JPH10224225A - データ圧縮自動選択方法および装置 - Google Patents

データ圧縮自動選択方法および装置

Info

Publication number
JPH10224225A
JPH10224225A JP9026704A JP2670497A JPH10224225A JP H10224225 A JPH10224225 A JP H10224225A JP 9026704 A JP9026704 A JP 9026704A JP 2670497 A JP2670497 A JP 2670497A JP H10224225 A JPH10224225 A JP H10224225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compression
memory
data
data compression
compression method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9026704A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Sano
義幸 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP9026704A priority Critical patent/JPH10224225A/ja
Publication of JPH10224225A publication Critical patent/JPH10224225A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】仮想メモリを有する計算機の実メモリ使用状況
または仮想メモリのページサイズに応じて非圧縮を含め
た最適な圧縮方法を自動選択し、イメージの転送速度の
向上、印刷効率の向上を図ることのできるデータ圧縮自
動選択方法および装置を提供する。 【解決手段】印刷するデータがビットマップイメージか
文字イメージかを描画命令判定手段(4)で判別し、実
メモリ効率判定手段(5)が取得した実メモリ使用効率
に基づき、印刷データがビットマップイメージの場合に
はビットマップ圧縮方法決定手段(21)で、文字イメ
ージの場合には文字圧縮方法決定手段(31)で最適な
圧縮方法を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ圧縮自動
選択方法および装置に関し、特に、計算機の実メモリ使
用状況または仮想メモリのページサイズに応じて最適な
イメージ圧縮方法を選択し、印刷効率を向上させること
のできるデータ圧縮自動選択方法および装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、イメージの圧縮を行う場合には、ビ
ットマップデータを走査してその写真部分と文字部分を
判断して複数の圧縮方法から最適な圧縮方法を決定する
方式が広く知られている(特開昭63−138882、
特開平02−262766、特開平04−29007
3)。
【0003】これらの方式では、圧縮を行う装置がFA
Xやスキャナ等の画像専用機であるために処理するイメ
ージの最大サイズは決まっており、各々の圧縮方法に必
要な容量のメモリが搭載されている。
【0004】一方、ホストコンピュータ等の上位装置か
らプリンタ等の印刷装置に印刷データを送信する場合
に、送信時間の短縮のためにイメージデータを圧縮し、
その圧縮データを印刷装置に送信し、データを受信した
印刷装置においてイメージデータを復元して印刷結果を
得るシステムが広く知られている(特開平06−292
024)。
【0005】ところで、近年、ホストコンピュータ等の
上位装置として、パーソナルコンピュータ(PC)が広
く利用されている。このPCで広く使用されているMa
cintoshやWindowsなどのオペレーティン
グシステムは、仮想メモリ機構を有している。
【0006】仮想メモリ機構とは、仮想上のメモリであ
る仮想メモリ上で、オペレーティングシステムやアプリ
ケーションを動作させるものである。
【0007】図8に仮想メモリ機構の構成を示す。
【0008】仮想メモリ71はコンピュータに実際に搭
載されている実メモリ73よりも容量が大きいため、仮
想メモリ71のメモリ内容は実メモリ73と磁気ディス
ク74上に保持されており、アプリケーション等が必要
とする仮想メモリ71のメモリ内容が実メモリ73上に
無い場合には、ページテーブル72から実メモリ73の
空きエリアを見付け、この空きエリアに磁気ディスク7
4上にあるメモリ内容を読み込むページインの処理を行
う。
【0009】また、実メモリ73に空きエリアが存在し
ない場合には、実メモリ73上の当面すぐに必要でない
メモリ内容を磁気ディスク74へ書き出すページアウト
の処理を行ってから、ページインを行う。
【0010】したがって、ホストコンピュータに搭載さ
れているメモリが少なかったり、多くのアプリケーショ
ンを動作させているために実メモリ73上の空きエリア
が少ない状態で、メモリを大量に必要とするデータ圧縮
方式を実行した場合には、ページインとページアウト処
理を繰り返すことになり、印刷に要する時間が増大す
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、イメー
