JPH10231731A - ガスエンジン用過給機 - Google Patents

ガスエンジン用過給機

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JPH10231731A
JPH10231731A JP9031884A JP3188497A JPH10231731A JP H10231731 A JPH10231731 A JP H10231731A JP 9031884 A JP9031884 A JP 9031884A JP 3188497 A JP3188497 A JP 3188497A JP H10231731 A JPH10231731 A JP H10231731A
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JP
Japan
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bypass passage
passage
scroll
compressor housing
screw
Prior art date
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Application number
JP9031884A
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English (en)
Inventor
Hideo Sasaki
英男 佐々木
Akiko Kawamoto
章子 川元
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Landscapes

  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Supercharger (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動等により給気バイパス通路から混合気が
漏れることのないガスエンジン用過給機を提供する。 【解決手段】 軸方向に吸込口4が、周方向にスクロー
ル通路5が形成されたコンプレッサハウジング2を備え
たガスエンジン用過給機1において、上記コンプレッサ
ハウジング2内にスクロール通路5内の吐出ガスを吸込
口4にバイパスするバイパス通路8を形成し、そのバイ
パス通路8に位置したコンプレッサハウジング2にバイ
パス通路8を開閉する調整ボルト14のネジ穴12を形
成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吐出ガスを吸込み
側に戻す給気バイパスを備えたガスエンジン用過給機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガスエンジンにおいては必要空気量(重
量流量)をほぼ一定にする必要があり、冬期など気温が
低く吸込む空気温度が低い状況にあっては、吸込み空気
量(体積流量)およびコンプレッサの駆動動力が減少す
るため過給機のコンプレッサの吐出圧力が上昇するため
サージングが発生し易くなる。
【0003】このため、コンプレッサの吸込側に吐出空
気を一部戻すようにしてブーストアップの発生を抑えつ
つ及びサージングの発生を防いでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、給気バ
イパスは、コンプレッサハウジングの吐出口或いは給気
マニホールドと、コンプレッサ入口とを外部配管で接続
して圧気の一部をコンプレッサ入口に戻すものであるた
め、振動等により外部配管が破損したり、また、外部配
管との継手部から圧気が漏れるおそれがあり、特に可燃
ガスを直接圧縮するガスエンジン用過給機の場合、可燃
ガスが外部に漏れてしまうという課題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、振動等により給気バイパスから可燃ガスが漏れるこ
とのないガスエンジン用過給機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、軸方向に吸込口が、周方向にスクロール通
路が形成されたコンプレッサハウジングを備えたガスエ
ンジン用過給機において、上記コンプレッサハウジング
内にスクロール通路内の吐出ガスを吸込口にバイパスす
るバイパス通路を形成し、そのバイパス通路に位置した
