JPH1023087A - 衛星放送テレビジョン信号レベル検出装置 - Google Patents

衛星放送テレビジョン信号レベル検出装置

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JPH1023087A
JPH1023087A JP17510496A JP17510496A JPH1023087A JP H1023087 A JPH1023087 A JP H1023087A JP 17510496 A JP17510496 A JP 17510496A JP 17510496 A JP17510496 A JP 17510496A JP H1023087 A JPH1023087 A JP H1023087A
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JP
Japan
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antenna
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valued
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JP17510496A
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English (en)
Inventor
Shinichi Hatanaka
伸一 畑中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の衛星放送テレビジョン受信システムの選
局装置に多値QPSK復調を用いて、その多値QPSK
復調で得た信号レベルを表示して衛星放送用アンテナの
取付調整する場合、アンテナと選局装置間にブースタを
介挿したことによるノイズ成分による選局装置の入力信
号レベルが増加し、C/N比が大きい状態となり、アン
テナ取付調整が困難となる課題がある。 【解決手段】衛星放送の多値QPSK復調において、予
め定めた多値I、Q基準振幅データと多値QPSK復調
後の多値I、Qデータとを比較して振幅誤差値を生成す
る誤差検出手段と、この誤差検出手段で検出した振幅誤
差値に前記多値I、Qデータの最大値と最小値との差を
合成し、その合成出力を表示して、前記アンテナの取付
位置を調整することを可能とした衛星放送テレビジョン
信号レベル検出装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、衛星放送テレビ
ジョン受信システムにおいて、衛星放送選局装置のQP
SK復調を用いて、安定した受信信号レベルを抽出する
装置である。
【0002】
【従来の技術】衛星放送によるディジタルテレビジョン
放送は、映像信号、音声信号をディジタル化して伝送し
ている。この衛星放送テレビジョン信号は、赤道上空の
静止軌道から電波が発せられており、この衛星に対して
受信用のアンテナを正確に取り付ける必要がある。従っ
て、一般に衛星放送用受信機には、放送信号のレベルを
表示する機能が設けられ、その表示を見ながらアンテナ
の取付が行われている。
【0003】従来のこの種の放送信号レベル表示とし
て、前記多値QPSK信号を復調して得られる多値I、
Q信号を用いる方法がある。具体的には、図4を用いて
説明する。
【0004】衛星から送信された12GHzのQPSK
(4相位相偏移変調)処理が施された放送信号電波は、
屋外に設置されたパラボラアンテナ41で受信し、この
アンテナ41に設けられた周波数コンバータ42で1G
Hz帯の信号に変換され、ケーブルを介して屋内に設置
されている衛星放送選局装置43に供給される。この衛
星放送選局装置43は、QPSK復調手段を構成するも
ので、前記1GHzの信号をAGC増幅器44で増幅
し、そのAGC増幅器44の出力から所用帯域の信号を
プリセレクタ45で取り出し、このプリセレクタ45の
出力と局部発振器47からの発振周波数信号とをミキサ
ー46で混合し、複数の放送信号から所望の放送信号を
選択して、例えば140MHz帯の中間周波数に変換さ
れる。この中間周波数信号はバンドパスフィルタ48で
帯域制限された後、中間周波数増幅器49で所定の信号
レベルに増幅され、直交検波器に入力される。I軸及び
Q軸復調のための乗算器50と51を有し、前記乗算器
50と51には局部発振器52からの副搬送波が入力さ
れ、一方の乗算器51にはπ/2位相器53により位相
の異なる副搬送波が入力されている。この乗算器50、
51の出力はさらにローパスフィルタ54、55で波形
整形され、A/D変換回路56、57でディジタル化さ
れた後、ディジタル処理回路58に供給される。ディジ
タル処理回路58では、クロック再生やキャリア再生等
が行われて、データ列に復調され、多値I、Qデータを
得ている。このI、Qデータは、誤り訂正手段101を
経て、さらに信号分離手段102に供給され、映像信
号、音声信号の再生処理を行っている。
【0005】さらに、前記I、QデータはAGC増幅器
44または中間周波増幅器49の利得調整用、及び前記
衛星放送信号の受信用パラポラアンテナ4の取付位置調
整用の信号レベル表示として用いられている。多値QP
SK復調後の各I、Qデータは2乗ROM回路59と6
