第1の放射部材310および第2の放射部材311のそれぞれに対して平行、垂直、または両方の方向に実質的に放射する。第3の周波数帯域で動作している時、多重帯域アンテナ300の第1の放射部材310、第2の放射部材311、および第3の放射部材312は、RF信号を協働して受信し、第1の放射部材310、第2の放射部材311、および第3の放射部材312のそれぞれに対して平行、垂直、又は両方の方向に実質的に放射する。第4の周波数帯域で動作している時、多重帯域アンテナ300の第4の放射部材313は、RF信号を受信し、第4の放射部材313に対して平行、垂直、または両方の方向に実質的に放射する。
別の実施形態では、多重帯域アンテナ300の第1の放射部材310、第2の放射部材311、および第3の放射部材312のそれぞれは、ループアンテナとして機能する。ループアンテナは、その共振周波数で動作している時、使用可能な放射特性を提供する。RF信号は、供給デバイス303の第1の供給点304および第2の供給点305のそれぞれの間に供給される、またはその間で取り込まれる。第1、第2、および第3の周波数帯域で動作している時、多重帯域アンテナ300の第1の放射部材310、第2の放射部材311、および第3の放射部材312のそれぞれは、協働してRF信号を受信し、第1の放射部材310、第2の放射部材311、および第3の放射部材312のそれぞれに対して平行、垂直、または両方の方向に実質的に放射する。第4の周波数帯域で動作している時、多重帯域アンテナ300の第4の放射部材313は、RF信号を受信し、第4の放射部材313に対して平行、垂直、または両方の方向に実質的に放射する。
当業者は、多重帯域アンテナ300のうちの1つの要素に対する変更が、また、多重帯域アンテナ300の他の要素に関連付けられる他の動作周波数帯域にも影響を与え得ることを理解するであろうことに留意することが重要である。さらに、本明細書に記載される多重帯域アンテナ300の要素は、複数の周波数帯域での動作のための特定の設計特性に適合するように寸法化および形状化される。
多重帯域アンテナ300の現行の実施形態では、第1の放射部材310は、第1の共振周波数と主に関連付けられる。第1の共振周波数は、例えば、GSM用に定義された周波数帯域内の周波数に対応することができる。当業者は、欧州およびアジアのある地域で採用されるGSM帯域(「GSM−900」)が、880MHz〜915MHzの伝送サブ帯域、および925MHz〜960MHzの受信サブ帯域を含むことを理解するであろう。北米で採用されるGSM帯域(「GSM−800」)は、824MHz〜849MHzおよび896MHz〜901MHzの伝送サブ帯域、ならびに869MHz〜894MHzおよび935MHz〜940MHzの受信サブ帯域を含む。さらに、DCS周波数帯域は、同様に、1710MHz〜1785MHzの伝送サブ帯域、および1805MHz〜1880MHzの受信サブ帯域を含み、PCS周波数帯域は、1850MHz〜1910MHzの伝送サブ帯域、および1930MHz〜1990MHzの受信サブ帯域を含む。
当業者は、記載される動作周波数帯域が、例示するためのものであることを理解するであろうことに留意することが重要である。そのような多重帯域アンテナは、異なる、ならびにより多くの、またはより少ない動作周波数帯域で動作するように設計されてもよい。
第1の放射部材310は、第1の端部と、中間部分と、第2の端部とを有する。第1の放射部材310の第1の端部は、グランド領域301に電気的に接続される。第1の放射部材310の中間部分は、供給デバイス303の第1の供給点304に電気的に接続される。第1の供給点304は、例えば、マイクロストリップ供給ライン、プローブ供給、開口結合供給、または近接結合供給であってもよい。第1の放射部材310の第2の端部は、第2の放射部材311の第1の端部に電気的に接続される。第1の放射部材310の長さは、第1の共振周波数の波長の約4分の1である。当業者は、本開示の放射部材の長さが、所望の共振周波数の波長の4分の1に制限されず、所望の共振周波数の波長の2分の1等の他の長さが選択されてもよいことを理解するであろう。
第2の放射部材311は、第1の端部と、第2の端部とを有する。第2の放射部材311の第1の端部は、第1の放射部材310の第2の端部に電気的に接続される。第2の放射部材311の第2の端部は、第3の放射部材312の第1の端部に電気的に接続される。第2の放射部材311は、第2の共振周波数と主に関連付けられる。第2の共振周波数は、例えば、DCS用に定義された周波数帯域内の周波数に対応することができる。第2の放射部材311の長さは、第2の共振周波数の波長の約4分の1である。
第3の放射部材312は、第1の端部と、第2の端部とを有する。第3の放射部材312の第1の端部は、第2の放射部材311の第2の端部に電気的に接続される。第3の放射部材312の第2の端部は、第4の放射部材313の第1の端部に電気的に接続される。第3の放射部材312は、第3の共振周波数と主に関連付けられる。第3の共振周波数は、例えば、PCS、UMTS、LTE、WiBro、Bluetooth、WLAN、またはGPS用に定義された周波数帯域内の周波数に対応することができる。第3の放射部材312の長さは、第3の共振周波数の波長の約4分の1である。
