JPH10224486A - 2線式インターホン装置 - Google Patents

2線式インターホン装置

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JPH10224486A
JPH10224486A JP1943197A JP1943197A JPH10224486A JP H10224486 A JPH10224486 A JP H10224486A JP 1943197 A JP1943197 A JP 1943197A JP 1943197 A JP1943197 A JP 1943197A JP H10224486 A JPH10224486 A JP H10224486A
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audio signal
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Kazumi Kitagawa
和美 北川
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  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】主装置と端末相互間で通話を行う場合、端末の
構造を簡略化できる。 【解決手段】主装置M1に入力される音声を、下り音声チ
ャンネル、上り音声チャンネル、休止チャンネルを時分
割した構成を基本周期とするキャリア信号SM14の下り音
声チャンネルによって、相互に平衡なPAM変調された
PAM下り信号SG11として、伝送ラインLN11、LN12を伝
送させる。端末S1でPAM下り信号SG11から下り音声
チャンネルを検出して下り音声信号を選択し復調してス
ピーカSP1から放音する。端末S1に入力される上り音声
信号は主装置から伝送されるPAM下り信号SG11から
上り音声チャンネルのタイミングによりPAM変調しP
AM上り信号SG12として、伝送ラインLN11、LN12を伝送
させ、主装置において上り音声チャンネルのタイミング
により復調して出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2線により上り、下り
音声信号を伝送する2線式インターホン装置に関し、特
に、簡略な装置によって双方向の音声信号の伝送が可能
な2線式インターホン装置に係わる。
【0002】
【従来技術】従来から、親機と子機間の通話信号を2線
の伝送ラインで伝送可能なインターホン装置が知られて
いる。この種のインターホン装置としては、図3に示す
ように、親機M2及び子機S2を備え、親機M2には、
図示しないマイクに接続される端子BB21と、端子B
B21に接続されるパワーアンプM21と、パワーアン
プM21に接続されるコンデンサCM21と、コンデン
サCM21が一次側の第1の巻線の一方の端子TM25
に接続される親機ライントランスTM2とが設けられ
る。また、親機M2には図示しないスピーカに接続され
る端子BB22と、端子BB22に接続されるFM復調
回路M22と、FM復調回路M22に接続されるハイパ
スフィルタM23が設けられ、ハイパスフィルタM23
は親機ライントランスTM2の一次側の第2の巻線の一
方の端子TM27に接続される。親機ライントランスT
M2の一次側の第1の巻線及び第2の巻線の他方の端子
TM26及びTM28は基準電位点GM2に接続され
る。一方、親機ライントランスTM2の二次側の第1及
び第2の巻線の一方の端子TM21、TM24はそれぞ
れ伝送ラインLN21、LN22に接続される端子PM
21、PM22に接続され、二次側の第1の巻線の他方
の端子TM22は電源VM2と基準電位点GM2に接続
されるコンデンサCM22を接続する接続線の接続点T
M22aに接続され、第2の巻線の他方の端子TM23
は電源VM2に接続されるコンデンサCM22と基準電
位点GM2を接続する接続線の接続点TM23aに接続
される。
【0003】このような親機M2に伝送ラインLN2
1、LN22を介して接続される子機S2には、伝送ラ
インLN21、LN22にそれぞれ接続される端子PS
21、PS22が設けられる。端子PS21、PS22
