JPH10224747A - 文字情報転送システム - Google Patents

文字情報転送システム

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JPH10224747A
JPH10224747A JP9022560A JP2256097A JPH10224747A JP H10224747 A JPH10224747 A JP H10224747A JP 9022560 A JP9022560 A JP 9022560A JP 2256097 A JP2256097 A JP 2256097A JP H10224747 A JPH10224747 A JP H10224747A
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Yoshinori Nagata
義典 永田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビジョン受信機と情報端末機器とから構
成される文字情報転送システムを確立したうえで提供す
る。 【解決手段】 本発明に係る文字情報転送システムは、
受信した放送電波中の文字情報を蓄積し、かつ、蓄積し
た文字情報を選択して送信する制御手段2,21を有す
るテレビジョン受信機と、このテレビジョン受信機から
送信された文字情報を受信して蓄積し、かつ、蓄積した
文字情報を表示するとともに、受信した文字情報の総蓄
積量または総蓄積数がメモリオーバーしたときにはメモ
リオーバーフロー信号をテレビジョン受信機に対して送
信する制御手段11,22を有する情報端末機器とから
構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は文字情報転送システ
ムに係り、詳しくは、テレビジョン受信機と情報端末機
器とからなる文字情報転送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年においては、文字放送受信機能及び
文字情報蓄積機能を有し、かつ、放送電波によって供給
された文字情報を画面上で視認することが可能なテレビ
ジョン受信機が数多く出回っており、この種のテレビジ
ョン受信機のうちには図14で示すような構成とされた
ものがある。すなわち、このテレビジョン受信機は、文
字情報抽出手段1と文字情報蓄積制御手段2とを備えた
ものであり、映像情報及び文字情報を含んでなる放送電
波はアンテナ3を通じて受信機4によって受信され、電
気信号に変換されたうえで文字情報抽出手段1へと送信
される。そして、文字情報抽出手段1では電気信号中の
映像情報と文字情報とを分離することが行われており、
映像情報は画面合成/表示手段5へと送られる一方、文
字情報は文字情報蓄積制御手段2へと送信されたうえ、
この文字情報蓄積制御手段2でもって文字情報用メモリ
6に対して格納されている。
【0003】そこで、ユーザが入力手段7を通じて文字
情報の表示指令を入力すると、この表示指令を受けた文
字情報蓄積制御手段2は文字情報用メモリ6から文字情
報を読み出したうえ、読み出した文字情報を画面合成/
表示手段5へと送信することになり、この画面合成/表
示手段5によっては受信した文字情報と文字情報抽出手
段1からリアルタイムで受信している映像情報とを合成
したうえで画面上に表示することが行われる。なお、こ
の際における表示指令は、テレビジョン受信機に付属す
るリモコン送信装置8を利用し、テレビジョン受信機の
リモコン受信手段9を介したうえで入力手段7に与えら
れるのが一般的となっている。
【0004】さらに、最近では、携帯に適した小型の情
報端末機器が使用されるようになってきており、この種
の情報端末機器としては、図15で示すようなものがあ
る。すなわち、この情報端末機器は、情報の加工及び処
理を実行するとともに、情報の伝達を制御するための中
央処理手段11を具備して構成されたものであり、パー
ソナルコンピュータなどの外部装置から赤外線受信手段
12を通じて受信された情報は中央処理手段11でもっ
て情報蓄積用メモリ13に対して格納されるようになっ
ている。
【0005】そこで、ユーザが入力手段14を通じて情
報の表示指令を入力した際には、表示指令を受けた中央
処理手段11が情報を情報蓄積用メモリ13から読み出
したうえで表示手段15へと送ることになり、送られた
情報は表示手段15によって画面上に表示される。ま
た、外部装置へ情報を送信するという送信指令が入力手
段14を通じたうえでユーザから入力された際の中央処
理手段11は、情報蓄積用メモリ13から情報を読み出
したうえ、読み出した情報を赤外線送信手段16から外
部装置に向かって送信することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、文字放送受
信機能及び文字情報蓄積機能を有してなるテレビジョン
受信機は、このテレビジョン受信機そのものが設置され
ている場所、例えば、家庭内などにおいてニュースや株
式などの情報を得るためには大変に便利なものである
が、大きくて重いテレビジョン受信機を外出先にまで持
ち回ることは不可能であり、外出先において各種の情報
を得るためには、新聞や雑誌などを購入したうえで拡げ
て読んだり、携帯用のテレビジョン受信機やラジオ受信
機を持ち歩きながら放送時間に合わせて必要な番組分野
の放送を見たり聞いたりすることが行われる。しかしな
がら、これらの方法によるのでは、各番組分野の放送時
刻が決まっていることから情報を得るための時間が制限
されるばかりか、必要とする情報を確実に入手できると
は限らないことになってしまう。
【0007】一方、従来の技術に係る情報端末機器を外
出先まで持ち歩くことは十分に可能であり、これらの情
報端末機器を持ち歩きながら必要に応じて保存情報の更
新や加工処理を実行するユーザも多くなっている。とこ
ろが、このような情報端末機器に対し、テレビジョン放
送を通じて得られる最新の情報を取り込むことは困難で
あり、ユーザが必要とする最新の情報をテレビジョン受
信機から情報端末機器へと取り込んだうえでの情報確認
を行ったり加工処理したりすることは実行し難いのが現
状であった。そして、このような不都合を解消したうえ
で情報端末機器をより一層使い易くすることが従前から
要望されていたのであるが、テレビジョン受信機と情報
端末機器とから構成される文字情報転送システムの構築
が未だ不十分であるため、必ずしも要望を満足し得るほ
どの状況にまでは至っていないのが実態である。
【0008】本発明は、このような不都合に鑑みて創案
されたものであって、テレビジョン受信機と情報端末機
器とから構成される文字情報転送システムを確立したう
えで提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
文字情報転送システムは、受信した放送電波中の文字情
報を蓄積し、かつ、蓄積した文字情報を選択して送信す
る制御手段を有するテレビジョン受信機と、このテレビ
ジョン受信機から送信された文字情報を受信して蓄積
し、かつ、蓄積した文字情報を表示するとともに、受信
した文字情報の総蓄積量または総蓄積数がメモリオーバ
ーしたときにはメモリオーバーフロー信号をテレビジョ
ン受信機に対して送信する制御手段を有する情報端末機
器とから構成されていることを特徴とするものである。
そして、この文字情報転送システムによれば、テレビジ
ョン受信機と情報端末機器とから構成される文字情報転
送システムが確立していることになる結果、テレビジョ
ン受信機でもって蓄積された文字情報のうちからユーザ
が外出中に必要とする文字情報、例えば、ニュースや株
式などの情報を選択したうえで情報端末機器に取り込ん
で蓄積しておいた後、この情報端末機器を持ち歩きなが
ら蓄積された最新の文字情報を確認したり加工処理した
りすることが可能となる。
【0010】本発明の請求項2に係る文字情報転送シス
テムを構成するテレビジョン受信機の制御手段は情報端
末機器からの予約指定信号を受信したうえで文字情報を
