JPH10233589A - プラグインユニット方式の電子機器装置 - Google Patents

プラグインユニット方式の電子機器装置

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JPH10233589A
JPH10233589A JP3786797A JP3786797A JPH10233589A JP H10233589 A JPH10233589 A JP H10233589A JP 3786797 A JP3786797 A JP 3786797A JP 3786797 A JP3786797 A JP 3786797A JP H10233589 A JPH10233589 A JP H10233589A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器の冷却効率の低下を防止できるプラ
グインユニット方式の電子機器装置を得る。 【解決手段】 収納部7に収納した電子機器4を収納部
7の搬出入口8から取り出した場合に、搬出入口8の通
風量を自動的に規制する通風規制手段10を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばユニット
化した複数の電子機器を収納して、それら電子機器の稼
動中にその稼動中の電子機器又は他の電子機器を着脱可
能とするプラグインユニット方式の電子機器装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】まず、プラグインユニット方式の電子機
器装置の背景について説明する。近年の情報処理用及び
情報通信用の電子機器装置の普及は目覚ましく、故障等
による電子機器装置の稼動停止は社会的な影響を及ぼす
ようになっている。しかしながら、電子機器装置に搭載
される電子機器は所定の故障率を持った多数の電子部品
で構成されているため、所定の頻度で故障することが宿
命付けられている。又、電子機器装置は、処理するデー
タ量の増加等により処理能力の拡張を求められる場合も
ある。従来の電子機器装置の場合は、搭載した電子機器
に故障等の異常が発生した場合には電子機器装置の稼動
を停止しなければならないという問題点があった。プラ
グインユニット方式の電子機器装置は、以上のような問
題点に対応可能な電子機器装置であり、電子機器を着脱
可能なプラグインユニットとすると共にこれを複数台搭
載可能とし、故障又は不要な電子機器を交換するに際
に、他の電子機器を稼動状態のまま交換可能とする装置
である。図22は従来のプラグインユニット方式の電子
機器装置を示す全体説明図、図23は図22に示す遮蔽
蓋の詳細を示す説明図である。図22において、30は
収納部本体、31は収納部であり、収納部本体30の内
部を平板により縦横に区切られて収納部本体30内に4
行2列に形成されている。32は搬出入口であり、収納
部本体30の正面に収納部31毎に設けられ、その両側
にはねじ穴32aが設けられている。33は収納部本体
30の一方の側面に形成された通風口であり、他方の側
面にも通風口33が形成されている。又、隣接する列の
収納部31を仕切る側板にも同様に通風口が形成され、
これら通風口と一方及び他方の側面に設けた通風口33
とにより冷却空気を通過させる通風路を形成する。34
は収納部本体30の背面に設けられたバックバネル、3
4aはバックパネル34に設けられた収納部31内に突
出したコネクタ部であり、電源及びユニット相互と接続
されている。35は通風口33から通風路を通る空気を
吸い込む送風部、35aは送風部35に設けられた送風
ファン、35bは送風ファン35aを覆うカバー、36
はユニット化された電子機器であり、電子部品とコネク
タとを配設した基板部と搬出入口32にねじ36aによ
りねじ穴32aと螺合して固定されて搬出入口32を遮
蔽する前面板とこれらを保持するフレーム等により形成
される。又、38はプラグインユニット方式の電子機器
装置であり、上述の符号30〜37を付した構成を含む
(以下、単に電子機器装置38と称する)。Aは冷却空
気の流れを示す。Bは空の収納部31の搬出入口32か
ら流入する空気を示す。Cは空気Bが搬出入口32から
流入する空の収納部31を示す。図23において、37
は遮蔽蓋であり、前面を搬出入口32を遮蔽できる大き
さに形成されると共に取付用のねじ孔37aを設けられ
ている。
【0003】次に動作を図により説明する。電子機器装
置38の据え付け時において、作業者が収納部31に電
子機器36を挿入してねじ36aにより固定し、電子機
器36を電子機器装置38に装着する。この際、電子機
器36の基板部のコネクタとコネクタ部34aとが係合
して、電子機器36が電源と電気的に接続される。な
お、電子機器装置38には複数の電子機器36が装着さ
れる。又、作業者は電子機器36を収納しない空の収納
部31の搬出入口32に遮蔽蓋37をねじ36aにより
固定して、空の収納部31の搬出入口32を遮蔽する。
次に作業者が稼動スイッチ(不図示)を操作することに
より送風部35の送風ファン35aが送風動作を行うと
共に電子機器36が電気的に稼動する。送風部35は送
風ファン35aにより通風口33から空気を吸い込み、
その空気を通風路を通して反対側に排出する。この通風
路を通る空気により、電子機器36はその電子部品を冷
却されて正常に稼動することができる。
【0004】次に、保守のために電子機器36を新たな
