JPH10226228A - 遮光装置 - Google Patents

遮光装置

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JPH10226228A
JPH10226228A JP3013697A JP3013697A JPH10226228A JP H10226228 A JPH10226228 A JP H10226228A JP 3013697 A JP3013697 A JP 3013697A JP 3013697 A JP3013697 A JP 3013697A JP H10226228 A JPH10226228 A JP H10226228A
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JP
Japan
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light
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JP3013697A
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Naoki Ueno
直樹 上野
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Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遮光装置において、可動側調光部材の位置決
め精度の向上を図る。 【解決手段】 透明ケース(25)内に収容された一対
の調光部材のうち、一方の調光部材を透明ケースに固定
すると共に、他方の調光部材を固定側調光部材(26)
に対して所要方向に摺動可能に重ね合わせて配置し、リ
ニアモータ(33)を備える駆動機構により、可動側調
光部材(27)を所要方向に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の各種車
両のサンバイザー、ムーンルーフ、リアウインド、サイ
ドウインドあるいは建築物の窓等のための遮光装置に関
するものであり、詳しくは、一対の調光部材を相対的に
摺動させることにより遮光率を調節できるようにした遮
光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、透明ケース内に収容した偏光
フィルム、ストライプフィルム等からなる一対の調光部
材のうち、一方を固定側調光部材、他方を固定側調光部
材に対して摺動可能に配置される可動側調光部材とし、
可動側調光部材を固定側調光部材に対して相対的に摺動
させることにより遮光率を調節できるようにした遮光装
置が提供されている。上記可動側調光部材の駆動源に
は、静電アクチュエータ、直流モータ等が使用されてい
る。また、手動で可動側調光部材を摺動させるものもあ
る。
【0003】例えば、特公平7−85138号公報に記
載の装置では、図9に示すような直流モータを備える駆
動機構10が設けられている。この図9において、1
a,1bは透明ケース、2は固定側調光部材、3は可動
側調光部材である。透明ケース1bに設けられた穴4内
には可動側調光部材3に固定されたスライディングブロ
ック6が配置されている。このスライディングブロック
6のガイド溝6aには、駆動アーム8の先端に突設した
ピン8aが摺動可能に嵌合されている。一方、駆動アー
ム8の基端側は、支柱9に取り付けた直流モータ7の出
力軸7aに固定されている。よって、直流モータ7を回
転駆動すると、駆動アーム8が回動してスライディング
ブロック6が上下方向に移動し、これにより可動側調光
部材3を固定側調光部材2に対して移動させることがで
きる。
【0004】また、スライディングブロック6は、上昇
側ではストッパ11A、下降側ではストッパ11Bに係
止されるようになっており、これらストッパ11A,1
1Bによって可動側調光部材3の移動範囲の限度位置を
位置決めできるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記静電アク
チュエータを可動側調光部材の駆動源とする場合、可動
側調光部材や固定側調光部材に櫛歯状に多数の透明電極
を設け、かつ、これらの透明電極に電圧を印加するため