蓄積するものであり、情報端末機器の制御手段は蓄積す
べき文字情報を指定する予約指定信号をテレビジョン受
信機へ送信するものであることを特徴としている。請求
項3に係る文字情報転送システムを構成するテレビジョ
ン受信機の制御手段は情報端末機器からの送信開始信号
を受信したうえで文字情報の送信を開始するものであ
り、情報端末機器の制御手段は文字情報の送信を開始さ
せる送信開始信号をテレビジョン受信機へ送信するもの
となっている。
【0011】本発明の請求項4に係る文字情報転送シス
テムを構成するテレビジョン受信機の制御手段は予約指
定された送信開始時刻が到来したときには情報端末機器
の電源投入信号を送信したうえで文字情報の送信を開始
するものであり、情報端末機器の制御手段はテレビジョ
ン受信機からの電源投入信号を受信したときには情報端
末機器の電源を投入したうえでテレビジョン受信機から
送信されてくる文字情報の受信を開始するものであるこ
とを特徴とする。請求項5に係る文字情報転送システム
を構成するテレビジョン受信機の制御手段は情報端末機
器からの電源投入信号を受信したときにはテレビジョン
受信機の電源を投入したうえで文字情報の送信を開始す
るものであり、情報端末機器の制御手段は予約指定され
た送信開始時刻が到来したときにはテレビジョン受信機
の電源投入信号を送信したうえでテレビジョン受信機か
ら送信されてくる文字情報の受信を開始するものである
ことを特徴としている。
【0012】本発明の請求項6に係る文字情報転送シス
テムを構成するテレビジョン受信機の制御手段は、蓄積
した文字情報のうちの最新の単位文字情報から順に選択
したうえで送信することを反復しており、情報端末機器
の制御手段からのメモリオーバーフロー信号を受信した
ときには文字情報の送信を停止するアルゴリズムを有し
ている。請求項7に係る文字情報転送システムを構成す
るテレビジョン受信機の制御手段は、異なる番組分野の
それぞれ毎に蓄積された文字情報のうちの最新の単位文
字情報を選択したうえで送信することを番組分野数に応
じて反復しており、情報端末機器の制御手段からのメモ
リオーバーフロー信号を受信したときには文字情報の送
信を停止するアルゴリズムを有している。
【0013】本発明の請求項8に係る文字情報転送シス
テムを構成するテレビジョン受信機の制御手段は、異な
る番組分野のそれぞれ毎に蓄積された文字情報のうちの
最新の単位文字情報から順に選択したうえで送信量が設
定蓄積量に対応するまで送信することを番組分野数に応
じて反復しており、情報端末機器の制御手段から送信さ
れたメモリオーバーフロー信号を受信したときには文字
情報の送信を停止するアルゴリズムを有している。請求
項9に係る文字情報転送システムを構成するテレビジョ
ン受信機の制御手段は、異なる番組分野のそれぞれ毎に
蓄積された文字情報のうちの最新の単位文字情報から順
に選択したうえで送信数が設定蓄積数に対応するまで送
信することを番組分野数に応じて反復しており、情報端
末機器の制御手段から送信されたメモリオーバーフロー
信号を受信したときには文字情報の送信を停止するアル
ゴリズムを有している。
【0014】本発明の請求項10に係る文字情報転送シ
ステムを構成するテレビジョン受信機の制御手段は、異
なる番組分野のそれぞれ毎に蓄積された文字情報のうち
の最新の単位文字情報から順に選択したうえで送信量が
総蓄積量の設定割合に対応するまで送信することを番組
分野数に応じて反復しており、情報端末機器の制御手段
から送信されたメモリオーバーフロー信号を受信したと
きには文字情報の送信を停止するアルゴリズムを有して
いる。請求項11に係る文字情報転送システムを構成す
るテレビジョン受信機の制御手段は、異なる番組分野の
それぞれ毎に蓄積された文字情報のうちの最新の単位文
字情報から順に選択したうえで送信数が総蓄積数の設定
割合に対応するまで送信することを番組分野数に応じて
反復しており、情報端末機器の制御手段から送信された
メモリオーバーフロー信号を受信したときには文字情報
の送信を停止するアルゴリズムを有している。
【0015】本発明の請求項12に係る文字情報転送シ
ステムを構成するテレビジョン受信機の制御手段は、異
なる番組分野のそれぞれ毎に蓄積された文字情報のうち
の最新の単位文字情報を選択して送信することを番組分
野数に応じて反復しており、送信量が設定蓄積量に対応
したときには各番組分野からの送信を中断し、かつ、す
べての番組分野からの送信が中断した後には、番組分野
のそれぞれ毎に蓄積されている単位文字情報の送信を再
開することを番組分野数に応じて反復しているととも
に、情報端末機器の制御手段から送信されたメモリオー
バーフロー信号を受信したときには文字情報の送信を停
止するアルゴリズムを有している。
【0016】本発明の請求項13に係る文字情報転送シ
ステムを構成するテレビジョン受信機の制御手段は、異
なる番組分野のそれぞれ毎に蓄積された文字情報のうち
の最新の単位文字情報を選択して送信することを番組分
野数に応じて反復しており、送信数が設定蓄積数に対応
したときには各番組分野からの送信を中断し、かつ、す
べての番組分野からの送信が中断した後には、番組分野
のそれぞれ毎に蓄積されている単位文字情報の送信を再
開することを番組分野数に応じて反復しているととも
に、情報端末機器の制御手段から送信されたメモリオー
バーフロー信号を受信したときには文字情報の送信を停
止するアルゴリズムを有している。
【0017】本発明の請求項14に係る文字情報転送シ
ステムを構成するテレビジョン受信機の制御手段は、異
なる番組分野のそれぞれ毎に蓄積された文字情報のうち
の最新の単位文字情報を選択したうえで送信することを
番組分野数に応じて反復しており、送信量が総蓄積量の
設定割合に対応したときには各番組分野からの送信を中
断し、かつ、すべての番組分野からの送信が中断した後
には、番組分野のそれぞれ毎に蓄積されている単位文字
情報の送信を再開することを番組分野数に応じて反復し
ているとともに、情報端末機器の制御手段から送信され
たメモリオーバーフロー信号を受信したときには文字情
報の送信を停止するアルゴリズムを有している。
【0018】本発明の請求項15に係る文字情報転送シ
ステムを構成するテレビジョン受信機の制御手段は、異
なる番組分野のそれぞれ毎に蓄積された文字情報のうち
の最新の単位文字情報を選択したうえで送信することを
番組分野数に応じて反復しており、送信数が総蓄積数の
設定割合に対応したときには各番組分野からの送信を中
断し、かつ、すべての番組分野からの送信が中断した後
には、番組分野のそれぞれ毎に蓄積されている単位文字
情報の送信を再開することを番組分野数に応じて反復し
ているとともに、情報端末機器の制御手段から送信され
たメモリオーバーフロー信号を受信したときには文字情
報の送信を停止するアルゴリズムを有している。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0020】図1は本実施の形態に係るテレビジョン受
信機の概略構成を示すブロック図、図2は情報端末機器
の概略構成を示すブロック図、図3は文字情報用メモリ
における文字情報の格納状態を例示する説明図であり、
図4ないし図13のそれぞれはテレビジョン受信機を構
成する文字情報転送制御手段が有するアルゴリズムの具
体例を示すフローチャートである。なお、本実施の形態
に係るテレビジョン受信機及び情報端末機器の概略構成
は従来の形態と基本的に異ならないので、図1及び図2
において図14及び図15と互いに同一もしくは相当す
る部品、部分には同一符号を付している。
【0021】本実施の形態に係るテレビジョン受信機
は、図1で示すように、受信した放送電波中の文字情報
を蓄積するための文字情報蓄積制御手段2を備えている
とともに、蓄積した文字情報を選択して送信(転送)す
るための文字情報転送制御手段21を備えている。ま
た、情報端末機器は、図2で示すように、テレビジョン
受信機から送信された文字情報を受信して蓄積し、か
つ、蓄積した文字情報を表示するための中央処理手段1
