JPH10227822A - 活線状態での芯線対照照査器 - Google Patents

活線状態での芯線対照照査器

Info

Publication number
JPH10227822A
JPH10227822A JP9030116A JP3011697A JPH10227822A JP H10227822 A JPH10227822 A JP H10227822A JP 9030116 A JP9030116 A JP 9030116A JP 3011697 A JP3011697 A JP 3011697A JP H10227822 A JPH10227822 A JP H10227822A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test signal
core
circuit
cable
core wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9030116A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Motohashi
幸二 本橋
Masao Suzuki
正男 鈴木
Michiaki Watanabe
通昭 渡辺
Keiji Takano
慶二 高野
Kokichi Hida
孝吉 飛田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
East Japan Railway Co
Original Assignee
Omron Corp
East Japan Railway Co
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, East Japan Railway Co, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP9030116A priority Critical patent/JPH10227822A/ja
Publication of JPH10227822A publication Critical patent/JPH10227822A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 活線状態にある芯線に分岐用芯線が正しく接
続されている否かを照査するのに好適な活線状態での芯
線対照照査器を提供する。 【解決手段】 分岐用ケーブル6内の複数の分岐用芯線
が、ケーブル5内の活線状態にある複数の芯線の対応す
る芯線に、正しく接続されているか否かの照査を、前記
ケーブル5の芯線から試験用信号としての高周波信号
を、注入点切換手段33を介して注入し、分岐用ケーブ
ル6の芯線から検出点切換手段36を介して検出回路3
5に取り込んで前記高周波信号を検出することにより行
っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、芯線の接続を活線
状態で照査する芯線対照照査器に関し、例えば、鉄道分
野などにおいて、活線状態のケーブルに分岐用ケーブル
を接続した際に、前記分岐用ケーブル内の複数の分岐用
芯線が、前記活線状態のケーブル内の複数の芯線の対応
する芯線に正しく接続されているか否かを照査するのに
好適な活線状態での芯線対照照査器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、配線が正しく行われているか、
あるいは、断線していないかといった導通試験は、様々
な分野で行われており、例えば、鉄道分野においても、
次のような試験が行われている。
【0003】図10は、鉄道の踏み切り付近の制御を示
す概略構成図であり、同図において、1は鉄道線路の踏
み切りに配設された遮断機であり、2はその近傍に配置
されるとともに、遮断機1や図示しない警報器にケーブ
ル3を介して接続された制御箱としての器具箱であり、
4はこの器具箱2にケーブル5を介して接続された機器
室であり、この機器室4は、器具箱2を介して踏み切り
の遮断機1などの制御を集中管理するものである。
【0004】この器具箱2は、メンテナンスによって新
しい器具箱に交換されるのであるが、この交換作業は、
終電後の夜間において、電源を落とした状態で行われ、
旧器具箱2を切り離して新しい器具箱を接続し、この新
しい器具箱が、ケーブルを介して機器室4あるいは遮断
機1などと正しく接続されているか否かの導通試験を、
テスタを用いて行い、正しく接続されていることが確認
された後に、電源を立ち上げるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな夜間の交換作業は、人件費が高くつくとともに、作
業時間も長くならざるを得ず、コストが高くなるという
難点があり、電車が運行されている昼間に交換作業を行
えるようにすることが望まれるが、そのためには、電源
が供給されて器具箱が動作可能となっている状態、すな
わち、活線状態で、交換作業を進めなくてはならず、そ
の際には、活線状態でケーブル内の芯線が正しく接続さ
