JPH10229046A - 電子線書込みシステムにおける電子・電子相互作用の効果を解析する方法および装置 - Google Patents

電子線書込みシステムにおける電子・電子相互作用の効果を解析する方法および装置

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JPH10229046A
JPH10229046A JP10008652A JP865298A JPH10229046A JP H10229046 A JPH10229046 A JP H10229046A JP 10008652 A JP10008652 A JP 10008652A JP 865298 A JP865298 A JP 865298A JP H10229046 A JPH10229046 A JP H10229046A
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Werner Stickel
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/30Electron or ion beam tubes for processing objects
    • H01J2237/304Controlling tubes
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/30Electron or ion beam tubes for processing objects
    • H01J2237/317Processing objects on a microscale
    • H01J2237/3175Lithography

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上記その他の目的は、電子線書込みシステム
の電子・電子相互作用の効果を解析するための方法およ
びシステム 【解決手段】 第1および第2の試験焦点板は異なる開
放領域を有する。試験表面上に第1のパターンを形成す
るために、電子線が第1の試験焦点板中を通過する。次
いで電子線は試験表面上に第2のパターンを形成するた
めに第2の試験焦点板を通して向けられる。試験焦点板
の開放領域が異なるため、電子線が第1の試験焦点板を
通過するときと第2の試験焦点板を通過するときで電子
線の電流は異なる。形成されたパターンの解像度に対す
る電子線の異なる電流の効果を評価するために、第1の
形成されたパターンの解像度を第2の形成されたパター
ンの解像度と比較する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子線書込みシステ
ムに関し、より詳細にはそのようなシステムにおけるク
ーロン相互作用を解析するための方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子線書込みシステムは大規模集積回路
の作成に使用され、これらのシステムの主な利点は、そ
れを使って極めて細い線を製作できることである。例え
ば電子線書込みシステムを使って0.02μm未満のア
ラインメント交差で0.05μm未満の幅の線を形成す
ることができる。
【0003】電子線書込みシステムの操作に際しては、
電子線が発生され、所望のパターンに入る電子線の断面
を成形する1つまたは複数のマスクまたは焦点板中を通
過する。成形された電子線は、次いでウエハ上にパター
ンを形成しまたは書込むためにウエハ上に送られる。通
常は、電子線の断面パターンはウエハの上面上の電子感
応性高分子層に伝達される。このパターンは電子線によ
るウエハの1回の露光で形成でき、その手順は「ワンシ
ョット」と言われる。
【0004】投影電子線リソグラフィは電子線書込みの
特殊な一形式であり、電子線投影リソグラフィにおける
主たる関心は、焦点板と標的の間の電子線カラム内にお
ける電子・電子クーロン相互作用がリソグラフィの解像
度に如何に影響するかということである。クーロン相互
作用の効果は次の2つのタイプに分けられる。 1)空間電荷の不鮮明化と焦点外れ 2)確率的相互作
【0005】第1の効果では、帯電粒子の個々の性質は
問題ではなくそれらの電子的反撥力だけが問題になる。
電子線は流体の流れとして扱われる。反撥力は電子線の