1とともに、この中央処理手段11の動作を制御しつ
つ、受信した文字情報の総蓄積量もしくは総蓄積数がメ
モリオーバーしたときにはテレビジョン受信機に対して
メモリオーバーフロー信号を送信する制御手段22を具
備している。なお、図2では制御手段22を中央処理手
段12内に組み込まれているが、この制御手段22が中
央処理手段12とは別に設けられていてもよいことは勿
論である。
【0022】すなわち、本実施の形態に係るテレビジョ
ン受信機は、文字情報抽出手段1及び文字情報蓄積制御
手段2を備えているとともに、文字情報転送制御手段2
1と赤外線送信手段23及び赤外線受信手段24とを備
えて構成されたものであり、映像情報及び文字情報を含
んだ放送電波はアンテナ3を通じて受信機4によって受
信された後、電気信号に変換されたうえで文字情報抽出
手段1へと送信されることになっている。そして、この
文字情報抽出手段1においては電気信号中の映像情報と
文字情報とを互いに分離することが行われており、映像
情報は画面合成/表示手段5へと送られる一方、文字情
報は文字情報蓄積制御手段2へと送信されたうえで文字
情報用メモリ6に対して格納されている。なお、この文
字情報用メモリ6においては、図3で例示するように、
データ長の相違する多数個の単位文字情報S1,S2,
S3,S4,K1,K2,K3,N1,N2,N3,N
4などがスポーツや株式、ニュースというような異なる
番組分野ごとに対応して格納されることになっている。
【0023】そこで、ユーザが入力手段7を通じて文字
情報の表示指令を入力すると、表示指令を受けた文字情
報蓄積制御手段2は文字情報用メモリ6から文字情報を
読み出したうえで画面合成/表示手段5へと送信するこ
とになり、この画面合成/表示手段5によっては受け取
った文字情報と文字情報抽出手段1からリアルタイムで
受信している映像情報とを合成したうえで画面上に表示
することが行われる。
【0024】また、入力手段7を通じてはユーザが蓄積
しておきたいと考える文字放送番組の予約指令が入力さ
れることになっており、予約指令を受けた入力手段7か
ら文字情報蓄積制御手段2へは文字放送番組の予約指定
信号が送信される。そして、予約指定信号を記憶してい
る文字情報蓄積制御手段2によっては、予約指定信号に
対応した文字放送番組中の文字情報を文字情報用メモリ
6に対して格納することが行われる。なお、この際、蓄
積しようとする文字情報の大きさが文字情報用メモリ6
内の空き容量よりも大きい場合には、過去に蓄積した文
字情報から順に消去することを実行したうえで所要の文
字情報が蓄積されることになる。
【0025】さらに、本実施の形態に係るテレビジョン
受信機は文字情報転送制御手段21と赤外線送信手段2
3及び赤外線受信手段24とを具備しており、入力手段
7を通じたうえでユーザから文字情報の転送指令を受け
た文字情報転送制御手段21は、文字情報蓄積制御手段
2によって文字情報用メモリ6から文字情報を読み出し
たうえ、読み出された文字情報を赤外線送信手段23を
介して情報端末機器へと転送することになっている。す
なわち、この際における入力手段7は文字情報の転送指
令に対応した転送開始信号を文字情報転送制御手段21
へと送信することになり、転送開始信号を受信した文字
情報転送制御手段21は文字情報の転送を制御すること
になる。なお、この文字情報転送制御手段21が実行す
る転送時動作、つまり、この文字情報転送制御手段21
が有している種々のアルゴリズムについては後述する。
【0026】また、ここでの赤外線受信手段24は情報
端末機器からテレビジョン受信機に対して送信されてく
る各種の指令を受け取るものであり、この赤外線受信手
段24を介して情報端末機器からの送信開始信号を受け
取った文字情報転送制御手段21は、赤外線送信手段2
3を介したうえで文字情報の転送を開始することになっ
ている。さらに、図示省略しているが、入力手段7を通
じたうえでユーザによって送信開始時刻を予約指定する
ためのタイマをテレビジョン受信機に設けておいてもよ
く、このタイマが送信開始時刻の到来を検出した際の文
字情報転送制御手段21が、赤外線送信手段23を通じ
て情報端末機器に電源投入信号を送信したうえで文字情
報の転送を開始する構成としておくことも可能である。
さらにまた、この際における文字情報転送制御手段21
が赤外線受信手段24を介したうえで情報端末機器から
の電源投入信号を受信したときは、テレビジョン受信機
の電源を投入したうえで文字情報の転送を開始すること
が行われるようになっている。
【0027】一方、本実施の形態に係る情報端末機器が
具備する中央処理手段11内には、テレビジョン受信機
との間における文字情報の転送を制御するための制御手
段22が組み込まれている。そして、中央処理手段11
によっては、テレビジョン受信機から赤外線受信手段1
2を通じて受信した文字情報が情報蓄積用メモリ13へ
と格納されることになっており、ユーザが入力手段14
を通じて文字情報の表示指令を入力した際には、表示指
令を受けた中央処理手段11が文字情報を情報蓄積用メ
モリ13から読み出して表示手段15へと送ったうえ、
表示手段15によって文字情報が画面上に表示されるこ
とになっている。また、この際における制御手段22に
よっては、テレビジョン受信機から送信された文字情報
を受信したうえで蓄積しておき、蓄積した文字情報を必
要に応じて表示するという中央処理手段11の動作を制
御するとともに、受信した文字情報の総蓄積量もしくは
総蓄積数が情報蓄積用メモリ13の記憶容量を越えた、
つまり、メモリオーバーしたときにはテレビジョン受信
機に対してメモリオーバーフロー信号を送信するという
制御が行われている。
【0028】さらに、この制御手段22に対してはユー
ザが蓄積しておきたいと考える文字放送番組の予約指令
が入力手段14を通じて入力されることになり、制御手
段22からテレビジョン受信機の文字情報蓄積制御手段
2へは赤外線送信手段16及び赤外線受信手段24を介
したうえで文字放送番組の予約指定信号が送信されるこ
とになっている。そして、予約指定信号を受信した文字
情報蓄積制御手段2によっては、予約指定信号に対応し
た文字放送番組中の文字情報を文字情報用メモリ6に対
して格納することが行われる。なお、この際において
は、テレビジョン受信機の画面上に表示された文字放送
番組の一覧をユーザが視認しつつ、情報端末機器の付属
ペンを使用したうえでユーザが蓄積しておきたい文字放
送番組を予約指定することが行われる。
【0029】また、制御手段22は、入力手段14を介
して入力されたユーザの転送指令に基づき、文字情報の
送信を開始するための送信開始信号をテレビジョン受信
機に対して赤外線送信手段14を介したうえで送信する
ものであり、かつ、赤外線受信手段12を介してテレビ
ジョン受信機からの電源投入信号を受信した際には情報
端末機器の電源を投入したうえでテレビジョン受信機か
ら送信されてくる文字情報の受信を開始する構成とされ
たものともなっている。さらにまた、図示省略している
が、入力手段14を通じたうえでユーザによって送信開
始時刻を予約指定するためのタイマが情報端末機器に設
けられていてもよく、このタイマが送信開始時刻の到来
を検出した際の制御手段22は赤外線送信手段16を通
じてテレビジョン受信機に電源投入信号を送信したう
え、テレビジョン受信機から転送されてくる文字情報の
受信を開始する構成とされている。
【0030】ところで、本実施の形態に係るテレビジョ
ン受信機が備える文字情報用メモリ6の記憶容量に比較
すると、情報端末機器の具備する情報蓄積用メモリ13
の記憶容量の方がかなり小さいので、文字情報用メモリ
6に蓄積された文字情報のすべてを転送したうえで情報
蓄積用メモリ13に蓄積することは不可能となるのが一
般的である。したがって、本実施の形態に係る文字情報
転送システムにおいては、最新の単位文字情報から順に
転送したうえで情報蓄積用メモリ13に蓄積する種々の
アルゴリズムがテレビジョン受信機の文字情報転送制御
手段21に対して与えられている。
