JPH10229014A - 電気永久磁石装置の消磁方法 - Google Patents
電気永久磁石装置の消磁方法Info
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- JPH10229014A JPH10229014A JP9267132A JP26713297A JPH10229014A JP H10229014 A JPH10229014 A JP H10229014A JP 9267132 A JP9267132 A JP 9267132A JP 26713297 A JP26713297 A JP 26713297A JP H10229014 A JPH10229014 A JP H10229014A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】とくに完全消磁式電気永久磁石装置のマグネッ
トチャックを消磁するために適用される方法を提供す
る。 【解決手段】磁石の消磁のために、磁石を取り巻く電気
抵抗の小さい巻き線に、各々がきわめて短くまた同じ符
号の整数Ｎのパルスを含み、正のパルス列（Ｔ２、Ｔ
４、．．．）と負のパルス列（Ｔ１、Ｔ３、．．．）が
代わり合い、パルスの強さ（Ｉ１、Ｉ２、．．．、Ｉ
ｎ）が最初のパルス列（Ｔ１）から最後のパルス列（Ｔ
ん）までの時間（ｔ）の間漸減する連続パルス列（Ｔ
１、Ｔ２、．．．、Ｔｎ）に配分された電流パルスを供
給する。サイリスタを有する電源群によって、該方法を
実施することができる。
トチャックを消磁するために適用される方法を提供す
る。 【解決手段】磁石の消磁のために、磁石を取り巻く電気
抵抗の小さい巻き線に、各々がきわめて短くまた同じ符
号の整数Ｎのパルスを含み、正のパルス列（Ｔ２、Ｔ
４、．．．）と負のパルス列（Ｔ１、Ｔ３、．．．）が
代わり合い、パルスの強さ（Ｉ１、Ｉ２、．．．、Ｉ
ｎ）が最初のパルス列（Ｔ１）から最後のパルス列（Ｔ
ん）までの時間（ｔ）の間漸減する連続パルス列（Ｔ
１、Ｔ２、．．．、Ｔｎ）に配分された電流パルスを供
給する。サイリスタを有する電源群によって、該方法を
実施することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、永久磁石を有し磁
石の完全な消磁によって中性状態が得られる装置の消磁
方法に関する。本発明は、また、電気永久磁石装置のた
めに前記消磁方法を使用する電源群をその目的とする。
この種の消磁方法及び電源群は、各種の機械工具による
加工中に該機械工具の上に材料を保持するために役立つ
電気永久磁石テーブルまたはチャックに特に有用であ
る。この種のマグネットチャックは、「完全消磁式電気
永久磁石装置」と呼ばれ、また頭文字をとって「EPDT」
とも呼ばれる。
石の完全な消磁によって中性状態が得られる装置の消磁
方法に関する。本発明は、また、電気永久磁石装置のた
めに前記消磁方法を使用する電源群をその目的とする。
この種の消磁方法及び電源群は、各種の機械工具による
加工中に該機械工具の上に材料を保持するために役立つ
電気永久磁石テーブルまたはチャックに特に有用であ
る。この種のマグネットチャックは、「完全消磁式電気
永久磁石装置」と呼ばれ、また頭文字をとって「EPDT」
とも呼ばれる。
【０００２】
【従来の技術】この種のマグネットチャックは、アルミ
ニウム−ニッケル−コバルト型の誘導が大きいが保持磁
界の小さい一群の磁石とそれを取り巻くコイル及び上に
おかれた極と呼ばれる鉄片を有する。この種のマグネッ
トチャックは、コイルに電流を通して磁石を磁化させる
初期操作を行なうことによって活動状態にすることがで
き、その状態では磁気の引力の作用によって金属片を保
持することができる。その後、マグネットチャックの利
用期間中は、電源の供給が維持される。同様にそれぞれ
のコイルに逆の電流を通し、磁石を逆に操作して消磁す
ると、このマグネットチャックが非活動状態にすなわち
中性化され、それまで保持されていた金属片が解放され
る。本発明は、特にこの消磁操作に関するものである。
ニウム−ニッケル−コバルト型の誘導が大きいが保持磁
界の小さい一群の磁石とそれを取り巻くコイル及び上に
おかれた極と呼ばれる鉄片を有する。この種のマグネッ
トチャックは、コイルに電流を通して磁石を磁化させる
初期操作を行なうことによって活動状態にすることがで
き、その状態では磁気の引力の作用によって金属片を保
持することができる。その後、マグネットチャックの利
用期間中は、電源の供給が維持される。同様にそれぞれ
のコイルに逆の電流を通し、磁石を逆に操作して消磁す
ると、このマグネットチャックが非活動状態にすなわち
中性化され、それまで保持されていた金属片が解放され
る。本発明は、特にこの消磁操作に関するものである。
【０００３】公知の第一の種類の完全消磁式電気永久磁
石のマグネットチャックにおいては、磁石全体が極板で
覆われており、各磁石は、巻数が多く直径が小さいエナ
メル被覆の銅線コイルで取り巻かれている。このような
マグネットチャックの磁化は、0.8ないし1.0秒間直流電
流を流すことによって行なわれ、消磁は、逆方向の直流
を電流を漸減させながら十数回、消磁サイクル全体とし
て約10秒間流すことによって行なわれる。
石のマグネットチャックにおいては、磁石全体が極板で
覆われており、各磁石は、巻数が多く直径が小さいエナ
メル被覆の銅線コイルで取り巻かれている。このような
マグネットチャックの磁化は、0.8ないし1.0秒間直流電
流を流すことによって行なわれ、消磁は、逆方向の直流
を電流を漸減させながら十数回、消磁サイクル全体とし
て約10秒間流すことによって行なわれる。
【０００４】この種の装置は、マグネットチャックのコ
