JPH10230591A - 多重画像形成装置 - Google Patents
多重画像形成装置Info
- Publication number
- JPH10230591A JPH10230591A JP9036252A JP3625297A JPH10230591A JP H10230591 A JPH10230591 A JP H10230591A JP 9036252 A JP9036252 A JP 9036252A JP 3625297 A JP3625297 A JP 3625297A JP H10230591 A JPH10230591 A JP H10230591A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image forming
- ink
- image
- forming apparatus
- electrophotographic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インク吐出式記録装置と電子写真装置とを有
する多重画像形成装置において、低コストで省スペース
であり、モノクロ高速複写ときれいなカラー印刷も可能
であって、出力直後の転写材に触れてもインクがかすれ
ず、色ずれを防ぎ、高品位なカラー画像を得る。 【解決手段】 シアン、マゼンタ、イエロの各色のイン
クを転写材1に吐出させる複数のノズルをライン上に有
するユニットにより、転写材1にインクをのせてインク
画像を形成する3つのインクジェット画像形成部Ia,
Ib,Icを備えたインク画像形成装置Iと、感光体ド
ラム60を用いて電子写真画像形成を行うための、帯電
・露光・現像・転写・定着・クリーニングの各工程部を
備えた電子写真装置Pとを有する多重画像形成装置にお
いて、インクジェット画像形成部Ia,Ib,Icを電
子写真装置Pにおける転写工程部と定着工程部との間に
配置した。
する多重画像形成装置において、低コストで省スペース
であり、モノクロ高速複写ときれいなカラー印刷も可能
であって、出力直後の転写材に触れてもインクがかすれ
ず、色ずれを防ぎ、高品位なカラー画像を得る。 【解決手段】 シアン、マゼンタ、イエロの各色のイン
クを転写材1に吐出させる複数のノズルをライン上に有
するユニットにより、転写材1にインクをのせてインク
画像を形成する3つのインクジェット画像形成部Ia,
Ib,Icを備えたインク画像形成装置Iと、感光体ド
ラム60を用いて電子写真画像形成を行うための、帯電
・露光・現像・転写・定着・クリーニングの各工程部を
備えた電子写真装置Pとを有する多重画像形成装置にお
いて、インクジェット画像形成部Ia,Ib,Icを電
子写真装置Pにおける転写工程部と定着工程部との間に
配置した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置を複
数有する多重画像形成装置に関し、特に電子写真複写装
置とインク吐出式記録装置とを組合せた複合プリンタ、
複合デジタル複写機等の多重画像形成装置に関する。
数有する多重画像形成装置に関し、特に電子写真複写装
置とインク吐出式記録装置とを組合せた複合プリンタ、
複合デジタル複写機等の多重画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ光走査装置やLEDアレイなどを
用いた電子写真による電子写真画像形成方式は、にじみ
がなく、高品位な印字と高速化が可能である。一方、ピ
エゾ式インクジェットやバブルジェットに代表されるイ
ンクを吐出してインク画像を形成するインク吐出式画像
形成方式では、比較的単純な小型の機構でカラー印字が
可能であり、低コスト化、省スペース化が可能である。
用いた電子写真による電子写真画像形成方式は、にじみ
がなく、高品位な印字と高速化が可能である。一方、ピ
エゾ式インクジェットやバブルジェットに代表されるイ
ンクを吐出してインク画像を形成するインク吐出式画像
形成方式では、比較的単純な小型の機構でカラー印字が
可能であり、低コスト化、省スペース化が可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者で
は、カラーなどの多色刷りでは機構が複雑になり、装置
も大型化するので、コスト高となり省スペース化も望め
ない。後者では、高速化が困難である。
は、カラーなどの多色刷りでは機構が複雑になり、装置
も大型化するので、コスト高となり省スペース化も望め
ない。後者では、高速化が困難である。
【0004】したがって、本発明の目的は、上述の問題
点に鑑みてなされたものであって、低コストで省スペー
スであり、モノクロ高速複写ときれいなカラー印刷も可
能な多重画像形成装置を提供することにある。
点に鑑みてなされたものであって、低コストで省スペー
スであり、モノクロ高速複写ときれいなカラー印刷も可
能な多重画像形成装置を提供することにある。
【0005】上記本発明の目的に加えて、請求項1ない
し3記載の発明における目的は、出力直後の転写材に触
れてもインクがかすれない画像を得ることにある。
し3記載の発明における目的は、出力直後の転写材に触
れてもインクがかすれない画像を得ることにある。
【0006】請求項4および5記載の発明における目的
は、色ずれを防ぎ、高品位なカラー画像を得ることにあ
る。
は、色ずれを防ぎ、高品位なカラー画像を得ることにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、請求項1記載の発明は、インクを吐出
する複数のノズルをライン上に有するユニットにより、
転写材にインクをのせてインク画像を形成するインク画
像形成工程部を備えたインク画像形成装置と、像担持体
を用いて電子写真画像形成を行うための、帯電・露光・
現像・転写・定着・クリーニングの各工程部を備えた電
子写真装置とを有する多重画像形成装置において、上記
インク画像形成装置における上記インク画像形成工程部
を上記電子写真装置における上記転写工程部と上記定着
工程部との間に配置したことを特徴とする。
達成するために、請求項1記載の発明は、インクを吐出
する複数のノズルをライン上に有するユニットにより、
転写材にインクをのせてインク画像を形成するインク画
像形成工程部を備えたインク画像形成装置と、像担持体