【0031】以下、図4ないし図13のそれぞれで示す
フローチャートに基づき、本実施の形態に係るテレビジ
ョン受信機の文字情報転送制御手段21が有するアルゴ
リズムについて説明する。まず、文字情報の転送を開始
する以前の時点におけるテレビジョン受信機の文字情報
用メモリ6には、図3で例示しているように、データ長
が互いに異なる多数の単位文字情報S1,S2,S3,
S4,K1,K2,K3,N1,N2,N3,N4がス
ポーツや株式、ニュースというような異なる番組分野ご
とに対応したうえで格納されている。なお、説明の都合
上、図3では、単位文字情報のそれぞれに付記された番
号が小さいほど最新の時点で蓄積されたものであると
し、ニュースの単位文字情報N1が最新の時点で蓄積さ
れたものであり、株式の単位文字情報K1が次に新しい
時点で、また、スポーツの単位文字情報S1が単位文字
情報K1に続く新しい時点で蓄積されたものであるとす
る。
【0032】まず、この際におけるテレビジョン受信機
の文字情報転送制御手段21が有する第1のアルゴリズ
ムは、文字情報用メモリ6に蓄積された文字情報のうち
の最新の単位文字情報を番組分野に関わりなく順に選択
したうえで情報端末機器の情報蓄積用メモリ13へ送信
することを反復しており、情報端末機器の制御手段22
からのメモリオーバーフロー信号を受信したときには文
字情報の送信を停止するものである。すなわち、この第
1のアルゴリズムでは、図4中のステップaで示すよう
に、文字情報用メモリ6が空であるか否かを判定するこ
とがまずもって行われる。そして、文字情報用メモリ6
が空でなければ、文字情報用メモリ6に蓄積されている
種々の単位文字情報のうちから最も新しいニュースの単
位文字情報N1を転送すべき情報Aとしたうえ、ステッ
プbで示すように、この情報Aを情報端末機器の情報蓄
積用メモリ13に対して転送することが実行される。
【0033】さらに、制御手段22からのメモリオーバ
ーフロー信号を文字情報転送手段21が受信しない限り
は、ステップcで示すように、文字情報用メモリ6から
単位文字情報N1を消去したうえ、引き続き、ステップ
aで示すように、文字情報用メモリ6が空でない場合に
は、株式の単位文字情報K1を転送すべき情報Aとした
うえで転送することを実行した後、ステップb,cで示
すように、スポーツの単位文字情報S1やニュースの単
位文字情報N2などを情報Aとしたうえで情報蓄積用メ
モリ13へと転送することが繰り返して実行される。な
お、文字情報用メモリ6が空になった場合と、文字情報
転送手段21がメモリオーバーフロー信号を受信した場
合には、文字情報の転送が終了することになる。
【0034】また、文字情報転送制御手段21が有する
第2のアルゴリズムは、異なる番組分野、例えば、スポ
ーツや株式などのそれぞれ毎に蓄積された文字情報のう
ちから最新の単位文字情報を一つずつ平等に選択したう
えで送信することを番組分野数に応じて反復し、情報端
末機器の制御手段22からのメモリオーバーフロー信号
を受信したときには文字情報の送信を停止する手順を有
するものであり、この第2のアルゴリズムを具体化する
と、図5のフローチャートで示すようになる。なお、こ
のアルゴリズムを実行するに先立っては、文字情報転送
制御手段21によって空の転送済み番組表を用意するこ
とがまずもって行われる。そのうえで、ステップaで示
すように、文字情報用メモリ6が空であるか否かを判定
することが実行された後、文字情報用メモリ6が空でな
い場合には、少なくとも一つの文字情報が属しているよ
うな番組分野の中で転送済み番組表には入っていない番
組分野、例えば、スポーツを番組Xとすることが行われ
る。
【0035】そして、ステップbで示すように、番組X
とされたスポーツのうちから最新の単位文字情報、つま
り、単位文字情報S1を転送すべき情報Aとしたうえ、
ステップcで示すように、この情報Aを情報端末機器の
情報蓄積用メモリ13に対して転送することが実行され
る。引き続き、制御手段22からのメモリオーバーフロ
ー信号を文字情報転送手段21が受信していない場合に
は、ステップdで示すように、文字情報用メモリ6から
単位文字情報S1を消去し、かつ、空であった転送済み
番組表に対して番組Xであるスポーツを入れた後、ステ
ップeで示すように、転送済み番組表に入っていない番
組分野が他にあるか否かを判定し、転送済み番組表に入
っていない番組分野がある場合には、ステップaで示す
ように、文字情報用メモリ6が空であるか否かを再び判
定し、文字情報用メモリ6が空でなければ、転送済み番
組表には入っていない他の番組分野、例えば、株式を番
組Xとすることが実行される。その後、ステップb,c
で示すように、番組Xとされた株式のうちから最新の単
位文字情報K1を転送すべき情報Aとしたうえ、この情
報Aを情報端末機器の情報蓄積用メモリ13に対して転
送することが行われる。
【0036】さらに、文字情報転送手段21がメモリオ
ーバーフロー信号を受信していない場合には、ステップ
dで示すように、文字情報用メモリ6から単位文字情報
K1を消去し、転送済み番組表に番組Xである株式を追
加した後、ニュースを番組Xとして単位文字情報N1を
転送したうえ、文字情報用メモリ6から単位文字情報K
1を消去し、転送済み番組表に番組Xである株式を追加
することが行われる。
【0037】そして、ステップeで転送済み番組表に入
っていない番組分野がなくなったと判定されると、ステ
ップfで示すように、転送済み番組表をクリアしたうえ
で以上説明した手順を繰り返して実行する。なお、第2
のアルゴリズムにおいても、文字情報用メモリ6が空に
なった場合と、文字情報転送手段21がメモリオーバー
フロー信号を受信した場合には、文字情報の転送が終了
する。
【0038】文字情報転送制御手段21が有する第3の
アルゴリズムは、異なる番組分野のそれぞれ毎に蓄積さ
れた文字情報のうちの最新の単位文字情報から順に選択
したうえで送信量が情報蓄積用メモリ13の設定蓄積
量、つまり、情報蓄積用メモリ13において蓄積すべく
予め設定された蓄積量に対応するまで送信することを番
組分野数に応じて反復し、情報端末機器の制御手段22
から送信されたメモリオーバーフロー信号を受信したと
きには文字情報の送信を停止する手順とされたものであ
り、第3のアルゴリズムを具体化した場合には、図6の
フローチャートで例示するようになる。なお、このアル
ゴリズムを実行する際にも、文字情報転送制御手段21
によって空の転送済み番組表が用意される。
【0039】そして、まず、ステップaで示すように、
文字情報用メモリ6が空であるか否かを判定することが
行われた後、文字情報用メモリ6が空でなければ、少な
くとも一つの文字情報が属している番組分野の中で転送
済み番組表には入っていない番組分野、例えば、スポー
ツに注目したうえでスポーツを番組Xとすることが行わ
れる。引き続き、ステップbで示すように、番組Xとさ
れたスポーツのうちに単位文字情報があるか否かを検索
し、単位文字情報がある場合にはスポーツのうちで最新
の単位文字情報S1を転送すべき情報Aとすることを実
行したうえ、ステップcで示すように、この情報Aを情
報端末機器の情報蓄積用メモリ13に対して転送する。
さらに、制御手段22からのメモリオーバーフロー信号
を文字情報転送手段21が受信していない場合には、ス
テップdで示すように、文字情報用メモリ6から単位文
字情報S1を消去したうえ、ステップeで示すように、
ステップa〜ステップcで転送した単位文字情報の総
量、つまり、送信量が予め設定された情報蓄積用メモリ
13の設定蓄積量mを越えたか否かが判定される。そし
て、送信量が設定蓄積量mを越えていなければ、ステッ
プbへと移行した後、番組Xとされたスポーツのうちに
単位文字情報があるか否かを検索し、単位文字情報があ
る場合には次に新しい単位文字情報S2を転送すべき情
報Aとすることを実行したうえ、ステップcで示すよう
に、この情報Aを情報端末機器の情報蓄積用メモリ13
に対して転送することを繰り返して実行する。
【0040】また、ステップeにおいて送信量が設定蓄