電子機器36と交換する場合の動作について説明する。
電子機器36を新たな電子機器36と交換する場合、他
の電子機器36を稼動したままで交換する。作業者は交
換すべき電子機器36を取り出し、新たな電子機器36
を取り付ける。或は、空の収納部31の遮蔽蓋37を外
して、新たな電子機器36を装着する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子機器装置3
8は以上のように構成されているので、電子機器36を
交換したり、電子機器36を装着する場合において、電
子機器36が取り出されたり、遮蔽蓋37を取り外した
収納部31の搬出入口32は一時的に開口した状態とな
る。このような場合、例えば、図22に示す空気Bのよ
うに、開口状態の搬出入口32から電子機器装置38内
に空気が流入することにより、通風口33aからの冷却
空気の流入量を低下させてしまうので、稼動中の電子機
器36に対する冷却効率を低下させるという問題があ
る。さらに、空の収納部Cには空気の流れを阻害する電
子機器36がないので、搬出入口32から流入する空気
Bは通風口33から流入する空気よりも受ける抵抗が比
較的小さい。したがって、空気Bが大量に流入し易い状
態であるので、他の収納部31に装着された電子機器3
6の冷却効率の低下は大きいものとなる。近年の電子機
器36に用いられる電子部品、例えばLSI等は高集積
化、高性能化に伴い発熱量が大きくなる傾向にあるのに
反して温度的には弱く、誤動作、故障等を起こし易いも
のであり、それら電子部品の故障率は動作温度で変化
し、所定温度を超えると著しく低下するので、僅かの時
間の冷却効率の低下であっても他の稼動中の電子機器3
6に誤動作や故障を生じさせたりする虞がある。
【0006】なお、作業者が電子機器36の取り出し/
取り付けや遮蔽蓋37の取り外し/取り付け等々の作業
を素早く行い、搬出入口32の開口状態を極力短い時間
とすれば、ある程度冷却効率の低下を防止できるが、作
業自体は作業者に委ねられるものであるので、搬出入口
32を開口したまま長時間放置するような作業者のミス
等のヒューマンエラーに対しては何の解決にもならな
い。さらに、近年の電子機器36に用いられている電子
部品の中には非常に温度に対して敏感なものもあり、1
つの搬出入口32を1分間程度開口したことによる冷却
効率の低下により不具合が生じる虞のある電子部品もあ
る。
【0007】又、搬出入口32が遮蔽されていない場合
は、その開口部分を介して外部から電子機器装置38内
に侵入する電気的ノイズにより稼動中の電子機器36に
悪影響を与えて誤動作させる虞があると共に、稼動中の
電子機器36からその開口部分を介して外部に電気的ノ
イズを放出し、他の装置に悪影響を与える虞がある。
【0008】この発明は以上の問題点を解決するために
なされたもので、第1の目的は搬出入口からの空気洩れ
/流入を防止するとこにより電子機器の冷却効率の低下
を防止できるプラグインユニット方式の電子機器装置を
提供することである。又、第2の目的は搬出入口から電
気的ノイズが放射/入射することを防止できるプラグイ
ンユニット方式の電子機器装置を提供することである。
又、第3の目的は電子機器が適切に冷却されるプラグイ
ンユニット方式の電子機器装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明によるプラグイ
ンユニット方式の電子機器装置は、ユニット化した少な
くとも2つ以上の電子機器と、この電子機器を電気的に
接続して収納する複数の収納部と、この収納部内に空気
を通風する送風部とを備えたプラグインユニット方式の
電子機器装置において、前記収納部に収納した前記電子
機器を前記収納部の搬出入口から取り出した場合に、前
記搬出入口の通風を自動的に規制する通風規制手段を設
けたものである。
【0010】さらに、この発明によるプラグインユニッ
ト方式の電子機器装置は、通風規制手段は電気的ノイズ
を遮断する電気的ノイズ防止部材により構成されている
ものである。
【0011】又、この発明によるプラグインユニット方
式の電子機器装置は、通風規制手段は板状に形成されて
搬出入口に当接する方向に付勢されているものである。
【0012】又、この発明によるプラグインユニット方
式の電子機器装置は、通風規制手段は搬出入口の開口縁
部に当接して前記搬出入口の通風を規制し、前記通風規
制手段が前記開口縁部から離間することを防止する離間
防止手段を設けたものである。
【0013】又、この発明によるプラグインユニット方
式の電子機器装置は、送風部は収納部の一方に設けられ
て前記収納部の他方に設けられた通風口から空気を前記
収納部内に取り込み、前記収納部に収納された電子機器
を搬出入口から取り出した場合に、前記通風口の通風量
を自動的に規制する制風板を設けたものである。
【0014】さらに、次の発明によるプラグインユニッ
ト方式の電子機器装置は、制風板は通風口の開口縁部の
近傍に設けられ、収納部内に電子機器が収納されている
か否かを検出して検出結果を出力する検出部と、前記検
出結果を受けて前記制風板を駆動して前記通風口の通風
量を規制する駆動部とを設けたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.この発明のプラグインユニット方式の電
子機器装置の一実施の形態について説明する。図1はこ
の発明の一実施の形態によるプラグインユニット方式の
電子機器装置を示す全体斜視図、図2は図1に示す電子