コンプレッサハウジングにバイパス通路を開閉する調整
ボルトのネジ穴を形成したものである。
【0007】また、バイパス通路は、コンプレッサハウ
ジングの径方向外方から上記吸込口に向かって穿設され
た吸込口側バイパス通路と、コンプレッサハウジングの
軸方向外側からスクロール通路に向かって、かつ吸込口
側バイパスと交差するよう穿設されたスクロール側バイ
パス通路とからなり、その吸込口側又はスクロール側バ
イパス通路のいずれかに盲ネジが螺合され、他方に調整
ボルトのネジ穴が形成されたものとするとよい。
【0008】そして、調整ボルトは、その一方に開用ネ
ジ部が形成されると共に他方にその開用ネジ部より長い
閉用ネジ部を有し、その間に頭部を有し、その閉用ネジ
部を上記コンプレッサハウジングのネジ穴に螺合するこ
とでバイパス通路を閉じるものとするとよい。
【0009】また、コンプレッサハウジングは上記バイ
パス通路を形成する位置にブロック状の肉厚部を形成さ
れ、その肉厚部にバイパス通路が穿設されて形成される
ものとするとよい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の好適実施の形態を添付図
面に基づいて詳述する。
【0011】図1及び図4に示すように、過給機1のコ
ンプレッサハウジング2は、コンプレッサインペラ3の
軸方向に吸込口4が形成され、周方向にスクロール通路
5が形成されており、可燃ガスを吸込口4からスクロー
ル通路5に向けて流すようになっている。
【0012】吸込口4は、コンプレッサハウジング2に
コンプレッサインペラ3の軸方向に延びるようにして形
成された管状の吸込部6に位置されており、スクロール
通路5の径方向内方に位置されている。
【0013】スクロール通路5は、コンプレッサインペ
ラ3の外周に渦巻き状に形成されており、下流に向けて
通路が拡がるように形成されている。
【0014】また、コンプレッサハウジング2には、ス
クロール通路5の軸方向側かつ吸込部6の外周側の位置
にブロック状の肉厚部7が複数形成されている。具体的
には、肉厚部7は、矢印25の方向から見て、吸込部6
から径方向に延びるように1カ所または2カ所形成され
ている。肉厚部7は、図5にて吸込部6の外周に沿うよ
うに形成されたスクロール通路5の終端の位置Aを0°
とし、位置Aとの角度を時計回りの角度でいうと、一方
の肉厚部7は、位置Aから180°の位置Bにあり、他
方の肉厚部7は、位置Aから270°の位置Cにある。
【0015】各肉厚部7の内部には、スクロール通路5
内の吐出ガスを吸込口4にバイパスするバイパス通路8
が形成されている。
【0016】図1及び図4に示すように、バイパス通路
8は、肉厚部7の径方向外方から吸込口4に向かって穿
設された吸込口側バイパス通路9と、肉厚部7の軸方向
外側からスクロール通路5に向かって、かつ吸込口側バ
イパス通路9と交差するよう穿設されたスクロール側バ
イパス通路10とからなる。
【0017】吸込口側バイパス通路9の径方向外側の端
には栓である盲ネジ11が螺合されており、バイパス通
路8内の可燃ガスが吸込口側バイパス通路9の径方向外
側の端から流出しないように気密に塞がれている。
【0018】スクロール側バイパス通路10の軸方向外
側には後述する調整ボルト14を螺合させるためのネジ
穴12が形成されており、ネジ穴12に調整ボルト14
を螺合させることによりスクロール側バイパス通路10
の軸方向外側の端が気密に塞がれ、バイパス通路8内の
可燃ガスがコンプレッサハウジング2の外部に流出しな
いようになっている。
【0019】また、ネジ穴12の軸方向外側の開口外周
には調整ボルト14の頭部15を受けるための受座13
が形成されている。
【0020】調整ボルト14は、ネジ穴12を塞ぎつつ
バイパス通路8を開閉するためのものであり、頭部15
の双方にネジ部18,18が延びるようにして形成され
ている。一方のネジ部18は、ネジ穴12に螺合したと
きに吸込口側バイパス通路9に届かない長さに形成され
た開用ネジ部16であり、他方は、開用ネジ部16より
長く形成され、ネジ穴12に螺合することでバイパス通
路8を閉じる閉用ネジ部17である。
【0021】図3に示すように、閉用ネジ部17は、頭
部15側に位置されてネジ溝24の切られた頭部側ネジ
部19と、先端側に位置されてスクロール側バイパス通
路10内に挿入される栓部20とからなる。
【0022】頭部側ネジ部19は、開用ネジ部16と同
じ長さ、同じ径に形成されている。栓部20は、頭部側
ネジ部19をネジ穴12内に螺合させたときに吸込口側