の比較的高精度の駆動回路が必要となる。また、停止時
に可動側調光部材を位置決め保持するための保持機構等
も必要となる。そのため、静電アクチュエータを駆動源
とすると構造が複雑になり、コスト高となる。
【0006】一方、上記図9に示すように、直流モータ
7を駆動源とする場合も、スライディングブロック6、
駆動アーム8等を設けた複雑な構造となる。また、上記
したようにストッパ11A,11Bにより位置決めする
構成では、可動側調光部材3の位置決め精度が低い
【0007】本発明は、上記した従来の遮光装置におけ
る問題を解決するためになされたものであり、構造が簡
単であって、かつ、可動側調光部材の停止位置精度の高
い遮光装置を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る遮光装置は、透明ケース内に収容され
た一対の調光部材のうち、一方の調光部材を透明ケース
に固定すると共に、他方の調光部材を固定側調光部材に
対して所要方向に摺動可能に重ね合わせて配置し、リニ
アモータを備える駆動機構により、可動側調光部材を上
記所要方向に移動させる構成としていることを特徴とし
ている。
【0009】具体的には、上記駆動機構は、上記可動側
調光部材に固定された永久磁石と、該永久磁石と対向す
ると共に、上記可動側調光部材の移動方向に配列される
ように透明ケースに固定される、それぞれ鉄心とコイル
を備える複数の電磁石と、上記各電磁石の励磁・非励磁
及びその極性を順次切り換えて、永久磁石と電磁石の間
に作用する磁力によって永久磁石が移動するように、各
電磁石のコイルに電流を印加する駆動制御手段とを備え
ている。
【0010】本発明に係る遮光装置は、リニアモータに
より可動側調光板を駆動する構成としているため、可動
側調光部材を固定側調光部材に対して円滑に移動させる
ことができる。すなわち、上記駆動手段から印加される
電流により各電磁石の極性を順次切り換えることによ
り、可動側調光部材に固定された永久磁石と、透明ケー
ス側の電磁石との間に作用する磁力により、可動側調光
部材が円滑に移動する。
【0011】また、リニアモータにより可動側調光部材
を駆動する構成としたため、リンク機構や複雑な電気配
線が不要であり、構造が簡単である。
【0012】さらに、上記複数の電磁石をすべて非励磁
状態とすると、永久磁石はそれ自身の磁力により電磁石
の鉄心に吸引され、可動側調光部材は所定位置に位置決
め保持される。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す本発明の実施形
態を詳細に説明する。図1から図5に示す第1実施形態
に係る遮光装置20は、自動車のドア22のガラス窓
(サイドウインド23)に装着されるものである。
【0014】この遮光装置20は、上記ドア22にブラ
ケット24(図2参照)を介して取り付けられる透明又
は半透明の樹脂又はガラスからなる透明ケース25と、
この透明ケース25内に収容した一対の調光部材26,
27とを備えている。
【0015】上記透明ケース25は、上記サイドウイン
ド23とほぼ同形状の第1部材28と、外形がサイドウ
インド23とほぼ同形状であって上記調光部材26,2
7を収容するための凹部29aの周囲に縁部29bを設
けた第2部材29とを備えている。上記第1部材28の
サイドウインド23と反対側の面に、上記第2部材29
の縁部29bを固着しており、第1部材28により密閉
された凹部29aが上記調光部材26,27の収容室3
0を構成している。
【0016】上記調光部材26,27は、図1及び図3
に示すように、上記サイドウインド23とほぼ同様の形
状であって、水平方向に延在する縞状の不透明部31と
透明部32を交互に連続的に設けた薄状のフィルム(ス
トライプフィルム)からなる。一対の調光部材26,2
7のうち、一方の調光部材26は、上記透明ケース25
の第1部材28に固着している(以下、調光部材26を
固定側調光部材という。)。また、他方の調光部材27
は、上記固定側調光部材26と重ね合わせて収容室30
内に図2中矢印Xで示す上下方向に摺動可能に配置して
いる(以下、調光部材27を可動側調光部材とい
う。)。
【0017】この可動側調光部材27は、永久磁石より
なる移動子と電磁石を備える固定子とにより構成される
