JPH10233513A - 半導体装置およびその作製方法 - Google Patents

半導体装置およびその作製方法

Info

Publication number
JPH10233513A
JPH10233513A JP5384297A JP5384297A JPH10233513A JP H10233513 A JPH10233513 A JP H10233513A JP 5384297 A JP5384297 A JP 5384297A JP 5384297 A JP5384297 A JP 5384297A JP H10233513 A JPH10233513 A JP H10233513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
semiconductor
convex
film
thin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5384297A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4090531B2 (ja
Inventor
Hisashi Otani
久 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd filed Critical Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority to JP5384297A priority Critical patent/JP4090531B2/ja
Publication of JPH10233513A publication Critical patent/JPH10233513A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4090531B2 publication Critical patent/JP4090531B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/78Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
    • H01L29/786Thin film transistors, i.e. transistors with a channel being at least partly a thin film
    • H01L29/78642Vertical transistors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高耐圧化と大電力化を満足する構造を有する
トランジスタを絶縁表面上に形成する構成を提供する。 【解決手段】 絶縁基板101上に突起部を有する半導
体層102が形成され、前記半導体層102の突起部の
上部にソース領域103が形成され、下部にはドレイン
領域104が形成され、ドレイン領域104とチャネル
形成領域107との界面の面積は、ソース領域103と
チャネル領域107との界面の面積よりも広くなってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本明細書で開示する発明は、
大電力を扱うのに適する絶縁表面上に形成される絶縁ゲ
イト型の電界効果トランジスタの構成に関する。またそ
の作製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、石英基板やガラス基板上に成膜さ
れた珪素薄膜を利用してトランジスタを作製する技術が
研究されている。また一部では商品化されている。この
トランジスタは、薄膜トランジスタやTFTと称されて
いる。
【0003】TFTが研究されているのは、液晶表示装
置に利用するためである。これは、マトリクス状に配置
された多数の画素の一つ一つにTFTをスイッチング素
子として配置し、画素電極に保持させる電荷をTFTに
より制御する構成を有している。
【0004】また、さらに進んだ構成として、アクティ
ブマトリクス回路以外に該回路を駆動するための周辺駆
動回路をもTFTで構成し、さらに集積度を高めた構成
も知られている。
【0005】また、周辺駆動回路以外に、画像情報取り
扱う回路や外部との情報をやり取りするための回路を薄
膜トランジスタで構成することも考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、モバイルコンピ
ュータと称されるような携帯型の情報処理端末が発達し
てきている。この携帯型の情報処理端末には、薄膜ディ
スプレイ(フラットパネルディスプレイとも称される)
が搭載され、さらに小型軽量化を図るためにこのディス
プレイと同一基板上に各種回路を集積化させたものが理
想となる。
【0007】情報処理端末には、当然のことながら、外
部との情報のやり取りをするための回路が必要になる。
そして、外部に情報を送り出す回路には、それなりの電
力を扱うことが必要とされる。
【0008】例えば、一般的に情報のやり取りは電話回
線を介して行われることになるが、電話回線に情報を送
り込む回路には、少なくとも数mW程度以上の出力でも
って信号を送り出すことができる素子が必要とされる。
【0009】しかしながら、現状の薄膜トランジスタ
は、1000Å程度以下というような薄膜半導体を用い
ており、大電力を扱うことができない。