ストの約30％が極板のコストで占められることに加え
て、コイルを巻く作業に長い時間を要するため、高価で
ある。さらに、巻き線の気密性は、極板で挟まれるジョ
イントによって確保される。完全消磁式電気永久磁石の
マグネットチャックにおいては、磁石の上には極板が配
設されておらず、各磁石は、ＰＶＣで被覆された断面が
1.5ないし６mm2の銅のケーブルを数回（６ないし10巻
き）巻いたコイルによって取り巻かれている。磁化及び
消磁は、各々が３ないし５ミリ秒続くコンデンサの放電
によって行なわれる。その強度は、コンデンサの許容限
度に応じて異なるが、約500アンペアが上限である。
ストの約30％が極板のコストで占められることに加え
て、コイルを巻く作業に長い時間を要するため、高価で
ある。さらに、巻き線の気密性は、極板で挟まれるジョ
イントによって確保される。完全消磁式電気永久磁石の
マグネットチャックにおいては、磁石の上には極板が配
設されておらず、各磁石は、ＰＶＣで被覆された断面が
1.5ないし６mm2の銅のケーブルを数回（６ないし10巻
き）巻いたコイルによって取り巻かれている。磁化及び
消磁は、各々が３ないし５ミリ秒続くコンデンサの放電
によって行なわれる。その強度は、コンデンサの許容限
度に応じて異なるが、約500アンペアが上限である。
【０００５】
【発明が解決すべき課題】この種のマグネットチャック
自身は、巻き線の気密性がすべて巻かれたケーブルを包
むＰＶＣの被膜によって確保され、したがって極板の
「気密性」保持機能が不用になるため、高価ではない。
それに対して、この種の装置に用いられる電源群は、コ
ンデンサのコストのために高価である。さらに、消磁の
１サイクルのためにコンデンサの充電及びそれに続く放
電に要する全時間は、約20ないし30秒である。この時間
は、従来は許容できる時間と考えられてきたが、現在で
は許容されなくなっている。
自身は、巻き線の気密性がすべて巻かれたケーブルを包
むＰＶＣの被膜によって確保され、したがって極板の
「気密性」保持機能が不用になるため、高価ではない。
それに対して、この種の装置に用いられる電源群は、コ
ンデンサのコストのために高価である。さらに、消磁の
１サイクルのためにコンデンサの充電及びそれに続く放
電に要する全時間は、約20ないし30秒である。この時間
は、従来は許容できる時間と考えられてきたが、現在で
は許容されなくなっている。
【０００６】最近では、上の二つの種類を組み合わせ
て、エナメル被覆の巻き線を用い、したがって極板を使
用せず、気密性は、カプセル化とエポキシ樹脂の被膜に
よって行なわれる完全消磁式電気永久磁石のマグネット
チャックが提案されている。このマグネットチャック
は、コンデンサを使わない電源群によって電流が供給さ
れ、消磁の時間が極めて短い。より詳細には、上の形態
の装置の場合には、電源群は、商用電源の交流から磁石
を取り巻く巻き線へ磁化のために同じ符号の三つの交番
を連続して送るサイリスタを有し、消磁のために、十数
回の連続する完全な周期の間、商用電源の全ての交番
（正または負）で二つのサイリスタの開きを漸減させる
ように制御する。これによって、電源群は、きわめて単
純な構成を有するものとなる。しかし、マグネットチャ
ックの実施には、エナメル絶縁のワイヤの巻き線の下記
の数が多いこと、プラスチック材料でのカプセル化、樹
脂の連結のための金属片の砂吹き、及び例えば真空成形
など該樹脂の特定の方法での使用などを必要とするため
に、依然として厄介である。さらに、電源群は、単純さ
のために、表面が大きいマグネットチャックにしか適用
できない問題が生じる。従って、このような用途の場合
には、多数の電源モジュールが必要となる。
て、エナメル被覆の巻き線を用い、したがって極板を使
用せず、気密性は、カプセル化とエポキシ樹脂の被膜に
よって行なわれる完全消磁式電気永久磁石のマグネット
チャックが提案されている。このマグネットチャック
は、コンデンサを使わない電源群によって電流が供給さ
れ、消磁の時間が極めて短い。より詳細には、上の形態
の装置の場合には、電源群は、商用電源の交流から磁石
を取り巻く巻き線へ磁化のために同じ符号の三つの交番
を連続して送るサイリスタを有し、消磁のために、十数
回の連続する完全な周期の間、商用電源の全ての交番
（正または負）で二つのサイリスタの開きを漸減させる
ように制御する。これによって、電源群は、きわめて単
純な構成を有するものとなる。しかし、マグネットチャ
ックの実施には、エナメル絶縁のワイヤの巻き線の下記
の数が多いこと、プラスチック材料でのカプセル化、樹
脂の連結のための金属片の砂吹き、及び例えば真空成形
など該樹脂の特定の方法での使用などを必要とするため
に、依然として厄介である。さらに、電源群は、単純さ
のために、表面が大きいマグネットチャックにしか適用
できない問題が生じる。従って、このような用途の場合
には、多数の電源モジュールが必要となる。
【０００７】本発明は、ＰＶＣで絶縁したケーブルを数
回巻いただけの形の巻き線及びそれらに接続されて最適
の消磁を行なうコンデンサなしの電源群を含むコンデン
サ放電システムの簡単で経済的な構造を保った完全消磁
式電気永久磁石装置用の消磁方法を提供することによっ
て上に述べた不都合を解消することを目的とするもので
ある。コンデンサのないことは、電源群のコストを下げ
また消磁サイクルの期間を短縮する二重の効果があり、
しかも、商用電源からは比較的大きいが現在の規格から
すれば時間的に極めて短い電流しか必要としない。
回巻いただけの形の巻き線及びそれらに接続されて最適
の消磁を行なうコンデンサなしの電源群を含むコンデン
サ放電システムの簡単で経済的な構造を保った完全消磁
式電気永久磁石装置用の消磁方法を提供することによっ
