JP2005266279A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複写機、ファクシミリ、あるいは複合機などが備える原稿画像を読み取るスキャナーを用いて、自動的に画像形成手段の補正を行うことを目的とする。
【解決手段】 複合機11は、所定のタイミングで所定のテスト画像を記録紙Pに形成し、そのテスト画像をスキャナー部50に送ってセットして読み取り、読み取った画像情報に基づき制御部162は、各色の露光ヘッド124の各LEDの光量を個別に制御し、画像品質の低下を解消する。
【選択図】 図2
【解決手段】 複合機11は、所定のタイミングで所定のテスト画像を記録紙Pに形成し、そのテスト画像をスキャナー部50に送ってセットして読み取り、読み取った画像情報に基づき制御部162は、各色の露光ヘッド124の各LEDの光量を個別に制御し、画像品質の低下を解消する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、画像形成装置に関する。
複写機、ファクシミリ、あるいは複合機などの画像形成装置は、原稿画像を読み取るスキャナーを備えている。
また、このような画像形成装置の画像形成方式としては、公知の電子写真プロセスを用いたものが知られている。公知の電子写真プロセスは、次のようなプロセスで記録紙などの記録媒体に画像を形成する。
電子写真感光体(以降、「感光体」と記す)を回転させながら、帯電器で感光体を所定の電位に一様に帯電する。帯電した感光体を露光し潜像を形成する。この潜像を現像器で現像し、感光体上にトナー像を形成する。このトナー像は転写器で記録紙に転写され、そして、定着器で記録紙にトナー像を定着する。また、帯電器で帯電を行う前に、クリーニング機構で転写後の残留トナーを除去し、イレーサーランプで感光体に除電光を露光し電位を一様に均一化する。
さて、何らかの原因で画像品質が低下することがある。例えば、感光体への露光にムラが生じると、形成される画像に濃度ムラとなって表れ、画像品質が低下する。したがって、このような濃度ムラを解消するために露光の補正を行う必要がある。(例えば、特許文献1参照)。
そこで、以下のような補正方法が提案されている。
ユーザーが記録紙の画像を見て濃度ムラを確認し補正の必要を認識すると、ユーザーが操作パネルを操作し、テスト画像を記録紙に印字する。テスト画像が印字された記録紙を、ユーザーが前述した複写機、ファクシミリ、あるいは複合機などが備えているスキャナーで読み取らせる。そして、読み取った画像情報に基づいて、露光条件を補正する(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−307747号公報
特開平11−112809号公報
しかしながら、特開平11−112809号公報に記載されているような補正方法は、ユーザーが操作パネルを操作して所定のテスト画像を印字し、また、ユーザーがテスト画像を前述したスキャナーで読み取らせる必要があった。つまり、全てユーザー任せの補正であった。
したがって、ユーザーの手を煩わせるため印象が良くない。また、ユーザー任せのため画質補正が行われないこともある。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、複写機、ファクシミリ、あるいは複合機などが備える画像を読み取るスキャナーを用いて、自動的に画像形成手段の補正を行うことを目的とする。
請求項1に記載の画像形成装置は、画像を読み取る読取部と、前記読取部で読み取った画像情報、及び予め記憶された画像情報に基づき記録媒体に画像を形成する画像形成部と、画像が形成された前記記録媒体を排出部に排出する排出手段と、前記排出手段から分岐し、前記記録媒体を前記読取部に搬送する搬送手段と、画像が形成された前記記録媒体を前記排出手段と前記搬送手段とのいずれかへ搬送する経路切替手段と、前記予め記憶された画像情報に基づいて前記記録媒体に形成されたテスト画像を前記読取部で読み取り、読み取った画像情報に基づき、前記画像形成部で形成する画像の画質補正を行う補正手段と、を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の画像形成装置は、読取部で原稿画像を読み取り、読み取った画像情報に基づき画像形成部で記録媒体に画像を形成する。画像が形成された記録媒体は排出手段で排出部に排出される。
さて、何らかの原因で記録媒体に形成された画像品質が低下すると、画像形成部で形成する画像の画質補正を行う必要がある。
したがって、画質補正を行うため、予め記憶された画像情報に基づき記録媒体に画像形成部でテスト画像を形成する。経路切替手段によって搬送経路が搬送手段に切り替えられ、テスト画像が形成された記録媒体は搬送手段によって読取部に送られる。読取部はテスト画像を読み取り、読み取った画像情報に基づき、補正手段で画像形成部で形成する画像の画質補正を行う。
このように、画像を読み取る読取部を利用し、画質補正のためのテスト画像の読み取りを行っている。よって、テスト画像を読み取るために、別途、読取機を設ける必要が無いので、低コストで省スペースな画像形成装置となっている。
更に、テスト画像が形成された記録媒体を自動的に読取部に搬送するので、ユーザーの手を煩わせることがない。