れたか否かの照査を行う必要がある。
【0006】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、活線状態にある芯線に、分岐用芯線が正しく
接続されているか否かを照査するのに好適な活線状態で
の芯線対照照査器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0008】すなわち、本発明は、活線状態の芯線に分
岐用芯線が正しく接続されているか否かを照査する芯線
対照照査器であって、前記活線状態の芯線または前記分
岐用芯線の一方から試験用信号を注入し、他方で前記試
験用信号を検出することによって照査するものである。
【0009】また、複数の前記分岐用芯線が、複数の前
記活線状態の芯線の対応する芯線に正しく接続されてい
るか否かを照査するものである。
【0010】注入される前記試験用信号は、活線状態の
芯線を介して伝達される本来の信号とは、周波数が相違
するものであるのが好ましい。
【0011】また、本発明の芯線対照照査器は、前記試
験用信号を発生する試験用信号発生回路と、該試験用信
号発生回路からの試験用信号が与えられるとともに、前
記活線状態の芯線または前記分岐用芯線の前記一方へ出
力する出力端子と、前記他方からの信号が入力される入
力端子と、該入力端子からの試験用信号を検出する検出
回路とを備えている。
【0012】前記出力端子および前記入力端子を複数備
えるとともに、前記試験用信号発生回路からの試験用信
号を切り換え選択していずれかの出力端子に出力する注
入点切換手段と、複数の前記入力端子からの入力のいず
れかを切り換え選択して前記検出回路に与える検出点切
換手段を備える構成としてもよい。
【0013】さらに、前記試験用信号発生回路を、高周
波発振回路とし、前記注入点切換手段で選択されなかっ
た出力端子および前記検出点切換手段で選択されなかっ
た入力端子は、コンデンサおよび終端抵抗を介して回路
基準点にそれぞれ接続されるようにしてもよい。
【0014】前記検出回路は、前記試験用信号を通過さ
せるフィルタ回路と、このフィルタ回路の出力を検波す
る検波回路と、この検波回路の出力レベルと閾値とを比
較する比較回路とを備える構成としてもよく、さらに、
複数の前記閾値のいずれかを選択設定できるようにして
もよい。
【0015】また、活線状態の芯線の照査を行う区間外
に設けられて試験用信号の通過を阻止する阻止フィルタ
を備える構成としてもよい。
【0016】さらに、機器が接続されているケーブルの
中途部に分岐用ケーブルを圧接コネクタによって接続し
た際に、前記ケーブル内の活線状態の芯線に、前記分岐
用ケーブル内の分岐用芯線が正しく接続されているか否
かを照査してもよく、前記機器を、鉄道線路の踏み切り
の近傍に配設されて遮断機を制御する制御箱としてもよ
い。
【0017】本発明の芯線対照照査器によれば、活線状
態の芯線または分岐用芯線の一方から試験用信号を注入
し、他方で前記試験用信号を検出することにより、分岐
用芯線が正しく接続されているか否かを照査できること
になり、特に、複数の分岐用芯線が、複数の活線状態の
芯線の対応する芯線に正しく接続されているか否かを照
査することができる。
【0018】また、注入される試験用信号は、活線状態
の芯線を介して伝達される本来の信号とは、周波数が相
違するので、活線状態の芯線に機器が接続されている状
態であっても、照査を実施することができる。
【0019】本発明の芯線対照照査器によれば、試験用
信号発生回路からの試験用信号を、出力端子を介して活
線状態の芯線または分岐用芯線の一方へ出力し、他方か
らの信号を入力端子を介して検出回路に取り込んで試験
用信号を検出することができる。
【0020】さらに、出力端子および入力端子を複数備
えるとともに、試験用信号を切り換え選択していずれか
の出力端子に出力する注入点切換手段と、複数の入力端
子からの入力のいずれかを切り換え選択して検出回路に
与える検出点切換手段を備えているので、複数の芯線の
照査を効率的に実施することができる。
【0021】また、試験用信号発生回路を、高周波発振
回路とし、注入点切換手段で選択されなかった出力端子
および検出点切換手段で選択されなかった入力端子は、
コンデンサおよび終端抵抗を介して回路基準点にそれぞ
れ接続するので、正しく接続されている芯線と接続され
ていない芯線との判別が正確に行える。
【0022】さらに、検出回路は、試験用信号を通過さ
せるフィルタ回路と、このフィルタ回路の出力を検波す
る検波回路と、この検波回路の出力レベルと閾値とを比
較する比較回路とを備えているので、試験用信号の検出
を容易に行うことができ、また、複数の前記閾値のいず
れかを選択設定できるので、照査を行う芯線の長さによ
る試験用信号の減衰を考慮した閾値とすることができ、
より正確な判別が行える。
【0023】また、活線状態の芯線の照査を行う区間外
に試験用信号の通過を阻止する阻止フィルタが設けられ
るので、試験用信号が照査を行う区間外に伝達されて外
部の回路に侵入して悪影響を及ぼすのが有効に防止され
る。
【0024】さらに、機器が接続されているケーブルの
中途部に分岐用ケーブルを圧接コネクタによって接続し