0に各々入力され、この2乗ROM回路59と60の出
力は加算器61で加算され、信号の振幅データを算出す
る。一方、予め設定された基準振幅データがレジスタ6
2に格納されており、このレジスタ62の基準振幅デー
タと前記加算器61からの信号振幅データを比較器63
で比較し、基準振幅データと信号振幅データの振幅誤差
値を積分器64にて振幅誤差積分値として取り出す。こ
の比較器63と積分器64は、マイクロコンピュータ6
5で制御され、かつこのマイクロコンピュータ65は表
示器66も制御している。前記積分器64の出力の振幅
誤差積分値はディジタル・アナログ変換器67でアナロ
グ信号成分に変換されて、前記衛星放送選局装置43の
AGC増幅器44または中間周波増幅器49のいずれ
か、または双方に自動利得制御電圧として帰還して、再
生されるI、Qデータの振幅が一定となるように制御し
ている。
【0006】このように構成された多値QPSK復調に
おいて、衛星放送選局装置43のAGC増幅器44に入
力される信号レベルと自動利得電圧、または振幅誤差積
分値との関係は、図5に示すように、例えばAGC増幅
器44が正極性の場合、入力信号レベルと振幅誤差積分
値とは比例関係となる。このため、マイクロコンピュー
タ65で前記振幅誤差積分値をモニターして、表示器6
6を用いて表示することにより、信号レベルの表示が可
能となり、最も信号レベルの大きい状態でパラポラ41
の取付調整を行うように活用されている。
【0007】しかしながら、アンテナの取付調整におい
て、信号レベルによる調整以外に、信号レベル対ノイズ
レベル比(以下、C/N比という)を大きく取ることが
望ましいが、パラポラアンテナ41の取付位置の不適切
化により、放送信号以外のノイズ成分が混入され、周波
数コンバータ42と衛星放送選局装置43との間に信号
増幅用のブースタを挿入した場合には、そのブースタに
よりノイズ成分も増幅されるために、前記信号レベル表
示に大きな値の表示がなされ、アンテナが正確に衛星放
送信号を受信するように調整され難い課題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の衛星放送テレビ
ジョン受信システムの選局装置に多値QPSK復調を用
いて、その多値QPSK復調で得た信号レベルを表示し
て衛星放送用アンテナの取付調整する場合、アンテナと
選局装置間にブースタを介挿したことによるノイズ成分
による選局装置の入力信号レベルが増加し、真の信号レ
ベルの検出ができずにアンテナ取付調整が困難となる課
題がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】衛星放送テレビジョン信
号を受信・周波数変換した後、復調手段で多値I、Qデ
ータを生成する衛星放送選局装置を有する衛星放送テレ
ビ受信機において、予め定められたI、Q基準振幅デー
タと前記多値I、Qデータとを比較して振幅誤差値を生
成する誤差検出手段と、前記多値I、Qデータの最大値
と最小値を記憶する記憶手段と、前記多値I、Qデータ
の最大値と最小値を比較し、その差分データを求める手
段と、前記誤差検出手段で得た誤差値を積分する積分手
段と、この積分手段で積分された誤差値に前記差分デー
タを合成し、その合成出力を表示する表示手段とからな
り、前記表示手段を利用して前記アンテナの取付位置を
調整する衛星放送テレビジョン信号レベル検出装置。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の具体的実施形態につい
て、図1を用いて説明する。なお、前記従来例の説明に
用いた図4と同一のものは同一の符号を付してその説明
を省略する。
【0011】衛星放送選局装置43からの多値QPSK
復調により得られた多値I、Qデータは、2乗ROM5
9と60を介して加算器61で加算され信号振幅データ
が取り出される。この加算器61の出力とマイクロコン
ピュータ65との間には最大値を記憶するレジスタ11
と最小値を記憶するレジスタ12が接続されている。こ
の最大値記憶レジスタ11と最小値記憶レジスタ12に
記憶される値はマイクロコンピュータ65により、ある
所定時間、例えばアンテナ取付作業を行いアンテナの取
付位置調整を行う間の信号レベル表示が必要とする時間
(以下、モニター時間という)内に加算器61から取り
込んだ信号レベルをもとに信号レベルの変化量を算出し
て最大値と最小値を求め、その値を各最大値と最小値の
記憶レジスタ11と12に各々記憶させる。つまり、多
値QPSK復調された再生副搬送波は、図3(a)に示
すようにノイズレベルが大きい場合は、副搬送波に対す
る変調度も大きくなり、最大値と最小値との差も大きく
なり、基準レベルREFを中心とする点線で示す円の直
径も大きくなる。つまり、この最大値と最小値の差分は
ノイズレベルに比例した値となる。なお、図3は多値Q
PSK復調の再生副搬送波の4値の位相の中の1位相を
用いて説明してある。
【0012】すなわち、まず従来と同様に比較器63で
前記レジスタ62の基準振幅データと加算器61の出力
信号振幅データとの差をとり、さらに、最大値記憶レジ
スタ11の最大値と最小値記憶レジスタ12の最小値と
の差をマイクロコンピュータ65で算出し、前記積分器
64からの誤差積分データに合成して表示器66に表示
することにより、C/N比に対応した状態がモニター表