軸のまわりで対称なので、電子流の等方性膨張を生じ、
レンズの焦点を下流側に外し、それによってレンズの有
効拡大率を変えると共に、所与の焦点平面において像を
不鮮明にする。この効果は基本的にはレンズの再調整ま
たは再焦点合せによって補償できるので、通常は重大な
問題ではない。しかし大視野投影システム、つまり最小
フィーチャ・サイズに比べて大形の投影システムでは、
密度が顕著に変わるパターン断面の連続的投影で空間電
荷の不鮮明化を考慮しなければならない。
【0006】確率的相互作用は個々の粒子相互の干渉に
よるものであり、確率的な性質のものである。従ってレ
ンズの再焦点合せのような巨視的操作で補償できない。
これらの相互作用は、クーロン力の3つの成分に対応し
て3つのタイプの効果をもたらすが、いずれも最終的に
は像の不鮮明化をもたらす。これらの相互作用は主とし
て全電子線電流に依存するが、電子線が大きい幅、すな
わち最小フィーチャ・サイズに比べて大きい幅を有する
場合には、電子線内の電流分布にも依存する。確率的相
互作用はまた、電子線の電圧、システム長および電子線
幅自体にも依存する。
【0007】電子線投影リソグラフィで達成できる解像
度に対するクーロン相互作用の影響を調査し定量するた
めの技術が必要である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一目的は、電
子線投影リソグラフィの解像度の限界を調べることであ
る。
【0009】本発明の他の目的は、電子線投影リソグラ
フィの確率的クーロン相互作用を調べることである。
【0010】本発明の他の目的は、電子線投影リソグラ
フィの空間電荷効果を調べることである。
【0011】本発明の他の目的は、電子線投影リソグラ
フィのクーロン相互作用を調べるために使用できる一連
の試験焦点板を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記その他の目的は、電
子線書込みシステムの電子・電子相互作用の効果を研究
するための方法およびシステムによって達成される。第
1および第2の試験焦点板は異なる開放領域を有する。
試験表面上に第1のパターンを形成するために、電子線
が第1の試験焦点板中を通過する。次いで電子線は試験
表面上に第2のパターンを形成するために第2の試験焦
点板を通して向けられる。試験焦点板の開放領域が異な
るため、電子線が第1の試験焦点板を通過するときと第
2の試験焦点板を通過するときで電子線の電流は異な
る。形成されたパターンの解像度に対する電子線の異な
る電流の効果を評価するために、第1の形成されたパタ
ーンの解像度を第2の形成されたパターンの解像度と比
較する。
【0013】例えば、第1の試験焦点板は予め決めたサ
イズの開放領域の規則的配列を有するものでよい。より
具体的な例としては、この試験焦点板は、露出野全体を
通して戦略的な場所に配置された、例えば3.85%の
正味透過面積を提供する開放領域を持ったライン・スペ
ースの配列のマトリックスを含むことができる。理論的
モデル計算との比較用のデータを得るために、このパタ
ーンに規則的な開口を追加して、例えば23.85%お
よび43.85%の透過面積の焦点板になるように変更
することができる。
【0014】本発明のその他の利益および利点は、本発
明の好ましい実施形態を指定し図示する添付の図面を参
照して示す以下の本発明の詳細な説明によって明らかに
なるであろう。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は電子線書込みシステム10
の概略図であり、システム10は電子銃12、絞り1
4、集光・照明レンズ16、偏向板20、焦点板22、
絞りレンズ24、回転レンズ26、対物レンズ30、ウ
エハ32、ステージ34および後方散乱検出器36を含
む。このシステムでは電子銃12が電子線40を放出
し、電子線を絞り14中を通過させ、それによって電子
線を特定の断面形状に成形する。成形された電子線は、
レンズ16と板20によって焦点板22上に投影され、
これがさらに電子線の断面形状を形成する。
【0016】電子線の最終形状が決定されると、絞りレ
ンズ24を使って電子線のサイズを縮小または拡大する
ことができ、回転レンズ26および対物レンズ30を用
いて電子線の回転および垂直性を調節することができ