て上に述べた不都合を解消することを目的とするもので
ある。コンデンサのないことは、電源群のコストを下げ
また消磁サイクルの期間を短縮する二重の効果があり、
しかも、商用電源からは比較的大きいが現在の規格から
すれば時間的に極めて短い電流しか必要としない。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、基本的に、完全消磁式電気永久磁石装置とくに電
気永久磁石のマグネットチャックあるいはマンドレルの
ための消磁方法において、磁石の消磁のために、磁石を
取り巻く電気抵抗の小さい巻き線に、各々が極めて短く
また同じ符号の整数Ｎのパルスを含み、正のパルス列と
負のパルス列が代わり合い、パルスの強さが最初のパル
ス列から最後のパルス列までの時間の間漸減する連続パ
ルス列に配分された電流パルスを供給することによって
達成される。
的は、基本的に、完全消磁式電気永久磁石装置とくに電
気永久磁石のマグネットチャックあるいはマンドレルの
ための消磁方法において、磁石の消磁のために、磁石を
取り巻く電気抵抗の小さい巻き線に、各々が極めて短く
また同じ符号の整数Ｎのパルスを含み、正のパルス列と
負のパルス列が代わり合い、パルスの強さが最初のパル
ス列から最後のパルス列までの時間の間漸減する連続パ
ルス列に配分された電流パルスを供給することによって
達成される。
【０００９】好ましくは、各パルス列は、同じ符号の10
と８の間に含まれる整数Ｎの連続パルスを含む。上に述
べた電流パルスは、商用電源の交番から、直接、商用電
源の連続する正の交番による正のパルス列及び商用電源
の連続する負の交番による負のパルス列を生じるもの
で、商用電源の交流電圧の取り込み時間は、後のパルス
列になるほど漸減する。この場合のパルスは、商用電源
の連続するまたはしない交番から得ることができ、ま
た、該パルスの強さの減少は、直線的、双曲線的、ある
いはその他の形で行なうことができ、選択される各列の
パルスの数との組み合わせで本発明の方法にきわめて大
きな柔軟性をあたえ、マグネットチャックの当初の電荷
の状態のいかんにかかわらず、消磁に関して極めてすぐ
れた成果を挙げることができることは容易に理解されよ
う。
と８の間に含まれる整数Ｎの連続パルスを含む。上に述
べた電流パルスは、商用電源の交番から、直接、商用電
源の連続する正の交番による正のパルス列及び商用電源
の連続する負の交番による負のパルス列を生じるもの
で、商用電源の交流電圧の取り込み時間は、後のパルス
列になるほど漸減する。この場合のパルスは、商用電源
の連続するまたはしない交番から得ることができ、ま
た、該パルスの強さの減少は、直線的、双曲線的、ある
いはその他の形で行なうことができ、選択される各列の
パルスの数との組み合わせで本発明の方法にきわめて大
きな柔軟性をあたえ、マグネットチャックの当初の電荷
の状態のいかんにかかわらず、消磁に関して極めてすぐ
れた成果を挙げることができることは容易に理解されよ
う。
【００１０】本発明の消磁方法は、磁石の磁化のために
磁石を取り巻く巻き線に同じ符号の一つの電流パルス列
を供給することからなる完全消磁式電気永久磁石装置の
磁化方法とともに利用することができる。
磁石を取り巻く巻き線に同じ符号の一つの電流パルス列
を供給することからなる完全消磁式電気永久磁石装置の
磁化方法とともに利用することができる。
【００１１】この磁化方法及び消磁方法は、とくに、好
ましくは磁石が各々気密性のケーブルを数回巻くことに
よって得られる電気抵抗の少ない巻き線で取り巻かれて
極板のない、したがって構造が単純で経済的な完全消磁
式電気永久マグネットチャックに好適に使用することが
できる。このようなマグネットチャックと消磁方法を組
み合わせて考えると、本発明は、商用電源から可動の実
効電流を必要とせずに少ない電気抵抗で強いパルスを伝
えることができる基本的な効果を有するものである。こ
こでの「実効電流」という用語は、同じ熱を放出する直
流電気を意味する専門用語として用いられる。したがっ
て、実効電流はさほど大きくないが、それに対して（こ
のような小さい実効電流に対応する）パルス列は、関係
する電気永久磁石式マグネットチャックの磁石の磁気状
態に極めて強く作用する。
ましくは磁石が各々気密性のケーブルを数回巻くことに
よって得られる電気抵抗の少ない巻き線で取り巻かれて
極板のない、したがって構造が単純で経済的な完全消磁
式電気永久マグネットチャックに好適に使用することが
できる。このようなマグネットチャックと消磁方法を組
み合わせて考えると、本発明は、商用電源から可動の実
効電流を必要とせずに少ない電気抵抗で強いパルスを伝
えることができる基本的な効果を有するものである。こ
こでの「実効電流」という用語は、同じ熱を放出する直
流電気を意味する専門用語として用いられる。したがっ
て、実効電流はさほど大きくないが、それに対して（こ
のような小さい実効電流に対応する）パルス列は、関係
する電気永久磁石式マグネットチャックの磁石の磁気状
態に極めて強く作用する。
【００１２】本発明の別の特徴によれば、上に述べた消
磁方法また場合によっては磁化方法を使用する構成の電
気永久磁石装置とくに完全消磁式電気永久磁石のマグネ
ットチャック用の電源群において、交流電源用商用電源
に接続する構成とされ、互いに逆向きに取り付けられま
た制御手段に接続された少なくとも二つのサイリスタを
有し、該制御手段は、消磁過程では磁石を取り巻く巻き
線に、各々がきわめて短くまた同じ符号の整数Ｎのパル
スを含み、正のパルス列と負のパルス列が代わり合い、
パルスの強さが最初のパルス列から最後のパルス１列ま
で漸減する連続パルス列に配分された電流パルスを供給
する電源群が提供される。