を用いて電子写真画像形成を行うための、帯電・露光・
現像・転写・定着・クリーニングの各工程部を備えた電
子写真装置とを有する多重画像形成装置において、上記
インク画像形成装置における上記インク画像形成工程部
を上記電子写真装置における上記転写工程部と上記定着
工程部との間に配置したことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の多
重画像形成装置において、上記露光は、レーザ光走査装
置によって行われることを特徴とする。
重画像形成装置において、上記露光は、レーザ光走査装
置によって行われることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の多
重画像形成装置において、上記露光は、LEDアレイに
よって行われることを特徴とする。
重画像形成装置において、上記露光は、LEDアレイに
よって行われることを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項2記載の多
重画像形成装置において、上記レーザ光走査装置による
レーザ光走査における倍率誤差に合わせて上記インク画
像形成装置の複数の上記ノズルを配置したことを特徴と
する。
重画像形成装置において、上記レーザ光走査装置による
レーザ光走査における倍率誤差に合わせて上記インク画
像形成装置の複数の上記ノズルを配置したことを特徴と
する。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
の何れか一つに記載の多重画像形成装置において、上記
電子写真装置は、転写材を上記転写工程部から上記定着
工程部に搬送するための転写ベルトを有し、上記電子写
真装置によって該転写ベルト上に位置決めパターンを形
成し、該位置決めパターンの位置を読取装置で読み取る
ことにより、上記インク画像形成装置の駆動タイミング
を調整することを特徴とする。
の何れか一つに記載の多重画像形成装置において、上記
電子写真装置は、転写材を上記転写工程部から上記定着
工程部に搬送するための転写ベルトを有し、上記電子写
真装置によって該転写ベルト上に位置決めパターンを形
成し、該位置決めパターンの位置を読取装置で読み取る
ことにより、上記インク画像形成装置の駆動タイミング
を調整することを特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項1ないし5
の何れか一つに記載の多重画像形成装置において、上記
電子写真装置はモノクロ画像を形成し、インク画像形成
装置はカラー画像を形成することを特徴とする。
の何れか一つに記載の多重画像形成装置において、上記
電子写真装置はモノクロ画像を形成し、インク画像形成
装置はカラー画像を形成することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、インクを吐出する複数
のノズルを転写材の搬送方向と直交する方向のライン上
に有するユニットにより、転写材にインクをのせてイン
ク画像を形成するインク画像形成工程部を備えたインク
画像形成装置と、像担持体を用いて電子写真画像形成を
行うための、帯電・露光・現像・転写・定着・クリーニ
ングの各工程部を備えた電子写真装置とを有する多重画
像形成装置であって、インク画像形成装置におけるイン
ク画像形成工程部を電子写真装置における転写工程部と
定着工程部との間に配置したことを特徴とするものであ
る。
のノズルを転写材の搬送方向と直交する方向のライン上
に有するユニットにより、転写材にインクをのせてイン
ク画像を形成するインク画像形成工程部を備えたインク
画像形成装置と、像担持体を用いて電子写真画像形成を
行うための、帯電・露光・現像・転写・定着・クリーニ
ングの各工程部を備えた電子写真装置とを有する多重画
像形成装置であって、インク画像形成装置におけるイン
ク画像形成工程部を電子写真装置における転写工程部と
定着工程部との間に配置したことを特徴とするものであ
る。
【0014】電子写真装置には、後述するように、転写
材の搬送方向およびこれと直交する方向の各画像のずれ
あるいは色ずれを防ぐ点から、転写材を供給する転写材
トレイやカセット等の転写材供給手段から転写工程部、
定着工程部に搬送するための転写ベルトを設けることが
望ましい。この場合、転写材の搬送方向に色ずれが生じ
ない高品位なカラー画像を得る点から、電子写真装置に
よって該転写ベルト上に位置決めパターンを形成し、該
位置決めパターンの位置を専用の読取装置で読み取るこ
とにより、インク画像形成装置の駆動タイミングを調整
することが望ましい。なお、上記位置決めパターンの位
置を専用の読取装置で読み取る技術については、後述す
る実施例の他に、例えば特開平1−167769号公報
の第2図ないし第4図に示されている位置決めマーク像
30およびパターン読み取り装置21,22によるもの
を用いても勿論よい。
材の搬送方向およびこれと直交する方向の各画像のずれ
あるいは色ずれを防ぐ点から、転写材を供給する転写材
トレイやカセット等の転写材供給手段から転写工程部、
定着工程部に搬送するための転写ベルトを設けることが
望ましい。この場合、転写材の搬送方向に色ずれが生じ
ない高品位なカラー画像を得る点から、電子写真装置に
よって該転写ベルト上に位置決めパターンを形成し、該
位置決めパターンの位置を専用の読取装置で読み取るこ
とにより、インク画像形成装置の駆動タイミングを調整
することが望ましい。なお、上記位置決めパターンの位
置を専用の読取装置で読み取る技術については、後述す
る実施例の他に、例えば特開平1−167769号公報
の第2図ないし第4図に示されている位置決めマーク像
30およびパターン読み取り装置21,22によるもの
を用いても勿論よい。
【0015】インク画像形成装置としては、ピエゾ式イ
ンクジェットやバブルジェット等のインク吐出式記録装
置等が用いられる。電子写真装置としては、周知のもの
であればどのようなものでも構わないが、一般的には、
感光体として感光体ドラムやベルト状感光体、あるいは
これらと中間転写体としての中間転写ベルト等を組合わ
せたものが用いられる。
ンクジェットやバブルジェット等のインク吐出式記録装
置等が用いられる。電子写真装置としては、周知のもの
