JPH10233354A - 紫外線照射装置 - Google Patents

紫外線照射装置

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JPH10233354A
JPH10233354A JP9036223A JP3622397A JPH10233354A JP H10233354 A JPH10233354 A JP H10233354A JP 9036223 A JP9036223 A JP 9036223A JP 3622397 A JP3622397 A JP 3622397A JP H10233354 A JPH10233354 A JP H10233354A
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JP
Japan
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light
light guide
guide fiber
fiber
lens
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JP9036223A
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Osamu Osawa
理 大澤
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Ushio Denki KK
Ushio Inc
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Ushio Denki KK
Ushio Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大口径の導光ファイバを使用しても照射範囲
の放射照度分布を均一化でき、比較的広い露光範囲をス
ループットを低下させずに露光できる紫外線照射装置を
実現すること。 【解決手段】 放電ランプ1aが放射する紫外光を含む
光は楕円集光鏡1bで集光され、平面鏡1c、シャッタ
ー1d、フィルタ1e、リレー光学ユニット2を介して
インテグレータレンズ11に入射し、インテグレータレ
ンズ11において照度が均一化され、コリメータレンズ
12に入射する。コリメータレンズ12はインテグレー
タレンズ11から出射する光を整形し、導光ファイバ3
の周辺部および中心付近に入射する光の入射角を等しく
する。導光ファイバ3に入射した光は、出射端4まで導
光され、出射端4に設けられた投影レンズ4aによりレ
ジストが塗布されたウエハW上に照射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体ウエハ周辺部
の露光、スポットキュアなどに使用される紫外線照射装
置に関し、特に本発明は、照射範囲に均一度の良い放射
照度分布を実現することができる紫外線照射装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ショートアークランプと集光鏡等の光学
部品とからなるランプハウスに導光用ファイバを取り付
けた光照射装置は、ファイバの距離が比較的長くなって
も(5m程度まで)照度がほとんど低下せず、また、比
較的自由にファイバを曲げることができる。このため、
ランプハウスの光出射部を被照射物の近くに配置するこ
とができなくても、ファイバの光出射端を所定の位置に
配置することで、任意の位置を高い照度で照射すること
ができる。
【0003】上記光照射装置を利用した主な装置とし
て、次のものが上げられる。 (1)半導体ウエハの周辺部の不要レジストを露光する
装置(以下、ウエハ周辺部露光装置という)。図6は上
記ウエハ周辺部露光装置の構成の一例を示す図であり、
同図はフィルタ1eと導光ファイバ3の入射端との間に
リレー光学ユニット2を設けた場合を示している。同図
において、1aは例えばショートアーク形放電ランプで
あり、放電ランプ1aが放射する紫外光を含む光は、楕
円集光鏡1bで集光され、平面鏡1c、シャッター1
d、フィルタ1eを介して、リレー光学ユニット2に入
射する。
【0004】リレー光学ユニット2は、レンズ2a、平
面鏡2b、レンズ2cから構成されており、上記フィル
タ1eを介して入射する光を、放射照度に応じて切り換
えられる減光用フィルタ2dを介して導光ファイバ3の
光入射端に投影する。導光ファイバ3に入射した光は、
導光ファイバ3により出射端4まで導光され、出射端4
に設けられた投影レンズ4aによりレジストが塗布され
