JPH10225648A - 生ごみの粉砕処理装置 - Google Patents
生ごみの粉砕処理装置Info
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- JPH10225648A JPH10225648A JP4737997A JP4737997A JPH10225648A JP H10225648 A JPH10225648 A JP H10225648A JP 4737997 A JP4737997 A JP 4737997A JP 4737997 A JP4737997 A JP 4737997A JP H10225648 A JPH10225648 A JP H10225648A
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- Japan
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- water
- faucet
- channel
- main
- crusher
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】水栓器具におけるシンク上方の主吐水口からシ
ンクに向けて吐水を行い、シンク下の粉砕機に給水しつ
つ生ごみを粉砕処理する生ごみの粉砕処理装置におい
て、水栓器具が粉砕機への給水用の副操作部を備えてい
ない形態であっても主操作部の操作によらないで粉砕機
への給水を行うことができ、同時に粉砕機を起動できる
ようにする。 【解決手段】給水管38を通じて水栓本体26に送られ
てきた水を水栓本体26外部に取り出す外部取出水路4
6を設けてこれをバイパス水路52により給水管38と
接続する。そしてバイパス水路52上に電磁弁と水流ス
イッチを設け、またその電磁弁を操作する粉砕機18用
の操作部67を流し台10の上面上に設ける。その粉砕
機18用の操作部67は、水栓本体26と流し台10と
の間に介装されるスペーサ部材に設けることができる。
ンクに向けて吐水を行い、シンク下の粉砕機に給水しつ
つ生ごみを粉砕処理する生ごみの粉砕処理装置におい
て、水栓器具が粉砕機への給水用の副操作部を備えてい
ない形態であっても主操作部の操作によらないで粉砕機
への給水を行うことができ、同時に粉砕機を起動できる
ようにする。 【解決手段】給水管38を通じて水栓本体26に送られ
てきた水を水栓本体26外部に取り出す外部取出水路4
6を設けてこれをバイパス水路52により給水管38と
接続する。そしてバイパス水路52上に電磁弁と水流ス
イッチを設け、またその電磁弁を操作する粉砕機18用
の操作部67を流し台10の上面上に設ける。その粉砕
機18用の操作部67は、水栓本体26と流し台10と
の間に介装されるスペーサ部材に設けることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は生ごみの粉砕処理
装置に関し、詳しくは流し台水栓におけるシンク上方の
吐水口よりシンクに向けて吐水することにより、粉砕機
に対して給水を行いつつ生ごみを粉砕処理する装置に関
する。
装置に関し、詳しくは流し台水栓におけるシンク上方の
吐水口よりシンクに向けて吐水することにより、粉砕機
に対して給水を行いつつ生ごみを粉砕処理する装置に関
する。
【0002】[発明の背景]従来、生ごみの粉砕機構と
その処理槽及び駆動モータとを備えた粉砕機を流し台の
排水口に連結し、その排水口より投入された生ごみを給
水下で粉砕し、排水とともに外部に排出するようになし
た生ごみの粉砕処理装置が公知である。図18はその一
例を示している。
その処理槽及び駆動モータとを備えた粉砕機を流し台の
排水口に連結し、その排水口より投入された生ごみを給
水下で粉砕し、排水とともに外部に排出するようになし
た生ごみの粉砕処理装置が公知である。図18はその一
例を示している。
【0003】同図において300は流し台で、シンク3
02,キャビネット304及びカウンター306を有し
ており、その上面に流し台用の水栓器具308が取り付
けられている。ここで水栓器具308は、吐水管310
の先端の吐水口312がシンク302に向けて配置され
ており、ハンドル313を操作すると水栓器具308の
内部の通水路(主通水路)を通じて水が吐水管310先
端の吐水口312からシンク302に吐水される。
02,キャビネット304及びカウンター306を有し
ており、その上面に流し台用の水栓器具308が取り付
けられている。ここで水栓器具308は、吐水管310
の先端の吐水口312がシンク302に向けて配置され
ており、ハンドル313を操作すると水栓器具308の
内部の通水路(主通水路)を通じて水が吐水管310先
端の吐水口312からシンク302に吐水される。
【0004】314は生ごみの粉砕処理装置であって、
316はその装置本体としての粉砕機である。粉砕機3
16は、生ごみの粉砕機構とその処理槽及び駆動モータ
とを備えており、上部がシンク302の排水口に連結さ
れた状態でシンク302の底部により吊持されている。
この粉砕機316からは、生ごみの粉砕物を排水ととも
に排出するための排水管318が延び出している。
316はその装置本体としての粉砕機である。粉砕機3
16は、生ごみの粉砕機構とその処理槽及び駆動モータ
とを備えており、上部がシンク302の排水口に連結さ
れた状態でシンク302の底部により吊持されている。
この粉砕機316からは、生ごみの粉砕物を排水ととも
に排出するための排水管318が延び出している。
【0005】同図に示す粉砕処理装置314の設置例の
場合、流し台300の上方において壁320に粉砕機3
16の起動・停止用の操作スイッチ(操作部)322が
取り付けられており、この操作スイッチ322が、壁3
20の内部に埋め込まれた電気配線324を通じて粉砕
機316に電気的に接続されている。
場合、流し台300の上方において壁320に粉砕機3
16の起動・停止用の操作スイッチ(操作部)322が
取り付けられており、この操作スイッチ322が、壁3
20の内部に埋め込まれた電気配線324を通じて粉砕
機316に電気的に接続されている。
【0006】ところでこの粉砕処理装置314による生
ごみの粉砕処理に当っては、使用者は先ず水栓器具30
8のハンドル313を操作して吐水口312からの吐水
を行わせた上で操作スイッチ322をオン操作し、粉砕
機316の動作、具体的にはこれに内蔵された駆動モー
タを起動させなければならず、また粉砕処理を終えた後
においては操作スイッチ322をオフ操作して粉砕機3
16の動作を停止させるとともに、水栓器具308のハ
ンドル313を操作して給水停止させることが必要で、
生ごみの粉砕処理に当って操作が煩雑であり、使い勝手
の上で十分でない問題があった。
ごみの粉砕処理に当っては、使用者は先ず水栓器具30
8のハンドル313を操作して吐水口312からの吐水
を行わせた上で操作スイッチ322をオン操作し、粉砕
機316の動作、具体的にはこれに内蔵された駆動モー
タを起動させなければならず、また粉砕処理を終えた後
においては操作スイッチ322をオフ操作して粉砕機3
16の動作を停止させるとともに、水栓器具308のハ
ンドル313を操作して給水停止させることが必要で、
生ごみの粉砕処理に当って操作が煩雑であり、使い勝手
の上で十分でない問題があった。
【0007】またこの例の粉砕処理装置314の場合、
壁320に操作スイッチ322を設けるに当って、壁3
20内部への電気配線324の埋設工事が必要であって
施工に多大の困難を伴い、特に既設の流し台300に対
して粉砕処理装置314を設置する場合には甚だしく大
変であり、コストも高くなる問題があった。
壁320に操作スイッチ322を設けるに当って、壁3
20内部への電気配線324の埋設工事が必要であって
施工に多大の困難を伴い、特に既設の流し台300に対
して粉砕処理装置314を設置する場合には甚だしく大
変であり、コストも高くなる問題があった。
【0008】そこで本発明者は、流し台300に設けら
れた水栓器具に通常吐水・止水のための主操作部に加え
て粉砕機への給水・停止用の専用の副操作部を設け、そ
の副操作部に粉砕機の起動・停止用の操作部を兼用させ
るようにした装置を案出し、先の特許願(特願平8−2
09067)において提案している。
れた水栓器具に通常吐水・止水のための主操作部に加え
て粉砕機への給水・停止用の専用の副操作部を設け、そ
の副操作部に粉砕機の起動・停止用の操作部を兼用させ
るようにした装置を案出し、先の特許願(特願平8−2
09067)において提案している。
【0009】図19はその一例を示している。同図にお
いて水栓器具325は、キャビネット内部に配管された
給水管326及び給湯管328に連通した主水路330
を、吐水管310を含む水栓本体332内部に有してい
る。
いて水栓器具325は、キャビネット内部に配管された
給水管326及び給湯管328に連通した主水路330
を、吐水管310を含む水栓本体332内部に有してい
る。
【0010】主水路330は、給水管326に連通した
水側の流入通路330A及び給湯管328に連通した湯
側の流入通路330Aと水,湯ないしそれらの混合水を
流出させる流出通路330B、更に流出通路330Bに
続いて吐水管310内部を通る吐水通路330Cとから
成っており、そして水側の流入通路330Aと湯側の流
入通路330Aとが合流する部位において、主水路33
0上に弁部334が設けられており、この弁部334が
主操作部としての操作レバー336の回動操作によって
動作させられるようになっている。
水側の流入通路330A及び給湯管328に連通した湯
側の流入通路330Aと水,湯ないしそれらの混合水を
流出させる流出通路330B、更に流出通路330Bに
続いて吐水管310内部を通る吐水通路330Cとから
成っており、そして水側の流入通路330Aと湯側の流
入通路330Aとが合流する部位において、主水路33
0上に弁部334が設けられており、この弁部334が
主操作部としての操作レバー336の回動操作によって
動作させられるようになっている。
【0011】具体的には、操作レバー336が左右方向
に回動操作されることで水と湯との混合量が調節され、
また上下回動操作されることで吐水量が調節されるよう
になっている。
に回動操作されることで水と湯との混合量が調節され、
また上下回動操作されることで吐水量が調節されるよう
になっている。
【0012】この水栓器具325の場合、水栓本体33
2内に、主水路330における弁部334の上流部位、
詳しくは水側の流入通路330Aと主水路330におけ
る流出通路330Bとを接続する副水路337が設けら
れていて、その副水路337上に副水路337を開閉す
る、粉砕機316への給水・停止用の弁部338が、更
に水栓本体332の外部においてその弁部338を開閉
操作する副操作部340が設けられている。
2内に、主水路330における弁部334の上流部位、
詳しくは水側の流入通路330Aと主水路330におけ
る流出通路330Bとを接続する副水路337が設けら
れていて、その副水路337上に副水路337を開閉す
る、粉砕機316への給水・停止用の弁部338が、更
に水栓本体332の外部においてその弁部338を開閉
操作する副操作部340が設けられている。
【0013】副水路337上には、また、水流スイッチ
339が設けられており、副水路337に水流が生じた