積量mを越えたと判定されると、ステップfで示すよう
に、転送済み番組表に対して番組Xであるスポーツを追
加した後、ステップgで示すように、転送済み番組表に
入っていない番組分野が他にあるか否かを判定し、転送
済み番組表に入っていない番組分野があるならば、ステ
ップaで示すように、文字情報用メモリ6が空であるか
否かを再び判定し、文字情報用メモリ6が空でなけれ
ば、転送済み番組表には入っていない他の番組分野、例
えば、株式を番組Xとすることが実行される。その後、
ステップb〜fを繰り返して実行し、ステップgで転送
済み番組表に入っていない番組分野がないと判定された
場合には、ステップhで示すように、転送済み番組表を
クリアしたうえで以上の手順をさらに繰り返すこととな
る。なお、文字情報用メモリ6が空になった場合と、文
字情報転送手段21がメモリオーバーフロー信号を受信
した場合には、文字情報の転送が終了することになる。
【0041】一方、文字情報転送制御手段21が有する
第4のアルゴリズムは、異なる番組分野のそれぞれ毎に
蓄積された文字情報のうちの最新の単位文字情報から順
に選択したうえで送信数が情報蓄積用メモリ13の設定
蓄積数、つまり、情報蓄積用メモリ13において蓄積す
べきとして予め設定された文字情報の蓄積数に対応する
まで送信することを番組分野数に応じて反復し、情報端
末機器の制御手段22から送信されたメモリオーバーフ
ロー信号を受信したときには文字情報の送信を停止する
手順を有している。すなわち、第3のアルゴリズムでは
送信量が設定蓄積量mに対応するまで送信していたのに
対し、第4のアルゴリズムでは送信数が設定蓄積数n、
つまり、設定蓄積量mではなくて設定蓄積数nに対応す
るまで送信されることになっている。そして、第4のア
ルゴリズムを具体化すると、図7のフローチャートで例
示するようになる。なお、この際における転送手順は第
3のアルゴリズムと全く異ならないので、ここでの説明
は省略している。
【0042】さらに、文字情報転送制御手段21が有す
る第5のアルゴリズムは、異なる番組分野のそれぞれ毎
に蓄積された文字情報のうちの最新の単位文字情報から
順に選択したうえで送信量が情報蓄積用メモリ13にお
ける総蓄積量の設定割合、つまり、情報蓄積用メモリ1
3が有する総蓄積量に対して予め設定された蓄積割合に
対応するまで送信することを番組分野数に応じて反復し
ており、情報端末機器の制御手段22から送信されたメ
モリオーバーフロー信号を受信したときには文字情報の
送信を停止するものとなっている。すなわち、この第5
のアルゴリズムでは第3のアルゴリズムにおける情報蓄
積用メモリ13の設定蓄積量mに代え、その総蓄積量の
設定割合が利用されることになっており、第5のアルゴ
リズムを具体化すると、図8のフローチャートで示すよ
うになる。なお、図8においては情報蓄積用メモリ13
における総蓄積量の設定割合を記号pで表しており、第
5のアルゴリズムを実行する際にも文字情報転送制御手
段21によって空の転送済み番組表を用意することが行
われている。
【0043】まず、ステップaで示すように、文字情報
用メモリ6が空であるか否かを判定した後、文字情報用
メモリ6が空でなければ、少なくとも一つの文字情報が
属している番組分野の中で転送済み番組表に入っていな
い番組分野、例えば、スポーツを番組Xとすることが行
われる。次に、ステップbで示すように、番組Xとされ
たスポーツのうちに単位文字情報があるか否かを検索
し、単位文字情報がある場合にはスポーツのうちで最新
の単位文字情報S1を転送すべき情報Aとしたうえ、ス
テップcで示すように、この情報Aを情報端末機器の情
報蓄積用メモリ13に対して転送する。さらに、制御手
段22からのメモリオーバーフロー信号を文字情報転送
手段21が受信していなければ、ステップdで示すよう
に、文字情報用メモリ6から単位文字情報S1を消去し
たうえ、ステップeで示すように、ステップa〜ステッ
プcで転送した単位文字情報の送信量が情報蓄積用メモ
リ13における総蓄積量の設定割合pを越えたか否かが
判定される。
【0044】そして、送信量が総蓄積量の設定割合pを
越えていなければ、ステップbへと移行した後、番組X
とされたスポーツのうちに他の単位文字情報があるか否
かを検索し、他の単位文字情報がある場合には次に新し
い単位文字情報S2を転送すべき情報Aとしたうえ、ス
テップcで示すように、この情報Aを情報端末機器の情
報蓄積用メモリ13に対して転送することを繰り返して
実行する。また、ステップeにおいて送信量が総蓄積量
の設定割合pを越えたとの判定が下されると、ステップ
fで示すように、転送済み番組表に対して番組Xである
スポーツを追加した後、ステップgで示すように、転送
済み番組表に入っていない番組分野が他にあるか否かを
判定し、転送済み番組表に入っていない番組分野があれ
ば、ステップaで示すように、文字情報用メモリ6が空
であるか否かを判定したうえ、文字情報用メモリ6が空
でなければ、転送済み番組表には入っていない他の番組
分野、例えば、株式を番組Xとすることが実行される。
【0045】その後、ステップbで示すように、番組X
とされた株式のうちに単位文字情報があるか否かを検索
し、単位文字情報がある場合には株式のうちで最も新し
い単位文字情報K1を転送すべき情報Aとしたうえ、ス
テップcで示すように、この情報Aを情報端末機器の情
報蓄積用メモリ13に対して転送する。さらに、制御手
段22からのメモリオーバーフロー信号を文字情報転送
手段21が受信していなければ、ステップdで示すよう
に、文字情報用メモリ6から単位文字情報K1を消去し
たうえ、ステップeで示すように、ステップa〜ステッ
プcで転送した単位文字情報の送信量が情報蓄積用メモ
リ13における総蓄積量の設定割合pを越えたか否かが
判定される。そして、送信量が総蓄積量の設定割合pを
越えていなければ、番組Xである株式の単位文字情報K
2を転送すべき情報Aとしたうえで転送し、さらには、
ニュースを番組Xとして単位文字情報N1などを情報A
としたうえでの転送を繰り返す。その後、ステップgで
転送済み番組表に入っていない番組分野がなくなったと
判定されると、ステップhで示すように、転送済み番組
表をクリアしたうえで再び以上の手順を繰り返すことと
なる。なお、文字情報用メモリ6が空になった場合と、
文字情報転送手段21がメモリオーバーフロー信号を受
信した場合には、文字情報の転送が終了することにな
る。
【0046】さらにまた、文字情報転送制御手段21が
有する第6のアルゴリズムは、異なる番組分野のそれぞ
れ毎に蓄積された文字情報のうちの最新の単位文字情報
から順に選択したうえで送信数が総蓄積数の設定割合、
つまり、情報蓄積用メモリ13が有する総蓄積数に対し
て予め設定された蓄積割合に対応するまで送信すること
を番組分野数に応じて反復しており、情報端末機器の制
御手段22から送信されたメモリオーバーフロー信号を
受信したときには文字情報の送信を停止する手順となっ
ている。すなわち、第5のアルゴリズムでは送信量が総
蓄積量の設定割合pに対応するまで送信されていたのに
対し、第6のアルゴリズムでは総蓄積量の設定割合pに
代えて総蓄積数の設定割合qを用いることが行われてい
る。そして、第6のアルゴリズムを具体化してみると、
図9のフローチャートで例示するようになるが、このア
ルゴリズムにおける転送手順は第5のアルゴリズムと全
く相違していないので説明を省略する。
【0047】文字情報転送制御手段21が有する第7の
アルゴリズムは、異なる番組分野のそれぞれ毎に蓄積さ
れた文字情報のうちの最新の単位文字情報を選択して送
信することを番組分野数に応じて反復しており、送信量
が情報蓄積用メモリ13の設定蓄積量mに対応したとき
には各番組分野からの送信を中断し、かつ、すべての番
組分野からの送信が中断した後には、番組分野のそれぞ
れ毎に蓄積されている単位文字情報の送信を再開するこ
とを番組分野数に応じて反復しているものであり、情報
端末機器の制御手段22から送信されたメモリオーバー