た際に、前記ケーブル内の活線状態の芯線に、前記分岐
用ケーブル内の分岐用芯線が正しく接続されているか否
かを照査することができ、特に、鉄道線路の踏み切りの
近傍に配設されている制御箱に接続されている活線状態
のケーブルに分岐用ケーブルを接続した際に、分岐用ケ
ーブルが正しく接続されているか否かを照査できること
になる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態について詳細に説明する。
【0026】図1は、本発明の一つの実施の形態に係る
芯線対照照査器による照査が適用される鉄道線路の踏み
切り付近の制御を示す概略構成図であり、図10に対応
する部分には、同一の参照符号を付す。
【0027】同図において、1は鉄道線路の踏み切りに
配設された遮断機であり、2はその近傍に配置されると
ともに、遮断機1や図示しない警報器にケーブル3を介
して接続された制御箱としての器具箱であり、4はこの
器具箱2にケーブル5を介して接続された機器室であ
り、この機器室4は、器具箱2を介して踏み切りの遮断
機1などの制御を集中管理するものである。
【0028】この実施の形態では、旧器具箱2を新しい
器具箱21に交換する作業を、電車が運行されている昼
間に行えるようにするために、次のように構成してい
る。すなわち、この実施の形態では、器具箱2と機器室
4との間のケーブル5および器具箱2と遮断機1との間
のケーブル3の中途部に、分岐用ケーブル6,7を圧接
コネクタ8,9によってそれぞれ接続し、後述する本発
明の芯線対照照査器を用いて、分岐用ケーブル6,7が
正しく接続されているか否かの照査をそれぞれ行って該
ケーブル6,7が正しく接続されていることをそれぞれ
確認した後、電車が到来しない期間を利用して器具箱2
の両側のケーブル5,3の圧接コネクタ8,9よりも器
具箱2側の部分を切断して旧器具箱2を切り離し、分岐
用ケーブル6,7のコネクタ10,11に、新たな器具
箱21のコネクタ12,13を嵌合して新たな器具箱21
を接続するものである。
【0029】本発明に係る芯線対照照査器による分岐用
ケーブル6,7の照査は、後述のように、ケーブル5,
3の器具箱2側の接続部から試験用信号を注入し、分岐
用ケーブル6,7の遊端に設けられたコネクタ10,1
1から試験用信号をそれぞれ検出することにより行われ
る。
【0030】なお、新たな器具箱21のコネクタ12,
13は、器具箱21の内部と正しく接続されていること
が予め確認されている。
【0031】図2は、本発明の一つの実施の形態に係る
芯線対照照査器14による照査の際の接続状態を示す図
であり、この図2においては、器具箱2の機器室4側の
分岐用ケーブル6の照査の接続状態を示している。
【0032】この芯線対照照査器14は、分岐用ケーブ
ル6内の複数の各芯線が、元のケーブル5の複数の各芯
線と正しく接続されているか否かの照査を行うものであ
り、器具箱2の内部のケーブル5の複数の芯線の各接続
部15から試験用信号を注入し、分岐用ケーブル6の複
数の芯線に個別的に対応するコンタクトを有するコネク
タ10側からの試験用信号を検出することにより、照査
を行うものである。
【0033】このため、照査器14には、試験用信号の
注入側となる複数のクリップ端子19を有するリード線
60が接続されるとともに、試験用信号の検出側となる
前記コネクタ10に嵌合するコネクタ16を有するケー
ブル17が接続される。
【0034】図3は、芯線対照照査器14の正面図であ
り、図4は、その側面図である。
【0035】芯線対照照査器14の正面上部の左右に
は、上述のコネクタ16を有するケーブル17の複数の
芯線がそれぞれ接続される複数の差し込み端子台18
と、クリップ端子19を有するリード線60がそれぞれ
接続される複数のピンジャック端子20とが、それぞれ
設けられている。
【0036】また、ピンジャック端子20の下方位置に
は、試験用信号を注入する芯線を切り換え選択するため
に操作される複数の注入側選択スイッチ21および各選
択スイッチ21に個別的に対応する注入側表示灯22が
配設され、その下方位置には、後述のように、照査を行
う距離に応じて切り換え設定される距離設定スイッチ2
3が配設され、その右方には、電源スイッチ24が配設
されている。
【0037】さらに、差し込み端子台18の下方位置に
は、試験用信号を検出する芯線を切り換え選択するため
に操作される複数の検出側選択スイッチ25および各選
択スイッチ25に個別的に対応する検出側表示灯26が
配設されており、その下方位置には、検出電圧レベルを
表示する指針式の電圧表示部27が配設されている。
【0038】また、中央の下方位置には、注入側あるい
は検出側の選択スイッチ21,25の複数が同時に選択
されている場合に警告表示する警告表示灯28,29が
配設されるとともに、注入側あるいは検出側の選択スイ
ッチ21,25が全く選択されていない場合に警告表示
する警告表示灯30,31が配設されている。
【0039】図5は、照査器14の内部およびケーブル
5,6との接続状態を示す構成図であり、図2ないし図
4に対応する部分には、同一の参照符号を付す。