請求項2に記載の画像形成装置は、画像を読み取る読取部と、前記読取部で読み取った画像情報を通信回線で送信する送信手段と、通信回線を介して送られてきた画像情報を受信する受信手段と、前記受信手段で受信した画像情報、及び予め記憶された画像情報に基づき記録媒体に画像を形成する画像形成部と、画像が形成された前記記録媒体を排出部に排出する排出手段と、前記排出手段から分岐し前記記録媒体を前記読取部に搬送する搬送手段と、画像が形成された前記記録媒体を前記排出手段と前記搬送手段とのいずれかへ搬送する経路切替手段と、前記予め記憶された画像情報に基づいて前記記録媒体に形成されたテスト画像を前記読取部で読み取り、読み取った画像情報に基づき、前記画像形成部で形成する画像の画質補正を行う補正手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の画像形成装置は、読取部で原稿画像を読み取り、読み取った画像情報を送信手段で送信する。また、通信回線を介して送られてきた画像情報を受信手段で受信し、受信した画像情報に基づいて画像形成部で記録媒体に画像を形成する。画像が形成された記録媒体は排出手段で排出部に排出される。
請求項1と同様に、画質補正を行うため、予め記憶された画像情報に基づき記録媒体に画像形成部でテスト画像を形成する。経路切替手段によって搬送経路が搬送手段に切り替えられ、テスト画像が形成された記録媒体は搬送手段によって読取部に送られる。読取部はテスト画像を読み取り、読み取った画像情報に基づき、補正手段で画像形成部で形成する画像の画質補正を行う。
したがって、請求項1と同様に、画像を読み取る読取部を利用し、画質補正のためのテスト画像の読み取りを行っている。よって、テスト画像を読み取るために、別途、読取機を設ける必要が無いので、低コストて省スペースな画像形成装置となっている。更に、テスト画像が形成された記録媒体を自動的に読取部に搬送するので、ユーザーの手を煩わせることがない。
請求項3に記載の画像形成装置は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、一方の面にのみ画像が形成された前記記録媒体を収容する収容部と、前記テスト画像が前記読取部で読み取られた後、該テスト画像が形成された記録媒体を前記収容部に搬送する補助搬送手段と、を備えることを特徴としている。
請求項3に記載の画像形成装置は、一方の面にのみ画像が形成された記録媒体を収容する収容部を備えている。そして、テスト画像が読取部で読み取られた後、テスト画像が形成された記録媒体は、補助搬送手段で読取部から自動的に収容部に搬送される。
したがって、ユーザーが読取部からテスト画像を取り除く必要がない。
請求項4に記載の画像形成装置は、請求項3に記載の構成において、前記収容部の記録媒体は前記画像形成部に搬送されて、他方の面に画像が形成され、前記補助搬送手段は、前記テスト画像が形成された記録媒体を、テスト画像が形成されていない面に画像形成可能なように前記収容部に搬送することを特徴としている。
請求項4に記載の画像形成装置は、収容部の記録媒体は画像形成部に搬送されて、画像が形成されていない他方の面に画像が形成される。また、補助搬送手段は、テスト画像が形成された記録媒体を、テスト画像が形成されていない面に画像形成可能なように前記収容部に搬送している。
したがって、テスト画像が形成された記録媒体は、再度、画像形成部に搬送され、テスト画像が形成されていない面に、新たに画像が形成される。つまり、テスト画像が形成された記録媒体を自動的に再利用できる。よって、環境的に優れた画像形成装置である。
請求項5に記載の画像形成装置は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載において、電源投入時に前記補正手段で前記画像形成部で形成する画像の画質補正を行うことを特徴としていいる。
請求項5に記載の画像形成装置は、例えば、設置時などの電源投入時に、自動的に補正手段で画像形成部で形成する画像の画質補正を行うので、例えば、設置時に行う画質補正の作業が不要である
請求項6に記載の画像形成装置は、請求項1から請求項請求項5のいずれか1項に記載の構成において、所定の数の前記記録媒体に画像の形成を行うごとに、前記補正手段で前記画像形成部で形成する画像の画質補正を行うことを特徴としている。
請求項6に記載の画像形成装置は、請求項1から請求項請求項5のいずれか1項に記載の構成において、所定の数の前記記録媒体に画像の形成を行うごとに、前記補正手段で前記画像形成部で形成する画像の画質補正を行うことを特徴としている。
請求項6に記載の画像形成装置は、所定の数の記録媒体に画像の形成を行うごとに、自動的に補正手段で画像形成部で形成する画像の画質補正を行ので、経時的に起こる画質の低下がない。
請求項7に記載の画像形成装置は、請求項1から請求項請求項6のいずれか1項に記載の構成において、温度を測定する温度センサー及び湿度を測定する湿度センサーのどちらか一つ、あるいは両方を備え、温度及び湿度のどちらか一つ、あるいは両方が設定値となると、自動的に補正手段で画像形成部で形成する画像の画質補正を行うことを特徴としている。
請求項7に記載の画像形成装置は、温湿度が設定値となると補正を行うので、温湿度の変化によって起こる、画質の低下がない。
請求項8に記載の画像形成装置は、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の構成において、前記画像形成部は、回転する像担持体と、前記像坦持体を所定の電位に帯電させる帯電手段と、帯電後の前記像担持体を露光し静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像を現像し前記像担持体上にトナー像を形成する現像手段と、前記像担持体上の前記トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、を少なくとも備える電子写真プロセス手段であって、前記補正手段は、前記帯電手段及び前記現像手段のどちらか一方、又は両方の動作電位を補正することを特徴としている。
請求項8に記載の画像形成装置は、画像形成部は電子写真プロセス手段によって、記録媒体に画像を形成する。そして、帯電手段及び現像手段のどちらか一方、又は両方の動作電位を補正手段が補正して画質補正を行う。