フロー信号を受信したときには文字情報の送信を停止す
るものとなっている。そして、このようなアルゴリズム
を具体化すると、図10のフローチャートで示すように
なり、このアルゴリズムを実行する際には、文字情報転
送制御手段21によって空の転送済み番組表及び転送中
断中番組表を用意することが行われる。
【0048】まず、このアルゴリズムでは、ステップa
で示すように、転送済み番組表及び転送中断中番組表を
クリアし、かつ、ステップb1で示すように、文字情報
用メモリ6が空であるか否かを判定することが実行され
る。そして、文字情報用メモリ6が空でなければ、ステ
ップb2で示すように、少なくとも一つの文字情報が属
している番組分野の中で転送済み番組表及び転送中断中
番組表のいずれにも入っていない番組分野、例えば、ス
ポーツを番組Xとすることが行われる。次に、ステップ
cで示すように、番組Xとされたスポーツのうちに単位
文字情報があるか否かを検索し、単位文字情報がある場
合にはスポーツのうちで最新の単位文字情報S1を転送
すべき情報Aとしたうえ、ステップdで示すように、こ
の情報Aを情報端末機器の情報蓄積用メモリ13に対し
て転送する。
【0049】さらに、制御手段22からのメモリオーバ
ーフロー信号を文字情報転送手段21が情報Aの転送中
に受信していなければ、ステップeで示すように、文字
情報用メモリ6から単位文字情報S1を消去した後、ス
テップf1で示すように、ステップa〜ステップcで転
送した単位文字情報の送信量が情報蓄積用メモリ13の
設定蓄積量mを越えたか否かが判定される。そして、送
信量が設定蓄積量mを越えていれば、ステップf2で示
すように、番組Xであるスポーツを転送中断中番組表に
追加したうえ、ステップgで示すように、転送済み番組
表に対して番組Xであるスポーツを追加する。なお、送
信量が設定蓄積量mを越えていない場合には、ステップ
gに移行して番組Xであるスポーツを転送済み番組表に
追加することが行われる。
【0050】引き続き、ステップhで示すように、転送
済み番組表に入っていない番組分野があるか否かを判定
し、転送済み番組表に入っていない番組分野があるなら
ば、ステップaに戻ったうえで以上の手順を繰り返して
実行する。そして、転送済み番組表に入っていない番組
分野がないとステップhで判定された場合には、ステッ
プiで示すように、転送済み番組表をクリアしたうえで
ステップjに移行し、このステップjでもって転送中断
中番組表に入っていない番組分野があるか否かを判定し
たうえ、転送中断中番組表に入っていない番組分野があ
る場合には、再びステップaに戻ったうえでの手順が繰
り返して実行される。また、ステップjで転送中断中番
組表に入っていない番組分野はないとの判定が下されれ
ば、ステップb1に戻ったうえでの手順が繰り返され
る。なお、文字情報用メモリ6が空になった場合と、文
字情報転送手段21がメモリオーバーフロー信号を受信
した場合には、文字情報の転送が終了することになる。
【0051】文字情報転送制御手段21が有する第8の
アルゴリズムは、異なる番組分野のそれぞれ毎に蓄積さ
れた文字情報のうちの最新の単位文字情報を選択して送
信することを番組分野数に応じて反復しており、送信数
が情報蓄積用メモリ13の設定蓄積数に対応したときに
は各番組分野からの送信を中断し、かつ、すべての番組
分野からの送信が中断した後には、番組分野のそれぞれ
毎に蓄積されている単位文字情報の送信を再開すること
を番組分野数に応じて反復しているとともに、情報端末
機器の制御手段22から送信されたメモリオーバーフロ
ー信号を受信したときには文字情報の送信を停止する手
順を有している。すなわち、第7のアルゴリズムでは送
信量が設定蓄積量mに対応するまで送信することが行わ
れていたのに対し、第8のアルゴリズムでは送信数が予
め設定された設定蓄積数nに対応するまで送信されるこ
とになっている。そして、第8のアルゴリズムを具体化
すると、図11のフローチャートで例示するようにな
る。しかしながら、この際における転送手順は、第7の
アルゴリズムと全く異ならないので説明を省略する。
【0052】次に、文字情報転送制御手段21が有する
第9のアルゴリズムは、異なる番組分野のそれぞれ毎に
蓄積された文字情報のうちの最新の単位文字情報を選択
して送信することを番組分野数に応じて反復しており、
送信量が情報蓄積用メモリ13における総蓄積量の設定
割合pに対応したときには各番組分野からの送信を中断
し、かつ、すべての番組分野からの送信が中断した後に
は、番組分野のそれぞれ毎に蓄積されている単位文字情
報の送信を再開することを番組分野数に応じて反復して
いるものであり、情報端末機器の制御手段22から送信
されたメモリオーバーフロー信号を受信したときには文
字情報の送信を停止する手順を有するものとなってい
る。そして、このようなアルゴリズムを具体化すると、
図12のフローチャートで例示するようになり、このア
ルゴリズムを実行する際には、文字情報転送制御手段2
1によって空の転送済み番組表及び転送中断中番組表を
用意することが行われる。
【0053】まず、このアルゴリズムでは、ステップa
で示すように、転送済み番組表及び転送中断中番組表を
クリアし、かつ、ステップb1で示すように、文字情報
用メモリ6が空であるか否かを判定することが実行され
る。そして、文字情報用メモリ6が空でなければ、ステ
ップb2で示すように、少なくとも一つの文字情報が属
している番組分野の中で転送済み番組表及び転送中断中
番組表のいずれにも入っていない番組分野、例えば、ス
ポーツを番組Xとすることが行われる。次に、ステップ
cで示すように、番組Xとされたスポーツのうちに単位
文字情報があるか否かを検索し、単位文字情報がある場
合にはスポーツのうちで最新の単位文字情報S1を転送
すべき情報Aとしたうえ、ステップdで示すように、こ
の情報Aを情報端末機器の情報蓄積用メモリ13に対し
て転送する。
【0054】さらに、制御手段22からのメモリオーバ
ーフロー信号を文字情報転送手段21が情報Aの転送中
に受信していなければ、ステップeで示すように、文字
情報用メモリ6から単位文字情報S1を消去した後、ス
テップf1で示すように、ステップa〜ステップcで転
送した単位文字情報の送信量が情報蓄積用メモリ13に
おける総蓄積量の設定割合pを越えたか否かが判定され
る。そして、送信量が総蓄積量の設定割合pを越えてい
れば、ステップf2で示すように、番組Xであるスポー
ツを転送中断中番組表に追加したうえ、ステップgで示
すように、転送済み番組表に対して番組Xであるスポー
ツを追加する。なお、送信量が総蓄積量の設定割合pを
越えていなければ、ステップgに移行して番組Xである
スポーツを転送済み番組表に追加することが行われる。
【0055】引き続き、ステップhで示すように、転送
済み番組表に入っていない番組分野があるか否かを判定
し、転送済み番組表に入っていない番組分野がある場合
は、ステップaに戻ったうえで以上の手順を繰り返して
実行する。そして、転送済み番組表に入っていない番組
分野がないとステップhで判定された場合には、ステッ
プiで示すように、転送済み番組表をクリアしたうえで
ステップjに移行し、このステップjでもって転送中断
中番組表に入っていない番組分野があるか否かを判定し
たうえ、転送中断中番組表に入っていない番組分野があ
るならば、再びステップaに戻ったうえでの手順が繰り
返して実行される。また、ステップjで転送中断中番組
表に入っていない番組分野はないとの判定が下されれ
ば、ステップb1に戻ったうえでの手順が繰り返され
る。なお、文字情報用メモリ6が空になった場合と、文
字情報転送手段21がメモリオーバーフロー信号を受信
した場合には、文字情報の転送が終了することになる。
【0056】文字情報転送制御手段21が有する第10
のアルゴリズムは、異なる番組分野のそれぞれ毎に蓄積
された文字情報のうちの最新の単位文字情報を選択して
送信することを番組分野数に応じて反復しており、送信
数が情報蓄積用メモリ13における総蓄積数の設定割合
qに対応したときは各番組分野からの送信を中断し、か