る。次に電子線40は、ステージ34で支持されている
ウエハ32上に入射し、レジストで被覆されたウエハ上
にパターンを形成する。ウエハ32から上方に散乱され
る電子の強度を検出しそれを示す信号を発生するために
後方散乱検出器36を設けることができる。
【0017】システム10には通常のまたは標準の要素
を用いることができる。さらにシステム10の所期の目
的に応じてシステム10に追加要素または異なる要素を
設け得ることを当業者なら理解するであろう。
【0018】本発明は、電子線40における電子・電子
相互作用の効果とその電子線によって形成されるパター
ンの解像度を研究することに関する。これは試験焦点板
の解像度パターンに予め決めたサイズの開放領域の規則
的配列を組み入れることによってなされる。まず正味透
過面積を評価するために解像度試験パターンを選び評価
する。図2、3、4において50、52、54に3つの
試験パターンの例を示す。これらのパターン50、5
2、54はそれぞれ、基板または基材56a、56b、
56c中に形成された多数の開口からなる。各試験焦点
板は基材または基板中に形成されたサブフィールドの配
列を含み、これらのサブフィールドはそれぞれ、システ
ム10中で使用した時に電子線40を異なる幅を持ち異
なった間隔で隔てられた多数の成分線に分離する多数の
アパーチャ群を含む。
【0019】図2に示したパターンの例50は、露出野
全体を通して戦略的な場所に配置したライン・スペース
配列62のマトリックス60である。このパターンの正
味透過面積は、解像度についての十分な情報を提供しな
がら出来るだけ小さく選ぶ。この例ではパターン50の
正味透過面積は3.85%である。理論的モデル計算と
の比較用のデータを得るために、異なったサイズの透過
面積をもつバージョンが得られるようにこのパターンを
変更することができる。例えば図3と4に示すように、
それぞれ23.85%と43.85%の透過面積を得る
ために試験焦点板52と54にそれぞれ補足的な試験ブ
ロックまたは開口64と66を設けることができる。
【0020】電子線40で形成されたパターンの解像度
に対する電子・電子相互作用の効果を研究するために、
システム10中で試験焦点板50、52、54のうちの
2つ以上を同時に焦点板22で置き換える。次いでやは
り同時に試験表面手段上に異なったパターンを形成する
ために、電子線をこれらの試験焦点板中を通過させる。
この試験表面手段は単一の表面で構成することもあるい
は複数の表面で構成することもできる。同一のウェハ表
面に相互に隣接して異なるパターンが形成されることが
好ましい。
【0021】どの2つの試験焦点板も異なる数またはサ
イズの開放領域を有するので、2つのパターンが形成さ
れる時に2つの焦点板を通過する電子の数、従って電流
は異なる。つまり最初の電流は最初のパターンが形成さ
れる時に最初の試験焦点板を通り、第2の異なる電流は
第2のパターンが形成される時に第2の焦点板を通過す
る。
【0022】2つのパターンが形成された後、通常のま
たは標準の手順を用いて2つの形成されたパターンの解
像度および解像度の差を測定または解析することができ
る。次いで2つの形成されたパターンの測定された解像
度の差を、2つのパターンを形成するために用いられた
2つの電流の差と相関させることができる。試験焦点板
のパターン密度を局所的に変えることによって、したが
って試験焦点板を透過する電流を変化させることによっ
て、電子銃12を調整せずに透過電流が変化する。これ
によって測定が著しく簡単になり、公称条件下でシステ
ムの動作が可能になる。
【0023】試験焦点板52と54の追加の開口64と
66は異なった形状とサイズを有するものでよく、これ
らの追加開口は基本的ライン・スペース配列62よりも
小さいかまたは大きい必要はない。これらの追加開口は
サイズと密度の異なる小さな穴の配列または線の配列で
よい。またこれらの追加開口は解像パターン62の間に
均一にあるいは不均一に分布によい。開口64と66
は、その視野のある象限において別の象限におけるより
も大きくでよい。追加開口64と66の不均一な分布
は、DRAMにおいてメモリ・アレイの端におけるよう
に不均一な密度をもつ回路パターンをよりよくシミュレ
ートできる。また追加開口の不均一な分布は大視野投影
システムにおけるクーロン相互作用に影響を及ぼす。