ときにこの水流スイッチ339がオン動作し、電気配線
341を通じて上記粉砕機316に対し起動信号を送る
ようになっている。
339が設けられており、副水路337に水流が生じた
ときにこの水流スイッチ339がオン動作し、電気配線
341を通じて上記粉砕機316に対し起動信号を送る
ようになっている。
【0014】この生ごみ粉砕処理装置の場合、副操作部
340によって弁部338を開弁動作させると、副水路
337を通じて給水管326からの水が吐水口312に
送られ、シンクの排水口を通じて粉砕機316に給水さ
れる。
340によって弁部338を開弁動作させると、副水路
337を通じて給水管326からの水が吐水口312に
送られ、シンクの排水口を通じて粉砕機316に給水さ
れる。
【0015】またこのとき副水路337の水流によって
水流スイッチ339がオン動作し、粉砕機316に起動
信号が供給されて粉砕機316が起動される。即ち生ご
みの粉砕動作が開始される。
水流スイッチ339がオン動作し、粉砕機316に起動
信号が供給されて粉砕機316が起動される。即ち生ご
みの粉砕動作が開始される。
【0016】一方、副操作部340にて弁部338を閉
弁動作させると、粉砕機316への給水が停止するとと
もに、副水路337の水流がなくなることによって水流
スイッチ339がオフ動作し、粉砕機316の作動が停
止される。
弁動作させると、粉砕機316への給水が停止するとと
もに、副水路337の水流がなくなることによって水流
スイッチ339がオフ動作し、粉砕機316の作動が停
止される。
【0017】従ってこの装置の場合、副操作部340の
操作1つで粉砕機316への給水と粉砕機316の起動
とを併せて行うことができ、或いは粉砕機316への給
水停止と粉砕機316の作動停止とを副操作部340の
操作1つで行うことができる。これにより生ごみ粉砕処
理に際しての操作が単純化し、装置の使い勝手が向上す
る。
操作1つで粉砕機316への給水と粉砕機316の起動
とを併せて行うことができ、或いは粉砕機316への給
水停止と粉砕機316の作動停止とを副操作部340の
操作1つで行うことができる。これにより生ごみ粉砕処
理に際しての操作が単純化し、装置の使い勝手が向上す
る。
【0018】また粉砕機316の起動・停止用のスイッ
チを壁に設けたり、壁の裏側に電気配線を巡らせたりす
る必要がなく、生ごみ粉砕処理装置の設置施工性も良好
となる。
チを壁に設けたり、壁の裏側に電気配線を巡らせたりす
る必要がなく、生ごみ粉砕処理装置の設置施工性も良好
となる。
【0019】しかしながら一方でこの装置の場合、水栓
本体332が副水路337及び弁部338、更にその弁
部338の操作部340を備えたものである場合に初め
て実現可能なものであって、そのような副水路337,
弁部338及び副操作部340を備えていない水栓器具
を用いる場合に適用が困難である問題がある。
本体332が副水路337及び弁部338、更にその弁
部338の操作部340を備えたものである場合に初め
て実現可能なものであって、そのような副水路337,
弁部338及び副操作部340を備えていない水栓器具
を用いる場合に適用が困難である問題がある。
【0020】また更に、水栓本体がそのような弁部及び
副操作部を備えたものである場合においても、それがキ
ャビネット内部にビルドインの形で備えられている浄水
器やイオン水生成器等のためのものである場合において
も同様に適用が難しい。
副操作部を備えたものである場合においても、それがキ
ャビネット内部にビルドインの形で備えられている浄水
器やイオン水生成器等のためのものである場合において
も同様に適用が難しい。
【0021】即ち、図20に示しているように水栓器具
325の中には、水栓本体332からその外部に延び出
す出側水路342と、水栓本体332外部から再び水栓
本体332内部に戻る戻り側水路344とを有する外部
取出水路346を備えて、その外部取出水路346がイ
オン水生成器(或いは浄水器)348等に接続され、副
操作部340の操作により弁部338を開くことによっ
て、給水管326からの水をイオン水生成器348等に
導いてそこでイオン水を生成させ、そして生成したイオ
ン水を再び戻り側水路344を通じて吐水口312から
吐水させるようになしたものがあるが、この場合におい
ても副操作部340の操作1つで粉砕機316への給水
と粉砕機316の起動とを行わせるといった装置構成を
実現することが難しい。
325の中には、水栓本体332からその外部に延び出
す出側水路342と、水栓本体332外部から再び水栓
本体332内部に戻る戻り側水路344とを有する外部
取出水路346を備えて、その外部取出水路346がイ
オン水生成器(或いは浄水器)348等に接続され、副
操作部340の操作により弁部338を開くことによっ
て、給水管326からの水をイオン水生成器348等に
導いてそこでイオン水を生成させ、そして生成したイオ
ン水を再び戻り側水路344を通じて吐水口312から
吐水させるようになしたものがあるが、この場合におい
ても副操作部340の操作1つで粉砕機316への給水
と粉砕機316の起動とを行わせるといった装置構成を
実現することが難しい。
【0022】
【課題を解決するための手段】本願の発明の生ごみの粉
砕処理装置はこのような課題を解決するために案出され
たものである。而して請求項1の生ごみの粉砕処理装置
は、生ごみの粉砕機構とその処理槽及び駆動モータとを
備えた粉砕機を流し台の排水口に連結し、該排水口より
投入された生ごみを給水下で粉砕した上、排水とともに
排出するように成した生ごみの粉砕処理装置において、
前記流し台に設けられた水栓器具の水栓本体から、給水
管を通じて該水栓本体に送られてきた水を該水栓本体の
外部に取り出す出側水路と、該水栓本体の外部より再び
該水栓本体内に戻る戻り側水路とを有する外部取出水路
を設けた上、該水栓本体の外部において前記給水管と該
外部取出水路とを接続するバイパス水路を設けて、該バ
イパス水路上に該バイパス水路を開閉する、前記粉砕機
への給水・停止用の粉砕機用弁部を設け、且つ該粉砕機
用弁部を開閉操作する操作部を設けたことを特徴とす
る。
砕処理装置はこのような課題を解決するために案出され
たものである。而して請求項1の生ごみの粉砕処理装置
は、生ごみの粉砕機構とその処理槽及び駆動モータとを
備えた粉砕機を流し台の排水口に連結し、該排水口より
投入された生ごみを給水下で粉砕した上、排水とともに
排出するように成した生ごみの粉砕処理装置において、
前記流し台に設けられた水栓器具の水栓本体から、給水
管を通じて該水栓本体に送られてきた水を該水栓本体の
外部に取り出す出側水路と、該水栓本体の外部より再び
該水栓本体内に戻る戻り側水路とを有する外部取出水路
を設けた上、該水栓本体の外部において前記給水管と該
外部取出水路とを接続するバイパス水路を設けて、該バ
イパス水路上に該バイパス水路を開閉する、前記粉砕機
への給水・停止用の粉砕機用弁部を設け、且つ該粉砕機
用弁部を開閉操作する操作部を設けたことを特徴とす
る。
【0023】請求項2の生ごみの粉砕処理装置は、請求
項1において、前記粉砕機用弁部の操作部が該粉砕機の
起動・停止用の操作部を兼用していることを特徴とす
る。
項1において、前記粉砕機用弁部の操作部が該粉砕機の
起動・停止用の操作部を兼用していることを特徴とす
る。
【0024】請求項3の生ごみの粉砕処理装置は、請求
項2において、前記バイパス水路上に水流を感知してオ
ン動作し、前記粉砕機に起動信号を供給させる水流スイ
ッチが設けられ、前記操作部が、該水流スイッチをオン
・オフさせることで粉砕機を起動・停止させるものとさ
れていることを特徴とする。
項2において、前記バイパス水路上に水流を感知してオ
ン動作し、前記粉砕機に起動信号を供給させる水流スイ
ッチが設けられ、前記操作部が、該水流スイッチをオン
・オフさせることで粉砕機を起動・停止させるものとさ
れていることを特徴とする。
【0025】請求項4の生ごみの粉砕処理装置は、請求
項1,2,3の何れかにおいて、前記粉砕機用弁部の操
作部が、前記流し台外部且つ前記水栓本体若しくは該水
栓本体と該流し台との間に介装されるスペーサ部材に設
けられていることを特徴とする。
項1,2,3の何れかにおいて、前記粉砕機用弁部の操
作部が、前記流し台外部且つ前記水栓本体若しくは該水
栓本体と該流し台との間に介装されるスペーサ部材に設
けられていることを特徴とする。
【0026】請求項5の生ごみの粉砕処理装置は、請求
項1,2,3,4の何れかにおいて、前記水栓器具が、
主吐水口を備えたシャワーヘッドを有していて該シャワ
ーヘッドが可撓性のシャワーホースとともに引出可能と
されており、且つ該シャワーホースによって前記戻り側
水路及び出側水路の一部が構成されて成るハンドシャワ
ー水栓であって、前記バイパス水路の一端が該出側水路
に接続されていることを特徴とする。
項1,2,3,4の何れかにおいて、前記水栓器具が、
主吐水口を備えたシャワーヘッドを有していて該シャワ
ーヘッドが可撓性のシャワーホースとともに引出可能と
されており、且つ該シャワーホースによって前記戻り側
水路及び出側水路の一部が構成されて成るハンドシャワ
ー水栓であって、前記バイパス水路の一端が該出側水路
に接続されていることを特徴とする。
【0027】請求項6の生ごみの粉砕処理装置は、請求
項1,2,3の何れかにおいて、前記水栓器具が、前記
給水管を通じて送られてきた水を、シンクに向けて吐水
する主吐水口に導く主水路及び該主水路上に設けられて
該主水路を開閉する弁部を前記水栓本体内部に有すると
ともに、前記出側水路が該主水路より分岐して該水栓本
体の外部に延び出す一方、前記戻り側水路が該水栓本体
外部より該水栓本体内に戻って該主水路に合流するか又
は直接前記主吐水口若しくは前記シンクに向けて吐水を
行う補助吐水口に到っており、前記外部取出水路におけ
る出側水路と戻り側水路とがそれぞれイオン水生成器に
接続されていて、該イオン水生成器にて生成したイオン
水が、該戻り側水路を通じて前記主吐水口若しくは補助
吐水口より吐水されるようになされており、該外部取出
水路上には該外部取出水路を開閉する外部取出水路用弁
部が設けられているとともに、該外部取出水路用弁部を
開閉操作する操作部が設けられ、且つ前記バイパス水路
の一端が該戻り側水路に接続されていることを特徴とす
る。
項1,2,3の何れかにおいて、前記水栓器具が、前記
給水管を通じて送られてきた水を、シンクに向けて吐水
する主吐水口に導く主水路及び該主水路上に設けられて
該主水路を開閉する弁部を前記水栓本体内部に有すると
ともに、前記出側水路が該主水路より分岐して該水栓本
体の外部に延び出す一方、前記戻り側水路が該水栓本体
外部より該水栓本体内に戻って該主水路に合流するか又
は直接前記主吐水口若しくは前記シンクに向けて吐水を
行う補助吐水口に到っており、前記外部取出水路におけ
る出側水路と戻り側水路とがそれぞれイオン水生成器に
接続されていて、該イオン水生成器にて生成したイオン
水が、該戻り側水路を通じて前記主吐水口若しくは補助
吐水口より吐水されるようになされており、該外部取出
水路上には該外部取出水路を開閉する外部取出水路用弁
部が設けられているとともに、該外部取出水路用弁部を
開閉操作する操作部が設けられ、且つ前記バイパス水路
の一端が該戻り側水路に接続されていることを特徴とす
る。
【0028】請求項7の生ごみの粉砕処理装置は、請求