【0040】器具箱2内の複数の芯線の各接続部15お
よび各クリップ端子19には、芯線を特定するための番
号がそれぞれ付されており、番号が一致するように、各
クリップ端子19を、器具箱2内の各接続部15にそれ
ぞれ接続する。また、各クリップ端子19のリード線6
0の各ピン端子は、芯線対照照査器14の対応するピン
ジャック端子20にそれぞれ接続される。また、分岐用
ケーブル6の複数の芯線も照査器14のケーブル17を
介して照査器14の差し込み端子台18の対応する複数
の入力端子18aにそれぞれ接続される。
【0041】芯線対照照査器14は、試験用信号として
の高周波信号を発生する高周波発振器32と、この高周
波発振器32からの高周波信号を、複数の出力端子とし
てのピンジャック端子20のいずれかに切り換え選択し
て出力する上述の複数の注入側選択スイッチ21からな
る注入点切換手段33と、分岐用ケーブル6からの信号
が入力される差し込み端子台18の複数の入力端子18
aと、試験用信号としての高周波信号を検出する検出回
路35と、前記複数の入力端子34のいずれかを切り換
え選択して検出回路35に接続する上述の検出側選択ス
イッチ25からなる検出点切換手段36と、ケーブル5
あるいはケーブル3によって伝達される本来の信号であ
る直流および低周波信号をカットする複数のコンデンサ
37と、複数の終端抵抗38とを備えている。
【0042】なお、この終端抵抗38の値は、ケーブル
5,6の線路インピーダンスに合わせることにより、ケ
ーブル終端での反射がなくなって安定した照査を行うこ
とができる。
【0043】昼間の電車の運行時にケーブル5,3によ
って伝達される本来の信号は、直流および低周波信号で
あり、これら信号に影響を与えないように、試験用信号
は、これら信号とは周波数が異なる、例えば4MHz程
度の高周波信号としている。
【0044】検出回路35は、検出点切換手段36から
の信号の内の試験用信号のみを通過させる帯域フィルタ
(BPF)39と、この帯域フィルタ39の出力を検波
する検波回路40と、この検波回路40の直流の出力レ
ベルと閾値設定回路61からの閾値とを比較するコンパ
レータ41と、このコンパレータ41の出力によって駆
動されるブザ42と、検波回路40の出力レベルを上述
の電圧表示部27に表示する電圧計43とを備えてい
る。
【0045】この検出回路35では、試験用信号として
の高周波信号が入力されると、検波回路40の出力レベ
ルが、設定されている閾値以上となってコンパレータ4
1から対応する出力がブザ42に与えられてブザ42が
駆動され、確認音が出力されることになる。
【0046】高周波信号は、ケーブルの長さに応じて減
衰するので、器具箱2から分岐用ケーブル6のコネクタ
10までの大まかな距離に応じて、閾値設定回路61の
上述の距離設定スイッチ23を設定操作することによ
り、コンパレータ41に与えられる閾値を、ケーブルの
長さによる減衰を考慮した閾値としている。この実施の
形態では、距離設定スイッチ23を設定操作することに
より、0〜50m、30〜70m、50〜100mの3
段階で閾値を選択できるように構成している。
【0047】また、注入点切換手段33で選択されなか
った出力端子としてのピンジャック端子20および検出
点切換手段36で選択されなかった差し込み端子台18
の入力端子18aは、コンデンサ37および終端抵抗3
8を介して回路基準点としてのグランドにそれぞれ接続
されるようになっている。このようにしないと、試験用
信号を注入した注入線以外の芯線の検波出力のレベルが
大きくなり、導通している芯線と導通していない芯線と
の検波出力のレベルの差が小さくなり、距離や試験用信
号の周波数の組み合わせなどによっては、導通している
か否かを判別できない場合があるからである。
【0048】さらに、この実施の形態では、試験用信号
としての高周波信号が、照査を行う区間外の外部の回路
に侵入して外部の回路が誤動作するのを防止するため
に、器具箱2内の制御盤側の芯線に、図2あるいは図5
に示されるように、高周波阻止フィルタ44を接続する
ようにしている。これによって、照査器14から注入さ
れた高周波信号が、器具箱2内の制御盤に侵入して誤動
作させるといったことを防止できることになる。
【0049】この高周波阻止フィルタ44としては、例
えば、図6に示される半円筒状の分割式の二つの磁性体
コア45を用いてもよいし、あるいは、図7に示される
ように、半円筒状の分割式の二つの磁性体コア45の一
方のコア45にコイル46を巻回するとともに、このコ
イル46に共振用コンデンサ47を接続して構成しても
よい。図7の構成によれば、図6の構成に比べて、高周
波阻止フィルタ44のインピーダンスを約2倍にするこ
とができる。
【0050】これら高周波阻止フィルタ44を、クリッ
プ端子等に装備して分割された二つの磁性体コア45の
間に芯線を挟み込むようにすればよい。
【0051】以上の構成を有する芯線対照照査器14に
よる照査方法について説明する。
【0052】上述のようにしてケーブル5の中途部に分
岐用ケーブル6を圧接コネクタ8によって接続し、芯線
対照照査器14に接続されている各クリップ端子19