【0010】これは、以下のような理由による。 (1)電流の流れる断面積が小さく、発熱しやすい。 (2)基板に石英やガラス等の熱的に絶縁体と見なせる
材料が利用されており、放熱に難がある。 (3)大電力化した場合、チャネルとドレイン境界近傍
に加わる高電界の問題が顕在化する。
【0011】上記の要因はそれぞれが互いに関係してい
る事項であるが、特に(3)の事項が重大な問題とな
る。
【0012】即ち、発熱に関しては、基板の表面に放熱
用の絶縁層を設けたり、層間絶縁膜に高熱伝導性を有す
る材料を利用する等して対処することができるが、薄膜
を用いるという構造上の問題から、(3)の問題を回避
すること困難である。
【0013】従来のTFTの構造においては、LDD
(ライトドープドレイン)領域やオフセットゲイト領域
というような高抵抗領域をチャネル形成領域とドレイン
領域との間に配置し、チャネル形成領域とドレイン領域
との間に形成される高電界を緩和させる構造が採用され
ている。
【0014】しかし、この技術は、チャネル形成領域と
ドレイン領域との距離を離すことにより、電界を緩和す
るものであり、ソース/ドレイン間の抵抗を低減するこ
とに関しては不利な構造となる。
【0015】即ち、耐圧を高めるために上述のLDD構
造やオフセットゲイト構造を採用すると、ソース/ドレ
イン間の抵抗の増加にともなう発熱量の増加、扱える電
力値の低下、高周波特性の低下といった問題が発生す
る。
【0016】単結晶シリコンを利用したパワーMOSF
ET等においては、基板の厚さ方向に電流が流れるよう
な構造を採用することにより、上述するような問題を解
決している。
【0017】しかし、単結晶シリコンを利用したパワー
MOSFETを石英基板やガラス基板等の絶縁表面を有
する基板上に作製することはできない。(貼り付けたり
する方法もあるが、生産性に問題がある)
【0018】本明細書で開示する発明は、上述した問題
点を解決する構成を構成を提供することを課題とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本明細書で開示する発明
の一つは、絶縁表面を有する基板上に形成された薄膜半
導体と、該薄膜半導体上の一部に形成された凸状の半導
体領域と、を有し、前記薄膜半導体の表面と前記凸状の
半導体領域の側面とに連続したチャネル領域が形成され
ることを特徴とする。
【0020】他の発明の構成は、絶縁表面を有する基板
上に形成された薄膜半導体と、該薄膜半導体上の一部に
形成された凸状の半導体領域と、を有し、前記凸状の半
導体領域の上部にソース領域が形成され、前記凸状の半
導体領域周囲の薄膜半導体領域にドレイン領域が形成さ
れていることを特徴とする。
【0021】他の発明の構成は、絶縁表面を有する基板
上に形成された薄膜半導体と、該薄膜半導体上の一部に
形成された凸状の半導体領域と、を有し、前記薄膜半導
体の表面と前記凸状の半導体領域の側面とを利用してチ
ャネル領域が形成され、前記凸状の半導体領域の上部に
ソース領域が形成され、前記凸状の半導体領域周囲の薄
膜半導体領域にドレイン領域が形成され、チャネル領域
とソース領域との界面の長さより、チャネル領域とドレ
イン領域との界面の長さの方が長いことを特徴とする。
【0022】他の発明の構成は、絶縁表面を有する基板
上に形成された薄膜半導体と、該薄膜半導体の一部に形
成された凸状の半導体領域と、を有し、前記凸状の半導
体領域の上部にソース領域が形成され、前記凸状の半導
体領域周囲の薄膜半導体領域にドレイン領域が形成さ
れ、前記凸状の半導体領域を利用して該領域の側面に自
己整合的にゲイト電極が形成され、前記凸状の半導体領
域の側面及び前記凸状の半導体領域が設けられた周囲の
前記薄膜半導体の表面にチャネルが形成されることを特
徴とする。
【0023】他の発明の構成は、絶縁表面を有する基板
上に凸状の領域を形成する工程と、前記凸状の領域を覆
って非晶質半導体膜を成膜する工程と、加熱処理を施す
ことにより、非晶質珪素膜を結晶化させる工程と、前記
凸状の領域を利用して該領域の側面に自己整合的にゲイ
ト電極を形成する工程と、前記ゲイト電極をマスクとし
て導電型を付与する不純物元素のイオンを加速注入し、
前記凸状の領域の上部にソース領域と、前記半導体膜の
前記凸状の領域から離間した領域にドレイン領域とを自
己整合的に形成する工程と、を有することを特徴とす
る。
【0024】
【発明の実施の形態】図1に本発明の実施の形態を示
す。図1(B)は、本明細書で開示する発明を利用した
Nチャネル型の薄膜トランジスタの上面図である。ま
た、図1(A)は、図1(B)におけるX−X’面での
断面図である。
【0025】図1(A)において、絶縁基板または絶縁
表面を有する基板101上に凸状の半導体領域102が
形成されている。この半導体領域には、凸状の上部にソ
ース領域103、下部にドレイン領域104が形成され
ている。
【0026】さらに、この凸状の半導体領域のを覆って
ゲイト絶縁膜105が形成され、このゲイト絶縁膜10
5上の凸状のコーナー部にゲイト電極106が形成され
ている。
【0027】ソース領域は凸状の半導体領域102の上
部103に形成されている。
【0028】また、ドレイン領域は、凸状の領域から離
れた半導体膜の一部104に形成されている。
【0029】また、凸状の半導体領域において、ゲイト
電極106に面した部分がチャネル形成領域107にな
る。
【0030】チャネル領域は、凸状の半導体領域102
の側面と凸状の半導体領域の周囲に存在する半導体膜の
表面に形成される。