示できる。このC/N比の最良の状態となるようにモニ
ター時間内でアンテナの取付位置調整が容易に行える。
【0013】次に、この発明の他の実施形態を図2を用
いて説明する。なお、図1と同じ部分は、同一符号を付
し、説明を省略するとともに発明に関係する部分のみ記
載している。この他の実施形態は、前記図1で説明した
多値I、Qデータから副搬送波のレベルを算出する加算
器61の出力と、レジスタ62に記憶された基準レベル
値を比較して誤差を求める比較器63の出力とマイクロ
コンピュータ65の間に誤差最大値記憶レジスタ21が
設けられている。つまり、比較器63からの最大変化量
をマイクロコンピュータ65の指示により取り込み、こ
の変化量は前記図1と図3(a)で説明したと同じよう
に、図3(b)に示すように基準レベルREFを中心と
した点線で示す円の半径に相当するため、この半径はノ
イズレベルに相当し、この変化量をマイクロコンピュー
タ65を介して表示器66で表示することにより、C/
N比の最良の状態のアンテナ位置調整が可能となる。
【0014】上記説明は、衛星放送の多値QPSK復調
手段を用いて復調した場合であるが、副搬送波のデータ
の変化量がノイズ量と比例することは、多値PSK(Pha
se Shift Keying)復調およびQAM(Quadrature Amplit
ude Modulation)復調手段を用いても同様であり、この
ような復調手段に適用しても同様の信号レベル検出が可
能であることは明白である。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、この発明は衛星放送
テレビジョン受信システムにおいて、多値I、Qデータ
の変化量がノイズ量に比例することに着目して、基準レ
ベルとの変化量を算出し、この変化量を表示し最小とな
る状態にアンテナの位置調整を行うことにより、アンテ
ナと屋内のテレビ受信機間に受信信号を増幅するブース
タを介挿しても、アンテナ・コンバータ及びケーブルな
どから混入するノイズ成分による誤った信号レベルの検
出を行うことなく、C/N比の最良の位置にアンテナを
容易に取り付け調整できる信号レベル検出装置である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である信号レベル検出手段
を備えた衛星放送信号受信システムを示す回路ブロック
図である。
【図2】この発明の他の実施形態のである信号レベル検
出手段を備えた衛星放送信号受信システムを示す回路ブ
ロック図である。
【図3】この発明の多値I、Q搬送波のレベルを説明す
る位相関係図である。
【図4】従来の信号レベル検出手段を備えた衛星放送信
号受信システムを示す回路ブロック図である。
【図5】信号レベルと自動利得制御電圧・ノイズ量によ
る誤差値との関係を示す相関図である。
【符号の説明】
11…最大誤差値記憶レジスタ 12…最小誤差値記憶レジスタ 41…パラポラアンテナ 42…周波数コンバータ 43…衛星放送選局装置 59、60…2乗ROM 61…加算器 62…基準レベル記憶レジスタ 63…比較器 64…積分器 66…表示器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋外に設置されたアンテナとコンバータに
    より、衛星放送テレビジョン信号を受信・周波数変換し
    た後、復調手段で多値I、Qデータを生成する衛星放送
    選局装置を有する衛星放送テレビ受信機において、 予め定められたI、Q基準振幅データと前記多値I、Q
    データとを比較して振幅誤差値を生成する誤差検出手段
    と、 前記多値I、Qデータの最大値と最小値を記憶する記憶
    手段と、 前記多値I、Qデータの最大値と最小値を比較し、その
    差分データを求める手段と、 前記誤差検出手段で得た誤差値を積分する積分手段と、 この積分手段で積分された誤差値に前記差分データを合
    成し、その合成出力を表示する表示手段とからなり、前
    記表示手段を利用して前記アンテナの取付位置を調整す
    ることを特徴とする衛星放送テレビジョン信号レベル検
    出装置。
  2. 【請求項2】前記予め定められたI、Q基準振幅データ
    と前記多値I、Qデータとを比較して振幅誤差値を生成
    する誤差検出手段と、 前記多値I、Qデータの最大誤差値を算出して記憶する
    最大誤差記憶手段と、 前記誤差検出手段で得た誤差値を積分する積分手段と、 この積分手段で積分された誤差値と前記最大誤差値を合
    成して表示する表示手段とからなり、前記表示手段を利
    用して前記アンテナの取付位置を調整することを特徴と
    する請求項1記載の衛星放送テレビジョン信号レベル検
    出装置。
JP17510496A 1996-07-04 1996-07-04 衛星放送テレビジョン信号レベル検出装置 Pending JPH1023087A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100785863B1 (ko) * 2001-06-30 2007-12-13 매그나칩 반도체 유한회사 Qpsk 디모듈레이터와 비터비 디코더를 인터페이스하는인터페이스장치 및 방법

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