JPH10230215A - 煉瓦積み用表面仕上げの施工方法及びその構造 - Google Patents

煉瓦積み用表面仕上げの施工方法及びその構造

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Publication number
JPH10230215A
JPH10230215A JP74098A JP74098A JPH10230215A JP H10230215 A JPH10230215 A JP H10230215A JP 74098 A JP74098 A JP 74098A JP 74098 A JP74098 A JP 74098A JP H10230215 A JPH10230215 A JP H10230215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bricks
color
brickwork
brick
mortar
Prior art date
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Pending
Application number
JP74098A
Other languages
English (en)
Inventor
Graham Baxter Ross
ロス・グラハム・バクスター
Charles Whits Anthony
アンソニー・チャールズ・ワイツ
John Mahony Peter
ピーター・ジョン・マホニー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Boral Bricks NSW Pty Ltd
Original Assignee
Boral Bricks NSW Pty Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Boral Bricks NSW Pty Ltd filed Critical Boral Bricks NSW Pty Ltd
Publication of JPH10230215A publication Critical patent/JPH10230215A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業性良く短時間で煉瓦壁の全外面を均一な
色にすることができ、勝つ、維持費を低減すること。 【解決手段】 煉瓦積み用表面仕上げ施工に際して、着
色した多数の煉瓦を用意し、隣接する煉瓦を相互に固定
するため第一モルタル混合物を用いて前記煉瓦を積み、
積んだ煉瓦の外表面に前記煉瓦の色と実質的にマッチす
る色の第二モルタル混合物を塗布して表面仕上げを行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は煉瓦積み用表面仕
上げの施工方法及びその構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】家屋構築中にハウスの外壁をまとめてペ
イントするのが一般的方法である。通常、普通煉瓦と呼
ばれる煉瓦は、ハウスの壁の外側煉瓦層に伝統的に使用
されている。煉瓦積みが完成すると直ぐに、煉瓦全体に
わたってモルタルを薄く塗ってテクスチャード加工の表
面仕上げにするため、ヘシアンバッグ又はスポンジのい
ずれかを用いて煉瓦積み構造の全ての外壁面にモルタル
塗りが施される。塗布されたモルタルは、乾燥させた
後、ハウスのオーナー又は建設業者の選択した色にペン
キが塗られる。ハウスの外観を維持するため、通常、五
年毎にモルタルにペンキを塗り直す必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ハウス建築業界では、
ペンキを塗る必要のない基本色となるモルタルを混合す
る場合に、ハウスの外煉瓦積みに塗布するモルタルに酸
化物を加えることが知られている。しかしながら、煉瓦
積みへの塗布前にモルタルが固化するのを防止するた
め、一度に少量のモルタルを調製するのが通例であるか
ら、すでに壁に塗った色と全く同じ色を付与するのに必
要な量の酸化物を正確に混合するのは困難である。従っ
て、同じ色ができるのを保証するためにはモルタルと酸
化物の比の測定を慎重に調整する必要があるので、均一
な色を得ることが困難とある。
【0004】従来の方法では、上に詳述したように、多
大な労力と時間がかかり、従って、一般に経済的に能率
的でないことが十分に理解されるであろう。
【0005】従って、本発明の目的は、前記欠点を解消
若しくは実質的に改良することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、煉瓦積み用表面仕上げの施工
方法を提供するものであって、着色した多数の煉瓦を用
意し、第一モルタル混合物を用いて前記煉瓦を積んで隣
接する煉瓦を相互に固定し、積んだ後直ちに煉瓦の外表
面に前記煉瓦の色と実質的にマッチする色の第二モルタ
ル混合物を塗布して表面仕上げを行うようにしたもので
ある。
【0007】前記方法は、煉瓦間のモルタル層を煉瓦と
第二モルタル層と色をマッチさせることによって向上さ
せ得る。
【0008】さらに、本発明は、多数の煉瓦からなる煉
瓦積み構造であって、該煉瓦が色を有し、かつ、隣接す
る煉瓦に第一モルタル混合物で接合され、更に前記煉瓦
積み構造が第二モルタル混合物を含み、該第二モルタル
混合物が前記煉瓦積み構造の表面仕上げを形成するため
前記煉瓦の外面に塗布可能であって、前記煉瓦の色と実
質的にマッチする色である煉瓦積み構造を提供するもの
である。
【0009】前記煉瓦積み構造を形成する煉瓦はテクス
チャード加工仕上げの化粧煉瓦であるのが好ましい。よ
り好ましい煉瓦の色はパステルカラーである。
【0010】また、前記第二モルタル混合物は前記煉瓦
積み構造の建設現場に供給するため、一個又は二以上の
バッグに収容するのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明方法による表面仕上げを適
用するハウスを構築するのに使用する煉瓦は、化粧煉
瓦、好ましくは、一様なパステルカラーの僅かにテクス
チャード加工仕上げであるのが好ましい。煉瓦の色が壁
の基本色を与える。ハウスのオーナー又は建設業者は、
ある範囲の色の中から選べる。
【0012】煉瓦を積むのに使用するモルタルは、煉瓦
自体の色にできるだけ近くなるようにマッチさせるのが
好ましい。
【0013】ある区間の煉瓦積みが完了した後、煉瓦層
は材料をスポンジ又はバッグに入れて、壁に最終的なカ
ラーコートを付与するモルタル混合物を煉瓦に擦りつけ
るのが好ましい。モルタル混合物は、好ましくは煉瓦自
体の色にマッチするように組成され、袋詰めの形態で供
給される。モルタル混合物を一旦化粧煉瓦の外表面に塗
布すれば、モルタル混合物が壁に最終的なカラーコート
を付与するので、以後ペンキ塗りや保守管理の必要はな
い。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、壁の基本色を煉瓦の色とし、その色とマッチ
したある範囲の色の第二モルタル混合物でカラーコート
する様にしたので、モルタル混合物を一旦化粧煉瓦の外
表面に塗布すれば、モルタル混合物で壁の最終的なカラ
ーコートが付与されるので、ペンキ塗りする必要は無
く、また、保守管理の必要はない、など優れた効果が得
られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロス・グラハム・バクスター オーストラリア2153ニュー・サウス・ウェ ールズ州ボールカム・ヒルズ、チャドワー ス・プレイス18番 (72)発明者 アンソニー・チャールズ・ワイツ オーストラリア2176ニュー・サウス・ウェ ールズ州アボッツベリー、リーチ・クロー ス2番 (72)発明者 ピーター・ジョン・マホニー オーストラリア2154ニュー・サウス・ウェ ールズ州キャッスル・ヒル、グーラウェ イ・ドライブ36番

