JPH10225316A

JPH10225316A - カ−ド入れ

Info

Publication number: JPH10225316A
Application number: JP4729597A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Okuyama; 弘奥山
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1997-02-13
Filing date: 1997-02-13
Publication date: 1998-08-25

Abstract

(57)【要約】【課題】カ−ドを確実に携帯することができるととも
に、カ−ドの紛失を防止することができるカ−ド入れを
提供する。【解決手段】カ−ド収納部材１０、２０は、開口部１
１、２１が形成されているとともに、カ−ド挿入部１
２、２２には取付孔１３、２３が形成されている。取付
孔１３、２３には金具１４、２４を装着する。開口部１
１、２１には透明のシ−ト１５、２５を貼付ける。そし
てカ−ド収納部材１０、２０のカ−ド挿入部１２、２２
を除く外周の部分を糸１６で縫い合わせてカ−ド入れ１
を構成する。カ−ド挿入部１２、２２から運転免許証等
のカ−ド３０を挿入した後、金具１３、２３にキ−ホル
ダ−等の携帯用部材４０を取付ける。これにより、カ−
ドを確実に携帯することができる。また、カ−ド挿入口
が携帯用部材４０で閉成されるため、携帯時にカ−ド３
０がカ−ド挿入口から抜け落ちる恐れもない。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、運転免許証等のカ
−ドを収納するカ−ド入れに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、例えば自動車を運転する際に携帯
を義務づけられている運転免許証はサイズが大きく、財
布、名刺入れ、定期券入れ等に入れるのが困難であっ
た。そのため、運転免許証をそのまま携帯する、鞄やハ
ンドバック等に入れて携帯する等の方法が用いられてい
る。また、運転免許証を自動車内に置いたままにする方
法も用いられている。しかしながら、運転免許証をその
まま携帯する方法は、置き忘れたり、落としたりするた
め紛失することが多い。また、運転免許証を鞄やハンド
バック等に入れて携帯する方法は、別の鞄やハンドバッ
クを持ち歩く際、運転免許証を入れ替えるのを忘れてし
まうことがあるため運転免許証を確実に携帯できるとは
限らない。また、自動車内に置いたままにする方法は、
盗難の恐れがある。さらに、大きめの財布に運転免許証
を収納して携帯する方法も考えられるが、財布が嵩張る
ため持ち歩き難く、また財布を忘れることがあるため運
転免許証を確実に携帯できるとは限らない。

【０００３】一方、自動車を運転する時には自動車のキ
−を携帯し、また外出する時には玄関等の鍵を施錠ある
いは解錠するための家のキ−を携帯するから、自動車の
キ−や家のキ−等と運転免許証とを一体にしておけば、
運転免許証を確実に携帯することができる。また、自動
車のキ−や家のキ−等はその保管に注意するので、紛失
することも少ない。そこで、運転免許証をカ−ド入れに
収納し、このカ−ド入れと自動車のキ−や家のキ−等を
キ−ホルダ−等の携帯用補助部材に取付ける方法が考え
られる。しかしながら、従来のカ−ド入れは携帯用補助
部材の取付孔が設けられていないものが多く、また携帯
用補助部材の取付孔が設けられていても、カ−ドの出し
入れを容易に行えるようにするために取付孔がカ−ド挿
入口以外の箇所に設けられている。このため、カ−ド挿
入口は常に開放された状態にあり、運転免許証を収納し
たカ−ド入れをキ−ホルダ−等の携帯用補助部材に取付
けて携帯する際に運転免許証がカ−ド挿入口から抜け落
ちて紛失する恐れがある。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記問題
点を解決するために種々検討した結果、運転免許証等は
頻繁にカ−ド入れから出し入れすることがないから運転
免許証等を収納した状態でカ−ド入れのカ−ド挿入口を
閉成しても特に不便はなく、またカ−ド挿入口を閉成す
ることにより携帯時にカ−ド挿入口からカ−ドが抜け落
ちるのを防止することができることを見いだした。そこ
で、本発明は、運転免許証等のカ−ドを確実に携帯する
ことができ、且つカ−ドの紛失を防止することができる
カ−ド入れを提供することを課題とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項１に記載の発明は、カ−ド挿入口を形成する
カ−ド挿入部に取付孔を設けてカ−ド入れを構成する。
請求項１に記載のカ−ド入れを用いれば、カ−ドをキ−
ホルダ−や紐等の携帯用補助部材によって自動車や家の
キ−、鞄、体等に取付けることができるのでカ−ドを確
実に携帯することができ、また携帯用補助部材によって
カ−ド挿入口が閉成されるので携帯時にカ−ド挿入口か
らカ−ドが抜け落ちることもない。また、請求項２に記
載の発明は、請求項１に記載のカ−ド入れにおいて、相
対向する位置に取付孔が設けられたカ−ド挿入部を有す
る第１及び第２のカ−ド収納部材により構成する。請求
項２に記載のカ−ド入れを用いれば、カ−ド入れを容易
に製造することができる。また、請求項３に記載の発明
は、請求項１または２に記載のカ−ド入れにおいて、前
記取付孔はキ−ホルダ−を取付可能に形成する。請求項
３に記載のカ−ド入れを用いれば、カ−ドを自動車や家
等のキ−に取付けることができるので、一層確実にカ−
ド携帯することができる。