バイパス通路9を貫通してスクロール側バイパス通路1
0に挿入される長さに形成されており、かつ、スクロー
ル側バイパス通路10の内径に近い寸法の外径に形成さ
れている。そして、栓部20がスクロール側バイパス通
路10に挿入されたときにスクロール側バイパス通路1
0を気密に塞ぐようになっている。
【0023】また、開用ネジ部16及び閉用ネジ部17
の外周には帯状のシール部21,22が設けられてお
り、バイパス通路8内の可燃ガスが、螺合されたネジの
隙間から漏れ出ないようになっている。
【0024】そして、開用ネジ部16と閉用ネジ部17
の間に位置される頭部15の両端には、調整ボルト14
をネジ穴12に螺合させて締め付けることにより受座1
3に当たる座部23が形成されている。
【0025】次に作用を述べる。
【0026】冬期に運転する場合、図2に示すように、
予めネジ穴12内に調整ボルト14の開用ネジ部16を
挿入して締め付けておく。このようにしておくことによ
り、バイパス通路8は開状態となり、スクロール通路5
側から吸込口4側へのガスの流通が自由となる。この状
態で過給機1を作動させると、コンプレッサインペラ3
の回転に伴って吸込口4側のガスがスクロール通路5内
に吐出されることとなる。
【0027】スクロール通路5内に吐出されたガスの多
くはそのまま図示しないガスエンジンに供給されること
となるが、一部はスクロール通路5と吸込口4側との気
圧差により1カ所または2カ所のバイパス通路8を介し
て吸込口4側に環流されることとなる。このことによ
り、ブーストアップを防ぐためにコンプレッサの吸込み
側の流量を絞ってエンジンに供給する酸素と燃料の密度
を低くしてもバイパス通路8を介して環流されるガスに
より吸込み空気量が増えるため、サージングが発生する
ことはない。
【0028】そして、バイパス通路8は、コンプレッサ
ハウジング2内に一体に形成されているため、流路を区
画する通路に継手部が一切なく、また振動等により破損
しやすくなる部分もなく、バイパス通路8内の圧気が外
部に漏れるおそれはない。
【0029】また、夏期に運転する場合、図1に示すよ
うに、予めネジ穴12内に調整ボルト14の閉用ネジ部
17を挿入して締め付けておく。このようにしておくこ
とにより、栓部20がスクロール側バイパス通路10に
気密に挿入され、各バイパス通路8は閉状態となる。こ
の状態で過給機1を作動させると、コンプレッサインペ
ラ3の回転に伴って吸込口4側のガスがスクロール通路
5内に吐出されることとなり、スクロール通路5内に吐
出されたガスは、そのままガスエンジンに供給されるこ
ととなる。このとき、バイパス通路8内にもガスが入っ
て来ることとなるが、栓部20により塞がれているため
バイパス通路8を介してガスが流通されることはない。
また、バイパス通路8は、コンプレッサハウジング2内
に一体に形成されているため、バイパス通路8内のガス
が外部に漏れるおそれもない。
【0030】このように、コンプレッサハウジング2内
にスクロール通路5内の吐出ガスを吸込口4にバイパス
するバイパス通路8を形成し、バイパス通路8に位置し
たコンプレッサハウジング2にバイパス通路8を開閉す
る調整ボルト14のネジ穴12を形成したため、バイパ
ス通路8からのガス漏れを完全に防ぐことができる。
【0031】また、バイパス通路8を、コンプレッサハ
ウジング2の径方向外方から吸込口4に向かって穿設し
た吸込口側バイパス通路9と、コンプレッサハウジング
2の軸方向外側からスクロール通路5に向かって、かつ
吸込口側バイパス9と交差するよう穿設したスクロール
側バイパス通路10とからなるものとし、その一方のバ
イパス通路9に盲ネジ11を螺合し、他方のバイパス通
路10に調整ボルト14のネジ穴12を形成するものと
したため、容易にコンプレッサハウジング2にバイパス
通路8とネジ穴12を形成することができる。
【0032】そして、調整ボルト14が、その一方に開
用ネジ部16が形成されると共に他方にその開用ネジ部
16より長い閉用ネジ部17を有し、開用ネジ部16と
閉用ネジ部17の間に頭部15を有し、閉用ネジ部17
をコンプレッサハウジング2のネジ穴12に螺合するこ
とでバイパス通路8を閉じるものとしたため、簡易な構
造で容易にバイパス通路8を開閉することができる。
【0033】また、コンプレッサハウジング2がバイパ
ス通路8を形成する位置にブロック状の肉厚部7を有
し、肉厚部7にバイパス通路8を穿設して形成するもの
としたため、容易にコンプレッサハウジング2にバイパ