請求項9に記載の画像形成装置は、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の構成において、前記画像形成部は、回転する像担持体と、前記像坦持体を所定の電位に帯電させる帯電手段と、帯電後の前記像担持体を露光し静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像を現像し前記像担持体上にトナー像を形成する現像手段と、前記像担持体上の前記トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、を少なくとも備える電子写真プロセス手段であって、前記補正手段は、前記露光手段の露光量を補正することを特徴としている。
請求項9に記載の画像形成装置は、画像形成部は電子写真プロセス手段によって、記録媒体に画像を形成する。そして、露光手段の露光量を補正手段が補正し、画質補正を行う。
請求項10に記載の画像形成装置は、請求項9に記載の構成において、前記露光手段は複数のLEDを備え、前記各LEDの各光量を補正することを特徴としている。
請求項10に記載の画像形成装置は、複数のLEDの各LEDの各光量を補正し、画質補正を行うので、より精密な画質補正が行える。
請求項11に記載の画像形成装置は、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の構成において、前記画像形成部は、複数のノズルからインク滴を吐出し、前記記録媒体に画像を形成するインクジェット記録ヘッドを備えるインクジェット記録手段であって、前記補正手段は、前記インクジェット記録ヘッドのインク滴の吐出タイミングを補正することを特徴としている。
請求項11に記載の画像形成装置は、画像形成部はインクジェット記録手段で記録媒体に画像を形成する。そして、インクジェット記録ヘッドのインク滴の吐出タイミングを補正手段が補正する。よって、インク滴の記録媒体の着弾ズレが補正され、画質が補正される。
請求項12の画像形成装置は、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の構成において、前記画像形成部は、複数のノズルからインク滴を吐出し、前記記録媒体に画像を形成するインクジェット記録ヘッドを備えるインクジェット記録手段であって、前記補正手段は、前記インクジェット記録ヘッドの前記各ノズルから吐出するインク滴の吐出量を補正することを特徴としている。
請求項12の画像形成装置は、画像形成部はインクジェット記録手段で記録媒体に画像を形成する。そして、インクジェット記録ヘッドのインク滴の吐出量を補正手段が補正し、画質の補正を行う。
以上説明したように本発明によれば、画像を読み取る読取部を利用して、自動的に画像形成部で形成する画像の画質補正を行うことができる。
以下、本発明に係る画像形成装置を適用した一例として、プリンター、複写機、ファクシミリが一体となった、所謂、複合機について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る第1の実施形態の複合機11の概略構成を示している。複合機11は、公知の電子写真プロセスを適用して記録紙Pに画像を形成する。なお、公知の電子写真プロセスとは、電子写真感光体(以降、「感光体」と記す)に対する帯電、感光体への露光による潜像の形成、トナーによる潜像の現像を経て、感光体上に形成されたトナー像を記録紙に転写し、そして、トナー像を記録紙に定着することで、画像を記録する一連のプロセスを言う。
また、複合機11は、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色トナーを用いて記録紙Pにカラー画像の形成が可能とされたものである。
なお、以下の説明において、本発明の本質とは直接関係しないものについては、詳細な説明を省略する。
図1に示すように、複合機11は、下部に給紙部20が配置されている。給紙部20には、記録紙Pが収容された給紙カセット21,22,23,24とが上下に重なって配置されている。なお、最下部の給紙カセット24は、一方の面に画像が形成済みの記録紙Pのみが収容される、所謂、裏紙専用の給紙カセット24となっている。
給紙部20の上部には、画像形成部30が配置されている。画像形成部30は、前述した公知の電子写真プロセスにより、給紙部20から送られてきた記録紙Pにカラー画像を形成する。また、画像形成部30の内部には、温度センサー302と湿度センサー303とが備えられいる。
画像形成部30の上部は、記録紙Pが排出される排紙トレイ40となっている。
排紙トレイ40の上方には、カラー画像が形成された画像を読み取るスキャナー部50を備えている。
画像形成部30とスキャナー部50との間(排紙トレイ40の左側)には、搬送部100が設けられている。搬送部100は画像形成部30で画像が形成された記録紙Pを、排紙トレイ40へ搬送し排紙する。あるいは、スキャナー部50へ搬送する。また、スキャナー部50の記録紙Pを給紙部20へも搬送する。
スキャナー部50は、原稿Gが置かれる透明な板状のプラテン52(例えば、ガラス板)を備えている。また、プラテン52上の原稿Gを押える原稿押え部54を備えている。なお、原稿押え部54は回動軸56を中心に、2点破線と矢印Yとで示すように回動する。
原稿押え部54の下部は、回転軸58に巻きかけられたベルト60で構成されている。回転軸58は図示しない駆動機構で両方向に回転する。よって、ベルト60は矢印A、矢印Bのいずれにも回転する。なお、回転軸方向に対するベルト60の幅と長さは、スキャナー部50で読取可能な最大の原稿Gの幅と長さより大きい。