であればどのようなものでも構わないが、一般的には、
感光体として感光体ドラムやベルト状感光体、あるいは
これらと中間転写体としての中間転写ベルト等を組合わ
せたものが用いられる。
【0016】電子写真装置における露光は、周知のレー
ザ光走査装置あるいはLED(発光ダイオード)アレイ
を用いた装置により行われる。露光方式としてレーザ光
走査装置を用いた電子写真装置であって、例えばレーザ
発振器、ポリゴンミラー、fθレンズおよび反射ミラー
等からなる光学系構成を用いた場合には、主としてfθ
レンズにおける主走査方向の倍率誤差が、転写材の搬送
方向と直交する方向の画像形成に対して問題となる。そ
れ故に、転写材の搬送方向と直交する方向に色ずれが生
じない高品位なカラー画像(あるいはモノクロ画像)を
得る点からは、その倍率誤差の設計値に基づいて、転写
材の搬送方向と直交する方向におけるインク画像形成装
置の複数のノズルを配置するようにするのが好ましい。
ザ光走査装置あるいはLED(発光ダイオード)アレイ
を用いた装置により行われる。露光方式としてレーザ光
走査装置を用いた電子写真装置であって、例えばレーザ
発振器、ポリゴンミラー、fθレンズおよび反射ミラー
等からなる光学系構成を用いた場合には、主としてfθ
レンズにおける主走査方向の倍率誤差が、転写材の搬送
方向と直交する方向の画像形成に対して問題となる。そ
れ故に、転写材の搬送方向と直交する方向に色ずれが生
じない高品位なカラー画像(あるいはモノクロ画像)を
得る点からは、その倍率誤差の設計値に基づいて、転写
材の搬送方向と直交する方向におけるインク画像形成装
置の複数のノズルを配置するようにするのが好ましい。
【0017】低コストで省スペースであり、モノクロ高
速複写ときれいなカラー印刷も可能な多重画像形成装置
を提供する点からは、電子写真装置でモノクロ画像を形
成し、インク画像形成装置でカラー画像を形成するよう
に構成することが好ましい。なお、これに限らず、上記
した利点を望む程度および本発明を実施する目的および
用途に応じて、電子写真装置でカラー画像を形成すると
ともにインク画像形成装置でモノクロおよび/またはカ
ラー画像を、あるいはこれらの適宜の組合わせで画像を
形成するように構成してもよい。
速複写ときれいなカラー印刷も可能な多重画像形成装置
を提供する点からは、電子写真装置でモノクロ画像を形
成し、インク画像形成装置でカラー画像を形成するよう
に構成することが好ましい。なお、これに限らず、上記
した利点を望む程度および本発明を実施する目的および
用途に応じて、電子写真装置でカラー画像を形成すると
ともにインク画像形成装置でモノクロおよび/またはカ
ラー画像を、あるいはこれらの適宜の組合わせで画像を
形成するように構成してもよい。
【0018】また、インク画像形成装置または電子写真
装置の何れか一方の装置を動作させて、インク画像とト
ナー画像とを選択的に切り換えてその何れか一方のみを
転写材上に形成させることも勿論可能である。この場
合、その複合プリンターには、インク画像とトナー画像
とを選択的に切り換えて形成させるための切換手段を設
けるとよい。
装置の何れか一方の装置を動作させて、インク画像とト
ナー画像とを選択的に切り換えてその何れか一方のみを
転写材上に形成させることも勿論可能である。この場
合、その複合プリンターには、インク画像とトナー画像
とを選択的に切り換えて形成させるための切換手段を設
けるとよい。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して詳細に
説明する。各実施例等に亘り、同一の機能および形状等
を有する構成等については、同一符号を付すことにより
その説明を省略する。
説明する。各実施例等に亘り、同一の機能および形状等
を有する構成等については、同一符号を付すことにより
その説明を省略する。
【0020】(実施例1)図1は、本発明に係る多重画
像形成装置を適用した実施例1としての電子写真・イン
クジェット複合プリンタの全体構成を示している。同図
において、符号100は電子写真・インクジェット複合
プリンタ(以下、単に「複合プリンタ」というときがあ
る)を示す。
像形成装置を適用した実施例1としての電子写真・イン
クジェット複合プリンタの全体構成を示している。同図
において、符号100は電子写真・インクジェット複合
プリンタ(以下、単に「複合プリンタ」というときがあ
る)を示す。
【0021】この複合プリンタ100は、電子写真装置
を構成する電子写真画像形成部P、カセット57、定着
器62、転写ベルト58、位置決めパターン読取部10
およびインク画像形成装置Iを構成する3つのインクジ
ェット画像形成部Ia,Ib,Icから主に構成されて
いる。
を構成する電子写真画像形成部P、カセット57、定着
器62、転写ベルト58、位置決めパターン読取部10
およびインク画像形成装置Iを構成する3つのインクジ
ェット画像形成部Ia,Ib,Icから主に構成されて
いる。
【0022】電子写真画像形成部Pには、像担持体とし
ての感光体ドラム60が備えられ、電子写真画像形成部
Pは後述するような周知の構成をなす。感光体ドラム6
0は、図1において、時計回り方向に回転自在になって
いる。感光体ドラム60の廻りには、帯電・露光・現像
・転写・クリーニングの各工程を行う工程部が回転方向
の上流側からこの順に配置されている。すなわち、帯電
工程部には帯電器61が、現像工程部には現像器55
が、転写工程部には転写器59が、クリーニング工程部
にはクリーナ69がそれぞれ配設されている。そして、
露光工程部は、周知のレーザ光走査装置50により行わ
れるようになっている。
ての感光体ドラム60が備えられ、電子写真画像形成部
Pは後述するような周知の構成をなす。感光体ドラム6
0は、図1において、時計回り方向に回転自在になって
いる。感光体ドラム60の廻りには、帯電・露光・現像
・転写・クリーニングの各工程を行う工程部が回転方向
の上流側からこの順に配置されている。すなわち、帯電
工程部には帯電器61が、現像工程部には現像器55
が、転写工程部には転写器59が、クリーニング工程部
にはクリーナ69がそれぞれ配設されている。そして、
露光工程部は、周知のレーザ光走査装置50により行わ
れるようになっている。