を、元のケーブル5の芯線の器具箱2内の各接続部15
に、個別的に対応させて接続する一方、芯線対照照査器
14に接続されているコネクタ16を、分岐用ケーブル
6のコネクタ10に嵌合接続する。
【0053】この状態において、芯線対照照査器14の
電源を投入し、複数の注入側選択スイッチ21の第1の
選択スイッチ21をオンし、その他の選択スイッチ21
は、オフの状態に維持しておき、複数の検出側選択スイ
ッチ25の第1の選択スイッチ25をオンし、その他の
選択スイッチ25は、オフの状態に維持しておく。
【0054】これによって、注入側および検出側の第1
の選択スイッチ21,25に対応する表示灯22,26
がそれぞれ点灯し、高周波発振器32からの高周波信号
が、注入点切換手段33としての選択スイッチ21を介
して器具箱2内の接続部15を介して第1の芯線に注入
され、この第1の芯線に接続されている分岐用ケーブル
6の第1の芯線から検出点切換手段36としての選択ス
イッチ25を介して検出回路35に入力され、検出回路
35では、高周波信号が検波されてコンパレータ41で
比較されてブザ42が確認音を出力することになる。し
たがって、ブザ42からの確認音があったときには、元
のケーブル5の第1の芯線が、分岐用ケーブル6の第1
の芯線と接続されていることになる。
【0055】また、他の芯線と短絡していないことを確
認するために、注入側選択スイッチ21の第1の選択ス
イッチ21のみをオンしている状態で、検出側選択スイ
ッチ25の第1の選択スイッチ25をオフし、第2の選
択スイッチ25をオンして確認音が出力されないことを
確認し、順次、検出側選択スイッチ25の一つのみをオ
ンして確認音が出力されないことを確認する。
【0056】これによって、元のケーブル5の第1の芯
線が、分岐用ケーブル6の第1の芯線のみと正しく接続
されていることになる。
【0057】次に、注入側選択スイッチ21の第2の選
択スイッチ21のみをオンし、検出側選択スイッチ25
の第2の選択スイッチ25のみをオンし、確認音が出力
されるのを確認し、元のケーブル5の第2の芯線が、分
岐用ケーブル6の第2の芯線と接続されていることを確
認し、さらに、他の芯線と短絡していないことを、検出
側選択スイッチ25を順番に切り換えることにより、確
認する。
【0058】以下、同様にして元のケーブル5の各芯線
と分岐用ケーブル6の各芯線との接続を順番に試験す
る。
【0059】次に、器具箱2の遮断機1側の分岐用ケー
ブル7が、正しく接続されていることを、芯線対照照査
器14を使用して上述と同様に行う。
【0060】器具箱2の両側の分岐用ケーブル6,7が
正しく接続されていることが確認された後は、電車が到
来しない期間を利用して器具箱2の両側のケーブル5,
3の圧接コネクタ8,9よりも器具箱2側の部分を切断
して器具箱2を切り離し、予め準備してある新しい器具
箱21の両側のコネクタ12,13を、分岐用ケーブル
6,7のコネクタ10,11にそれぞれ嵌合して新たな
器具箱21を接続するものである。
【0061】なお、いずれかの芯線の導通が確認できな
かったような場合、例えば、注入側選択スイッチ21の
一つのみをオンし、対応する検出側選択スイッチ25の
一つのみをオンしたときに、確認音が出力されなかった
ようなときには、誤接続あるいは断線の虞れがあるの
で、検出側選択スイッチ25のみを切り換えてオンし、
誤って接続されている芯線を特定したり、断線であると
判定し、必要に応じて圧接コネクタ8,9を交換した
り、接続箇所を確認修正し、すべての芯線の接続を再度
確認する。
【0062】以上のようにして、器具箱2を接続したま
まの活線状態で、器具箱2の動作に影響を与えることな
く、分岐用ケーブル6,7が正しく接続されているか否
かの照査を行うので、電車が運行されている昼間におい
て、器具箱2の交換作業が可能となり、夜間に交換作業
を行う従来例に比べてコストの低減を図ることが可能と
なる。
【0063】また、分岐用ケーブル6,7は、圧接コネ
クタ8,9によって接続され、分岐用ケーブル6,7の
遊端部にはコネクタ10,11が装備されるとともに、
新たな器具箱21には、前記コネクタ10,11に嵌合
するコネクタ12,13が装備されるので、分岐用ケー
ブル6,7のケーブル5,3との接続および新たな器具
箱21との接続を短時間で効率的に行えることになる。
【0064】上述の実施の形態では、高周波信号を注入
する注入線および高周波信号を検出する検出線を、手動
操作によって切り換え選択したけれども、マイクロコン
ピュータなどを用いて検出回路35の出力を取り込むと
ともに、注入点切換手段33および検出点切換手段36
を制御することにより、自動的に、注入線および検出線
を切換選択できるようにしてもよい。
【0065】なお、分岐用ケーブル6と芯線対照照査器
14との接続は、コネクタに限らず、図8に示されるよ
うに、芯線対照照査器14に端子台55を装備して接続
するようにしてもよい。
【0066】また、ケーブルが、図9に示されるような
シールドケーブル51,61である場合には、シールド4
8を回路基準点であるグランドに接続することにより、