リニアモータ33によって駆動される。
【0018】上記可動側調光部材27の上記第2部材2
9側の面には、図1の矢印Yで示す左右方向(水平方
向)の両側の上方位置に移動子を構成する永久磁石34
−1,34−2が取り付けられている。この永久磁石3
4−1,34−2は、直方体状であって、図において下
方側がS極、上方側がN極となるように配置されてい
る。
【0019】一方、図1及び図4に示すように、透明ケ
ース25の第2部材29の外側面29cには、上記永久
磁石34−1,34−2と対応する位置に、固定子42
−1,42−2が上下方向の位置を微調整可能に取り付
けられている。
【0020】第2部材29の外側面29cに固定された
固定子42−1,42−1のフレーム43は、第2部材
29側が開口している。フレーム43内に固定された固
定子鉄心44は、直方体状の基部45に円柱状の4個の
鉄心部46a,46b,46c,46dを突設してな
り、これら鉄心部46a〜46dは鉛直方向に一直線に
配列されている。また、各鉄心部46a〜46dの先端
部は第2部材29の外側面29cに当接している。さら
に、各鉄心部46a〜46dには、導線を多数回巻回し
てコイル47a,47b,47c,47dが設けてあ
り、各鉄心部46a〜46d及びコイル47a〜47d
は、それぞれ電磁石48a,48b,48c,48dを
構成している。
【0021】上記各リニアモータ33の固定子42−
1,42−2の各コイル47a〜47dには、自動車の
運転席に設けた操作スイッチ50の設定に応じて駆動制
御回路51から電力が供給されるようになっている。
【0022】次に、本実施形態に係る遮光装置の作動に
ついて説明する。図2及び図5(A)に示す初期状態で
の移動側調光部材27は、最下端位置にあり、上記可動
側調光部材27と固定側調光部材26の不透明部31と
透明部32がそれぞれ互いに重なり合い、遮光率が最も
低い状態(全開状態)にある。この全開状態では、移動
側調光部材27に固定された永久磁石34−1,34−
2が固定子42−1,42−2の下側2段の鉄心部46
a,46bに吸引され、移動側調光部材27は永久磁石
34−1,34−2の磁力により位置決め保持される。
【0023】図6(A)の時刻t0までは、操作スイッ
チ50はオフに設定されている。そのため、固定子42
−1,42−2の各コイル47a〜47dに電流が流れ
て電磁石48a〜48dはいずれも作動せず、上記図5
(A)に示す全開状態が維持される。
【0024】図6(A)の時刻t0から時刻t3は操作ス
イッチ50が“閉”に設定されている。時刻t0から時
刻t1までは、コイル47a〜47cに電流を印加し、
電磁石48a〜48cの透明ケース25側の極性をそれ
ぞれS極、N極、S極とし、最上段の電磁石48dのコ
イル47dには電流を流さない。永久磁石34−1,3
4−2とこれらの電磁石48a〜48cの間には可動側
調光部材27を上方に移動させるように磁力が作用す
る。可動側調光部材27が上昇するにつれて、可動側調
光部材27の透明部32と固定側調光部材26の不透明
部31が重なる面積(可動側調光部材27の不透明部3
1と固定側調光部材26の透明部32が重なる面積)が
増大して遮光率が増加する。時刻t1には可動側調光部
材27は図5(B)に示す位置に上昇する。
【0025】時刻t1から時刻t2までは、コイル47b
〜47dに電流を印加し、電磁石48b〜48dの透明
ケース25側の極性をそれぞれS極、N極、S極とする
(図5(B)参照)。永久磁石34−1,34−2とこ
れらの電磁石48b〜48dの間には可動側調光部材2
7を上方に移動させるように磁力が作用し、時刻t2
は可動側調光部材27は図5(C)に示す位置に上昇す
る。この状態では可動側調光部材27は、最上端位置に
あり、可動側調光部材27の透光部32と固定側調光部
材26の非透光部31が互いに重なって遮光率が最も高
い状態(全閉状態)となる。
【0026】時刻t2から時刻t3のように、可動側調光
部材27が最上端位置に到達後もそのまま電磁石48b
〜48dのコイル47b〜47dに電流を印加し続ける
と、これらと永久磁石34−1,34−2との間に作用
する磁力により、可動側調光部材27の位置が保持され
る。また、時刻t3以降のようにすべての電磁石48a
〜48dを非作動としても、永久磁石34−1,34−
