JPH10232919A - 医用画像フィルム出力システム - Google Patents

医用画像フィルム出力システム

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Publication number
JPH10232919A
JPH10232919A JP9035792A JP3579297A JPH10232919A JP H10232919 A JPH10232919 A JP H10232919A JP 9035792 A JP9035792 A JP 9035792A JP 3579297 A JP3579297 A JP 3579297A JP H10232919 A JPH10232919 A JP H10232919A
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JP
Japan
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medical image
film
network
data
output device
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Application number
JP9035792A
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Inventor
Ken Hirooka
研 廣岡
Keiichi Fujii
圭一 藤井
Motohiro Okada
基広 岡田
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルム出力装置の周辺が煩雑にならず、1
または複数台の医用画像撮影装置とフィルム出力装置と
を離れた場所に設置し得る医用画像フィルム出力システ
ムを提供する。 【解決手段】 医用画像撮影装置1とネットワーク/フ
ィルム出力装置接続器5とはネットワーク2に接続され
ている。レーザーイメージャー8は専用ケーブル7を介
してネットワーク/フィルム出力装置接続器5に接続さ
れている。医用画像撮影装置1からネットワーク2を介
して伝送されてくる伝送データは、第1のCPU11が
受信し記憶部10に記憶していき、それと並行して、第
2のCPU12は記憶部10に記憶された伝送データを
読み出して、専用ケーブル7を介してレーザーイメージ
ャー(L.I)8に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、X線CT装置や
磁気共鳴断層撮影装置(MRI装置)などの医用画像撮
影装置で撮影された医用画像を、所定の出力フォーマッ
トに従ってフィルムに出力する医用画像フィルム出力シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】所定の出力フォーマットに従って医用画
像撮影装置で撮影された医用画像をフィルムに出力する
ためのフィルム出力装置としては、従来、レーザーイメ
ージャー(医用画像用レーザープリンタ)が知られてい
る。このレーザーイメージャーは、所定の出力フォーマ
ットと、医用画像撮影装置による撮影で得られた画像デ
ータとが与えられると、その出力フォーマットに従い、
画像データを基にレーザー光を走査してフィルムに医用
画像を焼き付け、そのフィルムを自動的に現像して出力
するように構成されている。また、この種のレーザーイ
メージャーは、出力フォーマットで分割出力を指定され
るとともに、複数枚分の画像データが与えられると、与
えられた出力フォーマットに従って、複数枚の医用画像
を1枚のフィルムに分割して出力する機能も備えてい
る。
【0003】上記レーザーイメージャーと医用画像撮影
装置とは専用ケーブルで接続されるようになっている。
そして、通常は、1台の医用画像撮影装置と1台のレー
ザーイメージャーとが1対1の関係で専用ケーブルで接
続され、医用画像撮影装置から出力フォーマットや画像
データが専用ケーブルを介してレーザーイメージャーに
直接与えられるように医用画像フィルム出力システムが
構築されている。
【0004】また、専用のアダプタを用いれば、1台の
レーザーイメージャーに対して複数台の医用画像撮影装
置を接続して、複数台の医用画像撮影装置で1台のレー
ザーイメージャーを共有できるように医用画像フィルム
出力システムを構築することも可能であるが、この場合
にも、個々の医用画像撮影装置とレーザーイメージャー
とは専用ケーブルで接続していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の医用画像フィルム出力システムは、いずれもレ
ーザーイメージャーと医用画像撮影装置とを専用ケーブ
ルで接続する必要があるので、専用ケーブルの長さの制
限があり、レーザーイメージャーと医用画像撮影装置と
を離れた場所に設置することができなかった。
【0006】そのため、例えば、医用画像撮影装置とレ
ーザーイメージャーとを互いに離れた別々の部屋に設置
することができなかったり、大病院のように複数台の医
用画像撮影装置が散在して設置されているような場合、
1台のレーザーイメージャーをこれら全ての医用画像撮
影装置で共有することができないなどの問題があった。
【0007】また、従来の構成で、1台のレーザーイメ
ージャーに対して複数台の医用画像撮影装置を接続する
場合、レーザーイメージャーの周辺に複数本の専用ケー
ブルが存在することになるので、レーザーイメージャー
の周辺が煩雑にならざるを得なかった。
【0008】一方で、複数台の医用画像撮影装置をLA
N(ローカルエリアネットワーク)などのネットワーク
を介して接続することは従来から行われていた。
【0009】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、フィルム出力装置の周辺が煩雑にな
らず、1または複数台の医用画像撮影装置とフィルム出
力装置とを離れた場所に設置し得る医用画像フィルム出
力システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の発明は、所定の出力フォーマット
に従って医用画像撮影装置で撮影された医用画像をフィ
ルムに出力する医用画像フィルム出力システムであっ
て、1または複数台の医用画像撮影装置をネットワーク
を介して接続し、かつ、(a)所定の出力フォーマット
と、医用画像撮影装置による撮影で得られた画像データ
とが与えられると、与えられた出力フォーマットに従っ
て、与えられた画像データを基に、その医用画像撮影装
置で撮影された医用画像をフィルムに出力するフィルム
出力装置と、(b)前記ネットワークに接続するための
ネットワークインターフェース部、および、専用ケーブ
ルを介して前記フィルム出力装置と接続するためのフィ
ルム出力装置インターフェース部を有し、前記医用画像
撮影装置から前記ネットワークを介して伝送されてく
る、出力フォーマットと画像データを含む伝送データを
前記ネットワークインターフェース部から取り込むとと
もに、取り込んだ伝送データを前記フィルム出力装置イ
ンターフェース部から前記専用ケーブルを介して前記フ
ィルム出力装置に送信するネットワーク/フィルム出力
装置接続手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、上記請求
項1に記載の医用画像フィルム出力システムにおいて、
前記ネットワーク/フィルム出力装置接続手段は、前記
医用画像撮影装置から前記ネットワークを介して伝送さ
れてくる伝送データを記憶しておく記憶手段と、前記伝
送データを前記ネットワークインターフェース部から取
り込み、前記記憶手段に記憶する処理を行う第1の処理
手段と、前記記憶手段に記憶されている伝送データを読
み出し、読み出した伝送データを前記フィルム出力装置
インターフェース部から前記専用ケーブルを介して前記
フィルム出力装置に送信する処理を行う第2の処理手段
とを備えていて、少なくとも前記第1の処理手段の処理
の一部と前記第2の処理手段の処理の一部とを並行して
行うように構成したことを特徴とするものである。
【0012】〔作用〕請求項1に記載の発明の作用は次
のとおりである。1または複数台の医用画像撮影装置
は、LANなどのネットワークを介して接続されてい
る。そして、このネットワークに、ネットワーク/フィ
ルム出力装置接続手段および専用ケーブルを介してフィ
ルム出力装置が接続されている。
【0013】医用画像撮影装置からネットワーク/フィ
ルム出力装置接続手段に対してネットワークを介して伝
送データ(出力フォーマットや画像データ)が伝送され
ると、ネットワーク/フィルム出力装置接続手段は、そ
の伝送データをネットワークインターフェース部から取
り込み、取り込んだ伝送データをフィルム出力装置イン
ターフェース部から専用ケーブルを介してフィルム出力