機器装置の装置本体を示す説明図、図3は図2に示す矢
示Vからの通風規制板を示す説明図、図4は図2に示す
線分A−Aによる断面図である。
【0016】図1において、1は電子機器装置の外箱で
ある筐体、1aは筐体1の側面に設けられた冷却空気取
入れ口、2は筐体1に設けられた開閉扉、3は電子機器
装置の装置本体であり、筐体1内に収納されている。4
は装置本体3に装着されたユニット化された電子機器、
5はプラグインユニット方式の電子機器装置であり、上
述の符号1〜4を付した構成を含む(以下、単に電子機
器装置5と称する)。
【0017】図2において、6は装置本体3に設けられ
た収納部本体、7は収納部であり、収納部本体6の内部
を平板により縦横に区切られて収納部本体6内に4行2
列に8個形成されている。なお、この収納部7は互いに
共有する側面に矩形状の貫通孔を設けられている。8は
搬出入口であり、収納部本体6の正面に収納部7毎に設
けられ、その両側にねじ穴7aが設けられている。図4
において、9は収納部本体6の背面に設けたバックパネ
ル、9aはバックパネル9に設けられたコネクタ部であ
り、収納部7内に接続端子が配置されている。10は搬
出入口8を空気が通過するのを規制する通風規制手段で
ある通風規制板であり、金属材料を搬出入口8の開口面
より若干大きく矩形状に形成する。この通風規制板10
は図3に示すように、搬出入口8の近傍かつ収納部7内
の上部に回動可能に設けられると共にばね付き蝶番10
aのばね力により搬出入口8の開口縁部側に内側より常
時付勢されている。通風規制板10は収納部7内に電子
機器4が収納されていない状態では搬出入口8の開口縁
部に自動的に当接して搬出入口8の通風量を規制する。
この実施の形態1では通風量がほぼ0となるように、通
風規制板10と搬出入口8の開口縁部とを密着して当接
するようにしている。又、10bは通風規制板10に設
けられた係合部であり、制風板(後述する)と係合す
る。10cは係合部10bに設けられたテーパである。
なお、通風規制板10は樹脂材料等を搬出入口8の開口
面より若干大きく形成した後に電磁波を遮蔽するように
金属メッキを施すことにより設けても良い。
【0018】又、11は収納部本体6の一方の側面に形
成された通風口であり、他方の側面にも通風口11(不
図示)が形成されている。又、隣接する列の収納部7を
仕切る側板にも同様に通風口が形成され、これら通風口
と一方及び他方の側面に設けた通風口11とにより冷却
空気を通過させる通風路を形成する。又、12は通風口
11の通風量を規制する制風板であり、金属材料で形成
されると共に複数の貫通孔12a(図2に示す)が設け
られ、図2に示すように通風口11の近傍かつ収納部7
内の上部に回動可能に支持されると共にそのばね付き蝶
番のばね力により通風口11側に内側から常時付勢され
ている。又、この制風板12は搬出入口8側を所定角度
のテーパを形成して設けられた係合部12bを有する。
なお、この係合部12bは通風規制板10の係合部10
bと係合する。図2において、13は送風部であり、収
納部本体6の他方の側面側に配置して収納部本体6に設
けられている。13aは送風部13に設けられた送風フ
ァン、13bは収納部本体6の他方の側面側に周設され
て送風ファン13aを覆うカバーである。この実施の形
態1に示す電子機器装置5の送風部13は、冷却空気を
通風口11より取り込んで矢示A方向に排出することに
より収納部7に収納した電子機器4を冷却する。
【0019】又、電子機器4は、電子部品とコネクタ4
aとを配設した基板部と、搬出入口8にねじで固定され
て搬出入口8を遮蔽する前面板4bと、複数の長孔を設
けられた側板部4cと、これらを保持するフレーム等か
ら構成される。又、Aは冷却空気の流れを示す。なお、
この実施の形態1に示す電子機器装置5では、冷却空気
を通風口11より収納部7内に流入して電子機器4を冷
却するが、この逆に送風ファンから収納部7に冷却空気
を送り込んで通風口11から冷却空気を排出するように
しても良い。
【0020】次に動作を図により説明する。図5は図2
に示す線分B−Bによる断面図であり、図5aは収納部
7が空の状態を示す説明図であり、F1、F2は通風規
制板10の回動方向を示す。図5bは収納部7に電子機
器4が収納された状態を示す説明図、図6は図2に示す
線分C−Cによる断面図であり、図6aは収納部7が空
の状態を示す説明図、図6bは収納部7に電子機器4が
収納された状態を示す説明図である。図5及び図6にお
いて、図1乃至図4と同一符号は同一又は相当部分を示
し説明を省略する。12cはばね付き蝶番であり、制風
板12を通風口11側に内側から常時付勢している。1
2dは制風板12の一部を切り欠いて設けた逃げ部であ
り、係合部10bが係合する。図5a、図6aに示すよ
うに収納部7に電子機器4が収納されていない状態で
は、通風規制板10はばね付き蝶番10aの付勢力によ
り搬出入口8の開口縁部と当接して搬出入口8の通風量
を自動的に規制し、制風板12はばね付き蝶番12cの
付勢力により通風口11を塞ぐように通風口11の開口
面に内側から当接して自動的に通風口11の通風を規制
している。
【0021】まず、電子機器4を通風口11(図2に示
す)に隣接した収納部7に装着する場合について説明す
る。電子機器4を搬出入口8より挿入すると、通風規制
板10は側板部4cにより押し上げられ矢示F1方向に
回転する。又、この際に、通風規制板10の係合部10