つ、すべての番組分野からの送信が中断した後には、番
組分野のそれぞれ毎に蓄積されている単位文字情報の送
信を再開することを番組分野数に応じて反復しているも
のであり、情報端末機器の制御手段22から送信された
メモリオーバーフロー信号を受信したときには文字情報
の送信を停止する手順を有している。すなわち、第9の
アルゴリズムでは送信量が総蓄積量の設定割合pに対応
するまで送信されていたのに対し、第10のアルゴリズ
ムでは総蓄積量の設定割合pに代えて総蓄積数の設定割
合qを用いることが行われている。そして、第10のア
ルゴリズムを具体化してみると、図13のフローチャー
トで示すようになるが、このアルゴリズムにおける転送
手順は第9のアルゴリズムと全く相違していないので説
明を省略する。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る文字情報転送システムにおいては、テレビジョン
受信機と情報端末機器とから構成される文字情報転送シ
ステムが確立していることになる結果、テレビジョン受
信機でもって蓄積された文字情報のうちからユーザが外
出中に必要とする文字情報、例えば、ニュースや株式な
どのような最新の情報を選択して情報端末機器に取り込
んでおくことが可能となる。そのため、情報を得るため
の時間が制限されることはなくなり、必要とする情報を
確実に入手できることになるばかりか、情報端末機器の
みを持ち歩きながら最新の文字情報を確認したり加工処
理したりすることができるという効果が得られる。
【0058】そして、請求項2及び請求項3に係る文字
情報転送システムによれば、情報端末機器を利用しなが
らユーザが必要とする文字情報を容易に蓄積したうえで
転送することによって情報端末機器に取り込むことがで
きるという利点が得られることになり、請求項4及び請
求項5の文字情報転送システムによれば、送信開始時刻
を予約指定しておくことが可能となる結果、情報端末機
器による文字情報の取り込みを忘失することがなくな
り、文字情報の確実な転送を実行することができるとい
う効果が得られる。さらにまた、本発明の請求項6ない
し請求項15に係る文字情報転送システムによれば、テ
レビジョン受信機が備える文字情報用メモリの記憶容量
よりも情報端末機器が具備する情報蓄積用メモリの記憶
容量の方が小さいにも拘わらず、ユーザが必要とするで
あろう最新の文字情報をより多く蓄積しておくことがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るテレビジョン受信機の概略
構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態に係る情報端末機器の概略構成を
示すブロック図である。
【図3】文字情報用メモリにおける文字情報の格納状態
を例示する説明図である。
【図4】文字情報転送制御手段が有する第1のアルゴリ
ズムの具体例を示すフローチャートである。
【図5】第2のアルゴリズムの具体例を示すフローチャ
ートである。
【図6】第3のアルゴリズムの具体例を示すフローチャ
ートである。
【図7】第4のアルゴリズムの具体例を示すフローチャ
ートである。
【図8】第5のアルゴリズムの具体例を示すフローチャ
ートである。
【図9】第6のアルゴリズムの具体例を示すフローチャ
ートである。
【図10】第7のアルゴリズムの具体例を示すフローチ
ャートである。
【図11】第8のアルゴリズムの具体例を示すフローチ
ャートである。
【図12】第9のアルゴリズムの具体例を示すフローチ
ャートである。
【図13】第10のアルゴリズムの具体例を示すフロー
チャートである。
【図14】従来の形態に係るテレビジョン受信機の概略
構成を示すブロック図である。
【図15】従来の形態に係る情報端末機器の概略構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
2 文字情報蓄積制御手段 11 中央処理手段 21 文字情報転送制御手段 22 制御手段

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した放送電波中の文字情報を蓄積
    し、かつ、蓄積した文字情報を選択して送信する制御手
    段を有するテレビジョン受信機と、このテレビジョン受
    信機から送信された文字情報を受信して蓄積し、かつ、
    蓄積した文字情報を表示するとともに、受信した文字情
    報の総蓄積量もしくは総蓄積数がメモリオーバーしたと
    きにはメモリオーバーフロー信号をテレビジョン受信機
    に対して送信する制御手段を有する情報端末機器とから
    構成されていることを特徴とする文字情報転送システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した文字情報転送システ
    ムであって、 テレビジョン受信機の制御手段は情報端末機器からの予
    約指定信号を受信したうえで文字情報を蓄積するもので
    あり、情報端末機器の制御手段は蓄積すべき文字情報を
    指定する予約指定信号をテレビジョン受信機へ送信する
    ものであることを特徴とする文字情報転送システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載した文字情報転送システ
    ムであって、 テレビジョン受信機の制御手段は情報端末機器からの送
    信開始信号を受信したうえで文字情報の送信を開始する
    ものであり、情報端末機器の制御手段は文字情報の送信
    を開始させる送信開始信号をテレビジョン受信機へ送信
    するものであることを特徴とする文字情報転送システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載した文字情報転送システ
    ムであって、 テレビジョン受信機の制御手段は予約指定された送信開
    始時刻が到来したときには情報端末機器の電源投入信号
    を送信したうえで文字情報の送信を開始するものであ
    り、情報端末機器の制御手段はテレビジョン受信機から
    の電源投入信号を受信したときには情報端末機器の電源
    を投入したうえでテレビジョン受信機から送信されてく
    る文字情報の受信を開始するものであることを特徴とす
    る文字情報転送システム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載した文字情報転送システ
    ムであって、 テレビジョン受信機の制御手段は情報端末機器からの電
    源投入信号を受信したときにはテレビジョン受信機の電
    源を投入したうえで文字情報の送信を開始するものであ
    り、情報端末機器の制御手段は予約指定された送信開始
    時刻が到来したときにはテレビジョン受信機の電源投入
    信号を送信したうえでテレビジョン受信機から送信され
    てくる文字情報の受信を開始するものであることを特徴
    とする文字情報転送システム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載した文字情報転送システムであって、 テレビジョン受信機の制御手段は、蓄積した文字情報の
    うちの最新の単位文字情報から順に選択したうえで送信
    することを反復しており、情報端末機器の制御手段から
    のメモリオーバーフロー信号を受信したときには文字情
    報の送信を停止するアルゴリズムを有していることを特
    徴とする文字情報転送システム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載した文字情報転送システムであって、 テレビジョン受信機の制御手段は、異なる番組分野のそ
    れぞれ毎に蓄積された文字情報のうちの最新の単位文字
    情報を選択したうえで送信することを番組分野数に応じ
    て反復しており、情報端末機器の制御手段からのメモリ