たウエハW上に投影される。導光ファイバ3は例えば直
角な頂部を持ち斜め45°に配列され光ファイバ束から
構成されており、ウエハW上の光照射領域は同図Aに示
す形状となる。上記のようにウエハW上に光を照射し、
露光光出射部である出射端4とウエハWとの相対位置を
移動させることにより、ウエハWの周辺部を例えば階段
状に露光する。
【0005】(2)スポットUV照射装置 例えば、光硬化性樹脂を接着剤として複数の光学レンズ
を貼り合わせる際、局所的に紫外線を照射するためのス
ポットUV照射装置が用いられる。図7は上記スポット
UV照射装置の構成の一例を示す図である。同図におい
て、1はランプハウスであり、ランプハウス1内に、例
えばショートアーク形の放電ランプ1a、楕円集光鏡1
b、平面鏡1c、シャッタ1dが設けられており、放電
ランプ1aが放射する紫外光を含む光は、楕円集光鏡1
bで集光され、平面鏡1c、シャッター1dを介して、
ランプハウス出射部1fに取り付けられた導光ファイバ
3の光入射端に入射する。導光ファイバ3は例えば同図
に示すように複数本に分岐しており、上記導光ファイバ
3の光入射端に入射した光は、各導光ファイバ3に分岐
されて出射端4から出射し、被照射物に照射される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したウエハ周辺部
露光装置により、露光パターンの外縁に沿ってウエハW
を階段状に露光する等、比較的広い露光範囲を露光する
場合には次のような問題が生ずる。 (1)導光ファイバ3の出射端4からワークW上に照射
される光の面積(以下、照射面積という)が狭いと、照
射光を露光領域全体に渡って移動させる距離が長くな
る。その結果、全体の露光時間が長くなり、スループッ
トが長くなる。 (2)放射照度を高くすれば、照射範囲の移動速度を速
くすることができるが、その場合には、高い放射照度が
得られるランプ、即ち輝度の高い(入力電力が大きい、
および/または電極間距離が短い)ランプを用いなけれ
ばならず、このようなランプは一般に短寿命である。
【0007】(3)均一な放射照度で照射範囲を広くで
きれば、照射範囲の移動時間(移動距離)を短くするこ
とができる。しかし、導光ファイバ3から出射される光
は一般に放射照度の場所むらがある。このため、照射範
囲を広くとると、照射範囲内に必要な照度(所定の露光
時間内に所定の露光量をレジストに対して与えることが
できる放射照度)以下の部分や、必要な照射照度以上の
部分がでてくる。そして、放射照度の低い部分に合わせ
て露光時間を長くすると、処理時間が長くなる。すなわ
ち、放射照度分布を均一にし、照射範囲の全域に渡っ
て、必要な放射照度が得られるようにしないと、スルー
プットを速くすることができない。
【0008】ここで、導光ファイバ3の光入射端におい
て集光された光は放射照度分布が均一でなく、中央付近
のファイバ素線には高い放射照度の光が入射し、周辺部
のファイバ素線には低い放射照度の光が入射する。上記
導光ファイバ3はファイバ素線(直径約0.2mm)を
数千本ランダムに束ねて構成されており、このため、図
8に示すように導光ファイバ3に入射した光の照度分布
は、導光ファイバ3の出射端においては、照射範囲の中
央部の放射照度が高く、周辺部の放射照度が低いという
照度分布ではなくなり、高い放射照度の部分と低い放射
照度の部分が照射範囲全体に分布し、巨視的には均一化
されるものの、低い照度の光が入射したファイバ素線か
らは低い放射照度の光が出射し、高い照度の光が入射し
た素線からは高い放射照度の光が出射するので、照射範
囲における放射照度のバラツキ自体は光入射端側と同様
大きい。
【0009】照射範囲が狭い場合は、導光ファイバも小
口径でよく、導光ファイバの受光面での放射照度の均一
度は実用上問題が生じなかったが、照射範囲を広げるた
め、導光ファイバの口径を大きくすると、図9に示すよ
うに放射照度の低い部分も利用することになり、上記し
た放射照度のバラツキが特に大きくなる。すなわち、輝
度の高いランプを使用することなく、比較的広い露光範
囲をスループットを低下させずに露光するためには、大
口径の導光ファイバを用いても均一度の良い放射照度分
布を持つ照射範囲を実現する必要がある。特に、前記図
7に示したスポットUV照射装置においては、導光ファ
イバ3の入射端の口径が大きく、また、導光ファイバ3
が複数に分岐しているため、導光ファイバ3に入射する
照度分布の影響が強く出射光に現れ、各分岐の放射照度
の差が大きくなる傾向にある。
【0010】本発明は上記した事情に鑑みなされたもの