試験用信号が注入される注入線と、試験用信号を検出す
る検出線以外の芯線を、上述の実施の形態のように、終
端抵抗を介して回路基準点に接続しなくても、導通して
いる芯線と導通していない芯線との検波出力レベルの差
が大きくなって導通しているか否かを判別できることに
なる。
【0067】この図9の実施の形態では、芯線対照照査
器141の入力端子49および出力端子50にそれぞれ
接続されたクリップ端子51,52によって、試験用信
号の注入線および試験用信号を検出する検出線を、順番
に選択するように構成しており、上述の実施の形態にお
ける入力端子および出力端子を複数備える必要がなく、
また、注入点切換手段33および検出点切換手段36を
省略できることになる。なお、この図9の実施の形態で
は、閾値設定回路62からコンパレータ41に与えられ
る閾値は、固定であるけれども、上述の実施の形態と同
様に、ケーブルの長さに応じて、複数段階に切換設定で
きるようにしてもよい。
【0068】また、クリップ端子51,52によってケ
ーブル51,61の対応する芯線と芯線対照照査器141
とを接続したけれども、本発明の他の実施の形態とし
て、クリップ端子に代えて、プローブを用いることよ
り、注入線および検出線の切り換え作業を効率的に行え
るようにしてもよい。
【0069】上述の各実施の形態では、注入線および検
出線を選択している状態では、高周波信号を流し続けて
いたけれども、本発明の他の実施の形態として、高周波
信号による影響を可及的に低減するために、高周波信号
を、極めて短時間、例えば0.1秒間だけ注入して照査
するようにしてもよい。
【0070】上述の実施の形態では、検波回路40の出
力レベルと閾値とを比較することにより、導通している
芯線を確認したけれども、例えば、芯線の数が少ないよ
うな場合には、導通している芯線と導通していない芯線
との検波回路40の出力レベルの差があまり大きくない
ので、閾値を設定するのが容易でなく、この場合には、
検波回路40の出力レベルの最も高い芯線を、導通して
いる芯線であると判定するようにしてもよい。
【0071】上述の実施の形態では、器具箱2側から試
験用信号を注入し、分岐用ケーブル6,7側から試験用
信号を検出したけれども、分岐用ケーブル6,7側から
試験用信号を注入し、器具箱2側から試験用信号を検出
するようにしてもよいのは勿論である。
【0072】本発明の他の実施の形態として、ブザ42
に代えて、あるいは、ブザ42に加えて、導通している
か否かの判定結果を表示する表示部を設けてもよい。
【0073】上述の実施の形態では、器具箱の交換に適
用して説明したけれども、本発明は、器具箱の交換に限
らず、他の機器の交換に適用できるのは勿論であり、ま
た、本発明の芯線対照照査器は、機器の交換に限らず、
使用できるのは勿論である。
【0074】また、本発明は、鉄道分野に限らず、一般
の電気機器の照査器として使用できるのは勿論である。
【0075】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、芯線に分
岐用芯線が正しく接続されているか否かを活線状態で照
査できることになり、また、試験用信号を注入する芯線
および試験用信号を検出する芯線を切換選択するので、
複数の芯線の照査を効率的に実施することができ、さら
に、選択されなかった芯線をコンデンサおよび終端抵抗
を介して回路基準点にそれぞれ接続するので、正しく接
続されている芯線と接続されていない芯線との判別を正
確に行うことができる。
【0076】また、検出回路のおける閾値を選択設定す
ることにより、照査を行う芯線の長さに拘わらず、正確
な判別を行うことができ、さらに、活線状態の芯線の照
査を行う区間外に阻止フィルタが設けられるので、試験
用信号が照査を行う区間外に伝達されて外部の回路に侵
入して悪影響を及ぼすのを有効に防止することができ
る。
【0077】また、機器が接続されているケーブルの中
途部に分岐用ケーブルを圧接コネクタによって接続した
際に、前記ケーブル内の活線状態の芯線に、前記分岐用
ケーブル内の分岐用芯線が正しく接続されているか否か
を照査することができる。
【0078】特に、鉄道線路の踏み切りの近傍に配設さ
れている制御箱に接続されている活線状態のケーブルに
分岐用ケーブルを接続した際に、分岐用ケーブルが正し
く接続されているか否かを照査できることになり、これ
によって、電車が運行されている昼間に制御箱の交換作
業を実施することが可能となり、従来の夜間の交換作業
に比べてコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される鉄道の踏み切り付近の制御
を示す概略構成図である。
【図2】本発明の芯線対照照査器の接続状態を説明する
ための図である。
【図3】本発明の芯線対照照査器の正面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】図5は、芯線対照照査器の内部およびケーブル
との接続状態を示す構成図である。
【図6】高周波阻止フィルタを示す図である。
【図7】他の実施の形態の高周波阻止フィルタを示す図
である。
【図8】本発明の他の実施の形態の接続部を示す図であ