磁方法また場合によっては磁化方法を使用する構成の電
気永久磁石装置とくに完全消磁式電気永久磁石のマグネ
ットチャック用の電源群において、交流電源用商用電源
に接続する構成とされ、互いに逆向きに取り付けられま
た制御手段に接続された少なくとも二つのサイリスタを
有し、該制御手段は、消磁過程では磁石を取り巻く巻き
線に、各々がきわめて短くまた同じ符号の整数Ｎのパル
スを含み、正のパルス列と負のパルス列が代わり合い、
パルスの強さが最初のパルス列から最後のパルス１列ま
で漸減する連続パルス列に配分された電流パルスを供給
する電源群が提供される。
【００１３】いずれにせよ、本発明は、例として電気永
久磁石装置用消磁方法を使用する一実施形態を示しまた
該装置のために前記方法を実施することができる電源群
を示す添付図面を参照して行なう以下の説明からよりよ
く理解されよう。
久磁石装置用消磁方法を使用する一実施形態を示しまた
該装置のために前記方法を実施することができる電源群
を示す添付図面を参照して行なう以下の説明からよりよ
く理解されよう。
【００１４】
【発明の実施の形態】図１は、例えば機械加工時に金属
片２を動かないようにするために該金属片を引き付けて
おくことのできる完全消磁式電気永久磁石のマグネット
チャック１の概要を示す。該マグネットチャック１は、
各々が抵抗の小さい巻き線４で取り巻かれて上に細長い
鉄の極が置かれた複数の磁石６を有する。鉄片３は、マ
グネットチャック１の活性面へ極５と逆の極性を伝え
る。また、該表面は、Ｎ極、Ｓ極、Ｎ極、Ｓ極、．．．
交代する一連の極性で構成される。該マグネットチャッ
ク１は、極板がなく、したがって、金属板２は、極５及
び極片３によって直接引きつけられる。マグネットチャ
ック１のすべての巻き線４は、導線７によって、磁石６
の磁化及び消磁を行なう電源群へ伝的に接続されてい
る。電源群８自身は、その利用時には交流配電用の商用
電源９へ接続される。
片２を動かないようにするために該金属片を引き付けて
おくことのできる完全消磁式電気永久磁石のマグネット
チャック１の概要を示す。該マグネットチャック１は、
各々が抵抗の小さい巻き線４で取り巻かれて上に細長い
鉄の極が置かれた複数の磁石６を有する。鉄片３は、マ
グネットチャック１の活性面へ極５と逆の極性を伝え
る。また、該表面は、Ｎ極、Ｓ極、Ｎ極、Ｓ極、．．．
交代する一連の極性で構成される。該マグネットチャッ
ク１は、極板がなく、したがって、金属板２は、極５及
び極片３によって直接引きつけられる。マグネットチャ
ック１のすべての巻き線４は、導線７によって、磁石６
の磁化及び消磁を行なう電源群へ伝的に接続されてい
る。電源群８自身は、その利用時には交流配電用の商用
電源９へ接続される。
【００１５】電源８の内部には、互いに逆向きすなわち
それぞれ正の交番の方向及び負の交番の方向に配置され
て商用電源９から取り込まれる電流の通過を制御するこ
とのできる二つのサイリスタ10及び11が取り付けられて
いる。該二つのサイリスタ10及び11の制御極板は、内部
制御電子回路に接続され、該回路自身は、外部手動制御
機構13に接続されている。この外部手動制御機構13によ
って、操作者は、磁石６を磁化させてマグネットチャッ
クを「進行」状態にするかあるいは逆に該磁石を消磁し
て「停止」状態にする選択を行なうことができる。
それぞれ正の交番の方向及び負の交番の方向に配置され
て商用電源９から取り込まれる電流の通過を制御するこ
とのできる二つのサイリスタ10及び11が取り付けられて
いる。該二つのサイリスタ10及び11の制御極板は、内部
制御電子回路に接続され、該回路自身は、外部手動制御
機構13に接続されている。この外部手動制御機構13によ
って、操作者は、磁石６を磁化させてマグネットチャッ
クを「進行」状態にするかあるいは逆に該磁石を消磁し
て「停止」状態にする選択を行なうことができる。
【００１６】より具体的は、本発明は、消磁操作に関す
るものであり、図２は、操作の進行の概要をグラフで示
したものである。グラフの横軸は、時間ｔをあらわす。
グラフの各垂直の線は、ある瞬間に巻き線４にあたえら
れる一つのパルスすなわち電流の「ピーク」をあらわ
す。グラフの縦軸は、電流の強さＩをあらわし、各線の
長さが対応するパルスの強さ（正または負）を示す。よ
り正確には、マグネットチャック１の消磁は、磁石６を
取り巻く巻き線４へ、最初のパルス列Ｔ１、二番目のパ
ルス列Ｔ２、．．．．、最後のパルス列Ｔｎ、とあらか
じめ定められた数の連続パルス列を送ることによって行
なわれる。パルス列の総数は、十数個ないし二十数個で
ある。各パルス列Ｔ１、Ｔ２、．．．、Ｔｎは、それ自
身Ｎ個の連続する電流パルスを含み、Ｎは、例えば３ま
たは４に等しい値で、一つのパルス列のすべてのパルス
は、符号が同じである。それに対して、符号は、あるパ
ルスと次のパルスでは符号が代わる。すなわち、最初の
パルス列Ｔ１のＮ個のパルスの符号は、すべて負であ
り、二番目のパルス列Ｔ２のＮ個のパルスの符号は、す
べて正であり、三番目のパルス列Ｔ３のＮ個のパルスの
符号は、すべて負であり、四番目のパルス列Ｔ４のＮ個
のパルスの符号は、すべて正であり、等々．．．。さら
に、電流パルスの強さＩ１、Ｉ２、．．．、Ｉｎ（絶対
値）は、最初のパルス列Ｔ１から最後のパルス列Ｔｎま
で、時間ｔの間に、数学的に定義されるある法則にした
がって例えば直線的あるいは双曲線的に漸減する。
るものであり、図２は、操作の進行の概要をグラフで示
したものである。グラフの横軸は、時間ｔをあらわす。
グラフの各垂直の線は、ある瞬間に巻き線４にあたえら
れる一つのパルスすなわち電流の「ピーク」をあらわ
す。グラフの縦軸は、電流の強さＩをあらわし、各線の
長さが対応するパルスの強さ（正または負）を示す。よ