第4の放射部材313は、第1の端部と、中間部分と、第2の端部とを有する。第4の放射部材313の第1の端部は、第3の放射部材312の第2の端部に電気的に接続される。第4の放射部材313の中間部分は、供給デバイス303の第2の供給点305に電気的に接続される。第2の供給点305は、例えば、マイクロストリップ供給ライン、プローブ供給、開口結合供給、または近接結合供給であってもよい。さらに、第4の放射部材313の第2の端部は、自由端であり、未接続である。
第4の放射部材313は、第4の共振周波数と主に関連付けられる。第4の共振周波数は、例えば、WLAN用に定義された周波数帯域内の周波数に対応することができる。第4の放射部材313の長さは、第4の共振周波数の波長の約4分の1である。第4の放射部材313の第2の供給点305と第2の端部との間の距離は、第4の共振周波数に影響を与える。第4の放射部材313の第2の供給点305と第2の端部との間の距離がより短いと、第4の共振周波数はより大きくなる。代替的に、第4の放射部材313の第2の供給点305と第2の端部との間の距離がより長いと、第4の共振周波数はより小さくなる。
図4は、本明細書に説明される様々な態様に係る、無線デバイス101に採用することができる、例示的な小型多重帯域アンテナ400の断面図を図示する。多重帯域アンテナ400は、グランド領域401と、絶縁材料402と、供給デバイス403と、第1の供給点404および第2の供給点405のそれぞれと、短絡部材406と、第1の放射部材407および第2の放射部材408のそれぞれとを含む。一実施形態では、小型多重帯域アンテナ400は、第1の放射部材207および第2の放射部材208のそれぞれに関連付けられる、複数の動作周波数帯域を有する、多重帯域アンテナである。絶縁材料402は、第1の放射部材407と、第2の放射部材408と、グランド領域401との間にあり、第1の放射部材407および第2の放射部材408のそれぞれをグランド領域401から絶縁するために使用される。絶縁材料402は、例えば、空気、基材、もしくはポリスチレン、またはこれらの任意の組み合わせであってもよい。
本実施形態では、第1の放射部材407および第2の放射部材408のそれぞれは、短絡部材406によってグランド領域401に電気的に接続される。第1の放射部材407および第2の放射部材408のそれぞれ、ならびに短絡部材406は、例えば、金属材料から作製することができる。第1の供給点404および第2の供給点405のそれぞれは、例えば、マイクロストリップ供給ライン、プローブ供給、開口結合供給、または近接結合供給であってもよい。本実施形態では、第1の供給点404および第2の供給点405のそれぞれは、供給デバイス403を使用して、第1の放射部材407および第2の放射部材408のそれぞれに電気的に接続される。供給デバイス403は、例えば、グランド領域401の表面上に設置され、RF信号を伝送するため、RF信号を受信するため、または両方のために、第1の供給点404および第2の供給点405のそれぞれに電気的に接続されてもよい。供給デバイス403は、例えば、SMAコネクタであってもよい。第1の放射部材407および第2の放射部材408のそれぞれの長さは、所望の共振周波数の波長の約4分の1と短くてもよい。
図5は、本明細書に説明される様々な態様に係る、無線デバイスに採用することができる、例示的な小型多重帯域アンテナ500の平面図を図示する。小型多重帯域アンテナ500は、グランド領域501と、供給デバイス503と、第1の供給点504および第2の供給点505のそれぞれと、短絡部材506と、第1の放射部材510、第2の放射部材511、第3の放射部材512、および第4の放射部材513のそれぞれと、第1のスタブ部材520、第2のスタブ部材521、および第3のスタブ部材522のそれぞれと、第1の結合スロット530、第2の結合スロット531、第3の結合スロット532、第4の結合スロット533、第5の結合スロット534、および第6の結合スロット535のそれぞれとを含む。小型多重帯域アンテナ500では、第1の放射部材510、第2の放射部材511、第3の放射部材512、および第4の放射部材513のそれぞれは、第1、第2、第3、および第4の動作周波数帯域のそれぞれと主に関連付けられる。第1の放射部材510、第2の放射部材511、および第3の放射部材512のそれぞれは、第1のアンテナタイプを形成し、一方、第4の放射部材513は、第2のアンテナタイプを形成する。一実施形態では、第1の放射部材510、第2の放射部材511、および第3の放射部材512のそれぞれは、第1のアンテナタイプとして、不均一な幅を有する長方形のらせん状ストリップを伴うPIFAを形成し、一方、第4の放射部材513は、第2のアンテナタイプとして、L字形状のスロットを伴うPIFAを形成する。他の実施形態では、第1の放射部材510、第2の放射部材511、および第3の放射部材512のそれぞれは、第1のアンテナタイプとして、長方形のらせん状ストリップを伴うPIFA、またはループアンテナを形成することができる。さらに、第4の放射部材513は、第2のアンテナタイプとして、モノポールアンテナまたはPIFAを形成することができる。当業者は、長方形のらせん状ストリップを伴うPIFAが、不均一な幅を有する、または有さない、放射部材を有することができることを認識するであろう。