【0024】下記に示すアルゴリズムによって、モデル
条件に適した所望の透過面積に対する試験焦点板のパタ
ーンを設計することが可能になる。正味透過面積の下限
は解像試験パターンの選択によって設定される。正味透
過面積の上限は、残りの使用可能な開放領域によって、
またステンシル・マスクの場合には、その焦点板の構造
上の完全性を維持するための要件によって設定される。 a=(A/B)*(N−n) L=sqrt(a) 上式で、A=全試験パターン面積 n=基本解像試験パターン密度 N=所望の正味パターン密度 B=補足試験ブロック数 a=各補足ブロックの面積 L=長さ=補足ブロックの幅 たとえば、 A=1,000,000μm2 B=12 N=0.2385 n=0.0385 とすると a=(1,000,000μm2/12)*(0.2385-0.0385)=16,66
7μm2 L=sqrt(16,667μm2)=129.1μmである。
【0025】このように、12個の129.1μm平方
の開放領域をパターンに組み込むと、正味パターン密度
(または電子透過率)を23.85%まで上げることに
なる。図4に示すように、パターンの構造上の完全性を
改善するために補足ブロックの鋭いコーナをクリップす
ることが望ましい場合がある。これは、正味開放領域が
上記で決定したaの値に等しく保たれている(すなわ
ち、それに応じてLを増加する)限り可能である。
【0026】配列60のサブフィールド62は相互に同
一であり、開口またはアパーチャの規則的配列から構成
されることが好ましい。かつ、たとえばサブフィールド
62のそれぞれにおいて、サブフィールドの多数のアパ
ーチャ群がj行、k列を有するマトリックスとして配列
できる。これらのサブフィールドの1つを図5に詳細に
示す。そこに示されているように、サブフィールド62
はスリット群のマトリックスを含む。ただし、他の種類
の解像パターンを用いてサブフィールド12を形成する
こともできる。たとえば試験焦点板内の開口は点状マト
リックス、十字状、L字型開口や同心円などの角状開口
でもよい。
【0027】図5に示した例に関して、サブフィールド
62はスリット72の群70a−70lのマトリックス
を含み、これらの群は複数の行74a、74b、74
c、74d、複数の列76a、76b、76cに配列さ
れる。たとえば、行74aは、行70a、70b、70
cを含む。行74bは群70d、70e、70fを含
む。同様に列74cは70g、70h、70iの群を含
む。行74dは群70j、70k、70lを含む。また
列76aは群70a、70d、70g、70jを含み、
列76bは群70b、70e、70h、70kを含み列
76cは群70c、70f、70i、70lを含む。
【0028】各行でスリット72は実質的に等しい幅を
有し、スリットのピッチは群毎に異なる。より具体的に
は、たとえば行74bでは群70d、70e、70fで
スリットはすべて同じ幅を有する。しかし群70eより
も70dでスリットは相互に近接し、したがってピッチ
はより細かく、したがってスリットは群70eよりも群
70f内で相互に近接し、ピッチはより細かい。同様に
行74d内ではスリットはすべて同じ幅であり、それは
行74b内のスリットの幅と異なる。また群70g内の
スリットは群70hにおけるよりも相互に近接し、群7
0iのスリットは群70hにおけるよりもより相互に近
接している。
【0029】さらに列76a、76b、76cのそれぞ
れで、群毎にスリットの幅とピッチは異なる。とりわけ
図5に示したように下方に向かってスリットの幅は減少
しピッチは増加する。さらに群70b内のスリットのピ
ッチは群70e内のスリットのピッチよりも粗い。同様
に群70e内のスリットのピッチは群70h内のそれよ
りも粗く、群70hのスリットのピッチは群70kのそ
れよりも粗い。
【0030】一例として、群70a、70b、70cの
スリットの幅は0.40μmであり、群70d、70
e、70fのスリットの幅は0.20μmであり、群7
0g、70hおよび70iのスリットの幅は0.10μ
mであり、群70j、70k、70lのスリットの幅は
0.05μmである。
【0031】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0032】(1)電子線書込みシステムにおける電子
・電子相互作用の効果を解析するための方法であって、