項6において、前記戻り側水路が、前記イオン水生成器
におけるアルカリ水出口に接続されるとともに先端が前
記主吐水口に連絡されたアルカリ水路と、該イオン水生
成器における酸性水出口に接続されるとともに先端が前
記補助吐水口に連絡された酸性水路とから成っており、
前記バイパス水路が該アルカリ水路に接続されているこ
とを特徴とする。
項6において、前記戻り側水路が、前記イオン水生成器
におけるアルカリ水出口に接続されるとともに先端が前
記主吐水口に連絡されたアルカリ水路と、該イオン水生
成器における酸性水出口に接続されるとともに先端が前
記補助吐水口に連絡された酸性水路とから成っており、
前記バイパス水路が該アルカリ水路に接続されているこ
とを特徴とする。
【0029】請求項8の生ごみの粉砕処理装置は、請求
項6,7の何れかにおいて、前記イオン水生成器の操作
部が前記流し台外部且つ前記水栓本体若しくは該水栓本
体と該流し台との間に介装されるスペーサ部材に設けら
れていることを特徴とする。
項6,7の何れかにおいて、前記イオン水生成器の操作
部が前記流し台外部且つ前記水栓本体若しくは該水栓本
体と該流し台との間に介装されるスペーサ部材に設けら
れていることを特徴とする。
【0030】請求項9の生ごみの粉砕処理装置は、請求
項1,2,3の何れかにおいて、前記水栓器具が、前記
給水管を通じて送られてきた水を、シンクに向けて吐水
する主吐水口に導く主水路及び該主水路上に設けられて
該主水路を開閉する弁部を前記水栓本体内部に有すると
ともに、前記出側水路が該主水路より分岐して該水栓本
体の外部に延び出す一方、前記戻り側水路が該水栓本体
外部より該水栓本体内に戻って該主水路に合流するか又
は直接前記主吐水口若しくは前記シンクに向けて吐水を
行う補助吐水口に到っており、前記外部取出水路におけ
る出側水路と戻り側水路とがそれぞれ水道水を浄化して
吐出する浄水器に接続されていて、該浄水器にて生成し
た浄水が該戻り側水路を通じて前記主吐水口若しくは補
助吐水口より吐水されるようになされており、該外部取
出水路上には該外部取出水路を開閉する外部取出水路用
弁部が設けられているとともに、該外部取出水路用弁部
を開閉操作する操作部が設けられ、且つ前記バイパス水
路が該戻り側水路に接続されていることを特徴とする。
項1,2,3の何れかにおいて、前記水栓器具が、前記
給水管を通じて送られてきた水を、シンクに向けて吐水
する主吐水口に導く主水路及び該主水路上に設けられて
該主水路を開閉する弁部を前記水栓本体内部に有すると
ともに、前記出側水路が該主水路より分岐して該水栓本
体の外部に延び出す一方、前記戻り側水路が該水栓本体
外部より該水栓本体内に戻って該主水路に合流するか又
は直接前記主吐水口若しくは前記シンクに向けて吐水を
行う補助吐水口に到っており、前記外部取出水路におけ
る出側水路と戻り側水路とがそれぞれ水道水を浄化して
吐出する浄水器に接続されていて、該浄水器にて生成し
た浄水が該戻り側水路を通じて前記主吐水口若しくは補
助吐水口より吐水されるようになされており、該外部取
出水路上には該外部取出水路を開閉する外部取出水路用
弁部が設けられているとともに、該外部取出水路用弁部
を開閉操作する操作部が設けられ、且つ前記バイパス水
路が該戻り側水路に接続されていることを特徴とする。
【0031】請求項10の生ごみの粉砕処理装置は、請
求項6,7,8,9の何れかにおいて、前記外部取出水
路用弁部の操作部が前記水栓本体に設けられていること
を特徴とする。
求項6,7,8,9の何れかにおいて、前記外部取出水
路用弁部の操作部が前記水栓本体に設けられていること
を特徴とする。
【0032】請求項11の生ごみの粉砕処理装置は、請
求項10において、前記外部取出水路用弁部の操作部
が、前記主水路上の弁部を操作する主操作部とは別の副
操作部として設けられていることを特徴とする。
求項10において、前記外部取出水路用弁部の操作部
が、前記主水路上の弁部を操作する主操作部とは別の副
操作部として設けられていることを特徴とする。
【0033】請求項12の生ごみの粉砕処理装置は、請
求項10において、前記外部取出水路用弁部の操作部
が、前記主水路上の弁部及び該外部取出水路上の弁部を
共通に操作する共通の操作部として設けられていること
を特徴とする。
求項10において、前記外部取出水路用弁部の操作部
が、前記主水路上の弁部及び該外部取出水路上の弁部を
共通に操作する共通の操作部として設けられていること
を特徴とする。
【0034】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の生ごみ
の粉砕処理装置は、水栓本体の外部において、給水管と
水栓本体外部に延び出した外部取出水路とを接続するバ
イパス水路を設けた上、そのバイパス水路上にこれを開
閉する、粉砕機への給水・停止用の粉砕機用弁部を設
け、且つその弁部を開閉操作する操作部を設けたもの
で、本発明によれば、水栓本体自身が上記のような副操
作部を備えていなくても、バイパス水路上の弁部を開閉
操作することにより水栓器具の吐水口を通じて粉砕機に
対して給水することができる。
の粉砕処理装置は、水栓本体の外部において、給水管と
水栓本体外部に延び出した外部取出水路とを接続するバ
イパス水路を設けた上、そのバイパス水路上にこれを開
閉する、粉砕機への給水・停止用の粉砕機用弁部を設
け、且つその弁部を開閉操作する操作部を設けたもの
で、本発明によれば、水栓本体自身が上記のような副操
作部を備えていなくても、バイパス水路上の弁部を開閉
操作することにより水栓器具の吐水口を通じて粉砕機に
対して給水することができる。
【0035】従って本発明によれば、水栓本体がそのよ
うな弁部或いは副操作部を備えていないハンドシャワー
水栓、即ちシャワーヘッドがシャワーホースとともに引
出可能なシャワー水栓に対しても適用することが可能と
なる。或いはまた水栓本体に備えられている副操作部
が、キャビネット内部のイオン水生成器や浄水器等のた
めのものとして用いられている場合においても適用が可
能となる。
うな弁部或いは副操作部を備えていないハンドシャワー
水栓、即ちシャワーヘッドがシャワーホースとともに引
出可能なシャワー水栓に対しても適用することが可能と
なる。或いはまた水栓本体に備えられている副操作部
が、キャビネット内部のイオン水生成器や浄水器等のた
めのものとして用いられている場合においても適用が可
能となる。
【0036】請求項2の装置は、上記粉砕機用弁部の操
作部を、粉砕機の起動・停止用の操作部と兼用させるよ
うになしたもので、この装置の場合、その操作部の操作
1つで粉砕機への給水と粉砕機の起動とを行わせること
ができ、或いは粉砕機への給水停止と粉砕機の作動停止
とをともに行わせることができ、粉砕処理装置の操作が
容易となる。
作部を、粉砕機の起動・停止用の操作部と兼用させるよ
うになしたもので、この装置の場合、その操作部の操作
1つで粉砕機への給水と粉砕機の起動とを行わせること
ができ、或いは粉砕機への給水停止と粉砕機の作動停止
とをともに行わせることができ、粉砕処理装置の操作が
容易となる。
【0037】請求項3の装置は、上記バイパス水路上に
水流スイッチを設け、その水流スイッチによる水流感知
に基づいて粉砕機を起動させるようになしたもので、こ
の装置によれば、粉砕機用弁部及び粉砕機の起動・停止
用の共通の操作部を操作した場合であっても、断水時な
どにおいて粉砕機に対し給水が行われないまま粉砕機が
起動してしまい、これによって排水管等において管の閉
塞を生じてしまうといった不都合を回避することができ
る。即ち、この装置においては、水流スイッチを安全ス
イッチとして働かせることができる。
水流スイッチを設け、その水流スイッチによる水流感知
に基づいて粉砕機を起動させるようになしたもので、こ
の装置によれば、粉砕機用弁部及び粉砕機の起動・停止
用の共通の操作部を操作した場合であっても、断水時な
どにおいて粉砕機に対し給水が行われないまま粉砕機が
起動してしまい、これによって排水管等において管の閉
塞を生じてしまうといった不都合を回避することができ
る。即ち、この装置においては、水流スイッチを安全ス
イッチとして働かせることができる。
【0038】請求項4の装置は、上記粉砕機用弁部の操
作部を流し台外部且つ水栓本体若しくは水栓本体と流し
台との間に介装されるスペーサ部材に設けたもので、こ
のようにすれば実質上水栓器具自体に操作部を具備させ
ることができ、吐水口からの吐水操作性及び粉砕機への
給水操作性が良好となるとともに、操作部を水栓器具と
は別途の箇所に設ける場合に比べて流し台周辺がすっき
りとしたものとなり美観が向上する。
作部を流し台外部且つ水栓本体若しくは水栓本体と流し
台との間に介装されるスペーサ部材に設けたもので、こ
のようにすれば実質上水栓器具自体に操作部を具備させ
ることができ、吐水口からの吐水操作性及び粉砕機への
給水操作性が良好となるとともに、操作部を水栓器具と
は別途の箇所に設ける場合に比べて流し台周辺がすっき
りとしたものとなり美観が向上する。
【0039】次に請求項5の装置は、主吐水口を備えた
シャワーヘッドが可撓性のシャワーホースとともに引出
可能なハンドシャワー水栓に対して、上記請求項1ない
し4の装置を適用したもので、この請求項5の装置の場
合、水栓器具として上記のような副操作部や副水路を開
閉する弁部等を備えていない形態のハンドシャワー水栓
を用いつつ、同じ水栓器具の吐水口から粉砕機に対して
給水し或いは給水停止するようになすことができる。或
いはまた、併せて操作部の操作1つで粉砕機への給水・
停止と粉砕機の起動・停止とを行わせるようになすこと
ができる。
シャワーヘッドが可撓性のシャワーホースとともに引出
可能なハンドシャワー水栓に対して、上記請求項1ない
し4の装置を適用したもので、この請求項5の装置の場
合、水栓器具として上記のような副操作部や副水路を開
閉する弁部等を備えていない形態のハンドシャワー水栓
を用いつつ、同じ水栓器具の吐水口から粉砕機に対して
給水し或いは給水停止するようになすことができる。或
いはまた、併せて操作部の操作1つで粉砕機への給水・
停止と粉砕機の起動・停止とを行わせるようになすこと
ができる。
【0040】次に請求項6の装置は、水栓本体外部にお
いて出側水路と戻り側水路とをそれぞれイオン水生成器
に接続し、即ち水栓本体外部において外部取出水路上に
イオン水生成器を接続し、そのイオン水生成器にて生成
したイオン水を、外部取出水路上に設けた外部取出水路
用弁部の開弁動作により、水栓器具の吐水口より吐水さ
せるようになすとともに、上記バイパス水路の一端を上
記戻り側水路に接続するようになしたもので、この装置
の場合、同一の水栓器具を用いて水道水の通常吐水及び
イオン水の吐水、更に粉砕機への給水のための吐水の何
れをも行うことが可能となる。
いて出側水路と戻り側水路とをそれぞれイオン水生成器
に接続し、即ち水栓本体外部において外部取出水路上に
イオン水生成器を接続し、そのイオン水生成器にて生成
したイオン水を、外部取出水路上に設けた外部取出水路
用弁部の開弁動作により、水栓器具の吐水口より吐水さ
せるようになすとともに、上記バイパス水路の一端を上
記戻り側水路に接続するようになしたもので、この装置
の場合、同一の水栓器具を用いて水道水の通常吐水及び
イオン水の吐水、更に粉砕機への給水のための吐水の何
れをも行うことが可能となる。
【0041】尚この場合において、イオン水生成器から