ジを圧縮して転送する場合にはFAXやスキャナ等の画
像専用機ではイメージ圧縮に必要な容量のメモリが搭載
されているが、仮想メモリ機構を持つ計算機等の上位装
置からプリンタ等の印刷装置に圧縮した印刷データを転
送する場合には、イメージの圧縮に使用できる実メモリ
容量は一定でないため、実メモリの空き容量によっては
ページイン/ページアウト処理を行うため、イメージを
圧縮して転送すると非圧縮のイメージを転送するよりも
時間がかかってしまうことがある。
【0012】そこで、この発明は、仮想メモリ機構を有
する計算機の実メモリ使用状況または仮想メモリのペー
ジサイズに応じて非圧縮を含めた最適な圧縮方法を自動
選択し、イメージの転送速度の向上、印刷効率の向上を
図ることのできるデータ圧縮自動選択方法および装置を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、この発明では、仮想メモリを具備する計算機から
伝送路へ送出するデータの圧縮方法を自動選択するデー
タ圧縮自動選択方法において、前記計算機は、前記仮想
メモリがスワップ処理を繰り返さずに使用できるメモリ
容量を判定し、該判定したメモリ容量以下のメモリの利
用で処理が可能なデータ圧縮処理方法から最も圧縮効率
の高いデータ圧縮処理方法を選択し、該選択したデータ
圧縮処理方法で前記データの圧縮を行い前記伝送路へ送
出することを特徴とする。
【0014】ここで、前記メモリ容量は、前記計算機の
実メモリの空き容量であるように構成することができ
る。
【0015】また、前記メモリ容量は、前記仮想メモリ
のページ容量であるように構成することができる。
【0016】また、この発明では、仮想メモリを具備す
る計算機から伝送路へ送出するデータの圧縮方法を自動
選択するデータ圧縮自動選択装置において、前記計算機
は、前記仮想メモリがスワップ処理を繰り返さずに使用
できるメモリ容量を判定する判定手段と、該判定手段で
判定したメモリ容量以下のメモリの利用で処理が可能な
データ圧縮処理方法から最も圧縮効率の高いデータ圧縮
処理方法を選択する選択手段と、該選択手段で選択した
データ圧縮処理方法で前記データの圧縮を行うデータ圧
縮手段と、該データ圧縮手段で圧縮した前記データを前
記伝送路へ送出する送出手段とを具備することを特徴と
する。
【0017】ここで、前記判定手段は、前記計算機の実
メモリの空き容量を検出する手段であるように構成する
ことができる。
【0018】また、前記判定手段は、前記仮想メモリの
ページ容量を検出する手段であるように構成することが
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わるデータ圧
縮自動選択方法および装置の一実施例を添付図面を参照
して詳細に説明する。
【0020】図1は、この発明に係わるデータ圧縮自動
選択方法および装置をプリンタドライバに組み込んだ場
合の一実施例を示す構成図であり、図2は図1に示すプ
リンタドライバを採用した計算機システムを示すブロッ
ク図である。
【0021】図1において、プリンタドライバ1はビッ
トマップイメージ圧縮手段2、文字イメージ圧縮手段
3、描画命令判定手段4、実メモリ効率判定手段5、印
刷データ送出手段6で構成される。
【0022】ここで、ビットマップイメージ圧縮手段2
はビットマップ圧縮方法決定手段21、ランレングス圧
縮手段22、非圧縮転送手段23で構成され、文字イメ
ージ圧縮手段3は文字圧縮方法決定手段31、MMR圧
縮手段32、ランレングス圧縮手段33、非圧縮転送手
段34、文字サイズ判定手段35で構成される。
【0023】また、図2に示すように、プリンタドライ
バ1はコンピュータ50内に配設され、DTPアプリケ
ーション51からの描画命令を印刷データに変換して、
プリンタ55に送出する。
【0024】さて、図2に示すような計算機システムに
おいて印刷データの圧縮を行う場合には、従来のFAX
やスキャナ等の画像専用機のようにイメージの種別(文
字/写真)をイメージデータから検知するのとは異な
り、出力するイメージの種別はコンピュータ50上のア
プリケーション(DTPアプリケーション51および図
示しない他のアプリケーション)あるいはプリンタドラ
イバ1の手続きから容易に判断することができる。
【0025】例えば、コンピュータ50上で動作するD
TPアプリケーション51が、プリンタドライバ1を通
じて印刷データをプリンタ55に送る場合、印刷データ
はDTPアプリケーション51に貼り付けられた写真
(ビットマップ)イメージあるいは文字をイメージに落
としたもののいずれかである。プリンタドライバ1は、
いずれの場合もDTPアプリケーション51からの描画
命令を印刷データに変換するが、描画命令の種類によっ
て写真(ビットマップ)イメージをプリンタに送出する
場合と文字をイメージに落としてプリンタに送出する場
合の判別が可能となる。
【0026】例えば、WindowsNT(マイクロソ
フト社のオペレーティングシステム)におけるプリンタ
ドライバの場合には、DTPアプリケーション51に貼
り付けられた写真(ビットマップ)イメージをプリンタ
に送出する場合、プリンタドライバで用意されているD
rvBitBlt関数あるいはDrvCopyBits
関数が呼び出される。一方、TrueTypeフォント
文字をコンピュータ側でイメージに落としてプリンタに
送出する場合には、プリンタドライバで用意されている