ス通路8を形成することができ、コンプレッサハウジン
グ2の強度が落ちるのを防ぐことができる。
【0034】そして、開用ネジ部16及び閉用ネジ部1
7の外周に帯状のシール部21,22を設けたため、バ
イパス通路8内の可燃ガスが、螺合されたネジの隙間か
ら漏れ出るのを防ぐことができる。
【0035】なお、一方のネジ穴12に開用ネジ部16
を挿入すると共に他方のネジ穴12に閉用ネジ部17を
挿入し、一方のバイパス通路8のみを開状態にして流量
を調節するようにしてもよい。
【0036】また、調整ボルト14に開用ネジ部16よ
り長く閉用ネジ部17より短い半開用ネジ部を設け、半
開用ネジ部をネジ穴12に挿入することによりバイパス
通路8を流れるガスの流量を調節するものとしてもよ
い。
【0037】他の実施の形態を述べる。
【0038】図7に示すように、過給機30は、タービ
ン31とコンプレッサ32とからなり、タービン31の
タービンロータ33と、コンプレッサ32のコンプレッ
サインペラ34とはシャフト35を介して連結されてい
る。
【0039】コンプレッサ32のコンプレッサハウジン
グ36には、図1に示す上述の吸込口4と、スクロール
通路5とが形成されており、可燃ガスを吸込口4からス
クロール通路5に向けて流すようになっている。
【0040】また、コンプレッサハウジング36には、
上述の肉厚部7と同じ位置にブロック状の肉厚部41が
複数形成されている。
【0041】各肉厚部41の内部には、スクロール通路
5内の吐出ガスを吸込口4にバイパスするバイパス通路
37が形成されている。
【0042】バイパス通路37は、肉厚部41の径方向
外方から吸込口4に向かって穿設された吸込口側バイパ
ス通路38と、肉厚部41の軸方向外側からスクロール
通路5に向かって、かつ吸込口側バイパス通路38と交
差するよう穿設されたスクロール側バイパス通路39と
からなる。
【0043】吸込口側バイパス通路38の径方向外側の
端には上述の調整ボルト14を螺合させるためのネジ穴
40が形成されており、ネジ穴40に調整ボルト14を
螺合させることによりスクロール側バイパス通路39の
軸方向外側の端が気密に塞がれ、バイパス通路37内の
可燃ガスがコンプレッサハウジング36の外部に流出し
ないようになっている。
【0044】スクロール側バイパス通路39の軸方向外
側には上述の盲ネジ11が螺合されており、バイパス通
路37内の可燃ガスが吸込口側バイパス通路38の径方
向外側の端から流出しないように気密に塞がれている。
【0045】次に作用を述べる。
【0046】冬期に運転する場合、図8に示すように、
予めネジ穴40内に調整ボルト14の開用ネジ部16を
挿入して締め付けておく。このようにしておくことによ
り、バイパス通路37は開状態となり、スクロール通路
5側から吸込口4側へのガスの流通が自由となる。この
状態で過給機30を作動させると、コンプレッサインペ
ラ3の回転に伴って吸込口4側のガスがスクロール通路
5内に吐出されることとなる。
【0047】スクロール通路5内に吐出されたガスの多
くはそのまま図示しないガスエンジンに供給されること
となるが、一部はスクロール通路5と吸込口4側との気
圧差により1カ所または2カ所のバイパス通路37を介
して吸込口4側に環流されることとなる。このことによ
り、ブーストアップを防ぐためにコンプレッサ32の吸
込み側の流量を絞ってガスエンジンに供給する酸素と燃
料の密度を低くしてもバイパス通路37を介して環流さ
れるガスにより吸込み空気量が増えるため、サージング
が発生することはない。
【0048】そして、バイパス通路37は、コンプレッ
サハウジング36内に一体に形成されているため、流路
を区画する通路に継手部が一切なく、また振動等により
破損しやすくなる部分もなく、バイパス通路37内の圧
気が外部に漏れるおそれはない。
【0049】また、夏期に運転する場合、図7に示すよ
うに、予めネジ穴40内に調整ボルト14の閉用ネジ部
17を挿入して締め付けておく。このようにしておくこ
とにより、栓部20が吸込口側バイパス通路38に気密
に挿入され、各バイパス通路37は閉状態となる。この
状態で過給機30を作動させると、コンプレッサインペ
ラ3の回転に伴って吸込口4側のガスがスクロール通路
5内に吐出されることとなり、スクロール通路5内に吐
出されたガスは、そのままガスエンジンに供給されるこ
ととなる。
【0050】このとき、バイパス通路37内にもガスが
入って来ることとなるが、栓部20により塞がれている
