JPH10225836A - 作業機械の電力供給装置 - Google Patents

作業機械の電力供給装置

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JPH10225836A
JPH10225836A JP9067171A JP6717197A JPH10225836A JP H10225836 A JPH10225836 A JP H10225836A JP 9067171 A JP9067171 A JP 9067171A JP 6717197 A JP6717197 A JP 6717197A JP H10225836 A JPH10225836 A JP H10225836A
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tool holder
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JP9067171A
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Yasuhiro Komai
保宏 駒井
Yukio Masuda
幸男 増田
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N T ENG KK
NT Engineering KK
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N T ENG KK
NT Engineering KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ツールホルダ自体を有効に小型化するととも
に、前記ツールホルダ内の駆動機構に外部から所望の電
力を確実に供給することを可能にする。 【解決手段】作業機械12は、工作機14と、前記工作
機14のスピンドル16に着脱自在なツールホルダ18
と、前記ツールホルダ18に電力を供給するための電力
供給部20と、該ツールホルダ18との間で無線通信自
在なコントローラ22とを備える。ツールホルダ18に
は、巻線コイル112が巻かれた第1の強磁性体114
が設けられる一方、電力供給部20には、巻線コイル1
26が施された第2の強磁性体128が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピンドルに装着
されるツールホルダに、外部から電力を供給するための
作業機械の電力供給装置に関する。
【従来の技術】通常、マシニングセンタ等において、自
動工具交換機構(ATC)により種々の工具を自動的に
交換する作業が行われている。この種の作業では、所
謂、ATCシャンクを有するツールホルダが使用されて
おり、このツールホルダをスピンドルに対して自動的に
着脱する構成が一般的に採用されている。ところで、ツ
ールホルダに取り付けられた道具の状況、例えば、バイ
トの加工状況を検出し、このバイトの位置調整を補正機
構等で自動的に行いたいという要請がある。このため、
ツールホルダに電気で動く補正機構を内蔵するととも
に、前記補正機構に電気エネルギを供給するための電池
を前記ツールホルダ内に収容する必要がある。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、補正機
構等を駆動するために必要な電気エネルギを得るために
は、複数個の電池を用いなければならず、電池収容スペ
ースが拡大してしまう。ところが、このような電池収容
スペースをツールホルダ内に確保しようとすると、この
ツールホルダ全体が相当に大型化してしまい、実際的な
使用に適さない場合が多い。特に、ツールホルダを高速
回転させようとすると、このツールホルダをできるだけ
小型化しなければならず、ツールホルダ内に電池収容ス
ペースを設けることができないという問題が指摘されて
いる。本発明は、この種の問題を解決するものであり、
ツールホルダ自体を有効に小型化することができるとと
もに、前記ツールホルダ内の駆動機構に外部から所望の
電力を確実に供給することが可能な作業機械の電力供給
装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明は、ツールホルダと電力供給部とが相対的
に近接移動して互いに電磁結合する。このため、ツール
ホルダに設けられた駆動機構および検出機構に外部から
電力が供給され、この駆動機構の作用下に、例えば、補
正ヘッドが調整される一方、前記検出機構を介して前記
補正ヘッドの調整状態が検出される。これにより、ツー
ルホルダ内に電池を収容する必要がなく、このツールホ
ルダ自体を有効に小型化することができるとともに、電
力供給部を介して外部から前記ツールホルダ側に所望の
電力を確実に供給することが可能になる。また、ツール