のアルカリ水を上記水栓器具の吐水口に導く、戻り側水
路としてのアルカリ水路に上記バイパス水路の一端を接
続することができる(請求項7)。また場合によって上
記バイパス水路の一端を、同じく戻り側水路としての酸
性水路に接続するようになすこともできる。
のアルカリ水を上記水栓器具の吐水口に導く、戻り側水
路としてのアルカリ水路に上記バイパス水路の一端を接
続することができる(請求項7)。また場合によって上
記バイパス水路の一端を、同じく戻り側水路としての酸
性水路に接続するようになすこともできる。
【0042】請求項8の装置は、上記イオン水生成器の
操作部を流し台外部且つ上記水栓本体若しくはその水栓
本体と流し台との間に介装されるスペーサ部材に設けた
もので、このようにすれば、流し台の外部においてイオ
ン水生成器を操作することができ、イオン水生成器の使
い勝手が良好となる。
操作部を流し台外部且つ上記水栓本体若しくはその水栓
本体と流し台との間に介装されるスペーサ部材に設けた
もので、このようにすれば、流し台の外部においてイオ
ン水生成器を操作することができ、イオン水生成器の使
い勝手が良好となる。
【0043】更にこの場合においてその操作部を上記ス
ペーサ部材に設けた場合、水栓本体がそのようなイオン
水生成器用の操作部を備えていなくても、イオン水生成
器の操作のための操作部を後付けで且つ水栓器具の設置
個所と同一個所に設けることが可能となる。
ペーサ部材に設けた場合、水栓本体がそのようなイオン
水生成器用の操作部を備えていなくても、イオン水生成
器の操作のための操作部を後付けで且つ水栓器具の設置
個所と同一個所に設けることが可能となる。
【0044】次に請求項9の装置は、上記イオン水生成
器に代えて浄水器を接続するようになしたもので、この
装置の場合、同一の水栓器具の吐水口から水道水の通常
吐水と浄水の吐水及び粉砕機への給水のための吐水とを
併せて行うことが可能となる。
器に代えて浄水器を接続するようになしたもので、この
装置の場合、同一の水栓器具の吐水口から水道水の通常
吐水と浄水の吐水及び粉砕機への給水のための吐水とを
併せて行うことが可能となる。
【0045】請求項10の装置は、上記外部取出水路用
弁部の操作部を水栓本体に備えたもので、このようにす
れば水道水の通常吐水とイオン水の吐水或いは浄水の吐
水とを、同一の水栓本体の操作部の操作によって行わせ
ることができる。
弁部の操作部を水栓本体に備えたもので、このようにす
れば水道水の通常吐水とイオン水の吐水或いは浄水の吐
水とを、同一の水栓本体の操作部の操作によって行わせ
ることができる。
【0046】また更に、上記粉砕機用弁部の操作部を水
栓本体或いは上記スペーサ部材に設けた場合、実質上同
一の水栓器具の操作部の操作により行わせることができ
る。
栓本体或いは上記スペーサ部材に設けた場合、実質上同
一の水栓器具の操作部の操作により行わせることができ
る。
【0047】次に請求項11の装置は、上記主水路上の
弁部を操作する主操作部とは別に、外部取出水路用弁部
を操作するための副操作部を設けたもので、このように
した場合、外部取出水路用弁部の開閉操作が行いやすい
利点がある。但し、主水路上の弁部を操作する操作部を
もって、外部取出水路用弁部の共通の操作部となすこと
もできる(請求項12)。このようにした場合、操作部
が1つで済む利点がある。
弁部を操作する主操作部とは別に、外部取出水路用弁部
を操作するための副操作部を設けたもので、このように
した場合、外部取出水路用弁部の開閉操作が行いやすい
利点がある。但し、主水路上の弁部を操作する操作部を
もって、外部取出水路用弁部の共通の操作部となすこと
もできる(請求項12)。このようにした場合、操作部
が1つで済む利点がある。
【0048】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において10は流し台で、シンク12,
カウンター14及びその下部のキャビネット16を有し
ている。キャビネット16の内部には、シンク12の下
側において生ごみの粉砕機、即ち生ごみの粉砕機構と処
理槽及び駆動モータを備えた粉砕機18が配設されてい
る。粉砕機18は、その上端部がシンク12の底部の排
水口19に連結され、シンク12の底部によって吊持さ
れている。
説明する。図1において10は流し台で、シンク12,
カウンター14及びその下部のキャビネット16を有し
ている。キャビネット16の内部には、シンク12の下
側において生ごみの粉砕機、即ち生ごみの粉砕機構と処
理槽及び駆動モータを備えた粉砕機18が配設されてい
る。粉砕機18は、その上端部がシンク12の底部の排
水口19に連結され、シンク12の底部によって吊持さ
れている。
【0049】この粉砕機18からは電源コード20が延
び出しており、その先端に差込プラグ22が備えられて
いる。24は流し台10用の水栓器具(この例ではハン
ドシャワー水栓)であって、26はその水栓本体であ
る。
び出しており、その先端に差込プラグ22が備えられて
いる。24は流し台10用の水栓器具(この例ではハン
ドシャワー水栓)であって、26はその水栓本体であ
る。
【0050】水栓本体26は吐水管28、主吐水口30
を備えたシャワーヘッド32、主操作部としての操作レ
バー34を有している。この水栓本体26は、流し台1
0のシンク12に設けられた取付台部36上に立設され
ている。
を備えたシャワーヘッド32、主操作部としての操作レ
バー34を有している。この水栓本体26は、流し台1
0のシンク12に設けられた取付台部36上に立設され
ている。
【0051】キャビネット16の内部には、給水管38
及び給湯管39が配管されており、それぞれの上端が水
栓本体26に接続されている。尚、水及び湯の供給経路
上に設けられた42及び44は、それぞれ止水栓及び逆
止弁である。
及び給湯管39が配管されており、それぞれの上端が水
栓本体26に接続されている。尚、水及び湯の供給経路
上に設けられた42及び44は、それぞれ止水栓及び逆
止弁である。
【0052】図2において、40は給水管38又は給湯
管39を通じて送られてきた水又は湯ないしそれらの混
合水を主吐水口30に導く主水路であって、この主水路
40は水栓本体26外部の、詳しくはキャビネット16
内部の給水管38及び給湯管39に連通した水栓本体2
6内部の水側及び湯側の流入水路41と、主水路40上
に設けられた主弁部(弁部)47の下流部の外部取出水
路46とからなっている。
管39を通じて送られてきた水又は湯ないしそれらの混
合水を主吐水口30に導く主水路であって、この主水路
40は水栓本体26外部の、詳しくはキャビネット16
内部の給水管38及び給湯管39に連通した水栓本体2
6内部の水側及び湯側の流入水路41と、主水路40上
に設けられた主弁部(弁部)47の下流部の外部取出水
路46とからなっている。
【0053】外部取出水路46は、水栓本体26からそ
の外部且つキャビネット16内部に延び出した上、再び
水栓本体26内部に戻り、主吐水口30に到っている。
即ち外部取出水路46は、出側水路48と戻り側水路5
0とから成っている。
の外部且つキャビネット16内部に延び出した上、再び
水栓本体26内部に戻り、主吐水口30に到っている。
即ち外部取出水路46は、出側水路48と戻り側水路5
0とから成っている。
【0054】この外部取出水路46は、図1に示してい
るように戻り側水路50及び出側水路48の一部が可撓
性のシャワーホースからなっている。このシャワーホー
スの先端部は上記シャワーヘッド32に接続されてい
る。而してシャワーヘッド32は、図1の二点鎖線で示
しているように吐水管28から一定長さ取出可能とされ
ている。またシャワーヘッド32は、水流を1本のスト
レートな水流束としてストレート吐水可能であり、スト
レート吐水とシャワー状に分散して吐水するシャワー吐
水とに切替可能とされている。
るように戻り側水路50及び出側水路48の一部が可撓
性のシャワーホースからなっている。このシャワーホー
スの先端部は上記シャワーヘッド32に接続されてい
る。而してシャワーヘッド32は、図1の二点鎖線で示
しているように吐水管28から一定長さ取出可能とされ
ている。またシャワーヘッド32は、水流を1本のスト
レートな水流束としてストレート吐水可能であり、スト
レート吐水とシャワー状に分散して吐水するシャワー吐
水とに切替可能とされている。
【0055】上記主操作部としての操作レバー34は、
上下及び左右方向に回動操作可能とされており、この操
作レバー34の操作によって主弁部47が動作させられ
る。而して操作レバー34を左右方向に回動操作するこ
とで湯と水の混合量比が調節され、また上下方向に回動
操作することで吐水量が調節される。尚、図1に示して
いるようにシャワーホースにはストッパ49が装着され
ており、このストッパ49が円筒形状の当接部51に当
接することで、シャワーヘッド32ないしシャワーホー
スの引出量が規定される。
上下及び左右方向に回動操作可能とされており、この操
作レバー34の操作によって主弁部47が動作させられ
る。而して操作レバー34を左右方向に回動操作するこ
とで湯と水の混合量比が調節され、また上下方向に回動
操作することで吐水量が調節される。尚、図1に示して
いるようにシャワーホースにはストッパ49が装着され
ており、このストッパ49が円筒形状の当接部51に当
接することで、シャワーヘッド32ないしシャワーホー
スの引出量が規定される。
【0056】図1に示しているように、上記給水管38
及び外部取出水路46、詳しくは出側水路48は、水栓
本体26外部且つキャビネット16内部においてバイパ
ス水路52により互いに接続されており、そのバイパス
水路52上にコントロールボックス54が設けられてい
る。このコントロールボックス54は差込口56を備え
ており、ここに上記粉砕機18から延び出した電源コー
ド20の差込プラグ22が差込可能とされている。
及び外部取出水路46、詳しくは出側水路48は、水栓
本体26外部且つキャビネット16内部においてバイパ
ス水路52により互いに接続されており、そのバイパス
水路52上にコントロールボックス54が設けられてい
る。このコントロールボックス54は差込口56を備え
ており、ここに上記粉砕機18から延び出した電源コー
ド20の差込プラグ22が差込可能とされている。
【0057】図4に示しているようにバイパス水路52
上には、バイパス水路52内の水量を一定水量に調整す
る定流量弁ないし流量調整弁58,ストレーナ60,電
磁弁(粉砕機用弁部)62,水流スイッチ64及び逆止
弁44が設けられており、これらが制御部66とともに
コントロ−ルボックス54の内部に収められている。こ
こで電磁弁62と水流スイッチ64とは制御部66に電
気的に接続されている。制御部66には、また、図1に
も示しているように流し台10外部に露出する状態で設
けられた粉砕機18用の操作部としての操作スイッチ6
7が電気的に接続されている。
上には、バイパス水路52内の水量を一定水量に調整す
る定流量弁ないし流量調整弁58,ストレーナ60,電
磁弁(粉砕機用弁部)62,水流スイッチ64及び逆止
弁44が設けられており、これらが制御部66とともに
コントロ−ルボックス54の内部に収められている。こ
こで電磁弁62と水流スイッチ64とは制御部66に電
気的に接続されている。制御部66には、また、図1に
も示しているように流し台10外部に露出する状態で設