【0023】カセット57には、転写材1を供給するた
めに、転写材供給コロ駆動モータ(図示せず)により回
転駆動される転写材供給コロ56が配設されている。転
写材1としては、例えば普通紙やOPCが用いられる。
転写ベルト58は、転写材1をカセット57から転写工
程部ないし定着工程部に搬送するように、ベルト駆動ロ
ーラ68と従動ローラ66との間に掛け渡されている。
ベルト駆動ローラ68は、転写ベルト駆動モータ(図示
せず)により回転駆動される。転写ベルト58は、上記
転写ベルト駆動モータを介してのベルト駆動ローラ68
の回転駆動により、矢印A方向に駆動される。
めに、転写材供給コロ駆動モータ(図示せず)により回
転駆動される転写材供給コロ56が配設されている。転
写材1としては、例えば普通紙やOPCが用いられる。
転写ベルト58は、転写材1をカセット57から転写工
程部ないし定着工程部に搬送するように、ベルト駆動ロ
ーラ68と従動ローラ66との間に掛け渡されている。
ベルト駆動ローラ68は、転写ベルト駆動モータ(図示
せず)により回転駆動される。転写ベルト58は、上記
転写ベルト駆動モータを介してのベルト駆動ローラ68
の回転駆動により、矢印A方向に駆動される。
【0024】電子写真画像形成部Pの現像器55には、
ブラックのトナーを貯蔵しているトナーホッパ(図示せ
ず)が配設されている。
ブラックのトナーを貯蔵しているトナーホッパ(図示せ
ず)が配設されている。
【0025】レーザ光走査装置50は、レーザ発振器、
ポリゴンミラー(共に図示せず)および反射ミラー52
からなるレーザ光走査光学系を有している。
ポリゴンミラー(共に図示せず)および反射ミラー52
からなるレーザ光走査光学系を有している。
【0026】インクジェット画像形成部Ia,Ib,I
cは、電子写真画像形成部Pの転写器59が配設された
転写工程部と定着器62が配設された定着工程部との間
に配置されている。インクジェット画像形成部Ia,I
b,Icの構造について、図3を借りて説明する。イン
クジェット画像形成部Iaには、図3のみに示すよう
に、インクジェットヘッド3が配設されていて、インク
ジェットヘッド3には、シアンのインクを転写材1に吐
出させる複数のノズル5が矢印A方向に対して直交する
向きに並んで設けられている。インクジェット画像形成
部Ibおよびインクジェット画像形成部Icは、インク
ジェット画像形成部Iaと同様の構造を有していて、各
インクジェットヘッド3には、マゼンタ、イエロのイン
クを転写材1に吐出させる複数のノズル5が矢印A方向
に対して直交する向きに並んでそれぞれ設けられてい
る。
cは、電子写真画像形成部Pの転写器59が配設された
転写工程部と定着器62が配設された定着工程部との間
に配置されている。インクジェット画像形成部Ia,I
b,Icの構造について、図3を借りて説明する。イン
クジェット画像形成部Iaには、図3のみに示すよう
に、インクジェットヘッド3が配設されていて、インク
ジェットヘッド3には、シアンのインクを転写材1に吐
出させる複数のノズル5が矢印A方向に対して直交する
向きに並んで設けられている。インクジェット画像形成
部Ibおよびインクジェット画像形成部Icは、インク
ジェット画像形成部Iaと同様の構造を有していて、各
インクジェットヘッド3には、マゼンタ、イエロのイン
クを転写材1に吐出させる複数のノズル5が矢印A方向
に対して直交する向きに並んでそれぞれ設けられてい
る。
【0027】インクジェット画像形成部Ia,Ib,I
cにおける各インクジェットヘッド3において、それぞ
れの矢印A方向に対して直交する向きに並んで設けられ
た複数のノズル5の間隔は、電子写真画像形成部Pの主
走査方向の倍率誤差の設計値に基づいて間隔を決められ
ている。倍率誤差とは、図3に示すように、レーザ光走
査装置50におけるレーザ光走査光学系の収差を完全に
取り去ることが困難なために、主走査方向における理想
的な像高から実際の像高がずれることをいう。図3は、
横軸には理想像高を、縦軸には実際の像高をそれぞれと
って、理想像高と実際の像高との関係を示したものであ
る。理想的な像高としては、右斜め直線状の破線で示す
ように比例的であるのが望ましいが、実際には図におい
て右斜め直線状の破線よりも左上側にカーブした実線で
示す関係となり誤差を生じる。そのため、何らの補正を
行わずに転写材1にインク画像を形成すると、主走査方
向に変形を有するブラックトナー画像に対して、インク
画像がずれてしまう。したがって、このずれ量に応じ
て、換言すれば電子写真画像形成部Pの主走査方向の倍
率誤差に合わせて矢印A方向に対して直交する向きに並
んで設けられた複数のノズル5の間隔を決めるのであ
る。
cにおける各インクジェットヘッド3において、それぞ
れの矢印A方向に対して直交する向きに並んで設けられ
た複数のノズル5の間隔は、電子写真画像形成部Pの主
走査方向の倍率誤差の設計値に基づいて間隔を決められ
ている。倍率誤差とは、図3に示すように、レーザ光走
査装置50におけるレーザ光走査光学系の収差を完全に
取り去ることが困難なために、主走査方向における理想
的な像高から実際の像高がずれることをいう。図3は、
横軸には理想像高を、縦軸には実際の像高をそれぞれと
って、理想像高と実際の像高との関係を示したものであ
る。理想的な像高としては、右斜め直線状の破線で示す
ように比例的であるのが望ましいが、実際には図におい
て右斜め直線状の破線よりも左上側にカーブした実線で
示す関係となり誤差を生じる。そのため、何らの補正を
行わずに転写材1にインク画像を形成すると、主走査方
向に変形を有するブラックトナー画像に対して、インク
画像がずれてしまう。したがって、このずれ量に応じ
て、換言すれば電子写真画像形成部Pの主走査方向の倍
率誤差に合わせて矢印A方向に対して直交する向きに並
んで設けられた複数のノズル5の間隔を決めるのであ
る。
【0028】3つのインクジェット画像形成部Ia,I
b,Icには、それぞれ、シアン、マゼンタ、イエロの
異なる色のインクが貯蔵されているインクタンク(図示
せず)が配設されていて、それらのインクタンクから各
色のインクが供給されるようになっている。
b,Icには、それぞれ、シアン、マゼンタ、イエロの
異なる色のインクが貯蔵されているインクタンク(図示
せず)が配設されていて、それらのインクタンクから各