スキャナー部50で原稿Gを読み取る際には、オペラータが原稿押え部54を開き、読み取る画像が形成された面が下面、つまりプラテン52面側が画像形成面となるように原稿Gを置く。そして、原稿押え部54を閉じ、原稿Gをプラテン52とベルト60との間に挟み固定する。
そして、オペレーターが操作パネル(図示省略)を操作すると、プラテン52の下方のスキャナーユニット62が走査し、原稿Gの画像を読み取る。
スキャナー部50の内部には、制御部162が備えられている。制御部162にはスキャナー部50で読み取られた画像情報が送られる。
更に、制御部162は通信回線と接続されており、スキャナー部50で読み取った画像情報を通信回線を介して送信可能であるとともに、通信回線を介して画像情報を受信可能となっている。また、外部装置からの画像情報も入力可能となっている。
このように、複合機11は、外部装置から入力した画像情報に基づいた入力画像と、スキャナー部50で原稿Gの画像を読み取った画像情報に基づいた読取画像と、通信回線で送られてきた画像情報に基づいた受信画像と、をそれぞれ記録紙Pに形成可能とされている。更に、制御部162に予め記憶された画像情報も、記録紙Pに形成可能とされている。
制御部162は、スキャナー部50での画像の読み取り制御、スキャナー部50で読み取った画像情報の送信制御、通信回線を介しての画像情報の受信制御、外部装置からの画像情報の入力制御、画像形成部30及び給紙部20の画像形成制御や給排紙制御等、複合機11の各種制御を全て担っている。また、画像形成部30内部の温度センサー302と湿度センサー303とで測定された測定結果も制御部162に送られる。
つぎに、画像形成部30の構成の概要と記録紙Pにカラー画像の形成を行うプロセスの概要とを説明する。
図1に示すように、画像形成部30には、4つの感光体ドラム120が並んで回転可能に配設されている。各感光体ドラム120は駆動手段(図示省略)により、矢印Kの方向に回転する。
各感光体ドラム120の左斜め下部には帯電ローラ122が感光体ドラム120に接触するように配設されており、帯電ローラ122に帯電バイアスVcを印加し、感光体ドラム120の表面を所定の電位に帯電する。帯電後、各感光体ドラム120の下方に配置された各露光ヘッド124によって出射された光LB(図5参照)によって露光が行われ、画像情報に応じた潜像が感光体ドラム120の表面に形成される。各色の現像器126の現像ローラ128には、所定の極性に帯電した各色トナーが担持されている。各感光体ドラム120の表面に形成された潜像は、現像ローラ128に現像バイアスVdを印加することで現像され各色トナー像となる。
4個の各感光体ドラム120にそれぞれ形成された各色のトナー像は、各感光体ドラム120の上方に配置された中間転写ベルト130上に第1転写ローラ132で転写され、中間転写ベルト130上に重畳されてフルカラーのトナー像となる。
一方、給紙カセット21,22,23,24いずれかに収容された記録紙Pが、ピックアップローラ26により送り出され、搬送ローラ28によって画像形成部30に送られる。
画像形成部30に送られた記録紙Pは搬送ローラ64で搬送され、レジストローラ68により所定のタイミングで第2転写ローラ134と中間転写ローラ131とのニップ部に送られ、フルカラーのトナー像が記録紙Pに転写される。なお、中間転写ローラ131側の記録紙Pの面にトナー像は転写される。
フルカラーのトナー像が転写された記録紙Pは定着器136に送られる。定着器136は熱と圧力とで記録紙Pにトナー像を定着する。トナー像が定着した記録紙Pは、定着器136から排出される。
一方、中間転写ベルト130と記録紙Pとにトナー像は全て転写されずに、一部は感光体ドラム120及び中間転写ベルト130に残留トナーとして残る。この残留トナーは、クリーニング装置138及びクリーニング装置140で、それぞれ除去される。
図5に示すように、各色の露光ヘッド124は、、感光体ドラム120の外周面に対向して感光体ドラム120の回転軸方向Jに延在し、感光体ドラム120に対して画像形成用の光を出射するLEDアレイ142と、LEDアレイ142から出射された光を感光体ドラム120上に結像させるレンズアレイ144とから構成されている。LEDアレイ142は、600dpiの間隔でLED146が感光体ドラム120の回転軸方向Jに1列に配置されている。なお、各LED146は電流制御によって容易に個別に光量の制御が可能である。よって、各LED146の光量を制御することで、感光体ドラム120に露光される光LBの露光量が変化し、形成される潜像を制御できる。具体的には、光量を上げると記録紙Pに形成される画像の濃度が濃くなり、また点や線も大きくなる。反対に光量を下げると、濃度が薄くなり、点や線も小さくなる。
図1に示すように、搬送部100(定着器136の上方)には、断面が二等辺三角形状の第1ゲート200が、頂点部が下方となるように配設されている。なお、左右の側辺200A,200Bは凹へんだ曲線で構成されている。また、第1ゲート200は回動軸202を回動中心に頂点部が左右に回動する。
外部装置から入力した画像情報に基づく入力画像、スキャナー部50で読み取った画像情報に基づく読取画像、通信回線で送られたきた画像情報に基づく受信画像が、記録紙Pに形成された場合は、図4(a)にも示すように、第1ゲート200が左側に回動する。
よって、図1示すように、定着器136から排出された記録紙Pは、側辺200Aにガイドされ、排紙ローラ204によって、排紙トレイ40上に排出されスタックされていく。なお、画像が形成された面が下面となる。
なお、図1での記録紙Pの搬送経路H1を見ると判るように、中間転写ローラ131側の記録紙Pの面にトナー像が転写されるので、各給紙カセット21,22,23,24に収容された記録紙Pの下面に画像が形成される。したがって、前述した最下段の裏紙専用の給紙カセット24には、既に画像が形成されている面が上面となるように収容されているので、画像が形成されていない面(下面)に新たな画像が画像形成部30で形成される。