第1の供給点504および第2の供給点505のそれぞれは、例えば、マイクロストリップ供給ライン、プローブ供給、開口結合供給、または近接結合供給であってもよい。本実施形態では、第1の供給点504および第2の供給点505のそれぞれは、供給デバイス503を使用して、第1の放射部材510および第2の放射部材513のそれぞれに電気的に接続される。供給デバイス503は、例えば、グランド領域501の表面上に設置され、RF信号を伝送するため、RF信号を受信するため、または両方のために、第1の供給点504および第2の供給点505のそれぞれに電気的に接続されてもよい。供給デバイス503は、例えば、SMAコネクタであってもよい。
小型多重帯域アンテナ500の動作特性を同調させるために、短絡部材506と、第1のスタブ部材520、第2のスタブ部材521、および第3のスタブ部材522のそれぞれと、第1の結合スロット530、第2の結合スロット531、第3の結合スロット532、第4の結合スロット533、第5の結合スロット534、および第6の結合スロット535のそれぞれとを使用することができる。
現行の実施形態では、無線デバイス101の小型多重帯域アンテナ500によって、動作周波数帯域のRF信号が受信され、放射される。小型多重帯域アンテナ500によって、動作周波数帯域のうちの1つのRF信号が受信され、第1の供給点504および第2の供給点505に差分的かつ電気的に接続される、送受信器106の受信器108、短距離RF通信デバイス109、もしくは他のRF通信デバイス110、またはこれらの任意の組み合わせへの入力のために、電磁信号から電気信号に変換される。同様に、動作周波数帯域のうちの1つの電気信号は、送受信器106の伝送器107、短距離RF通信デバイス109、もしくは他のRF通信デバイス110、またはこれらの任意の組み合わせに差分的かつ電気的に接続される、第1の供給点504および第2の供給点505を介した電磁信号への変換のために、小型多重帯域アンテナ500に入力される。
当業者は、本開示が、4つの動作周波数帯域、または周波数帯域と放射部材との間のいかなる関係にも制限されないことを理解するであろう。例えば、第1の動作周波数帯域は、第1の放射部材510および第2の放射部材511のそれぞれの間で共通であってもよい。放射部材と動作周波数帯域との間の他の関連付けも可能である。さらに、小型多重帯域アンテナ500は、より多くの、またはより少ない周波数帯域での動作のそれぞれを提供するために、より多くの、またはより少ない要素を含むことができる。
一実施形態では、第1の周波数帯域で動作している時、小型多重帯域アンテナ500の第1の放射部材510、第2の放射部材511、および第3の放射部材512のそれぞれは、RF信号を協働して受信し、第1の放射部材510に対して平行、垂直、または両方の方向に実質的に放射する。第2の周波数帯域で動作している時、小型多重帯域アンテナ500の第1の放射部材510、第2の放射部材511、および第3の放射部材512のそれぞれは、RF信号を協働して受信し、第1の放射部材510および第2の放射部材511のそれぞれに対して平行、垂直、または両方の方向に実質的に放射する。第3の周波数帯域で動作している時、小型多重帯域アンテナ500の第1の放射部材510、第2の放射部材511、および第3の放射部材512のそれぞれは、RF信号を協働して受信し、第1の放射部材510、第2の放射部材511、および第3の放射部材512のそれぞれに対して平行、垂直、または両方の方向に実質的に放射する。第4の周波数帯域で動作している時、小型多重帯域アンテナ500の第4の放射部材513は、RF信号を受信し、第4の放射部材513に対して平行、垂直、または両方の方向に実質的に放射する。
別の実施形態では、小型多重帯域アンテナ500の第1の放射部材510、第2の放射部材511、および第3の放射部材512のそれぞれは、ループアンテナとして機能する。ループアンテナは、その共振周波数で動作している時、使用可能な放射特性を提供する。RF信号は、供給デバイス503の第1の供給点504および第2の供給点505のそれぞれの間に供給される、またはその間で取り込まれる。第1、第2、および第3の周波数帯域で動作している時、小型多重帯域アンテナ500の第1の放射部材510、第2の放射部材511、および第3の放射部材512のそれぞれは、RF信号を協働して受信し、第1の放射部材510、第2の放射部材511、および第3の放射部材512のそれぞれに対して平行、垂直、または両方の方向に実質的に放射する。第4の周波数帯域で動作している時、小型多重帯域アンテナ500の第4の放射部材513は、RF信号を受信し、第4の放射部材513に対して平行、垂直、または両方の方向に実質的に放射する。
