JPH10228523A - 不正検出機能を備えた非接触タグ読出装置 - Google Patents

不正検出機能を備えた非接触タグ読出装置

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JPH10228523A
JPH10228523A JP9032352A JP3235297A JPH10228523A JP H10228523 A JPH10228523 A JP H10228523A JP 9032352 A JP9032352 A JP 9032352A JP 3235297 A JP3235297 A JP 3235297A JP H10228523 A JPH10228523 A JP H10228523A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食堂の自動精算システムにおいてレジ精算時
に行われるであろう不正行為を検出すると共に、誤算を
防止することができる非接触タグ読出装置を提供する。 【解決手段】 食器の底面に貼付け或いは埋め込まれた
電磁結合により電力を受けて特定の周波数で固有のデー
タを出力する非接触式IDタグの読出装置に、前記食器
の底面のIDタグ部に駆動電源を誘起させる励振アンテ
ナと、該IDタグからの電磁波信号をセンスする読出ア
ンテナ手段20と、前記読出アンテナ手段の後段に設け
られ、前記IDタグのデータ信号の周波数を分離する共
に励磁周波数の周波数成分を通過させるフィルター手段
31,32と、前記フィルター手段の出力を監視して電
界強度の低下を示した場合に不正があったことを通知す
るための信号を出力する監視手段33,34とを具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、非接触式のIDタ
グの読出装置に関し、特に、カフェテラス・スタイルの
食堂における利用者の支払い金額を自動的に計算するレ
ジシステムで食器に非接触タグを埋め込んだものをトレ
イに乗せた状態で読み出すものの不正を検出する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】IDタグ(非接触タグ)を用いた食堂の
精算システムとして、例えば特開平8−115475号
公報に示されるものがある。この食堂システムは、料理
が顧客に渡される際に、書込み台に置かれた食器のID
タグに所要のID情報を書込む書込手段と、顧客が料理
をレジ精算する際に、読込み台に置かれたトレイのID
タグからID情報を読込む読込手段と、読込手段により
読込んだID情報及び予め登録されている価格情報に基
づき当該料理の価格を求めて料金を精算する精算手段と
を具備したものである。
【0003】ここで、上述のような食堂の精算システム
で使用されるIDタグについて説明する。IDタグはそ
れぞれが固有の番号(ID番号)を有し、非接触的なア
ンテナの電磁結合により電力を受けた際には自らが特定
の周波数でIDデータをシリアル出力する。図16はI
Dタグ10の構造例を示しており、円盤状の樹脂ホルダ
11の中央部には円形の凹部が設けられ、凹部内の底部
には電子素子を内蔵したICチップ12及びアンテナコ
イル13が配設され、その上部は平面となるように樹脂
モールド14でカバーされている。
【0004】図17はICチップ12の内部構成及びア
ンテナコイル13の接続関係を示しており、ICチップ
12は、アンテナコイル13からの誘導電流iを整流す
る整流回路12Aと、整流回路12Aの出力を平滑化す
ると共に充電する充電コンデンサ12Bと、充電コンデ
ンサ12Bに充電された電力で作動しIDデータDAを
出力するID送信回路12Cとで構成されている。アン
テナコイル13は例えば400KHzの電波で電磁誘導
され、IDデータDAがアンテナコイル13から放射さ
れる。又、アンテナコイル13から400KHzのクロ
ック信号CLがID送信回路12Cに入力されている。
ID送信回路12Cは充電コンデンサ12Bに充電され
た電力で動作し、クロック信号CLを1/8(50KH
z)に分周する分周回路12C1と、クロック信号CL
を1/10(40KHz)に分周する分周回路12C2
と、分周回路12C1の分周出力D1を入力するゲート
回路G1と、分周回路12C2の分周出力D2を入力す
るゲート回路G2とを有している。ID送信回路12C