ホルダと無線通信を行うコントローラを備え、検出機構
からの情報に基づいて前記コントローラにより前記駆動
機構が制御される。従って、ツールホルダの制御が確実
かつ高精度に遂行される。さらにまた、電力供給部が、
ツールホルダに対して進退可能に構成され、あるいは前
記ツールホルダが、固定された電力供給部に対して進退
可能に構成されることにより、種々の設備仕様に容易に
対応することができる。また、電力供給部を構成する結
合ヘッドの第2の強磁性体が、ツールホルダの第1の強
磁性体に対して相対的に弾発支持する弾性体を有してい
る。このため、第1の強磁性体と第2の強磁性体とを確
実に結合することが可能になる。なお、第1の強磁性体
と第2の強磁性体とが隙間を有して配置されても、電磁
結合を行うことができる。
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係る電力供給装置10を組み込む作業機械12の全体
斜視説明図である。この作業機械12は、工作機14
と、前記工作機14のスピンドル16に着脱自在なツー
ルホルダ18と、前記ツールホルダ18に電力を供給す
るための電力供給部20と、該ツールホルダ18との間
で無線通信自在なコントローラ22とを備える。ツール
ホルダ18と電力供給部20とにより、電力供給装置1
0が構成される。スピンドル16は、図示しない回転駆
動源に連結されて可動ベース24に回転可能に支持され
るとともに、矢印A方向(水平方向)、矢印B方向(鉛
直方向)および矢印D方向(軸方向)に移動自在であ
る。図2に示すように、ツールホルダ18は、一端部に
スピンドル16に嵌着されるシャンク部26を有し、他
端部にバイト(道具)28が取着される。このツールホ
ルダ18は、バイト28の位置をスピンドル16の径方
向(矢印C方向)に位置調整可能な補正ヘッド30と、
この補正ヘッド30を駆動するための駆動機構32と、
前記補正ヘッド30の調整状態を検出するための検出機
構34とを備える。駆動機構32は、ツールホルダ18
に内蔵される正逆転可能なDCモータ36を有し、この
DCモータ36の駆動軸に減速器38が連結される。こ
の減速器38は、大きな減速比に設定されている。減速
器38の出力軸40には、ドライブアダプタ42が連結
され、このドライブアダプタ42の先端側に軸線方向
(矢印D方向)に延在して形成されたスリット44に
は、ピン46を介して円錐状テーパドライブシャフト4
8が軸方向に進退自在に係合する。テーパドライブシャ
フト48の外周面には、複数のローラ50が僅かな傾き
を有しケージ52を介して転動自在に配設されるととも
に、前記ローラ50の外側には、パワーユニット54が
設けられている。パワーユニット54は、内周側にテー
パドライブシャフト48の外周面に対応するテーパ面5
6が形成される一方、その外周面は、軸方向に同一寸法
(ストレート外周)に設定される。パワーユニット54
は、両端側からそれぞれ一対のスリット(図示せず)が
互いに近接して設けられており、テーパドライブシャフ
ト48が回転される際、このテーパドライブシャフト4
8とローラ50とが回転しながら前後に移動することに
より、所定の範囲内で拡縮可能である。パワーユニット
54の外周には、ヘッドハウジング58が配設される。
ヘッドハウジング58は、略筒状を有しており、その外
周面にS字状のスリット60が形成される。ヘッドハウ
ジング58は、上記のようにパワーユニット54が拡径
する際に、直径外方向に押圧されてS字状のスリット6
0を介して矢印C1方向に変位する。検出機構34は、
ヘッドハウジング58の矢印C方向の補正変位を検出す
る変位検出センサ62を備える。このセンサ62は、図
3に示すように、磁気遮蔽体64内に配設される巻線コ
イル66を有し、この巻線コイル66が外装されるガイ
ド部68に沿って測定コア70が進退自在である。測定
コア70は、コンタクト部72に設けられるとともに、
ガイド部68は、固定材73を介してパワーユニット5
4の一方の拡縮半片にネジ止め固定される。センサ押圧
部75が、コンタクト部72に対向してパワーユニット
54の他方の拡縮半片にネジ止め固定され、前記コンタ
クト部72と前記センサ押圧部75とは、常に押圧状態
を維持してヘッドハウジング58と一体的に矢印C方向
に移動する。コンタクト部72には、ベローズカプセル
74の一端が固定され、このベローズカプセル74によ
り巻線コイル66および磁気遮蔽体64が覆われてい
る。ベローズカプセル74は、シール機能を有するもの
であり、この目的を達成し得るものであれば、他の部
材、例えば、Oリングを有した筒、またはゴムカバー等
を採用してもよい。センサ62の巻線コイル66は、発
振変調器76に接続される。発振変調器76から送信機
80にMHZ帯の高周波が送られるとともに、この送信
機80に接続されたアンテナ82が、ツールホルダ18
の外周に合成繊維や樹脂材等からなる保護体84、86