さて、記録紙Pに形成されたカラー画像は、何らかの原因で感光体ドラム120の潜像にムラが生じると、各色(シアン,マゼンタ,イエロー,ブラック)の濃度バランス異常や濃度ムラ等が発生する。このような画像品質の低下は、各色の露光ヘッド124の各LED146(図5参照)の光量を補正することで解消することができる。
したがって、複合機11は、前述した入力画像、読取画像、受信画像とは別に、所定のタイミングで所定のテスト画像を記録紙Pに形成し、そのテスト画像をスキャナー部50に送って読み取り、読み取った画像情報に基づき制御部162が、各色の露光ヘッド124の各LED146の光量を個別に制御し、画像品質の低下を解消している。
なお、ユーザーが操作パネル(図示省略)を操作し、予めテスト画像の読み取りの解像度や画像補正の特性などを設定し、各ユーザー好みの画質が常に維持できるようにしても良い。
なお、補正を行う所定のタイミングは、複合機11では、500枚印字ごと、電源投入時、温度センサー302と湿度センサー303とが測定した温湿度が設定値となったタイミングで補正を行う。
したがって、例えば、設置時などの電源投入時に、自動的に画質補正を行うので、設置時に行う画質補正の作業が不要となる
また、500枚印字ごとに自動的に画質補正を行うので、経時的に起きる画質の低下はない。
また、500枚印字ごとに自動的に画質補正を行うので、経時的に起きる画質の低下はない。
更に、温湿度が設定値となったタイミングで補正を行うので、温湿度の変化で起きる画質の低下もない。
特に、本実施形態で適用した電子写真プロセス方式は、経時的及び温湿度の変化によって画像品質に影響を受けやすい。よって、500枚印字ごと、及び温湿度が設定値となったタイミングで自動的に画質補正を行うことは、非常に有効である。
なお、補正を行う所定のタイミングもユーザーが操作パネル(図示省略)を操作し、設定することも可能である。
また、所定のテスト画像とは、画像品質の低下が顕著に表れ、また、スキャナー部50で読み取った画像情報に基づき、補正すべき内容(本実施形態では各色の露光ヘッド124の各LED146の光量)を分析可能なパターンが形成された画像を指し、予め制御部162に記憶されている。
なお、各色の露光ヘッド124の各LED146の光量を個別に制御することで、各色(シアン、マゼンタ、イエロー,ブラック)毎の濃度バランス異常に加え、感光体ドラム120の回転軸方向J(図5参照)の濃度ムラも補正できる。
更に、テスト画像が形成された記録紙Pは、テスト画像が形成された面が上面となるように最下段の裏紙専用の給紙カセット24に搬送され収容されるので、テスト画像が形成されていない面(下面)に新たな画像を形成可能となる。つまり、テスト画像が形成された記録紙Pが再利用される。
以下に、上述した補正方法を具体的に説明する。
図2に示すように、最下段の裏紙専用の給紙カセット24以外の給紙カセット21,22,23から給紙された記録紙Pが画像形成部30に送られ、テスト画像が形成される。
図4(b)にも示すように、テスト画像が形成された場合は、第1ゲート200は右側に回動する。
第1ゲート200の左側上方に断面が二等辺三角形状の第2ゲート210が、頂点部が上方となるように配設されている。第2ゲート210は回動軸212を回動中心に頂点部が左右に回動する。そして、テスト画像が形成された場合は、第2ゲート210は左側に回動する。
第2ゲート210の上方には搬送ローラ214が配設されている。搬送ローラ214は図示しない駆動機構で回転し、記録紙Pを上方と下方との両方に搬送可能となっている。
定着器136から排出されて搬送部100に送られたテスト画像が形成された記録紙Pは、第1ゲート200の側辺200Bにガイドされた後、第2ゲート210の側辺210Aにガイドされ、搬送ローラ214に送られる。そして、搬送ローラ214が記録紙Pを上方に搬送し、搬送口216からスキャナー部50に送る。
スキャナー部50のベルト60をA方向に回転させて、記録紙Pをプラテン52上の所定の位置に配置する。
スキャナーユニット62が走査され、テスト画像を読み取り、読み取った画像情報に基づいて制御部162は、各LED146の光量を制御する。
なお、図2の記録紙Pの搬送経路H2を見ると判るように、テスト画像が形成された面がプラテン52側となるように送られてきている。
つぎに、図3、図4(c)に示すように、読み取りが完了すると第2ゲート210を右側に回動する。スキャナー部50のベルト60を矢印B方向に回転させ、搬送口216から搬送ローラ214に送る。搬送ローラ214は、今度は記録紙Pを下方に搬送する。前述したように第2ゲート210は右側に回動しているので、側辺210Bでガイドされ、画像形成部30と給紙部20との左側部に配設されている補助搬送ローラ310に送られる。補助搬送ローラ310は記録紙Pを搬送し、最下段の裏紙専用の給紙カセット24に記録紙Pを収容する。
なお、図3の記録紙Pの搬送経路H3を見るとで判るように、テスト画像が形成された面が上面となるように裏紙専用の給紙カセット24に収容されている。よって、テスト画像が形成された記録紙Pも再利用可能となっている。
つぎに、本実施形態に係る複合機11の作用について説明する。
今まで説明したように、複合機11は、原稿Gの画像をスキャナー部50で読み取った画像情報に基づいた読取画像を記録紙Pに形成し(複写機能)、また、通信回線で送る(電送機能)ことができる。
そして、このような目的で備えているスキャナー部50を利用し、画像品質の低下を補正するためのテスト画像の読み取りを行っている。よって、テスト画像を読み取るために、別途、読取機を設ける必要が無いので、低コストで省スペースな複合機11となっている。