現行の実施形態では、第1の放射部材510は、第1の端部と、中間部分と、第2の端部とを有する。第1の放射部材510の第1の端部は、短絡部材506の第2の端部に電気的に接続される。第1の放射部材510の中間部分は、供給デバイス503の第1の供給点504に電気的に接続される。第1の放射部材510の第2の端部は、第2の放射部材511の第1の端部に電気的に接続される。第1の放射部材510は、第1の共振周波数と主に関連付けられる。第1の共振周波数は、例えば、GSM用に定義された周波数帯域内の周波数と対応することができる。第1の放射部材510の長さは、第1の共振周波数の波長の約4分の1であってもよい。当業者は、本開示の放射部材の長さが、所望の共振周波数の波長の4分の1に制限されず、所望の共振周波数の波長の2分の1等の他の長さが選択されてもよいことを理解するであろう。第1の放射部材510は、より小さなアンテナサイズを可能にするために、L字形状、蛇行形状、または他の類似する構成であってもよい。
第2の放射部材511は、第1の端部と、第2の端部とを有する。第2の放射部材511の第1の端部は、第1の放射部材510の第2の端部に電気的に接続される。第2の放射部材511の第2の端部は、第3の放射部材512の第1の端部に電気的に接続される。第2の放射部材511は、第2の共振周波数と主に関連付けられる。第2の共振周波数は、例えば、DCS用に定義された周波数帯域内の周波数に対応することができる。第2の放射部材511の長さは、第2の共振周波数の波長の約4分の1であってもよい。第2の放射部材511は、より小さなアンテナサイズを可能にするために、L字形状、蛇行形状、または他の類似する構成であってもよい。
第3の放射部材512は、第1の端部と、第2の端部とを有する。第3の放射部材512の第1の端部は、第2の放射部材511の第2の端部に電気的に接続され、第3の放射部材512の第2の端部は、第4の放射部材513の第1の端部に電気的に接続される。第3の放射部材512は、第3の共振周波数と主に関連付けられる。第3の共振周波数は、例えば、PCS、UMTS、LTE、WiBro、Bluetooth、WLAN、またはGPS用に定義された周波数帯域内の周波数に対応することができる。第3の放射部材512の長さは、第3の共振周波数の波長の約4分の1であってもよい。第3の放射部材512は、より小さなアンテナサイズを可能にするために、L字形状、蛇行形状、または他の類似する構成であってもよい。
第4の放射部材513は、第1の端部と、中間部分と、第2の端部とを有する。第4の放射部材513の第1の端部は、第3の放射部材512の第2の端部に電気的に接続される。第4の放射部材513の中間部分は、供給デバイス503の第2の供給点505に電気的に接続される。第4の放射部材513の第2の端部は、自由端であり、未接続である。第4の放射部材513は、第4の共振周波数と主に関連付けられる。第4の共振周波数は、例えば、WLAN用に定義された周波数帯域内の周波数に対応することができる。第4の放射部材513の長さは、第4の共振周波数の波長の約4分の1であってもよい。第4の放射部材513は、より小さなアンテナサイズを可能にするために、L字形状、蛇行形状、または他の類似する構成であってもよい。
短絡部材506は、第1の端部と、第2の端部とを有する。短絡部材506の第1の端部はグランド領域501に電気的に接続され、短絡部材506の第2の端部は、第1の放射部材510の第1の端部に電気的に接続される。さらに、短絡部材506は、より小さなアンテナサイズを可能にするために、L字形状、蛇行形状、または他の類似する構成であってもよい。短絡部材506は、入力インピーダンス整合のためのさらなる同調を提供する。アンテナの入力インピーダンスを同調させることは、典型的に、入力インピーダンスが、無効成分を有さない純粋な抵抗となるように、アンテナの入力端子で見られるインピーダンスを整合させることを指す。本開示によると、入力インピーダンスの整合は、短絡部材506の長さ、幅、または両方を変更することによって調整することができる。
スタブ部材の機能には、放射部材の周波数帯域幅を修正すること、放射部材についてのさらなるインピーダンス整合を提供すること、放射部材の共振周波数を修正するために無効負荷を提供すること、またはこれらの任意の組み合わせを含む。第1のスタブ部材520は、第1の端部と、第2の端部とを有する。第1のスタブ部材520の第1の端部は、第2の放射部材511の第2の端部に電気的に接続され、一方、第1のスタブ部材520の第2の端部は、自由端であり、未接続である。現行の実施形態では、第1のスタブ部材520は、第2の放射部材511についてのさらなるインピーダンス整合を提供する。