2が上側2段の鉄心部46c,46dを吸引し、可動側
調光部材27は位置決め保持される。なお、上記図5
(B)に示すように、移動側調光部材27が全開と全閉
の中間状態にあるときに、すべての電磁石48a〜48
dを非作動とした場合にも、永久磁石34−1,34−
2が上下方向中段の2個の鉄心部46b,46cを吸引
し、その結果、移動側調光部材27が位置決め保持され
る。
【0027】上記図5(C)に示す全閉状態にあるとき
に、図6(B)の時刻t0に操作スイッチ50を“開”
に設定すると、時刻t0から時刻t1には電磁石48b〜
48dがそれぞれN極、S極、N極、時刻となり、t1
から時刻t2には電磁石48a〜48cがそれぞれN
極、S極、N極となる。そして、これらの電磁石48a
〜48dと永久磁石34−1,34−2の間に作用する
磁力により移動側調光部材27は上方側から下方側に移
動し、時刻t2には図5(A)に示す最下端位置まで到
達する。その後、電磁石48a〜48dを非作動として
も永久磁石34−1,34−2の磁力により可動側調光
部材27は位置決め保持される。
【0028】このように第1実施形態では、リニアモー
タ33を駆動源として可動側調光部材27を上昇させて
いるが、リニアモータ33は、一般的な直流モータより
も起動応答性や回転数等のばらつきが非常に小さいた
め、可動側調光部材27の左右方向の姿勢の釣り合い
は、上昇作動中も確実に保持される。また、可動側調光
部材27は機械的機構を介さずに磁力により駆動される
ため円滑に移動する。
【0029】さらに、リニアモータ33により可動側調
光部材を駆動する構成としたため、リンク機構や複雑な
電気配線が不要であり、構造が簡単である。
【0030】さらにまた、上記のように本実施形態で
は、リニアモータ33を非作動状態としても、移動子で
ある永久磁石34−1,34−2が固定子43の鉄心部
46a〜46dに吸引されることにより可動側調光部材
27は確実に位置決め保持される。
【0031】図7(A)〜(D)に示す本発明の第2実
施形態では、固定子33が6個の電磁石48a〜48f
を備えている。すなわち、固定子33の鉄心44は上下
方向に直列に配置された6個の鉄心部46a〜46fを
備え、これらにコイル47a〜47fが巻回されてい
る。なお、第2実施形態のその他の構造は上記した第1
実施形態と同様である。
【0032】図7(A)に示す全開状態では、可動側調
光部材27は最下端位置にあり、永久磁石34−1,3
4−2が下側3段の鉄心部46a〜46cに吸引される
ことにより位置決め保持されている。この状態で、図8
(A)の時刻t0に操作スイッチを“閉”に設定する
と、時刻t0から時刻t1までは、下側4段の電磁石48
a〜48dの透明ケース25側の極性がそれぞれS極、
N極、N極、S極となり、上側2段の電磁石48dのコ
イル47e,47fには電流は印加されない。永久磁石
34−1,34−2とこれらの電磁石48a〜48dの
間には可動側調光部材27を上方に移動させるように磁
力が作用し、時刻t1には可動側調光部材27は図7
(B)に示す位置に上昇する。
【0033】時刻t1から時刻t2までは、コイル47b
〜47eに電流を印加し、電磁石48b〜48dの透明
ケース25側の極性をそれぞれS極、N極、N極、S極
とする。これにより時刻t2には可動側調光部材27は
図7(C)に示す位置に上昇する。同様に、時刻t2
ら時刻t3までは、コイル47c〜47fに電流を印加
し、電磁石48c〜48fの透明ケース25側の極性を
それぞれS極、N極、N極、S極とする。これにより時
刻t3には可動側調光部材27は図7(D)に示す最上
端位置に上昇し、全閉状態となる。時刻t3以降のよう
にすべての電磁石48a〜48dを非作動としても、永
久磁石34−1,34−2がそれ自体の磁力により上側
2段の鉄心部46c,46dに吸引され、可動側調光部
材27は位置決め保持される。なお、上記図7(B),
(C)に示すように、移動側調光部材27が全開と全閉
の中間状態にあるときに、すべての電磁石48a〜48
dを非励磁とした場合にも、永久磁石34−1,34−
2が上下方向中段の2個の鉄心部46b,46cを吸引
し、その結果移動側調光部材27が位置決め保持され
る。
【0034】なお、上記図7(D)で示す全閉状態から
図8(B)に示すような波形で電磁石48a〜48fの