る。
【図9】本発明の他の実施の形態の図5に対応する構成
図である。
【図10】鉄道の踏み切り付近の制御を示す概略構成図
である。
【符号の説明】
2,21 器具箱 3,5 ケーブル 4 機器室 6,7 分岐用ケーブル 8,9 圧接コネクタ 14,141 芯線対照照査器 23 距離設定スイッチ 32 高周波発振器 33 注入点切換手段 36 検出点切換手段 37 コンデンサ 38 終端抵抗 39 帯域フィルタ 40 検波回路 41 コンパレータ 44 高周波阻止フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 通昭 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 高野 慶二 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内 (72)発明者 飛田 孝吉 島根県出雲市西林木町626番地の1 オム ロン出雲株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活線状態の芯線に分岐用芯線が正しく接
    続されているか否かを照査する芯線対照照査器であっ
    て、 前記活線状態の芯線または前記分岐用芯線の一方から試
    験用信号を注入し、他方で前記試験用信号を検出するこ
    とによって照査することを特徴とする活線状態での芯線
    対照照査器。
  2. 【請求項2】 複数の前記分岐用芯線が、複数の前記活
    線状態の芯線の対応する芯線に正しく接続されているか
    否かを照査する請求項1記載の活線状態での芯線対照照
    査器。
  3. 【請求項3】 注入される前記試験用信号は、前記活線
    状態の芯線を介して伝達される本来の信号とは、周波数
    が相違するものである請求項1または2記載の活線状態
    での芯線対照照査器。
  4. 【請求項4】 前記試験用信号を発生する試験用信号発
    生回路と、該試験用信号発生回路からの試験用信号が与
    えられるとともに、前記活線状態の芯線または前記分岐
    用芯線の前記一方へ出力する出力端子と、前記他方から
    の信号が入力される入力端子と、該入力端子からの試験
    用信号を検出する検出回路とを備える請求項1ないし3
    のいずれかに記載の活線状態での芯線対照照査器。
  5. 【請求項5】 前記出力端子および前記入力端子を複数
    備えるとともに、前記試験用信号発生回路からの試験用
    信号を切り換え選択していずれかの出力端子に出力する
    注入点切換手段と、複数の前記入力端子からの入力のい
    ずれかを切り換え選択して前記検出回路に与える検出点
    切換手段を備える請求項4記載の活線状態での芯線対照
    照査器。
  6. 【請求項6】 前記試験用信号発生回路は、高周波発振
    回路であり、前記注入点切換手段で選択されなかった出
    力端子および前記検出点切換手段で選択されなかった入
    力端子は、コンデンサおよび終端抵抗を介して回路基準
    点にそれぞれ接続される請求項5記載の活線状態での芯
    線対照照査器。
  7. 【請求項7】 前記検出回路は、前記試験用信号を通過
    させるフィルタ回路と、このフィルタ回路の出力を検波
    する検波回路と、この検波回路の出力レベルと閾値とを
    比較する比較回路とを備える請求項4ないし6のいずれ
    かに記載の活線状態での芯線対照照査器。
  8. 【請求項8】 複数の前記閾値のいずれかを選択設定で
    きる請求項7記載の活線状態での芯線対照照査器。
  9. 【請求項9】 前記活線状態の芯線の前記照査を行う区
    間外に設けられて前記試験用信号の通過を阻止する阻止
    フィルタを備える請求項1ないし8のいずれかに記載の
    活線状態での芯線対照照査器。
  10. 【請求項10】 機器が接続されているケーブルの中途
    部に分岐用ケーブルを圧接コネクタによって接続した際
    に、前記ケーブル内の活線状態の芯線に、前記分岐用ケ
    ーブル内の分岐用芯線が正しく接続されているか否かを
    照査するものである請求項1ないし9のいずれかに記載
    の活線状態での芯線対照照査器。
  11. 【請求項11】 前記機器が、鉄道線路の踏み切りの近
    傍に配設されて遮断機を制御する制御箱である請求項1
    0記載の活線状態での芯線対照照査器。
JP9030116A 1997-02-14 1997-02-14 活線状態での芯線対照照査器 Pending JPH10227822A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9030116A JPH10227822A (ja) 1997-02-14 1997-02-14 活線状態での芯線対照照査器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9030116A JPH10227822A (ja) 1997-02-14 1997-02-14 活線状態での芯線対照照査器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10227822A true JPH10227822A (ja) 1998-08-25