に囲繞されて装着される(図2参照)。図3に示すよう
に、アンテナ82には、第1および第2受信機88、9
0が接続され、この第1および第2受信機88、90
は、駆動機構32を構成するDCモータ36を制御する
ためのモータ駆動回路92に接続される。コントローラ
22は、送信機80のアンテナ82より電磁波として送
られるFM波をアンテナ94から受信する受信機96を
備え、この受信機96が前記FM波を復調器98に供給
する。復調器98にカウント部100が接続され、この
カウント部100によりカウントされた周波数が表示器
102に表示されるとともに、補正ヘッド30の補正変
位が測定される。アンテナ94には、第1および第2送
信機104、106が接続され、この第1および第2送
信機104、106は、第1および第2スイッチ10
8、110がONされると、ツールホルダ18側の第1
および第2受信機88、90にDCモータ36を正転、
逆転駆動させるための信号が送られる。図4に示すよう
に、ツールホルダ18の外周部に設けられた電磁結合部
111には、電磁結合用の巻線コイル112が設けら
れ、この巻線コイル112は、検波整流器115を介し
て安定化電源117に接続される(図3参照)。図4に
示すように、電磁結合部111にピット113を介して
フェライト等の第1の強磁性体114が直接埋め込まれ
ており、この第1の強磁性体114に巻線コイル112
が施されている。ツールホルダ18の電磁結合部111
は、鉄、アルミニウム、銅または銀等の電気良伝導体で
構成されている。図1に示すように、電力供給部20
は、工作機14の隅角部に装着されたアクチュエータで
あるシリンダ(例えば、エアシリンダ)116を備え
る。このシリンダ116からツールホルダ18側に延在
するロッド118は、図5中、矢印E方向に進退自在で
あり、このロッド118に結合ヘッド120が取着され
る。図4に示すように、結合ヘッド120の先端には、
スプリング(弾性体)122を介して電力供給端124
が進退自在に装着される。電力供給端124には、ツー
ルホルダ18の第1の強磁性体114と電磁結合を構成
する巻線コイル126が施された第2の強磁性体128
が設けられる。この電力供給端124は、電磁結合部1
11と同様に、鉄、アルミニウム、銅または銀等の電気
良伝導体で構成されている。このように構成される第1
の実施形態に係る電力供給装置10を組み込む作業機械
12の動作について、以下に説明する。ツールホルダ1
8は、スピンドル16に装着された状態で、工作機14
の作用下に回転しながら矢印A方向、矢印B方向および
矢印D方向に選択的に移動し、図示しないワークに所定
の加工(例えば、穴加工)を施す。そして、加工穴の径
が測定され、その加工穴径が公差内にない場合等には、
バイト28の補正が行われる。すなわち、一連の加工が
終了して次のワーク(図示せず)の加工に移行するまで
の間、スピンドル16が所定の待機位置に移送されてツ
ールホルダ18が準備状態に至る。次いで、電力供給部
20を構成するシリンダ116が駆動され、ロッド11
8がツールホルダ18側に進出して結合ヘッド120が
前記ツールホルダ18の外周面に係合する。その際、結
合ヘッド120の先端には、電力供給端124がスプリ
ング122を介して進退自在に設けられている。このた
め、結合ヘッド120をツールホルダ18に付き当てれ
ばよく、シリンダ116のストローク制御が一挙に簡素
化するとともに、電力供給端124の第2の強磁性体1
28を、前記ツールホルダ18の第1の強磁性体114
に対し確実に当接させることができる。そこで、電力供
給部20側から高周波発振を行えば、第1および第2の
強磁性体114、128が電磁結合して前記第1の強磁
性体114側に電力が効率的に供給されるという利点が
ある。しかも、高周波を使用することにより、小さなス
ペースで所望の電気エネルギを確実に送ることができ
る。上記電磁結合により、ツールホルダ18側に電力が
供給されると、図3に示すように、センサ62が駆動さ
れる。センサ62では、ガイド部68がパワーユニット
54の一方の拡縮半片に固定されるとともに、センサ押
圧部75が前記パワーユニット54の他方の拡縮半片に
固定され、コンタクト部72と前記センサ押圧部75と
が常に押圧状態を維持している。そして、ヘッドハウジ
ング58が矢印C方向に移動すると、コンタクト部72
およびセンサ押圧部75を介して測定コア70がガイド
部64に沿って摺動する。このため、巻線コイル66の
総合コンダクタンスが変化し、高周波(MHZ)を得る
ことができる。この高周波は、送信機80からアンテナ
82を介してコントローラ22のアンテナ94から受信
機96に無線受信され、復調された後にカウントされて
センサ62の変位、すなわち、補正ヘッド30の変位が
測定される。ここで、センサ62は、高周波発振を使用
するため、低巻数でも変化率が大きくなる。従って、高