であって、大口径の導光ファイバを用いても、照射範囲
の放射照度分布を均一化することができ、比較的広い露
光範囲をスループットを低下させずに露光することがで
きる紫外線照射装置を実現することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】放射照度分布の均一度を
改善するためには、次の方法が考えられる。 (1)光の出射端と照射面との距離を長くする。この場
合には、照度が低下し、露光時間が長くなりスループッ
トが低下するので、好ましくない。 (2)インテグレータレンズを使用する。インテグレー
タレンズを使用すれば、放射照度分布の均一度を改善す
ることが可能であるが、インテグレータレンズを設ける
場所により、次のような問題が生ずる。
【0012】(a) 導光ファイバ出射端側にインテグレー
タレンズを設けた場合。 出射端が大型化し、大型の出射端保持手段が必要にな
る。また、照射範囲、照射形状に応じて各製品毎にイン
テグレータレンズを設計する必要がありコストアップと
なる。さらに、前記図7に示したように、一本のファイ
バを多分岐して同時照射を行う場合、分岐したファイバ
の各々の出射端にインテグレータレンズが必要となり、
コストがアップする。 (b) 導光ファイバの入射端側にインテグレータレンズを
設けた場合。 この方法によれば、導光ファイバの入射面での放射照度
分布は良くなるが、ファイバの入射端に入射する光の角
度がファイバの中央部と周辺部とでは異なり、ファイバ
の周辺部ほど光の入射角度が大きくなるため、NAの値
が小さい石英ファイバ等では、光の利用効率が低下し照
度が低下する。したがって、放射照度分布は十分に改善
されない。なお、NAは、何度までの斜め入射光を取り
込めるかを示す値であり、開口数を表す。
【0013】400nm以下の波長の光を用い、例えば
i線用レジストを露光する場合、上記した導光ファイバ
3として、400nm以下の短波長の光も透過すること
ができる石英を材質とした石英ファイバが使用される
が、石英は上記したNAの値が小さい(石英のNAは
0.2〜0.22)。NAの値が0.2の場合は、導光
ファイバ3の入射端面に垂直な直線に対して11.5°
以上、NAの値が0.22の場合には12.7°以上の
斜めからの光は導光ファイバ3内に入射しない。導光フ
ァイバ3の入射面において、周辺部のファイバ素線にな
るほど、光の入射角が大きくなるので、照射範囲を広げ
るため導光ファイバ径を大きくすると、周辺部のファイ
バ素線においては入射角の大きな光が多くなり、導光フ
ァイバ3に入射可能な光はさらに少なくなる。したがっ
て、周辺部のファイバ素線から出射される光の放射照度
が低下し、放射照度分布が改善されない。
【0014】例えば、図10に示すように、φ13mm
のインテグレータレンズ11をφ13mm、NA=0.
22の導光ファイバ3の入射端側に設け、インテグレー
タレンズ11と導光ファイバ3の間隔を27.1mmに
した場合、導光ファイバ3の中心部のファイバ素線に
は、入射角θが0°〜13.5°の光が照射され、導光
ファイバ3の周辺部のファイバ素線には、入射角δが0
〜25.6°の光が照射される。導光ファイバ3のNA
が0.22の場合には、前記したようにファイバの入射
面に垂直な直線に対して12.7°以上の斜めからの光
は入射できないので、導光ファイバ3の周辺部において
は、照射される光の半分以上が利用できない。
【0015】以上のように、導光ファイバ3の入射端側
にインテグレータレンズ11を設けただけでは、周辺部
のファイバ素線から出射される光の放射照度が低下す
る。そこで、本発明においては、導光ファイバ3の入射
端側にインテグレータレンズ11とコリメータレンズ1
2を取り付け、楕円集光鏡で集光された光をインテグレ
ータレンズ11、コリメータレンズ12を介して主光線
が入射端面に対し垂直になるように導光ファイバ3に入
射させる。上記のようにインテグレータレンズ11の出
射側にコリメータレンズ12を設けることにより、入射
した光がインテグレータレンズ11で均一化され、コリ
メータレンズ12の作用により投影面に対する主光線の
入射角が垂直になるように整形され、均一な放射照度を
持ち、主光線の入射角が垂直に整形された光が導光ファ
イバに入射する。その結果、導光ファイバから出射する
光の放射照度を均一化することができる。
【0016】ここで、上記インテグレータレンズ11、
コリメータレンズ12、導光ファイバ3の径とそれらの
間隔を次のように設定することにより、放射照度を低下
させることなく、効果的に導光ファイバ3から出射する
光の放射照度を均一化することができる。図11に示す