bと制風板12の係合部12bとが係合して、制風板1
2は通風規制板10により収納部7の内側に押し上げら
れるように回転する。作業者がさらに電子機器4を挿入
すると、図5bに示すようにコネクタ4aとコネクタ部
9aとが係合して電気的接続がなされると共に側板部4
cの上部により通風規制板10がさらに矢示F1方向に
回転して電子機器4の上方に配置される。又、図6bに
示すように制風板12が通風規制板10により上方に配
置されて通風口11が開口した状態となる。なお、この
状態で係合部10bは逃げ部12dに入り、通風規制板
10と制風板12とがほぼ並行となっている。なお、こ
の実施の形態1による電子機器装置5では図2に示すよ
うに電子機器4を5個装着している。
【0022】なお、新たに装着した電子機器4の稼動開
始方法は、コネクタ4aとコネクタ部9aとの係合によ
り自動的に稼動開始しても良いし、別途、作業者が稼動
スイッチ(不図示)を操作することにより稼動しても良
い。送風部13は送風ファン13aにより行毎の通風口
11から冷却空気を吸い込んで、その空気を収納部7を
通して反対側に排出する。これにより、電子機器4はそ
の電子部品を冷却されて正常に稼動することができる。
【0023】次に、電子機器4を収納部7から取り出す
場合について説明する。作業者が収納部7から電子機器
4を引き出して側板部4cの上部と通風規制板10との
当接が解除すると、通風規制板10はばね付き蝶番10
aの付勢力により矢示F2方向に回転して搬出入口8の
開口縁部に当接する。この通風規制板10の矢示F2方
向の回転に伴って、制風板12はばね付き蝶番12cの
付勢力により通風口11側に回転する。作業者により電
子機器4が取り出されてしまうと通風規制板10は搬出
入口8の開口縁部に当接して搬出入口8の通風を規制
し、制風板12は通風口11を塞ぐように通風口11の
開口面に自動的に当接して通風口11の通風を規制す
る。したがって、通風規制板10により空の収納部7の
搬出入口8から冷却空気の流入/洩れを防止でき、他の
稼動中の電子機器4の冷却効率の低下を防止することが
できる。又、複数の貫通孔12aを設けられた制風板1
2が通風口11を塞ぐように配置して通風口11の通風
量を規制し、空の収納部7内を通過する冷却空気が異常
に増大しないようにするので、より他の収納部7に収納
された電子機器4の冷却効率の低下を防止することがで
きる。
【0024】なお、この実施の形態1による電子機器装
置5では、通風規制板10をばね付き蝶番10aのばね
力により搬出入口8側に付勢し、制風板12をばね付き
蝶番12cのばね力により通風口11側に付勢したが、
それに限定するものではなく、通風規制板10、制風板
12共に各々の自重により回動するようにしても良い。
又、搬出入口8や通風口11の開口縁部に磁石又は電磁
的な吸引力を発生する吸引部を設け、通風規制板10や
制風板12に必要に応じてそれに吸引される部材や磁石
を設けても良い。
【0025】なお、この実施の形態1による電子機器装
置5では、通風規制板10を搬出入口8の近傍かつ収納
部7の上部に回動可能に設けて、電子機器4を収納部7
に収納時に、側板部4cにより通風規制板10をその収
納部7の上部に配置するように構成したが、これに限定
するものではない。例えば、通風規制板10を搬出入口
8の近傍かつ収納部7の下部に回動可能に設けて、電子
機器4を収納部7に収納時に、電子機器4のフレームに
より通風規制板10を電子機器4の下側、即ち、その収
納部7の下部に配置するようにしても良い。なお、制風
板12も同様に通風口11の近傍かつ収納部7の下部に
回動可能に設けても良い。
【0026】なお、この実施の形態1による電子機器装
置5では、装置本体3を筐体1内に設けた電子機器装置
5について説明したが、筐体1、開閉扉2を設けずに電
子機器装置5を構成しても良い。
【0027】なお、この実施の形態1による電子機器装
置5では、収納部本体6に収納部7を4行2列に8個設
けたが、これに限定するものではなく、4行1列又は5
行3列等々、任意の行列にして複数個設けても良い。例
えば、図7は収納部7を4行1列の4個に構成した収納
部本体を示す説明図である。図7において、図2と同一
符号は同一又は相当部分を示し説明を省略する。6aは
収納部本体であり、内部を区切られて収納部7を4行1
列状に4個設けられている。動作については上述の電子
機器装置5と同一であるので説明を省略する。
【0028】なお、この実施の形態1による電子機器装
置5では、矩形状に開口した通風口11から冷却空気を
取り込んだが、これに限定するものではない。例えば、
図8は複数の貫通孔により形成した通風口を示す説明図
である。図8において、図7と同一符号は同一又は相当
部分を示し説明を省略する。6bは収納部本体であり、
収納部7を4行1列状に設けられている。11aは通風
口であり、収納部本体6bの一方の側面に設けられた複
数の貫通孔により形成される。11bは通風口であり、
バックバネル9に設けられた複数の貫通孔により形成さ
れる。動作については上述の電子機器装置5と同一であ
るので説明を省略する。
【0029】以上説明したように、この実施の形態1に
よるプラグインユニット方式の電子機器装置5によれ
ば、収納部7に電子機器4が収納されていない状態で
は、通風規制板10はばね付き蝶番10aにより、自動
的にその空の収納部7の搬出入口8の通風を規制し、そ
の搬出入口8から空気の流入(送風ファン13a側から
空気を取り込んで通風口11aから排出する場合は搬出