第2のスタブ部材521は、第1の端部と、第2の端部とを有する。第2のスタブ部材521の第1の端部は、第3の放射部材512の第2の端部に電気的に接続され、一方、第2のスタブ部材521の第2の端部は、自由端であり、未接続である。現行の実施形態では、第2のスタブ部材521は、第3の放射部材512についてのさらなるインピーダンス整合を提供する。
第3のスタブ部材522は、第1の端部と、第2の端部とを有する。第3のスタブ部材522の第1の端部は、第4の放射部材513の第1の端部に電気的に接続され、一方、第3のスタブ部材522の第2の端部は、自由端であり、未接続である。現行の実施形態では、第3のスタブ部材522は、第4の放射部材513についてのさらなるインピーダンス整合を提供する。
結合スロットの機能には、放射部材を放射部材のサブセットに物理的に分割すること、放射部材の共振周波数を修正するために無効負荷を提供すること、放射部材の周波数帯域幅を修正すること、放射部材についてのさらなるインピーダンス整合を提供すること、偏波特性を制御すること、またはこれらの任意の組み合わせを含む。現行の実施形態では、第1の結合スロット530、第4の結合スロット、および第6の結合スロットのそれぞれは、放射部材510についてのさらなるインピーダンス整合を提供することができる。第1の結合スロット530は、第1の放射部材510およびグランド領域501に隣接する。第4の結合スロット533は、第1の放射部材510および第4の放射部材513に隣接する。第6の結合スロット535は、一方の側が第3のスタブ部材522に隣接し、他方の側が短絡部材506および第1の放射部材510に隣接する。他の実施形態では、第6の結合スロット535は、一方の側が第3のスタブ部材522に隣接し、他方の側が第1の放射部材510、短絡部材506、もしくはグランド領域501、またはこれらの任意の組み合わせに隣接してもよい。容量性結合、誘導性結合、または両方の強度は、第1の結合スロット530、第4の結合スロット、および第6の結合スロットのそれぞれの長さ、幅、または両方を変化させることによって、修正することができる。
現行の実施形態では、第2の結合スロット531は、第3の放射部材512についてのさらなるインピーダンス整合を提供することができる。第2の結合スロット531は、両方の側が第3の放射部材512に隣接する。他の実施形態では、第2の結合スロット531は、一方の側が第3の放射部材512に隣接し、他方の側が第3の放射部材512、第4の放射部材513、第1のスタブ部材520、第2のスタブ部材521、短絡部材506、もしくはグランド領域501、またはこれらの任意の組み合わせに隣接する。容量性結合、誘導性結合、または両方の強度は、第2の結合スロット531の長さ、幅、または両方を変化させることによって、修正することができる。
第3の結合スロット532および第5の結合スロット534のそれぞれは、さらなる入力インピーダンス整合を提供し得る。第3の結合スロット532は、一方の側が第3の放射部材512および第2のスタブ部材521に隣接し、他方の側が短絡部材506に隣接する。他の実施形態では、第3の結合スロット532は、第3の放射部材512、第2のスタブ部材521、短絡部材506、およびグランド領域501の任意の組み合わせの間に置くことができる。第5の結合スロット534は、短絡部材506とグランド領域501との間に置かれる。容量性結合、誘導性結合、または両方の強度は、第3の結合スロット532および第5の結合スロット534のそれぞれの長さ、幅、または両方を変化させることによって、修正することができる。
第4の結合スロット533および第6の結合スロット535は、第4の放射部材513についてのさらなるインピーダンス整合を提供し得る。第4の結合スロット533は、一方の側が第4の放射部材513に隣接し、他方の側が第1の放射部材510に隣接する。第6の結合スロット535は、一方の側が第3のスタブ部材522に隣接し、他方の側が短絡部材506および第1の放射部材510に隣接する。他の実施形態では、第6の結合スロット535は、一方の側が第3のスタブ部材522に隣接し、他方の側が第1の放射部材510、短絡部材506、もしくはグランド領域501、またはこれらの任意の組み合わせに隣接してもよい。容量性結合、誘導性結合、または両方の強度は、第4の結合スロット533および第6の結合スロット535のそれぞれの長さ、幅、または両方を変化させることによって、修正することができる。
さらに、当業者は、また、容量性結合、誘導性結合、または両方の強度が、第1の放射部材510、第2の放射部材511、第3の放射部材512、および第4の放射部材513のそれぞれ、第1のスタブ部材520、第2のスタブ部材521、および第3のスタブ部材522のそれぞれ、短絡部材506、ならびにグランド領域501の表面積を変化させることによって、修正することもできることを理解するであろう。さらに、これらの表面の角度およびこれらの表面間の距離は、容量性結合、誘導性結合、および両方に影響を与える。