それぞれの試験焦点板が開口のパターンを有し、第1の
試験焦点板の開口が第1の全領域を有し、第2の焦点板
の開口が第2の全領域を有する、第1および第2の試験
焦点板を提供するステップと、電子線を発生するステッ
プと、試験表面上に、第1のパターンを形成するため
に、電子線を第1の試験焦点板を通して試験表面上に送
り、かつ試験表面上に第2のパターンを形成するため
に、電子線を第2の試験焦点板を通して試験表面上に送
り、前記形成されたパターンのそれぞれがある解像度を
有し、電子線が第1の試験焦点板を通して送られた時に
第1の電流を形成し、第2の試験焦点板を通して送られ
た時に異なる第2の電流を形成するステップと、形成パ
ターンの解像度に対する電子線の電流の効果を評価する
ために、第1の形成パターンを第2の形成パターンの解
像度と比較するステップとを含む方法。 (2)第1の試験焦点板の開口のパターンがサブフィー
ルドの配列を含み、第2の試験焦点板の開口のパターン
が 1)サブフィールドの配列と 2)追加の開口の配列とを含むことを特徴とする上記
(1)に記載の方法。 (3)第1と第2の試験焦点板のサブフィールドの配列
が相互に同一であることを特徴とする上記(2)に記載
の方法。 (4)前記サブフィールドがスリットの群のマトリック
スを含むことを特徴とする上記(3)に記載の方法。 (5)前記マトリックスのそれぞれにマトリックスのス
リット群が複数の行および複数の列として配列されてい
ることを特徴とする上記(4)に記載の方法。 (6)スリット群の前記各行において行のスリットが互
いに実質上等しい幅を有し、スリットのピッチが群毎に
異なることを特徴とする上記(5)に記載の方法。 (7)スリット群の各列においてスリットのピッチが群
毎に異なることを特徴とする上記(6)に記載の方法。 (8)各マトリックスにおいてマトリックスのスリット
が実質上相互に平行であることを特徴とする上記(4)
に記載の方法。 (9)電子線リソグラフィ・システムにおける電子・電
子相互作用効果を解析するためのシステムであって、第
1の全領域を有する開口のパターンを有する第1の試験
焦点板と、第1の全領域と異なる第2の全領域を有する
開口のパターンを有する第2の試験焦点板と、試験表面
手段と、試験表面上に第1のパターンを形成するため
に、電子線を第1の試験焦点板を通して試験表面上に送
り、かつ試験表面上に第2の試験パターンを形成するた
めに、第2の試験焦点板を通して試験表面上に送るため
の電子線発生手段とを備え、第1の試験焦点板の開口の
パターンがサブフィールドの行を含み、第2の試験焦点
板の開口のパターンが、[1]第1の試験焦点板のサブ
フィールドの配列と同一のサブフィールドの配列、およ
び[2]追加の開口の配列を含み、それによって、電子
線が第1の試験焦点板を通して送られた時に第1の電流
を形成し、第2の試験焦点板を通して送られた時に異な
る第2の電流を形成することを特徴とするシステム。 (10)前記サブフィールドのそれぞれがアパーチャ群
のマトリックスを含むことを特徴とする上記(9)に記
載のシステム。 (11)前記各マトリックスにおいてマトリックスのア
パーチャの群が複数の行および複数の列として配列さ
れ、アパーチャの群の前記各行において、 1)行のアパーチャが実質上に等しい幅を有し、 2)アパーチャのピッチが群毎に異なり、 アパーチャの群の各列においてアパーチャのピッチが群
毎に異なることを特徴とする上記(10)に記載のシス
テム。 (12)電子線における電子・電子相互作用の効果を解
析するための試験焦点板であって、基板と、基板内に形
成されたサブフィールドの配列とを含み、サブフィール
ドのそれぞれが電子線を異なる幅を有し異なる間隔で隔
てられた多数の成分電子線に分離するための多数のアパ
ーチャの群を含む試験焦点板。 (13)各サブフィールドにおいてサブフィールドのア
パーチャの多数の群がj行、k列を有するマトリックス
として配列されていることを特徴とする上記(12)に
記載の試験焦点板。 (14)それぞれのサブフィールド内のアパーチャの群
の各行において、行のアパーチャが等しい幅を有し、ア
パーチャのピッチが群の行内で群毎に異なることを特徴
とする上記(13)に記載の試験焦点板。 (15)それぞれのサブフィールド内のアパーチャの群
の各列において列内のアパーチャの幅とピッチが群毎に
異なることを特徴とする上記(14)に記載の試験焦点