はそれぞれ子機ライントランスTS2の二次側の第1の
巻線、第2の巻線の一方の端子TS21、TS24に接
続される。二次側の第1の巻線の他方の端子TS22は
整流ブリッジS21の交流側の一方に接続され、第2の
巻線の他方の端子TS23は整流ブリッジS21の交流
側の他方に接続され、端子TS22と端子T23はコン
デンサCS21が接続される。整流ブリッジS21の
(+)側には電源VS2を発生する電源回路S24が接
続される。子機ライントランスTS2の一次側の第1の
巻線の一方の端子TS25と他方の端子TS26間には
音量調整ボリュームVR2、拡声受話用スピーカSP
2、電源回路S24が接続される接続点S24aが順次
設けられ、整流ブリッジS21の(−)側に接続され
る。更に、一次側の第2の巻線の一方の端子TS27に
はFM変調回路S22、マイクアンプS23、拡声マイ
クMIC2が順次設けられ、他方の端子TS28は整流
ブリッジS21の(−)側に接続される。
【0004】このようなインターホン装置では、電源は
親機M2から子機S2へ供給される。電源VM2は、親
機ライントランスTM2の二次側の第1巻線の端子TM
22から第1巻線へ供給され、端子TM21、親機の端
子PM21、伝送ラインLN21、子機の端子PS2
1、子機ライントランスTS2の二次側の第1巻線の一
方の端子TS21を介して第1巻線へ供給され、更に、
第1巻線の他方の端子TS22、整流ブリッジS21、
子機ライントランスTS2の二次側の第2巻線の一方の
端子TS23を介して第2巻線へ供給され、第2巻線の
他方の端子TS24、子機の端子PS22、伝送ライン
LN22、親機の端子PM22、親機ライントランスT
M2の二次側の第2巻線の一方の端子TM24を介して
第2巻線へ供給され、第2巻線の他方の端子TM23か
ら基準電位点GM2へ電流が流れる。
【0005】電源が供給された親機M2、子機S2間で
送受話が行なわれる。親機M2から子機S2への送話
は、親機M2に端子BB21を介して下り音声信号が入
力されると、下り音声信号はパワーアンプM21によっ
て増幅され、親機ライントランスTM2の一次側第1巻
線を介して二次側第1巻線の端子TM21及び第2巻線
の端子TM24から親機端子PM21、PM22を介し
て、伝送ラインLN21、LN22へベースバンド送話
信号SG21として送出される。伝送ラインLN21、
LN22を伝送されたベースバンド送話信号SG21
は、子機の端子PS21、PS22を介して、子機ライ
ントランスTS2の二次側第1巻線、第2巻線を介して
一次側の第1巻線の一方の端子TS25から音量調整ボ
リュームVR2により音量を調整されスピーカSP2か
ら音声SG23が再生されて放音される。
【0006】一方、子機S2から親機M2への送話は、
子機S2の拡声マイクMIC2に上り音声SG24が入
力されると、上り音声SG24はマイクアンプS23に
より増幅され、FM変調回路S22によりFM変調さ
れ、子機ライントランスTS2の一次側第2巻線を介し
て二次側第1巻線の端子TS21及び第2巻線の端子T
S24から子機端子PS21、PS22を介して、伝送
ラインLN21、LN22へベースバンド送話信号SG
22として送出される。伝送ラインLN21、LN22
を伝送されたベースバンド送話信号SG22は、親機の
端子PM21、PM22を介して、親機ライントランス
TM2の二次側第1巻線、第2巻線を介して一次側の第
2巻線の一方の端子TS27からハイパスフィルタM2
3を介してFM復調回路M22によりベースバンドの音
声信号に変換され、親機端子BB22から出力され、ス
ピーカから音声が再生されて放音される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなインターホン装置においては、ライントランス、F
M変調回路や、自己帰還を防止するための装置等が必要
であり、装置が複雑になる。本発明は上記課題を解決す
るためになされたものであって、ライントランスを不要
とし、装置を簡略化して2線の伝送ラインで双方向の信
号を伝送できる2線式インターホン装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明の装置は、下り音声系、上り音声系を有する主