また、所定のタイミング(500枚印字ごと、電源投入時、温湿度が設定値となったとき)で自動的にテスト画像を記録紙Pに形成し、スキャナー部50に搬送するので、ユーザーの手を煩わせることなく、また、確実に画像品質の低下を補正でき、常に良好な画像形成が行える。
更に、テスト画像が形成された記録紙Pは、裏紙専用の給紙カセット24に自動的に搬送され、再利用されるので、環境的にも優れている。
尚、本実施形態では、各色の露光ヘッド124の各LED146(図5参照)の光量を個別に制御して画像品質の低下を補正したが、これに限定されない。例えば、各色の現像器126の現像ローラ128に印加する現像バイアスVdと各色の帯電ローラ122に印加する帯電バイアスVcとのうち、どちらか一方、あるいは、両方を制御して補正を行ってもよい。また、感光体ドラム120の露光手段もLED146を並べて配置した露光ヘッド124でなくても良い。レーザー光を走査して露光する光走査装置であっても良い。なお、光走査装置は、レーザー光の光量を制御することで画像品質の低下を補正できる。
つぎに、本発明に係る第2の実施形態の複合機12について説明する。
第1の実施形態では、画像形成部30は公知の電子写真プロセスを適用したが、図6、図7に示すように、第2の実施形態の複合機12の画像形成部530は、複数のノズルからインク滴を吐出し、記録紙Pに画像を形成するインクジェット記録ヘッド512を備えるインクジェット記録方式を適用している。また、複合機12は、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色インクを用いて記録紙Pにカラー画像の形成が可能とされたものである。
なお、画像形成部530以外の構成は第1の実施形態の複合機11と同様の構成となっている。また、第1の実施形態で説明した部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図7に示すように、画像形成部530には、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各4色に対応した4つのインクジェット記録ヘッド512が交換可能(着脱可能)に搭載されたキャリッジ514を備えている。
図6に示すように、第1の実施形態と同様に給紙部20から記録紙Pが画像形成部530に搬送される。記録紙Pは、フィードロール532によって搬送され、プラテン534上を通過して、搬送ローラ536によって、搬送部100の第1ゲート200に送られる。
なお、プラテン534上の記録紙Pの搬送方向を副走査方向Sとする。
図7に示すように、インクジェット記録ヘッド512は、ノズル(図示省略)が形成されたインク吐出面512A(図6参照)が記録紙Pと対向するようにキャリッジ514上に搭載され、キャリッジ514は、記録紙Pの搬送方向(副走査方向S)と直交する方向(主走査方向M)を軸方向とするキャリッジシャフト528に通されている。そして、キャリッジモータ520によりキャリッジベルト522を介してキャリッジ514は、主走査方向Mに往復運動する。
そして、キャリッジ514が記録紙Pの動きに同期してプラテン534上を主走査方向Mに移動しながら、インクジェット記録ヘッド512のノズルから記録紙Pにインク滴を吐出することによって、一定のバンド領域BEに対して画像の記録を行う。主走査方向Mへの1回の移動が終了すると、記録紙Pが副走査方向Sに搬送され、再びキャリッジ514を主走査方向Mに移動させながら次のバンド領域BEを記録する。こうした動作(往復運動)を複数回繰り返すことにより、記録紙Pの全面にわたって画像の記録を行うことができる。
なお、スキャナー部50の内部に設けられている制御部162が、各色のインクジェット記録ヘッド512のインク滴の吐出タイミングと各インク滴量とを制御している。
また、画像形成部530の内部には、第1の実施形態と同様に温度センサー302と湿度センサー303とが備えられており、画像形成部530の温度と湿度とを測定し、測定結果を制御部162に送る。
つぎに、本実施形態に係る複合機12の作用について説明する。
各色の4つのインクジェット記録ヘッド512は、キャリッジ514に搭載されているが、寸法公差や交換可能(着脱可能)とするための遊び等のため、各インクジェット記録ヘッド512はキャリッジ514に高精度に位置決めされて搭載されていない。つまり、各インクジェット記録ヘッド512間の相対的な搭載位置には位置ズレが生じている。そして、この位置ズレによって、インク滴の記録紙Pの着弾位置がズレる。よって、いわゆる、色ズレが発生し画質が低下する。
また、インク滴の吐出量の違いによっても濃度ムラなどの画像品質の低下が発生する。
したがって、複合機12は、前述した第1の実施形態と同様の所定のタイミングで所定のテスト画像を記録紙Pに形成し、そのテスト画像を搬送部100がスキャナー部50に送る。テスト画像をスキャナー部50で読み取り、読み取った画像情報に基づき、各インクジェット記録ヘッドのインク滴の吐出タイミング、あるいは、インクジェット記録ヘッドの各ノズルから吐出するインク滴の吐出量を制御部162が制御し、画像を補正する。また、テスト画像が形成された記録紙Pは、最下段の裏紙専用の給紙カセット24に搬送され、再利用される。
尚、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、図3で示すように、スキャナー部50で読み取られたテスト画像は最下段の裏紙専用の給紙カセット24に搬送されたが、これに限定されない。例えば、ユーザーに画質補正が行われたことを通知するため、そのままスキャナー部50に置いたままでも良いし、あるいは、排紙トレイ40に搬送して排紙する機構を設け、排紙トレイ40にテスト画像を排紙しても良い。