けられた粉砕機18用の操作部としての操作スイッチ6
7が電気的に接続されている。
【0058】尚、上記バイパス水路52上の逆止弁44
は、バイパス水路52の水流の流れを図中矢印で示す方
向の一方向にのみ許容し、逆方向の流れを阻止する向き
に設けられている。
は、バイパス水路52の水流の流れを図中矢印で示す方
向の一方向にのみ許容し、逆方向の流れを阻止する向き
に設けられている。
【0059】図3は上記水栓本体26の流し台10への
取付構造を示している。図に示しているように本例で
は、水栓本体26はアダプタ装置68を用いて流し台1
0の上方からのみの固定操作で流し台10に取り付けら
れている。アダプタ装置68は、流し台10の上部、具
体的には取付台部36を上面側から挾むスペーサ部材と
してのアダプタ本体70と、裏面側から挾む爪72と、
それらを連結するねじ74とを有している。
取付構造を示している。図に示しているように本例で
は、水栓本体26はアダプタ装置68を用いて流し台1
0の上方からのみの固定操作で流し台10に取り付けら
れている。アダプタ装置68は、流し台10の上部、具
体的には取付台部36を上面側から挾むスペーサ部材と
してのアダプタ本体70と、裏面側から挾む爪72と、
それらを連結するねじ74とを有している。
【0060】このアダプタ装置68は、爪72を水栓器
具24用の取付穴76を挿通して流し台10上部の裏面
側に位置させ、その状態で爪72を内向きから外向きに
回転させた上、ねじ74を締め込むことで、それらアダ
プタ本体70と爪72とが流し台10上部を上面側と裏
面側とから挾み付ける状態で流し台10上部に固定され
る。ここでアダプタ本体70は、水栓本体26の円筒形
状の下端部を外嵌させる嵌合部78と、その下側にあっ
て水栓本体26と流し台10上面との間に介在させられ
る台座部80とからなっている。
具24用の取付穴76を挿通して流し台10上部の裏面
側に位置させ、その状態で爪72を内向きから外向きに
回転させた上、ねじ74を締め込むことで、それらアダ
プタ本体70と爪72とが流し台10上部を上面側と裏
面側とから挾み付ける状態で流し台10上部に固定され
る。ここでアダプタ本体70は、水栓本体26の円筒形
状の下端部を外嵌させる嵌合部78と、その下側にあっ
て水栓本体26と流し台10上面との間に介在させられ
る台座部80とからなっている。
【0061】このアダプタ装置68を用いた水栓器具2
4の取付けに際しては、先ずアダプタ装置68を水栓器
具24用の取付穴76に流し台10の上側から取付施工
した後において、水栓本体26の下端部をアダプタ本体
70の上側の嵌合部78に外嵌させ、しかる後止めねじ
82によって、水栓本体26とアダプタ本体70とを固
定することにより水栓器具24、具体的には水栓本体2
6の流し台10への固定を行う。尚、図3において84
はリング状のパッキンである。ここで上記アダプタ本体
70は、これを上側の嵌合部78と下側の台座部80と
を別体とすることも可能である。
4の取付けに際しては、先ずアダプタ装置68を水栓器
具24用の取付穴76に流し台10の上側から取付施工
した後において、水栓本体26の下端部をアダプタ本体
70の上側の嵌合部78に外嵌させ、しかる後止めねじ
82によって、水栓本体26とアダプタ本体70とを固
定することにより水栓器具24、具体的には水栓本体2
6の流し台10への固定を行う。尚、図3において84
はリング状のパッキンである。ここで上記アダプタ本体
70は、これを上側の嵌合部78と下側の台座部80と
を別体とすることも可能である。
【0062】本例においては、このアダプタ本体70の
台座部80に側方への突出部86が設けられていて、そ
こに上記粉砕機18用の操作スイッチ67が設けられて
いる。
台座部80に側方への突出部86が設けられていて、そ
こに上記粉砕機18用の操作スイッチ67が設けられて
いる。
【0063】上記コントロ−ルボックス54からは電源
コード88及びアースコード90が延び出している。こ
れら電源コード88及びアースコード90は、水栓器具
24用の取付穴76(図3参照)を通じて且つスペーサ
部材としてのアダプタ本体70の台座部80を貫通して
外側に延び出し、流し台10の上方の壁面に設けられた
電源コンセント91に差込接続されている(図1参
照)。またコントロ−ルボックス54からは、粉砕機1
8の操作スイッチ67用の電気配線92が延び出してお
り、この電気配線92が、水栓器具24用の取付穴76
を通じて上記操作スイッチ67に接続されている。
コード88及びアースコード90が延び出している。こ
れら電源コード88及びアースコード90は、水栓器具
24用の取付穴76(図3参照)を通じて且つスペーサ
部材としてのアダプタ本体70の台座部80を貫通して
外側に延び出し、流し台10の上方の壁面に設けられた
電源コンセント91に差込接続されている(図1参
照)。またコントロ−ルボックス54からは、粉砕機1
8の操作スイッチ67用の電気配線92が延び出してお
り、この電気配線92が、水栓器具24用の取付穴76
を通じて上記操作スイッチ67に接続されている。
【0064】次に本例の生ごみの粉砕処理装置の作用を
説明する。本例の装置においては、操作レバー34を操
作することによって、給水管38及び給湯管39を通じ
て送られてきた水又は湯ないしそれらの混合水を外部取
出水路46を通じてシャワーヘッド32の主吐水口30
に導き、そこよりシンク12に向けて吐水することがで
きる。即ち水道水又は湯ないしそれらの混合水を通常吐
水することができる。
説明する。本例の装置においては、操作レバー34を操
作することによって、給水管38及び給湯管39を通じ
て送られてきた水又は湯ないしそれらの混合水を外部取
出水路46を通じてシャワーヘッド32の主吐水口30
に導き、そこよりシンク12に向けて吐水することがで
きる。即ち水道水又は湯ないしそれらの混合水を通常吐
水することができる。
【0065】一方、水栓本体26の下側の粉砕機用操作
スイッチ67をオン操作することで、バイパス水路52
上の電磁弁62を開弁動作させ、給水管38を通じて送
られてきた水を、水栓本体26、詳しくは水栓本体26
内の主弁部47をバイパスさせて外部取出水路46、具
体的には出側水路48に導き、更に外部取出水路46に
おける戻り側水路50を通じてシャワーヘッド32の主
吐水口30に導き、シンク12に向けて吐水し、そして
そのシンク12の排水口19を通じて粉砕機18内部に
供給することができる。
スイッチ67をオン操作することで、バイパス水路52
上の電磁弁62を開弁動作させ、給水管38を通じて送
られてきた水を、水栓本体26、詳しくは水栓本体26
内の主弁部47をバイパスさせて外部取出水路46、具
体的には出側水路48に導き、更に外部取出水路46に
おける戻り側水路50を通じてシャワーヘッド32の主
吐水口30に導き、シンク12に向けて吐水し、そして
そのシンク12の排水口19を通じて粉砕機18内部に
供給することができる。
【0066】このときバイパス水路52上の水流スイッ
チ64が水流を感知して(厳密には本例では一定水量
(例えば6リットル/分)以上の水流を感知することに
よって)オン動作し、これにより制御部66が粉砕機1
8に対して起動信号を供給して粉砕機18を起動させ、
生ごみの粉砕処理を行わせる。
チ64が水流を感知して(厳密には本例では一定水量
(例えば6リットル/分)以上の水流を感知することに
よって)オン動作し、これにより制御部66が粉砕機1
8に対して起動信号を供給して粉砕機18を起動させ、
生ごみの粉砕処理を行わせる。
【0067】また一方操作スイッチ67をオフ操作する
と、バイパス水路52上の電磁弁62が閉弁動作し、粉
砕機18への給水が停止する。また併せて水流スイッチ
64がオフ動作し、これにより粉砕機18の作動が停止
する。
と、バイパス水路52上の電磁弁62が閉弁動作し、粉
砕機18への給水が停止する。また併せて水流スイッチ
64がオフ動作し、これにより粉砕機18の作動が停止
する。
【0068】図5は上記制御部66による制御動作の一
例をタイムチャートとして示している。図に示している
ようにこの例では、粉砕機18用の操作スイッチ67を
オン操作すると直ちに電磁弁62が開弁動作し、これと
ともに水流スイッチ64がオン動作する。但し粉砕機1
8に対して直ちには起動信号が送られず、一定の遅れ時
間(T1)をもって粉砕機18に起動信号が送られ、粉
砕機18(駆動モータ)が起動する。
例をタイムチャートとして示している。図に示している
ようにこの例では、粉砕機18用の操作スイッチ67を
オン操作すると直ちに電磁弁62が開弁動作し、これと
ともに水流スイッチ64がオン動作する。但し粉砕機1
8に対して直ちには起動信号が送られず、一定の遅れ時
間(T1)をもって粉砕機18に起動信号が送られ、粉
砕機18(駆動モータ)が起動する。
【0069】そして予め定めた一定時間Tが経過する
と、そこで先ず粉砕機(駆動モータ)18が停止し、そ
の後一定の遅れ時間(T2)をもって電磁弁62が閉弁
動作し、これとともに水流スイッチ64がオフ動作す
る。但し一定時間T以内で操作スイッチ67がオフ操作
された場合には、電磁弁62及び粉砕機18が直ちに停
止する。尚、以上は生ごみを一定量粉砕機18の処理槽
内に投入した上でこれをバッチ式に粉砕処理する場合の
例である。
と、そこで先ず粉砕機(駆動モータ)18が停止し、そ
の後一定の遅れ時間(T2)をもって電磁弁62が閉弁
動作し、これとともに水流スイッチ64がオフ動作す
る。但し一定時間T以内で操作スイッチ67がオフ操作
された場合には、電磁弁62及び粉砕機18が直ちに停
止する。尚、以上は生ごみを一定量粉砕機18の処理槽
内に投入した上でこれをバッチ式に粉砕処理する場合の
例である。
【0070】図6は操作スイッチ67をオン操作しても
断水等によって水流スイッチ64がオン動作しなかった
場合の例で、この場合には粉砕機18は起動しない。
断水等によって水流スイッチ64がオン動作しなかった
場合の例で、この場合には粉砕機18は起動しない。
【0071】本例においては、水栓器具24が図19に
示すような副操作部340やその副操作部340によっ
て操作される副水路337開閉用の弁部338等を備え
ていないハンドシャワー水栓を用いつつ、同じ水栓器具
24の主吐水口30から粉砕機18に対して給水を行う
ことができる。また主操作部としての操作レバー34の
操作によって、通常の吐水も併せて行うことができる。
示すような副操作部340やその副操作部340によっ
て操作される副水路337開閉用の弁部338等を備え
ていないハンドシャワー水栓を用いつつ、同じ水栓器具
24の主吐水口30から粉砕機18に対して給水を行う
ことができる。また主操作部としての操作レバー34の
操作によって、通常の吐水も併せて行うことができる。
【0072】また本例においては、粉砕機18への給水
・停止操作と粉砕機18の起動・停止操作とを操作スイ
ッチ67の操作1つで行うことができ、操作性が良好で
ある。
・停止操作と粉砕機18の起動・停止操作とを操作スイ
ッチ67の操作1つで行うことができ、操作性が良好で
ある。
【0073】加えて本例では、バイパス水路52上の水
流を水流スイッチ64によって感知させ、その水流スイ
ッチ64の水流感知に基づいて粉砕機18を起動させる
ようにしているため、例えば断水時において操作スイッ
チ67が操作されたような場合、給水が行われないまま