極性を切り換えることにより、移動側調光板27を下側
に向けて移動させることができる。
【0035】この第2実施形態の遮光装置も第1実施形
態と同様に、リニアモータ33を非励磁状態としても、
移動子である永久磁石34−1,34−2が固定子43
の鉄心部46a〜46dに吸引されることにより可動側
調光部材27が確実に位置決め保持される。
【0036】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施
形態は、車両のサイドウインド用の遮光装置であるが、
本発明は、これに限定されず、車両のサンルーフ、ムー
ンルーフ、リアウインドに装着するものであってもよい
し、あるいは建築物の窓に装着するものであってもよ
い。また、固定側調光部材を透明ケースに直接形成して
もよい。さらに、上記ストライプフィルムに代えて、偏
光方向の異なる2種類の縞状の偏光面を交互に設けた薄
状のフィルム(偏光フィルム)を調光部材として使用し
てもよい。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る遮光装置では、可動側調光部材に永久磁石、固定
側調光部材が固定された透明ケースに複数の電磁石を設
けたリニアモータにより可動側調光部材を所要方向に移
動させる構成としているため、可動側調光部材を円滑に
移動させることができる。
【0038】また、リニアモータにより可動側調光部材
を駆動する構成としたため、リンク機構や複雑な電気配
線が不要であり、構造が簡単である。
【0039】さらに、本発明に係る遮光装置では、上記
複数の電磁石をすべて非作動状態とした場合、上記永久
磁石がそれ自身の磁力により電磁石の鉄心を吸引するた
め、可動側調光部材はこの磁力により確実かつ高精度で
位置決め保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る遮光装置を示す
分解斜視図である。
【図2】 図1のII−II線での部分断面図である。
【図3】 (A)は透光状態を示す遮光装置の正面図、
(B)は遮光状態を示す遮光装置の正面図である。
【図4】 固定子を示す正面図である。
【図5】 (A),(B)及び(C)は可動側調光部材
の位置の変化を示す部分断面図である。
【図6】 (A)及び(B)は第1実施形態における電
磁石の極性の変化を示す波形図である。
【図7】 (A),(B),(C)及び(D)は、本発
明の第2実施形態における可動側調光部材の位置の変化
を示す部分断面図である。
【図8】 (A)及び(B)は第2実施形態における電
磁石の極性の変化を示す波形図である。
【図9】 従来の遮光装置の一例を示す部分断面図であ
る。
【符号の説明】
22 サイドウインド 25 透明ケース 26 固定側調光部材 27 可動側調光部材 33 リニアモータ 34−1,34−2 永久磁石 42−1,42−2 固定子 44 鉄心 46a〜46f 鉄心部 47a〜47f コイル 48a〜48f 電磁石

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明ケース内に収容された一対の調光部
    材のうち、一方の調光部材を透明ケースに固定すると共
    に、他方の調光部材を固定側調光部材に対して所要方向
    に摺動可能に重ね合わせて配置し、リニアモータを備え
    る駆動機構により、可動側調光部材を上記所要方向に移
    動させる構成としていることを特徴とする遮光装置。
  2. 【請求項2】 上記駆動機構は、 上記可動側調光部材に固定された永久磁石と、 該永久磁石と対向すると共に、上記可動側調光部材の移
    動方向に配列されるように透明ケースに固定される、そ
    れぞれ鉄心とコイルを備える複数の電磁石と、 上記各電磁石の励磁・非励磁及びその極性を順次切り換
    えて、永久磁石と電磁石の間に作用する磁力によって永
    久磁石が移動するように、各電磁石のコイルに電流を印
    加する駆動制御手段とを備えることを特徴とする請求項
    1に記載の遮光装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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