また、例えば、上記の実施形態では1枚のみテスト画像を形成して、そのテスト画像に基づいて補正を行ったが、これに限定されない。異なるパターンのテスト画像を複数枚、形成し、それらの画像情報に基づいて補正を行っても良い。例えば、補正する対象(例えば、LEDの光量、現像バイアスVd、帯電バイアスVc、インク滴の吐出量、インク滴の吐出タイミング等)ごとに異なるテスト画像を形成しても良い。
また、例えば、本実施形態では、プリンター、複写機、ファクシミリとが一体となった複合機11,12であったがこれに限定されない。複写機、ファクシミリの専用機であっても良い。
また、画像形成部の画像形成方式も、電子写真方式やインクジェット記録方式に限定されない。例えば、微小発熱体を整列配置し、画像情報に対応した通電により選択的に発熱体を加熱するサーマルヘッドを用いたサーマルヘッド記録方式であっても良いし、帯電させたトナーを開口電極からの電気力で飛翔させ、その開口電極を通過したトナーを記録媒体に付着させトナー像を形成するトナージェット方式であっても良い。あるいは、その他の画像形成方式であっても良。また、それぞれの画像形成方式に応じた画質補正を行えば良い。
11 複合機(画像形成装置)
24 裏紙専用の給紙カセット(収容部)
30 画像形成部
40 排紙トレイ(排出部)
50 スキャナー部(読取部)
120 感光体(像担持体)
122 帯電ローラ(帯電手段)
124 露光ヘッド(露光手段)
128 現像器(現像手段)
130 転写ベルト(転写手段)
131 中間転写ローラ(転写手段)
132 第1転写ローラ(転写手段)
134 第2転写ローラ(転写手段)
146 LED
162 制御部(補正手段、送信手段、受信手段)
200 第1ゲート(経路切替手段)
204 排紙ローラ(排出手段)
210 第2ゲート(搬送手段、補助搬送手段)
214 搬送ローラ(搬送手段、補助搬送手段)
302 温度センサー
303 湿度センサー
310 補助搬送ローラ(補助搬送手段)
512 インクジェット記録ヘッド
530 画像形成部
P 記録紙(記録媒体)
G 原稿
24 裏紙専用の給紙カセット(収容部)
30 画像形成部
40 排紙トレイ(排出部)
50 スキャナー部(読取部)
120 感光体(像担持体)
122 帯電ローラ(帯電手段)
124 露光ヘッド(露光手段)
128 現像器(現像手段)
130 転写ベルト(転写手段)
131 中間転写ローラ(転写手段)
132 第1転写ローラ(転写手段)
134 第2転写ローラ(転写手段)
146 LED
162 制御部(補正手段、送信手段、受信手段)
200 第1ゲート(経路切替手段)
204 排紙ローラ(排出手段)
210 第2ゲート(搬送手段、補助搬送手段)
214 搬送ローラ(搬送手段、補助搬送手段)
302 温度センサー
303 湿度センサー
310 補助搬送ローラ(補助搬送手段)
512 インクジェット記録ヘッド
530 画像形成部
P 記録紙(記録媒体)
G 原稿
Claims (12)
- 画像を読み取る読取部と、
前記読取部で読み取った画像情報、及び予め記憶された画像情報に基づき記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
画像が形成された前記記録媒体を排出部に排出する排出手段と、
前記排出手段から分岐し、前記記録媒体を前記読取部に搬送する搬送手段と、
画像が形成された前記記録媒体を前記排出手段と前記搬送手段とのいずれかへ搬送する経路切替手段と、
前記予め記憶された画像情報に基づいて前記記録媒体に形成されたテスト画像を前記読取部で読み取り、読み取った画像情報に基づき、前記画像形成部で形成する画像の画質補正を行う補正手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 画像を読み取る読取部と、
前記読取部で読み取った画像情報を通信回線で送信する送信手段と、
通信回線を介して送られてきた画像情報を受信する受信手段と、
前記受信手段で受信した画像情報、及び予め記憶された画像情報に基づき記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
画像が形成された前記記録媒体を排出部に排出する排出手段と、
前記排出手段から分岐し前記記録媒体を前記読取部に搬送する搬送手段と、
画像が形成された前記記録媒体を前記排出手段と前記搬送手段とのいずれかへ搬送する経路切替手段と、
前記予め記憶された画像情報に基づいて前記記録媒体に形成されたテスト画像を前記読取部で読み取り、読み取った画像情報に基づき、前記画像形成部で形成する画像の画質補正を行う補正手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 一方の面にのみ画像が形成された前記記録媒体を収容する収容部と、
前記テスト画像が前記読取部で読み取られた後、該テスト画像が形成された記録媒体を前記収容部に搬送する補助搬送手段と、
を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記収容部の記録媒体は前記画像形成部に搬送されて、他方の面に画像が形成され、
前記補助搬送手段は、前記テスト画像が形成された記録媒体を、テスト画像が形成されていない面に画像形成可能なように前記収容部に搬送することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 電源投入時に前記補正手段で前記画像形成部で形成する画像の画質補正を行うことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 所定の数の前記記録媒体に画像の形成を行うごとに、前記補正手段で前記画像形成部で形成する画像の画質補正を行うことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 温度を測定する温度センサー及び湿度を測定する湿度センサーのどちらか一つ、あるいは両方を備え、