ように、インテグレータレンズ11への光の入射角をθ
とし、インテグレータレンズ11からの光の最大出射角
をαとしたとき、αが次の範囲内に入るようにする。 α=0.8θ〜1.2θ
【0017】ここで、インテグレータレンズ11の径を
A、導光ファイバ3の径をB、コリメータレンズ12の
径をCとし、インテグレータレンズ11からの光の最大
出射角をαとすると、図11から明らかなように、イン
テグレータレンズ11とコリメータレンズ12との距離
L1、導光ファイバ3への最大入射角βは次のように定
まる。なお、上記距離L1はコリメータレンズ12の焦
点距離f1に等しい。 L1=(1/tan α)×(B/2) =(1/tan β)×(A/2) A・tan α=B・tan β tan β=(A/B)tan α (1) すなわち、上記最大入射角βとインテグレータレンズ1
1から出射する光の最大出射角αが定まると、上記
(1)式によりインテグレータレンズ11の径Aと導光
ファイバ3の径Bの比が定まる。
【0018】また、図11から明らかなように、コリメ
ータレンズ12のC径は、次の(2)式を満たす必要が
ある。 C≧B+2・L2・tan β (2) すなわち、上記(1)(2)式を満たすように、インテ
グレータレンズ11、コリメータレンズ12、導光ファ
イバ3の径および距離を選定することにより、インテグ
レータレンズ11が出射する光を最大入射角βで導光フ
ァイバ3に入射させることができる。なお、インテグレ
ータレンズ11とコリメータレンズ12との距離L1と
コリメータレンズ12と導光ファイバ3との距離L2
は、コリメータメータレンズ12の設計上、次の条件を
満たすことが望ましい。 L2=0.4L1〜L1
【0019】次に、上記導光ファイバ3への最大入射角
βと、導光ファイバ3の開口数(=NA)について説明
する。導光ファイバを構成するファイバは一般に図12
(a)に示すようにコアとクラッドから構成されてお
り、ファイバに角度θで斜めに入射した光は、同図に示
すように、コアとクラッドの境界で折り返され、コアと
クラッドの臨界角θc に近い進路ですすむ。上記構成の
ファイバにおいて、ファイバのNA(開口数)は一般に
次の式で求められる。 NA=sin θ NA=√(n1 2−n2 2) n1 :コアの屈折率 n2 :クラッドの屈折率 θ :ファイバへの最大入射角
【0020】また、導光ファイバのファイバ素線のNA
値を測定すると、図12(b)の実線に示すようなカー
ブが得られる。同図において、横軸は sinθi (θi は
ファイバへの入射角)、縦軸は導光ファイバに入射する
相対光量(%)であり、通常、ファイバ素線の入射面へ
垂直入射する光量を100%としたとき、5%の光量を
入射できる角度をsin θで表し開口数としている。一
方、ファイバ素線を束ねて、導光ファイバとして使用す
る場合は、図12(c)に示すようにファイバ素線の端
面の素線1本、1本は完全に同一面にはならず、各々少
しずつ面の角度が異なっており、NAの測定を行うと、
図12(b)の点線のようなカーブとなる。
【0021】すなわち、ファイバ素線を束ねた導光ファ
イバにおいては、入射する光の角度が最大1.3NAに
なるようにすれば、導光ファイバに入射する光の99%
以上を取り込めることになる。また、1.3NAより入
射角が大きくなる光学系は入射した光を有効に利用する
ことができない。従って、導光ファイバ3のファイバ素
線の開口数をNAとしたとき、前記最大入射角βの正弦
値が1.3NA以下となるように選定すれば、上記した
ように導光ファイバに入射した光を効率的に取り込むこ
とができる。すなわち、導光ファイバの開口数をNA、
導光ファイバへの最大入射角をβとしたとき、次の
(3)式を満たすように最大入射角βを選定するのが望
ましい。 sinβ≦1.3NA (3)
【0022】本発明は上記点に着目してなされたもので
あり、前記課題を次のようにして解決する。 (1)上記楕円集光鏡の第1焦点にアーク部分が位置す
るように設置されたショートアーク形の放電ランプと、
導光ファイバとを備えた紫外線照射装置において、上記
楕円集光鏡の第2焦点位置に光入射部が位置するように
インテグレータレンズを設置するとともに、上記インテ
グレータレンズの光出射側にコリメータレンズを設置
し、コリメータレンズからの光を上記導光ファイバに入
射させる。
【0023】(2)上記(1)において、導光ファイバ
の径をB、コリメータレンズと導光ファイバとの距離を
L2、導光ファイバのファイバ素線の開口数をNAとし
たとき、導光ファイバへの最大入射角βをsin β≦1.