板。 (16)試験焦点板を通過する電子線の割合を増大させ
るためにさらにアパーチャのサブフィールドの間に追加
した開口の配列を含むことを特徴とする上記(12)に
記載の試験焦点板。 (17)アパーチャのサブフィールドと追加の開口の配
列の両方が露出野全体の解像度の評価を可能にするよう
に、基板上に均一に配列されることを特徴とする上記
(16)に記載の試験焦点板。 (18)アパーチャがスリットであることを特徴とする
上記(12)に記載の試験焦点板。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子線書込みシステムを示す図である。
【図2】図1のシステムの電子線における電子・電子相
互作用を研究するために使用できる異なる3つの試験焦
点板を示す図である。
【図3】図1のシステムの電子線における電子・電子相
互作用を研究するために使用できる異なる3つの試験焦
点板を示す図である。
【図4】図1のシステムの電子線における電子・電子相
互作用を研究するために使用できる異なる3つの試験焦
点板を示す図である。
【図5】試験焦点板の1つのサブフィールドの拡大図で
ある。
【符号の説明】
10 電子線書込みシステム 12 電子銃 14 絞り 16 集光照明レンズ 20 屈折板 22 焦点板 24 絞りレンズ 26 回転レンズ 30 対物レンズ 32 ウエハ 34 ステージ 36 後方散乱検出器 50 パターン 52 試験焦点板 54 試験焦点板 56a 基板または基材 56b 基板または基材 56c 基板または基材 60 配列 62 解像パターン 64 開口 66 開口 70a マトリックス 70b マトリックス 70c マトリックス 70d マトリックス 70e マトリックス 70f マトリックス 70g マトリックス 70h マトリックス 70I マトリックス 70j マトリックス 70k マトリックス 70i マトリックス 72 アパーチャ 74a 列 74b 列 74c 列 74d 列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴェルナー・シュティッケル アメリカ合衆国06877−1516 コネチカッ ト州リッジフィールド スカイ・トップ・ ロード 51

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子線書込みシステムにおける電子・電子
    相互作用の効果を解析するための方法であって、 それぞれの試験焦点板が開口のパターンを有し、第1の
    試験焦点板の開口が第1の全領域を有し、第2の焦点板
    の開口が第2の全領域を有する、第1および第2の試験
    焦点板を提供するステップと、 電子線を発生するステップと、 試験表面上に、第1のパターンを形成するために、電子
    線を第1の試験焦点板を通して試験表面上に送り、かつ
    試験表面上に第2のパターンを形成するために、電子線
    を第2の試験焦点板を通して試験表面上に送り、前記形
    成されたパターンのそれぞれがある解像度を有し、電子
    線が第1の試験焦点板を通して送られた時に第1の電流
    を形成し、第2の試験焦点板を通して送られた時に異な
    る第2の電流を形成するステップと、 形成パターンの解像度に対する電子線の電流の効果を評
    価するために、第1の形成パターンを第2の形成パター
    ンの解像度と比較するステップとを含む方法。
  2. 【請求項2】第1の試験焦点板の開口のパターンがサブ
    フィールドの配列を含み、 第2の試験焦点板の開口のパターンが 1)サブフィールドの配列と 2)追加の開口の配列とを含むことを特徴とする請求項
    1に記載の方法。
  3. 【請求項3】第1と第2の試験焦点板のサブフィールド
    の配列が相互に同一であることを特徴とする請求項2に
    記載の方法。
  4. 【請求項4】前記サブフィールドがスリットの群のマト
    リックスを含むことを特徴とする請求項3に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】前記マトリックスのそれぞれにマトリック
    スのスリット群が複数の行および複数の列として配列さ
    れていることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】スリット群の前記各行において行のスリッ
    トが互いに実質上等しい幅を有し、スリットのピッチが
    群毎に異なることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】スリット群の各列においてスリットのピッ
    チが群毎に異なることを特徴とする請求項6に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】各マトリックスにおいてマトリックスのス
    リットが実質上相互に平行であることを特徴とする請求
    項4に記載の方法。
  9. 【請求項9】電子線リソグラフィ・システムにおける電
    子・電子相互作用効果を解析するためのシステムであっ
    て、 第1の全領域を有する開口のパターンを有する第1の試
    験焦点板と、 第1の全領域と異なる第2の全領域を有する開口のパタ
    ーンを有する第2の試験焦点板と、 試験表面手段と、 試験表面上に第1のパターンを形成するために、電子線
    を第1の試験焦点板を通して試験表面上に送り、かつ試
    験表面上に第2の試験パターンを形成するために、第2
    の試験焦点板を通して試験表面上に送るための電子線発
    生手段とを備え、 第1の試験焦点板の開口のパターンがサブフィールドの
    行を含み、第2の試験焦点板の開口のパターンが、
    [1]第1の試験焦点板のサブフィールドの配列と同一
    のサブフィールドの配列、および[2]追加の開口の配
    列を含み、 それによって、電子線が第1の試験焦点板を通して送ら
    れた時に第1の電流を形成し、第2の試験焦点板を通し
    て送られた時に異なる第2の電流を形成することを特徴
    とするシステム。
  10. 【請求項10】前記サブフィールドのそれぞれがアパー
    チャ群のマトリックスを含むことを特徴とする請求項9
    に記載のシステム。
  11. 【請求項11】前記各マトリックスにおいてマトリック
    スのアパーチャの群が複数の行および複数の列として配
    列され、 アパーチャの群の前記各行において、 1)行のアパーチャが実質上に等しい幅を有し、 2)アパーチャのピッチが群毎に異なり、 アパーチャの群の各列においてアパーチャのピッチが群
    毎に異なることを特徴とする請求項10に記載のシステ
    ム。
  12. 【請求項12】電子線における電子・電子相互作用の効
    果を解析するための試験焦点板であって、 基板と、 基板内に形成されたサブフィールドの配列とを含み、サ
    ブフィールドのそれぞれが電子線を異なる幅を有し異な
    る間隔で隔てられた多数の成分電子線に分離するための
    多数のアパーチャの群を含む試験焦点板。
  13. 【請求項13】各サブフィールドにおいてサブフィール
    ドのアパーチャの多数の群がj行、k列を有するマトリ
    ックスとして配列されていることを特徴とする請求項1
    2に記載の試験焦点板。
  14. 【請求項14】それぞれのサブフィールド内のアパーチ
    ャの群の各行において、行のアパーチャが等しい幅を有
    し、アパーチャのピッチが群の行内で群毎に異なること
    を特徴とする請求項13に記載の試験焦点板。
  15. 【請求項15】それぞれのサブフィールド内のアパーチ
    ャの群の各列において列内のアパーチャの幅とピッチが
    群毎に異なることを特徴とする請求項14に記載の試験
    焦点板。
  16. 【請求項16】試験焦点板を通過する電子線の割合を増
    大させるためにさらにアパーチャのサブフィールドの間
    に追加した開口の配列を含むことを特徴とする請求項1
    2に記載の試験焦点板。
  17. 【請求項17】アパーチャのサブフィールドと追加の開
    口の配列の両方が露出野全体の解像度の評価を可能にす
    るように、基板上に均一に配列されることを特徴とする
    請求項16に記載の試験焦点板。
  18. 【請求項18】アパーチャがスリットであることを特徴
    とする請求項12に記載の試験焦点板。
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