り正確には、マグネットチャック１の消磁は、磁石６を
取り巻く巻き線４へ、最初のパルス列Ｔ１、二番目のパ
ルス列Ｔ２、．．．．、最後のパルス列Ｔｎ、とあらか
じめ定められた数の連続パルス列を送ることによって行
なわれる。パルス列の総数は、十数個ないし二十数個で
ある。各パルス列Ｔ１、Ｔ２、．．．、Ｔｎは、それ自
身Ｎ個の連続する電流パルスを含み、Ｎは、例えば３ま
たは４に等しい値で、一つのパルス列のすべてのパルス
は、符号が同じである。それに対して、符号は、あるパ
ルスと次のパルスでは符号が代わる。すなわち、最初の
パルス列Ｔ１のＮ個のパルスの符号は、すべて負であ
り、二番目のパルス列Ｔ２のＮ個のパルスの符号は、す
べて正であり、三番目のパルス列Ｔ３のＮ個のパルスの
符号は、すべて負であり、四番目のパルス列Ｔ４のＮ個
のパルスの符号は、すべて正であり、等々．．．。さら
に、電流パルスの強さＩ１、Ｉ２、．．．、Ｉｎ（絶対
値）は、最初のパルス列Ｔ１から最後のパルス列Ｔｎま
で、時間ｔの間に、数学的に定義されるある法則にした
がって例えば直線的あるいは双曲線的に漸減する。
【００１７】サイリスタ10及び11によって、図３以下で
示すように、正のパルス列Ｔ２、Ｔ４、Ｔ６、．．．
は、商用電源の正の交番から引き出され、負のパルス列
Ｔ１、Ｔ３、Ｔ５、．．．は、商用電源の負の交番から
引き出される。すなわち、図３は、消磁Ｄの間の初めの
パルス列Ｔ１、Ｔ２の電圧の値を詳細に示し、図４は、
消磁Ｄの最後までの終わりのパルス列の電圧Ｖの値を詳
細の示し、図５は、消磁Ｄの間の初めのパルス列Ｔ１、
Ｔ２の電流の強さＩの値を詳細に示し、図６は、消磁の
最後までの終わりのパルス列の電流の強さＩの値を詳細
に示す。これらの図面で、曲線Ａは、商用電源の正弦波
の電圧または電流の強さをあらわしている。これらの図
面に示すように、この例では、商用電源の同じ符号の連
続する三つの交番に対応して、商用電源の周波数で各パ
ルス列Ｔ１、Ｔ２、．．．、Ｔｎの三つのパルスが起こ
る。連続する二つのパルス列の間には、商用電源の完全
な一周期Ｔに等しい時間の間隔が置かれている。すなわ
ち、商用電源の周波数が通常の50Ｈｚの場合、各パルス
は、最大10ミリ秒維持し、連続する二つのパルスの間に
は20ミリ秒の間隔置かれる。初めのパルスの強さは、例
えば300アンペア程度の値にまで達しても不都合は生じ
ない。
示すように、正のパルス列Ｔ２、Ｔ４、Ｔ６、．．．
は、商用電源の正の交番から引き出され、負のパルス列
Ｔ１、Ｔ３、Ｔ５、．．．は、商用電源の負の交番から
引き出される。すなわち、図３は、消磁Ｄの間の初めの
パルス列Ｔ１、Ｔ２の電圧の値を詳細に示し、図４は、
消磁Ｄの最後までの終わりのパルス列の電圧Ｖの値を詳
細の示し、図５は、消磁Ｄの間の初めのパルス列Ｔ１、
Ｔ２の電流の強さＩの値を詳細に示し、図６は、消磁の
最後までの終わりのパルス列の電流の強さＩの値を詳細
に示す。これらの図面で、曲線Ａは、商用電源の正弦波
の電圧または電流の強さをあらわしている。これらの図
面に示すように、この例では、商用電源の同じ符号の連
続する三つの交番に対応して、商用電源の周波数で各パ
ルス列Ｔ１、Ｔ２、．．．、Ｔｎの三つのパルスが起こ
る。連続する二つのパルス列の間には、商用電源の完全
な一周期Ｔに等しい時間の間隔が置かれている。すなわ
ち、商用電源の周波数が通常の50Ｈｚの場合、各パルス
は、最大10ミリ秒維持し、連続する二つのパルスの間に
は20ミリ秒の間隔置かれる。初めのパルスの強さは、例
えば300アンペア程度の値にまで達しても不都合は生じ
ない。
【００１８】図３〜図６には、さらに、マグネットチャ
ック１の磁化Ｍは、同じ電源群８を用いて、磁石６を取
り巻く巻き線４に、例えば商用電源の連続する四つの正
の交番に対応して得られる同じ符号の一つの電流パルス
列Ｔ０を送って行なうことができることを示している。
磁化Ｍの終わりと消磁Ｄの始まりの間には、特定できな
いマグネットチャックの利用時間がはさまれている。
ック１の磁化Ｍは、同じ電源群８を用いて、磁石６を取
り巻く巻き線４に、例えば商用電源の連続する四つの正
の交番に対応して得られる同じ符号の一つの電流パルス
列Ｔ０を送って行なうことができることを示している。
磁化Ｍの終わりと消磁Ｄの始まりの間には、特定できな
いマグネットチャックの利用時間がはさまれている。
【００１９】磁化Ｍならびに消磁Ｄのパルスの持続時
間、電圧、及び電流の強さは、図７及び図８に示す原理
にもとづいて、サイリスタ10及び11ならびに電源群８の
電子回路12によって制御される。より具体的には、図７
は、消磁の過程の始めのパルス列に対応してサイリスタ
10または11の開きの角度θが大きいときの単一のパルス
の電圧Ｖ及び電流の強さＩの変化を示し、同様に、図８
は、消磁の過程の終わりサイリスタの開きの角度θが小
さいときの電圧Ｖ及び電流の強さＩの変化を示す。もち
ろん、中間の値も同様にして求めることができる。当然
のことながら、本発明は、例として添付図面を参照して
上に説明した消磁方法の一つの実施形態に限定されるも
のではない。むしろ、本発明は、同じ原理にもとづいて
行なわれるすべてのバリエーション及び応用の用途を含
むものである。とくに、本発明の範囲を逸脱することな
く、以下のことを行なうことができる。 −各パルス列のパルスの数を変更すること、 −該パルスが、商用電源の周波数と等しい周波数ではな
く商用電源の周波数の約数に等しい周波数で起こるよう
にすること、 −連続する二つのパルス列の間に、商用電源の１周期で
はなくその複数倍に等しい時間の間隔を置くこと、 −消磁の全過程のために、パルス列の合計数としていず
れかの数またパルスの強さを漸減させる法則としてなん