    オーバーフロー信号を受信したときには文字情報の送信
    を停止するアルゴリズムを有していることを特徴とする
    文字情報転送システム。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載した文字情報転送システムであって、 テレビジョン受信機の制御手段は、異なる番組分野のそ
    れぞれ毎に蓄積された文字情報のうちの最新の単位文字
    情報から順に選択したうえで送信量が設定蓄積量に対応
    するまで送信することを番組分野数に応じて反復してお
    り、情報端末機器の制御手段から送信されたメモリオー
    バーフロー信号を受信したときには文字情報の送信を停
    止するアルゴリズムを有していることを特徴とする文字
    情報転送システム。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載した文字情報転送システムであって、 テレビジョン受信機の制御手段は、異なる番組分野のそ
    れぞれ毎に蓄積された文字情報のうちの最新の単位文字
    情報から順に選択したうえで送信数が設定蓄積数に対応
    するまで送信することを番組分野数に応じて反復してお
    り、情報端末機器の制御手段から送信されたメモリオー
    バーフロー信号を受信したときには文字情報の送信を停
    止するアルゴリズムを有していることを特徴とする文字
    情報転送システム。
  10. 【請求項10】請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載した文字情報転送システムであって、 テレビジョン受信機の制御手段は、異なる番組分野のそ
    れぞれ毎に蓄積された文字情報のうちの最新の単位文字
    情報から順に選択したうえで送信量が総蓄積量の設定割
    合に対応するまで送信することを番組分野数に応じて反
    復しており、情報端末機器の制御手段から送信されたメ
    モリオーバーフロー信号を受信したときには文字情報の
    送信を停止するアルゴリズムを有していることを特徴と
    する文字情報転送システム。
  11. 【請求項11】請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載した文字情報転送システムであって、 テレビジョン受信機の制御手段は、異なる番組分野のそ
    れぞれ毎に蓄積された文字情報のうちの最新の単位文字
    情報から順に選択したうえで送信数が総蓄積数の設定割
    合に対応するまで送信することを番組分野数に応じて反
    復しており、情報端末機器の制御手段から送信されたメ
    モリオーバーフロー信号を受信したときには文字情報の
    送信を停止するアルゴリズムを有していることを特徴と
    する文字情報転送システム。
  12. 【請求項12】請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載した文字情報転送システムであって、 テレビジョン受信機の制御手段は、異なる番組分野のそ
    れぞれ毎に蓄積された文字情報のうちの最新の単位文字
    情報を選択して送信することを番組分野数に応じて反復
    しており、送信量が設定蓄積量に対応したときには各番
    組分野からの送信を中断し、かつ、すべての番組分野か
    らの送信が中断した後には、番組分野のそれぞれ毎に蓄
    積されている単位文字情報の送信を再開することを番組
    分野数に応じて反復しているとともに、情報端末機器の
    制御手段から送信されたメモリオーバーフロー信号を受
    信したときには文字情報の送信を停止するアルゴリズム
    を有していることを特徴とする文字情報転送システム。
  13. 【請求項13】請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載した文字情報転送システムであって、 テレビジョン受信機の制御手段は、異なる番組分野のそ
    れぞれ毎に蓄積された文字情報のうちの最新の単位文字
    情報を選択して送信することを番組分野数に応じて反復
    しており、送信数が設定蓄積数に対応したときには各番
    組分野からの送信を中断し、かつ、すべての番組分野か
    らの送信が中断した後には、番組分野のそれぞれ毎に蓄
    積されている単位文字情報の送信を再開することを番組
    分野数に応じて反復しているとともに、情報端末機器の
    制御手段から送信されたメモリオーバーフロー信号を受
    信したときには文字情報の送信を停止するアルゴリズム
    を有していることを特徴とする文字情報転送システム。
  14. 【請求項14】請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載した文字情報転送システムであって、 テレビジョン受信機の制御手段は、異なる番組分野のそ
    れぞれ毎に蓄積された文字情報のうちの最新の単位文字
    情報を選択したうえで送信することを番組分野数に応じ
    て反復しており、送信量が総蓄積量の設定割合に対応し
    たときには各番組分野からの送信を中断し、かつ、すべ
    ての番組分野からの送信が中断した後には、番組分野の
    それぞれ毎に蓄積されている単位文字情報の送信を再開
    することを番組分野数に応じて反復しているとともに、
    情報端末機器の制御手段から送信されたメモリオーバー
    フロー信号を受信したときには文字情報の送信を停止す
    るアルゴリズムを有していることを特徴とする文字情報
    転送システム。
  15. 【請求項15】請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載した文字情報転送システムであって、 テレビジョン受信機の制御手段は、異なる番組分野のそ
    れぞれ毎に蓄積された文字情報のうちの最新の単位文字
    情報を選択したうえで送信することを番組分野数に応じ
    て反復しており、送信数が総蓄積数の設定割合に対応し
    たときには各番組分野からの送信を中断し、かつ、すべ
    ての番組分野からの送信が中断した後には、番組分野の
    それぞれ毎に蓄積されている単位文字情報の送信を再開
    することを番組分野数に応じて反復しているとともに、
    情報端末機器の制御手段から送信されたメモリオーバー
    フロー信号を受信したときには文字情報の送信を停止す
    るアルゴリズムを有していることを特徴とする文字情報
    転送システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000324416A (ja) * 1999-05-06 2000-11-24 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> テレビ用静止画表示方法、装置、および制御プログラムを記録した記録媒体
EP1333669A3 (en) * 2002-02-01 2003-10-29 Lg Electronics Inc. Interfacing system for stream source apparatus receiver and display apparatus and interfacing method thereof
JP2006101356A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Olympus Corp 通信端末装置、情報取得システム、及び情報取得方法
JP2007174408A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Sharp Corp 情報記録システム

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