色のインクが供給されるようになっている。
【0029】位置決めパターン読取部10は、読取装置
の一部を構成していて、照明ランプ20と光電素子30
とからなり、ブラックトナーによる位置決めパターン3
5の位置を検出することができるように構成されてい
る。位置決めパターン読取部10は、電子写真画像形成
部Pの転写工程部とインクジェット画像形成部Iaとの
間であって、転写ベルト58のやや上方の所定位置に配
設されている。読取装置には、位置決めパターン読取部
10の他に、図2に示すように転写ベルト58上に形成
された位置決めパターン35が位置決めパターン読取部
10の下方の読取領域に達したときに、照明ランプ20
と光電素子30とを制御・作動させる制御装置(図示せ
ず)が配設されている。
の一部を構成していて、照明ランプ20と光電素子30
とからなり、ブラックトナーによる位置決めパターン3
5の位置を検出することができるように構成されてい
る。位置決めパターン読取部10は、電子写真画像形成
部Pの転写工程部とインクジェット画像形成部Iaとの
間であって、転写ベルト58のやや上方の所定位置に配
設されている。読取装置には、位置決めパターン読取部
10の他に、図2に示すように転写ベルト58上に形成
された位置決めパターン35が位置決めパターン読取部
10の下方の読取領域に達したときに、照明ランプ20
と光電素子30とを制御・作動させる制御装置(図示せ
ず)が配設されている。
【0030】上記制御装置は、CPU(中央演算処理装
置)、I/O(入出力)ポート、ROM(読み出し専用
記憶装置)、RAM(読み書き可能な記憶装置)および
タイマ等を備え、それらが信号バスによって接続された
構成を有するマイクロコンピュータからなる。光電素子
30は適宜の回路および入力ポートを介してCPUに、
照明ランプ20およびインクジェット画像形成部Ia,
Ib,Icの駆動部は出力ポートを介してCPUに接続
されている。CPUは、位置決めパターン読取部10の
光電素子30が転写ベルト58上の位置決めパターンの
位置を読み取った情報に基づき、転写材1を介しての転
写ベルト58上の原稿画像の位置と移動速度とを計算
し、各インクジェット画像形成部Ia,Ib,Icにお
ける駆動部の駆動タイミングである印字開始時期と印字
スピードとを調整する制御機能を有する。
置)、I/O(入出力)ポート、ROM(読み出し専用
記憶装置)、RAM(読み書き可能な記憶装置)および
タイマ等を備え、それらが信号バスによって接続された
構成を有するマイクロコンピュータからなる。光電素子
30は適宜の回路および入力ポートを介してCPUに、
照明ランプ20およびインクジェット画像形成部Ia,
Ib,Icの駆動部は出力ポートを介してCPUに接続
されている。CPUは、位置決めパターン読取部10の
光電素子30が転写ベルト58上の位置決めパターンの
位置を読み取った情報に基づき、転写材1を介しての転
写ベルト58上の原稿画像の位置と移動速度とを計算
し、各インクジェット画像形成部Ia,Ib,Icにお
ける駆動部の駆動タイミングである印字開始時期と印字
スピードとを調整する制御機能を有する。
【0031】位置決めパターンは、レーザ光走査装置5
0によって、感光体ドラム60の表面上に、原稿画像に
対して原稿画像よりも一定間隔先立って、感光体ドラム
60の回転軸に平行な線状の、感光体ドラム60の回転
方向に一定間隔で複数(この実施例1の場合は互いに平
行な2本の線状体)の静電潜像として形成されるように
なっている。
0によって、感光体ドラム60の表面上に、原稿画像に
対して原稿画像よりも一定間隔先立って、感光体ドラム
60の回転軸に平行な線状の、感光体ドラム60の回転
方向に一定間隔で複数(この実施例1の場合は互いに平
行な2本の線状体)の静電潜像として形成されるように
なっている。
【0032】次に、図1および図2を用いて複合プリン
タ100の電子写真画像形成部Pおよび3つのインクジ
ェット画像形成部Ia,Ib,Icを共に動作させたプ
リント動作を説明する。まず、電子写真画像形成部Pの
感光体ドラム60が、図1において時計回り方向に回転
されつつ、感光体ドラム60の表面上が帯電器61によ
り均一に帯電される。
タ100の電子写真画像形成部Pおよび3つのインクジ
ェット画像形成部Ia,Ib,Icを共に動作させたプ
リント動作を説明する。まず、電子写真画像形成部Pの
感光体ドラム60が、図1において時計回り方向に回転
されつつ、感光体ドラム60の表面上が帯電器61によ
り均一に帯電される。
【0033】次いで、レーザ光走査装置50によって、
感光体ドラム60の表面上に、上記した態様の複数の位
置決めパターンの静電潜像が形成され、これに続いて原
稿画像に対応した静電潜像が形成される。この後、現像
器55により、ブラックトナーが感光体ドラム60の表
面上に付着され、複数の位置決めパターンおよび原稿画
像にそれぞれ対応した可視像のブラックトナー像がそれ
ぞれ形成される。
感光体ドラム60の表面上に、上記した態様の複数の位
置決めパターンの静電潜像が形成され、これに続いて原
稿画像に対応した静電潜像が形成される。この後、現像
器55により、ブラックトナーが感光体ドラム60の表
面上に付着され、複数の位置決めパターンおよび原稿画
像にそれぞれ対応した可視像のブラックトナー像がそれ
ぞれ形成される。
【0034】そして、転写材供給コロ56の回転動作に
より、転写材1がカセット57から複合プリンタ100
内の転写ベルト58上に給送・載置され、転写材1が転
写ベルト58上に静電吸着される。転写ベルト58上に
静電吸着された転写材1は、転写ベルト58の矢印A方
向の回転搬送動作によって電子写真画像形成部Pに搬送
され、先ず図2に示すように、転写器59により位置決
めパターンのブラックトナー像が転写材1の先端よりも
矢印方向Aの若干下流側の転写ベルト58上に転写さ
れ、引き続いて原稿画像に対応したブラックトナー像が
転写材1に転写される。
より、転写材1がカセット57から複合プリンタ100
内の転写ベルト58上に給送・載置され、転写材1が転
写ベルト58上に静電吸着される。転写ベルト58上に
静電吸着された転写材1は、転写ベルト58の矢印A方
向の回転搬送動作によって電子写真画像形成部Pに搬送
され、先ず図2に示すように、転写器59により位置決
