JPH10225479A - 酸素濃度センサー付き二重装着検出式ヘルメット - Google Patents

酸素濃度センサー付き二重装着検出式ヘルメット

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JPH10225479A
JPH10225479A JP3212297A JP3212297A JPH10225479A JP H10225479 A JPH10225479 A JP H10225479A JP 3212297 A JP3212297 A JP 3212297A JP 3212297 A JP3212297 A JP 3212297A JP H10225479 A JPH10225479 A JP H10225479A
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JP
Japan
Prior art keywords
helmet
oxygen concentration
concentration sensor
yag laser
photoelectric switch
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3212297A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Onodera
宏 小野寺
Komei Shioji
功明 塩地
Hidetoshi Miyama
英俊 美山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射式光電スイッチに加え、酸素濃度センサ
ーを付加した酸素濃度センサー付き二重装着検出式ヘル
メットの提供。 【解決手段】 ハンディトーチを使用して、レーザー加
工作業を行う際に着用するヘルメットであって、装着検
出を反射式光電スイッチ7及び酸素濃度センサー8の二
種類の検出装置で行わせることを特徴とする酸素濃度セ
ンサー付き二重装着検出式ヘルメット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、YAGレーザー
などのレーザー加工時における、酸素濃度センサー付き
二重装着検出式ヘルメットに関する。
【0002】
【従来の技術】ハンディトーチを使用してYAGレーザ
ー加工を実施する際に着用するYAGレーザー保護シー
ルド付きヘルメットには検出装置として、従来、信号線
を介して制御盤に接続されたリミットスイッチ及び反射
式光電スイッチが付いており、作業者が頭部にヘルメッ
トを着用し面を正しく被るとリミットスイッチが閉じて
シールド機能が働き、額部で反射した光を入力した反射
式光電スイッチがオン(ON)の状態となり、二つの条件
が満たされてはじめてYAGレーザー加工が実施できる
というシステムであって、YAGレーザー保護シールド
付きヘルメットを装着しないとYAGレーザー加工が実
施できないようにシールドon/off用スイッチ及び反射式
光電スイッチ共にインターロックされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】保護シールド付きヘル
メットでは、基本機能として、レーザーから作業者の顔
を保護するためのシールドon/off用リミットスイッチが
設けられ、正しく面を被った時にシールド機能が働きレ
ーザー加工ができるようにインターロックされているの
が通例であり、この発明の場合、この基本部分は必須の
前提条件と見做すことができる。
【0004】この前提条件となる基本部分を、この発明
の対象外と考えれば、信号線によって制御盤に接続され
たYAGレーザー保護シールド付きヘルメットで反射式
光電スイッチのみの一種類の検出装置では、人が被らな
くても、例えばセンサーの位置にテープを貼ったり或は
物が入ったりするとスイッチオン(ON)の状態となり、
不要の場合でも関係装置類が使用可能待機中の状態とな
り、特に安全上不都合な場合がある。
【0005】この発明は、上述の点に着目して成された
もので、額部に当たって反射する光によって作動する反
射式光電スイッチに加えて、ヘルメットの口許付近の部
位を利用して酸素濃度センサーを新たに設けた酸素濃度
センサー付き二重装着検出式ヘルメットを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、下記構成を
備えることにより上記課題を解決できるものである。
【0007】(1) ハンディトーチを使用して、レー
ザー加工作業を行う際に着用するヘルメットであって、
装着検出を反射式光電スイッチ及び酸素濃度センサーの
二種類の検出装置で行わせることを特徴とする酸素濃度
センサー付き二重装着検出式ヘルメット。
【0008】(2) 酸素濃度センサーをヘルメットの
面内部の口許に対面する位置に設けたことを特徴とする
前項(1)記載の酸素濃度センサー付き二重装着検出式
ヘルメット。
【0009】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を説
明する。
【0010】図1は、この発明に係る酸素濃度センサー
付き二重装着検出式ヘルメットの側面説明図である。
【0011】図面について説明すれば、1は頭部装着用
バンド、2は締め付け部、3は締め付け部固定具、4は
面部で、この面部4は回動可能に支持部5で支持され、