入口8からの空気洩れ)を防止するので、稼動中の電子
機器4の冷却効率の低下を防止できる。
【0030】又、複数の貫通孔12aを設けた制風板1
2が自動的に通風口11の開口面に沿って配置され、通
風口11の通風量を規制して、空の収納部7を通過する
冷却空気が異常に増大しないようにするので、稼動中の
電子機器4の冷却効率の低下をより防止することができ
る。
【0031】又、通風規制板10は金属製であるので、
搬出入口8の開口縁部と当接した場合は、その搬出入口
8から電気的ノイズが放射/入射することを防止でき
る。又、制風板12は金属製であるので、通風口11の
開口面を塞ぐように配置した場合は、その通風口11か
ら電気ノイズが放射/入射することを防止できる。
【0032】実施の形態2.この発明のプラグインユニ
ット方式の電子機器装置の他の実施の形態について説明
する。この実施の形態2によるプラグインユニット方式
の電子機器装置は上述の実施の形態1に示す通風規制板
10が搬出入口8の開口縁部から離間するのを防止する
離間防止手段を設けたものである。図9は図8に示す矢
示V1から見た通風規制板を示す説明図である。図9に
おいて、図1乃至図8と同一符号は同一又は相当部分を
示し説明を省略する。6b1は、収納部本体6の一方の
側面、6b2は収納部本体6の他方の側面であり、側面
6b2には通風口11a(図8に示す)が設けられてい
る。6b3は収納部本体6bに設けた仕切り板であり、
その両端を折り曲げて形成した折り曲げ部6b4の一方
(不図示)を側面6b1に他方を側面6b2に溶接等で
固定され、収納部本体6bの一方と他方の側面と仕切り
板6b3により収納部7(図8に示す)を形成する。1
4は軸受け部であり、一方と他方の折り曲げ部6b4に
重力方向に長手の溝部を形成して設ける。15は搬出入
口8を空気が通過するのを防止する通風規制手段である
通風規制板であり、金属材料を搬出入口8の開口面より
若干大きく矩形状に形成して設ける。15aは通風規制
板15の上端部両端に設けた軸部であり、軸受け部14
に係合して通風規制板15を回動可能かつ溝部14の長
手方向に沿って上下移動可能とする。15bは通風規制
板15の下端部に設けたロック片であり、後述するロッ
ク受け穴16と係合して、通風規制板15が搬出入口8
の開口縁部から離間することを防止する。15cは通風
規制板15の下端部に設けた鍵穴部であり、下端部を切
り欠いて形成する。なお、ロック片15bと鍵穴部15
cは各々2個設けられている。又、16は仕切り板6b
3に設けられたロック受け穴である。このロック受け穴
16は搬出入口8の開口縁部近傍に位置しており、通風
規制板15が搬出入口8の開口縁部と当接時にロック片
15bと係合して通風規制板15が搬出入口8の開口縁
部から離間することを防止する。
【0033】図10は電子機器4の側面図であり、電子
機器4に設けた鍵部を説明している。図10において、
図1乃至図9と同一符号は同一又は相当部分を示し説明
を省略する。図10において、17は鍵部であり、電子
機器4の側板部4cの挿入側に設けられている。17a
は鍵部17に設けたテーパ部であり、搬入方向側に向か
って低く形成されている。17bは鍵部17に設けた支
持部であり、通風規制板15を支持する。この支持部1
7bは高さ方向に関してテーパ部17aの高い方の端部
より若干低い位置に形成されている。上述の符号15
b、15c、16及び17を付した構成により通風規制
板15が搬出入口8の開口縁部から離間するのを防止す
る離間防止手段を形成する。
【0034】次に動作を図により説明する。図11〜図
15は図9に示す線分D−D断面図であり、図11は通
風規制板15の動作を示す説明図であり、図11aは収
納部7が空の状態を示す説明図、図11bは収納部7に
電子機器4を収納した状態を示す説明図である。図12
〜図15は通風規制板15の詳細動作を示す説明図であ
り、図12は通風規制板15がロックした状態を示す説
明図、図13は鍵部17と鍵穴部15cとの係合状態を
示す説明図、図14は支持部17bによる通風規制板1
5の支持状態を示す説明図、図15は通風規制板15が
自重により移動する状態を示す説明図である。図11乃
至図15において、図1乃至図10と同一符号は同一又
は相当部分を示し説明を省略する。F1、F2は通風規
制板15の回動方向を示し、F3、F4は通風規制板1
5の上下方向の移動方向を示す。図11a、図12に示
すように収納部7に電子機器4が収納されていない状態
では、通風規制板15は搬出入口8の開口縁部と当接す
ると共にロック片15bがロック受け穴16に嵌合して
いる。したがって通風規制板15は搬出入口8側から押
す力が働いても離間しない。
【0035】まず、電子機器4を収納部7に装着する場
合について説明する。電子機器4の鍵部17のテーパ部
17aを鍵穴部15cに合わせて電子機器4を挿入する
と、図13に示すように通風規制板15の軸部15aが
折り曲げ部6bに設けた軸受け部14に上下移動可能に
支持されているので、通風規制板15はテーパ部17a
のテーパ面に沿って矢示F3方向に移動し、ロック片1
5bとロック受け穴16との嵌合が解除される。さらに
電子機器4が挿入されると、図14に示すように鍵穴部
15cの上端が支持部17bにより支持されてロック片
15bとロック受け穴16との嵌合解除の状態が保持さ
れる。さらに電子機器4が挿入されると鍵部17により
通風規制板16は矢示F1方向に回転する。さらに電子