【0031】図1(A)に示す構成では、丁度L字状の
チャネルが形成される構造となる。
【0032】ゲイト電極106は、凸状の半導体領域1
02の側面を利用して自己整合的に形成される。この形
成方法は、MOS型トランジスタのゲイト電極の側面に
形成される絶縁物であるサイドウォールの形成方法と基
本的に同じである。
【0033】そして、ゲイト絶縁膜105、ゲイト電極
106上に層間絶縁膜108、109が形成され、これ
らの層間絶縁膜に開口を形成して、ソース電極110お
よびドレイン電極111、112が形成されている。
【0034】以上のような構成のTFTにおいて、電子
電流は矢印113、114で示すようにソース領域10
3からガラス基板に向かって流れ、さらに途中で進行方
向を曲げてガラス基板に平行にドレイン領域104へと
流れる。この様子を上面からみたものが、図1(B)中
の矢印である。
【0035】すなわち、図1(B)に示すように、電子
電流はソース領域からドレイン領域に向かって広がるよ
うにして流れる。これは、ドレイン領域104とチャネ
ル形成領域107との界面の長さが、ソース領域103
とチャネル形成領域107との界面の長さよりも長いた
めである。(またはその界面の面積が大きいためという
ことができる)
【0036】このような構成とするこで、チャネル形成
領域107とドレイン領域104との間の電界集中を緩
和し、耐圧を上げることができる。
【0037】また、大電流を流すことができる構造とで
きるので、大電力化することができる。
【0038】このように、高耐圧化と大電力化を同時に
可能とする薄膜トランジスタを得ることができる。
【0039】なお、耐圧性をさらに上げたい場合には、
チャネル形成領域とドレイン領域との間にLDD構造ま
たはオフセット構造を設けてもよい。
【0040】この場合でも図1に示すような素子構造に
おいて、高耐圧化が図られているので、LDD領域及び
オフセットゲイト領域の存在を大電力化および高速動作
化の妨げにならない程度のものとすることができる。
【0041】
【実施例】
〔実施例1〕図2及び図3に本発明の薄膜トランジスタ
の作製工程を説明する。
【0042】まず図2(A)に示すように石英基板20
1を用意し、その上に減圧熱CVD法で非晶質珪素膜を
400nmの厚さに成膜し、それをパターニングするこ
とにより、203で示される凸状の領域を形成する。
【0043】さらに減圧熱CVD法により、非晶質珪素
膜202を50nmの厚さに成膜する。
【0044】次にニッケル元素を重量換算で100pp
m含有したニッケル酢酸塩溶液をスピンコート法で塗布
し、204で示されるようにニッケル元素が表面に接し
て保持された状態を得る。
【0045】こうして図2(A)に示す状態を得る。
【0046】次に加熱処理をする。この加熱処理は、常
圧の窒素雰囲気中において、600℃、8時間の条件で
行う。この加熱処理における温度は、450℃〜110
0℃の温度範囲から選択することができる。
【0047】この加熱処理において、非晶質珪素膜でな
る凸状の領域203と、その表面を覆って成膜された非
晶質珪素膜203は結晶化し、一体化する。この結晶化
は、ニッケル元素の作用により促進される。
【0048】ニッケル以外には、白金、パラジウム、銅
等の珪素の結晶化を助長する金属元素を利用することが
できる。また、その導入方法としても、スパッタ法、ガ
ス吸着法、CVD法、プラズマ処理、イオン注入法等を
利用することができる。
【0049】こうして図2(B)に示すように、結晶性
珪素膜206の一部に結晶性珪素でなる凸状の領域20
6が形成された状態が得られる。
【0050】次にゲイト絶縁膜となる酸化珪素膜を50
nmの厚さに成膜し、さらに熱酸化を行い酸化珪素膜と
珪素膜との界面に熱酸化膜を20nmの厚さに成膜す
る。
【0051】次に珪素膜とその表面に成膜された酸化珪
素膜とをパターニングして、図2(C)の珪素膜207
とその上の酸化珪素膜209とを得る。
【0052】次にスパッタ法により図示しないアルミニ
ウム膜を8000Åの厚さに成膜する。そしてRIE法
によるドライエッチングを行い、210と211で示さ
れるアルミニウムパターンを自己整合的に形成する。
【0053】こうして図2(C)に示す状態を得る。
【0054】次にプラズマドーピング法により、不純物
元素のドーピングを行う。ここでは、Nチャネル型の電
界効果トランジスタを作製するためにP(リン)イオン
のドーピングを行う。
【0055】Pチャネル型の電界効果トランジスタを作
製するためにはB(ボロン)イオンのドーピングを行え
ばよい。
【0056】この工程では、凸状の領域205の側面に
酸化珪素膜209を介して残存したアルミニウム膜21
0と211とがマスクとなることにより、212、21
3、214の領域にリンイオンが注入される。
【0057】このリンイオンの注入された領域のうち、
213と214の領域がドレイン領域となる。また21
2の領域がソース領域となる。(図2(D))
【0058】次に、第1の層間絶縁膜215として、窒
化珪素膜または酸化珪素膜、もしくはそれらの積層を成
膜する。さらに第2の層間絶縁膜216として平坦化
膜、例えば酸化珪素膜や有機樹脂膜を成膜する。
【0059】そして、コンタクトホールを形成し、ソー
ス電極219およびドレイン電極217、218を形成
する。本実施例ではアルミニウムを用いる。
【0060】こうして、図3(E)で示すTFTを得
る。
【0061】なお、本実施例では石英基板を用いたが、
加熱温度によってはガラス基板を用いてもよい。また、