更に面部4の前面には眼鏡部6が定着されている。この
面部4の上方内面で且つ眼鏡部6を通して正しく見通せ
る状態にヘルメットを被り面部4を着用した時に、額に
対面する部位に反射式光電スイッチ7を配設し、これに
加えて面部4の内面下方口許に対面する部位に酸素濃度
センサー8を設け、全体として酸素濃度センサー付き二
重装着検出式ヘルメットを構成している。
【0012】なお、ハンディトーチを使用してYAGレ
ーザー加工を実施する場合は、YAGレーザー保護シー
ルド付きヘルメットを着用することになっており、作業
者がこのYAGレーザー保護シールド付きヘルメットを
頭部に装着し、且つ前方を正しく見通せるように顔を保
護する面部4を着用することにより、前記YAGレーザ
ー保護シールド付きヘルメットに付設された信号線を介
して接続されている制御盤でインターロックされている
ハンディトーチ使用によるYAGレーザー加工作業を安
全な状態で行えるようになっている。
【0013】上記構成に基づいて作用を説明する。
【0014】作業者がYAGレーザー保護シールド付き
ヘルメットを頭部に正しく装着し面部4の内面上方額部
に対面する部位に設けられた反射式光電スイッチが額で
反射した光を入力した信号と、面部4の内面下方口許に
対面する部位に取りつけられた酸素濃度センサーの信
号、即ち前記反射式光電スイッチからの光入力信号と前
記酸素濃度センサーからの人体検出信号の二種類の信号
が、信号線を介して制御盤に送られ、インターロックさ
れているハンディトーチ使用によるYAGレーザー加工
作業を行うことができる。
【0015】例えばこの発明では、隔膜形ガルバニ電池
式酸素濃度センサーは酸素量に比例して電流を発生する
という特性があるので、この特性を利用することによ
り、人間が酸素を吸入し二酸化炭素を吐き出す所謂呼吸
作用時に、前記隔膜形ガルバニ電池式酸素濃度センサー
が使用できることに着目して考えられたもので、数度の
実験により、作業者がYAGレーザー保護シールド付き
ヘルメットを着用した時に変化する面部4内の酸素濃度
を検出することによりヘルメット内に人体の存在を確認
できることが分った。
【0016】通常大気中の酸素濃度は20.9%とされ
るが、この発明に係る実験データによれば、作業者がY
AGレーザー保護シールド付きヘルメットを着用し、面
部4内の酸素濃度を前記隔膜形ガルバニ電池式酸素濃度
センサーにて測定した結果、目の位置する付近で20.
0%、口許で19.5%であった。
【0017】この発明では、酸素濃度の設定値を20.
0%とし、20.0%以下の場合、人体検出信号として
制御盤に信号を送り、額部で反射した光を入力した反射
式光電スイッチからの信号と合わせて、二種類の信号が
出た時にのみハンディトーチを使用してYAGレーザー
加工作業が実施できるようになっている。
【0018】なお、酸素濃度センサーの代わりに炭酸ガ
ス濃度センサーを用いてもよいが、分析ガス(被測定用
気体)を検出装置内に導入する必要があり、装置の大き
さが問題となる。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、反射式光電スイッチ
に加えて、酸素濃度センサーを設け、二種の異なった機
能を有する検出装置を備え、且つこの二種類の検出装置
が同時に作動した時にのみハンディトーチを使用してY
AGレーザー加工作業が出来るようにしたので安全管理
面の信頼性を確実に向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る酸素濃度センサー付き二重装
着検出式ヘルメットの側面説明図
【符号の説明】
1 頭部装着用バンド 2 締め付け部 3 締め付け部固定具 4 面部 5 支持部 6 眼鏡部 7 反射式光電スイッチ 8 酸素濃度センサー L シールドon/off用リミットスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンディトーチを使用して、レーザー加
    工作業を行う際に着用するヘルメットであって、装着検
    出を反射式光電スイッチ及び酸素濃度センサーの二種類
    の検出装置で行わせることを特徴とする酸素濃度センサ
    ー付き二重装着検出式ヘルメット。
  2. 【請求項2】 酸素濃度センサーをヘルメットの面内部
    の口許に対面する位置に設けたことを特徴とする請求項
    1記載の酸素濃度センサー付き二重装着検出式ヘルメッ
    ト。
JP3212297A 1997-02-17 1997-02-17 酸素濃度センサー付き二重装着検出式ヘルメット Withdrawn JPH10225479A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100431116B1 (ko) * 2000-08-02 2004-05-20 주식회사 팜텍 열전반도체를 이용한 냉각방식의 방제용 헬멧
WO2006043028A1 (en) * 2004-10-22 2006-04-27 The Boc Group Plc Protectors
CN111513922A (zh) * 2020-04-10 2020-08-11 温州医科大学附属眼视光医院 一种可计时的光敏弱视治疗遮盖眼罩

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Effective date: 20040511