機器4を挿入すると、通風規制板15は電子機器4の上
部に配置されると共に電子機器4のコネクタ4aとコネ
クタ部9aとが係合して電子機器4が電源に接続され
る。
【0036】次に、作業者が収納部7に装着されている
電子機器4を取り外す場合について説明する。作業者に
より電子機器4が引き出されると、通風規制板15は自
重により矢示F2方向に回転する。やがて、図14に示
すように鍵穴部15cの上端が支持部17bにより支持
されてロック片15bが収納部7の底面と当接しないよ
うに保持される。さらに電子機器4が引き出されると、
図13に示すように鍵穴部15cの上端がテーパ部17
aと係合する。電子機器4の搬出が完了すると、図15
に示すように通風規制板15は自重により矢示F4方向
に移動し、図12に示すようにロック片15bとロック
受け穴16とが嵌合する。この嵌合により、通風規制板
15が搬出入口8からの離間を防止する。したがって、
作業者等の手等により、単に通風規制板15を収納部7
内に回動しようとしても通風規制板15は回動しないの
で、不用意に搬出入口8が開口状態になることがなく、
稼動中の他の電子機器4の冷却効率を低下する虞がな
い。
【0037】なお、この実施の形態2では、離間防止手
段を上述のロック片15bとロック受け穴16及び鍵穴
部15cと鍵部17bにより構成したが、これに限定さ
れるものではない。例えば、図16及び図17は他の離
間防止手段を示す説明図である。図16は他の態様の離
間防止手段の例を示す説明図である。図16において、
図1乃至図15と同一符号は同一部分を示し説明を省略
する。18は通風規制板であり、ばね付き蝶番18aを
支点として矢示F1、F2方向に回動する。19は錠部
であり、通風規制板18に設けられている。19aは錠
部19に設けられた鍵穴部、19bは錠部19に設けら
れた舌状金具19bであり、鍵穴部19aに差し込まれ
た鍵(不図示)の回転に伴い回動する。20は仕切り板
6b3に設けられたロック受け穴であり、舌状金具19
bと嵌合して通風規制板18が搬出入口8の開口縁部か
ら離間することを防止する。このロック受け穴20は搬
出入口8の開口縁部近傍に位置しており、通風規制板1
8が搬出入口8の開口縁部と当接時に舌状金具19bと
嵌合する。なお、上述の符号19〜20を付した構成に
よりこの態様の離間防止手段を構成する。次に、この態
様の離間防止手段の動作を図により説明する。作業者
が、図16に示す状態から作業者が鍵(不図示)を鍵穴
部19aに差し込んで舌状金具19bを左右に回転させ
て、舌状金具19bとロック受け穴20とを嵌合、非嵌
合させる。図16に示すように舌状金具19bとロック
受け穴20とが嵌合した状態では、通風規制板18は搬
出入口8の開口縁部から離間することを防止する。
【0038】又、図17はさらに他の態様の離間防止手
段の例を示す説明図である。図17において、図1乃至
図16と同一符号は同一部分を示し説明を省略する。2
1は通風規制板であり、ばね付き蝶番21aを支点とし
て矢示F1、F2方向に回動する。21bは通風規制板
に設けたロック受け穴であり、通風規制板21の下端部
を収納部7内に直角に曲げて形成した折り曲げ部21c
に穴を設けて形成する。22は電磁ロック部、22aは
電磁ロック部22に設けられた舌状金具22aであり、
ロック受け穴21bに嵌合して、通風規制板21が搬出
入口8の開口縁部から離間することを防止する。なお、
上述の符号21〜22aを付した構成によりこの態様の
離間防止手段を構成する。次に、この態様の離間防止手
段の動作を図により説明する。図17に示す状態で、作
業者が操作部(不図示)に施錠のための入力を行うと、
舌状金具22aが回動してロック受け穴21aに嵌合
し、通風規制板21が搬出入口8の開口縁部から離間す
ることを防止する。
【0039】実施の形態3.この発明のプラグインユニ
ット方式の電子機器装置の他の実施の形態について説明
する。この実施の形態3に示すプラグインユニット方式
の電子機器装置は上述の実施の形態1に示すプラグイン
ユニット方式の電子機器装置5の制風板12のより好適
な例を示すものである。図18は図2に示すA−A断面
図である。図19は図18に示す矢示V2からの駆動部
を示す説明図、図20は図19に示す線分E−Eによる
断面図である。図18乃至図20において、図1乃至図
17と同一符号は同一部分を示し説明を省略する。9b
はコネクタ部であり、電子機器4のコネクタ4aが接続
されているか検出する検出部を有し、制御信号を出力す
る。23は通風口11の通風量を規制する制風板部であ
り、3枚の制風板23a、23b、23cより構成され
る。24は回動軸部であり、回動軸24a、24b、2
4cより構成される。これら回動軸24a、24b、2
4cは各々制風板23a、23b、23cの上端に固定
されている。25は直線状の歯車を有するラック、25
aはラック25を上下移動可能に支持する支持部であ
り、収納部本体6の一方の側面に固定されている。26
は歯車部であり、歯車26a、26b、26cより構成
される。これら歯車26a、26b、26cは各々回動
軸24a、24b、24cに嵌着されると共にラック2
5と噛み合っている。27は正/逆回転可能なモータで
あり、その回転軸を回動軸24aの一端側に結合してい
る。28はハンドル部であり、回動軸24aの他端側に
設けられている。なお、上述の符号24〜28を付した
構成より制風板部23を駆動する駆動部を形成する。