半導体層には結晶性珪素を用いたが、非晶質珪素を用い
てもよい。
【0062】〔実施例2〕本実施例は、実施例1とは異
なる作製工程でもって、本明細書で開示する発明を利用
した薄膜トランジスタを作製する例を示す。
【0063】図4に本実施例の作製工程を示す。本実施
例では、図4(A)に示すように、まず非晶質珪素膜2
02を成膜した後に非晶質珪素膜でなるパターン(凸状
のパターン)401を形成する。
【0064】その後、ニッケル元素の導入を行い、さら
に加熱処理を施す。そして結晶性珪素膜206の一部に
凸状の領域205を有する状態を得る。(図4(B))
【0065】後は、図2(C)及び図2(D)に示す作
製工程同じである。
【0066】
【発明の効果】本明細書で開示した発明を利用すること
のより、チャネル形成領域とドレイン領域との間の電界
集中を緩和し、耐圧を上げることができる。さらに、ソ
ース/ドレイン間の抵抗を低減し、発熱量を抑え、大電
力化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 薄膜トランジスタの構成を示す図。
【図2】 薄膜トランジスタの作製工程の概略を示す
図。
【図3】 薄膜トランジスタの作製工程の概略を示す
図。
【図4】 薄膜トランジスタの他の作製工程を示す図。
【符号の説明】
101 絶縁基板または絶縁表面を有する基板 102 半導体層 103 ソース領域 104 ドレイン領域 105 ゲイト絶縁膜 106 ゲイト電極 107 第1の層間絶縁膜 108 第2の層間絶縁膜 109 ソース電極 110、111 ドレイン電極 112、113 電流の流れ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁表面を有する基板上に形成された薄膜
    半導体と、 該薄膜半導体上の一部に形成された凸状の半導体領域
    と、 を有し、 前記薄膜半導体の表面と前記凸状の半導体領域の側面と
    に連続したチャネル領域が形成されることを特徴とする
    半導体装置。
  2. 【請求項2】絶縁表面を有する基板上に形成された薄膜
    半導体と、 該薄膜半導体上の一部に形成された凸状の半導体領域
    と、 を有し、 前記凸状の半導体領域の上部にソース領域が形成され、 前記凸状の半導体領域周囲の薄膜半導体領域にドレイン
    領域が形成されていることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】絶縁表面を有する基板上に形成された薄膜
    半導体と、 該薄膜半導体上の一部に形成された凸状の半導体領域
    と、 を有し、 前記薄膜半導体の表面と前記凸状の半導体領域の側面と
    を利用してチャネル領域が形成され、 前記凸状の半導体領域の上部にソース領域が形成され、 前記凸状の半導体領域周囲の薄膜半導体領域にドレイン
    領域が形成され、 チャネル領域とソース領域との界面の長さより、チャネ
    ル領域とドレイン領域との界面の長さの方が長いことを
    特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】絶縁表面を有する基板上に形成された薄膜
    半導体と、 該薄膜半導体の一部に形成された凸状の半導体領域と、 を有し、 前記凸状の半導体領域の上部にソース領域が形成され、 前記凸状の半導体領域周囲の薄膜半導体領域にドレイン
    領域が形成され、 前記凸状の半導体領域を利用して該領域の側面に自己整
    合的にゲイト電極が形成され、 前記凸状の半導体領域の側面及び前記凸状の半導体領域
    が設けられた周囲の前記薄膜半導体の表面にチャネルが
    形成されることを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】絶縁表面を有する基板上に凸状の領域を形
    成する工程と、 前記凸状の領域を覆って非晶質半導体膜を成膜する工程
    と、 加熱処理を施すことにより、非晶質珪素膜を結晶化させ
    る工程と、 前記凸状の領域を利用して該領域の側面に自己整合的に
    ゲイト電極を形成する工程と、 前記ゲイト電極をマスクとして導電型を付与する不純物
    元素のイオンを加速注入し、前記凸状の領域の上部にソ
    ース領域と、前記半導体膜の前記凸状の領域から離間し
    た領域にドレイン領域とを自己整合的に形成する工程
    と、 を有することを特徴とする半導体装置の作製方法。
JP5384297A 1997-02-20 1997-02-20 半導体装置およびその作製方法 Expired - Fee Related JP4090531B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5384297A JP4090531B2 (ja) 1997-02-20 1997-02-20 半導体装置およびその作製方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5384297A JP4090531B2 (ja) 1997-02-20 1997-02-20 半導体装置およびその作製方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10233513A true JPH10233513A (ja) 1998-09-02
JP4090531B2 JP4090531B2 (ja) 2008-05-28