装置と、マイク、スピーカを有する端末とを2線の伝送
ラインで接続し、主装置の下り音声系は、下り音声チャ
ンネル、上り音声チャンネル及び休止チャンネルを基本
周期とし下り音声チャンネル及び上り音声チャンネルが
各チャンネルの1/2周期の+及び−信号で構成された
キャリア信号を出力するタイミング発生回路からのキャ
リア信号でベースバンド音声帯域の下り音声信号をPA
M変調し、互いに逆極性の下り音声信号を生成する下り
音声信号変調回路、下り音声信号をコンデンサを介して
平衡信号のPAM下り音声信号として伝送ラインに出力
する平衡出力回路を有し、端末は、伝送ラインを介して
伝送されてきたPAM下り音声信号を整流する整流ブリ
ッジ、整流されたPAM下り音声信号から下り音声チャ
ンネルのタイミングを検出し下り音声チャンネル選択信
号を出力するタイミング検出回路、整流されたPAM下
り音声信号を下り音声チャンネル選択信号のタイミング
でサンプルホールドし下り音声信号を選択するサンプル
ホールド回路、下り音声信号を復調しベースバンド音声
帯域のベースバンド下り音声信号を取り出してスピーカ
に出力するローパスフィルタ、上り音声チャンネルを検
出することによりタイミング検出回路から出力される上
り音声チャンネル選択信号のタイミングでマイクに入力
されたベースバンド音声帯域の上り音声信号を通過させ
時分割上り音声信号を生成するアナログスイッチ、時分
割上り音声信号により上り音声信号チャンネルをPAM
変調し平衡信号のPAM上り音声信号として伝送ライン
に出力する上り音声信号変調回路を有し、主装置の上り
音声系は、伝送ラインからコンデンサを介して入力され
るPAM上り音声信号を差動増幅し不平衡のPAM上り
音声信号として取り出す差動増幅回路、不平衡PAM上
り音声信号をタイミング発生回路より出力される上り音
声チャンネル選択信号のタイミングでサンプルホールド
し上り音声信号を選択するサンプルホールド回路、上り
音声信号からベースバンド音声帯域のベースバンド上り
音声信号を取り出して出力するローパスフィルタを有す
るものである。
【0009】主装置からの下り音声信号と、端末からの
上り音声信号を時分割多重により伝送する。端末で音声
信号を時分割多重化するには主装置から伝送されるPA
M伝送信号により行なうため、ライントランスは不要と
なり、端末に設けられる変調回路が不要となり、装置が
簡略化できる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の2線式インターホン装置
を適用した一実施形態について、図面を参照して説明す
る。2線式インターホン装置は、図1に示すように、主
装置M1と、端末S1とを有し、主装置M1の端子PM
11、PM12と、端末S1の端子PS11、PS12
とをそれぞれ接続する2線の伝送ラインLN11、LN
12とが設けられたものである。
【0011】下り音声系を説明する。主装置M1には、
図示しないマイクに接続される端子BB11を備え、端
子BB11を介してベースバンド音声帯域のベースバン
ド下り音声信号SM11が入力される下り音声信号変調
回路M11が設けられる。下り音声信号変調回路M11
には、キャリア信号SM14を出力するタイミング発生
回路M12が接続される。下り音声信号変調回路M11
には、相互に同一の構成の平衡出力回路M15及びM1
6が接続される。平衡出力回路M15(M16)は、−
入力側が抵抗R151(R161)を介して下り音声信
号変調回路M11の出力側に、+入力側が基準電源VM
12に、出力側が抵抗R152(R162)を介して−
入力側及び抵抗R153(R163)に接続されるオペ
アンプU15(U16)を有する。平衡出力回路M1
5、M16、はそれぞれコンデンサC11、C12を介
して端子PM11、PM12に接続され、コンデンサC
11と端子PM11間には、電源VM11に接続される
直流回路M18が接続され、コンデンサC12と端子P
M12間には、基準電位点に接続される直流回路M19
が接続される。
【0012】端末S1には、端子PS11、PS12間
に整流ブリッジS11が設けられ、整流ブリッジS11
の+、−間には、タイミング検出回路S12が設けら