装置へ送信する。
【0014】フィルム出力装置は、前記伝送データ(出
力フォーマットや画像データ)が与えられると、与えら
れた出力フォーマットに従って与えられた画像データを
基にフィルムに医用画像を出力する。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、ネットワ
ーク/フィルム出力装置接続手段を構成する第1の処理
手段は、医用画像撮影装置からネットワークを介して伝
送データが伝送されてくると、その伝送データを順次ネ
ットワークインターフェース部を介して取り込んで、記
憶手段に記憶していく。一方、ネットワーク/フィルム
出力装置接続手段を構成する第2の処理手段は、上記第
1の処理手段の処理の少なくとも一部と並行して、記憶
手段に記憶されているデータを読み出し、読み出した出
力フォーマットや画像データなどのデータをフィルム出
力装置インターフェース部から専用ケーブルを介してフ
ィルム出力装置に送信する。
【0016】このように構成することで、ネットワーク
を介してのデータの伝送処理と、専用ケーブルを介して
のフィルム出力装置へのデータの送信処理との少なくと
も一部を並行して行え、見かけ上ネットワークを介して
のデータの伝送処理の少なくとも一部が無視でき、医用
画像撮影装置とフィルム出力装置とを専用ケーブルで直
接接続した場合と略同等の処理時間で、フィルムへの医
用画像の出力が行える。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。図1は、この発明の一実施例に
係る医用画像フィルム出力システムの全体構成を示すブ
ロック図である。
【0018】X線CT装置やMRI装置などで構成され
る医用画像撮影装置1(1a、1b、1c)が1または
複数台(図では3台)、LANなどのネットワーク2に
接続されている。このネットワーク2は、イーサネット
や光ファイバ、病院内の内線網などで接続され、適宜の
通信プロトコルで相互にデータ伝送可能に構築されたネ
ットワークである。また、公衆電話回線を用いてネット
ワーク2を構築すれば、より広いエリアに医用画像撮影
装置1を散在させることもできる。
【0019】各医用画像撮影装置1は、操作部3やイン
ターフェース機構4などを備えている。操作部3は、出
力フォーマットやフィルムに出力する画像データ(送信
する画像データ)の指定、フィルムへの出力指示などの
各種の操作をオペレータが行うためのものである。
【0020】インターフェース機構4は、従来から用い
られているものであるのでその詳述は省略するが、ネッ
トワーク2との物理的な接続や信号の増幅などを行うと
ともに、プロトコル処理や、データなどの送受信制御な
どの通信上の各種のコントロール制御を行う機能を有す
る。
【0021】ネットワーク2にはネットワーク/フィル
ム出力装置接続器(以下、N/F接続器とも言う)5が
接続されている。このN/F接続器5は、ネットワーク
2と接続するためのネットワークインターフェース部6
と、専用ケーブル7を介してフィルム出力装置としての
レーザーイメージャー(以下、L.Iとも言う)8と接
続するためのフィルム出力装置インターフェース部9
と、医用画像撮影装置1からネットワーク2を介して伝
送されてくる伝送データを記憶しておく記憶手段として
の記憶部10と、伝送データをネットワークインターフ
ェース部6を介して取り込み、記憶部10に記憶する処
理を行う第1の処理手段としての第1のCPU(中央処
理装置)11と、記憶部10に記憶されている伝送デー
タを読み出し、読み出した伝送データをフィルム出力装
置インターフェース部9から専用ケーブル7を介して
L.I8に送信する処理を行う第2の処理手段としての
第2のCPU12とを備えている。
【0022】ネットワークインターフェース部6は、ネ
ットワーク2との物理的な接続や信号の増幅などを行う
部分で、プロトコル処理や、データなどの送受信制御な
どの通信上の各種のコントロール制御は第1のCPU1
1が行うように構成されている。
【0023】また、フィルム出力装置インターフェース
部9は、専用ケーブル7との物理的な接続を行う部分で
ある。L.I8との通信の確立や、データなどの送受信
制御などの通信上の各種のコントロール制御、すなわ
ち、医用画像撮影装置とL.Iとを専用ケーブルで直接
接続した従来例の医用画像撮影装置側において行われ
る、専用ケーブルを介してのL.Iとの通信上のコント
ロール制御は、第2のCPU12が行うように構成され
ている。
【0024】この実施例では、ネットワーク2に複数台
の医用画像撮影装置1が接続されているので、記憶部1
0は、主記憶部10aと補助記憶部10bとを備えてい
るが、ネットワーク2に1台の医用画像撮影装置1のみ
が接続されている場合には、主記憶部10aのみを備え
て記憶部10を構成してもよい。主記憶部10aはデー
タの読み書きが高速で行えるRAM(ランダムアクセス
メモリ)やDRAM(ダイナミックランダムアクセスメ
モリ)などで構成されている。また、補助記憶部10b
はRAMやDRAMで構成してもよいし、ハードディス
クなどの補助記憶装置で構成してもよい。各記憶部10
a、10bの使い方の詳細は後述する動作説明で明らか
にする。
【0025】以上の構成を有する実施例の動作を以下に
説明する。まず、1台の医用画像撮影装置1(1aとす
る)からのフィルムの出力動作のみがなれる場合につい
て説明する。
【0026】医用画像撮影装置1aでは医用画像が撮影
され、その撮影で得られた医用画像の画像データが記憶
されている。オペレータは操作部3から出力フォーマッ
トとフィルムに出力する画像データを指定する。
【0027】出力フォーマットは医用画像をフィルムに
どのように出力するかを指定するためのもので、例え
ば、図2に示すようなフォーマットが指定できる。図2
(a)は、1枚の医用画像Gを1枚のフィルムF一杯に
出力する出力フォーマットを示し、図2(b)は、複数
枚(図では4枚)の医用画像G1〜G4を1枚のフィル
ムFに多分割(図では4分割)して出力する出力フォー
マットを示している。分割の場合は、4分割に限らず、
9分割や12分割など各種の分割数の出力フォーマット
を選択するもできる。また、図2(c)に示すように、
4分割のコマのうち、所望の2コマに医用画像G1、G
2を出力するというように、分割数よりも少ない枚数の
医用画像を所望のコマに出力するように指定することも
できる。
【0028】オペレータは、所望の出力フォーマットを
指定するとともに、フィルムFに出力する1または複数
枚分の画像データを指定する。この指定の後、オペレー
タは操作部3からフィルムへの出力指示を医用画像撮影
装置1aに与える。この指示により、医用画像撮影装置
1aのインターフェース機構4は、ネットワーク2の状
態をみながら、出力フォーマットと画像データをネット
ワーク2を介してN/F接続器5に順次伝送していく。
【0029】ネットワーク2を介してのデータ伝送は、
通常、伝送するデータを特定の長さのパケットに分割し
て伝送する。出力フォーマットのデータ容量が、1パケ
ットで伝送できるデータ容量よりも長い場合は、出力フ
ォーマットは複数のパケットに分割されて伝送される。
各画像データについても同様である。個々のパケットに
は送信先のアドレス(この場合は、N/F接続器5に割
り付けられたアドレス)や送信元のアドレス(この場合
は、各医用画像撮影装置1に割り付けられたアドレス)
などの伝送情報が付けられる。
【0030】医用画像撮影装置1からN/F接続器5へ
のネットワーク2を介しての出力フォーマットと各画像
データの伝送は、図3に示すように、出力フォーマット
の最初のパケットPF1から、最後(N枚目)の画像デ
ータの最後のパケットPNLへと時系列的に行われる。
なお、図では、出力フォーマットがM個のパケットに分
割された場合を示し、各画像データがL個のパケットに
分割された場合を示している。
【0031】N/F接続器5の第1のCPU11は、医
用画像撮影装置1aからネットワーク2を介して順次伝
送されてくるパケットを受信し、データ部分のみを取り
出して、出力フォーマットを構成するパケット群から出
力フォーマットを再構成するように主記憶部10aに記
憶し、各画像データについても同様に、個々の画像デー
タを再構成するようにして主記憶部10aに記憶してい
く。
【0032】この実施例では、第1のCPU11は、出
力フォーマットを構成する全てのパケットを受信し、主
記憶部10aに出力フォーマットを再構成すると、第2
のCPU12へ動作開始指令を与える。第2のCPU1
2は、動作開始指令が与えられると、主記憶部10aに
記憶されている出力フォーマットを読み出し、読み出し
た出力フォーマットをフィルム出力装置インターフェー
ス部9から専用ケーブル7を介してL.I8に送信す
る。この第2のCPU12の処理中に第1のCPU11
は1枚目の画像データを受け取って主記憶部10aに記
憶するので、第2のCPU12は、出力フォーマットの
L.I8への送信処理に続いて、1枚目の画像データの
L.I8への送信処理を行う。以降同様に、第1のCP
U11の処理と第2のCPU12の処理が並行して行わ
れる。そして、医用画像撮影装置1aからの全ての送信
データ(出力フォーマットと指定枚分の画像データ)を
受信して主記憶部10aに記憶し終わると、医用画像撮
影装置1aに関する第1のCPUの処理が終了し、一
方、前記送信データを全てL.I8に送信し終わると、
第2のCPU12はフィルムへの出力指令をL.I8に
送信して医用画像撮影装置1aに関する第2のCPU1
の処理が終了する。フィルムへの出力指令を受信した
L.I8は、それまでに与えられた出力フォーマットに
従い、与えられた画像データを基に、医用画像をフィル
ムに出力する。なお、第2のCPU12はフィルムへの
出力指令をL.I8に送信し終わると、動作完了を第1
のCPU11に通知するようにして、第1のCPU11
で第2の処理状態(処理中か否か)を把握できるように
してもよい。
【0033】1台の医用画像撮影装置1が1枚のフィル
ムに出力するために何枚分の画像データを伝送するかに
関する情報については、その情報を出力フォーマットに
含めて第1、第2のCPU11、12で把握できるよう
にしてもよいし、それに関する情報を出力フォーマット
とは別に医用画像撮影装置1aからネットワーク2を介
してN/F接続器5に伝送して第1、第2のCPU1
1、12で把握できるようにしてもよい。また、最後の
画像データを伝送した後、伝送データが終了したことを
通知する情報を医用画像撮影装置1からネットワーク2
を介してN/F接続器5に伝送し、その情報を受信した
第1のCPU11が、その医用画像撮影装置1に関する
処理が終了したことを把握するとともに、それまでに受
信した画像データの枚数に関する情報を第2のCPU1
2に通知して、第2のCPU12が医用画像撮影装置1
に関する処理の終了を把握するようにしてもよい。
【0034】ある容量DLのデータを医用画像撮影装置
1からネットワーク2を介して伝送し、第1のCPU1
1が受信して主記憶部10aに記憶し終わるまでに要す
る時間と、第2のCPU12が同じ容量DLのデータを
主記憶部10aから読み出してL.I8に送信し終わる
までに要する時間を比べると、後者の方が長い時間を要
するので、第2のCPU12が個々の画像データをL.
I8に送信する時点では、各画像データは主記憶部10
aに既に記憶されていることになる。従って、通常の状
態においては、第1のCPU11の処理と第2のCPU
12の処理とは各々連続して行え、かつ、図4のタイミ
ングチャートに示すように双方の処理のほとんどの部分
(WTで示す間の処理部分)が並行して行われるので、
見かけ上ネットワーク2を介してのデータの伝送処理の
ほとんどの部分が無視でき、医用画像撮影装置1とL.
I8とを専用ケーブル7で直接接続した場合と略同等の
処理時間で、フィルムへの医用画像の出力が行える。
【0035】なお、1枚分の画像データ容量に比べて出
力フォーマットのデータ容量が極端に少ない場合には、
第2のCPU12が出力フォーマットをL.I8に送信
し終わっても、1枚目の画像データが主記憶部10aに
記憶されていないこともあり得るので、そのような場合
を考慮すると、第1のCPU11は1枚目の画像データ
を主記憶部10aに記憶し終わったとき、そのことを第
2のCPU12に通知するようにしてもよい。第2のC
PU12は、出力フォーマットのL.I8への送信が終
了した後にその通知を受けたときは、その通知のあった
ときから1枚目の画像データのL.I8への送信を開始
するようにし、その通知を受けたとき出力フォーマット
のL.I8への送信をまだ行っていれば、出力フォーマ
ットのL.I8への送信に続いて1枚目の画像データの
L.I8への送信を開始すればよい。この場合、第2の
CPU12が出力フォーマットをL.I8に送信し終わ
ってから1枚目の画像データのL.I8への送信を開始
するまでの間に第2のCPU12の処理が中断されるこ
ともあるが、この時間は極僅かであるので実用上問題な
い。
【0036】また、例えば、複数の医用画像撮影装置1
からN/F接続器5に伝送データが同時期に伝送されて
いるような場合、特定の医用画像撮影装置1からの1枚
分の画像データを主記憶部10aに記憶するのに要する
時間が長くなり、主記憶部10aからL.I8へ1枚分
の画像データを送信するのに要する時間よりも長くなる
こともあり得る。このような場合を考慮すると、第1の
CPU11は、出力フォーマットおよび各画像データを
主記憶部10aに記憶し終わるごとに、そのことを第2
のCPU12に通知するようにし、第2のCPU12
は、常に、これから処理する対象のデータが主記憶部1
0aに記憶されていることを確認しながらL.I8への
データの送信を行うようにしてもよい。この場合、第2
のCPU12の処理は部分的に中断されることになる
が、それでも、第1のCPU11の処理の一部と第2の
CPU12の処理の一部は並行して行われているので、
例えば、第1のCPU11の処理が終わった後、まとめ
て第2のCPU12の処理を行うような場合に比べて、
フィルムへの出力処理は速くなる。
【0037】また、第2のCPU12は、出力フォーマ
ットおよび各画像データをL.I8に送信し終わるごと
に、そのことを第1のCPU11に通知するようにすれ
ば、第1のCPU11でどのデータまでL.I8に送信
が完了しているかを把握できる。従って、第1のCPU
11が新たに受信した画像データを主記憶部10aに記
憶する際、既にL.I8に送信が完了したデータを記憶
していたエリアをその新たな受信データの記憶エリアと
して使用でき、主記憶部10aをサイクリックに使用で
きるので、主記憶部10aの容量を少なくすることがで
きる。
【0038】出力フォーマットや各画像データの主記憶
部10a内の記憶アリアや主記憶部10aの使い方など
を予め決めておいて、その規則に基づき、第1のCPU
11による主記憶部10aへの各データの記憶と、第2
のCPU12による主記憶部10aからの各データの読
み出しを行うようにしてもよいし、図5に示すようなヘ
ッダ部を主記憶部10aに設けてもよい。第1のCPU
11はデータを主記憶部10aに記憶する際にそのデー
タを記憶した主記憶部10a内の記憶エリアの先頭アド
レスをヘッダ部の該当箇所に記憶し、第2のCPU12
が所望のデータを読み出すときにはそのヘッダ部を参照
して所望のデータの記憶エリアを把握する。このような
ヘッダ部を設ければ、主記憶部10a内の各データの記
憶アリアを任意に決めることができる。
【0039】また、出力フォーマットの容量や各画像デ
ータの容量が変動するような場合には、図5に示すよう
なヘッダ部を主記憶部10aに設けて管理するようにす
ればよい。
【0040】第1、第2のCPU11、12の間の通知
に関しても、図5に示すよなヘッダ部を主記憶部10a
に設けて行ってもよい。すなわち、第1のCPU11
は、各データを主記憶部10aに記憶し終わるとそのデ
ータの記憶済欄にフラグを立て(図では「×」で示
す)、一方、第2のCPU12は、各データをL.I8
に送信し終わるとそのデータの送信済欄にフラグを立て
る(図では「×」で示す)。このように構成すれば、こ
のヘッダ部を介して、第1、第2のCPU11、12は
互いに相手の処理状態を確認することができる。
【0041】次に、複数台の医用画像撮影装置1からの
フィルムの出力動作がなれる場合について説明する。
【0042】この場合、図6に示すように、各医用画像
撮影装置1(図では、1a、1b、1c)から伝送され
てくるパケットPが、時系列的に混在して第1のCPU
11で受信される。第1のCPU11は、医用画像撮影
装置1からの最初のパケットを最初に受信した医用画像
撮影装置1(図では、1a)を最優先にして、フィルム
への出力を行い、他の医用画像撮影装置1(図では、1
b、1c)からの伝送データは、各医用画像撮影装置1
b、1cごとに補助記憶部10bに記憶する。
【0043】すなわち、第1のCPU11は、パケット
Pを受信すると、そのパケットPに付けられている送信
元のアドレスによって、送信元の医用画像撮影装置1を
識別する。そして、最優先の医用画像撮影装置1aから
のパケットPであれば、そのパケットPのデータを主記
憶部10aに記憶し、その他の医用画像撮影装置1b、
1cからのパケットPであれば、そのパケットPのデー
タを送信元アドレス(医用画像撮影装置1b、1c)ご
とに補助記憶部10bに記憶する。
【0044】主記憶部10aに記憶された最優先の医用
画像撮影装置1aからの伝送データは、上述した1台の
医用画像撮影装置1からのフィルムの出力動作のみがな
れる場合と同様に、第2のCPU12によってL.I8
へ順次送信されていき、リアルタイムにフィルム出力処
理がなされる。その最優先の医用画像撮影装置1aから
の伝送データに基づくフィルム出力処理が終了すると、
第2のCPU12は、補助記憶部10bをサーチし、未
処理の伝送データが記憶されていればその伝送データの
フィルム出力処理を続けて行っていき、補助記憶部10
bに記憶されている(あるいは、記憶されつつある)他
の医用画像撮影装置1b、1cからの伝送データに基づ
くフィルム出力処理を順次行う。なお、上記他の医用画
像撮影装置1b、1cからの伝送データに基づくフィル
ム出力処理では、第2のCPU12は、補助記憶部10
bからデータを読み出しながらL.I8への送信を行
う。
【0045】補助記憶部10bに複数台分の医用画像撮
影装置1からの伝送データが記憶されている(あるい
は、記憶されつつある)場合のフィルム出力処理の順序
は以下のように決めることができる。
【0046】 N/F接続器5での受付順に従ってフ
ィルム出力処理を行う。すなわち、第1のCPU11が
医用画像撮影装置1からの最初のパケットを受信した順
に従ってフィルム出力処理を行う。
【0047】 基本的にと同じであるが、緊急処理
を要する場合を考慮して、医用画像撮影装置1から優先
処理を要求するデータをN/F接続器5に伝送できるよ
うにし、主記憶部10aを介して行っているフィルム出
力処理が終了すると、次に、この優先処理要求がある伝
送データのフィルム出力処理を行い、以後、N/F接続
器5での受付順に従ってフィルム出力処理を行う。な
お、優先処理要求がある伝送データが2つ以上補助記憶
部10bに記憶されている(あるいは、記憶されつつあ
る)場合は、優先処理要求がある伝送データについて、
N/F接続器5での受付順に従ってフィルム出力処理を
行う。
【0048】 各医用画像撮影装置1ごとに優先順位
を予め決めておき、その優先順位に従ってフィルム出力
処理を行う。
【0049】以上のように、この実施例によれば、各医
用画像撮影装置1とN/F接続器5とをネットワーク2
を介して接続しているので、各医用画像撮影装置1とN
/F接続器5とをそれぞれ離れた場所に設置することが
できる。そして、L.I8は専用ケーブル7を介してN
/F接続器5に接続しているので、各医用画像撮影装置
1とL.I8とをそれぞれ離れた場所に設置することが
できる。また、L.I8は専用ケーブル7でN/F接続
器5に接続できるので、従来からのL.I8をそのまま
用いることができる。さらに、L.I8と複数台の医用
画像撮影装置1とを接続する場合にも、L,I8には専
用ケーブル7が1本接続されるだけであるので、L.I
8の周囲が煩雑になることもない。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、医用画像撮影装置とフィルム
出力装置とを、ネットワーク、ネットワーク/フィルム
出力装置接続手段、専用ケーブルを介して接続したの
で、医用画像撮影装置とフィルム出力装置とを離れた場
所に設置することができる。また、ネットワークに複数
台の医用画像撮影装置を接続すれば、複数台の医用画像
撮影装置を散在させて設置しながら、1台のフィルム出
力装置を共有することもできる。しかも、フィルム出力
装置には専用ケーブルが1本接続されるだけであるの
で、フィルム出力装置の周辺が煩雑になることもない。
【0051】請求項2に記載の発明によれば、ネットワ
ーク/フィルム出力装置接続手段に、伝送データを記憶
する記憶手段と、伝送データを取り込んで記憶手段に記
憶する処理を行う第1の処理手段と、記憶手段に記憶さ
れている伝送データをフィルム出力装置に送信する処理
を行う第2の処理手段とを備え、少なくとも第1の処理
手段の処理の一部と第2の処理手段の処理の一部とを並
行して行うように構成したので、ネットワークを介して
のデータの伝送処理と、専用ケーブルを介してのフィル
ム出力装置へのデータの送信処理とが並行して行え、見
かけ上ネットワークを介してのデータの伝送処理が無視
でき、医用画像撮影装置とフィルム出力装置とを専用ケ
ーブルで直接接続した場合と略同等の処理時間で、フィ
ルムに医用画像を出力させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る医用画像フィルム出
力システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】出力フォーマットの一例を示す図である。
【図3】ネットワークを介してのデータ伝送を説明する
ための図である。
【図4】第1のCPUの処理と第2のCPUの処理のタ
イミングチャートである。
【図5】第1のCPUと第2のCPUとで共有するヘッ
ダ部の一例の構成を示す図である。
【図6】複数台の医用画像処理装置からのフィルム出力
動作がなされる場合の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1(1a、1b、1c):医用画像撮影装置 2:ネットワーク 5:ネットワーク/フィルム出力装置接続器 6:ネットワークインターフェース部 7:専用ケーブル 8:レーザーイメージャー(フィルム出力装置) 9:フィルム出力装置インターフェース部 10:記憶部 11:第1のCPU 12:第2のCPU

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の出力フォーマットに従って医用画
    像撮影装置で撮影された医用画像をフィルムに出力する
    医用画像フィルム出力システムであって、1または複数
    台の医用画像撮影装置をネットワークを介して接続し、
    かつ、(a)所定の出力フォーマットと、医用画像撮影
    装置による撮影で得られた画像データとが与えられる
    と、与えられた出力フォーマットに従って、与えられた
    画像データを基に、その医用画像撮影装置で撮影された
    医用画像をフィルムに出力するフィルム出力装置と、
    (b)前記ネットワークに接続するためのネットワーク
    インターフェース部、および、専用ケーブルを介して前
    記フィルム出力装置と接続するためのフィルム出力装置
    インターフェース部を有し、前記医用画像撮影装置から
    前記ネットワークを介して伝送されてくる、出力フォー
    マットと画像データを含む伝送データを前記ネットワー
    クインターフェース部から取り込むとともに、取り込ん
    だ伝送データを前記フィルム出力装置インターフェース
    部から前記専用ケーブルを介して前記フィルム出力装置
    に送信するネットワーク/フィルム出力装置接続手段と
    を備えたことを特徴とする医用画像フィルム出力システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の医用画像フィルム出力
    システムにおいて、前記ネットワーク/フィルム出力装
    置接続手段は、前記医用画像撮影装置から前記ネットワ
    ークを介して伝送されてくる伝送データを記憶しておく
    記憶手段と、前記伝送データを前記ネットワークインタ
    ーフェース部から取り込み、前記記憶手段に記憶する処
    理を行う第1の処理手段と、前記記憶手段に記憶されて
    いる伝送データを読み出し、読み出した伝送データを前
    記フィルム出力装置インターフェース部から前記専用ケ
    ーブルを介して前記フィルム出力装置に送信する処理を
    行う第2の処理手段とを備えていて、少なくとも前記第
    1の処理手段の処理の一部と前記第2の処理手段の処理
    の一部とを並行して行うように構成したことを特徴とす
    る医用画像フィルム出力システム。
JP9035792A 1997-02-20 1997-02-20 医用画像フィルム出力システム Withdrawn JPH10232919A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006058472A1 (fr) * 2004-12-02 2006-06-08 Lenovo (Beijing) Limited Procede d'etablissement d'un environnement d'execution securisee dans un ordinateur

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006058472A1 (fr) * 2004-12-02 2006-06-08 Lenovo (Beijing) Limited Procede d'etablissement d'un environnement d'execution securisee dans un ordinateur

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Effective date: 20040217