JPH10232882A - 情報提示装置、情報提示方法、及び記録媒体 - Google Patents

情報提示装置、情報提示方法、及び記録媒体

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JPH10232882A
JPH10232882A JP9285100A JP28510097A JPH10232882A JP H10232882 A JPH10232882 A JP H10232882A JP 9285100 A JP9285100 A JP 9285100A JP 28510097 A JP28510097 A JP 28510097A JP H10232882 A JPH10232882 A JP H10232882A
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JP9285100A
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Hiroshi Sakai
浩 酒井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、利用者に画像情報等膨大なデータを
高速に最新のデータを提示できる情報提示装置及び情報
提示方法を提供することを課題とする。 【解決手段】電子化情報102を格納したサーバ計算機
101とネットワーク103を介して接続されサーバ計
算機101に格納された電子化情報102を提示する情
報提示装置であって、サーバ計算機101に格納された
電子化情報102の少なくとも一部を記録したCD−R
OM107と、このCD−ROM107のCD−ROM
読出装置106とを備え、指定した電子化情報がCD−
RO原本107に存在する場合にCD−ROM読出装置
106により指定した電子化情報を読出し、存在しない
場合に上記ネットワーク103を介してサーバ計算機1
01から指定した電子化情報を取得し、取得した電子化
情報を提示するようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子化情報を提供
するサーバ計算機と情報提示装置をイーサネットやAT
Mあるいは電話回線等の通信手段で接続し、情報提示装
置側で利用者が希望する情報を提示する情報提示システ
ム、情報提示装置、情報提示装置に於ける情報提示方
法、提示すべき情報を得る情報取得方法、及び情報提示
装置に適用される機械読取り可能な記録媒体に関するも
ので、特に、CD−ROM(CompactDisc Read Only Me
mory )やDVD−ROM(Digital Video Disc Read O
nly Memory )のような大容量記憶媒体を情報提示装置
側に備えることにより、商品カタログ、地図情報、辞
書、辞典、雑誌記事のようにデータ量が大きく且つ情報
の一部が頻繁に更新され得る情報を効率良く検索・提示
するシステム、及び当該システムに適用される電子化情
報の提示処理機能を実現させるためのプログラムを記録
した機械読取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及は目覚し
く、特にNetscape NavigatorのようなWWW(World Wi
de Web)ブラウザを使った情報収集やショッピングに利
用されている。
【0003】例えば、ショッピングの場合、顧客はイン
ターネット上で販売している業者のホームページにアク
セスし、希望する商品のジャンルを選択し、いくつかの
商品を見て、気に入れば、購入手続きを行なう。
【0004】この場合、顧客に商品をより分かり易く提
示するためには、例えば衣類、家具、愛玩動物などの商
品では、鮮明なカラー写真や動画を提示するのが望まし
い。
【0005】しかしながら、現実には鮮明なカラー写真
や動画を送るのは、利用者が負担する電話代や待ち時間
等の負担が大き過ぎるため、実際には画像の質を落とさ
ざるを得ない。
【0006】また、CD−ROMのような比較的安価な
大容量記憶媒体に商品カタログや地図情報等を格納し、
パソコン等で参照することも行われている。CD−RO
Mには約2万枚のカラー静止画像を格納できる(1画像
のデータ量はJPEG形式で格納することにより約30
KB程度、CD−ROMの容量は約0.6GBとして計
算)。
【0007】例えば、通信販売の場合、半年に一度程
度、CD−ROMに納められた電子カタログが顧客に配
送され、顧客はその電子カタログに格納されている商品
のカラー写真等を参照し、購入申込みをする等の販売シ
ステムが実現されている。
【0008】この方法では、電子カタログを購入し見込
み客に定期的に配布する間隔でしか情報を更新できない
という問題がある。そのため、広告有効期限中は、在庫
をなるべく切らさないようにする必要があり、又、迅速
な価格改定が困難である等からコスト面で問題が生じ
る。
【0009】以上述べた2つのシステムの問題点を解決
するため、最近、CD−ROM等に格納された電子カタ
ログとインターネットを組み合わせたシステムが発表さ
れている。
【0010】例えば、衣料品のカタログショッピングの
場合、見たい商品のジャンルを決め、いくつかの商品の
写真を1画面に同時に表示し、興味のある商品につい
て、より詳細な写真を提示するところまで、専らCD−
ROMに格納されている電子化情報を参照することによ
り行われる。そして、在庫状況の確認や発注はインター
ネットを介してサーバ計算機との間で行われる。また、
ホテルの予約に関しては、宿泊予定地にある何件かのホ
テルについて、設備やサービス内容を確かめるところま
で、CD−ROMに格納されている電子化情報を参照す
ることにより行われる。そして、空室状況の確認や予約
はインターネットを介してサーバ計算機との間で行われ
る。
【0011】このように、CD−ROMとインターネッ
トを併用する情報提示システムでは、高品質の画像情報
を素早く表示し、かつ、変動する情報は通販業者や予約
仲介業者のサーバ計算機から入手して表示することがで
きる。また、このようなシステムでは、利用者は提示さ
れる情報がCD−ROMから読み出された情報かサーバ
計算機から受信した情報であるかを特に意識する必要は
ない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したCD−ROM
とインターネットを組み合わせた現状の情報提示システ
ムは、それまでのインターネットのみ、あるいは、CD
−ROMだけを使った情報提示システムと比較して、高
品質の画像情報を素早く表示でき、かつ変動する情報も
提示できるというメリットがある。
【0013】しかし、現状の情報提示システムは、CD
−ROMに格納されているカラー写真等の情報を先ず提
示し、その後、サーバ計算機から変動する在庫情報等を
受信し、提示するという形態であるため、下記に列挙す
る問題がある。
【0014】即ち、第一の問題は、サーバ計算機を管理
する側での電子化情報の管理が難しいことである。例え
ば、CD−ROMに記録された商品のカラー写真が間違
っていることが分かっても、新しいCD−ROMを配布
しない限り、正しいカラー写真に差し替えることができ
ない。また、例え新しいCD−ROMを配布したとして
も、以前のCD−ROMが使われる可能性が残る。
【0015】このように、サーバ計算機を管理する側
で、電子化情報を更新しようとしても、その情報がCD
−ROMに記録されて配布されてしまっているので更新
できない。また、商品の追加や打ち切りに伴う電子化情
報の更新も難しい。
【0016】第二の問題は、すべての利用者に画一的な
商品カタログしか提供できないことである。前述のよう
にCD−ROMには約2万枚のカラー写真を格納できる
ので、サーバを運営する業者が選んだ特定の顧客のみが
アクセスできるページを用意するというようなニーズが
有り得るが、現状のシステムでそれを実現しようとする
と、結局特定の顧客用と一般の顧客用に2種類のCD−
ROMを用意するしかない。
【0017】第三の問題は、上記情報提示システムを、
例えば地図の表示に利用しようとする際に生ずる。地図
の場合、新しい高速道路の開通や一方通行規制、町名変
更等で、情報が部分的に古くなっていく。ディスプレイ
上に見たい地域の地図を表示しようとし、その一部が古
くなっている場合、現状のシステムには、CD−ROM
に記録された古い地図がそのまま表示するか、あるい
は、インターネットを介して新しい地図情報を長時間か
けて受信し、表示するという問題がある。
【0018】本発明は上記事情を考慮して成されたもの
で、本発明の第一の目的は、サーバ計算機で電子化情報
の管理が容易な情報提示システムを提供することであ
る。
【0019】本発明の第二の目的は、利用者に応じた柔
軟な情報提示の仕組みを提供することである。
【0020】本発明の第三の目的は、CD−ROM等に
記録した電子化情報の一部が古くなった場合に、最新の
電子化情報を素早く提示できるようにすることである。
【0021】本発明の第四の目的は、サーバ計算機に通
信手段を介して接続される情報処理装置に於いて、電子
化情報の提示処理機能を容易に実現可能にした、電子化
情報の提示処理機能を実現させるためのプログラムを記
録した機械読取り可能な記録媒体を提供することであ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、以下の構成、方法、及び記録媒体を特徴と
する。
【0023】(1)本発明の情報提示装置は、電子化情
報を格納し、電子化情報を特定するための識別名を含む
送信要求を受信すると、その識別名に対応する電子化情
報を含む応答を送出する機能を有するサーバ計算機と通
信手段を介して接続される情報提示装置であって、上記
サーバ計算機に格納された上記電子化情報とその識別名
を記録したCD−ROMやDVD−ROM等の大容量記
憶媒体と、上記大容量記憶媒体用の読出手段と、提示す
べき電子化情報の識別名を得る識別名獲得手段と、上記
識別名獲得手段により得られた識別名が上記大容量記憶
媒体に存在する場合、上記大容量記憶媒体から上記識別
名に対応する電子化情報を上記読出手段を用いて取得
し、そうでない場合、上記識別名を含む送信要求を上記
サーバ計算機に送ることにより、上記識別名に対応する
電子化情報を取得する情報取得手段と、上記情報取得手
段により取得した電子化情報を提示する情報提示手段と
を備えたことを特徴とする。
【0024】(2)本発明の情報提示システムは、電子
化情報を格納したサーバ計算機と、上記サーバ計算機に
格納された上記電子化情報を提示する情報提示装置が通
信手段を介して接続された情報提示システムにおいて、
上記サーバ計算機は、電子化情報を特定するための識別
名を含む送信要求を受信すると、その識別名に対応する
電子化情報を含む応答を送出する機能を有し、上記情報
提示装置は、上記サーバ計算機に格納された上記電子化
情報とその識別名を記録したCD−ROMやDVD−R
OM等の大容量記憶媒体と、上記大容量記憶媒体用の読
出手段と、提示すべき電子化情報の識別名を得る識別名
獲得手段と、上記識別名獲得手段により得られた識別名
が上記大容量記憶媒体に存在する場合、上記大容量記憶
媒体から上記識別名に対応する電子化情報を上記読出手
段を用いて取得し、そうでない場合、上記識別名を含む
送信要求を上記サーバ計算機に送ることにより、上記識
別名に対応する電子化情報を取得する情報取得手段とを
備えたことを特徴とする。
【0025】(3)本発明の情報処理装置の電子化情報
の取得方法は、電子化情報を格納し、電子化情報を特定
するための識別名を含む送信要求を受信すると、その識
別名に対応する電子化情報を含む応答を送出する機能を
有するサーバ計算機と通信手段を介して接続され、上記
サーバ計算機に格納された上記電子化情報とその識別名
を記録したCD−ROMやDVD−ROM等の大容量記
憶媒体を備えた情報処理装置で使用可能な、与えられた
識別名に対応する電子化情報の取得方法であって、上記
識別名が上記大容量記憶媒体に存在するか否か検索する
検索ステップと、上記検索ステップで上記識別名が上記
大容量記憶媒体に存在すると判定された場合、上記大容
量記憶媒体から上記識別名に対応する電子化情報を読出
す情報読出ステップと、上記検索ステップで上記識別名
が上記大容量記憶媒体に存在しないと判定された場合、
上記サーバ計算機に上記識別名を含む送信要求を送る情
報要求ステップと、上記送信要求に応じて上記サーバ計
算機から送られてくる応答を受信する応答受信ステップ
を有することを特徴とする提示することを特徴とする。
【0026】(4)本発明の情報提示装置の情報提示方
法は、電子化情報を格納し、電子化情報を特定するため
の識別名を含む送信要求を受信すると、その識別名に対
応する電子化情報を含む応答を送出する機能を有するサ
ーバ計算機と通信手段を介して接続され、上記サーバ計
算機に格納された上記電子化情報とその識別名を記録し
たCD−ROMやDVD−ROM等の大容量記憶媒体を
備えた情報提示装置で使用可能な、情報提示方法であっ
て、提示すべき電子化情報を特定する識別名を獲得する
識別名獲得ステップと、上記識別名獲得ステップで得ら
れた識別名が上記大容量記憶媒体に存在するか否か検索
する検索ステップと、上記検索ステップで上記識別名が
上記大容量記憶媒体に存在すると判定された場合、上記
大容量記憶媒体から上記識別名に対応する電子化情報を
読出す情報読出ステップと、上記検索ステップで上記識
別名が上記大容量記憶媒体に存在しないと判定された場
合、上記サーバ計算機に上記識別名を含む送信要求を送
る情報要求ステップと、上記送信要求に応じて上記サー
バ計算機から送られてくる応答を受信する応答受信ステ
ップと、上記情報読出ステップまたは応答受信ステップ
で得られた電子化情報を提示する情報提示ステップを有
することを特徴とする。
【0027】(5)本発明の電子化情報の提示処理機能
を実現させるためのプログラムを記録した機械読取り可
能な記録媒体は、複数の電子化情報を格納し、電子化情
報を特定するための識別名を含む送信要求を受信する
と、その識別名に対応する電子化情報を含む応答を送出
する機能を有するサーバ計算機に通信手段を介して接続
される、電子化情報とその識別名を記録した大容量記憶
媒体を備えてなる情報提示装置に適用される、電子化情
報の提示処理機能を実現させるためのプログラムを記録
した機械読取り可能な記録媒体であって、提示すべき電
子化情報の識別名を得る機能、上記獲得された識別名が
上記大容量記憶媒体に存在するとき、上記大容量記憶媒
体から上記識別名に対応する電子化情報を取得し、上記
獲得された識別名が上記大容量記憶媒体に存在しないと
き、上記識別名を含む送信要求を上記サーバ計算機に送
り、上記サーバ計算機より上記識別名に対応する電子化
情報を取得する機能、上記取得した電子化情報を提示す
る機能をそれぞれ実現させるためのプログラムを記録し
たことを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。
【0029】(第一の実施形態)本発明の第一の実施の
形態について説明する。本実施形態は、従来のWWW
(World Wide Web)サーバとWWWブラウザで構成され
る情報提示システムに於いて、WWWブラウザ側を改良
したものとなっているので、先ず、従来のWWWサーバ
とWWWブラウザについて説明する。なお、WWWサー
バとは、既存のWWWサーバプログラム(例えば、NCSA
http )が動作する計算機のことであり、WWWブラウ
ザとは、既存のWWWブラウザプログラム(例えば、Ne
tscape Navigator)が動作する計算機のことである。
【0030】WWWサーバは、種々の情報をHTML
(Hyper Text Markup Language)形式の文書ファイルや
GIF形式の画像ファイルとして保持している。例え
ば、画像を含む文書の場合、サーバ計算機内では、この
文書を2つのファイルに分けて保持している。第1のフ
ァイルは画像を除いた残りのHTML形式の文書ファイ
ルであり、第2のファイルはGIF形式の画像ファイル
である。そして、上記HTML形式の文書ファイルは、
上記GIF形式の画像ファイルを参照するためのタグを
含んでいる。
【0031】このタグには、第2のファイルを特定する
ためのURL(Uniform Resource Locator)と呼ばれる
文字列を含んでいる。この実施形態では、HTML形式
の文書ファイルや、GIF形式の画像ファイルなど、従
来のWWWで情報提示用のコンテンツを総称して電子化
情報と呼んでいる。
【0032】WWWブラウザは、利用者が見たい情報の
URLを含む送信要求をWWWサーバに送る。URLに
は送信要求を送る相手先のWWWサーバを特定する情報
も含まれているので、複数のWWWサーバが存在してい
ても目的のWWWサーバに送信要求を送ることができ
る。いま、上述した画像を含む文書に付されたURLを
含む送信要求をWWWサーバに送ったとする。
【0033】WWWサーバは、URLを含む送信要求を
受信すると、そのURLをサーバ計算機のローカルなフ
ァイルシステムのパス名に変換し、それで指定されるフ
ァイルの内容を読出し、その内容を含む応答をWWWブ
ラウザに返す。この場合、WWWサーバは、上記第1の
ファイルの内容を含む応答をWWWブラウザに返す。
【0034】WWWブラウザは、応答を受信すると、そ
のヘッダー情報を参照することにより、その種類(HT
ML形式の文書ファイルかGIF形式の画像ファイルか
等)を識別し、その種類に応じて表示装置に出力する。
【0035】この場合、WWWブラウザは、受信したの
はHTML形式の文書ファイルであり、さらにGIF形
式の画像ファイルを参照するタグ情報が含まれているこ
とを認識する。
【0036】そこで、このHTML形式の文書ファイル
の内容を表示装置に出力するとともに、そのタグ情報中
のURLを含む送信要求をWWWサーバに送る。
【0037】WWWサーバは、この場合、受け取ったU
RLに対応する第2のファイルの内容を読出し、その内
容を含む応答をWWWブラウザに返す。
【0038】WWWブラウザは、応答を受け取ると、そ
のヘッダー情報を参照し、今回はGIF形式の画像ファ
イルであることを確認し、表示装置に出力する。
【0039】一般に画像情報は、データ量が大きいた
め、上記の例の場合、WWWサーバからWWWブラウザ
にGIF形式の画像ファイルを送るのに長時間を要す
る。
【0040】次に本発明の第一の実施の形態の構成につ
いて説明する。
【0041】図1は、本発明の実施形態に於ける情報提
示システムの構成を示すブロック図である。
【0042】サーバ計算機10は、従来のWWWサーバ
と同一であり、処理装置本体101と電子化情報を格納
したハードディスク装置等の記憶装置102とを備えて
構成される。
【0043】上記サーバ計算機10と情報提示装置20
(従来のWWWブラウザに相当)は通信手段103を介
して接続されている。
【0044】情報提示装置20は、処理装置本体10
4、表示装置105、CD−ROM読出装置106、及
びCD−ROM107等で構成される。
【0045】処理装置本体104は、情報提示装置20
内の各部を制御する。
【0046】表示装置105は、CD−ROM読出装置
106により読出したCD−ROM107内の電子化情
報、及びサーバ計算機10から受信した電子化情報を表
示する。
【0047】情報提示装置20は、従来のCD−ROM
読出装置付きの計算機上で、本発明の情報提示方法を採
用したプログラムを動作させたものである。尚、CD−
ROM107及びCD−ROM読出装置106の代わり
にDVD−ROM及びDVD−ROM読出装置などでも
よい。
【0048】また、情報提示装置20は、計算機の代わ
りに、例えば、DVDプレーヤーにモデムを付け、表示
装置105としてテレビジョンを使うような形態であっ
ても良い。その場合、テレビジョンが表示装置105
に、DVDプレーヤー内のプロセッサが処理装置本体1
04に相当する。この他に、図示しないマウス及び通信
手段を備えている。
【0049】また、情報提示装置20、サーバ計算機1
0とも、通信手段103に複数接続されていて、ある情
報提示装置20は、任意のサーバ計算機20に格納され
ている電子化情報にアクセスし、表示できるようになっ
ていてもよい。ここでは説明を簡素にするため、情報提
示装置20とサーバ計算機10とをそれぞれ1台ずつ示
した構成を例示している。
【0050】CD−ROM読出装置106には、サーバ
計算機10に格納されている電子化情報の一部を記録し
たCD−ROM107が装填されている。CD−ROM
107には、サーバ計算機10に格納されている電子化
情報について、電子化情報そのものと、そのURLの組
が記録されている。
【0051】CD−ROM107は、サーバ計算機10
を運営している会社から、情報提示装置を使って上記サ
ーバ計算機をよくアクセスする個人や会社に、定期的に
提供されることを想定している。
【0052】従って、ある電子化情報をCD−ROM1
07に記録した後、サーバ計算機内で更新された場合に
は、両者の内容が異なる。即ち、あるURLに対応する
電子化情報が、CD−ROM107とサーバ計算機内で
異なる場合が起こり得る。
【0053】情報提示装置20の主要ロジックはプログ
ラムによって実現される。このプログラムは、図2に示
すように、識別名獲得ステップ201、情報取得ステッ
プ202、及び情報提示ステップ203等で構成され
る。更に、情報取得ステップは、検索ステップ204、
情報読出ステップ205、情報要求ステップ206、及
び応答受信ステップ207等で構成される。図2はそれ
ら各ステップの関連を表わしている。
【0054】識別名獲得ステップ201は、例えば、利
用者が本情報提示装置を使い始める場合、情報提示装置
20が固定的に保持しているURLを取り出したり、利
用者が使っている途中状態に於いては、表示装置105
に表示した電子化情報のリンク付けされた部分をマウス
でクリックする状態を検知し、その座標に対応するUR
Lを得る等の方法で行う。この識別名獲得ステップ20
1は、既存のWWWブラウザに於いても有している。
【0055】情報取得ステップ202では、先ず検索ス
テップ204に於いて、上記CD−ROM107に識別
名獲得ステップ201が得たURLが格納されているか
否か検索する。
【0056】そして、URLが見つかった場合(検索ス
テップ204のYes)には、CD−ROM107か
ら、そのURLに対応する電子化情報を読出す(情報読
出ステップ205)。
【0057】URLが見つからなかった場合(検索ステ
ップ204のNo)には、サーバ計算機10にURLを
含む送信要求を送る(要求送信ステップ206)。そし
て、サーバ計算機から送られてくる電子化情報を受信す
る(応答受信ステップ207)。
【0058】この実施形態に於ける情報取得ステップ2
02は、既存のWWWブラウザの情報取得ステップと比
較して、CD−ROM107にURLが存在する場合に
は、サーバ計算機に電子化情報の送信要求を出すことな
く、CD−ROM107内の電子化情報を読出す点で異
なる。
【0059】この結果、CD−ROM107内に記録さ
れている画像等の大きな電子化情報に関して、情報取得
ステップ202が大幅に高速化できる。
【0060】情報提示ステップ203は、情報取得ステ
ップが取得した電子化情報をその形式に応じて表示装置
上105に表示する。情報提示ステップ203は、既存
のWWWブラウザに於いても有している。
【0061】次に、図3乃至図6に基づいて、情報提示
装置20及びサーバ計算機10の動作を説明する。
【0062】図3は、CD−ROM107に格納されて
いるURLとその電子化情報の組を表わしている。ま
た、図4はサーバ計算機が保持しているURLとその電
子化情報の組を表わしている。
【0063】情報提示装置20は、利用者が利用開始す
るときに使用するURLを固定的に保持している。ここ
では、そのURLを“http://www.trvl.co.jp/index.ht
ml”とする。
【0064】情報獲得ステップ201は、それを情報取
得ステップ202に渡す。
【0065】情報取得ステップ202では、検索ステッ
プ204を実行し、上記URLがCD−ROM107に
存在しないと判定したとき(検索ステップ204のN
o)、サーバ計算機にURL“http://www.trvl.co.jp/
index.html”を含む送信要求を送る(要求送信ステップ
206)。
【0066】サーバ計算機10は、上記URLに対応す
る電子化情報を含む応答を情報提示装置20に送る。
【0067】この電子化情報には、図4に示すように、
利用者が必要とする情報を選択するためのメニュー、旅
行社からのお知らせ、及び旅行社のロゴマーク(GIF
形式の画像ファイル)を参照するタグ情報(URLとし
て、http://www.trvl.co.jp/logo.gifを含む)等が含ま
れている。
【0068】情報提示装置20は、応答受信ステップ2
07に於いて、サーバ計算機から上記電子化情報を含む
応答を受信し、当該受信情報を情報提示ステップ203
に渡す。
【0069】情報提示ステップ203は、上記応答に含
まれる電子化情報を表示装置105に表示する(図5参
照)。
【0070】この際、上記電子化情報にはタグ情報が含
まれているため、タグ情報中のURL“http://www.trv
l.co.jp/logo.gif”を情報取得ステップ202に渡す。
【0071】情報取得ステップ202では、検索ステッ
プ204を実行し、上記URLがCD−ROM107に
存在すると判定し(検索ステップ204のYes)、情
報読出ステップ205で、CD−ROM107から対応
するGIF形式の画像ファイルを読出し、当該画像ファ
イルを情報提示ステップ203に渡す。
【0072】情報提示ステップ203は、上記GIF形
式の画像ファイルを表示装置105に表示する(図6参
照)。
【0073】このように、GIF形式の画像ファイルを
CD−ROM107から読出すことにより、通常のWW
Wブラウザの場合と比較して、より高速な情報提示が可
能となる。
【0074】また、URL“http://www.trvl.co.jp/in
dex.html”に対応するHTML形式の文書ファイルをC
D−ROM107に記録せず、サーバ計算機10のみに
保持し、適宜更新することにより、例えば、最新のお知
らせを情報提示装置20に表示させることが可能とな
る。
【0075】尚、単にメッセージの文字列を変更するだ
けでなく、上記HTML形式の文書ファイルからGIF
形式の画像ファイルを参照するタグ情報を削除したり、
別のGIF形式の画像ファイルを参照するタグ情報に変
更することにより、例えば、季節に合わせた画像を情報
提示装置20に表示させることが可能となる。
【0076】また、一般に利用者は複数の電子化情報を
自らの興味に応じて順次見るため、要所要所のURLと
その電子化情報をCD−ROM107に記録せず、サー
バ計算機10のみに保持することにより、サーバ計算機
10側で情報提示装置20による電子化情報の利用状況
を容易に把握できるようになる。
【0077】また、サーバ計算機10は、従来のWWW
サーバがそのまま使えること、CD−ROM107を保
有していない利用者に対しても、情報提示速度が遅いと
いう不具合があるものの、CD−ROM107を保有し
ている利用者と全く同じ情報を提供できるという利点が
ある。尚、CD−ROM107を保有している利用者に
対してのみ、特別の情報提供をする一実施方法を別の実
施形態で説明する。
【0078】尚、この発明による実施形態では観光案内
の最初のページを例に動作を説明したが、他の用途でも
同様の効果を期待できる。例えば、音楽CDのカタログ
の場合、定番の音楽CDについて、そのジャケットの画
像や曲の始めの部分(さわりの部分)をCD−ROM1
07に格納し、新譜CDやアクセス頻度の低いジャンル
の音楽CDの情報はサーバ計算機から提供することがで
き、利用者は提示を希望する情報がCD−ROM107
にあるのかサーバ計算機にあるのかを意識することな
く、情報の提示を受けることができる。
【0079】このように、本発明による実施形態では、
従来のWWWサーバとWWWブラウザを使用した場合と
比べて、画像等の提示が大幅に高速化されるという利点
がある。また、インターネットとCD−ROMを併用す
る現行の情報提示システムと比較して、情報提示の速度
を殆ど損なうことなく、サーバ側で提供する情報の内容
を変更したり、利用者が参照する情報の把握が容易にな
るという利点がある。
【0080】(第二の実施形態)“Netscape
Navigator”というWWWブラウザプログラム
では、WWWサーバから受け取った情報をメインメモリ
や磁気ディスク装置等に予め確保したバッファ領域に格
納し、2度目以降のアクセスでは、このバッファ領域に
格納した情報を使うことにより、情報提示に要する時間
の低減を図っている。
【0081】ここでは、本発明の第二の実施形態とし
て、“Netscape Navigator”の場合
と同様のバッファ領域を併用することにより、第一の実
施の形態の情報提示装置およびその情報提示方法を、さ
らに情報提示速度を高速化する方法の一例を示す。
【0082】図7は、情報提示装置の構成を示してい
る。第一の実施の形態との違いは、磁気ディスク装置お
よび磁気ディスク内にバッファが確保されている点だけ
である。
【0083】磁気ディスク内に領域確保したバッファに
は、個々の電子化情報とそのURLを組にしたものを格
納する。
【0084】この第二の実施の形態に於ける情報提示装
置20の主要ロジックはプログラムによって実現され
る。このプログラムは、図8に示すように、識別名獲得
ステップ801、情報取得ステップ802、及び情報提
示ステップ803等で構成される。
【0085】更に、情報取得ステップは、検索ステップ
804、情報読出ステップ805、要求送信ステップ8
06、応答受信ステップ807、及び情報記録ステップ
808等で構成される。図8はそれら各ステップの関連
を表わしている。
【0086】情報取得ステップ802では、先ず検索ス
テップ804に於いて、識別名獲得ステップ801が得
たURLが上記バッファ或いはCD−ROM107に格
納されているか否かを検索する。但し、これら媒体の検
索順序は、いずれが先であっても、或いは両者同時であ
っても構わない。
【0087】そして、上記URLが見つかった場合(検
索ステップ804のYes)、上記URLを見つけた方
の記憶媒体から、上記URLに対応する電子化情報を読
出す(情報読出ステップ805)。
【0088】上記URLが見つからなかった場合(検索
ステップ804のNo)には、サーバ計算機10に上記
URLを含む送信要求を送信する(要求送信ステップ8
06)。
【0089】そして、サーバ計算機10から送られてく
る電子化情報を含む応答を受信し(応答受信ステップ8
07)、上記URLと受信した電子化の組をバッファに
記録する(情報記録ステップ808)。
【0090】尚、バッファやCD−ROM107に存在
するURLをより高速アクセス可能なメインメモリ等に
格納することにより、検索をより高速化できる。
【0091】この実施形態の情報取得ステップ802
は、既存のWWWブラウザでバッファを使用する場合の
情報取得ステップと比較して、バッファにURLが存在
する場合の動作は同一であるが、CD−ROM107に
URLが存在する場合には、サーバ計算機10に電子化
情報の送信要求を出すことなく、CD−ROM107内
の電子化情報を読出す点で優れている。
【0092】ところで、CD−ROM107とバッファ
は、サーバ計算機10に格納されている電子化情報の一
部を保持することにより、サーバ計算機10と情報提示
装置間の電子化情報の伝送遅延を軽減するという点で同
様な効果がある。
【0093】そこで、両者の相違について説明する。
【0094】バッファの長所は、利用者がどのような電
子化情報をアクセスしてもそれをバッファに格納するこ
とにより、その電子化情報への次回からのアクセスを高
速化できる点にある。
【0095】つまり、いずれの電子化情報にアクセスす
るか予想する必要なく、同じ電子化情報を繰返し提示す
る傾向のある利用者にとって良好なアクセス速度が実現
できる。
【0096】一方、CD−ROM107の長所は、CD
−ROM107に記録されている電子化情報に対して
は、初回から高速アクセスできる点と経済性である。
【0097】ここで、経済性について詳しく説明する。
【0098】通常、CD−ROM107は、それぞれの
業者から利用者に提供されるものであるので、利用者は
例えば通販業者Aの提供する情報を参照する場合、通販
業者Aから受け取ったCD−ROM107をCD−RO
M読出装置106に装填し、情報提示を開始する。換言
すると、通販業者Aの提供する情報の参照が終了すれ
ば、上記CD−ROM107をCD−ROM読出装置1
06から取り除けばよい。
【0099】従って、CD−ROM107を使った場合
のコストは、ほぼ一枚のCD−ROMの製作コストと考
えてよく、容量約600MBに対して100円〜200
円である。
【0100】それに比べて、バッファとして一般的に使
用される磁気ディスク装置は、通販業者Aの提供する情
報の参照が終了しても、バッファは残っているため、磁
気ディスク装置のコストがそのままバッファのコストと
なり、約600MBの場合、1万円以上かかる。
【0101】また、DVD−ROMの場合は、片面で約
4.5GB、両面では約8GBのデータを格納でき、D
VD−ROMの製作コストはCD−ROMの場合とあま
り変わらないので容量当りの単価はますます安価にな
る。
【0102】CD−ROM107とバッファには、以上
述べたような違いがあるが、両者を併用することによ
り、より高速な情報提示ができることは、第二の実施形
態に示した通りである。
【0103】以上、本実施の形態としてCD−ROM1
07を利用する情報提示方法と磁気ディスク装置等に領
域確保したバッファ領域を併用する方法の一例を示し
た。
【0104】(第三の実施形態)上記第一の実施形態及
び第二の実施形態にはまだ改良すべき点がある。それ
は、CD−ROM107に記録されている電子化情報
が、サーバ計算機10上で更新されたとしても情報提示
装置20は、サーバ計算機10から最新の電子化情報を
取得できないという点である。
【0105】バッファを使用するNetscape N
avigator(WWWブラウザ)では、サーバ計算
機10と連係することにより、この問題を解決してい
る。(参考文献:CQ出版社、OPEN DESIGN 、No.1
3 HTMLリファレンス、1996年4月の第2章ハ
イパーテキスト転送プロトコル(HTTP))。
【0106】ここでは、それについて説明する。WWW
ブラウザの動作を図16に、サーバ計算機10の動作を
図17に示す。
【0107】WWWブラウザからサーバ計算機10に対
して発する電子化情報の送信要求には、リクエストヘッ
ダ中に、If−Modified−Sinceヘッダを
含むことができる。
【0108】WWWブラウザでは、バッファには電子化
情報とそのURL、およびその作成日時の組を記録して
いる。
【0109】WWWブラウザは、ユーザが提示を希望す
る電子化情報のURLを獲得し(識別名獲得ステップ1
601)、指定されたURLを検索し、それが見つかっ
た場合(検索ステップ1605のYes)、If−Mo
dified−Sinceヘッダにバッファに記録され
ている作成日時をつけた送信要求をサーバ計算機10に
送る(要求送信ステップ1606)。
【0110】サーバ計算機10は、送信要求を受信し
(要求受信ステップ1701)、それがIf−Modi
fied−Sinceヘッダ付きの場合(要求判定ステ
ップ1702のYes)、サーバ計算機10が保持して
いる電子化情報の作成日時と比較し、WWWブラウザ側
で保持している電子化情報が最新であるか否か判断し、
最新であれば(最新判定ステップ1703のYes)電
子化情報を含まない応答を送信し(第1の応答送信ステ
ップ1704)、最新でなければ(最新判定ステップ1
703のNo)サーバ計算機10が保持している電子化
情報を含む応答を送信する(第2の応答送信ステップ1
705)。
【0111】そして、WWWブラウザは、サーバ計算機
10からの応答を受信し(応答受信ステップ160
8)、受信した応答が電子化情報を含む場合(応答判定
ステップ1609のYes)には、それをバッファに格
納する(情報記録ステップ1610)とともに、それを
提示し(情報提示ステップ1604)、受信した応答が
電子化情報を含まない場合(応答判定ステップ1609
のNo)には、バッファに記録されている電子化情報を
読出し(情報読出ステップ1611)、提示する(情報
提示ステップ1604)ことにより、サーバ計算機10
が保持している最新の情報を提示することができる。
【0112】尚、情報記録ステップ1610に於いて、
受信した電子化情報をバッファに記録する際、既に同一
のURLで電子化情報が記録されている場合、既に記録
されている電子化情報の方が古いので、それを削除し、
受信した方の電子化情報を記録する。
【0113】尚、情報獲得ステップ1601で獲得した
URLがバッファに無かった場合(ステップ1605の
No)は、前記実施形態と同じであるので説明を略す
る。
【0114】次に、これまで説明したIf−Modif
ied−Sinceヘッダを使ってサーバ計算機10に
保持されている最新の電子化情報を利用者に提示する仕
組みを、本発明の情報提示装置に適用する方法を第三の
実施形態として説明する。
【0115】尚、この実施形態では、サーバ計算機1
0、電子化情報の送信要求、及び応答の形式は、上述し
た従来例と同様であり、情報提示装置20の構成及び機
能のみが異なる。
【0116】情報提示装置20の構成は、図1に示す第
一の実施の形態に於ける情報提示装置20の構成と同一
である。
【0117】CD−ROM107には、個々の電子化情
報とそのURL、およびその作成日時を組にしたものが
記録されている。
【0118】第三の実施の形態に於ける情報提示装置2
0の主要ロジックはプログラムによって実現される。本
プログラムは、図9に示すように、識別名獲得ステップ
901、情報要求ステップ902、情報取得ステップ9
03、及び情報提示ステップ904等で構成される。
【0119】更に、情報取得ステップは、検索ステップ
905、第1の要求送信ステップ906、及び第2の要
求送信ステップ907等で構成される。
【0120】また、情報取得ステップ903は、応答受
信ステップ908、応答判定ステップ909、及び情報
読出ステップ910等で構成される。
【0121】図9はそれら各ステップの関連を表わして
いる。
【0122】情報要求ステップ902では、まず検索ス
テップ905に於いて、CD−ROM107に識別名獲
得ステップ901が得たURLが格納されているか否か
を検索する。
【0123】上記URLが見つかった場合(検索ステッ
プ905のYes)、If−Modified−Sin
ceヘッダにCD−ROM107に記録されている作成
日時を付けた送信要求をサーバ計算機10に送る(第1
の要求送信ステップ906)。
【0124】また、上記URLが見つからなかった場合
(検索ステップ905のNo)、If−Modifie
d−Sinceヘッダのつかない送信要求をサーバ計算
機10に送る(第2の要求送信ステップ907)。
【0125】送信要求を受信したサーバ計算機10は、
先に説明したように、図17に示す処理手順に従って、
電子化情報を含むあるいは含まない応答を情報提示装置
20に送る。
【0126】情報提示装置20の情報取得ステップ90
3では、サーバ計算機10からの応答を受信し(応答受
信ステップ908)、受信した応答が電子化情報を含む
場合(応答判定ステップ909のYes)には、その応
答を情報提示ステップ904に渡す。
【0127】受信した応答が電子化情報を含まない場合
(応答判定ステップ909のNo)には、CD−ROM
107に記録されている電子化情報を読出し(情報読出
ステップ910)、その情報を情報提示ステップ904
に渡す。
【0128】この結果、サーバ計算機10が保持してい
る最新の情報を提示することができる。
【0129】尚、CD−ROM107に記録されている
電子化情報の作成日時は、個々の電子化情報に対して異
なる作成日時であっても、或いは、CD−ROM107
に記録されているすべての電子化情報に対して共通の作
成日時であってもよい。
【0130】(第四の実施形態)上記した第三の実施形
態の情報提示装置20に、上述した第二の実施形態で示
したように、更にバッファを追加することも可能であ
る。その場合の情報提示装置20の情報提示方法の一例
を図10に基づいて説明する。
【0131】CD−ROM107には、個々の電子化情
報とそのURL、及びその作成日時を組にしたものが記
録されている。
【0132】情報提示装置20の主要ロジックはプログ
ラムによって実現される。このプログラムは、図10に
示すように、識別名獲得ステップ1001、情報要求ス
テップ1002、情報取得ステップ1003、及び情報
提示ステップ1004等で構成される。
【0133】更に、情報要求ステップ1002は、検索
ステップ1005、第1の要求送信ステップ1006、
及び第2の要求送信ステップ1007等で構成される。
また、情報取得ステップ1003は、応答受信ステップ
1008、応答判定ステップ1009、情報読出ステッ
プ1010、及び情報記録ステップ1011等で構成さ
れる。図10はそれら各ステップの関連を表わしてい
る。
【0134】情報要求ステップ1002では、先ず検索
ステップ1005に於いて、バッファ又はCD−ROM
107に識別名獲得ステップ1001が得たURLが格
納されているか否かを検索する。
【0135】但し、この実施形態の場合、あるURLが
バッファとCD−ROM107の両方に存在する場合が
あり、その場合には必ずバッファ内のURLが検索され
るようになっている必要がある。
【0136】上記URLが見つかった場合(検索ステッ
プ1005のYes)、If−Modified−Si
nceヘッダにURLが見つかった方の記憶媒体に記録
されている作成日時をつけた送信要求をサーバ計算機1
0に送る(第1の要求送信ステップ1006)。
【0137】また、上記URLが見つからなかった場合
(検索ステップ1005のNo)、If−Modifi
ed−Sinceヘッダのつかない送信要求をサーバ計
算機10に送る(第2の要求送信ステップ1007)。
【0138】送信要求を受信したサーバ計算機10は、
先に説明したように、図17に示すロジックに従って、
電子化情報を含むあるいは含まない応答を情報提示装置
20に送る。
【0139】情報提示装置20の情報取得ステップ10
03では、サーバ計算機10からの応答を受信し(応答
受信ステップ1008)、受信した応答が電子化情報を
含む場合(応答判定ステップ1009のYes)には、
応答に含まれる電子化情報、上記URL、及びその作成
日時をバッファに記録し(情報記録ステップ101
1)、電子化情報を情報提示ステップ1004に渡す。
【0140】受信した応答が電子化情報を含まない場合
(応答判定ステップ1009のNo)には、検索ステッ
プ1005で上記URLを見つけた方の記憶媒体に記録
されている電子化情報を読出し(情報読出ステップ10
10)、それを情報提示ステップ1004に渡す。この
結果、サーバ計算機10が保持している最新の情報を提
示することができる。
【0141】尚、バッファに記録するときの作成日時
は、サーバ計算機から送られてきた電子化情報に付され
ている作成日時が望ましい。
【0142】また、CD−ROM107に存在するUR
Lとバッファに存在するURLを、前もって、より高速
アクセス可能なメインメモリ等に格納し、それに対して
検索するような方法を採用すれば、URLの検索時間を
より短縮することが可能である。
【0143】以上、CD−ROM107及びバッファ領
域を併用し、且つサーバ計算機側で電子化情報が更新さ
れた場合に、その最新の文書を提示可能な情報提示方法
を示した。
【0144】上述した第二及び第四の実施形態のよう
に、CD−ROM107とバッファを併用する場合、バ
ッファに多くの電子化情報を格納した時のバッファあふ
れ処理が必要となる。
【0145】ここで、第四の実施形態に適用して好適な
バッファあふれ処理について説明する。
【0146】従来のバッファあふれ処理では、例えば、
バッファ内に最も古く記録されたもの、或いは、最近参
照されていない電子化情報を選び、電子化情報本体、そ
のURL、その作成日時をすべて削除するのが一般的な
方法である。
【0147】それに対して、第四の実施形態の情報提示
方法の場合、情報記録ステップ1011を図11に示す
処理手順でバッファあふれ処理を行うのがより望まし
い。
【0148】図11に基づいて説明すると、サーバ計算
機10から受信した応答に含まれる電子化情報を記録す
るための領域をバッファに確保できない場合(ステップ
1101のYes)、バッファに格納されている電子化
情報のうち、CD−ROM107にも同じURLを有す
る電子化情報を選択し(ステップ1102)、そのUR
Lを残して、電子化情報本体及びその作成日時をバッフ
ァから削除する(ステップ1103)。そして、その
後、サーバ計算機10から受信した応答に含まれる電子
化情報、そのURL、及び作成日時を記録する(ステッ
プ1104)。
【0149】このようなステップを設けることにより、
URLと電子化情報をすべて削除した場合と、ほぼ同じ
削減効果が得られるとともに、下記に述べる2つの効果
が得られる。
【0150】第1の効果は、情報の取得が高速化できる
場合があることである。すなわち、図10に示す検索ス
テップ1005に於いて、バッファ中にURLが見つか
り、更に、電子化情報が削除されていることが分かった
場合、最新の電子化情報がサーバ計算機10にあると判
定できる。つまり、CD−ROM107内にURLがあ
るか否か検索せずに、サーバ計算機10に対して電子化
情報の送信を要求できる。
【0151】第2の効果は、ネットワークと接続できな
いような状況、例えば、情報提示装置を屋外でスタンド
アロンで使用するような状況で情報提示をする場合、C
D−ROM107及びバッファに格納されている電子化
情報だけを使用して情報提示することになるが、バッフ
ァ中にURLがある場合には、CD−ROM107の電
子化情報は最新でないことが分かる。
【0152】この場合、情報取得ステップ1003で
は、情報読出ステップ1010でCD−ROM107内
の電子化情報を読出し、それに「最新ではない」ことを
示すタグ情報つきで情報提示ステップ1004に渡すこ
とにより、情報提示ステップ1004は、受け取った電
子化情報が「最新ではない」ことを、例えば、テキスト
の表示色やフォントを変えたり、画像に特別の表示枠を
つける等の方法で、利用者に示すことが可能となる。
【0153】(第五の実施形態)本発明の情報提示装置
では、CD−ROM107のCD−ROM読出装置10
6への装填/取外しが容易にできるので、利用者がある
情報の提示を要求した場合、対応するCD−ROM10
7を保有しているにも拘らず、たまたまCD−ROM読
出装置106に装填し忘れたために、すべての電子化情
報をサーバ計算機から転送されるということが起こり得
る。
【0154】これを解決する最も簡単な方法は、CD−
ROM107に記録した電子化情報に、例えば「CD−
ROM107をお持ちでしたら装填して下さい」等のメ
ッセージを付加したものをサーバ計算機10で保持する
ことである。
【0155】この結果、CD−ROM107が装填され
ている場合は、CD−ROM107内の電子化情報が使
用されるため、上記メッセージは表示されないが、CD
−ROM107が装填されていない場合は、上記メッセ
ージが表示され続けることになる。
【0156】(第六の実施形態)本発明の第六の実施形
態として、サーバ計算機10がある電子化情報を少なく
とも新旧バージョンを保持し、もし、CD−ROM10
7に含まれる電子化情報のバージョンが旧バージョンで
あった場合には、サーバ計算機10と情報提示装置20
間で新旧バージョンの差分を送受信し、情報提示装置2
0でその差分とCD−ROM107の電子化情報から、
最新の電子化情報を生成し表示する方法について説明す
る。この実施形態は、従来のWWWブラウザとWWWサ
ーバの双方を改良したものとなっている。
【0157】但し、本発明では、CD−ROM107は
定期的(例えば半年に1度の頻度)で配布されることを
想定している。従って、サーバ計算機10上で電子化情
報の更新が頻繁に行われた場合、旧バージョンというの
は、CD−ROM107で配布した電子化情報のことを
指し、最新の電子化情報の更新前のバージョンを指すも
のではない。また、この実施形態では、説明を簡単にす
るため、旧バージョンは1個とするが、2個以上に増や
すことは可能である。
【0158】この実施形態の概略構成は図1と同様であ
り、同一構成物については同一符号を付して説明は省略
する。
【0159】先ず、この実施形態に於けるサーバ計算機
10について説明する。
【0160】サーバ計算機10は、更新が発生した電子
化情報を旧バージョンと新バージョンの両方を各々の作
成日時とともに保持する。但し、旧バージョンの代わり
に、旧バージョンと新バージョンの差分を保持してもよ
い。
【0161】サーバ計算機10の処理手順を図12に示
す。
【0162】サーバ計算機10は、情報提示装置20か
ら要求を受信する(要求受信ステップ1201)と、I
f−Modified−Sinceヘッダつきか否か調
べる(要求判定ステップ1202)。ここで、もし、I
f−Modified−Sinceヘッダがない場合
(要求判定ステップ1202のNo)、新バージョンの
電子化情報を含む応答を返す(第3の応答ステップ12
07)。
【0163】If−Modified−Sinceヘッ
ダつきの場合(要求判定ステップ1202のYes)
は、その作成日時とサーバ計算機10が保持する新バー
ジョンの作成日時を比較する(新版判定ステップ120
3)。
【0164】両者が一致する場合(新版判定ステップ1
203のYes)、電子化情報を含まない応答を返す
(第1の応答ステップ1204)。
【0165】両者が異なる場合(新版判定ステップ12
03のNo)、サーバ計算機10はIf−Modifi
ed−Sinceヘッダの作成日時とサーバ計算機10
が保持する旧バージョンの作成日時を比較する(旧版判
定ステップ1205)。
【0166】両者が一致する場合(旧版判定ステップ1
205のYes)、新バージョンと旧バージョンの差分
を含む応答を返す(第2の応答ステップ1206)。
【0167】両者が一致しない場合(旧版判定ステップ
1205のNo)、新バージョンの電子化情報を含む応
答を返す(第3の応答ステップ1207)。
【0168】次に、情報提示装置20の情報提示方法に
ついて説明する。
【0169】情報取得ステップは、図13に示す通りで
あるが、これは、図9に示す方法と類似している。両者
の違いは、サーバ計算機10から新旧の電子化情報の差
分を含む応答を受信した場合(ステップ1311のYe
s)、CD−ROM107から読出した電子化情報に上
記差分を適用することにより、新バージョンの電子化情
報を生成するステップ(ステップ1312)が追加され
たことである。
【0170】以上、第三の実施形態の情報提示装置20
に於いて新旧の電子化情報の差分を処理する方式につい
て示したが、更にバッファを併用した情報提示装置20
に於いても同様の機能強化が可能である。
【0171】この実施形態は、例えば、道路地図や時刻
表の場合に特に有効である。例えば、道路地図の場合、
CD−ROM107の電子化情報は、高速道路の開通や
信号機の設置、町名変更、或いは、臨時の交通規制等に
より、情報提示装置20の表示装置に表示される地図の
ごく一部が時々更新され得る。
【0172】一般的に、道路地図のように2次元的な情
報の場合、ディスプレイに表示される情報を小さな複数
の区画の集合として表現し、新旧バージョンの差分は、
変更のあった区画の識別名とその区画の新しい内容の組
で表現することにより、サーバ計算機10及び情報提示
装置20での処理が高速化される。
【0173】あるいは、変更のあった区画の識別名とそ
の区画の新旧バージョンの内容の差分の組で表現する方
が、サーバ計算機10と情報提示装置20で送受信され
るデータ量が減り、より好ましい場合もあり得る。
【0174】また、時刻表の場合、例えば臨時列車の設
定等により、やはりディスプレイに表示される時刻表の
一部が時々更新され得る。
【0175】時刻表は、HTML形式の文書として表現
できる。従って、例えば、UNIXオペレーティングシ
ステムに於けるdiffコマンドのような、差分を効率
よく生成する手段を適用することにより、サーバ計算機
10と情報提示装置20で送受信する差分のデータ量は
小さくすることが可能である。
【0176】また、地図に関する情報提示システムの場
合、利用目的によって、土地利用区分、防災避難区域、
路線価、商業施設など提示する内容は変化する。その場
合、それぞれの利用目的毎に、まったく別の情報として
サーバ計算機10あるいはCD−ROM107に格納す
るのでは、例えば、道路、鉄道、町名等を各利用目的に
共通する情報を重複して持たなければならず、記憶容量
を多く消費することになる。
【0177】これを解決するため、CD−ROM107
に、道路、鉄道、町名等、各目的に共通して使用される
情報をひとつのHTMLファイルとして格納し、利用目
的毎に使用される情報をそれぞれ別のHTMLファイル
として、サーバ計算機10、或いはCD−ROM107
に格納し、利用者が特定の目的のための地図の提示を要
求する際、情報提示装置20の情報取得ステップは、上
記基礎的な地図と上記特定目的のための区域情報を合成
したものを生成し、情報提示ステップに渡すのが望まし
い。
【0178】情報提示装置20側でCD−ROM107
に格納されている電子化情報に反映させる方法を利用し
て、利用者毎の利用頻度の把握機能、利用者への課金機
能、視聴率収集機能を組込むことができる。
【0179】その場合、CD−ROM107には、故意
に情報の一部を欠落させたり、不正確な情報を含む電子
化情報を格納し、利用者がサーバ計算機10と接続せず
に情報提示装置20を使用しても正しい情報が提示され
ないようにしておく。
【0180】そして、利用者が情報提示装置20をサー
バ計算機10と接続し、サーバ計算機10から情報提示
装置20に正しい情報との差分を含む応答を受信するこ
とで、正しい情報が提示できるようにすることにより、
情報提示に要する時間が短いという長所を損なうことな
く、サーバ計算機10でどの利用者がどの電子化情報を
参照したか知ることができる。
【0181】CD−ROM107に格納する電子化情報
の作成法としては、正しい電子化情報を暗号化し、情報
提示装置20の情報獲得ステップが、サーバ計算機10
から復号化のための鍵をもらって復号化してもよい。
【0182】この場合、暗号化といってもセキュリティ
上の問題があまりなければ、例えば、電子化情報をある
位置のビットの0と1を反転させたり、2つのビットデ
ータの交換をするという操作を周期的に繰り返すことに
より、正しくない電子化情報を作成し、サーバ計算機1
0が上記ビット操作を元に戻すための情報を渡す程度で
もよい。
【0183】通常の暗号化や上記ビット操作は、サーバ
計算機10から情報提示装置20に渡すデータ量が少な
く、且つ、電子化情報全体に正しくない情報を埋め込む
ことができるという点で望ましい。
【0184】また、情報提示装置20の情報提示ステッ
プで、提示しようとする電子化情報が正しいか否かを判
定し、正しくなければ「サーバ計算機10と接続してく
ださい」等の警告メッセージや警告音を出力することが
できる。電子化情報が正しいか否かを判定するために
は、電子化情報に「正しくない」というコメントを挿入
するだけでもよい。
【0185】利用者毎の利用回数の把握では、情報提示
装置20から電子化情報の要求がある毎に、その情報提
示装置20を使用中の利用者の利用回数のデータを更新
する。
【0186】CD−ROM107を通販の電子化カタロ
グに利用する場合、あるユーザに次回のCD−ROM1
07の配布を行うべきか否かを判断する材料を提供でき
る。
【0187】また、CD−ROM107を教育教材とし
て利用する場合、学習の進行状況をサーバ計算機10側
で把握できるようになる。
【0188】課金機能の場合には、課金対象となる電子
化情報に予め料金を設定しておき、情報提示装置20か
ら電子化情報の要求がある毎に、その情報提示装置20
を使用中の利用者の課金データにその電子化情報の料金
を加算すればよい。サーバ計算機10側で利用者への課
金が可能となる。登録されていない利用者の使用を禁止
できるので、CD−ROM107を無断複製されても問
題がない。
【0189】視聴率データ収集の場合は、情報提示装置
20から電子化情報の要求がある毎に、その電子化情報
の参照回数をインクリメントすればよい。また、より詳
しいデータを得るためには、例えば、利用時間帯ごとに
参照回数を分けてインクリメントしたり、利用者の年
齢、性別、職業等のプロフィールを持ち、情報提示装置
20から電子化情報の要求がある毎に、その電子化情報
について、利用者の年齢別の年齢別の参照回数などを収
集できる。
【0190】尚、サーバ計算機10から送られてきた電
子化情報はバッファに格納することを前提とする場合、
上記差分についてもバッファに格納されるため、次回か
らの電子化情報の利用に際しては、サーバ計算機10と
のネットワーク接続がなくても正しい情報が提示される
ことになる。上記した視聴率収集等ではそれが問題とな
ることもあるので、それを回避する方法を示す。
【0191】情報提示装置20で正しい情報を「CD−
ROM107の電子化情報+サーバ計算機10から送ら
れてきた差分」で生成する代わりに、「CD−ROM1
07の電子化情報+サーバ計算機10から送られてきた
差分+要求日時」で生成するよう、サーバ計算機10で
の差分の生成、及び、情報提示装置20での正しい情報
の生成方法を変更する。
【0192】この結果、サーバ計算機10から差分を受
け取った日は、次回からの参照に於いて、サーバ計算機
10と接続しなくても正しい情報が得られるが、翌日に
なるともはや正しい情報は得られなくなる。尚、この場
合、提示されている情報が正しいものでないことを利用
者にはっきりわからせる方が好ましい、そこで、上記暗
号化のように、日付が変わったことによって、電子化情
報全体が影響を受けるような方法を使用すべきである。
【0193】情報提示装置20はサーバ計算機10から
差分を受け取ることによって、はじめて正しい情報を提
示できるようになり、且つ、サーバ計算機10から情報
提示装置20への差分の転送は、電子化情報まる毎の転
送と比較してデータ量を少なく、従って高速に転送でき
る。
【0194】この結果、CD−ROM107内の各電子
化情報が利用されたか否かをサーバ計算機10側で確実
に把握することが可能となる。
【0195】これにより、情報提示装置20がサーバ計
算機10から受け取った差分をバッファに格納し、次回
からの電子化情報の参照に於いて、サーバ計算機10と
接続せずに使用できるようになるのを禁止できるように
なる。
【0196】(第七の実施形態)本発明の第七の実施形
態について説明する。
【0197】ただし、本実施の形態は、第二、第四の実
施形態に於けるCD−ROM107及びバッファを併用
する情報提示装置20に於けるCD−ROM107の効
果的な利用法を示すものであり、同一構成物については
同一符号を付して説明は省略する。
【0198】WWW情報提示装置20でしばしば実行さ
れるアプリケーションとして、利用者が知りたい情報を
例えばキーワードの組合せで与えると、ハイパーリンク
を辿ることにより、電子化情報を順次入手し、上記キー
ワードの組合せに合致するような電子化情報、或いはそ
のURLを集めるようなプログラムがあり、検索ロボッ
トと呼ばれる。この検索ロボットの動作中は、利用者が
介入する必要はなく、検索が終了した時点で利用者は集
められた電子化情報の提示を受け、必要な情報を収集す
る。
【0199】この実施形態では、CD−ROM107に
地図や時刻表などの電子化情報が格納されている場合
に、サーバ計算機10から上記電子化情報の最新版を、
利用者の介入無しに取得する方法を示す。
【0200】最も単純な方法は、CD−ROMに格納さ
れている電子化情報のURLを使って、サーバ計算機1
0にIf−Modified−Sinceヘッダ付きで
電子化情報を要求することである。その動作例を図14
に示す。この場合、第六の実施形態に示したように、新
旧電子化情報の差分を使用することにより、バッファ領
域の使用量は少なくて済む。
【0201】上記方法の場合、例えば、CD−ROM1
07に電子化情報が1万個格納されていれば、サーバ計
算機10にIf−Modified−Sinceヘッダ
付きの電子化情報要求が1万個送られ、応答もそれだけ
の数が必要となるという性能上の問題がある。この問題
をHTTPというWWW用の通信プロトコルに則って解
決する方法を次に示す。
【0202】情報提示装置20は、サーバ計算機10に
CD−ROM107のバージョンを示す識別コードを送
る。サーバ計算機10は、上記識別コードのCD−RO
M107に含まれる電子化情報と、それに対応してサー
バ計算機10が保有する最新版が異なるものを調べ、そ
のような電子化情報のURLの集合を返す。
【0203】情報提示装置20は、受け取ったURLの
集合に従って、1件ずつ電子化情報要求をサーバ計算機
10に送り、最新の電子化情報を取得する。その動作例
を図15に示す。
【0204】この方法の第一の利点は、情報提示装置2
0とサーバ計算機10間の通信回数が、ほぼ更新のあっ
た電子化情報の数だけで済むことである。
【0205】第二の利点は、サーバ計算機10は受け取
ったCD−ROM107のバージョンを示す識別コード
をもとに、情報提示装置20に受け取ってもらいたい電
子化情報のURLの集合を送ればよいわけで、つまり、
そのようなURLがCD−ROM107に含まれている
必要はないということである。
【0206】一般にサーバ計算機10では、あるURL
に対応する電子化情報の内容が更新される他、電子化情
報の新設、破棄が頻繁に起こり得る。従って、この第二
の利点は、非常に有効な場合がある。
【0207】また、上記の処理を定期的に実行する場
合、バッファに前回の更新分が残っており、その作成日
時がサーバ計算機10に格納されている電子化情報と一
致すれば、その電子化情報に関してはサーバ計算機10
から再度受ける必要はない。それには、下記の方法が有
用である。
【0208】情報提示装置20は、サーバ計算機10に
CD−ROM107のバージョンを示す識別コードを送
る。サーバ計算機10は、上記識別コードのCD−RO
M107に含まれる電子化情報と、それに対応してサー
バ計算機10が保有する最新版が異なるものを調べ、そ
のような電子化情報のURL、及び、サーバ計算機10
での作成日時の組の集合を返す。
【0209】情報提示装置20は、受け取ったURLの
うちで、バッファに格納されており、且つ、バッファ上
の作成日時が上記サーバ計算機10から送られてきた作
成日時と一致すれば、電子化情報要求をサーバ計算機1
0に送らない。
【0210】それ以外の電子化情報については、サーバ
に最新の電子化情報を要求する。
【0211】この方法は、サーバ計算機10側で個々の
情報提示装置20の状況を詳細に管理する必要がない点
で優れる。
【0212】尚、CD−ROM107に含まれる電子化
情報の最新版を得る処理は、情報提示装置20側の判断
で開始することも、また、CD−ROM107に含まれ
るいずれかの電子化情報をサーバ計算機10側で更新し
た場合に、サーバ計算機10側が情報提示装置20側に
それを伝えることによって開始することもできる。
【0213】また、上記情報提示装置は、例えば磁気デ
ィスク等の記録媒体に記録されたプログラムを読み込
み、このプログラムによって動作が制御されるコンピュ
ータによって実現される。
【0214】このような情報提示機能は、電子化情報の
提示処理機能を実現させるための処理用プログラムとし
て実現され、該プログラムは記録媒体に記録して提供さ
れる。また、上述した実施形態において記載した手法
は、コンピュータに実行させることのできるプログラム
として、例えば磁気ディスク(フロッピーディスク、ハ
ードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD
等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで各種装
置に適用したり、通信媒体により伝送して各種装置に適
用することも可能である。
【0215】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、情
報提示装置20側にCD−ROM等の大容量記憶媒体を
装填し、提示を希望する情報に対して、この大容量記憶
媒体を参照し、この大容量記憶媒体内に所望の情報が存
在すればこれを提示し、無ければサーバ計算機10から
所望の情報を取得することにより、利用者に画像情報等
膨大なデータを高速且つ最新の情報を提示することが可
能となる。また、利用者が情報提示装置20側で行う大
容量記憶媒体の情報参照をサーバ計算機10側で把握す
ることができるようになる。更に、大容量記憶媒体に含
まれる電子化情報の最新版をサーバ計算機10から効率
よく入手できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に於ける情報提示システムの
構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態に於ける情報提示装置の処理手順を
説明するためのフローチャート。
【図3】同実施形態に係る大容量記憶媒体に格納された
電子化情報の例を示す図。
【図4】同実施形態に係るサーバ計算機に格納された電
子化情報の例を示す図。
【図5】同実施形態に係る文字のみの電子化情報の表示
例を示す図。
【図6】同実施形態に係るロゴつきの電子化情報の表示
例を示す図。
【図7】本発明の第二の実施形態に於ける情報提示シス
テムの構成を示すブロック図。
【図8】同第二の実施形態に係る情報提示装置の処理手
順を説明するためのフローチャート。
【図9】本発明の第三実施形態に於ける情報提示装置の
処理手順を説明するためのフローチャート。
【図10】本発明の第四実施形態に於ける情報提示装置
の処理手順を説明するためのフローチャート。
【図11】本発明の第四実施形態に係るバッファ領域不
足が発生した場合の処理手順を説明するためのフローチ
ャート。
【図12】本発明の第六実施形態に係るサーバ計算機1
0の処理手順を説明するためのフローチャート。
【図13】本発明の第六実施形態に係る情報提示方法の
処理手順を説明するためのフローチャート。
【図14】本発明の第七実施形態に係るCD−ROMと
サーバ計算機10の電子化情報の差分を求める第一の方
法を示す概念図。
【図15】本発明の第七の実施形態に係るCD−ROM
とサーバ計算機10の電子化情報の差分を求める第二の
方法を示す概念図を示す。
【図16】従来のバッファを使用する情報提示方法の処
理手順を示すフローチャート。
【図17】従来のサーバ計算機の処理手順を示すフロー
チャート。
【符号の説明】
101…サーバ計算機本体、 102…記憶装置、 103…通信手段、 104…処理装置本体、 105…表示装置、 106…CD−ROM読出装置、 107…CD−ROM、 108…記憶装置、 109…バッファ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/40 370B 380D

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電子化情報を格納し、電子化情報
    を特定するための識別名を含む送信要求を受信すると、
    その識別名に対応する電子化情報を含む応答を送出する
    機能を有するサーバ計算機に通信手段を介して接続され
    る情報提示装置であって、 電子化情報とその識別名を記録した大容量記憶媒体と、 上記大容量記憶媒体の読出手段と、 提示すべき電子化情報の識別名を得る識別名獲得手段
    と、 上記識別名獲得手段により得られた識別名が上記大容量
    記憶媒体に存在する場合に上記大容量記憶媒体から上記
    識別名に対応する電子化情報を上記読出手段を用いて取
    得し、上記識別名獲得手段により得られた識別名が上記
    大容量記憶媒体に存在しない場合に上記識別名を含む送
    信要求を上記サーバ計算機に送ることにより上記サーバ
    計算機より上記識別名に対応する電子化情報を取得する
    情報取得手段と、 上記情報取得手段により取得した電子化情報を提示する
    情報提示手段とを備えたことを特徴とする情報提示装
    置。
  2. 【請求項2】 電子化情報を格納し、電子化情報を特定
    するための識別名を含む送信要求を受信すると、その識
    別名に対応する電子化情報を含む応答を送出する機能を
    有するサーバ計算機に通信手段を介して接続される情報
    提示装置であって、 電子化情報とその識別名を記録した大容量記憶媒体と、 上記大容量記憶媒体用の読出手段と、 上記電子化情報とその識別名を読み書き可能な第2の記
    憶媒体と、 上記第2の記憶媒体の読出/記録手段と、 提示すべき電子化情報の識別名を得る識別名獲得手段
    と、 上記識別名獲得手段により得られた識別名が上記第2の
    記憶媒体に存在する場合に、上記第2の記憶媒体から上
    記識別名に対応する電子化情報を読出すことにより取得
    し、上記識別名が上記第2の記憶媒体に存在せず、上記
    大容量記憶媒体に存在する場合に、上記大容量記憶媒体
    からその識別名に対応する電子化情報を上記読出手段を
    用いて取得し、それ以外の場合に、上記識別名を含む送
    信要求を上記通信手段を用いて上記サーバ計算機に送る
    ことにより上記サーバ計算機より上記識別名に対応する
    電子化情報を取得するとともに、その識別名と電子化情
    報の組を上記第2の記憶媒体に書き込む情報取得手段
    と、 上記情報取得手段により取得した電子化情報を提示する
    情報提示手段とを備えたことを特徴とする情報提示装
    置。
  3. 【請求項3】 電子化情報を格納し、電子化情報を特定
    するための識別名を含む送信要求を受信すると、その識
    別名に対応する電子化情報を含む応答を送出する機能
    と、電子化情報を特定するための識別名及び日時を含む
    送信要求を受信すると、上記送信要求に含まれる日時と
    上記サーバ計算機に格納されている上記識別名に対応す
    る電子化情報の作成日時とを比較し、上記送信要求に含
    まれる日時がサーバ計算機に格納されている作成日時よ
    り旧い日時であるとき上記識別名に対応する電子化情報
    を含む応答を送出し、その他の場合に上記識別名に対応
    する電子化情報を含まない応答を送出する機能を有する
    サーバ計算機に通信手段を介して接続される情報提示装
    置であって、 電子化情報とその識別名及び作成日時を記録した大容量
    記憶媒体と、 上記大容量記憶媒体の読出手段と、 提示すべき電子化情報の識別名を得る識別名獲得手段
    と、 上記識別名獲得手段により得られた識別名が上記大容量
    記憶媒体に存在する場合に、その識別名とその作成日時
    を含む送信要求を上記サーバ計算機に送り、それ以外の
    場合に上記識別名を含む送信要求を上記サーバ計算機に
    送る情報要求手段と、 上記送信要求に対応するサーバ計算機からの応答を受信
    し、その応答中に電子化情報を含まない場合、上記大容
    量記憶媒体中からその識別名に対応する電子化情報を上
    記読出手段を用いて取得する情報取得手段と、 上記情報取得手段により取得した電子化情報を提示する
    情報提示手段とを備えたことを特徴とする情報提示装
    置。
  4. 【請求項4】 電子化情報を格納し、電子化情報を特定
    するための識別名を含む送信要求を受信すると、その識
    別名に対応する電子化情報を含む応答を送出する機能
    と、電子化情報を特定するための識別名及び日時を含む
    送信要求を受信すると上記送信要求に含まれる日時と上
    記サーバ計算機に格納されている上記識別名に対応する
    電子化情報の作成日時とを比較し、上記送信要求に含ま
    れる日時の方が旧い場合に上記識別名に対応する電子化
    情報を含む応答を送出し、それ以外の場合に上記識別名
    に対応する電子化情報を含まない応答を送出する機能と
    を有するサーバ計算機に通信手段を介して接続される情
    報提示装置であって、 電子化情報とその識別名及び作成日時を記録した大容量
    記憶媒体と、 上記大容量記憶媒体の読出手段と、 上記電子化情報とその識別名とその作成日時の組を読み
    書き可能な第2の記憶媒体と、 上記第2の記憶媒体の読出/記録手段と、 提示すべき電子化情報の識別名を得る識別名獲得手段
    と、 上記識別名獲得手段により得られた識別名が上記第2の
    記憶媒体または上記大容量記憶媒体に存在する場合に、
    その識別名とその識別名が存在する方の記憶媒体に記録
    されている作成日時を含む送信要求を上記サーバ計算機
    に送り、それ以外の場合に、上記識別名を含む送信要求
    を上記サーバ計算機に送る情報要求手段と、 上記送信要求に対応するサーバ計算機からの応答を受信
    し、その応答中に電子化情報を含まない場合に、上記識
    別名が存在する方の記憶媒体から上記識別名に対応する
    電子化情報を読出し、その応答中に電子化情報を含む場
    合に、受信した電子化情報とその識別名とその日時を上
    記第2の記憶媒体に記録する情報取得手段と、 上記情報取得手段により取得した電子化情報を提示する
    情報提示手段とを備えたことを特徴とする情報提示装
    置。
  5. 【請求項5】 電子化情報を格納したサーバ計算機と、
    上記サーバ計算機に格納された上記電子化情報を提示す
    る情報提示装置とが通信手段を介して接続された情報提
    示システムに於いて、 上記サーバ計算機には、電子化情報を特定するための識
    別名を含む送信要求を受信すると、その識別名に対応す
    る電子化情報を含む応答を送出する手段を有し、 上記情報提示装置には、上記サーバ計算機に格納された
    上記電子化情報とその識別名を記録した大容量記憶媒体
    と、上記大容量記憶媒体用の読出手段と、提示すべき電
    子化情報の識別名を得る識別名獲得手段と、上記識別名
    獲得手段により得られた識別名が上記大容量記憶媒体に
    存在する場合に上記大容量記憶媒体から上記識別名に対
    応する電子化情報を上記読出手段を用いて取得し、それ
    以外の場合に上記識別名を含む送信要求を上記サーバ計
    算機に送ることにより上記識別名に対応する電子化情報
    を取得する情報取得手段とを備えてなることを特徴とす
    る情報提示システム。
  6. 【請求項6】 電子化情報を格納したサーバ計算機と、
    上記サーバ計算機に格納された上記電子化情報を提示す
    る情報提示装置が通信手段を介して接続された情報提示
    システムに於いて、 上記サーバ計算機には、電子化情報を特定するための識
    別名を含む送信要求を受信すると、その識別名に対応す
    る電子化情報を含む応答を送出する手段と、電子化情報
    を特定するための識別名及び日時を含む送信要求を受信
    すると、上記日時と上記サーバ計算機に格納されている
    上記識別名に対応する電子化情報の作成日時とを比較
    し、上記送信要求に含まれる日時の方が旧い場合に上記
    識別名に対応する電子化情報を含む応答を送出し、それ
    以外の場合に上記識別名に対応する電子化情報を含まな
    い応答を送出する手段とを有し、 上記情報提示装置には、上記サーバ計算機に格納された
    上記電子化情報とその識別名及びその作成日時を記録し
    た大容量記憶媒体と、 上記大容量記憶媒体の読出手段と、 提示すべき電子化情報の識別名を得る識別名獲得手段
    と、 上記識別名獲得手段により得られた識別名が上記大容量
    記憶媒体に存在する場合に、その識別名と大容量記憶媒
    体に記録されている作成日時を含む送信要求を上記サー
    バ計算機に送り、上記識別名獲得手段により得られた識
    別名が上記大容量記憶媒体に存在しない場合に、上記識
    別名を含む送信要求を上記サーバ計算機に送る情報要求
    手段と、 上記送信要求に対応するサーバ計算機からの応答を受信
    し、その応答中に電子化情報を含まない場合、上記大容
    量記憶媒体中からその識別名に対応する電子化情報を上
    記読出手段を用いて取得する情報取得手段と、 上記情報取得手段により取得した電子化情報を提示する
    情報提示手段とを備えたことを特徴とする情報提示シス
    テム。
  7. 【請求項7】 電子化情報を格納し、電子化情報を特定
    するための識別名を含む送信要求を受信すると、その識
    別名に対応する電子化情報を含む応答を送出する機能を
    有するサーバ計算機に通信手段を介して接続され、電子
    化情報とその識別名を記録した大容量記憶媒体を備えて
    なる情報処理装置に於いて使用可能な、与えられた識別
    名に対応する電子化情報の取得方法であって、 上記識別名が上記大容量記憶媒体に存在するか否かを検
    索する検索ステップと、上記検索ステップで上記識別名
    が上記大容量記憶媒体に存在すると判定された場合に上
    記大容量記憶媒体から上記識別名に対応する電子化情報
    を読出す情報読出ステップと、上記検索ステップで上記
    識別名が上記大容量記憶媒体に存在しないと判定された
    場合に上記サーバ計算機へ上記識別名を含む送信要求を
    送る情報要求ステップと、上記送信要求に応じて上記サ
    ーバ計算機から送られてくる応答を受信する応答受信ス
    テップとを有してなることを特徴とする電子化情報の取
    得方法。
  8. 【請求項8】 電子化情報を格納し、電子化情報を特定
    するための識別名を含む送信要求を受信すると、その識
    別名に対応する電子化情報を含む応答を送出する機能を
    有するサーバ計算機に通信手段を介して接続され、電子
    化情報とその識別名を記録した大容量記憶媒体及び第2
    の記憶媒体を備えてなる情報処理装置に於いて使用可能
    な、与えられた識別名に対応する電子化情報の取得方法
    であって、 上記識別名が上記第2の記憶媒体または上記大容量記憶
    媒体に存在するか否かを検索する検索ステップと、上記
    検索ステップで上記識別名が上記いずれかの記憶媒体に
    存在すると判定された場合に上記識別名が存在すると判
    定された方の記憶媒体から上記識別名に対応する電子化
    情報を読出す情報読出ステップと、上記検索ステップで
    上記識別名が上記いずれの記憶媒体にも存在しないと判
    定された場合に上記サーバ計算機に上記識別名を含む送
    信要求を送る情報要求ステップと、上記送信要求に応じ
    て上記サーバ計算機から送られてくる応答を受信する応
    答受信ステップと、上記応答に含まれる電子化情報とそ
    の識別名を上記第2の記憶媒体に記録する情報記録ステ
    ップとを有することを特徴とする電子化情報の取得方
    法。
  9. 【請求項9】 電子化情報を格納し、電子化情報を特定
    するための識別名を含む送信要求を受信すると、その識
    別名に対応する電子化情報を含む応答を送出する機能
    と、電子化情報を特定するための識別名及び日時を含む
    送信要求を受信すると、上記日時及び上記サーバ計算機
    に格納されている上記識別名に対応する電子化情報の作
    成日時を比較し、上記送信要求に含まれる日時の方が旧
    い場合に上記識別名に対応する電子化情報を含む応答を
    送出し、それ以外の場合に上記識別名に対応する電子化
    情報を含まない応答を送出する機能を有するサーバ計算
    機に通信手段を介して接続され、上記サーバ計算機に格
    納された上記電子化情報とその識別名とその作成日時を
    記録したCD−ROMやDVD−ROM等の大容量記憶
    媒体を備えた情報処理装置で使用可能な、与えられた識
    別名に対応する電子化情報の取得方法であって、 上記識別名が上記大容量記憶媒体に存在するか否かを検
    索する検索ステップと、 上記検索ステップで上記識別名が上記大容量記憶媒体に
    存在すると判定された場合に、その識別名と上記大容量
    記憶媒体に記録されている作成日時を含む送信要求を上
    記サーバ計算機に送る第1の情報要求ステップと、 上記検索ステップで上記識別名が上記大容量記憶媒体に
    存在しないと判定された場合に、その識別名を含む送信
    要求を上記サーバ計算機に送る第2の情報要求ステップ
    と、 上記送信要求に対応するサーバ計算機からの応答を受信
    する応答受信ステップと、 受信した応答が上記識別名に対応する電子化情報を含む
    か否か判定する応答判定ステップと、 上記応答判定ステップで受信した応答が上記識別名に対
    応する電子化情報を含まないと判定した場合に、上記大
    容量記憶媒体中からその識別名に対応する電子化情報を
    読出す情報読出ステップとを備えたことを特徴とする電
    子化情報の情報取得方法。
  10. 【請求項10】 電子化情報を格納し、電子化情報を特
    定するための識別名を含む送信要求を受信するとその識
    別名に対応する電子化情報を含む応答を送出する機能
    と、電子化情報を特定するための識別名及び日時を含む
    送信要求を受信し、上記日時と上記サーバ計算機に格納
    されている上記識別名に対応する電子化情報の作成日時
    とを比較して、上記送信要求に含まれる日時の方が旧い
    場合に上記識別名に対応する電子化情報を含む応答を送
    出し、それ以外の場合に上記識別名に対応する電子化情
    報を含まない応答を送出する機能を有するサーバ計算機
    に通信手段を介して接続され、電子化情報とその識別名
    とその作成日時を記録した大容量記憶媒体及び第2の記
    憶媒体を備えた情報処理装置に於いて使用可能な、与え
    られた識別名に対応する電子化情報の取得方法であっ
    て、 上記識別名が上記第2の記憶媒体に存在するか否か又は
    上記大容量記憶媒体に存在するか否かを当該順序で検索
    する検索ステップと、 上記検索ステップで上記識別名が上記いずれかの記憶媒
    体に存在すると判定された場合に、その識別名と上記識
    別名が存在すると判定された方の記憶媒体に記録されて
    いる作成日時を含む送信要求を上記サーバ計算機に送る
    第1の情報要求ステップと、 上記検索ステップで上記識別名が上記いずれの記憶媒体
    にも存在しないと判定された場合に、上記識別名を含む
    送信要求を上記サーバ計算機に送る第2の情報要求ステ
    ップと、 上記送信要求に対応するサーバ計算機からの応答を受信
    する応答受信ステップと、 受信した応答が上記識別名に対応する電子化情報を含む
    か否かを判定する応答判定ステップと、 上記応答判定ステップで受信した応答が上記識別名に対
    応する電子化情報を含まないと判定した場合に、上記検
    索ステップで上記識別名が存在すると判定された記憶媒
    体からその識別名に対応する電子化情報を読出す情報読
    出ステップと、 上記応答判定ステップで受信した応答が上記識別名に対
    応する電子化情報を含むと判定した場合、その電子化情
    報とその識別名とその作成日時を上記第2の記憶媒体に
    記録する情報記録ステップとを備えたことを特徴とする
    電子化情報の取得方法。
  11. 【請求項11】 電子化情報を格納し、電子化情報を特
    定するための識別名を含む送信要求を受信すると、その
    識別名に対応する電子化情報を含む応答を送出する機能
    を有するサーバ計算機に通信手段を介して接続され、上
    記サーバ計算機に格納された上記電子化情報とその識別
    名を記録した大容量記憶媒体を備えてなる情報提示装置
    に使用可能な情報提示方法であって、 提示すべき電子化情報を特定する識別名を獲得する識別
    名獲得ステップと、 上記識別名獲得ステップで得られた識別名が上記大容量
    記憶媒体に存在するか否かを検索する検索ステップと、 上記検索ステップで上記識別名が上記大容量記憶媒体に
    存在すると判定された場合に、上記大容量記憶媒体から
    上記識別名に対応する電子化情報を読出す情報読出ステ
    ップと、 上記検索ステップで上記識別名が上記大容量記憶媒体に
    存在しないと判定された場合に、上記サーバ計算機に上
    記識別名を含む送信要求を送る情報要求ステップと、 上記送信要求に応じて上記サーバ計算機から送られてく
    る応答を受信する応答受信ステップと、 上記情報読出ステップ又は応答受信ステップで得られた
    電子化情報を提示する情報提示ステップとを有すること
    を特徴とする情報提示方法。
  12. 【請求項12】 電子化情報を格納し、電子化情報を特
    定するための識別名を含む送信要求を受信すると、その
    識別名に対応する電子化情報を含む応答を送出する機能
    を有するサーバ計算機に通信手段を介して接続され、電
    子化情報とその識別名を記録した大容量記憶媒体及び第
    2の記憶媒体を備えた情報提示装置に使用可能な情報提
    示方法であって、 提示すべき電子化情報を特定する識別名を獲得する識別
    名獲得ステップと、 上記識別名が上記第2の記憶媒体又は上記大容量記憶媒
    体に存在するか否かを検索する検索ステップと、 上記検索ステップで上記識別名が上記いずれかの記憶媒
    体に存在すると判定された場合に、上記識別名が存在す
    る記憶媒体から上記識別名に対応する電子化情報を読出
    す情報読出ステップと、 上記検索ステップで上記識別名が上記いずれの記憶媒体
    にも存在しないと判定された場合に、上記サーバ計算機
    に上記識別名を含む送信要求を送る情報要求ステップ
    と、 上記送信要求に応じて上記サーバ計算機から送られてく
    る応答を受信する応答受信ステップと、 上記応答に含まれる電子化情報とその識別名を上記第2
    の記憶媒体に記録する情報記録ステップと、 上記情報読出ステップ又は上記応答受信ステップで得ら
    れた電子化情報を提示する情報提示ステップとを有する
    ことを特徴とする情報提示方法。
  13. 【請求項13】 電子化情報を格納し、電子化情報を特
    定するための識別名を含む送信要求を受信すると、その
    識別名に対応する電子化情報を含む応答を送出する機能
    と、電子化情報を特定するための識別名及び日時を含む
    送信要求を受信すると上記日時と上記サーバ計算機に格
    納されている上記識別名に対応する電子化情報の作成日
    時とを比較し、上記送信要求に含まれる日時の方が旧い
    場合に上記識別名に対応する電子化情報を含む応答を送
    出し、それ以外の場合に上記識別名に対応する電子化情
    報を含まない応答を送出する機能を有するサーバ計算機
    と通信手段を介して接続され、電子化情報とその識別名
    及び作成日時を記録した大容量記憶媒体を備えた情報提
    示装置に使用可能な情報提示方法であって、 提示すべき電子化情報を特定する識別名を獲得する識別
    名獲得ステップと、 上記識別名が上記大容量記憶媒体に存在するか否かを検
    索する検索ステップと、 上記検索ステップで上記識別名が上記大容量記憶媒体に
    存在すると判定された場合に、その識別名及び作成日時
    を含む送信要求を上記サーバ計算機に送る第1の情報要
    求ステップと、 上記検索ステップで上記識別名が上記大容量記憶媒体に
    存在しないと判定された場合に、その識別名を含む送信
    要求を上記サーバ計算機に送る第2の情報要求ステップ
    と、 上記送信要求に対応するサーバ計算機からの応答を受信
    する応答受信ステップと、 受信した応答が上記識別名に対応する電子化情報を含む
    か否かを判定する応答判定ステップと、 上記応答判定ステップで受信した応答が上記識別名に対
    応する電子化情報を含まないと判定した場合に、上記大
    容量記憶媒体中からその識別名に対応する電子化情報を
    読出す情報読出ステップと、 上記応答受信ステップまたは上記情報読出しステップで
    得られた電子化情報を提示する情報提示ステップとを備
    えたことを特徴とする情報提示方法。
  14. 【請求項14】 電子化情報を格納し、電子化情報を特
    定するための識別名を含む送信要求を受信すると、その
    識別名に対応する電子化情報を含む応答を送出する機能
    と、電子化情報を特定するための識別名及び日時を含む
    送信要求を受信すると、上記日時と上記サーバ計算機に
    格納されている上記識別名に対応する電子化情報の作成
    日時とを比較し、上記送信要求に含まれる日時の方が旧
    い場合に上記識別名に対応する電子化情報を含む応答を
    送出し、それ以外の場合に上記識別名に対応する電子化
    情報を含まない応答を送出する機能を有するサーバ計算
    機に通信手段を介して接続され、電子化情報とその識別
    名とその作成日時を記録した大容量記憶媒体及び第2の
    記憶媒体を備えた情報提示装置に使用可能な情報提示方
    法であって、 提示すべき電子化情報を特定する識別名を獲得する識別
    名獲得ステップと、 上記識別名が上記第2の記憶媒体に存在するか否か又は
    上記大容量記憶媒体に存在するか否かを当該順序で検索
    する検索ステップと、 上記検索ステップで上記識別名が上記いずれかの記憶媒
    体に存在すると判定された場合に、上記識別名と上記識
    別名が存在すると判定された方の記憶媒体に記録されて
    いる作成日時を含む送信要求を上記サーバ計算機に送る
    第1の情報要求ステップと、 上記検索ステップで上記識別名が上記いずれの記憶媒体
    にも存在しないと判定された場合に、上記識別名を含む
    送信要求を上記サーバ計算機に送る第2の情報要求ステ
    ップと、 上記送信要求に対応するサーバ計算機からの応答を受信
    する応答受信ステップと、 受信した応答が上記識別名に対応する電子化情報を含む
    か否かを判定する応答判定ステップと、 上記応答判定ステップで受信した応答が上記識別名に対
    応する電子化情報を含まないと判定した場合に、上記検
    索ステップで上記識別名が存在すると判定された方の記
    憶媒体からその識別名に対応する電子化情報を読出す情
    報読出ステップと、 上記応答判定ステップで受信した応答が上記識別名に対
    応する電子化情報を含むと判定した場合に、その電子化
    情報とその識別名とその作成日時を上記第2の記憶媒体
    に記録する情報記録ステップと、 上記応答受信ステップまたは上記情報読出ステップで得
    られた電子化情報を提示する情報提示ステップとを備え
    たことを特徴とする情報提示方法。
  15. 【請求項15】 上記情報提示装置が上記サーバ計算機
    とコマンドや応答の送受信ができない場合、表示される
    情報が最新のものではない可能性があることを示す警告
    付きで上記大容量記憶媒体に記録された電子化情報を提
    示することを特徴とする請求項11又は13記載の情報
    提示方法。
  16. 【請求項16】 上記情報提示装置が上記サーバ計算機
    とコマンドや応答の送受信ができない場合に、表示され
    る情報が最新のものではない可能性があることを示す警
    告付きで上記大容量記憶媒体又は上記第2の記憶媒体に
    記録された電子化情報を提示することを特徴とする請求
    項12又は14記載の情報提示方法。
  17. 【請求項17】 上記情報記録ステップに於いて、電子
    化情報とその識別名とその作成日時を上記第2の記憶媒
    体に記録することにより、上記第2の記憶媒体の空き容
    量が不足した場合に、上記第2の記憶媒体に記録されて
    いる電子化情報であって、その識別名が上記大容量記憶
    媒体にも存在するものについて、その識別名を残し上記
    電子化情報を上記第2の記憶媒体から削除することを特
    徴とする請求項10記載の情報取得方法。
  18. 【請求項18】 上記情報記録ステップに於いて、電子
    化情報とその識別名とその作成日時を上記第2の記憶媒
    体に記録することにより、上記第2の記憶媒体の空き容
    量が不足した場合に、上記第2の記憶媒体に記録されて
    いる電子化情報であって、その識別名が上記大容量記憶
    媒体にも存在するものについて、その識別名を上記第2
    の記憶媒体に残し、上記電子化情報本体を上記第2の記
    憶媒体から削除することを特徴とする請求項14記載の
    情報提示方法。
  19. 【請求項19】 上記情報提示装置が上記サーバ計算機
    とコマンドや応答の送受信ができない場合で、かつ上記
    識別名が上記第2の記憶媒体に存在するが、電子化情報
    本体は上記第2の記憶媒体から削除されていると判定さ
    れた場合に、表示される情報が最新のものではないこと
    を示す警告付きで上記大容量記憶媒体に記録された電子
    化情報を提示することを特徴とする請求項18記載の情
    報提示方法。
  20. 【請求項20】 電子化情報を格納したサーバ計算機
    と、上記サーバ計算機に格納された上記電子化情報を提
    示する情報提示装置が通信手段を介して接続された情報
    提示システムに於いて、 上記サーバ計算機は、電子化情報を特定するための識別
    名を含む送信要求を受信すると、その識別名に対応する
    電子化情報を含む応答を送出する機能と、電子化情報を
    特定するための識別名及び日時を含む送信要求を受信す
    ると上記日時で指定される電子化情報と最新の電子化情
    報の差分、又は最新の電子化情報を含む応答を送出する
    機能とを有し、 上記情報提示装置は、上記サーバ計算機に格納された上
    記電子化情報とその識別名及び作成日時を記録した大容
    量記憶媒体と、 提示すべき電子化情報の識別名を得る識別名獲得手段
    と、 上記識別名獲得手段により得られた識別名が上記大容量
    記憶媒体に存在する場合に、その識別名とその作成日時
    を含む送信要求を上記サーバ計算機に送り、それ以外の
    場合に、上記識別名を含む送信要求を上記サーバ計算機
    に送る情報要求手段と、 上記送信要求に対応するサーバ計算機からの応答を受信
    し、その応答中に電子化情報の差分を含む場合に、上記
    大容量記憶媒体中のその識別名に対応する電子化情報を
    読出し、それに上記差分を適用することにより最新の電
    子化情報を取得する情報取得手段と、 上記情報取得手段により取得した電子化情報を提示する
    情報提示手段とを備えたことを特徴とする情報提示シス
    テム。
  21. 【請求項21】 電子化情報を格納し、電子化情報を特
    定するための識別名を含む送信要求を受信すると、その
    識別名に対応する電子化情報を含む応答を送出する機能
    と、電子化情報を特定するための識別名及び日時を含む
    送信要求を受信すると、上記日時で指定される電子化情
    報と最新の電子化情報の差分、又は最新の電子化情報そ
    のものを含む応答を送出する機能を有するサーバ計算機
    に通信手段を介して接続され、電子化情報とその識別名
    及び作成日時を記録した大容量記憶媒体を備えた情報処
    理装置に使用可能な、与えられた識別名に対応する電子
    化情報の取得方法であって、 上記識別名が上記大容量記憶媒体に存在するか否かを検
    索する検索ステップと、 上記検索ステップで上記識別名が上記大容量記憶媒体に
    存在すると判定された場合に、その識別名と上記大容量
    記憶媒体に記録されている作成日時を含む送信要求を上
    記サーバ計算機に送る第1の情報要求ステップと、 上記検索ステップで上記識別名が上記大容量記憶媒体に
    存在しないと判定された場合に、その識別名を含む送信
    要求を上記サーバ計算機に送る第2の情報要求ステップ
    と、 上記送信要求に対応するサーバ計算機からの応答を受信
    する応答受信ステップと、 受信した応答が上記識別名に対応する電子化情報の差分
    を含むか或いは最新の電子化情報そのものを含むかを判
    定する応答判定ステップと、 上記応答判定ステップで受信した応答が上記識別名に対
    応する電子化情報の差分を含むと判定した場合に、上記
    大容量記憶媒体中からその識別名に対応する電子化情報
    を読出す情報読出ステップとを備えたことを特徴とする
    電子化情報の情報取得方法。
  22. 【請求項22】 電子化情報を格納し、電子化情報を特
    定するための識別名を含む送信要求を受信すると、その
    識別名に対応する電子化情報を含む応答を送出する機能
    と、電子化情報を特定するための識別名及び日時を含む
    送信要求を受信すると、上記日時で指定される電子化情
    報と最新の電子化情報の差分、又は最新の電子化情報そ
    のものを含む応答を送出する機能を有するサーバ計算機
    に通信手段を介して接続され、電子化情報とその識別名
    及び作成日時を記録した大容量記憶媒体を備えた情報提
    示装置に使用可能な情報提示方法であって、 提示すべき電子化情報を特定する識別名を獲得する識別
    名獲得ステップと、 上記識別名が上記大容量記憶媒体に存在するか否かを検
    索する検索ステップと、 上記検索ステップで上記識別名が上記大容量記憶媒体に
    存在すると判定された場合に、その識別名と上記大容量
    記憶媒体に記録されている作成日時を含む送信要求を上
    記サーバ計算機に送る第1の情報要求ステップと、 上記検索ステップで上記識別名が上記大容量記憶媒体に
    存在しないと判定された場合に、その識別名を含む送信
    要求を上記サーバ計算機に送る第2の情報要求ステップ
    と、 上記送信要求に対応するサーバ計算機からの応答を受信
    する応答受信ステップと、 受信した応答が上記識別名に対応する電子化情報の差分
    を含むのか或いは最新の電子化情報そのものを含むのか
    を判定する応答判定ステップと、 上記応答判定ステップで受信した応答が上記識別名に対
    応する電子化情報の差分を含むと判定した場合に、上記
    大容量記憶媒体中からその識別名に対応する電子化情報
    を読出す情報読出ステップと、 上記応答受信ステップ又は上記情報読出ステップで得ら
    れた電子化情報を提示する情報提示ステップとを備えた
    ことを特徴とする情報提示方法。
  23. 【請求項23】 地図等の空間的な広がりを有するデー
    タとして表現される電子化情報を当該電子化情報を構成
    する小区画に関する電子化情報の集合として表現し、 上記日時で指定される電子化情報と最新の電子化情報の
    差分は、差のあった小区画に関する最新の電子化情報の
    集合として表現されることを特徴とする請求項20記載
    の情報提示システム。
  24. 【請求項24】 地図等の空間的な広がりを有するデー
    タとして表現される電子化情報を当該電子化情報を構成
    する小区画に関する電子化情報の集合として表現し、 上記日時で指定される電子化情報と最新の電子化情報の
    差分は、差のあった小区画に関する最新の電子化情報の
    電子化情報の集合として表現されることを特徴とする請
    求項21記載の情報取得方法。
  25. 【請求項25】 地図等の空間的な広がりを有するデー
    タとして表現される電子化情報を当該電子化情報を構成
    する小区画に関する電子化情報の集合として表現し、 上記日時で指定される電子化情報と最新の電子化情報の
    差分は、差のあった小区画に関する最新の電子化情報の
    集合として表現されることを特徴とする請求項22記載
    の情報提示方法。
  26. 【請求項26】 地図等の空間的な広がりを有するデー
    タとして表現される電子化情報を当該電子化情報を構成
    する小区画に関する電子化情報の集合として表現し、 上記日時で指定される電子化情報と最新の電子化情報の
    差分は、差のあった小区画に関する上記日時で指定され
    る電子化情報と最新の電子化情報の差分の集合として表
    現されることを特徴とする請求項20記載の情報提示シ
    ステム。
  27. 【請求項27】 地図等の空間的な広がりを有するデー
    タとして表現される電子化情報を当該電子化情報を構成
    する小区画に関する電子化情報の集合として表現し、上
    記日時で指定される電子化情報と最新の電子化情報の差
    分は、差のあった小区画に関する上記日時で指定される
    電子化情報と最新の電子化情報の差分の集合として表現
    されることを特徴とする請求項21記載の情報取得方
    法。
  28. 【請求項28】 地図等の空間的な広がりを有するデー
    タとして表現される電子化情報を当該電子化情報を構成
    する小区画に関する電子化情報の集合として表現し、上
    記日時で指定される電子化情報と最新の電子化情報の差
    分は、差のあった小区画に関する上記日時で指定される
    電子化情報と最新の電子化情報の差分の集合として表現
    されることを特徴とする請求項22記載の情報提示方
    法。
  29. 【請求項29】 サーバ計算機と、電子化情報を提示す
    る情報提示装置が通信手段を介して接続された情報提示
    システムに於いて、 上記サーバ計算機は、利用目的別に作成された利用目的
    別情報を格納し、上記利用目的別情報を特定するための
    識別名を含む送信要求を受信すると、その識別名に対応
    する上記利用目的別情報を含む応答を送出する機能を有
    し、 上記情報提示装置は、各利用目的で共通に使用される共
    通情報を記録した大容量記憶媒体と、提示すべき利用目
    的別情報の識別名を得る識別名獲得手段と、上記識別名
    獲得手段により得られた識別名を含む送信要求を上記サ
    ーバ計算機に送る情報要求手段と、上記送信要求に対応
    するサーバ計算機からの応答を受信し、その応答中に含
    まれる利用目的別情報と上記大容量記憶媒体内の共通情
    報を合成する情報取得手段と、上記情報取得手段により
    取得した電子化情報を提示する情報提示手段とを備えた
    ことを特徴とする情報提示システム。
  30. 【請求項30】 利用目的別に作成された利用目的別情
    報を格納し、利用目的別情報を特定するための識別名を
    含む送信要求を受信すると、その識別名に対応する利用
    目的別情報を含む応答を送出する機能を有するサーバ計
    算機に通信手段を介して接続され、各利用目的で共通に
    使用される共通情報を記録した大容量記憶媒体を備えた
    情報提示装置に使用可能な目的別情報の提示方法であっ
    て、 提示すべき利用目的別情報の識別名を得る識別名獲得ス
    テップと、その識別名を含む送信要求を上記サーバ計算
    機に送る情報要求ステップと、上記送信要求に対応する
    サーバ計算機からの応答を受信し、その応答中に含まれ
    る利用目的別情報と上記大容量記憶媒体内の共通情報を
    合成する情報取得ステップと、上記情報取得ステップに
    より取得した電子化情報を提示する情報提示ステップと
    を備えたことを特徴とする目的別情報の提示方法。
  31. 【請求項31】 サーバ計算機と、電子化情報を提示す
    る情報提示装置が通信手段を介して接続された情報提示
    システムに於いて、 上記サーバ計算機は、個別の電子化情報に対して設けら
    れた復号化キーを格納し、上記電子化情報を特定するた
    めの識別名を含む送信要求を受信すると、その識別名に
    対応する上記電子化情報の復号化キーを含む応答を送出
    する機能を有し、 上記情報提示装置は、暗号化された電子化情報とその識
    別名を記録した大容量記憶媒体と、 提示すべき電子化情報の識別名を得る識別名獲得手段
    と、 上記識別名獲得手段により得られた識別名を含む送信要
    求を上記サーバ計算機に送る情報要求手段と、 上記送信要求に対応するサーバ計算機からの応答を受信
    し、その応答中に含まれる復号化キーを用いて上記大容
    量記憶媒体内の電子化情報を復号化する情報取得手段
    と、 上記情報取得手段により取得した電子化情報を提示する
    情報提示手段とを備えたことを特徴とする情報提示シス
    テム。
  32. 【請求項32】 個別の電子化情報に対して設けられた
    復号化キーを格納し、上記電子化情報を特定するための
    識別名を含む送信要求を受信すると、その識別名に対応
    する上記電子化情報の復号化キーを含む応答を送出する
    機能を有するサーバ計算機に通信手段を介して接続さ
    れ、暗号化された電子化情報とその識別名を記録した大
    容量記憶媒体を備えた情報提示装置に使用可能な情報提
    示方法であって、 提示すべき利用目的別情報の識別名を得る識別名獲得ス
    テップと、 その識別名を含む送信要求を上記サーバ計算機に送る情
    報要求ステップと、 上記送信要求に対応するサーバ計算機からの応答を受信
    し、その応答中に含まれる復号化キーを用いて上記大容
    量記憶媒体内の電子化情報を復号化する情報取得ステッ
    プと、 上記情報取得ステップにより取得した電子化情報を提示
    する情報提示ステップとを備えたことを特徴とする情報
    提示方法。
  33. 【請求項33】 上記サーバ計算機は、上記大容量記憶
    媒体に記録した電子化情報に上記大容量記憶媒体を装填
    するよう促すメッセージを追加した電子化情報を同一の
    識別名で保持することを特徴とする請求項5又は6記載
    の情報提示システム。
  34. 【請求項34】 上記サーバ計算機は上記情報提示装置
    から上記送信要求がある毎に、電子化情報毎の利用頻度
    を収集する機能を有することを特徴とする請求項29又
    は31記載の情報提示システム。
  35. 【請求項35】 上記サーバ計算機は上記情報提示装置
    から上記送信要求がある毎に、上記情報提示装置の利用
    者および電子化情報毎の利用頻度を収集する機能を有す
    ることを特徴とする請求項29又は31記載の情報提示
    システム。
  36. 【請求項36】 上記サーバ計算機は上記情報提示装置
    から上記送信要求がある毎に、上記情報提示装置の利用
    者毎に利用料金を課する機能を有することを特徴とする
    請求項29又は31記載の情報提示システム。
  37. 【請求項37】 上記大容量記憶媒体に含まれる電子化
    情報について、その識別名を含む送信要求を、上記サー
    バ計算機に送る情報要求ステップを有し、定期的に或い
    は利用者の要求に基づいて随時上記情報要求ステップを
    実行することを特徴とする請求項8記載の情報取得方
    法。
  38. 【請求項38】 上記大容量記憶媒体に含まれる電子化
    情報について、その識別名とその作成日時を含む送信要
    求を上記サーバ計算機に送る情報要求ステップを有し、
    定期的に或いは利用者の要求に基づいて随時上記情報要
    求ステップを実行することを特徴とする請求項10記載
    の情報取得方法。
  39. 【請求項39】 上記大容量記憶媒体に含まれる電子化
    情報であって、かつ第2の記憶媒体にも含まれる電子化
    情報については、その識別名と第2の記憶媒体上での作
    成日時を含む送信要求を上記サーバ計算機に送ることを
    特徴とする請求項38記載の情報取得方法。
  40. 【請求項40】 複数の電子化情報を格納し、電子化情
    報を特定するための識別名を含む送信要求を受信する
    と、その識別名に対応する電子化情報を含む応答を送出
    する機能を有するサーバ計算機に通信手段を介して接続
    される、電子化情報とその識別名を記録した大容量記憶
    媒体を備えてなる情報提示装置に適用される、電子化情
    報の提示処理機能を実現させるためのプログラムを記録
    した機械読取り可能な記録媒体であって、 提示すべき電子化情報の識別名を得る機能、 上記獲得された識別名が上記大容量記憶媒体に存在する
    とき、上記大容量記憶媒体から上記識別名に対応する電
    子化情報を取得し、上記獲得された識別名が上記大容量
    記憶媒体に存在しないとき、上記識別名を含む送信要求
    を上記サーバ計算機に送り、上記サーバ計算機より上記
    識別名に対応する電子化情報を取得する機能、 上記取得した電子化情報を提示する機能を実現させるた
    めのプログラムを記録した機械読取り可能な記録媒体。
  41. 【請求項41】 電子化情報を格納し、電子化情報を特
    定するための識別名を含む送信要求を受信すると、その
    識別名に対応する電子化情報を含む応答を送出する機能
    を有するサーバ計算機に通信手段を介して接続される、
    電子化情報とその識別名を記録した大容量記憶媒体、及
    び電子化情報とその識別名が読み書き可能な第2の記憶
    媒体を備えてなる情報提示装置に適用される、電子化情
    報の提示処理機能を実現させるためのプログラムを記録
    した機械読取り可能な記録媒体であって、 提示すべき電子化情報の識別名を得る機能、 上記識別名が上記第2の記憶媒体に存在する場合に、上
    記第2の記憶媒体から上記識別名に対応する電子化情報
    を取得し、上記識別名が上記第2の記憶媒体に存在せ
    ず、上記大容量記憶媒体に存在する場合に、上記大容量
    記憶媒体からその識別名に対応する電子化情報を取得
    し、それ以外の場合に、上記識別名を含む送信要求を上
    記通信手段を用いて上記サーバ計算機に送ることにより
    上記サーバ計算機より上記識別名に対応する電子化情報
    を取得するとともに、その識別名と電子化情報の組を上
    記第2の記憶媒体に書き込む機能、 上記取得した電子化情報を提示する機能を実現させるた
    めのプログラムを記録した機械読取り可能な記録媒体。
  42. 【請求項42】 電子化情報を格納し、電子化情報を特
    定するための識別名を含む送信要求を受信すると、その
    識別名に対応する電子化情報を含む応答を送出する機能
    と、電子化情報を特定するための識別名及び日時を含む
    送信要求を受信すると、上記送信要求に含まれる日時と
    上記サーバ計算機に格納されている上記識別名に対応す
    る電子化情報の作成日時とを比較し、上記送信要求に含
    まれる日時がサーバ計算機に格納されている作成日時よ
    り旧い日時であるとき上記識別名に対応する電子化情報
    を含む応答を送出し、その他の場合に上記識別名に対応
    する電子化情報を含まない応答を送出する機能を有する
    サーバ計算機に通信手段を介して接続される、電子化情
    報とその識別名及び作成日時を記録した大容量記憶媒体
    を備えてなる情報提示装置に適用される、電子化情報の
    提示処理機能を実現させるためのプログラムを記録した
    機械読取り可能な記録媒体であって、 提示すべき電子化情報の識別名を得る機能、 上記識別名が上記大容量記憶媒体に存在する場合に、そ
    の識別名と作成日時を含む送信要求を上記サーバ計算機
    に送り、それ以外の場合に上記識別名を含む送信要求を
    上記サーバ計算機に送る機能、 上記送信要求に対応するサーバ計算機からの応答を受信
    し、その応答中に電子化情報を含まない場合に上記大容
    量記憶媒体に格納された情報から上記識別名に対応する
    電子化情報を取得する機能、 上記取得した電子化情報を提示する機能を実現させるた
    めのプログラムを記録した機械読取り可能な記録媒体。
  43. 【請求項43】 電子化情報を格納し、電子化情報を特
    定するための識別名を含む送信要求を受信すると、その
    識別名に対応する電子化情報を含む応答を送出する機能
    と、電子化情報を特定するための識別名及び日時を含む
    送信要求を受信すると上記送信要求に含まれる日時と上
    記サーバ計算機に格納されている上記識別名に対応する
    電子化情報の作成日時とを比較し、上記送信要求に含ま
    れる日時の方が旧い場合に上記識別名に対応する電子化
    情報を含む応答を送出し、それ以外の場合に上記識別名
    に対応する電子化情報を含まない応答を送出する機能と
    を有するサーバ計算機に通信手段を介して接続される、
    電子化情報とその識別名及び作成日時を記録した大容量
    記憶媒体、及び上記電子化情報とその識別名とその作成
    日時の組を読み書き可能な第2の記憶媒体を有してなる
    情報提示装置に適用される、電子化情報の提示処理機能
    を実現させるためのプログラムを記録した機械読取り可
    能な記録媒体であって、 提示すべき電子化情報の識別名を得る機能、 上記識別名が上記第2の記憶媒体または上記大容量記憶
    媒体に存在する場合に、その識別名とその識別名が存在
    する方の記憶媒体に記録されている作成日時を含む送信
    要求を上記サーバ計算機に送り、それ以外の場合に、上
    記識別名を含む送信要求を上記サーバ計算機に送る機
    能、 上記送信要求に対応するサーバ計算機からの応答を受信
    し、その応答中に電子化情報を含まない場合に、上記識
    別名が存在する方の記憶媒体から上記識別名に対応する
    電子化情報を読出し、その応答中に電子化情報を含む場
    合に、受信した電子化情報とその識別名とその日時を上
    記第2の記憶媒体に記録する機能、 上記取得した電子化情報を提示する機能を実現させるた
    めのプログラムを記録した機械読取り可能な記録媒体。
  44. 【請求項44】 電子化情報を格納し、電子化情報を特
    定するための識別名を含む送信要求を受信すると、その
    識別名に対応する電子化情報を含む応答を送出する機能
    と、電子化情報を特定するための識別名及び日時を含む
    送信要求を受信すると、上記日時で指定される電子化情
    報と最新の電子化情報の差分、又は最新の電子化情報そ
    のものを含む応答を送出する機能を有するサーバ計算機
    に通信手段を介して接続され、電子化情報とその識別名
    及び作成日時を記録した大容量記憶媒体を備えてなる情
    報処理装置に適用される、電子化情報の取得処理機能を
    実現させるためのプログラムを記録した機械読取り可能
    な記録媒体であって、 上記識別名が上記大容量記憶媒体に存在するか否かを検
    索する機能、 上記検索ステップで上記識別名が上記大容量記憶媒体に
    存在すると判定された場合に、その識別名と上記大容量
    記憶媒体に記録されている作成日時を含む送信要求を上
    記サーバ計算機に送る機能、 上記検索ステップで上記識別名が上記大容量記憶媒体に
    存在しないと判定された場合に、その識別名を含む送信
    要求を上記サーバ計算機に送る機能、 上記送信要求に対応するサーバ計算機からの応答を受信
    する機能、 受信した応答が上記識別名に対応する電子化情報の差分
    を含むか或いは最新の電子化情報そのものを含むかを判
    定する機能、 上記識別名に対応する電子化情報の差分を含む判定した
    際に上記大容量記憶媒体中からその識別名に対応する電
    子化情報を読出す機能を実現させるためのプログラムを
    記録した機械読取り可能な記録媒体。
  45. 【請求項45】 電子化情報を格納し、電子化情報を特
    定するための識別名を含む送信要求を受信すると、その
    識別名に対応する電子化情報を含む応答を送出する機能
    と、電子化情報を特定するための識別名及び日時を含む
    送信要求を受信すると、上記日時で指定される電子化情
    報と最新の電子化情報の差分、又は最新の電子化情報そ
    のものを含む応答を送出する機能を有するサーバ計算機
    に通信手段を介して接続され、電子化情報とその識別名
    及び作成日時を記録した大容量記憶媒体を備えてなる情
    報提示装置に適用される、電子化情報の提示処理機能を
    実現させるためのプログラムを記録した機械読取り可能
    な記録媒体であって、 提示すべき電子化情報を特定する識別名を得る機能、 上記識別名が上記大容量記憶媒体に存在するか否かを検
    索する機能、 上記識別名が上記大容量記憶媒体に存在すると判定され
    たとき、その識別名と上記大容量記憶媒体に記録されて
    いる作成日時を含む送信要求を上記サーバ計算機に送る
    機能、 上記検索ステップで上記識別名が上記大容量記憶媒体に
    存在しないと判定されたとき、その識別名を含む送信要
    求を上記サーバ計算機に送る機能、 上記送信要求に対応するサーバ計算機からの応答を受信
    する機能、 受信した応答が上記識別名に対応する電子化情報の差分
    を含むのか或いは最新の電子化情報そのものを含むのか
    を判定する機能、 上記受信した応答が上記識別名に対応する電子化情報の
    差分を含むと判定した際に上記大容量記憶媒体に格納さ
    れた情報から上記識別名に対応する電子化情報を読出す
    機能、 上記受信又は読出された電子化情報を提示する機能を実
    現させるためのプログラムを記録した機械読取り可能な
    記録媒体。
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