れ、また、整流ブリッジS11の+、−間に、タイミン
グ検出回路S12から出力される下り音声チャンネル選
択信号SS12が入力されるサンプルホールド回路S1
4、ローパスフィルタS15、下り音声信号SG13を
放音するスピーカSP1が接続されるアンプS19が順
次設けられる。更に、整流ブリッジS11の+、−間に
は、巻線L1を介して電源回路S18が接続され、電源
回路S18にスピーカアンプS19が接続される。
【0013】尚、コイルL1は信号伝送に使用する周波
数での電源回路S18の入力インピーダンスを高くする
ものであって、他の素子でも適用できる。上り音声系を
説明する。端末S1には、上り音声信号SG14を入力
するマイクMIC1が設けられ、マイクMIC1には、
電源回路S18と整流ブリッジS11の−側間に接続さ
れるマイクアンプS17を介して、タイミング検出回路
S12から出力される上り音声チャンネル選択信号が入
力されるアナログスイッチS16が接続される。アナロ
グスイッチS16には、整流ブリッジS11の+側とコ
イルL1間に接続される抵抗R13、コレクタが抵抗R
13に、エミッタが整流ブリッジS11の−側に、ベー
スがアナログスイッチS16に接続される上り音声信号
変調回路S13が設けられる。
【0014】主装置M1には、差動増幅回路M17が設
けられる。差動増幅回路M17は−入力側が抵抗R17
2を介してコンデンサC11と平衡出力回路M15間及
び抵抗R171を介して出力側に接続され、+入力側が
抵抗R173を介してコンデンサC12と平衡出力回路
M16間及び抵抗R174を介して基準電源VM12に
接続されるオペアンプU17で構成される。差動増幅回
路M17の出力側には、タイミング発生回路M12から
出力される上り音声チャンネル選択信号SM15が入力
されるサンプルホールド回路M14、サンプルホールド
回路M14からの上り音声信号SM16を入力し、ベー
スバンド上り音声信号を端子BB12を介して図示しな
いスピーカに出力するローパスフィルタM13が順次接
続される。
【0015】このような構成の2線式インターホン装置
における信号の伝送を説明する。主装置M1から端末S
1へ供給される電源VM11は、直流回路M18から主
装置端子PM11、伝送ラインLN11、端末端子PS
11から整流ブリッジS11へ供給される。整流ブリッ
ジS11から端末端子PS12、伝送ラインLN12、
主装置端子PM12を介して直流回路M19から基準電
位点GM11へ電流が流れる。
【0016】電源が供給された主装置M1、端末S1間
で送受話が行なわれる。主装置M1から端末S1への送
話は、主装置M1に端子BB11を介してベースバンド
下り音声信号SM11が下り音声信号変調回路M11に
入力されると、タイミング発生回路M12から入力され
るキャリア信号SM14のタイミングでベースバンド下
り音声信号SM11を変調する。キャリア信号SM14
は、図2に示すように、下り音声チャンネルT1、上り
音声チャンネルT2及び休止チャンネルT3が時分割さ
れた構成を基本周期とし、下り音声チャンネルT1、上
り音声チャンネルT2は、各チャンネルT1、T2の1
/2周期の+信号及び−信号で構成されたものである。
このようなキャリア信号SM14の下り音声チャンネル
T1に従ってベースバンド下り音声信号SM11を振幅
変調し、相互に逆極性の下り音声信号SM12、SM1
3として出力する。相互に逆極性の下り音声信号SM1
2、SM13は、それぞれ平衡出力回路M15、M16
に入力され、平衡出力回路M15、M16から、コンデ
ンサC11、C12を介して平衡信号のPAM下り音声
信号SG11が伝送ラインLN11、LN12に出力さ
れる。伝送ラインLN11、LN12を伝送されたPA
M下り音声信号SG11は、整流ブリッジS11によっ
て合成され伝送下り音声信号SS11として、タイミン
グ検出回路S12に入力されると共に、サンプルホール
ド回路S14に入力される。タイミング検出回路S12
において、伝送下り音声信号SS11から、予めレベル
が設定された閾値VTH、VTLの間のレベルに一定時
間ある信号を検出し、これを休止チャンネルT3とし、
検出された休止チャンネルT3から、下り音声チャンネ
ルT1、上り音声チャンネルT2のタイミングを決定