3NAとし、コリメータレンズの径Cを下式を満たす径
とする。 C≧B+2・L2・tan β
【0024】(3)上記(1)(2)において、紫外線
照射装置を、上記楕円集光鏡とショートアーク形の放電
ランプが内部に設置され、上記楕円集光鏡の第2焦点位
置である放電ランプのアークの結像位置に光出射孔が設
けられたランプハウスと、光入射部が上記光出射孔に着
脱可能に構成された導光ファイバと、上記インテグレー
タレンズとコリメータレンズとを収納したインテグレー
タレンズユニットから構成する。また、上記インテグレ
ータレンズユニットのインテグレータレンズ側と、コリ
メータレンズ側にそれぞれ第1、第2の開口部を設け、
第1の開口部を上記光出射孔に着脱可能に構成し、上記
導光ファイバを第2の開口部に着脱可能に構成する。そ
して、インテグレータレンズユニットを上記筐体の光出
射孔に取り付けたとき、上記インテグレータレンズの光
入射部が上記放電ランプのアークの結像位置に位置し、
導光ファイバを上記光出射孔に取り付けたとき、導光フ
ァイバの光入射部が上記インテグレータレンズと上記コ
リメータレンズとによって投影された上記放電ランプの
アークの結像位置に位置するように構成する。
【0025】本発明の請求項1,2の発明においては、
上記(1)(2)のように構成したので、径の大きな導
光ファイバを用いても、導光ファイバから出射される光
の放射照度を低下させることなく、放射照度の均一化を
図ることができる。本発明の請求項3の発明は上記
(3)のように構成したので、導光ファイバを直接上記
ランプハウスの光出射孔に取り付けたり、あるいは、イ
ンテグレータレンズとコリメータレンズとを収納したイ
ンテグレータレンズユニットをランプハウスの光出射孔
と導光ファイバ間に設けることができる。このため、例
えば、導光ファイバの径を用途に応じて変更したり、導
光ファイバの径が大きく、照射範囲の放射照度分布の均
一性を良くしたい場合には、上記インテグレータレンズ
ユニットを筐体の光出射孔と導光ファイバ間に設けるこ
とができる。また、従来の装置を改造することなく、上
記インテグレータレンズユニットを筐体の光出射孔と導
光ファイバ間に設置することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は本発明をウエハ周辺部露光
装置に適用した実施例を示す図である。同図において、
1はランプハウスであり、ランプハウス1には、ショー
トアーク形の放電ランプ1aと、楕円集光鏡1bが設け
られている。放電ランプ1aが放射する紫外光を含む光
は、楕円集光鏡1bで集光され、平面鏡1c、シャッタ
ー1d、フィルタ1eを介して、リレー光学ユニット2
に入射する。リレー光学ユニット2は、レンズ2a、平
面鏡2b、レンズ2cから構成されており、上記フィル
タ1eを介して入射する光を、放射照度に応じて切り換
えられる減光用フィルタ2dを介して、インテグレータ
レンズユニット10に投影する。
【0027】インテグレータレンズユニット10にはイ
ンテグレータレンズ11とコリメータレンズ12が設け
られており、インテグレータレンズ11の光入射部はリ
レー光学ユニット2によって上記放電ランプ1aのアー
クが結像する位置に配置されている。そして、インテグ
レータレンズ11に入射した光は、インテグレータレン
ズ11の作用により放射照度分布がほぼ均一化され、コ
リメータレンズ12に入射する。インテグレータレンズ
11から出射する光は放射照度分布がほぼ均一化されて
いるが、周辺部の光の入射角は大きく、そのまま導光フ
ァイバ3に入射させると周辺部の光の入射角が導光ファ
イバ3に入射できる角度より大きくなり、効率的に導光
フアイバ3に入射しない。
【0028】コリメータレンズ12は、上記インテグレ
ータレンズ11から出射する光を整形し、投影面に対す
る主光線の入射角が垂直になるようにする。これによ
り、導光ファイバ3に入射する光の照度分布が均一化さ
れるとともに、導光ファイバ3の周辺部および中心付近
に入射する光の入射角が略等しくなる。ここで、導光フ
ァイバ3の開口数をNAとしたとき、導光ファイバ3に
入射する最大入射角βを前記(3)式で求め、前記
(1)式によりインテグレータレンズ11の径Aと導光
ファイバ3の径Bの比を定め、また、コリメータレンズ
12の径Cを前記(2)式を満たすように選定すること
により、コリメータレンズ12が出射する光を効率的に
導光ファイバ3に入射させることができる。
【0029】また、インテグレータレンズ11は、導光
ファイバ3の入射端における放射照度分布を均一化する
ものであり、大型のインテグレータレンズ11を使用す
る必要はない。すなわち、インテグレータレンズ11の
径Aと導光ファイバ3の径Bの比は前記(1)式を満た
せばよいので、インテグレータレンズ11から出射する
光の最大出射角αが上記最大入射角βより大きければ、
それに応じて導光ファイバ3の径Bに対するインテグレ
ータレンズ11の径Aの比を小さくすることができる。