らかの法則を設定すること、 −同じ方法を、磁石の数のいかんにかかわらずまた該磁
石及びその巻き線を構成する明細のいかんにかかわら
ず、電気永久磁石のマグネットチャックの消磁ばかりで
なく、他の電気永久装置の消磁に適用すること。
間、電圧、及び電流の強さは、図７及び図８に示す原理
にもとづいて、サイリスタ10及び11ならびに電源群８の
電子回路12によって制御される。より具体的には、図７
は、消磁の過程の始めのパルス列に対応してサイリスタ
10または11の開きの角度θが大きいときの単一のパルス
の電圧Ｖ及び電流の強さＩの変化を示し、同様に、図８
は、消磁の過程の終わりサイリスタの開きの角度θが小
さいときの電圧Ｖ及び電流の強さＩの変化を示す。もち
ろん、中間の値も同様にして求めることができる。当然
のことながら、本発明は、例として添付図面を参照して
上に説明した消磁方法の一つの実施形態に限定されるも
のではない。むしろ、本発明は、同じ原理にもとづいて
行なわれるすべてのバリエーション及び応用の用途を含
むものである。とくに、本発明の範囲を逸脱することな
く、以下のことを行なうことができる。 −各パルス列のパルスの数を変更すること、 −該パルスが、商用電源の周波数と等しい周波数ではな
く商用電源の周波数の約数に等しい周波数で起こるよう
にすること、 −連続する二つのパルス列の間に、商用電源の１周期で
はなくその複数倍に等しい時間の間隔を置くこと、 −消磁の全過程のために、パルス列の合計数としていず
れかの数またパルスの強さを漸減させる法則としてなん
らかの法則を設定すること、 −同じ方法を、磁石の数のいかんにかかわらずまた該磁
石及びその巻き線を構成する明細のいかんにかかわら
ず、電気永久磁石のマグネットチャックの消磁ばかりで
なく、他の電気永久装置の消磁に適用すること。
【図１】 断面図で示す電気永久磁石のマグネットチャ
ックのための電源群の回路図である。
ックのための電源群の回路図である。
【図２】 マグネットチャックの消磁のためにその巻き
線へ送られる電流のパルスの概要を示すグラフである。
線へ送られる電流のパルスの概要を示すグラフである。
【図３】 磁化期間及び消磁の始めにマグネットチャッ
クの巻き線に印加される電圧を示すグラフである。
クの巻き線に印加される電圧を示すグラフである。
【図４】 図３と同様であるが、消磁の終わりの電圧を
示すグラフである。
示すグラフである。
【図５】 磁化期間及び消磁の始めに巻き線によって吸
収される電気の強度を示すグラフである。
収される電気の強度を示すグラフである。
【図６】 図３と同様であるが、消磁の終わりでの電流
の強度を示すグラフである。
の強度を示すグラフである。
【図７】 パルスを制御するサイリスタの開きの角度が
大きいときの単一のパルスに関する電流及び電圧の変化
を示すグラフである。
大きいときの単一のパルスに関する電流及び電圧の変化
を示すグラフである。
【図８】 図７と同様であるが、サイリスタの開きの角
度が小さいときのグラフである。
度が小さいときのグラフである。
１：電気永久磁石のマグネットチャックあるいはマンド
レル ２：金属片 ３：鉄片 ４：巻き線 ５：極 ６：磁石 ７：導線 ８：電源 ９：商用電源 10：サイリスタ 11：サイリスタ 12：内部制御電子回路 13：外部手動制御機構
レル ２：金属片 ３：鉄片 ４：巻き線 ５：極 ６：磁石 ７：導線 ８：電源 ９：商用電源 10：サイリスタ 11：サイリスタ 12：内部制御電子回路 13：外部手動制御機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シビユエ，デルフアン フランス国 73800 モンメラン，レ シ クラメン，リユ ジヤン ビユルダン １
Claims (10)
- 【請求項１】 完全消磁式電気永久磁石装置とくに電気
永久磁石のマグネットチャックあるいはマンドレル
（１）のための消磁方法において、磁石（６）の消磁
（Ｄ）のために、磁石を取り巻く電気抵抗の小さい巻き
線（４）に、各々がきわめて短くまた同じ符号の整数
（Ｎ）のパルスを含み、正のパルス列（Ｔ２、Ｔ
４、．．．）と負のパルス列（Ｔ１、Ｔ３、．．．）が
代わり合い、パルスの強さ（Ｉ１、Ｉ２、．．．、Ｉ
ｎ）が最初のパルス列（Ｔ１）から最後のパルス列（Ｔ
ｎ）までの時間（ｔ）の間漸減する連続パルス列（Ｔ
１、Ｔ２、．．．、Ｔｎ）に配分された電流パルスを供
給することを特徴とする消磁方法。 - 【請求項２】 各パルス列が、同じ符号の10と８の間に
含まれる整数（Ｎ）の連続パルスを含むことを特徴とす
る請求項１に記載の消磁方法。 - 【請求項３】 前記電気パルスが、商用電源（９）の交
番から、直接、商用電源の連続する正の交番による正の
パルス列（Ｔ２、Ｔ４、．．．）及び商用電源の連続す
る負の交番による負のパルス列（Ｔ１、Ｔ３、．．．）
を生じるもので、商用電源（２）の交流電圧（Ｖ）の取
り込み時間が、後のパルス列になるほど漸減することを
特徴とする請求項１または２に記載の消磁方法。 - 【請求項４】 各パルス列（Ｔ１、Ｔ２、．．．Ｔｎ）
のパルスが、商用電源（９）の周波数で起こることを特
徴とする請求項３に記載の消磁方法。 - 【請求項５】 各パルス列のパルスが、商用電源（９）
の周波数の約数に等しい周波数で起こることを特徴とす
る請求項３に記載の消磁方法。 - 【請求項６】 連続する二つのパルス列（Ｔ１、Ｔ
２、．．．、Ｔｎ）の間の時間間隔が、商用電源（９）
の周期（Ｔ）または該周期（Ｔ）の複数倍に等しいこと
を特徴とする請求項３ないし５のいずれか一項に記載の
消磁方法。 - 【請求項７】 最初のパルス列（Ｔ１）から最後のパル
ス列（Ｔｎ）までのパルスの強さ（Ｉ１、Ｉ
２、．．．、Ｉｎ）の減少が、直線の法則または双曲線