めパターンのブラックトナー像が転写材1の先端よりも
矢印方向Aの若干下流側の転写ベルト58上に転写さ
れ、引き続いて原稿画像に対応したブラックトナー像が
転写材1に転写される。
【0035】次いで、位置決めパターンのブラックトナ
ー像と原稿画像のブラックトナー像(以下、「ブラック
トナー画像」という)は、転写ベルト58の矢印A方向
への搬送により、位置決めパターン読取部10に送ら
れ、位置決めパターン35が位置決めパターン読取部1
0の下方の読取領域に達すると、上記制御装置が作動し
て、位置決めパターン読取部10の照明ランプ20と光
電素子30とが作動される。照明ランプ20からの照明
光は位置決めパターン35で反射され、この反射光が光
電素子30で読み取られる。このとき、位置決めパター
ン35で反射された反射光は、転写ベルト58が透明で
あるため、位置決めパターン35以外からの光の入射は
ほとんどない。こうして、位置決めパターン読取部10
が転写ベルト58上の位置決めパターンの位置を読み取
ることにより、転写材1を介しての転写ベルト58上の
原稿画像の位置と移動速度とが上記CPUによって計算
される。このCPUの計算結果から、各インクジェット
画像形成部Ia,Ib,Icにおける駆動タイミングで
ある印字開始時期と印字スピードとが調整されて、各イ
ンクジェット画像形成部Ia,Ib,Icにおけるノズ
ルからシアン、マゼンタ、イエロの各インクが吐出さ
れ、ブラックトナー画像に重ね合わされて原稿画像に対
応して適正に補正されたカラーのインク画像が形成され
る。これにより、ブラックトナー画像と各カラー色のイ
ンク画像との転写材1の搬送方向におけるずれがなくな
る。
ー像と原稿画像のブラックトナー像(以下、「ブラック
トナー画像」という)は、転写ベルト58の矢印A方向
への搬送により、位置決めパターン読取部10に送ら
れ、位置決めパターン35が位置決めパターン読取部1
0の下方の読取領域に達すると、上記制御装置が作動し
て、位置決めパターン読取部10の照明ランプ20と光
電素子30とが作動される。照明ランプ20からの照明
光は位置決めパターン35で反射され、この反射光が光
電素子30で読み取られる。このとき、位置決めパター
ン35で反射された反射光は、転写ベルト58が透明で
あるため、位置決めパターン35以外からの光の入射は
ほとんどない。こうして、位置決めパターン読取部10
が転写ベルト58上の位置決めパターンの位置を読み取
ることにより、転写材1を介しての転写ベルト58上の
原稿画像の位置と移動速度とが上記CPUによって計算
される。このCPUの計算結果から、各インクジェット
画像形成部Ia,Ib,Icにおける駆動タイミングで
ある印字開始時期と印字スピードとが調整されて、各イ
ンクジェット画像形成部Ia,Ib,Icにおけるノズ
ルからシアン、マゼンタ、イエロの各インクが吐出さ
れ、ブラックトナー画像に重ね合わされて原稿画像に対
応して適正に補正されたカラーのインク画像が形成され
る。これにより、ブラックトナー画像と各カラー色のイ
ンク画像との転写材1の搬送方向におけるずれがなくな
る。
【0036】ブラックトナー画像とインク画像との重ね
合わせが終了すると、転写材1は定着器62の熱ローラ
63と圧接ローラ64との間に搬送され、ブラックトナ
ー画像は加熱圧着・定着され、インク画像は乾燥・定着
される。しかる後、転写材1は、転写材排出コロ70の
回転動作により排出トレイ71上に排出される。
合わせが終了すると、転写材1は定着器62の熱ローラ
63と圧接ローラ64との間に搬送され、ブラックトナ
ー画像は加熱圧着・定着され、インク画像は乾燥・定着
される。しかる後、転写材1は、転写材排出コロ70の
回転動作により排出トレイ71上に排出される。
【0037】一方、位置決めパターン読取部10でその
位置が読み取られた転写ベルト58上の位置決めパター
ン35は、転写ベルト58によりベルトクリーナ67に
搬送され、ベルトクリーナ67の作動により転写ベルト
58上から除去される。
位置が読み取られた転写ベルト58上の位置決めパター
ン35は、転写ベルト58によりベルトクリーナ67に
搬送され、ベルトクリーナ67の作動により転写ベルト
58上から除去される。
【0038】図4に、実施例1の変形例を示す。この変
形例は、レーザ光走査装置50により露光が行われる露
光工程部を備えた電子写真画像形成部Pを有する実施例
1に対して、レーザ光走査装置50に代えて、LEDア
レイ80によって露光が行われる露光工程部を備えた電
子写真画像形成部PAを有することのみ相違する。
形例は、レーザ光走査装置50により露光が行われる露
光工程部を備えた電子写真画像形成部Pを有する実施例
1に対して、レーザ光走査装置50に代えて、LEDア
レイ80によって露光が行われる露光工程部を備えた電
子写真画像形成部PAを有することのみ相違する。
【0039】LEDアレイ80を構成する多数のLED
アレイの発光部は、感光体ドラム60の回転軸長さ方向
における表面に向けて、矢印A方向と直角方向に並んで
設けられている。位置決めパターンは、レーザ光走査装
置50による場合と同様に、LEDアレイ80によって
形成される。
アレイの発光部は、感光体ドラム60の回転軸長さ方向
における表面に向けて、矢印A方向と直角方向に並んで
設けられている。位置決めパターンは、レーザ光走査装
置50による場合と同様に、LEDアレイ80によって
形成される。
【0040】なお、LEDアレイ80を用いた場合に
は、レーザ光走査装置50によるような倍率誤差を考慮
した各インクジェット画像形成部Ia,Ib,Icのノ
ズルの間隔調整は必要がない。LEDアレイ80による
露光は、公知であり、容易に実施することができるので
その動作等の説明を省略する。
は、レーザ光走査装置50によるような倍率誤差を考慮
した各インクジェット画像形成部Ia,Ib,Icのノ
ズルの間隔調整は必要がない。LEDアレイ80による
露光は、公知であり、容易に実施することができるので
その動作等の説明を省略する。
【0041】以上述べたとおり、本発明を特定の発明の
実施の形態や実施例について説明したが、本発明の構成
は、上述した発明の実施の形態および実施例に限定され
るものではなく、これらを適宜組合わせて構成してもよ