なお、インテグレータレンズ11の径A、インテグレー
タレンズ11からの光の最大出射角αは、要はインテグ
レータレンズ11から出射する光の大部分がコリメータ
レンズ12に入射するように設定すればよく、インテグ
レータレンズ11の径Aとインテグレータレンズ11か
らの最大出射角αを厳密に設定する必要はない。導光フ
ァイバ3に入射した光は、上記均一な放射照度で導光フ
ァイバ3により出射端4まで導光され、出射端4に設け
られた投影レンズ4aによりレジストが塗布されたウエ
ハW上に投影される。
【0030】図2はインテグレータレンズとコリメータ
レンズを用いた紫外線照射装置から出射される光の照度
分布を示す図である。図2は、同図(a)に示すよう
に、直角な頂部を持ち斜め45°に配置された光照射領
域において同図矢印で示した方向の照度分布を示してお
り、同図(b)はインテグレータレンズとコリメータレ
ンズを用いない場合の照度分布、同図(c)は本実施例
における照度分布を示している。同図から明らかなよう
に、インテグレータレンズ11とコリメータレンズ12
を用いない場合には、照度分布に±50%の偏差があっ
たが、インテグレータレンズ11とコリメータレンズ1
2を用いることにより、照度分布の偏差が±10%に改
善されている。
【0031】上記説明では、リレー光学ユニット2と導
光ファイバ3の間に、インテグレータレンズ11とコリ
メータレンズ12から構成されるインテグレータレンズ
ユニット10を設置する場合について説明したが、コリ
メータレンズ12の径Cの最適値は導光ファイバ3の径
Bに応じて定まるので、使用する導光ファイバ3の径B
に応じて上記インテグレータレンズユニット10を交換
できるように構成しておけば、同一の紫外線照射装置を
各種用途に使用することができる。また、導光ファイバ
3の径Bが小さい場合には、上記インテグレータレンズ
ユニット10を設ける必要がない場合が多い。
【0032】そこで、上記インテグレータレンズユニッ
ト10を着脱可能に構成し、必要に応じてインテグレー
タレンズユニット10を交換したり、インテグレータレ
ンズユニット10なしでも使用できるようにするのが望
ましい。図3は上記のように、インテグレータレンズユ
ニット10を交換可能とした実施例を示している。同図
において、上記図1に示したものと同一のものには同一
の符号が付されており、1はランプハウス、2はリレー
光学ユニットであり、リレー光学ユニット2はランプハ
ウス出射部1fに取り付けられている。10はインテグ
レータレンズ11とコリメータレンズ12を備えたイン
テグレータレンズユニット、31は導光ファイバ3の光
入射部に取り付けられたファイバ固定部品である。
【0033】同図に示すように、リレー光学ユニット2
の端部にはネジ溝2eが設けられており、該ネジ溝2e
はインテグレータレンズユニット10のインテグレータ
レンズ11側の端部に設けられたネジ10aと係合する
ように構成されている。また、インテグレータレンズユ
ニット10のコリメータレンズ12側の端部にはネジ溝
10bが設けられており、該ネジ溝10bは、ファイバ
固定部品31に設けられたネジ3aに係合するするよう
に構成されている。さらに、リレー光学ユニット2の端
部に設けられたネジ溝2eとファイバ固定部品31に設
けられたネジ3aが係合するように構成されている。そ
して、インテグレータレンズユニット10を取り付けた
ときは、インテグレータレンズユニット10のインテグ
レータレンズ11の光入射部が上記放電ランプ1aのア
ークが結像する位置に配置され、また、導光ファイバ3
を直接リレー光学ユニット2に取り付けた場合には、導
光ファイバ3の光入射部が上記放電ランプ1aのアーク
が結像する位置に配置されるように構成されている。
【0034】したがって、インテグレータレンズユニッ
ト10を使用する必要がない場合には、ネジ溝2eにフ
ァイバ固定部品31のネジ3aを係合させることによ
り、ファイバ固定部品31をリレー光学ユニット2に直
接取り付けることができる。また、コリメータレンズ1
2の径が異なる複数のインテグレータレンズユニット1
0を用意しておき、各インテグレータレンズユニット1
0のネジ10a、ネジ溝10bを、上記リレー光学ユニ
ット2の端部に設けられたネジ溝2e、ファイバ固定部
品31のネジ3aに係合するように構成しておけば、導
光ファイバ3の径に応じてインテグレータレンズユニッ
ト10を交換することができる。
【0035】上記実施例では、インテグレータレンズユ
ニット10、ファイバ固定部品31をネジにより取り付
ける場合について説明したが、これらを取り付ける方法
としてその他周知な各種固定方法を用いることができ
る。また、上記実施例では、リレー光学ユニット2を用
いる場合について説明したが、リレー光学ユニット2を
設けず、ランプハウス出射部1fに上記ネジ10a、3
aと係合するネジ溝を設け、インテグレータレンズユニ
ット10、またはファイバ固定部品31を、直接ランプ
ハウス出射部1fに取り付けるようにしてもよい。ラン