粉砕機18が生ごみの粉砕処理をしてしまうといった不
都合を回避することができる。
流を水流スイッチ64によって感知させ、その水流スイ
ッチ64の水流感知に基づいて粉砕機18を起動させる
ようにしているため、例えば断水時において操作スイッ
チ67が操作されたような場合、給水が行われないまま
粉砕機18が生ごみの粉砕処理をしてしまうといった不
都合を回避することができる。
【0074】更に本例では、粉砕機18用の操作スイッ
チ67が水栓本体26と流し台10との間に介在される
スペーサ部材としてのアダプタ本体70に設けられてい
るため、水栓器具24の取付個所において通常吐水のた
めの操作と、粉砕機18の操作とをともに行うことがで
きる。
チ67が水栓本体26と流し台10との間に介在される
スペーサ部材としてのアダプタ本体70に設けられてい
るため、水栓器具24の取付個所において通常吐水のた
めの操作と、粉砕機18の操作とをともに行うことがで
きる。
【0075】次に図7,図8,図9,図10は本発明の
他の実施例を示している。先ず図7において、水栓器具
94はその水栓本体26が、先端に主吐水口96を有す
る、全体が固定の吐水管98と、主操作部としての操作
レバー34及び回転ハンドル式の副操作部100を備え
ている。この例の水栓器具94は、図8(A)に示して
いるように主水路40が、水及び湯の流入水路41と、
それらの合流部から延び出して主吐水口96に至る流出
水路102とからなっている。
他の実施例を示している。先ず図7において、水栓器具
94はその水栓本体26が、先端に主吐水口96を有す
る、全体が固定の吐水管98と、主操作部としての操作
レバー34及び回転ハンドル式の副操作部100を備え
ている。この例の水栓器具94は、図8(A)に示して
いるように主水路40が、水及び湯の流入水路41と、
それらの合流部から延び出して主吐水口96に至る流出
水路102とからなっている。
【0076】また本例では、外部取出水路46が主水路
40から分岐して、詳しくは水側の流入水路41から分
岐して水栓本体26の外部且つキャビネット16内部に
延び出した上、再びキャビネット16内部から水栓本体
26に戻り、そして水栓本体26の内部を通って上記主
吐水口96に至っている。
40から分岐して、詳しくは水側の流入水路41から分
岐して水栓本体26の外部且つキャビネット16内部に
延び出した上、再びキャビネット16内部から水栓本体
26に戻り、そして水栓本体26の内部を通って上記主
吐水口96に至っている。
【0077】水栓本体26の内部には、外部取出水路4
6上、具体的には出側水路48上に、外部取出水路46
を開閉する弁部(外部取出水路用弁部)104が設けら
れており、この弁部104が、水栓本体26の外部に設
けられた上記副操作部100によって開閉操作されるよ
うになっている。
6上、具体的には出側水路48上に、外部取出水路46
を開閉する弁部(外部取出水路用弁部)104が設けら
れており、この弁部104が、水栓本体26の外部に設
けられた上記副操作部100によって開閉操作されるよ
うになっている。
【0078】図7において、106は水道水を浄化し、
或いは水道水を処理してアルカリ水を生成するビルドイ
ンタイプの、即ちキャビネット16内部に備えられたア
ルカリイオン浄水器であり、上記外部取出水路46にお
ける出側水路48が、このアルカリイオン浄水器106
に接続されている。
或いは水道水を処理してアルカリ水を生成するビルドイ
ンタイプの、即ちキャビネット16内部に備えられたア
ルカリイオン浄水器であり、上記外部取出水路46にお
ける出側水路48が、このアルカリイオン浄水器106
に接続されている。
【0079】本例において、戻り側水路50は、アルカ
リ水路50Aと酸性水路50Bとからなっており、その
アルカリ水路50Aがアルカリイオン浄水器106のア
ルカリ水出口に接続されている。このアルカリ水路50
Aは、その先端側が上記水栓本体26内部を通って主吐
水口96に至っている。
リ水路50Aと酸性水路50Bとからなっており、その
アルカリ水路50Aがアルカリイオン浄水器106のア
ルカリ水出口に接続されている。このアルカリ水路50
Aは、その先端側が上記水栓本体26内部を通って主吐
水口96に至っている。
【0080】一方酸性水路50Bは、アルカリイオン浄
水器106の酸性水出口に接続され、その先端側がスペ
ーサ部材としてのアダプタ本体70(図示省略)に設け
られた補助吐水口としての吐水ノズル108に至ってい
る。尚、吐水ノズル108はシンク12に向けて吐水を
行うように配されている。
水器106の酸性水出口に接続され、その先端側がスペ
ーサ部材としてのアダプタ本体70(図示省略)に設け
られた補助吐水口としての吐水ノズル108に至ってい
る。尚、吐水ノズル108はシンク12に向けて吐水を
行うように配されている。
【0081】本例においては、戻り側水路50としての
アルカリ水路50Aと上記給水管38とが、水栓本体2
6外部且つキャビネット16内部においてバイパス水路
52によって互いに接続されており、そしてそのバイパ
ス水路52上に上記と同様の構成からなるコントロ−ル
ボックス54が設けられている。そのコントロ−ルボッ
クス54の内部は図10に示しているように上記実施例
と同様であるので、符号のみを示して詳しい説明は省略
する。尚、図7において110はアルカリイオン浄水器
106から延び出した電源コードである。
アルカリ水路50Aと上記給水管38とが、水栓本体2
6外部且つキャビネット16内部においてバイパス水路
52によって互いに接続されており、そしてそのバイパ
ス水路52上に上記と同様の構成からなるコントロ−ル
ボックス54が設けられている。そのコントロ−ルボッ
クス54の内部は図10に示しているように上記実施例
と同様であるので、符号のみを示して詳しい説明は省略
する。尚、図7において110はアルカリイオン浄水器
106から延び出した電源コードである。
【0082】図9に、本例における水栓器具94の流し
台10への取付構造が具体的に示してある。同図に示し
ているように、本例においても水栓器具94、具体的に
は水栓本体26は、上記実施例と同様のアダプタ装置6
8を介して流し台10(取付台部36)に取付施工され
ている。
台10への取付構造が具体的に示してある。同図に示し
ているように、本例においても水栓器具94、具体的に
は水栓本体26は、上記実施例と同様のアダプタ装置6
8を介して流し台10(取付台部36)に取付施工され
ている。
【0083】図9に示しているように本例では、アダプ
タ本体70における台座部80の上面に上記粉砕機18
用の操作スイッチ67と併せてアルカリイオン浄水器1
06用の操作部としてのダイヤル式の操作スイッチ11
2が設けられている。
タ本体70における台座部80の上面に上記粉砕機18
用の操作スイッチ67と併せてアルカリイオン浄水器1
06用の操作部としてのダイヤル式の操作スイッチ11
2が設けられている。
【0084】このダイヤル式の操作スイッチ112は、
これを図中右方向(時計回り)に回転させて浄水の表示
位置に合わせると、アルカリイオン浄水器106が水道
水を浄化する動作を行い、またこれを左方向(反時計回
り)に回転操作するとアルカリイオン水を生成する。更
にその操作スイッチ112を左方向に大きく回転操作す
るとそのアルカリ度が強くなる。尚このとき同時に酸性
水も生成する。その酸性水は、酸性水路50Bを通じて
水栓本体26側に送られ、吐水ノズル108からシンク
12に向けて吐水される。
これを図中右方向(時計回り)に回転させて浄水の表示
位置に合わせると、アルカリイオン浄水器106が水道
水を浄化する動作を行い、またこれを左方向(反時計回
り)に回転操作するとアルカリイオン水を生成する。更
にその操作スイッチ112を左方向に大きく回転操作す
るとそのアルカリ度が強くなる。尚このとき同時に酸性
水も生成する。その酸性水は、酸性水路50Bを通じて
水栓本体26側に送られ、吐水ノズル108からシンク
12に向けて吐水される。
【0085】本例の装置の場合、水栓器具94における
主操作部としての操作レバー34を回動操作すること
で、吐水管98先端の主吐水口96から通常吐水を行う
ことができる。即ち、水道水を単独で或いは湯と混合し
て若しくは湯を単独で主吐水口96からシンク12に向
けて吐水することができる。この点は上記実施例と同様
である。
主操作部としての操作レバー34を回動操作すること
で、吐水管98先端の主吐水口96から通常吐水を行う
ことができる。即ち、水道水を単独で或いは湯と混合し
て若しくは湯を単独で主吐水口96からシンク12に向
けて吐水することができる。この点は上記実施例と同様
である。
【0086】一方副操作部100を操作して外部取出水
路46上の弁部104を開弁動作させるとともに、流し
台10上面上のアルカリイオン浄水器106用の操作ス
イッチ112を操作すると、給水管38からの水が出側
水路48を通じて水栓本体26の外部に取り出され、ア
ルカリイオン浄水器106に導かれる。そしてそこで水
道水が浄水とされ或いはアルカリ水とされて、その浄水
ないしアルカリ水が、戻り側水路50としてのアルカリ
水路50Aを通じて再び水栓本体26内に戻され、更に
主吐水口96からシンク12に向けて吐水される。
路46上の弁部104を開弁動作させるとともに、流し
台10上面上のアルカリイオン浄水器106用の操作ス
イッチ112を操作すると、給水管38からの水が出側
水路48を通じて水栓本体26の外部に取り出され、ア
ルカリイオン浄水器106に導かれる。そしてそこで水
道水が浄水とされ或いはアルカリ水とされて、その浄水
ないしアルカリ水が、戻り側水路50としてのアルカリ
水路50Aを通じて再び水栓本体26内に戻され、更に
主吐水口96からシンク12に向けて吐水される。
【0087】一方、水栓本体26内部の上記主弁部47
及び弁部104を閉じた状態において、流し台10上面
上の粉砕機18用の操作スイッチ67をオン操作する
と、ここにおいてバイパス水路52上の電磁弁62が開
弁動作し、粉砕機18に対して給水管38からの水道水
が給水される。またこのとき同時に水流スイッチ64が
オン動作して粉砕機18に起動信号が供給され、粉砕機
18が起動する。即ち給水下で生ごみの粉砕処理が行わ
れる。
及び弁部104を閉じた状態において、流し台10上面
上の粉砕機18用の操作スイッチ67をオン操作する
と、ここにおいてバイパス水路52上の電磁弁62が開
弁動作し、粉砕機18に対して給水管38からの水道水
が給水される。またこのとき同時に水流スイッチ64が
オン動作して粉砕機18に起動信号が供給され、粉砕機
18が起動する。即ち給水下で生ごみの粉砕処理が行わ
れる。
【0088】また一方粉砕機18用の操作スイッチ67
をオフ操作すると、ここにおいてバイパス水路52上の
電磁弁62が閉弁動作し、また併せて水流スイッチ64
がオフ動作して、粉砕機18への給水停止及び粉砕機1
8の作動停止が行われる。
をオフ操作すると、ここにおいてバイパス水路52上の
電磁弁62が閉弁動作し、また併せて水流スイッチ64
がオフ動作して、粉砕機18への給水停止及び粉砕機1
8の作動停止が行われる。
【0089】上記のように本例によれば、同一の水栓器
具94を用いつつ通常吐水及びアルカリ水の吐水、更に
粉砕機18の粉砕動作のための給水をともに且つ同一の
主吐水口96を通じて行うことができる。