又、コネクタ部9bは電子機器4のコネクタ4aが係合
しているか否かにより収納部7内に電子機器4が収納さ
れているか否かを検出して検出結果を示す制御信号をモ
ータ27に出力する。
【0040】次に動作を図により説明する。図21は図
18に示す制風板部23の開閉状態を示す説明図であ
り、図21aは制風板部23が通風口18を遮蔽した状
態を示す説明図、図21bは制風板部23の開口角度を
90度とした状態を示す説明図、図21cは制風板部2
3の開口角度を45度とした状態を示す説明図である。
図21において、図15乃至図17と同一符号は同一部
分を示し説明を省略する。図18に示すように隣合った
2つの収納部7に電子機器4が収納されていない状態で
は、制風板部23は図21aに示すように通風口11を
遮蔽するように設けておく。この場合、制風板部23に
より空の収納部7に通風口11から冷却空気が流入する
のを防止するので、他の収納部7に収納されて稼動中の
電子機器4の冷却効率の維持又は向上を図ることができ
る。
【0041】例えば、図18に示す隣合った2つの収納
部7に共に電子機器4が装着された場合、各々のコネク
タ部9bにより電子機器4の装着が検出されてバックパ
ネル9よりモータ27に第1の制御信号が出力される。
モータ27は制御信号を受けて回転する。このモータ2
7の回転に伴いモータ27の回転軸に一体に形成した回
転軸24aが回転し、この回転軸24aに嵌着した歯車
26aに噛み合うラック25を移動することにより、ラ
ック25に各々噛み合う歯車26b、26cを嵌着した
回転軸24b、24cが回転する、したがって、回転軸
24a〜24cに各々固定して設けた制風板23a〜2
3cが回転しする。この場合に、制風板23a〜23c
はその開口角度が90度となるように設定されている。
この場合、通風口11の通風を阻害しないので収納部7
に装着した電子機器4を有効に冷却できる。
【0042】又、図18に示す隣合った2つの収納部7
の一方のみに電子機器4がコネクタ部9bのみから電子
機器4の装着が検出されてバックパネル9よりモータ2
7に第2の制御信号が出力される。これ以降の駆動部の
動作は上述の駆動部の動作と同様であるが、制風板23
a〜23cの開口角度は45度となるように設定されて
いる。この場合、1個の電子機器4を冷却するに必要な
だけの冷却空気を通風口11から流入させることがで
き、他の収納部7に収納された電子機器4の冷却効率を
低下することなく効率的に冷却することができる。
【0043】なお、作業者がハンドル28を回すことに
より、手動で制風板部23を回動させても良い。
【0044】
【発明の効果】この発明によるプラグインユニット方式
の電子機器装置は、収納部に収納した電子機器を収納部
の搬出入口から取り出した場合に、搬出入口の通風を自
動的に規制する通風規制手段を設けたので、搬出入口か
ら空気の流入(又は空気の洩れ)を防止して稼動中の電
子機器の冷却効率の低下を防止できる。
【0045】さらに、この発明によるプラグインユニッ
ト方式の電子機器装置は、通風規制手段は電気的ノイズ
を遮断する電気的ノイズ防止部材により構成されている
ので、収納部に収納した電子機器を収納部の搬出入口か
ら取り出した場合に、搬出入口から電気的ノイズの放射
(又は電気的ノイズの入射)を防止できる。
【0046】又、この発明によるプラグインユニット方
式の電子機器装置は、通風規制手段は板状に形成されて
搬出入口に当接する方向に付勢されているので、簡単な
構成で搬出入口を遮蔽することができる。
【0047】又、この発明によるプラグインユニット方
式の電子機器装置は、通風規制手段は搬出入口の開口縁
部に当接して搬出入口の通風を規制し、通風規制手段が
開口縁部から離間することを防止する離間防止手段を設
けたので、不用意に搬出入口が開口することがなく、稼
動中の電子機器の冷却効率の低下を防止できる。
【0048】又、この発明によるプラグインユニット方
式の電子機器装置は、送風部は収納部の一方に設けられ
て収納部の他方に設けられた通風口から空気を収納部内
に取り込み、収納部に収納された電子機器を搬出入口か
ら取り出した場合に、通風口の通風量を自動的に規制す
る制風板を設けたので、空の収納部に不要に冷却空気が
流入することを防止でき、冷却効率の向上を図ることが
できる。
【0049】さらに、この発明によるプラグインユニッ
ト方式の電子機器装置は、制風板は通風口の開口縁部の
近傍に設けられ、収納部内に電子機器が収納されている
か否かを検出して検出結果を出力する検出部と、検出結
果を受けて制風板を駆動して通風口の通風量を規制する
駆動部とを設けたので、電子機器の数に応じて通風口の
通風量を規制でき、冷却効率の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるプラグインユ
ニット方式の電子機器装置を示す説明図である。
【図2】 電子機器装置本体を示す説明図である。
【図3】 図2に示す矢示Vからの通風規制板を示す説
明図である。
【図4】 図2に示す線分A−Aによる断面図である。
【図5】 図2に示す線分B−Bによる断面図である。
【図6】 図2に示す線分C−Cによる断面図である。
【図7】 収納部を4行1列に構成した収納部本体を示
す説明図である。
【図8】 複数の貫通孔より構成した通風口を示す説明
図である。
【図9】 図8に示す矢示V1から見た制風規制板を示
す説明図である。
【図10】 電子機器に設けた鍵部を示す説明図であ
る。