ためバイパス通路37を介してガスが流通されることは
ない。また、バイパス通路37は、コンプレッサハウジ
ング36内に一体に形成されているため、バイパス通路
37内のガスが外部に漏れるおそれもない。
【0051】このように、吸込口側バイパス通路38に
調整ボルト14を螺合させるためのネジ穴40を形成す
ると共に、スクロール側バイパス通路39に盲ネジ11
を螺合して塞ぐものとしても、容易にコンプレッサハウ
ジング36にバイパス通路37とネジ穴40を形成する
ことができ、バイパス通路からのガス漏れを防ぐことが
できる。
【0052】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を奏する。
【0053】(1)請求項1に記載の発明によれば、バ
イパス通路からのガス漏れを防ぐことができる。
【0054】(2)請求項2に記載の発明によれば、容
易にコンプレッサハウジングにバイパス通路とネジ穴を
形成することができる。
【0055】(3)請求項3に記載の発明によれば、簡
易な構造で容易にバイパス通路を開閉することができ
る。
【0056】(4)請求項4に記載の発明によれば、容
易にコンプレッサハウジングにバイパス通路を形成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施の形態を示すガスエンジン用
過給機の要部拡大図である。
【図2】図1の給気バイパスを閉じた状態を示すエンジ
ン用過給機の要部拡大図である。
【図3】図1の要部拡大図である。
【図4】図1のコンプレッサハウジングの断面図であ
る。
【図5】図4のV −V 線矢視図である。
【図6】図5のVI−VI線矢視図である。
【図7】他の実施の形態を示すエンジン用過給機の側断
面図である。
【図8】図7の給気バイパスを開いた状態を示すエンジ
ン用過給機の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 過給機 2 コンプレッサハウジング 4 吸込口 5 スクロール通路 7 肉厚部 8 バイパス通路 9 吸込口側バイパス通路 10 スクロール側バイパス通路 11 盲ネジ 12 ネジ穴 14 調整ボルト 15 頭部 16 開用ネジ部 17 閉用ネジ部 30 過給機 36 コンプレッサハウジング 37 バイパス通路 38 吸込口側バイパス通路 39 スクロール側バイパス通路 40 ネジ穴 41 肉厚部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に吸込口が、周方向にスクロール
    通路が形成されたコンプレッサハウジングを備えたガス
    エンジン用過給機において、上記コンプレッサハウジン
    グ内にスクロール通路内の吐出ガスを吸込口にバイパス
    するバイパス通路を形成し、そのバイパス通路に位置し
    たコンプレッサハウジングにバイパス通路を開閉する調
    整ボルトのネジ穴を形成したことを特徴とするガスエン
    ジン用過給機。
  2. 【請求項2】 バイパス通路は、コンプレッサハウジン
    グの径方向外方から上記吸込口に向かって穿設された吸
    込口側バイパス通路と、コンプレッサハウジングの軸方
    向外側からスクロール通路に向かって、かつ吸込口側バ
    イパスと交差するよう穿設されたスクロール側バイパス
    通路とからなり、その吸込口側又はスクロール側バイパ
    ス通路のいずれかに盲ネジが螺合され、他方に調整ボル
    トのネジ穴が形成された請求項1に記載のガスエンジン
    用過給機。
  3. 【請求項3】 調整ボルトは、その一方に開用ネジ部が
    形成されると共に他方にその開用ネジ部より長い閉用ネ
    ジ部を有し、その間に頭部を有し、その閉用ネジ部を上
    記コンプレッサハウジングのネジ穴に螺合することでバ
    イパス通路を閉じる請求項2に記載のガスエンジン用過
    給機。
  4. 【請求項4】 コンプレッサハウジングは上記バイパス
    通路を形成する位置にブロック状の肉厚部を形成され、
    その肉厚部にバイパス通路が穿設されて形成される請求
    項2又は3に記載のガスエンジン用過給機。
JP9031884A 1997-02-17 1997-02-17 ガスエンジン用過給機 Pending JPH10231731A (ja)

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