精度化が容易に遂行され、センサ62自体を有効に小型
化することができる。コントローラ22では、センサ6
2からの無線通信により補正ヘッド30の状態が検出さ
れると、DCモータ36を正転または逆転させるべく、
ツールホルダ18側に無線通信が行われる。すなわち、
コントローラ22の第1スイッチ108がONされる
と、第1送信機104からアンテナ94を介してツール
ホルダ18のアンテナ82から第1受信機88に信号が
送られ、モータ駆動回路92を介してDCモータ36が
正転される。一方、コントローラ22の第2スイッチ1
10がONされると、第2送信機106および第2受信
機90からモータ駆動回路92に逆転信号が送られ、D
Cモータ36が逆転される。DCモータ36の回転は、
図2に示すように、減速機38により相当に減速され
る。これにより、比較的小型なDCモータ36を使用し
ても、大きな出力(トルク)を得ることができる。減速
機38の出力軸40に連接されたドライブアダプタ42
が回転すると、このドライブアダプタ42にスリット4
4およびピン46を介して係合するテーパドライブシャ
フト48が回転し、さらに前記テーパドライブシャフト
48の外周面に摺接する複数のローラ50が回転する。
従って、テーパドライブシャフト48および複数のロー
ラ50が前後方向(矢印D方向)に転動し、パワーユニ
ット54が所定の範囲内で拡縮(矢印C方向)される。
このパワーユニット54が、矢印C方向に拡縮すると、
上記のようにセンサ62が駆動されてコントローラ22
にパワーユニット54の変位、すなわち、補正ヘッド3
0の変位が無線通信される。なお、補正ヘッド30の補
正が終了した後、電力供給部20を構成するシリンダ1
16が駆動され、ロッド118がツールホルダ18から
離間する方向に移動する。このため、結合ヘッド120
は、ツールホルダ18から離脱して所定の待機位置に配
設される。この場合、第1の実施形態では、ツールホル
ダ18の電磁結合部111に対して電力供給部20を構
成する結合ヘッド120が近接移動し、この電磁結合部
111の第1の強磁性体114と電力供給端124の第
2の強磁性体128とが電磁結合を構成する。このた
め、ツールホルダ18内に電池を収容する必要がなく、
このツールホルダ自体18を一挙に小型化することがで
きるとともに、電力供給部20から前記ツールホルダ1
8側に所望の電力を容易かつ確実に供給することが可能
になる。特に、大きな電気エネルギを必要とするDCモ
ータ36に、外部から十分な電力を供給することができ
るという効果が得られる。さらに、ツールホルダ18と
コントローラ22とが無線通信を行い、前記ツールホル
ダ18側の検出機構34を構成するセンサ62からの情
報に基づいて、前記コントローラ22により駆動機構3
2を構成するDCモータ36が駆動制御される。従っ
て、補正ヘッド30の補正作業が高精度かつ確実に遂行
されるという利点がある。なお、ツールホルダ18の電
磁結合部111と結合ヘッド120の電力供給端124
とは、図6に示すように構成することもできる。すなわ
ち、結合ヘッド120に電力供給端124が固定されて
おり、ツールホルダ18と結合ヘッド120とは、当接
部130、132で互いに位置決めして接合される。こ
れにより、第1の強磁性体114と第2の強磁性体12
8とは、僅かな隙間を有して配置されて電磁結合する。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る電力供給装置1
40を組み込む作業機械142の全体説明図である。な
お、第1の実施形態に係る電力供給装置10および作業
機械12と同一の構成要素には同一の参照符号を付し
て、その詳細な説明は省略する。作業機械142は、ツ
ールホルダ18に電力を供給するための電力供給部14
4を備え、この電力供給部144は、前記ツールホルダ
18による作業に干渉しないように、工作機14の隅角
部に固定されている。ツールホルダ18の工具補正は、
一連の加工が終了して次のワーク(図示せず)の加工に
移行するまでの間に行われるものであり、前記ツールホ
ルダ18がスピンドル16と一体的に電力供給部144
側に移動して、この電力供給部144と電磁結合を構成
する。これにより、第2の実施形態では、ツールホルダ
18が固定された電力供給部144側に移動する以外、
このツールホルダ18自体を有効に小型化できる等、第
1の実施形態と同様の効果が得られることになる。な
お、電力供給装置10、140を自動工具交換機構(A
TC)と共に組み込むこともできる等、各作業機械1
2、142等の機能に応じて結合位置および方法を設定
することが可能である。
【発明の効果】本発明に係る作業機械の電力供給装置で
は、ツールホルダと電力供給部とが相対的に近接移動し
て互いに電磁結合するため、前記ツールホルダに設けら
れた駆動機構および検出機構に外部から電力が供給さ