図6は、本明細書に説明される様々な態様に係る、無線デバイス101に採用することができる、小型多重帯域アンテナ600の一実施形態の等尺図を図示する。小型多重帯域アンテナ600は、例えば、アルミニウム、銅、金、もしくは銀等の導電性材料のシートから、スタンピングプロセスを使用して、または基材上に導電性フィルムを堆積させる、もしくは以前に堆積された導体を基材からエッチングする等の任意の他の加工技術を使用して、加工されてもよい。
本実施形態では、グランド領域601は、小型多重帯域アンテナ600の第1の表面を形成する。小型多重帯域アンテナ600は、短絡部材606および第1の放射部材610の屈曲部分を含む。短絡部材606および第1の放射部材610の一部分は、第1の表面に対してほぼ垂直である、第2の表面を形成する。供給デバイス603の第1の供給点604は、第2の表面の第1の放射部材610の一部分に電気的に接続される。第1の放射部材610の他の部分、第2の放射部材611、第3の放射部材612、および第4の放射部材613のそれぞれ、第1のスタブ部材620、第2のスタブ部材621、および第3のスタブ部材622のそれぞれは、第2の表面に対してほぼ垂直であり、第1の表面に対してほぼ平行である、第3の表面を形成する。別の実施形態では、第1のスタブ部材620、第2のスタブ部材621、および第3のスタブ部材622のそれぞれは、第2の表面に対してほぼ垂直に屈曲される。供給デバイス603の第2の供給点605は、第3の表面の第4の放射部材613に電気的に接続される。
絶縁材料602は、第1の放射部材610、第2の放射部材611、第3の放射部材612、および第4の放射部材613のそれぞれをグランド領域601からさらに絶縁するために主に使用される。絶縁材料602は、一方の側がグランド領域601に隣接し、他方の側が第1の放射部材610の他の部分、第2の放射部材611、第3の放射部材612、および第4の放射部材613のそれぞれ、ならびに第1のスタブ部材620、第2のスタブ部材621、および第3のスタブ部材622のそれぞれに隣接する。絶縁材料602は、例えば、空気、基材、もしくはポリスチレン、またはこれらの任意の組み合わせであってもよい。第1、第2、もしくは第3の表面、またはこれらの任意の組み合わせは、非平面であってもよく、または他の表面に対する垂直距離、平行距離、もしくは両方の距離が不均一となるように位置付けられてもよい。さらに、第1、第2、もしくは第3の表面、またはこれらの任意の組み合わせは、無線デバイス101の筐体に組み込むことができる。
第1の結合スロット630は、一方の側が第1の放射部材610に隣接し、他方の側がグランド領域601に隣接し、第2の表面と同一の平面上にある。第2の結合スロット631は、両方の側が第3の放射部材612に隣接し、第3の表面と同一の平面上にある。第3の結合スロット632は、一方の側が第3の放射部材612および第2のスタブ部材621に隣接し、他方の側が短絡部材606に隣接し、第3の表面と同一の平面上にある。第4の結合スロット633は、第1の放射部材610および第4の放射部材613に隣接し、第3の表面と同一の平面上にある。第5の結合スロット634は、一方の側が短絡部材606に隣接し、他方の側がグランド領域601に隣接し、第2の表面と同一の平面上にある。第6の結合スロット635は、一方の側が第3のスタブ部材622に隣接し、他方の側が短絡部材606および第1の放射部材610に隣接し、第3の表面と同一の平面上にある。
図7は、無線デバイス101の小型多重帯域アンテナ500の例示的なプロトタイプ実施形態の有意な寸法を図示する。図解全体は、700と称される。寸法は、ミリメートル単位で与えられ、図7のアンテナの実施形態は、例えば、GSM、DCS、PCS、およびWLAN周波数帯域での4帯域動作に好適な実施形態であることが意図される。
図8は、無線デバイス101の小型多重帯域アンテナ500の反射率S11の測定形態およびシミュレーション形態のグラフ図を示す。グラフ図全体は、800と称される。横座標801上に500MHz〜6GHzの周波数がプロットされる。入力反射率S11の対数規模は、縦座標802上に示され、0dB〜−50dBの範囲でプロットされる。グラフ803は、小型多重帯域アンテナ500のシミュレーション入力反射率S11を示す。グラフ803は、例えば、GSM、DCS、Bluetooth、およびWLANのそれぞれに対応する周波数帯域内にある、小型多重帯域アンテナ500の第1の放射部材510、第2の放射部材511、第3の放射部材512、および第4の放射部材513のそれぞれに関連付けられる、共振周波数805、806、807、ならびに808を示す。グラフ804は、小型多重帯域アンテナ500のプロトタイプの測定入力反射率S11を示す。