し、決定された下り音声チャンネルT1のタイミングに
より、下り音声チャンネル選択信号SS12をサンプル
ホールド回路S14に出力する。サンプルホールド回路
S14は、下り音声チャンネル選択信号SS12のタイ
ミングにより、伝送下り音声信号SS11から下り音声
信号を選択し、下り音声信号SS14をローパスフィル
タS15に出力する。ローパスフィルタS15でベース
バンド下り音声信号SS15に復調し、復調された下り
音声信号SS15はアンプS19により増幅され、スピ
ーカSP1から再生された音声SG13が放音される。
【0017】一方、端末S1から主装置M1への送話
は、端末S1の拡声マイクMIC1に上り音声SG14
が入力されると、マイクアンプS17により増幅された
ベースバンド上り音声信号SS17がアナログスイッチ
S16に入力される。アナログスイッチS16において
は、タイミング検出回路S12で検出された休止チャン
ネルから、上り音声チャンネルT2に同期した上り音声
チャンネル選択信号SS13がタイミング検出回路S1
2から入力されると、上り音声チャンネル選択信号SS
13のタイミングでベースバンド上り音声信号SS17
が時分割上り音声信号SS16に変換される。時分割上
り音声信号SS16は上り音声信号変調回路S13にお
いて振幅変調され、整流ブリッジS11を介して平衡信
号のPAM上り音声信号SG12として伝送ラインLN
11、LN12を伝送される。伝送ラインLN11、L
N12を伝送された平衡信号のPAM上り音声信号SG
12はそれぞれコンデンサC11、C12を介して差動
増幅回路M17に入力にされ、差動増幅回路M17にお
いて不平衡の上り音声信号SM18とされてサンプルホ
ールド回路M14に出力される。サンプルホールド回路
M14においてタイミング発生回路M12から出力され
る上り音声チャンネル選択信号SM15に従って不平衡
の上り音声信号SM18から上り音声信号SM17を選
択してローパスフィルタM13に出力する。ローパスフ
ィルタM13において上り音声信号SM17はベースバ
ンド上り音声信号SM16に復調され、復調された上り
音声信号SM16は端子BB12へ出力され、端子BB
12に接続される図示しないスピーカから、端末S1か
らの音声SG14が再生されて放音される。
【0018】上記説明は本発明の一実施例の説明であっ
て、本発明はこれに限定されず、キャリア信号のタイミ
ングもこれに限定するものでなく、平衡出力回路、差動
増幅回路、上り音声信号変調回路等もこれに限定するも
のではなく、他の構成のものも適用できる。また、本願
発明は、交換機を有するインターホン装置、または親子
式インターホン装置等にも好適に適用できる。
【0019】
【発明の効果】上記の説明からも明らかなように、本発
明の2線式インターホン装置によれば、下り、上り音声
信号を時分割で多重化して伝送するため、ライントラン
スが不要であり、自己帰還がなく、端末における多重化
のタイミングは主装置からの下り音声信号のタイミング
により行うことができるため、装置を簡略にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】図1に示す実施例の動作を示す説明図。
【図3】従来例を示すブロック図。
【符号の説明】
M1‥‥‥主装置 S1‥‥‥端末 LN11、LN12‥‥‥伝送ライン MIC1‥‥‥マイク SP1‥‥‥スピーカ T1‥‥‥下り音声チャンネル T2‥‥‥上り音声チャンネル T3‥‥‥休止チャンネル SM14‥‥‥キャリア信号 SM11、SM12、SM13‥‥‥下り音声信号 M11‥‥‥下り音声信号変調回路 C11、C12‥‥‥コンデンサ SG11‥‥‥PAM下り音声信号 M15、M16‥‥‥平衡出力回路 S11‥‥‥整流ブリッジ SS12‥‥‥下り音声チャンネル選択信号 S12‥‥‥タイミング検出回路 SS14‥‥‥下り音声信号 S14、M14‥‥‥サンプルホールド回路 SS15‥‥‥ベースバンド下り音声信号 S15、M13‥‥‥ローパスフィルタ SS13‥‥‥上り音声チャンネル選択信号 SG14‥‥‥上り音声信号 SS16‥‥‥時分割上り音声信号 S16‥‥‥アナログスイッチ SG12‥‥‥PAM上り音声信号 S13‥‥‥上り音声信号変調回路 SM18‥‥‥不平衡PAM上り音声信号 M17‥‥‥差動増幅回路 SM15‥‥‥上り音声チャンネル選択信号 SM17‥‥‥上り音声信号 SM16‥‥‥ベースバンド上り音声信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下り音声系、上り音声系を有する主装置