【０００６】

【発明の実施の形態】以下に、本発明のカ−ド入れの構
成を図面を用いて説明する。図１及び図２は、本発明の
カ−ド入れの一実施の形態の構成を示した図であり、図
１は斜視図、図２はカ−ド収納部材の正面図である。カ
−ド入れ１は、革、布、ビニ−ル等の合成樹脂等により
形成されたカ−ド収納部材１０、２０を備えている。カ
−ド収納部材１０、２０は、収納されているカ−ドの記
載内容を確認するための開口部１１、２１、カ−ドを出
し入れするためのカ−ド挿入口を形成するカ−ド挿入部
１２、２２を有している。カ−ド収納部材１０、２０の
裏面には、それぞれ開口部１１、２１に対応する位置に
ビニ−ル等の透明の合成樹脂シ−ト１５、２５が接着剤
等によって取付けられている。また、カ−ド収納部材１
０、２０のカ−ド挿入部１２、２２にはカ−ド挿入口の
中央の相対向する位置にそれぞれ取付孔１３、２３が形
成され、各取付孔１３、２３にははと目等の金具１４、
２４が装着されている。そして、合成樹脂シ−ト１５、
２５を取付けるとともに、取付孔１３、２３に金具１
４、２４を装着したカ−ド収納部材１０、２０を、シ−
ト１５、２５が取付けられている側を合わせ、カ−ド挿
入部１２、２２を除く周囲の箇所を糸１６等により縫い
合わせてカ−ド入れ１を構成する。

【０００７】以上のようにして構成されたカ−ド入れ１
のカ−ド挿入部１２、２２により形成されるカ−ド挿入
口から運転免許証等のカ−ド３０を挿入して、カ−ド入
れ１内に収納する。そして、カ−ド３０をカ−ド入れ１
内に収納した後、カ−ド挿入部１２、２２の取付孔１
４、２４に装着された金具１３、２３にキ−ホルダ−等
の携帯用補助部材４０を取付ける。携帯用補助部材４０
には、自動車や家等のキ−５０を取付けることができ
る。

【０００８】このように、本発明のカ−ド入れは、カ−
ド挿入部に設けられた取付孔にキ−ホルダ−等の携帯用
補助部材を取付け、さらにこの携帯用補助部材に自動車
や家等のキ−を取付けることができるので、運転免許証
等のカ−ドを確実に携帯することができるとともに、紛
失を防止することができる。また、取付孔に取付けたキ
−ホルダ−等の携帯用補助部材によってカ−ド挿入口が
閉成されるので、カ−ド入れに運転免許証等のカ−ドを
収納して自動車や家等のキ−と一緒に携帯してもカ−ド
挿入口からカ−ドが抜け落ちることはない。