別の実施形態では、無線デバイスの多重帯域アンテナは、グランド領域と、第1の放射部材と、第2の放射部材と、第3の放射部材と、第4の放射部材と、第1の供給点と、第2の供給点とを含む。第1の放射部材は、第1の端部と、中間部分と、第2の端部とを有することができ、第1の共振周波数を提供することができ、第1の放射部材の第1の端部は、グランド領域に電気的に接続することができ、第1の放射部材の中間部分は、第1の供給点に電気的に接続することができる。第2の放射部材は、第1の端部と、第2の端部とを有することができ、第2の共振周波数を提供することができ、第2の放射部材の第1の端部は、第1の放射部材の第2の端部に電気的に接続することができる。第3の放射部材は、第1の端部と、第2の端部とを有することができ、第3の共振周波数を提供することができ、第3の放射部材の第1の端部は、第2の放射部材の第2の端部に電気的に接続することができる。第4の放射部材は、第1の端部と、中間部分と、第2の端部とを有することができ、第4の共振周波数を提供することができ、第4の放射部材の第1の端部は、第3の放射部材の第2の端部に電気的に接続することができ、第4の放射部材の中間部分は、第2の供給点に電気的に接続することができ、第4の放射部材の第2の端部は、未接続にすることができる。第1の供給点は、同軸コネクタの第1の導体に電気的に接続することができ、第2の供給点は、同軸コネクタの第2の導体に電気的に接続することができる。
当業者は、本開示が、記載される動作周波数帯域もしくは共振周波数、または例示的な多重帯域アンテナの各部材と関係付けられる動作周波数帯域もしくは共振周波数間のいかなる特定の関係にも決して制限されないことを理解し得ることに留意することが重要である。
例示的な実施形態を示し、記載してきたことで、当業者が適切に修正することによって、本開示の範囲から逸脱することなく、本明細書に記載される方法、デバイス、およびシステムのさらなる適応が達成され得る。そのような可能な修正のいくつかは言及されており、他のものは、当業者に明らかとなるであろう。例えば、上述される実施例、実施形態等は、実例であり、必ずしも要求されない。したがって、本開示の範囲は、以下の特許請求の範囲の観点から考慮されるべきであり、明細書および図面に示され、記載される構造、動作、ならびに機能の詳細に制限されないことが理解される。
上記に説明されるように、記載される開示は、以下に説明される態様を含む。

Claims (22)

  1. 無線通信システムにおけるデバイスであって、
    複数の周波数帯域を介して情報を伝送する伝送器と、
    複数の周波数帯域を介して情報を受信する受信器と、
    該伝送器および該受信器に電気的に接続されている多重帯域アンテナと
    を含み、
    該多重帯域アンテナは、
    同軸コネクタであって、該同軸コネクタを介して、該伝送器からの情報が該多重帯域アンテナに入力され、該同軸コネクタを介して、該多重帯域アンテナで受信された情報が該受信器に出力される、同軸コネクタと、
    該同軸コネクタを介して、該多重帯域アンテナを該伝送器および該受信器に電気的に接続するように構成されている第1の供給点であって、該多重帯域アンテナは、該第1の供給点で動作可能な第1のアンテナタイプを形成する、第1の供給点と、
    該同軸コネクタを介して、該多重帯域アンテナを該伝送器および該受信器に電気的に接続するように構成されている第2の供給点であって、該多重帯域アンテナは、該第2の供給点で動作可能な第2のアンテナタイプを形成する、第2の供給点と
    を含む、デバイス。
  2. 前記第1のアンテナタイプは、ループアンテナである、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記第1のアンテナタイプは、平面逆F型アンテナ(「PIFA」)である、請求項1に記載のデバイス。
  4. 前記第1のアンテナタイプは、長方形のらせん状ストリップを有する平面逆F型アンテナ(「PIFA」)である、請求項1に記載のデバイス。
  5. 前記第2のアンテナタイプは、モノポールである、請求項1に記載のデバイス。
  6. 前記第2のアンテナタイプは、平面逆F型アンテナ(「PIFA」)である、請求項1に記載のデバイス。
  7. 前記第1のアンテナタイプは、少なくとも、第1の周波数帯域、第2の周波数帯域、第3の周波数帯域で動作する、請求項1に記載のデバイス。
  8. 前記第3の周波数帯域は、前記第2の周波数帯域を超え、前記第2の周波数帯域は、前記第1の周波数帯域を超える、請求項7に記載のデバイス。
  9. 前記第2のアンテナタイプは、少なくとも、第4の周波数帯域で動作する、請求項1に記載のデバイス。
  10. 前記第1の供給点および前記第2の供給点は、前記伝送器、前記受信器、または、その両方に差分的かつ電気的に接続されている、請求項1に記載のデバイス。
  11. 前記第1の供給点は、前記同軸コネクタの第1の導体に電気的に接続されており、前記第2の供給点は、供給デバイスを介して、該同軸コネクタの該第1の導体に電気的に接続されている、請求項1に記載のデバイス。
  12. 無線デバイスのための多重帯域アンテナであって、
    グランド領域と、
    同軸コネクタと、