プハウス出射部1fにインテグレータレンズユニット1
0、またはファイバ固定部品31を取り付けた場合は、
インテグレータレンズ11の光入射部、または導光ファ
イバ3の光入射部が、楕円集光鏡1bの第2焦点位置に
位置するように配置する。
【0036】図4は本発明を前記したスポットUV照射
装置に適用した実施例を示す図である。前記図7に示し
たものと同一のものには同一の符号が付されおり、本実
施例においては、ランプハウス出射部1fにインテグレ
ータレンズ11とコリメータレンズ12から構成される
インテグレータレンズユニット10が設置されており、
インテグレータレンズ11の光入射部が楕円集光鏡1b
の第2焦点位置に位置するように配置されている。ま
た、導光ファイバ3の光入射部にはファイバ固定部品3
1が取り付けられており、ファイバ固定部品31は、上
記インテグレータレンズユニット10のコリメータレン
ズ12側の端部に着脱できるように構成されている。
【0037】図5は上記インテグレータレンズユニット
10、ファイバ固定部品31の取り付け構造を示す図で
ある。ランプハウス1には筒状に形成されたランプハウ
ス出射部1fが設けられており、ランプハウス出射部1
fにインテグレータレンズユニット10が嵌合する。イ
ンテグレータレンズユニット10の外周にはネジ止め溝
10cが設けられており、ランプハウス出射部1fに
は、ネジ孔1gが設けられている。そして、インテグレ
ータレンズユニット10をランプハウス出射部1fに嵌
合させ、ネジ1hをネジ孔1gに取り付けることによ
り、ネジ1hの先端が上記ネジ止め溝10cに係合し、
インテグレータレンズユニット10が固定される。
【0038】インテグレータレンズユニット10を取り
付けたとき、インテグレータレンズ11の光入射部は、
ランプハウス1の楕円集光鏡1bの第2焦点位置に位置
する。また、インテグレータレンズユニット10のコリ
メータレンズ12側の端部には、ネジ溝10bが設けら
れており、ネジ溝10bはファイバ固定部品31に設け
られたネジ3aに係合するように構成されている。した
がって、上記ネジ3aをネジ溝10bに係合させること
により、導光ファイバ3をインテグレータレンズユニッ
ト10に取り付けることができる。さらに、ファイバ固
定部品31の外周にはネジ止め溝3bが設けられてい
る。そして、インテグレータレンズユニット10を使用
しない場合には、ファイバ固定部品31を上記ランプハ
ウス出射部1fに嵌合させ、前記ネジ1hをネジ孔1g
に取り付けることにより、ファイバ固定部品31をラン
プハウス出射部1fに取り付けることができる。ファイ
バ固定部品31をランプハウス出射部1fに取り付けた
とき、導光ファイバ3の光入射部は、ランプハウス1の
楕円集光鏡1bの第2焦点位置に位置する。
【0039】本実施例のスポットUV照射装置は、上記
のようにインテグレータレンズ11とコリメータレンズ
12から構成されるインテグレータレンズユニット10
をランプハウス出射部1fに設置できるように構成して
いるので、導光ファイバ3の光入射部の径が比較的大き
な多分岐ファイバを使用しても、前記したように、各導
光ファイバから出射される各光の互いの照度差を小さく
し、各導光ファイバ3から出射される光の照度分布を均
一化することができる。また、比較的径が小さな導光フ
ァイバを使用する場合には、上記インテグレータレンズ
ユニット10を使用せず、直接ファイバ固定部品31を
ランプハウス出射部1fに取り付けて使用することもで
きる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、以下の効果を得ることができる。 (1)インテグレータレンズとコリメータレンズにより
照度分布を均一化するともに、導光ファイバへの入射角
を整形しているので、大口径の導光ファイバを使用して
も、比較的広い照射範囲の放射照度分布を均一化するこ
とができ、ウエハの処理時間を短縮することができる。
また、導光ファイバを多分岐して使用する場合において
も、分岐された各出射端間における照度のバラツキを小
さくすることができる。このため、同じ時間で複数個所
を同じ放射照度で光を照射することができ、紫外線硬化
型接着剤により接着する場合等において、光むらによる
接着剤の未硬化等を防止することができる。
【0041】(2)インテグレータレンズとコリメータ
レンズから構成されるインテグレータレンズユニットを
導光ファイバの光入射端側に設けたので、光出射側が大
型化しない。このため、照射範囲、照射形状に応じてイ
ンテグレータレンズを設計する必要がなく、また、多分
岐ファイバにおいては、各々の出射端にインテグレータ
レンズを取り付ける必要はない。
【0042】(3)輝度の高い放電ランプを用いること
なく、放射照度を均一化することができるので、輝度の
高い短寿命の放電ランプを使用する必要がない。 (4)NA(開口数)の値が小さい石英ファイバを使用
した場合であっても、コリメータレンズを使用すること
で、ファイバの光入射端面において、ファイバの周辺部