く、本発明の範囲内において、その必要性および目的・
用途等に応じて種々の発明の実施の形態や実施例を構成
し得ることは当業者ならば明らかである。
実施の形態や実施例について説明したが、本発明の構成
は、上述した発明の実施の形態および実施例に限定され
るものではなく、これらを適宜組合わせて構成してもよ
く、本発明の範囲内において、その必要性および目的・
用途等に応じて種々の発明の実施の形態や実施例を構成
し得ることは当業者ならば明らかである。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、上
述した従来の問題点を解消することができて、低コスト
で省スペースであり、モノクロ高速複写ときれいなカラ
ー印刷も可能な多重画像形成装置を提供することができ
る。
述した従来の問題点を解消することができて、低コスト
で省スペースであり、モノクロ高速複写ときれいなカラ
ー印刷も可能な多重画像形成装置を提供することができ
る。
【0043】上記本発明の目的に加えて、請求項ごとの
特有の効果を述べると、以下のとおりである。請求項1
ないし3および6記載の発明によれば、インク画像形成
装置におけるインク画像形成工程部を電子写真装置にお
ける転写工程部と定着工程部との間に配置したことによ
り、インク画像形成工程部によって塗布されたインクが
定着工程部で乾燥・定着されるので、出力直後の転写材
に触れてもインクがかすれない画像を得ることができ
る。
特有の効果を述べると、以下のとおりである。請求項1
ないし3および6記載の発明によれば、インク画像形成
装置におけるインク画像形成工程部を電子写真装置にお
ける転写工程部と定着工程部との間に配置したことによ
り、インク画像形成工程部によって塗布されたインクが
定着工程部で乾燥・定着されるので、出力直後の転写材
に触れてもインクがかすれない画像を得ることができ
る。
【0044】請求項4記載の発明によれば、レーザ光走
査装置によるレーザ光走査における倍率誤差に合わせて
インク画像形成装置の複数のノズルを配置したことによ
り、転写材の搬送方向と直交する方向に色ずれが生じな
い高品位なカラー画像を得ることができる。
査装置によるレーザ光走査における倍率誤差に合わせて
インク画像形成装置の複数のノズルを配置したことによ
り、転写材の搬送方向と直交する方向に色ずれが生じな
い高品位なカラー画像を得ることができる。
【0045】請求項5記載の発明によれば、電子写真装
置によって転写ベルト上に位置決めパターンを形成し、
該位置決めパターンの位置を読取装置で読み取ることに
より、インク画像形成装置の駆動タイミングを調整する
ので、転写材の搬送方向に色ずれが生じない高品位なカ
ラー画像を得ることができる。
置によって転写ベルト上に位置決めパターンを形成し、
該位置決めパターンの位置を読取装置で読み取ることに
より、インク画像形成装置の駆動タイミングを調整する
ので、転写材の搬送方向に色ずれが生じない高品位なカ
ラー画像を得ることができる。
【図1】本発明が適用された実施例1を示す複合プリン
タの断面図である。
タの断面図である。
【図2】図1における転写ベルトおよびインクジェット
画像形成部廻りの要部の平面図である。
画像形成部廻りの要部の平面図である。
【図3】レーザ光走査装置によるレーザ光走査における
倍率誤差に合わせてインクジェット画像形成部のノズル
を配置することを説明するための説明図である。
倍率誤差に合わせてインクジェット画像形成部のノズル
を配置することを説明するための説明図である。
【図4】実施例1の変形例の要部を示す断面図である。
【符号の説明】 1 転写材 3 ノズル 5 インクジェットヘッド 10 位置決めパターンを読み取る読取装置としての
位置決めパターン 読取部 35 位置決めパターン 50 レーザ光走査装置 58 転写ベルト 80 LEDアレイ 100 多重画像形成装置としての複合プリンタ P 電子写真装置の電子写真画像形成部 I インク画像形成装置 Ia,Ib,Ic インクジェット画像形成部
位置決めパターン 読取部 35 位置決めパターン 50 レーザ光走査装置 58 転写ベルト 80 LEDアレイ 100 多重画像形成装置としての複合プリンタ P 電子写真装置の電子写真画像形成部 I インク画像形成装置 Ia,Ib,Ic インクジェット画像形成部
Claims (6)
- 【請求項1】インクを吐出する複数のノズルをライン上
に有するユニットにより、転写材にインクをのせてイン
ク画像を形成するインク画像形成工程部を備えたインク
画像形成装置と、像担持体を用いて電子写真画像形成を
行うための、帯電・露光・現像・転写・定着・クリーニ
ングの各工程部を備えた電子写真装置とを有する多重画
像形成装置において、 上記インク画像形成装置における上記インク画像形成工
程部を上記電子写真装置における上記転写工程部と上記
定着工程部との間に配置したことを特徴とする多重画像
形成装置。 - 【請求項2】請求項1記載の多重画像形成装置におい
て、 上記露光は、レーザ光走査装置によって行われることを
特徴とする多重画像形成装置。 - 【請求項3】請求項1記載の多重画像形成装置におい
て、 上記露光は、LEDアレイによって行われることを特徴
とする多重画像形成装置。 - 【請求項4】請求項2記載の多重画像形成装置におい
て、 上記レーザ光走査装置によるレーザ光走査における倍率
誤差に合わせて上記インク画像形成装置の複数の上記ノ
ズルを配置したことを特徴とする多重画像形成装置。 - 【請求項5】請求項1ないし4の何れか一つに記載の多
重画像形成装置において、 上記電子写真装置は、転写材を上記転写工程部から上記
定着工程部に搬送するための転写ベルトを有し、上記電
子写真装置によって該転写ベルト上に位置決めパターン
を形成し、該位置決めパターンの位置を読取装置で読み
取ることにより、上記インク画像形成装置の駆動タイミ
ングを調整することを特徴とする多重画像形成装置。 - 【請求項6】請求項1ないし5の何れか一つに記載の多
重画像形成装置において、 上記電子写真装置はモノクロ画像を形成し、インク画像
形成装置はカラー画像を形成することを特徴とする多重