温度及び湿度のどちらか一つ、あるいは両方が設定値となると、前記補正手段で前記画像形成部で形成する画像の画質補正を行うことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成部は、
回転する像担持体と、
前記像坦持体を所定の電位に帯電させる帯電手段と、
帯電後の前記像担持体を露光し静電潜像を形成する露光手段と、
前記静電潜像を現像し前記像担持体上にトナー像を形成する現像手段と、
前記像担持体上の前記トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
を少なくとも備える電子写真プロセス手段であって、
前記補正手段は、前記帯電手段及び前記現像手段のどちらか一方、又は両方の動作電位を補正することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成部は、
回転する像担持体と、
前記像坦持体を所定の電位に帯電させる帯電手段と、
帯電後の前記像担持体を露光し静電潜像を形成する露光手段と、
前記静電潜像を現像し前記像担持体上にトナー像を形成する現像手段と、
前記像担持体上の前記トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
を少なくとも備える電子写真プロセス手段であって、
前記補正手段は、前記露光手段の露光量を補正することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記露光手段は複数のLEDを備え、前記各LEDの各光量を補正することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
- 前記画像形成部は、複数のノズルからインク滴を吐出し、前記記録媒体に画像を形成するインクジェット記録ヘッドを備えるインクジェット記録手段であって、
前記補正手段は、前記インクジェット記録ヘッドのインク滴の吐出タイミングを補正することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成部は、複数のノズルからインク滴を吐出し、前記記録媒体に画像を形成するインクジェット記録ヘッドを備えるインクジェット記録手段であって、
前記補正手段は、前記インクジェット記録ヘッドの前記各ノズルから吐出するインク滴の吐出量を補正することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004078234A JP2005266279A (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004078234A JP2005266279A (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | 画像形成装置 |
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JP2005266279A true JP2005266279A (ja) | 2005-09-29 |
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ID=35090896
Family Applications (1)
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JP2004078234A Pending JP2005266279A (ja) | 2004-03-18 | 2004-03-18 | 画像形成装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005266279A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008170549A (ja) * | 2006-12-12 | 2008-07-24 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2009086666A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Toshiba Corp | 画像形成装置、解析情報管理方法 |
JP2010243616A (ja) * | 2009-04-02 | 2010-10-28 | Oki Data Corp | 画像形成装置及び画像形成装置の印刷物編集方法 |
US8063924B2 (en) * | 2006-12-28 | 2011-11-22 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image forming apparatus |
JP2016001204A (ja) * | 2014-06-11 | 2016-01-07 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP2020056870A (ja) * | 2018-10-01 | 2020-04-09 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
2004
- 2004-03-18 JP JP2004078234A patent/JP2005266279A/ja active Pending
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