【０００９】以上は、カ−ド入れに運転免許証を収納し
て使用した場合について説明したが、本発明のカ−ド入
れは運転免許証以外の頻繁に出し入れを行う必要がない
カ−ド、例えば病院の診察カ−ド、身分証明書、収納し
た状態で使用可能な定期券等を収納するカ−ド入れとし
ても使用することができる。また、カ−ド挿入部に設け
られた取付孔にキ−ホルダ−を取付けた場合について説
明したが、本発明のカ−ド入れの取付孔にはキ−ホルダ
−以外の、例えば紐、鎖等の種々の携帯用補助部材を取
付けることができる。そして、取付ける携帯用補助部材
に応じて、鞄に取り付けて携帯する、首にぶら下げて携
帯する、ベルト通しに取付けて携帯する等の種々の方法
で携帯することができる。

【００１０】以上の実施の形態では、カ−ド収納部材１
０、２０を糸１６で縫い合わせたが、接着剤等で接着し
てもよい。また、カ−ド入れ１を２枚のカ−ド収納部材
１０、２０により構成したが、１枚のカ−ド収納部材を
折り畳んで構成してもよい。さらに、袋状に形成された
合成樹脂により構成してもよい。また、カ−ド収納部材
１０、２０の形状は、図１、図２に示した形状に限定さ
れず、収納するカ−ドの大きさや形状等に応じて種々変
更可能である。また、カ−ド収納部材１０、２０に形成
する開口部１１、２１の形状は図１、図２に示した形状
に限定されず、カ−ド収納部材１０、２０の一方にのみ
形成してもよく、あるいは双方のカ−ド収納部材１０、
２０に形成する開口部の大きさ、形状を変えてもよい。
さらに、開口部１０、２０を省略してもよい。また、カ
−ド挿入部１２、２２に形成する取付孔１３、２３の位
置はカ−ド挿入口の中央に限定されず、収納されたカ−
ドが抜け落ちない位置であればよい。また、カ−ド挿入
部１２、２２に形成する取付孔１３、２３の数は１個に
限定されない。また、カ−ド挿入部１２、２２に形成し
た取付孔１３、２３に金具１４、２４を装着したが、金
具１４、２４は省略してもよい。

【００１１】

【発明の効果】以上説明したように、請求項１に記載の
カ−ド入れを用いれば、カ−ドを確実に携帯することが
できるとともに、カ−ドの紛失を防止することができ
る。また、請求項２に記載のカ−ド入れを用いれば、カ
−ド入れを容易に製造することができる。また、請求項
３に記載のカ−ド入れを用いれば、一層確実にカ−ドを
携帯することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のカ−ド入れの一実施の形態の斜視図で
ある。

【図２】図１のカ−ド収納部材を示す図である。

【符号の説明】

１カ−ド入れ１０、２０カ−ド収納部材１１、２１開口部１２、２２カ−ド挿入部１３、２３取付孔１４、２４金具１５、２５合成樹脂シ−ト３０カ−ド４０キ−ホルダ−等の携帯用補助部材５０キ−

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】カ−ド挿入口を形成するカ−ド挿入部を
有するカ−ド入れにおいて、前記カ−ド挿入部に取付孔
を設けたことを特徴とするカ−ド入れ。
【請求項２】相対向する位置に取付孔が設けられたカ
−ド挿入部を有する第１及び第２のカ−ド収納部材を備
えることを特徴とする請求項１に記載のカ−ド入れ。
【請求項３】前記取付孔はキ−ホルダ−を取付可能に
形成されていることを特徴とする請求項１または２に記
載のカ−ド入れ。