は更に、クロック信号CLを所定周波数に分周してID
ビットROM12C4用の読出アドレスを生成する分周
回路12C3と、分周回路12C3からの読出アドレス
に従ってIDビットBTを出力するIDビットROM1
2C4とを具備し、IDビットBTはゲート回路G1に
入力される共に、IDビットBTの否定信号がゲート回
路G2に入力され、ゲートG1及びG2の論理和出力が
IDデータDAとして出力される。
【0005】ID送信回路12Cの動作は図18のよう
になっており、同図(A)に示すクロック信号CLは分
周回路12C1で同図(B)の分周出力D1に分周され
ると共に、分周回路12C2で同図(C)の分周出力D
2に分周される。分周回路12C3で読出されるIDビ
ットROM12C4からは、図18(E)に示すような
IDビットBTが出力されるので、ゲート回路G1及び
G2の論理和出力であるIDデータDAは同図(D)の
ようになる。
【0006】上述のような原理で動作するIDタグを用
いた食堂の精算システムでは、読出装置によって励磁用
の400KHzの電波をIDタグに向けて発射し、電磁
誘導によりアンテナコイル13から放射される電波を受
信してIDデータDAを読出し、読込み台に置かれたト
レイ上の食器を対象として当該料理の価格及び合計金額
を求めて料金を精算するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な食堂の精算システムでは、IDタグのデータを読出す
際、トレイの下方から励磁用の電波を発射するので、そ
の励磁用アンテナの電波がIDタグに届かなければ動作
をすることができないため、IDタグからIDを含む電
波を発射することができない。そのため、IDタグから
の電波を読出装置側で正常に受信できないような事態が
生じた場合には、IDタグの検出ができなかったり、誤
算が生じたりする可能性がある。つまり、トレイ上の食
器の全てに埋められているタグからの応答があることに
よって全ての料金が精算できるが、応答のないものは料
金として勘定されないということになる。また、スプー
ン等が皿の上でタグの極近くに乗せられている場合に
は、励磁用の電波の電界強度が低下してタグ内に十分な
駆動電源電圧を誘起させることができず、結果的には該
当タグのIDが読み出せないということになる。この不
正が行える原理を利用して、例えば食器の底部に硬貨等
の金属板を敷いてセンサ部に通されると、精算装置で
は、実際にトレイに乗せた金額よりも少ない金額をレジ
精算することになる。そこで、かかる不正行為や誤算の
原因となる金属物を検出して、誤算が生じるのを未然に
防ぐことができるような装置が要請されていた。
【0008】本発明は上述のような事情よりなされたも
のであり、本発明の目的は、上述したレジ精算時に行わ
れるであろう不正行為を検出して、正規の金額で決済を
行なえるように促すことができる非接触タグ読出装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、食器の底面に
貼付け或いは埋め込まれた電磁結合により電力を受けて
特定の周波数で固有のデータを出力する非接触式IDタ
グの読出装置に関するもので、本発明の上記目的は、前
記食器の底面のIDタグ部に駆動電源を誘起させる励振
アンテナと、前記IDタグからの電磁波信号をセンスす
る読出アンテナ手段と、前記読出アンテナ手段の後段に
設けられ、前記IDタグのデータ信号の周波数を分離す
る共に励磁周波数の周波数成分を通過させるフィルター
手段と、前記フィルター手段の出力を監視して電界強度
の低下を示した場合に不正があったことを通知するため
の信号を出力する監視手段とを具備することによって達
成される。
【0010】
【発明の実施の形態】セルフ方式の食堂では、通常メニ
ュー選択コーナーで自分の好きな単品の食器(料理)を
選択して取ったり、注文したりして食器をトレイに乗
せ、食前又は食後に精算するようにしている。自動精算
装置を用いた食堂システムでは、利用者自身の操作で精
算できるようになってため、不正行為が行なわれないよ
うにする必要がある。本発明では、食器の底面に貼付け
或いは埋め込まれた非接触のIDタグを読出す読出装置
において、IDタグの励振用の磁界を利用した金属検知
手段を具備し、コイン等の金属物でタグ信号を遮蔽する
様なレジ精算時の不正行為を検出すると共に、精算装置
での誤算を防止することができるようにしている。
【0011】以下、図面に基づいて本発明の好適な実施
の形態について詳細に説明する。なお、本発明に係るI
Dタグの構造とその動作原理については、従来と同様な
ので説明を省略する。先ず、不正行為の具体例を示し
て、その検出原理について説明する。図14は、IDタ
グが装着された食器の例を示しており、IDタグ10は
食器201の底面に貼付け或いは埋め込まれている。図
15は、不正がされた場合の例を示している。図15
(A)のように、食器のIDタグを覆う様に、茶碗20
1の底の窪みに10円等の硬貨1を入れて、同図(B)
のようにトレイ202に乗せた場合には、タグ信号が遮
蔽されてIDタグ10の読出しができないため、リスト
アップされずにその料理が無料になってしまう。IDタ
グ10と読出装置のセンサ部との間、すなわち食器20
1とトレイ202との間の微小金属を探知するには、金
属に渦電流を発生させ、それによるエネルギー損失を駆
動側で検出することにより探知することができる。例え
ば、検知用に交番磁界を印加する回路を設けると共に、
検知側にセンスアンテナ及び,受信した特定周波数の信
号のエネルギー損失を検出する回路とを設けることで、
金属物を検知することが可能となるが、新たにアンテナ
などを設ける必要が生じる。本発明では、装置の大型化
や高価格化を回避するため、読出装置のセンスアンテナ
を共用し、IDタグの励振用の磁界を利用して検知する
ようにしている。
【0012】すなわち、図16〜図18で説明した原理
で動作するIDタグは、タグの励振側は400KHzで
発振しており、タグはFSK方式により40KHzと5
0KHの2波を発振している。通常、センス側のコイル
は、この3種の信号を同時に受信しているが、タグ発振
信号はフィルタによってカットしている。本発明では、
この400KHz信号成分を分離して金属検知信号用の
周波数とし、金属による渦電流損が発生していることを
検知することで、金属が起因するタグ信号の遮蔽を検知
するようにしている。この検知信号はCPUに伝えら
れ、不正検出の有無が判定されて、読出装置のコントロ
ーラ若しくは上位の制御部に通知される。コントローラ
では、警報音を発し、例えば、「金属製のものを食器の
近くから取り除いて、再度、読取らせて下さい」を表示
し、再トライを促すようにしている。ここで、このよう
な再トライを促すガイダンスを表示するのは、次の理由
による。例えば、図14(B)のように、金属製のスプ
ーン2がIDタグ10の極近くに乗せられている場合
や、財布やキーなどの金属物が極近くに置かれている場
合のように、不正の意図がなく正常な場合にも、IDタ
グ10が検出されずに誤算が生じるケースが有るからで
ある。以下、IDタグの読出し不正検出回路の構成例を
示して本発明を詳細に説明する。
【0013】図1は、非接触タグの読出し不正検出回路
の一例を示しており、読出し不正検出回路は、IDタグ
10のIDデータDAを読出す読出回路部と、不正を検
出するための金属検知回路部30とから構成される。読
出回路部は、IDタグ10の電磁波信号を受信する受信
アンテナコイル20,受信した電磁波信号を増幅する増
幅回路21,励磁周波数の周波数成分を分離するローパ
スフィルタ22,データ信号の周波数成分(40KHz
と50KH)を通過させるバンドパスフィルタ23,及
び復調器24から構成される。そして、金属検知回路部
30は、増幅回路21で増幅された電磁波信号からID
タグのデータ信号の周波数を分離するハイパスフィルタ
31,励磁周波数の周波数成分(400KHz)を通過
させるバンドパスフィルタ32,電界強度の低下を監視
する手段である積分回路33及びコンパレータ34から
構成される。
【0014】上述のような構成において、読出し不正検
出回路の動作例について説明する。センスアンテナ(受
信アンテナコイル)20で受信したIDタグ10の電磁
波信号DASは、増幅回路21を介して読出回路部のロ
ーパスフィルタ22及び金属検知回路部のハイパスフィ
ルタ31にそれぞれ入力される。ローパスフィルタ22
に入力された信号DSは、その励磁周波数の周波数成分
が分離されて、図2(A)に示すようなID信号DAA
がバンドパスフィルタ23を経て復調器22に入力され
る。復調器22はFrequency Shift K
eying(FSK)と称される復調をIDビットBT
毎に行ない、図2(A)のID信号DAAについては同
図(B)及び(C)に示すデータ信号DS及び同期ロッ
ク信号LSを出力する。尚、データ信号DSは同期ロッ
ク信号LSが有効な区間のみ正規な信号と認識され、同
期ロック信号LSが無効な区間では、入力はノイズとし
てデータ信号DSは無視される。
【0015】一方、ハイパスフィルタ31に入力された
信号DASは、IDタグのデータ信号の周波数が周波数
成分が分離され、バンドパスフィルタ32を通過した励
磁周波数の周波数成分が積分回路33に入力される。そ
して、積分回路33の出力DABがコンパレータ34に
入力されて閾値(基準電圧)と比較されて、電界強度の
低下が発生しているか否かを示す金属検知信号(或いは
電界強度の低下が発生したことを示す金属検知信号)M
S1が出力される。そして、本例ではこの金属検知信号
MS1をクロックとして、図示されないフリップフロッ
プ回路を用いて不正検出信号MS2が出力される。図3
(A)は積分回路33の出力波形例を示し、同図(B)
は金属検知信号MS1の波形例を示し、同図(C)は金
属検知回路部30の出力(不正検出信号)MS2を示し
ている。積分回路33の出力DABは、金属片がセンス
アンテナ上を通り過ぎると、電界強度の低下(エネルギ
ー損失)が生じるため、図3(A)のような波形とな
る。そして、閾値以上の電圧低下が生じた場合は、同図
(B)の波形例に示すような金属検知信号(“H”:金
属検知)MS1がコンパレータ34から出力され、波形
成形された後、読出装置の制御部(コントローラ)若し
くは上位の制御部に入力される。制御部では、金属検知
回路部30からの不正検出信号(本例では“1”=金属
検知)MS2の入力により不正検出の有無を判定し、不
正検出有りの場合は、例えば、警報音を発し、「金属製
のものを食器の近くから取り除いて、再度、読取らせて
下さい」の表示をし、再トライを促す。なお、不正検出
信号MS2のクリアはトレイ単位で行われる。
【0016】次に、本発明を適用した食堂の自動精算シ
ステムの一実施例を示す。本例の自動精算システムは、
IDタグを食器に装着し、食堂における料金を算出した
り、演算された料金を自動精算するものでり、本発明の
不正検出機能及び自動精算機能を有するIDタグ読出装
置(以下、「自動精算装置」と言う)と、センターのホ
ストコンピュータなどから構成される。ここでは企業の
社員食堂を例に挙げて説明する。社員食堂では、通常メ
ニュー選択コーナーで自分の好きな単品の食器(料理)
を選択して取ったり、注文したりして食器をトレイに載
せ、食前又は食後に精算するようにしているので、各食
器毎に上記IDタグ10を装着しておき、読出部で各メ
ニューに対応しているIDタグのデータを読出すことに
より食事料金の精算を行なうことができる。各食器(料
理)には、予め内容(価格等)の異なるIDタグが装着
されている。
【0017】図4は、自動精算装置200の構成例を示
しており、各種食器201を載せたトレイ202は、図
示されないコンベア式の搬送レール上を導入ガイドに沿
って搬送路上を搬送される。搬送路の下方に設けられて
いるIDタグの読出部には、各食器201に装着されて
いるIDタグ10を励振アンテナで励振し、IDデータ
を読出すセンスアンテナを有するアンテナモジュール
(ダグ用アンテナ)210が搬送路に2列(#1、#
2)に配置され、各アンテナモジュール210の前後に
は、トレイ202の接近及び通過を検出するための位置
センサ221が設置されており、アンテナモジュール2
10及び位置センサ221はパソコン等の制御ユニット
220で制御されるようになっている。又、IDカード
又はプリペイドカードを読取るカード読取部222が所
定の位置に設けられ、表示操作部223と共に制御ユニ
ット220に接続されている。アンテナモジュール21
0は矩形状になっており、長軸がトレイ搬送方向に直交
していると共に、搬送路幅の長さとなっている。尚、こ
こではアンテナモジュール210(#1、#2)の2個
配列の例を挙げ、#1の系列をユニット#1とし、#2
の系列をユニット#2とする。
【0018】図5はアンテナモジュール210の一例を
示しており、矩形状の基板211の周縁部には励振アン
テナ212が巻回されており、この励振アンテナ212
内の空間に複数のリング状センスアンテナ213(本例
では2列の15個)が整列して配置されている。即ち、
センスアンテナ213は、トレイ202の搬送幅を全て
カバーするように交互に段違いに配設され、励振アンテ
ナ213も搬送幅をカバーしているので、トレイ202
上のどこに食器201が載せられていてもIDタグ10
の励振、タグのIDデータの読出が可能である。又、基
板211の端部には、回路系と電気的に接続するための
コネクタ214が設けられている。
【0019】図6は、アンテナモジュール210の励振
及び読出を行なう回路系をブロック図で示しており、励
振アンテナ212は所定周波数で発振する励振回路21
5で励振され、センスアンテナ213の各センス信号
は、それぞれ増幅回路216により増幅されて、フィル
タ回路217及び不正検出用の金属検知回路219に入
力される。フィルタ回路217に入力された各センス信
号は、フィルタ回路217内のローパスフィルタ及びバ
ンドパスフィルタを経て復調器218に入力されてFS
K変調された「0」と「1」の信号が復調されるように
なっている。また、金属検知回路219に入力された各
センス信号は、励磁周波数の周波数成分の受信出力が閾
値と比較されて電界強度の低下が監視され、金属検知回
路219からは金属検知の有無を示す「1」と「0」の
信号が出力されるようになっている。
【0020】励振回路215,各復調器218及び金属
検知回路219は制御ユニット220に接続されてお
り、制御ユニット220はPC(パーソナルコンピュー
タ)230に接続されている。さらに、PC230は通
信ラインを介してセンターのホストコンピュータ(ホス
トサーバ)に接続されている。各センスアンテナ213
と、増幅回路216,フィルタ回路217,復調器21
8及び金属検知回路219との関係は図1に示す回路に
対応しており、金属検知回路219は前述の原理でID
タグとセンスアンテナ213との間、すなわち食器とト
レイとの間の金属物を検出する。また、復調器218は
図2で説明した原理で復調する。つまり、各復調器21
8からはデータ信号DS及び出力が有効であることを示
す同期ロック信号LSが出力され、複数の復調器218
からのデータ入力は制御ユニット220のCPU等でポ
ーリングするのではなく、同時並列処理して入力に変化
があったポイントのみをデータ(変化状態と時間デー
タ)としてFIFOメモリに取込む。
【0021】FIFOメモリがフルになった時点に割込
信号をCPUへ送り、この時CPUにより読出が実行さ
れる。図7はその様子を示しており、同図(A)のセン
ス信号の変化点(矢印)に対して、データのサンプリン
グは同図(B)のタイマ用クロックに同期させ、時点t
1〜t7を取込タイミングとする。入力対象は1クロッ
ク区間内に変化のあったデータラインであり、変化ポイ
ントの時間データはタイマ用クロックを計数アップし、
この計数値を時間情報とする。又、変化後の取込タイミ
ングでのデータラインの状態をステート情報とする。
尚、1クロック内に複数回の変化があっても入力は1回
とし、微小なひげノイズ等を除去するようにしている。
かかるステート情報からの符号復合信号処理は一般にバ
イフェーズ符号信号の復合と称されているもので、周知
の技術であるので説明は省略する。
【0022】上述のような構成において、食堂での動作
例を図8〜図11のフローチャートを参照して説明す
る。
【0023】自動精算装置200のアンテナモジュール
210の励振アンテナ212は励振回路215を介して
励振されており、IDカードもしくはプリペイドカード
を所持している人は、メニュー選択コーナーから自分の
好きなメニュー料理を取り、トレイ202に載せる。そ
して、トレイ202を持って食卓へ行き、食卓で食事を
とってから自動精算装置200の所へ行き、トレイ20
2を読出し台(搬送レール)上に載せると共に、IDカ
ード又はプリペイドカードをカード読取部222に挿入
する。トレイ202は、搬送レールに沿ってアンテナモ
ジュール210方向へ搬送される。
【0024】ここで、最初のアンテナモジュール210
(#1)の動作は図8に示すようになっており、トレイ
待ちの状態で制御ユニット220内の検出テーブル情報
をクリアすると共に(ステップS1)、不正検出信号を
クリアし(ステップS2)、トレイ202が搬送されて
来る(最初のトレイ番号は0となっている)のを待つ
(ステップS3)。トレイ202が搬送されて来ると不
正検出回路をスタートする(ステップS4)。そして、
位置センサ221でトレイ202の通過終了を判断し
(ステップS5)、トレイ202が通過していない場合
には、アンテナモジュール210(#1)のセンスアン
テナ213の読出出力に変化があるか否かを判断する
(ステップS6)。読出出力に変化があればその変化が
あったセンスアンテナの読出データが未登録タグIDか
否かを判断し(ステップS7)、未登録タグIDであれ
ば該当タグIDを検出テーブルに登録し(ステップS
8)、その後に上記ステップS5にリターンする。な
お、上記の検出テーブルは、それぞれのユニット#1,
#2で読取った各データが一致するか等を検査してID
データの正当性をチェックするためのテーブルであり、
本例では、1つのタグIDに対して全てのアンテナモジ
ュール毎(ユニット#1,#2)の有効無効フラグと、
各アンテナモジュール内の個々のセンスアンテナ毎に個
別有効フラグ及び不正検出フラグと、読出回数のメモリ
領域とを有している。更に、PC230に通知したか否
かを示すPC送信済みフラグを、各タグID毎に持って
いる。
【0025】一方、上記ステップS7で変化があったセ
ンスアンテナからの読出データが登録タグIDであれ
ば、検出テーブルのタグIDであるアンテナ番号領域に
読出回数を「+1」する(ステップS9)。そして、同
一センスアンテナで2回以上読出されたか否かを判断し
(ステップS10)、2回以上の読出でない場合は上記
ステップS5にリターンし、2回以上の読出の場合には
該当タグIDのアンテナ番号領域の個別有効フラグをO
Nし(ステップS11)、その後にそのIDに対してユ
ニット#1(アンテナモジュール210(#1)のユニ
ット)内で2個以上のアンテナ番号の個別有効フラグが
ONであるか否かを判断し(ステップS12)、ONで
ない場合はそのまま、ONの場合は該当タグIDのユニ
ット#1での有効フラグをONして(ステップS1
3)、それぞれ上記ステップS5にリターンする。
【0026】一方、上記ステップS5でトレイ202の
通過が検知された場合には、不正検出回路を停止し(ス
テップS14)、金属検知回路219の不正検出信号に
より金属検知の有無を判定し(ステップS15)、金属
物を検知したのであればユニット#1の不正検出フラグ
をONにする(ステップS16)。そして、検出テーブ
ルの情報を更新すると共に、トレイ番号についてのユニ
ット#1の検出データを確定し(ステップS17)、次
のトレイ待ちとなる。
【0027】2番目のアンテナモジュール210(#
2)の動作は図9、図10及び図11に示すようになっ
ており、トレイ待ちの状態で検出テーブルの情報をクリ
アすると共に(ステップS20)、不正検出信号をクリ
アし(ステップS21)、トレイ202が搬送されて来
るのを持ち(ステップS22)、トレイ202が搬送さ
れて来ると不正検出回路をスタートし(ステップS2
3)、PC230へトレイデータの送信開始を通知する
(ステップS24)。そして、位置センサ221でトレ
イ202の通過終了を判断し(ステップS25)、トレ
イ202の通過が完了していない場合にはセンスアンテ
ナ213の読出出力に変化があるか否かを判断し(ステ
ップS26)、変化があった場合にはPC230へ送信
済みのタグIDか否かをPC送信済みフラグにより判断
する(ステップS27)。
【0028】上記ステップS26で出力変化がない場
合、上記ステップS27で送信済みの場合は共に上記ス
テップS25にリターンする。又、上記ステップS27
でタグIDが送信済みでないと判断された場合には、そ
のセンスアンテナからの読出タグIDが未登録タグID
か否かを判断し(ステップS28)、未登録タグIDで
あれば該当タグIDを検出テーブルに登録し(ステップ
S29)、その後に上記ステップS25にリターンし、
送信済みのセンスアンテナが登録IDにあれば、検出テ
ーブルのIDにあるセンスアンテナ番号領域に読出回数
を「+1」する(ステップS30)。
【0029】そして、同一センスアンテナで2回以上読
出されたか否かを判断し(ステップS31)、2回以上
の読出でない場合は上記ステップS25にリターンし、
2回以上の読出の場合には該当タグIDのアンテナ番号
の個別有効フラグをONする(ステップS32)。その
後にユニット#1において有効フラグがONになってい
るか否かを判断し(ステップS33)、ONでない場合
には更にそのタグIDに対してユニット#2(アンテナ
モジュール210(#2)のユニット)内で2個以上の
センスアンテナ番号の個別有効フラグがONであるか否
かを判断し(ステップS34)、センスアンテナの2個
以上がONの場合は該当IDのユニット#2での有効フ
ラグをONにし(ステップS35)、該当IDのユニッ
ト#1の個別有効フラグがONであるか否かを判断する
(ステップS36)。上記ステップS33で有効フラグ
がONの場合、上記ステップS34で個別有効フラグが
OFFの場合、上記ステップS36で個別有効フラグが
ONの場合には、いずれもPC230へ確定したタグI
Dデータを送信し(ステップS37)、その後に該当タ
グIDのPC230へのPC送信済みフラグをONして
(ステップS38)、上記ステップS25へリターンす
る。上記ステップS36で個別有効フラグがOFFの場
合も上記ステップS25へリターンする。
【0030】一方、上記ステップS25でトレイ202
の通過が検知された場合には、不正検出回路を停止し
(ステップS39)、金属検知回路219の不正検出信
号により金属検知の有無を判定し(ステップS40)、
金属物を検知したのであればユニット#2の不正検出フ
ラグをONにする(ステップS41)。続いて、ユニッ
ト#1及び#2で不整合なデータが有るか否かを判断し
(ステップS42)、不整合データが無い場合には、ユ
ニット#1又は#2で不正検出が有ったか否かを判断し
(ステップS43)、不正検出が有った場合には、PC
230へ「不正検出有り」を通知し(ステップS4
4)、また、上記ステップS42において不整合データ
が有った場合には、PC230へ「不整合データ有り」
を通知し(ステップS45)、その後にトレイデータの
送信終了を通知して(ステップS46)、次のトレイ待
ち状態となる。
【0031】図12はPC230の精算処理例を示して
おり、常時トレイデータの受信開始の待機状態となって
おり(ステップS50)、受信が開始されるとトレイデ
ータの受信終了となるまで確定タグIDデータを受信し
(ステップS51、S52)、トレイデータの受信終了
となって後に、不正が検出されたか否かを判断し(ステ
ップS53)、不正が検出されたのであれば、アラーム
を発すると共に、金属製のものを食器から取り除いて再
読取トライをする旨を表示操作部223に表示し(ステ
ップS54)、ステップS59に移行する。上記ステッ
プS53で不正検出が無ければユニット#1及び#2の
不整合データが有るか否かを判断し(ステップS5
5)、不整合データが有れば再読取トライを表示操作部
223に表示し(ステップS56)、読取キャンセルが
なければ再トライとなる(ステップS59)。この場合
の再トライとは、文字通り再度読取処理を行なう場合
と、精算をキャンセルし、別途手入力によるレジスタ等
のある窓口で精算処理を行なう場合とがある。通常利用
者は窓口で精算してもらう。
【0032】又、不正検出が無く不整合データも無けれ
ば精算動作となり(ステップS57)、金額を表示操作
部223に表示して(ステップS58)レジでの精算処
理となる。精算は、IDカードを所持している人につい
ては給与から天引し、プリペイドカードを所持している
人については残高を更新することによって行なう。尚、
給与から天引きするために個人IDと金額情報をPC2
30に保存する。又、PC230は前述の未決済情報が
あればこれを保持しておき、別途手入力レジスタ等で決
済が済むまで保持する。全てが決済済みとなった後に当
日分の情報は、人事情報を管理する全社のホストに通知
され、給与情報に反映されるようになっている(ステッ
プS60)。
【0033】図13はIDタグの読出タイミングを示す
タイムチャートであり、精算は読出及びデータ送信の後
に行なうようになっている。つまり、1人目のデータ確
認終了後に次の人の受付を行ない、精算は確認が通知さ
れてから行なうようになっている。複数アンテナ構成で
は、それぞれ別の利用者の読取を行なうことができるの
で、並列処理が可能となっている。
【0034】なお、上述のアンテナモジュールでは、矩
形状の励振コイル内にセンスアンテナを2列に配置して
いるが、励振コイル及びセンスアンテナの配置はこれに
限定されるものではなく、トレイ上の任意位置に置かれ
ている食器のIDタグを励振すると共に、線状の走査
(スキャン)により又は全面から同時にID信号を受信
できる態様であれば良い。又、上述ではアンテナモジュ
ールを2列(ユニット#1、#2)に配置して構成して
いるが、1列でも3列以上にも配置することが可能であ
り、食堂以外にも種々の適用が可能である。更に、上述
では食器を載置したトレイを搬送してIDタグデータの
読出しと不正の検出を行なうようにしているが、読出部
を相対的に移動させたりすることも可能であり、トレイ
全面に対応するようなアンテナモジュールを設ければ移
動させる必要もない。更に又、上述では食堂において、
食事後に精算するようにしているが、食事前に精算する
ようにしても良い。又、上述の自動精算装置の動作フロ
ーにおいては、個別有効フラグをONする条件はIDタ
グの同一アンテナでの読出回数が2回(以上)とした
が、システムの要求仕様に合わせてN1 回としても良
い。更に、ユニットの有効フラグをONする条件は個別
有効フラグのONの個数が2個(以上)としたが、同様
な理由でN2 個としても良い。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、コイン等
を食器の底部に潜ませてIDを読み出せないようにした
不正や、金属物を食器内やトレイ上に置いた場合を即座
に検出しアラームを発することにより正規の料金の精算
を促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る読出し不正検出回路の一例を示す
ブロック図である。
【図2】読出し不正検出回路の読取回路部の動作例を示
すタイムチャートである。
【図3】読出し不正検出回路の金属検知回路部の動作例
を説明するための波形図である。
【図4】自動精算装置の構成例を示す図である。
【図5】アンテナモジュールの外観斜視図である。
【図6】アンテナモジュールの励振及び読出の回路系を
示す図である。
【図7】復調器の動作を説明するためのタイムチャート
である。
【図8】自動精算装置の動作例を示すフローチャートで
ある。
【図9】自動精算装置の動作例を示すフローチャートの
一部である。
【図10】自動精算装置の動作例を示すフローチャート
の一部である。
【図11】自動精算装置の動作例を示すフローチャート
の一部である。
【図12】PCにおける精算処理例を示すフローチャー
トである。
【図13】IDタグ読出のタイミング動作を示すタイム
チャートである。
【図14】IDタグが装着された食器の例を示す斜視図
である。
【図15】不正行為の一例を説明するための図である。
【図16】本発明に用いるIDタグの構造例を示す図で
あり、同図(A)は平面断面図、同図(B)は側面断面
図である。
【図17】IDタグ内のICチップの内部構成及びアン
テナコイルとの接続関係を示す結線図である。
【図18】ICチップの動作例を示すタイムチャートで
ある。
【符号の説明】
10 IDタグ 12 ICチップ 13 アンテナコイル 20 受信アンテナコイル 21 増幅回路 22 ローパスフィルタ 23 バンドパスフィルタ 24 復調器 30 金属検知回路部 31 ハイパスフィルタ 32 バンドパスフィルタ 33 積分回路 34 コンパレータ34 200 自動精算装置 201 食器 202 トレイ 210 アンテナモジュール 212 励振アンテナ 213 センスアンテナ 219 金属検知回路 220 制御ユニット 230 PC

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器の底面に貼付け或いは埋め込まれた
    電磁結合により電力を受けて特定の周波数で固有のデー
    タを出力する非接触式IDタグの読出装置において、前
    記食器の底面のIDタグ部に駆動電源を誘起させる励振
    アンテナと、前記IDタグからの電磁波信号をセンスす
    る読出アンテナ手段と、前記読出アンテナ手段の後段に
    設けられ、前記IDタグのデータ信号の周波数を分離す
    る共に励磁周波数の周波数成分を通過させるフィルター
    手段と、前記フィルター手段の出力を監視して電界強度
    の低下を示した場合に不正があったことを通知するため
    の信号を出力する監視手段とを具備したことを特徴とす
    る不正検出機能を備えた非接触タグ読出装置。
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