    第1の端部と中間部分と第2の端部とを有し、第1、第2、第3の共振周波数でRF信号を協働して受信し、実質的に放射する第1の放射部材であって、該第1の放射部材の該第1の端部は、該グランド領域に電気的に接続されており、該第1の放射部材の該中間部分は、第1の供給点に電気的に接続されている、第1の放射部材と、
    第1の端部と第2の端部とを有し、該第1、該第2、該第3の共振周波数でRF信号を協働して受信し、実質的に放射する第2の放射部材であって、該第2の放射部材の該第1の端部は、該第1の放射部材の該第2の端部に電気的に接続されている、第2の放射部材と、
    第1の端部と第2の端部とを有し、該第1、該第2、該第3の共振周波数でRF信号を協働して受信し、実質的に放射する第3の放射部材であって、該第3の放射部材の該第1の端部は、該第2の放射部材の該第2の端部に電気的に接続されており、該第1、該第2、該第3の放射部材は、該第1の供給点で動作可能な第1のアンテナタイプを形成する、第3の放射部材と、
    第1の端部と中間部分と第2の端部とを有し、第4の共振周波数を提供する第4の放射部材であって、該第4の放射部材の該第1の端部は、該第3の放射部材の該第2の端部に電気的に接続されており、該第4の放射部材の該中間部分は、第2の供給点に電気的に接続されており、該第4の放射部材の該第2の端部は、未接続であり、該第4の放射部材は、該第2の供給点で動作可能な第2のアンテナタイプを形成する、第4の放射部材と
    を含み、
    該第1の供給点および該第2の供給点の両方は、該同軸コネクタを介して、伝送器、受信器、または、その両方に接続されている、多重帯域アンテナ。
  13. 前記第1の放射部材の一部分と、前記第2の放射部材、前記第3の放射部材、前記第4の放射部材、または、これらの任意の組み合わせと、前記グランド領域との間に設置されている絶縁材料をさらに含む、請求項12に記載の多重帯域アンテナ。
  14. 前記第1の供給点および前記第2の供給点は、前記伝送器、前記受信器、または、その両方に差分的かつ電気的に接続されている、請求項12に記載の多重帯域アンテナ。
  15. 前記第1の供給点は、前記同軸コネクタの第1の導体に電気的に接続されており、前記第2の供給点は、供給デバイスを介して、該同軸コネクタの該第1の導体に電気的に接続されている、請求項12に記載の多重帯域アンテナ。
  16. 第1の端部と第2の端部とを有し、前記第2の放射部材について、周波数帯域幅を修正するため、さらなるインピーダンス整合を提供するため、前記第2の共振周波数を同調させるため、または、これらの任意の組み合わせのために使用される第1のスタブ部材をさらに含み、該第1のスタブ部材の該第1の端部は、該第2の放射部材の該第2の端部に電気的に接続されており、該第1のスタブ部材の該第2の端部は、未接続である、請求項12に記載の多重帯域アンテナ。
  17. 第1の端部と第2の端部とを有し、前記第3の放射部材について、周波数帯域幅を修正するため、さらなるインピーダンス整合を提供するため、前記第3の共振周波数を同調させるため、または、これらの任意の組み合わせのために使用される第2のスタブ部材をさらに含み、該第2のスタブ部材の該第1の端部は、該第3の放射部材に電気的に接続されており、該第2のスタブ部材の該第2の端部は、未接続である、請求項12に記載の多重帯域アンテナ。
  18. 第1の端部と第2の端部とを有し、前記第4の放射部材について、周波数帯域幅を修正するため、さらなるインピーダンス整合を提供するため、前記第4の共振周波数を同調させるため、または、これらの任意の組み合わせのために使用される第3のスタブ部材をさらに含み、該第3のスタブ部材の該第1の端部は、該第4の放射部材に電気的に接続されており、該第3のスタブ部材の該第2の端部は、未接続である、請求項12に記載の多重帯域アンテナ。
  19. 第1の端部と第2の端部とを有し、さらなる入力インピーダンス整合を提供するために使用される短絡部材をさらに含み、該短絡部材は、前記第1の供給点と前記グランド領域との間に位置付けられており、該短絡部材の該第1の端部は、該グランド領域に電気的に接続されており、該短絡部材の該第2の端部は、前記第1の放射部材の前記第1の端部に電気的に接続されている、請求項12に記載の多重帯域アンテナ。
  20. 前記第1の放射部材の周波数帯域幅を修正するため、さらなるインピーダンス整合を提供するため、前記第1の共振周波数を同調させるため、または、これらの任意の組み合わせのための第1の結合スロットをさらに含み、該第1の結合スロットは、第1の放射部材と前記グランド領域との間に位置付けられている、請求項12に記載の多重帯域アンテナ。
  21. 前記第3の放射部材は、前記アンテナの全高を減少させるため、前記第3の共振周波数を同調させるため、または、その両方のために、蛇行形状である、請求項12に記載の多重帯域アンテナ。
  22. 前記第4の共振周波数は、前記第2の供給点の位置を変更することによってさらに調整される、請求項12に記載の多重帯域アンテナ。
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