の法則にしたがうことを特徴とする請求項１ないし６の
いずれか一項に記載の消磁方法。 - 【請求項８】 磁石（６）の磁化（Ｍ）のために磁石を
取り巻く巻き線（４）に同じ符号の一つの電流パルス列
（Ｔ０）を供給することからなる完全消磁式電気永久磁
石装置（１）の磁化方法と共に利用されることを特徴と
する請求項１ないし７のいずれか一項に記載の消磁方
法。 - 【請求項９】 磁石（６）が各々気密性のケーブルを好
ましくは数回巻くことによって得られる電気抵抗の少な
い巻き線（４）で取り巻かれて極板のない完全消磁式電
気永久マグネットチャック（１）と共に用いられること
を特徴とする請求項１ないし８のいずれか一項に記載の
消磁方法。 - 【請求項１０】 請求項１ないし９のいずれか一項に記
載の消磁方法また場合によっては磁化方法を使用する構
成の電気永久磁石装置特に完全消磁式電気永久磁石のマ
グネットチャック（１）用電源群（８）において、交流
配電用商用電源（９）に接続される構成とされ、互いに
逆向きに取り付けられまた制御手段(12、13) に接続さ
れた少なくとも二つのサイリスタ(10、11) を有し、該
制御手段は、消磁（Ｄ）過程では磁石（６）を取り巻く
巻き線（４）に、各々がきわめて短くまた同じ符号の整
数（Ｎ）のパルスを含み、正のパルス列（Ｔ２、Ｔ
４、．．．）と負のパルス列（Ｔ１、Ｔ３、．．．）が
代わり合い、パルスの強さ（Ｉ１、Ｉ２、．．．、Ｉ
ｎ）が最初のパルス列（Ｔ１）から最後のパルス列（Ｔ
ｎ）まで漸減する連続パルス列（Ｔ１、Ｔ２、．．．、
Ｔｎ）に配分された電流パルスを供給することを特徴と
する電源群。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9612158A FR2754104B1 (fr) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | Procede de demagnetisation pour dispositifs electro-permanents |
| FR9612158 | 1996-10-01 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10229014A true JPH10229014A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=9496394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9267132A Pending JPH10229014A (ja) | 1996-10-01 | 1997-09-30 | 電気永久磁石装置の消磁方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5995358A (ja) |
| EP (1) | EP0834890A1 (ja) |
| JP (1) | JPH10229014A (ja) |
| FR (1) | FR2754104B1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012516057A (ja) * | 2009-01-23 | 2012-07-12 | コリレイテッド マグネティックス リサーチ， エルエルシー | フィールドエミッションシステム及びフィールドエミッション方法 |
| WO2015190502A1 (ja) * | 2014-06-12 | 2015-12-17 | 東京エレクトロン株式会社 | 密閉容器及び搬送システム |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2793066B1 (fr) * | 1999-04-28 | 2001-10-12 | Braillon Magnetique Sa | Procede et dispositif pour la demagnetisation de produits de faible epaisseur |
| GB9921963D0 (en) * | 1999-09-16 | 1999-11-17 | Redcliffe Magtronics Limited | Demagnetisation of magnetic components |
| EP1791138B1 (de) * | 2005-11-24 | 2010-08-04 | Albert Maurer | Entmagnetisierungsverfahren durch Wechselstromimpulse in einer in Schlaufen gelegten Leiterschleife |
| US9275783B2 (en) | 2012-10-15 | 2016-03-01 | Correlated Magnetics Research, Llc. | System and method for demagnetization of a magnetic structure region |
| IT1398517B1 (it) * | 2009-07-13 | 2013-03-01 | Sgm Gantry Spa | Elettromagnete per la movimentazione di elementi tubolari |
| GB201005178D0 (en) * | 2010-03-29 | 2010-05-12 | Rolls Royce Plc | Electrical machine safety system |
| DE102011083007B4 (de) * | 2011-09-20 | 2022-12-01 | Zf Friedrichshafen Ag | Verfahren und Ansteuervorrichtung zum Ansteuern eines elektromagnetischen Aktuators |
| US8941970B2 (en) * | 2011-10-18 | 2015-01-27 | Siemens Energy, Inc. | Method and apparatus for demagnetizing generator components prior to electromagnetic core imperfection testing or EL-CID testing |
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| US2632035A (en) * | 1950-05-06 | 1953-03-17 | Niles Bement Pond Co | Demagnetizing control system |
| US3086148A (en) * | 1959-02-03 | 1963-04-16 | Bethlehem Steel Corp | Portable demagnetizer |
| FR1501982A (fr) * | 1966-10-03 | 1967-11-18 | Rech S Magnetiques Soc Et | Dispositif d'aimantation et de désaimantation |
| GB1164786A (en) * | 1968-02-08 | 1969-09-24 | Standard Telephones Cables Ltd | Degaussing Circuit |
| US3609376A (en) * | 1970-05-21 | 1971-09-28 | Rfl Ind Inc | Automatic calibrating apparatus for electrical instruments |
| JPS615622Y2 (ja) * | 1978-09-08 | 1986-02-20 | ||
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| JPS5773914A (en) * | 1980-10-27 | 1982-05-08 | Kanetsuu Kogyo Kk | Power source device for demagnetization |
| SU1053167A1 (ru) * | 1982-02-22 | 1983-11-07 | 11-Й Государственный Подшипниковый Завод | Устройство дл намагничивани и размагничивани |
| JPS60134585A (ja) * | 1983-12-22 | 1985-07-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 消磁装置 |
| US4771358A (en) * | 1987-11-09 | 1988-09-13 | Walker Magnetics Group, Inc. | Magnetic chuck controller |
| IT1219706B (it) * | 1988-06-10 | 1990-05-24 | Cardone Tecnomagnetica | Apparecchiatura magnetica di ancoraggio,con circuito di eliminazione del flusso residuo |
-
1996
- 1996-10-01 FR FR9612158A patent/FR2754104B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-09-22 EP EP97420172A patent/EP0834890A1/fr not_active Withdrawn
- 1997-09-29 US US08/939,269 patent/US5995358A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-09-30 JP JP9267132A patent/JPH10229014A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012516057A (ja) * | 2009-01-23 | 2012-07-12 | コリレイテッド マグネティックス リサーチ， エルエルシー | フィールドエミッションシステム及びフィールドエミッション方法 |
| WO2015190502A1 (ja) * | 2014-06-12 | 2015-12-17 | 東京エレクトロン株式会社 | 密閉容器及び搬送システム |
| JP2016000022A (ja) * | 2014-06-12 | 2016-01-07 | 東京エレクトロン株式会社 | 密閉容器及び搬送システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2754104B1 (fr) | 1998-10-30 |
| FR2754104A1 (fr) | 1998-04-03 |
| EP0834890A1 (fr) | 1998-04-08 |
| US5995358A (en) | 1999-11-30 |
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