【図11】 図11aは収納部が空の状態を示す説明
図、図11bは収納部に電子機器が収納した状態を示す
説明図である。
【図12】 通風規制板が離間防止された状態を示す説
明図である。
【図13】 鍵部と鍵穴部との係合状態を示す説明図で
ある。
【図14】 支持部による通風規制板の支持状態を示す
説明図である。
【図15】 通風規制板が自重により移動する状態を示
す説明図である。
【図16】 第1の他の離間防止手段を示す説明図であ
る。
【図17】 第2の他の離間防止手段を示す説明図であ
る。
【図18】 図2に示す線分D−Dによる断面図であ
る。
【図19】 図18に示す矢示V2からの駆動部の説明
図である。
【図20】 図18に示す線分E−Eによる断面図であ
る。
【図21】 図21aは制風板部が通風口を遮蔽した状
態を示す説明図、図21bは制風板部の開口角度を90
度とした状態を示す説明図、図21cは制風板部の開口
角度を45度とした状態を示す説明図である。
【図22】 従来のプラグインユニット方式の電子機器
装置を示す説明図である。
【図23】 搬出入口を遮蔽する遮蔽蓋を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 筐体、 2 開閉扉、 3 電子機器装置本体、
4 電子機器、 5プラグインユニット方式の電子機器
装置、 6 収納部本体、 7 収納部、8 搬出入
口、 9a コネクタ部、 10 通風規制板、 10
a 蝶番、10b 係合部、 11 通風路、 11a
通風口、 12 制風板、 12a 貫通孔、 12
a 係合部、 13 送風部、 14 軸受け部、 1
5通風規制板、 15a 軸部、 15b ロック片、
15c 鍵穴部、 16ロック受け穴、 17 鍵
部、 17a テーパ部、 17b 支持部、 18
通風規制板、 19 錠部、 20 ロック受け穴、
21 通風規制板、22 電磁ロック、 23 制風板
部、 23a〜c 制風板、24 回動軸部、24a〜
c 回動軸、 25 ラック、 26 歯車部、 26
a〜c 歯車、 27 モータ、 28 ハンドル。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニット化した少なくとも2つ以上の電
    子機器と、この電子機器を電気的に接続して収納する複
    数の収納部と、この収納部内に空気を通風する送風部と
    を備えたプラグインユニット方式の電子機器装置におい
    て、前記収納部に収納した前記電子機器を前記収納部の
    搬出入口から取り出した場合に、前記搬出入口の通風量
    を自動的に規制する通風規制手段を設けたことを特徴と
    するプラグインユニット方式の電子機器装置。
  2. 【請求項2】 通風規制手段は電気的ノイズを遮断する
    電気的ノイズ防止部材により構成されていることを特徴
    とする請求項1に記載のプラグインユニット方式の電子
    機器装置。
  3. 【請求項3】 通風規制手段は板状に形成されて搬出入
    口に当接する方向に付勢されていることを特徴とする請
    求項1に記載のプラグインユニット方式の電子機器装
    置。
  4. 【請求項4】 通風規制手段は搬出入口の開口縁部に当
    接して前記搬出入口の通風量を規制し、前記通風規制手
    段が前記開口縁部から離間することを防止する離間防止
    手段を設けたことを特徴とする請求項3に記載のプラグ
    インユニット方式の電子機器装置。
  5. 【請求項5】 送風部は収納部の一方に設けられて前記
    収納部の他方に設けられた通風口から空気を前記収納部
    内に取り込み、前記収納部に収納された電子機器を搬出
    入口から取り出した場合に、前記通風口の通風量を自動
    的に規制する制風板を設けたことを特徴とする請求項1
    に記載のプラグインユニット方式の電子機器装置。
  6. 【請求項6】 制風板は通風口の開口縁部の近傍に設け
    られ、収納部内に電子機器が収納されているか否かを検
    出して検出結果を出力する検出部と、前記検出結果を受
    けて前記制風板を駆動して前記通風口の通風量を規制す
    る駆動部とを設けたことを特徴とする請求項5に記載の
    プラグインユニット方式の電子機器装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006318536A (ja) * 2005-05-10 2006-11-24 Fujitsu Ltd 引き出し型記憶ユニット収容装置
JP2008236851A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 溶接装置
JP2010109171A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Mitsubishi Electric Corp 冗長構成の空気冷却装置
JP2012049215A (ja) * 2010-08-25 2012-03-08 Fujitsu Ltd 送風装置
JP2014096478A (ja) * 2012-11-09 2014-05-22 Fujitsu Telecom Networks Ltd 電子機器冷却用ファンユニット取付筐体、ファンユニット、及び電子機器冷却システム

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