Family

ID=12954042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5384297A Expired - Fee Related JP4090531B2 (ja) 1997-02-20 1997-02-20 半導体装置およびその作製方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4090531B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2014136636A1 (ja) * 2013-03-06 2017-02-09 住友化学株式会社 薄膜トランジスタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2014136636A1 (ja) * 2013-03-06 2017-02-09 住友化学株式会社 薄膜トランジスタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP4090531B2 (ja) 2008-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7678624B2 (en) Semiconductor device and method for manufacturing same
KR19980081004A (ko) 반도체 장치를 제조하는 방법
US5904508A (en) Semiconductor device and a method of manufacturing the same
US6365444B2 (en) Process for forming polycrystalline thin film transistor liquid crystal display
CN110993697B (zh) 薄膜晶体管及其制造方法、显示面板
CN112992936B (zh) 一种显示背板的制作方法、显示背板及显示装置
JP2004079735A (ja) 薄膜トランジスタの製造方法
KR20060062139A (ko) 이중 열처리에 의한 다결정 박막트랜지스터 제조방법
WO2020088020A1 (zh) 薄膜晶体管及其制备方法、阵列基板和显示装置
US6534350B2 (en) Method for fabricating a low temperature polysilicon thin film transistor incorporating channel passivation step
JPH09129889A (ja) 半導体装置の製造方法
KR100815894B1 (ko) Ldd구조의 cmos 다결정 실리콘 박막트랜지스터의제조방법
JP4090531B2 (ja) 半導体装置およびその作製方法
JP2002185005A (ja) 混成tftアレー基板とその製造方法
JP4537610B2 (ja) 液晶表示装置及びその製造方法
CN111933648A (zh) 阵列基板及其制备方法和显示装置
JP2014033136A (ja) 表示装置およびその製造方法
JP2001111055A (ja) 薄膜トランジスタ及びその製造方法
US6919250B2 (en) Multiple-gate MOS device and method for making the same
JPH11111985A (ja) 薄膜トランジスタの製造方法および液晶表示装置の製造方法
JP2847745B2 (ja) 薄膜トランジスタ
CN108878456B (zh) 结晶金属氧化物层的制造方法、主动元件基板及制造方法
JP2777101B2 (ja) トランジスタとその製造方法
JP2009141145A (ja) 半導体素子及びその製造方法並びに表示装置
JP2004071590A (ja) 薄膜トランジスタを備えた装置およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071016

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071211

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20071211

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120307

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120307

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120307

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130307

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130307

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140307

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees