JPH1022851A - アンテナ異常検出装置 - Google Patents

アンテナ異常検出装置

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JPH1022851A
JPH1022851A JP8176592A JP17659296A JPH1022851A JP H1022851 A JPH1022851 A JP H1022851A JP 8176592 A JP8176592 A JP 8176592A JP 17659296 A JP17659296 A JP 17659296A JP H1022851 A JPH1022851 A JP H1022851A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
connection point
capacitor
connecting point
coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP8176592A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Yamabayashi
正明 山林
Koichi Ogawa
晃一 小川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH1022851A publication Critical patent/JPH1022851A/ja
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造的に丈夫で破損しにくく製作が容易なア
ンテナおよび給電線の断線等の異常を検出する手段を提
供する。 【解決手段】 第1の接続点1で同軸給電線8の内導体
8aの一端と第1のアンテナ素子7aとを接続し、第2
の接続点2で外導体8bの一端と第2のアンテナ素子7
aとを接続し、内導体8aの他端は第3の接続点3から
コンデンサ14を介して第5の接続点5で送受信機に接
続し、外導体8bの他端は第6の接続点6で送受信機に
接続し、接続点1,2間にコイル9とコンデンサ10の
並列共振回路を、接続点3,4の間にコイル12とコン
デンサ13の並列共振回路を設け、接続点4からトラン
ジスタ15のベースに接続して直流抵抗を検出するよう
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアンテナの損傷等の
異常を検出する手段を有するアンテナ異常検出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年移動無線用の固定局は、たとえばパ
ーソナルハンディホンシステム等のように小電力の無人
基地局を多数設置するものが多くなり、それに伴って風
や物体の衝突等によりアンテナや給電線に損傷・異常が
ないかを早期に発見する方法が講じられてきた。図3に
従来のDCループを用いた監視手段の例を示す。すなわ
ち図3は従来のアンテナ異常検出装置のブロック図であ
る。図において、同軸給電線20の内導体20a,外導
体20bの一端にはそれぞれアンテナ素子7a,7bが
接続され、内導体20aの他端はコンデンサ14を介し
て図示しない送信機の出力端子5に、外導体20bの他
端は送信機の出力端子6に接続されている。また同軸給
電線20aは使用周波数に対して並列共振回路をなすよ
うに接続されたコイル12およびコンデンサ13を介し
て、トランジスタ15のベースに接続されている。そし
て同軸給電線20の内導体20a,外導体20b間を直
流的に短絡する形でλ/4スタブ21が接続されてい
る。抵抗器16はトランジスタ15のベースに対するバ
イアス電流を与え、抵抗器17は同じくコレクタ負荷と
なっている。
【0003】図4は、同軸給電線20に対してスタブ2
1を接続する場合の実例を示す斜視図で、同軸給電線2
0の外導体20bの一部を除去し穴22をあけて内導体
20aと外導体20bとにλ/4スタブ21を接続して
いる。
【0004】このような構成において、送信機の出力端
子5,6からの送信高周波電流はコンデンサ14を通過
してコイル12とコンデンサ13の並列共振回路による
高インピーダンスによりトランジスタ15へ流れること
なく、またλ/4スタブ21で内導体20aからの電流
と外導体20bへの電流が打ち消し合うので、交流的に
はスタブ21は接続されていないのと同然である。
【0005】常時はスタブ21によってトランジスタ1
5のベースが接地されているのでトランジスタ15はオ
フとなり抵抗器17内の電圧降下がなく、出力端子18
の電圧はハイとなり、アンテナに異常がないことを示
す。
【0006】同軸給電線20に断線等が生じるとトラン
ジスタ15のベースはオープンとなり抵抗器16を介し
て電源電圧Vccが印加され、トランジスタ15はオン
となって抵抗器17でコレクタ電圧は低下し、出力端子
18の電圧はロウとなり、アンテナに異常があることを
示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3の
ようなλ/4ショートスタブを用いた従来のアンテナ異
常検出装置においては、図4の同軸給電線の外導体を除
去して内導体を露出させる必要があり、構造が複雑で十
分な強度を持たせることが困難で寸法のばらつきを生じ
やすく、また加工が面倒でコストアップの要因となって
いた。
【0008】また上記の方法の他に給電線の電圧定在波
比をチェックする方法もあるが、回路構成が複雑であり
高価なものとなっていた。
【0009】本発明は、上記従来の課題を考慮し、簡単
な構成で所期の目的を達成できるアンテナ異常検出装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、同軸給電線
の内導体の一端と第1のアンテナ素子とが第1の接続点
で接続され、前記同軸給電線の外導体の一端と第2のア
ンテナ素子とが第2の接続点で接続され、前記同軸給電
線の内導体の他端とコンデンサの一端が第3の接続点で
接続され、そのコンデンサの他端は第5の接続点と接続
され、前記同軸給電線の外導体の他端は第6の接続点と
接続され、前記第1と第2の接続点間に、少なくとも使
用周波数において高インピーダンスである第1の素子が
接続され、前記第3の接続点に、さらに、少なくとも使
用周波数において高インピーダンスである第2の素子が
接続され、前記第5の接続点と第6の接続点間より送信
信号を印加しまたは受信信号を取り出すとともに、前記
第2の素子の他端である第4の接続点と前記第6の接続
点との間の導通を検出することによってアンテナの異常
を検出することを特徴とするアンテナ異常検出装置であ
る。
【0011】そしてこの構成において同軸給電線に印加
された送信信号またはアンテナから受信された受信信号
に対して第1の素子は高いインピーダンスを示すので送
信信号と受信信号にとっては無視することができ、また
第2の素子によって第4の接続点から外に接続した回路
が無視でき、また第4の接続点と第6の接続点間は通常
状態では直流的には低抵抗であり、この間の直流抵抗を
検出することによってアンテナに異常があるか否かを判
定し得る。
【0012】つまり、送受信機側からは第1と第2の素
子は無視することができ、一方第2の素子の他端の第4
の接続点側から給電線を見た場合は通常の接続状態にお
いては直流的には低抵抗であり、この抵抗値を検出する
ことによりアンテナ、特に同軸給電線の異常を検出で
き、構造が簡単で機械的に丈夫であり製作が容易なアン
テナ異常検出装置を得ることができる。
【0013】本発明の請求項2、3および4に記載の発
明は、請求項1記載の発明において、第1と第2の接続
点間に設けた第1の素子は、それぞれコイルとコンデン
サの並列共振回路、抵抗器またはコイルである構成とな
っている。
【0014】この構成において請求項1と同様に第4の
接続点と第6の接続点間は通常状態では直流的には低抵
抗であり、この間の直流抵抗を検出することによってア
ンテナ、特に同軸給電線に異常があるか否かを判定し得
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0016】(実施の形態1)図1に本発明の実施の形
態1のアンテナ異常検出装置のブロック図を示す。図1
において従来技術の図3と同一機能の部分には同じ符号
を付けて、その部分の説明を省略する。図3と同様に同
軸給電線8の内導体8aの一端は第1の接続点である接
続点1で第1のアンテナ素子であるアンテナ素子7aに
接続され、外導体8bの一端には第2の接続点である接
続点2において第2のアンテナ素子であるアンテナ素子
7bに接続されている。
【0017】接続点1と接続点2との間には第1の素子
として使用周波数に対して並列共振回路をなすように接
続されたコイル9およびコンデンサ10を接続してい
る。
【0018】同軸給電線8の内導体8aの他端は第3の
接続点である接続点3に接続され、この接続点3と第4
の接続点である接続点4との間には第2の素子として使
用周波数に対して並列共振回路をなすように接続された
コイル12およびコンデンサ13を接続している。接続
点3と第5の接続点である接続点5の間にはコンデンサ
14が接続され、外導体8bの他端は第6の接続点であ
る接続点6に接続されている。図示しない送信機の出力
は接続点5,6に接続されている。
【0019】以上のように構成されたアンテナ異常検出
装置について、以下その動作を説明する。まず接続点
5,6に送信機からの送信高周波電流が加えられると、
コイル12とコンデンサ13の並列共振回路による高イ
ンピーダンスによりトランジスタ15へ流れることな
く、またコイル9とコンデンサ10の並列共振回路によ
るきわめて高いインピーダンスにより交流的にはコイル
9とコンデンサ10は接続されていないのと同然であ
り、この動作は受信高周波電流に対しても同様である。
【0020】常時はコイル12とコイル9を通じてトラ
ンジスタ15のベースが接地されているのでトランジス
タ15はオフとなり抵抗器17内の電圧降下がなく、出
力端子18の電圧はハイとなり、アンテナに異常がない
ことを示す。
【0021】同軸給電線8に断線等が生じるとトランジ
スタ15のベースはオープンとなり抵抗器16を介して
電源電圧Vccが印加され、トランジスタ15はオンと
なってコレクタ電圧は低下し、出力端子18の電圧はロ
ウとなり、アンテナに異常があることを示す。
【0022】以上のように本実施の形態によれば、同軸
給電線8の内導体8aとアンテナ素子7aとの接続点1
および外導体8bとアンテナ素子7bとの接続点2の間
に使用周波数に対して並列共振回路をなすように接続さ
れたコイル9およびコンデンサ10を接続したことによ
り、コイル9とコンデンサ10とは高周波信号に対して
は無視でき、また直流的にはコイル9によってトランジ
スタ15のベースを短絡することによってアンテナと給
電線の障害を簡単な方法で検出することができる。
【0023】(実施の形態2)図2は実施の形態2のア
ンテナ異常検出装置のブロック図を示し、図2におい
て、実施の形態1の図1と同一機能の部分には同一符号
を付けて説明を省略する。図1と異なる点は、図1のコ
イル9とコンデンサ10に代えて接続点1と2との間に
同軸給電線8の特性インピーダンスに対して数十倍以上
のインピーダンスを持つ抵抗器11を接続したものであ
る。通常同軸給電線の特性インピーダンスは50オーム
がよく用いられるから、たとえば抵抗器11の抵抗値を
5キロオームとすれば比は100倍となり、高周波信号
に対する損失も無視できる。本実施の形態の動作も実施
の形態1のものと同様である。この実施の形態において
抵抗器11に代えて使用周波数帯において上記の抵抗器
と同等以上のインピーダンスを有するコイルを用いても
目的を達することができる。
【0024】上記の各実施の形態において、抵抗の値等
は一例であり任意に設定することができ、また直流抵抗
を検出する回路構成は一例であり、この構成に限定され
るものではない。さらに送信の場合について説明した
が、受信の場合においても効果は同じである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明のアンテナ異
常検出装置によれば、構造が簡単で機械的に丈夫であり
製作が容易なアンテナ異常検出装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のアンテナ異常検出装置
のブロック図
【図2】本発明の実施の形態2のアンテナ異常検出装置
のブロック図
【図3】従来技術のアンテナ異常検出装置のブロック図
【図4】従来技術のアンテナ異常検出装置のブロック図
【符号の説明】
1 第1の接続点 2 第2の接続点 3 第3の接続点 4 第4の接続点 5 第5の接続点 6 第6の接続点 7a 第1のアンテナ素子 7b 第2のアンテナ素子 8 同軸給電線 8a 内導体 8b 外導体 9,12 コイル 10,13,14 コンデンサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同軸給電線の内導体の一端と第1のアン
    テナ素子とが第1の接続点で接続され、 前記同軸給電線の外導体の一端と第2のアンテナ素子と
    が第2の接続点で接続され、 前記同軸給電線の内導体の他端とコンデンサの一端が第
    3の接続点で接続され、 そのコンデンサの他端は第5の接続点と接続され、 前記同軸給電線の外導体の他端は第6の接続点と接続さ
    れ、 前記第1と第2の接続点間に、少なくとも使用周波数に
    おいて高インピーダンスである第1の素子が接続され、 前記第3の接続点に、さらに、少なくとも使用周波数に
    おいて高インピーダンスである第2の素子が接続され、 前記第5の接続点と第6の接続点間より送信信号を印加
    しまたは受信信号を取り出すとともに、前記第2の素子
    の他端である第4の接続点と前記第6の接続点との間の
    導通を検出することによってアンテナの異常を検出する
    ことを特徴とするアンテナ異常検出装置。
  2. 【請求項2】 第1と第2の接続点間に設けた第1の素
    子は、コイルとコンデンサの並列共振回路であることを
    特徴とする請求項1記載のアンテナ異常検出装置
  3. 【請求項3】 第1と第2の接続点間に設けた第1の素
    子は抵抗器であることを特徴とする請求項1記載のアン
    テナ異常検出装置。
  4. 【請求項4】 第1と第2の接続点間に設けた第1の素
    子はコイルであることを特徴とする請求項1記載のアン
    テナ異常検出装置。
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