    (M1)と、マイク(MIC1)、スピーカ(SP1)を有する
    端末(S1)とを2線の伝送ライン(LN11、LN12)で接続
    し、 前記主装置の前記下り音声系は、下り音声チャンネル
    (T1)、上り音声チャンネル(T2)及び休止チャンネル
    (T3)を基本周期とし前記下り音声チャンネル及び上り
    音声チャンネルが各チャンネルの1/2周期の+及び−
    信号で構成されたキャリア信号(SM14)を出力するタイ
    ミング発生回路(M12)からの前記キャリア信号でベー
    スバンド音声帯域の下り音声信号(SM11)をPAM変調
    し、互いに逆極性の下り音声信号(SM12、SM13)を生成
    する下り音声信号変調回路(M11)、前記下り音声信号
    をコンデンサ(C11、C12)を介して平衡信号のPAM下
    り音声信号(SG11)として前記伝送ラインに出力する平
    衡出力回路(M15、M16)を有し、 前記端末は、前記伝送ラインを介して伝送されてきた前
    記PAM下り音声信号を整流する整流ブリッジ(S1
    1)、整流された前記PAM下り音声信号から前記下り
    音声チャンネルのタイミングを検出し下り音声チャンネ
    ル選択信号(SS12)を出力するタイミング検出回路(S1
    2)、整流された前記PAM下り音声信号を前記下り音
    声チャンネル選択信号のタイミングでサンプルホールド
    し下り音声信号(SS14)を選択するサンプルホールド回
    路(S14)、前記下り音声信号を復調しベースバンド音
    声帯域のベースバンド下り音声信号(SS15)を取り出し
    て前記スピーカに出力するローパスフィルタ(S15)、
    前記上り音声チャンネルを検出することにより前記タイ
    ミング検出回路から出力される上り音声チャンネル選択
    信号(SS13)のタイミングで前記マイクに入力されたベ
    ースバンド音声帯域の上り音声信号(SG14)を通過させ
    時分割上り音声信号(SS16)を生成するアナログスイッ
    チ(S16)、前記時分割上り音声信号により前記上り音
    声信号チャンネルをPAM変調し平衡信号のPAM上り
    音声信号(SG12)として前記伝送ラインに出力する上り
    音声信号変調回路(S13)を有し、 前記主装置の前記上り音声系は、前記伝送ラインから前
    記コンデンサを介して入力される前記PAM上り音声信
    号を差動増幅し不平衡のPAM上り音声信号(SM18)と
    して取り出す差動増幅回路(M17)、前記不平衡PAM
    上り音声信号を前記タイミング発生回路より出力される
    上り音声チャンネル選択信号(SM15)のタイミングでサ
    ンプルホールドし上り音声信号(SM17)を選択するサン
    プルホールド回路(M14)、前記上り音声信号からベー
    スバンド音声帯域のベースバンド上り音声信号(SM16)
    を取り出して出力するローパスフィルタ(M13)を有す
    ることを特徴とする2線式インターホン装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008160457A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Matsushita Electric Works Ltd 音声伝送システム
JP5892401B1 (ja) * 2015-02-20 2016-03-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 ドアホンシステムおよび通信方法

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