具94を用いつつ通常吐水及びアルカリ水の吐水、更に
粉砕機18の粉砕動作のための給水をともに且つ同一の
主吐水口96を通じて行うことができる。
【0090】次に図11及び図12は本発明の他の実施
例を示したもので、この実施例においては、バイパス水
路52の一端側を上記酸性水路50Bに接続している。
他の点については図7ないし図10の実施例と同様であ
る。
例を示したもので、この実施例においては、バイパス水
路52の一端側を上記酸性水路50Bに接続している。
他の点については図7ないし図10の実施例と同様であ
る。
【0091】この実施例の場合、粉砕機18用の操作ス
イッチ67を操作したとき、水道水を補助吐水口として
の吐水ノズル108からシンク12、更には粉砕機18
に対して給水することができる。
イッチ67を操作したとき、水道水を補助吐水口として
の吐水ノズル108からシンク12、更には粉砕機18
に対して給水することができる。
【0092】尚、図8(B)に示しているように外部取
出水路46における戻り側水路50を水栓本体26内部
において主水路40、詳しくは主水路40における主弁
部47の下流部位(流出水路102)に合流させること
も可能である。
出水路46における戻り側水路50を水栓本体26内部
において主水路40、詳しくは主水路40における主弁
部47の下流部位(流出水路102)に合流させること
も可能である。
【0093】次に図13及び図14は本発明の更に他の
実施例を示したものである。これらの図に示しているよ
うに本例では、上記アルカリイオン浄水器106に代え
て、単に水道水を浄化して吐出する浄水器114が用い
られ、かかる浄水器114が上記外部取出水路46上に
接続されている。
実施例を示したものである。これらの図に示しているよ
うに本例では、上記アルカリイオン浄水器106に代え
て、単に水道水を浄化して吐出する浄水器114が用い
られ、かかる浄水器114が上記外部取出水路46上に
接続されている。
【0094】本例においては、上記副操作部100の操
作によって主吐水口96から浄水がシンク12に向けて
吐水される。また一方、粉砕機18用の操作スイッチ6
7をオン操作すると、給水管38からの水道水がバイパ
ス水路52を通じて外部取出水路46における戻り側水
路50に流れ込み、そして水栓本体26内部に戻って主
吐水口96からシンク12に向けて吐水され、更にシン
ク12の排水口19を通じ粉砕機18に給水される。他
の点については上記実施例と同様である。
作によって主吐水口96から浄水がシンク12に向けて
吐水される。また一方、粉砕機18用の操作スイッチ6
7をオン操作すると、給水管38からの水道水がバイパ
ス水路52を通じて外部取出水路46における戻り側水
路50に流れ込み、そして水栓本体26内部に戻って主
吐水口96からシンク12に向けて吐水され、更にシン
ク12の排水口19を通じ粉砕機18に給水される。他
の点については上記実施例と同様である。
【0095】図15は本発明の更に他の実施例を示して
いる。同図において116は、キャビネット16内部に
設けられたビルドインタイプの強酸性水を生成する酸性
水生成器で、この酸性水生成器116が、キャビネット
16内部において外部取出水路46上に接続されてい
る。そして上記バイパス水路52が、給水管38と外部
取出水路46における戻り側水路50とを接続する状態
で設けられている。尚118は、生成したアルカリ水
を、粉砕機18からの粉砕物を排水とともに排出する排
出管120に導くアルカリ水路である。
いる。同図において116は、キャビネット16内部に
設けられたビルドインタイプの強酸性水を生成する酸性
水生成器で、この酸性水生成器116が、キャビネット
16内部において外部取出水路46上に接続されてい
る。そして上記バイパス水路52が、給水管38と外部
取出水路46における戻り側水路50とを接続する状態
で設けられている。尚118は、生成したアルカリ水
を、粉砕機18からの粉砕物を排水とともに排出する排
出管120に導くアルカリ水路である。
【0096】本例の場合、副操作部100を操作するこ
とによって、主吐水口96から強酸性水を吐水すること
ができ、その強酸性水によって粉砕機18内部を効果的
に殺菌ないし除菌することができる。尚粉砕機18への
通常の給水を行う場合には、給水管38からの水道水を
そのまま粉砕機18に給水することができる。
とによって、主吐水口96から強酸性水を吐水すること
ができ、その強酸性水によって粉砕機18内部を効果的
に殺菌ないし除菌することができる。尚粉砕機18への
通常の給水を行う場合には、給水管38からの水道水を
そのまま粉砕機18に給水することができる。
【0097】図16及び図17は本発明の更に他の実施
例を示している。この例は共通の操作部としての操作レ
バー34を操作することで、通常吐水を行うための主水
路40を開閉し又は外部取出水路46を開閉するように
なした例である。ここで外部取出水路46は、上記実施
例と同様にアルカリイオン浄水器や単なる浄水器或いは
酸性水生成器等に接続されるものである。
例を示している。この例は共通の操作部としての操作レ
バー34を操作することで、通常吐水を行うための主水
路40を開閉し又は外部取出水路46を開閉するように
なした例である。ここで外部取出水路46は、上記実施
例と同様にアルカリイオン浄水器や単なる浄水器或いは
酸性水生成器等に接続されるものである。
【0098】図17は、共通の操作レバー34による操
作によって主水路40或いは外部取出水路46を開閉す
る際の作用を模式図的に表している。図17(A)に示
しているように、本例では操作レバー34が主操作領域
Mと副操作領域Sとにおいてそれぞれ操作可能とされて
いる。而して主操作領域Mにおいて操作レバー34を図
中アの位置に位置させると、湯側の流入水路41と流出
水路102とが連通状態となって、主吐水口96から湯
が単独で吐出される(同図(B)(ア))。
作によって主水路40或いは外部取出水路46を開閉す
る際の作用を模式図的に表している。図17(A)に示
しているように、本例では操作レバー34が主操作領域
Mと副操作領域Sとにおいてそれぞれ操作可能とされて
いる。而して主操作領域Mにおいて操作レバー34を図
中アの位置に位置させると、湯側の流入水路41と流出
水路102とが連通状態となって、主吐水口96から湯
が単独で吐出される(同図(B)(ア))。
【0099】また一方主操作領域Mにおいてイの位置に
操作レバー34を位置させると、水側の流入水路41か
らの水と湯側の流入通路41からの湯がともに流出通路
102に流出し、主吐水口96から混合水が吐水される
(同図(B)(イ))。
操作レバー34を位置させると、水側の流入水路41か
らの水と湯側の流入通路41からの湯がともに流出通路
102に流出し、主吐水口96から混合水が吐水される
(同図(B)(イ))。
【0100】更に主操作領域Mにおいて操作レバー34
をウの位置に位置させると、今度は水側の流入水路41
のみが流出通路102に連通状態となって、主吐水口9
6から水のみが吐水される(同図(B)(ウ))。
をウの位置に位置させると、今度は水側の流入水路41
のみが流出通路102に連通状態となって、主吐水口9
6から水のみが吐水される(同図(B)(ウ))。
【0101】一方、操作レバー34を副操作領域Sにお
いてエの位置に位置させると、水側の流入水路41が外
部取出水路46における出側水路48に連通状態となっ
て、給水管38からの水道水が外部取出水路46を循環
して再び主弁部47に戻り、更にこれを経由して主吐水
口96から吐水される(同図(B)(エ))。従ってそ
の外部取出水路46上に上記のアルカリイオン浄水器1
06或いは浄水器114又は酸性水生成器116を接続
しておくことで、操作レバー34を副操作領域Sのエの
位置に位置させたとき、主吐水口96からアルカリ水や
浄水又は強酸性水を吐水することができる。
いてエの位置に位置させると、水側の流入水路41が外
部取出水路46における出側水路48に連通状態となっ
て、給水管38からの水道水が外部取出水路46を循環
して再び主弁部47に戻り、更にこれを経由して主吐水
口96から吐水される(同図(B)(エ))。従ってそ
の外部取出水路46上に上記のアルカリイオン浄水器1
06或いは浄水器114又は酸性水生成器116を接続
しておくことで、操作レバー34を副操作領域Sのエの
位置に位置させたとき、主吐水口96からアルカリ水や
浄水又は強酸性水を吐水することができる。
【0102】そして更にこの例において、上記実施例と
同様に給水管38と外部取出水路46における戻り側水
路50とをバイパス水路52で互いに接続状態としてお
いて、そのバイパス水路52上に上記と同様のコントロ
ールボックス54を接続しておき、更に粉砕機18用の
操作スイッチ67を外部に設けておくことで、上記実施
例と同様の作用を行わせることができる。
同様に給水管38と外部取出水路46における戻り側水
路50とをバイパス水路52で互いに接続状態としてお
いて、そのバイパス水路52上に上記と同様のコントロ
ールボックス54を接続しておき、更に粉砕機18用の
操作スイッチ67を外部に設けておくことで、上記実施
例と同様の作用を行わせることができる。
【0103】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば上例では粉砕機18用の操
作スイッチ67をオン操作すると水流スイッチ64がオ
ン動作し、これによって粉砕機18に起動信号が送られ
るようになっているが、場合によって操作スイッチ67
をオン操作することによって、かかる水流スイッチ64
を介することなく直接的に粉砕機18に対して起動信号
を送るようになすといったことも可能である。その他本
発明はのその主旨を逸脱しない範囲において、種々変更
を加えた形態で構成可能である。
くまで一例示である。例えば上例では粉砕機18用の操
作スイッチ67をオン操作すると水流スイッチ64がオ
ン動作し、これによって粉砕機18に起動信号が送られ
るようになっているが、場合によって操作スイッチ67
をオン操作することによって、かかる水流スイッチ64
を介することなく直接的に粉砕機18に対して起動信号
を送るようになすといったことも可能である。その他本
発明はのその主旨を逸脱しない範囲において、種々変更
を加えた形態で構成可能である。
【図1】本発明の一実施例である生ごみの粉砕処理装置
を示す図である。
を示す図である。
【図2】図1における水栓器具の水路を中心に示す図で
ある。
ある。
【図3】図1における水栓器具の取付構造を示す図であ
る。
る。
【図4】図1におけるコントロールボックスの内部構成
を示す図である。
を示す図である。
【図5】図4における制御部による制御動作内容を示す
タイムチャートである。
タイムチャートである。
【図6】図4における制御部による、図5とは異なる制
御動作内容を示すタイムチャートである。
御動作内容を示すタイムチャートである。
【図7】本発明の他の実施例である生ごみの粉砕処理装
置の図である。
置の図である。
【図8】図7における水栓器具の水路を中心として示す
図である。
図である。
【図9】図7における水栓器具の取付構造を示す図であ
る。
る。
【図10】図7の実施例における図4に相当する図であ
る。
る。
【図11】本発明の更に他の実施例である生ごみの粉砕
処理装置の図である。
処理装置の図である。
【図12】図11の実施例における図4に相当する図で