の入射光の角度を中心部付近の入射光の角度と等しくで
き、効率良く光を利用することができるとともに、照射
範囲における放射照度分布の均一化を実現できる。 (5)インテグレータレンズとコリメータレンズを一体
のユニットとして構成することにより、従来から使用さ
れていた紫外線照射装置の光学系を改造することなく、
インテグレータレンズとコリメータレンズを簡単に取り
付けることができる。また、上記ユニットをランプハウ
スの光出射部に取り付けるように構成したので、装置の
床面積を増加させることなく上記ユニットを取り付ける
ことができる。さらに、導光ファイバの径が変わって
も、対応した口径のコリメータレンズを備えたユニット
に簡単に交換することができる。また、特に放射照度分
布の均一性を必要としない場合には、インテグレータレ
ンズとコリメータレンズを取り外して使用することもで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をウエハ周辺部露光装置に適用した実施
例を示す図である。
【図2】本発明の実施例の照度分布と従来例の照度分布
を示す図である。
【図3】インテグレータレンズユニットを着脱可能にし
た実施例を示す図である。
【図4】本発明を前記したスポットUV照射装置に適用
した実施例を示す図である。
【図5】図4においてインテグレータレンズユニットと
導光ファイバの取り付け構造を示す図である。
【図6】従来のウエハ周辺部露光装置の構成の一例を示
す図である。
【図7】従来のスポットUV照射装置の構成の一例を示
す図である。
【図8】導光ファイバの入射光と出射光の照度分布を示
す図である。
【図9】導光ファイバの径と照度分布の関係を示す図で
ある。
【図10】導光ファイバの入射端側にインテグレータレ
ンズを設けた場合の導光ファイバへの光の入射角を説明
する図である。
【図11】コリメータレンズの口径と導光ファイバへの
光の入射角を説明する図である。
【図12】導光ファイバの開口数を説明する図である。
【符号の説明】
1 ランプハウス 1a 放電ランプ 1b 楕円集光鏡 1c 平面鏡 1d シャッタ 1e フィルタ 2 リレー光学ユニット 2a レンズ 2b 平面鏡 2c レンズ 2d 減光用フィルタ 3 導光ファイバ 4 出射端 4a 投影レンズ W ウエハ 1f ランプハウス出射部 10 インテグレータレンズユニット 11 インテグレータレンズ 12 コリメータレンズ 31 ファイバ固定部品 2a,10b ネジ溝 3a,10a ネジ 3b,10c ネジ止め溝 1g ネジ孔 1h ネジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楕円集光鏡と、 上記楕円集光鏡の第1焦点にアーク部分が位置するよう
    に設置されたショートアーク形の放電ランプと、 導光ファイバとを備えた紫外線照射装置において、 上記楕円集光鏡の第2焦点位置に光入射部が位置するよ
    うにインテグレータレンズを設置するとともに、上記イ
    ンテグレータレンズの光出射側にコリメータレンズを設
    置し、 コリメータレンズからの光を上記導光ファイバに入射さ
    せることを特徴とする紫外線照射装置。
  2. 【請求項2】 導光ファイバの径をB、コリメータレン
    ズと導光ファイバとの距離をL2、導光ファイバのファ
    イバ素線の開口数をNAとしたとき、導光ファイバへの
    最大入射角βをsin β≦1.3NAとし、コリメータレ
    ンズの径Cを下式を満たす径とした C≧B+2・L2・tan β ことを特徴とする請求項1の紫外線照射装置。
  3. 【請求項3】 上記楕円集光鏡と該楕円集光鏡の第1焦
    点位置にショートアーク形の放電ランプが設置され、上
    記楕円集光鏡の第2焦点位置である放電ランプのアーク
    の結像位置に光出射孔が設けられたランプハウスと、 光入射部が上記光出射孔に着脱可能に構成された導光フ
    ァイバと、 インテグレータレンズとコリメータレンズとが収納さ
    れ、インテグレータレンズ側と、コリメータレンズ側に
    それぞれ第1、第2の開口部が設けられており、第1の
    開口部が上記光出射孔に着脱可能に構成され、上記導光
    ファイバが第2の開口部に着脱可能に構成されたインテ
    グレータレンズユニットとからなり、 インテグレータレンズユニットを上記筐体の光出射孔に
    取り付けたとき、上記インテグレータレンズの光入射部
    が上記放電ランプのアークの結像位置に位置し、 導光ファイバを上記光出射孔に取り付けたとき、導光フ
    ァイバの光入射部が上記インテグレータレンズと上記コ
    リメータレンズとによって投影された上記放電ランプの
    アークの結像位置に位置するように構成したことを特徴
    とする請求項1または請求項2の紫外線照射装置。
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