Family

ID=12294822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9030116A Pending JPH10227822A (ja) 1997-02-14 1997-02-14 活線状態での芯線対照照査器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10227822A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015090269A (ja) * 2013-11-05 2015-05-11 日本電気株式会社 接続検査システム、電力測定/監視システム、接続検査装置及び接続検査方法
CN106990317A (zh) * 2017-02-23 2017-07-28 泰州市得力工索具制造有限公司 用于多芯线组连接状态检测的无线可视校线仪及检测方法
CN107861093A (zh) * 2017-11-18 2018-03-30 深圳供电局有限公司 一种便携式电能计量接线校验装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015090269A (ja) * 2013-11-05 2015-05-11 日本電気株式会社 接続検査システム、電力測定/監視システム、接続検査装置及び接続検査方法
CN106990317A (zh) * 2017-02-23 2017-07-28 泰州市得力工索具制造有限公司 用于多芯线组连接状态检测的无线可视校线仪及检测方法
CN107861093A (zh) * 2017-11-18 2018-03-30 深圳供电局有限公司 一种便携式电能计量接线校验装置
CN107861093B (zh) * 2017-11-18 2023-12-15 深圳供电局有限公司 一种便携式电能计量接线校验装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5477152A (en) Device for testing continuity and/or short circuits in a cable
US4553085A (en) Coaxial cable tester device
US6323654B1 (en) Method and apparatus for remotely changing signal characteristics of a signal generator
CN108058599A (zh) 一种汽车及其高压互锁检测电路
JPH05280658A (ja) 多重負荷を切り換える電子制御装置
JPH066916A (ja) 配線接続判定方法および装置
US4130794A (en) Methods and means for identifying and testing circuit connections
US5264796A (en) Fault detection and isolation in automotive wiring harness including dedicated test line
CN116718875B (zh) 高压电缆单端接地系统中护套层接地的定位方法与仪器
US4810972A (en) Automatic short circuit tester control device
CN109507539A (zh) 低压对地故障点查找仪及查找方法
JPH10227822A (ja) 活線状態での芯線対照照査器
JP2584464B2 (ja) 屋内配線検査方法
JPH10282175A (ja) 配線路探査器
IE42567B1 (en) An apparatus for checking of the pairing of wires
JP2009130774A (ja) 異常検知システム
CN218948379U (zh) 一种用于注塑机安全回路的检测装置
CN209590635U (zh) 车身控制模块检测设备
SU1002987A1 (ru) Устройство дл проверки исправности электрического монтажа
EP1081011B1 (en) "Electrical detection unit for a railway telediagnostics system"
JP2002131365A (ja) 検査方法及び検査装置
SU1194151A1 (ru) Устройство дл автоматического контрол электрических параметров кабелей и жгутов
JPS6322539Y2 (ja)
JPS6317015Y2 (ja)
JP3479339B2 (ja) ケーブルの電気測定方法と電気測定装置