れ、この駆動機構の作用下に、例えば、補正ヘッドが調
整される一方、前記検出機構を介して前記補正ヘッドの
調整状態が検出される。これにより、ツールホルダ内に
電池を収容する必要がなく、このツールホルダ自体を有
効に小型化することができるとともに、電力供給部を介
して外部から前記ツールホルダ側に所望の電力を確実に
供給することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る電力供給装置を
組み込む作業機械の全体説明図である。
【図2】前記第1の実施形態に係る作業機械を構成する
ツールホルダの縦断側面図である。
【図3】検出機構を内蔵する前記ツールホルダおよびコ
ントローラの回路構成図である。
【図4】前記電力供給装置の概略構成説明図である。
【図5】前記電力供給装置の動作を説明する正面図であ
る。
【図6】前記電力供給装置の別の構成を示す説明図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る電力供給装置を
組み込む作業機械の全体説明図である。
【符号の説明】
10、140…電力供給装置 12、142…
作業機械 14…工作機 16…スピンド
ル 18…ツールホルダ 20、144…
電力供給部 28…バイト 30…補正ヘッ
ド 32…駆動機構 34…検出機構 36…DCモータ 48…テーパド
ライブシャフト 54…パワーユニット 62…センサ 66…巻線コイル 80、104、
106…送信機 75…センサ押圧部 88、90、9
6…受信機 92…モータ駆動回路 111…電磁結
合部 114、128…強磁性体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】道具が固着されてスピンドルと一体的に回
    転可能なツールホルダと、 前記ツールホルダに対し相対的に進退自在な電力供給部
    と、 を備え、 前記ツールホルダには、所定の作業を行うための駆動機
    構と、 前記駆動機構による作動状態を検出するための検出機構
    と、 が内蔵されるとともに、 前記電力供給部は、前記駆動機構および前記検出機構に
    電力を供給するために、前記ツールホルダと電磁結合を
    構成することを特徴とする作業機械の電力供給装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電力供給装置において、前
    記ツールホルダと無線通信を行うことにより、前記検出
    機構からの情報に基づいて前記駆動機構を制御可能なコ
    ントローラを備えることを特徴とする作業機械の電力供
    給装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の電力供給装置において、前
    記ツールホルダは、巻線が施された第1の強磁性体を備
    え、 前記電力供給部は、前記第1の強磁性体と電磁結合を構
    成する巻線が施された第2の強磁性体を設けた結合ヘッ
    ドと、 前記結合ヘッドを前記ツールホルダに対して進退させる
    変位手段と、 を備えることを特徴とする作業機械の電力供給装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の電力供給装置において、前
    記ツールホルダは、巻線が施された第1の強磁性体を備
    え、 前記電力供給部は、前記第1の強磁性体と電磁結合を構
    成する巻線が施された第2の強磁性体を設けるととも
    に、前記ツールホルダによる作業干渉範囲外に固定され
    た結合ヘッドと、 を備え、 前記ツールホルダが装着されたスピンドルを、前記結合
    ヘッド側に移動させることを特徴とする作業機械の電力
    供給装置。
  5. 【請求項5】請求項3または4記載の電力供給装置にお
    いて、前記第2の強磁性体を前記第1の強磁性体に対し
    て相対的に進退自在に弾発支持する弾性体を備えること
    を特徴とする作業機械の電力供給装置。
  6. 【請求項6】請求項3または4記載の電力供給装置にお
    いて、前記結合ヘッドは、前記第2の強磁性体を前記第
    1の強磁性体から隙間を有して配置自在に構成すること
    を特徴とする作業機械の電力供給装置。
  7. 【請求項7】請求項1記載の電力供給装置において、前
    記ツールホルダは、前記道具の位置を前記スピンドルの
    径方向に位置調整可能な補正ヘッドを備え、 前記駆動機構は、前記補正ヘッドを駆動するためのモー
    タを有するとともに、 前記検出機構は、前記補正ヘッドの調整状態を検出する
    ためのセンサを有することを特徴とする作業機械の電力
    供給装置。
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