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色した多数の煉瓦を用意し、第一モル
    タル混合物を用いて前記煉瓦を積んで隣接する煉瓦を相
    互に固定し、積んだ後直ちに煉瓦の外表面に前記煉瓦の
    色と実質的にマッチする色の第二モルタル混合物を塗布
    して表面仕上げを行うことを特徴とする煉瓦積み用表面
    仕上げの施工方法。
  2. 【請求項2】 前記煉瓦がテクスチャード加工仕上げの
    化粧煉瓦であっ手、そのテクスチャード加工仕上げ面に
    第二モルタル層を塗布する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 第一モルタル層が、煉瓦及び第二モルタ
    ル層の色に実質的にマッチする色を有する請求項1又は
    2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第二モルタル層をスポンジ又はバッ
    グ材料で塗布する請求項1又は2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 多数の煉瓦からなる煉瓦積み構造であっ
    て、該煉瓦が色を有し、かつ、隣接する煉瓦に第一モル
    タル混合物で接合され、更に前記煉瓦積み構造が第二モ
    ルタル混合物を含み、該第二モルタル混合物が前記煉瓦
    積み構造の表面仕上げを形成するため前記煉瓦の外面に
    塗布可能であって、前記煉瓦の色と実質的にマッチする
    色であることを特徴とする煉瓦積み構造。
  6. 【請求項6】 前記煉瓦が第二モルタル層が塗布される
    テクスチャード加工仕上げの化粧煉瓦である請求項5に
    記載の煉瓦積み構造。
  7. 【請求項7】 第一モルタル層が、煉瓦及び第二モルタ
    ル層の色に実質的にマッチした色を有する請求項5又は
    6に記載の煉瓦積み構造。
  8. 【請求項8】 前記第二モルタル層がスポンジ又はバッ
    グ材料で塗布される請求項5又は6に記載の煉瓦積み構
    造。
JP74098A 1997-01-06 1998-01-06 煉瓦積み用表面仕上げの施工方法及びその構造 Pending JPH10230215A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AUPO4466A AUPO446697A0 (en) 1997-01-06 1997-01-06 A method and components for the manufacture of a surface finish for brickwork
AU4466 1997-01-06

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10230215A true JPH10230215A (ja) 1998-09-02

Family

ID=3798773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP74098A Pending JPH10230215A (ja) 1997-01-06 1998-01-06 煉瓦積み用表面仕上げの施工方法及びその構造

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JPH10230215A (ja)
AU (1) AUPO446697A0 (ja)
ID (1) ID20368A (ja)
NZ (1) NZ329420A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
NZ329420A (en) 1999-05-28
AUPO446697A0 (en) 1997-01-30
ID20368A (id) 1998-12-03

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