ある。
ある。
【図13】本発明の更に他の実施例である生ごみの粉砕
処理装置の図である。
処理装置の図である。
【図14】図13の実施例における図4に相当する図で
ある。
ある。
【図15】本発明の更に他の実施例である生ごみの粉砕
処理装置の図である。
処理装置の図である。
【図16】本発明の更に他の実施例である生ごみの粉砕
処理装置における水栓器具の水路を中心として示す図で
ある。
処理装置における水栓器具の水路を中心として示す図で
ある。
【図17】図16の水栓器具の作用説明図である。
【図18】従来の生ごみの粉砕処理装置の図である。
【図19】図18の処理装置の欠点を改善すべく本発明
者によって案出された、本願の先願に係る生ごみの粉砕
処理装置の一例を示す図である。
者によって案出された、本願の先願に係る生ごみの粉砕
処理装置の一例を示す図である。
【図20】本願の解決課題を説明するための説明図であ
る。
る。
10 流し台 12 シンク 18 粉砕機 19 排水口 24,94 水栓器具 26 水栓本体 30,96 主吐水口 32 シャワーヘッド 34 操作レバー(主操作部) 38 給水管 40 主水路 46 外部取出水路 47 主弁部(主水路開閉用の弁部) 48 出側水路 50 戻り側水路 50A アルカリ水路 50B 酸性水路 52 バイパス水路 62 電磁弁(粉砕機用弁部) 64 水流スイッチ 67 操作スイッチ(粉砕機用の操作部) 70 アダプタ本体(スペーサ部材) 100 副操作部 104 弁部(外部取出水路開閉用の弁部) 106 アルカリイオン浄水器 108 吐水ノズル(補助吐水口) 112 操作スイッチ(アルカリイオン浄水器用の操作
部) 114 浄水器 116 酸性水生成器
部) 114 浄水器 116 酸性水生成器
Claims (12)
- 【請求項1】 生ごみの粉砕機構とその処理槽及び駆動
モータとを備えた粉砕機を流し台の排水口に連結し、該
排水口より投入された生ごみを給水下で粉砕した上、排
水とともに排出するように成した生ごみの粉砕処理装置
において前記流し台に設けられた水栓器具の水栓本体か
ら、給水管を通じて該水栓本体に送られてきた水を該水
栓本体の外部に取り出す出側水路と、該水栓本体の外部
より再び該水栓本体内に戻る戻り側水路とを有する外部
取出水路を設けた上、該水栓本体の外部において前記給
水管と該外部取出水路とを接続するバイパス水路を設け
て、該バイパス水路上に該バイパス水路を開閉する、前
記粉砕機への給水・停止用の粉砕機用弁部を設け、且つ
該粉砕機用弁部を開閉操作する操作部を設けたことを特
徴とする生ごみの粉砕処理装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記粉砕機用弁部の
操作部が該粉砕機の起動・停止用の操作部を兼用してい
ることを特徴とする生ごみの粉砕処理装置。 - 【請求項3】 請求項2において、前記バイパス水路上
に水流を感知してオン動作し、前記粉砕機に起動信号を
供給させる水流スイッチが設けられ、前記操作部が、該
水流スイッチをオン・オフさせることで粉砕機を起動・
停止させるものとされていることを特徴とする生ごみの
粉砕処理装置。 - 【請求項4】 請求項1,2,3の何れかにおいて、前
記粉砕機用弁部の操作部が、前記流し台外部且つ前記水
栓本体若しくは該水栓本体と該流し台との間に介装され
るスペーサ部材に設けられていることを特徴とする生ご
みの粉砕処理装置。 - 【請求項5】 請求項1,2,3,4の何れかにおい
て、前記水栓器具が、主吐水口を備えたシャワーヘッド
を有していて該シャワーヘッドが可撓性のシャワーホー
スとともに引出可能とされており、且つ該シャワーホー
スによって前記戻り側水路及び出側水路の一部が構成さ
れて成るハンドシャワー水栓であって、前記バイパス水
路の一端が該出側水路に接続されていることを特徴とす
る生ごみの粉砕処理装置。 - 【請求項6】 請求項1,2,3の何れかにおいて、前
記水栓器具が、前記給水管を通じて送られてきた水を、
シンクに向けて吐水する主吐水口に導く主水路及び該主
水路上に設けられて該主水路を開閉する弁部を前記水栓
本体内部に有するとともに、前記出側水路が該主水路よ
り分岐して該水栓本体の外部に延び出す一方、前記戻り
側水路が該水栓本体外部より該水栓本体内に戻って該主
水路に合流するか又は直接前記主吐水口若しくは前記シ
ンクに向けて吐水を行う補助吐水口に到っており、前記
外部取出水路における出側水路と戻り側水路とがそれぞ
れイオン水生成器に接続されていて、該イオン水生成器
にて生成したイオン水が、該戻り側水路を通じて前記主
吐水口若しくは補助吐水口より吐水されるようになされ
ており、該外部取出水路上には該外部取出水路を開閉す
る外部取出水路用弁部が設けられているとともに、該外
部取出水路用弁部を開閉操作する操作部が設けられ、且
つ前記バイパス水路の一端が該戻り側水路に接続されて
いることを特徴とする生ごみの粉砕処理装置。 - 【請求項7】 請求項6において、前記戻り側水路が、
前記イオン水生成器におけるアルカリ水出口に接続され
るとともに先端が前記主吐水口に連絡されたアルカリ水
路と、該イオン水生成器における酸性水出口に接続され
るとともに先端が前記補助吐水口に連絡された酸性水路
とから成っており、前記バイパス水路が該アルカリ水路
に接続されていることを特徴とする生ごみの粉砕処理装
置。 - 【請求項8】 請求項6,7の何れかにおいて、前記イ
オン水生成器の操作部が前記流し台外部且つ前記水栓本
体若しくは該水栓本体と該流し台との間に介装されるス
ペーサ部材に設けられていることを特徴とする生ごみの
粉砕処理装置。 - 【請求項9】 請求項1,2,3の何れかにおいて、前
記水栓器具が、前記給水管を通じて送られてきた水を、
シンクに向けて吐水する主吐水口に導く主水路及び該主
水路上に設けられて該主水路を開閉する弁部を前記水栓
本体内部に有するとともに、前記出側水路が該主水路よ
り分岐して該水栓本体の外部に延び出す一方、前記戻り
側水路が該水栓本体外部より該水栓本体内に戻って該主
水路に合流するか又は直接前記主吐水口若しくは前記シ
ンクに向けて吐水を行う補助吐水口に到っており、前記
外部取出水路における出側水路と戻り側水路とがそれぞ
れ水道水を浄化して吐出する浄水器に接続されていて、
該浄水器にて生成した浄水が該戻り側水路を通じて前記
主吐水口若しくは補助吐水口より吐水されるようになさ
れており、該外部取出水路上には該外部取出水路を開閉
する外部取出水路用弁部が設けられているとともに、該
外部取出水路用弁部を開閉操作する操作部が設けられ、
且つ前記バイパス水路が該戻り側水路に接続されている
ことを特徴とする生ごみの粉砕処理装置。 - 【請求項10】 請求項6,7,8,9の何れかにおい
て、前記外部取出水路用弁部の操作部が前記水栓本体に
設けられていることを特徴とする生ごみの粉砕処理装
置。 - 【請求項11】 請求項10において、前記外部取出水
路用弁部の操作部が、前記主水路上の弁部を操作する主
操作部とは別の副操作部として設けられていることを特
徴とする生ごみの粉砕処理装置。 - 【請求項12】 請求項10において、前記外部取出水
路用弁部の操作部が、前記主水路上の弁部及び該外部取
出水路上の弁部を共通に操作する共通の操作部として設
けられていることを特徴とする生ごみの粉砕処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4737997A JPH10225648A (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 生ごみの粉砕処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4737997A JPH10225648A (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 生ごみの粉砕処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10225648A true JPH10225648A (ja) | 1998-08-25 |
Family
ID=12773472
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4737997A Pending JPH10225648A (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 生ごみの粉砕処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10225648A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006188852A (ja) * | 2005-01-05 | 2006-07-20 | Sanki Eng Co Ltd | 厨芥処理システム |
JP2010190007A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Mitsubishi Rayon Cleansui Co Ltd | システムキッチン |
JP2021130976A (ja) * | 2020-02-20 | 2021-09-09 | Toto株式会社 | 水まわり機能集約ユニット |
US20220381016A1 (en) * | 2021-05-26 | 2022-12-01 | Xiamen Solex High-Tech Industries Co., Ltd. | Kitchen faucet with garbage disposer |
-
1997
- 1997-02-14 JP JP4737997A patent/JPH10225648A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006188852A (ja) * | 2005-01-05 | 2006-07-20 | Sanki Eng Co Ltd | 厨芥処理システム |
JP4594106B2 (ja) * | 2005-01-05 | 2010-12-08 | 三機工業株式会社 | 厨芥処理システム |
JP2010190007A (ja) * | 2009-02-20 | 2010-09-02 | Mitsubishi Rayon Cleansui Co Ltd | システムキッチン |
JP2021130976A (ja) * | 2020-02-20 | 2021-09-09 | Toto株式会社 | 水まわり機能集約ユニット |
US20220381016A1 (en) * | 2021-05-26 | 2022-12-01 | Xiamen Solex High-Tech Industries Co., Ltd. | Kitchen faucet with garbage disposer |
US12024867B2 (en) * | 2021-05-26 | 2024-07-02 | Xiamen Solex High-Tech Industries Co., Ltd. | Kitchen faucet with garbage disposer |
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