画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9036252A JPH10230591A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 多重画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9036252A JPH10230591A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 多重画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10230591A true JPH10230591A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12464592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9036252A Pending JPH10230591A (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 多重画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10230591A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002361939A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-18 | Hitachi Koki Co Ltd | 画像記録装置 |
US7274883B2 (en) * | 2005-03-22 | 2007-09-25 | Marvell International Technology Ltd. | Hybrid printer and related system and method |
-
1997
- 1997-02-20 JP JP9036252A patent/JPH10230591A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002361939A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-18 | Hitachi Koki Co Ltd | 画像記録装置 |
US7274883B2 (en) * | 2005-03-22 | 2007-09-25 | Marvell International Technology Ltd. | Hybrid printer and related system and method |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20070065200A1 (en) | Image forming apparatus with image registration adjustment | |
EP1849612B1 (en) | Optical scanning apparatus image forming apparatus using the same and method of effectively regulating the optical scanning apparatus | |
US8023877B2 (en) | Image forming apparatus capable of forming glossy color image | |
JP5000969B2 (ja) | カラー画像形成装置及び色ずれ補正方法 | |
US5729808A (en) | Image forming method and apparatus which controls the discharging of toner images before transfer | |
JPH10230591A (ja) | 多重画像形成装置 | |
JP2002166593A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH06102776A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2001134040A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005266279A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3472399B2 (ja) | カラー画像形成装置 | |
CN110989305A (zh) | 发光控制装置及图像形成装置 | |
US6704530B2 (en) | Method for forming image in electrophotographic printer | |
JP2007298883A (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP2007199142A (ja) | 光走査装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP3689710B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3756412B2 (ja) | 画像形成装置 | |
TW200523693A (en) | Image formation device | |
JP3658592B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH07104546A (ja) | カラー画像電子写真装置 | |
JP3527353B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5435400B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4371204B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002002018A (ja) | 画像形成装置および画像形成方法 | |
JPH11327370A (ja) | デジタル画像形成装置 |