DrvTextOut関数が呼び出される。
【0027】即ち、呼び出される関数により出力するイ
メージが写真(ビットマップ)イメージか文字イメージ
かを瞬時に判断することができる。
【0028】さて、図1に示すプリンタドライバ1にD
TPアプリケーション51から描画命令が入力される
と、描画命令判定手段4で入力された描画命令がビット
マップ描画命令か文字描画命令かが判断される。
【0029】プリンタドライバ1に入力された描画命令
がビットマップ描画命令であればビットマップイメージ
圧縮手段2が呼び出され、実メモリの空き容量に応じた
印刷データ送出方法が選択される。
【0030】図3にビットマップイメージ圧縮方法選択
手続きの流れを示す。
【0031】さて、ビットマップイメージ圧縮手段2が
呼び出されるとビットマップイメージ圧縮方法の選択が
開始され(ステップ201)、実メモリ効率判定手段5
がコンピュータ50に用意されているパフォーマンス測
定用の手続き(WindowsNTではGlobalM
emoryStatus関数)を用いて実メモリの使用
効率を取得した後、この実メモリ使用効率と実メモリサ
イズから実メモリ使用サイズを取得し(ステップ20
2)、実メモリ使用サイズから実メモリの空き容量であ
る“AvailSize”を取得する(ステップ20
3)。
【0032】次に、ビットマップ圧縮方法決定手段21
は、仮想メモリ機構がページイン/ページアウトを行う
メモリ単位である仮想ページサイズを“PageSiz
e”に格納し(ステップ204)、“AvailSiz
e”と“PageSize”の比較を行う(ステップ2
05)。
【0033】比較の結果、“AvailSize”が
“PageSize”よりも小さい場合には(ステップ
205でNO)、実メモリの余裕が少なく1回でもペー
ジインが発生した場合に実メモリに空きが無くなってし
まい、以後のメモリ確保で必ずページイン/ページアウ
トが生じてしまうため、ビットマップ圧縮方法決定手段
21はメモリを必要としない非圧縮転送手段23を呼び
出し、非圧縮ビットマップ転送処理を行い(ステップ2
06)、ビットマップイメージ圧縮方法の選択を終了す
る(ステップ210)。
【0034】また、“AvailSize”と“Pag
eSize”の比較の結果、“AvailSize”が
“PageSize”以上の場合には(ステップ205
でYES)、ビットマップ圧縮方法決定手段21は、ラ
ンレングス(ByteRunLength)圧縮に必要
なメモリサイズである“RequestSize”を算
出し(ステップ207)、“AvailSize”と
“RequestSize”の比較を行う(ステップ2
08)。例えば、ランレングス圧縮で広く用いられる方
式では、連続バイト回数や連続しない文字列の長さをそ
れぞれ7ビットで表現する。この場合、圧縮に必要な7
ビットで表現可能なバイトサイズの待避メモリが必要と
なり、そのサイズである“RequestSize”は
128である。
【0035】“AvailSize”と“Reques
tSize”の比較の結果、“AvailSize”が
“RequestSize”よりも小さい、即ち、“A
vailSize”が128以下である場合には(ステ
ップ208でYES)、メモリ確保で必ずページイン/
ページアウトが生じてしまうため、ビットマップ圧縮方
法決定手段21はメモリを必要としない非圧縮転送手段
23を呼び出し、非圧縮ビットマップ転送処理を行い
(ステップ206)、ビットマップイメージ圧縮方法の
選択を終了する(ステップ210)。
【0036】“AvailSize”と“Reques
tSize”の比較の結果、“AvailSize”が
“RequestSize”以上、即ち、“Avail
Size”が129以上である場合には(ステップ20
8でNO)、ビットマップ圧縮方法決定手段21はラン
レングス圧縮手段22を呼び出し、ランレングスビット
マップ転送処理を行い(ステップ209)、ビットマッ
プイメージ圧縮方法の選択を終了する(ステップ21
0)。
【0037】以上のように、ビットマップ圧縮方法決定
手段21で選択されたランレングス圧縮手段22または
非圧縮転送手段23で処理された印刷データは、印刷デ
ータ送出手段6からプリンタ55に送出される。
【0038】一方、プリンタドライバ1に入力された描
画命令が文字描画命令であれば文字イメージ圧縮手段3
が呼び出され、実メモリの空き容量に応じた印刷データ
送出方法が選択される。
【0039】図4に文字イメージ圧縮方法選択手続きの
流れを示す。
【0040】さて、文字イメージ圧縮手段3が呼び出さ
れると文字イメージ圧縮方法の選択が開始され(ステッ
プ301)、実メモリ効率判定手段5がコンピュータ5
0に用意されているパフォーマンス測定用の手続きを用
いて実メモリの使用効率を取得した後、この実メモリ使
用効率と実メモリサイズから実メモリ使用サイズを取得
し(ステップ302)、実メモリ使用サイズから実メモ
リの空き容量である“AvailSize”を取得する
(ステップ303)。
【0041】次に、文字圧縮方法決定手段31は、仮想
メモリ機構がページイン/ページアウトを行うメモリ単
位である仮想ページサイズを“PageSize”に格
納し(ステップ304)、“AvailSize”とP
ageaSize”の比較を行う(ステップ305)。
【0042】比較の結果、“AvailSize”が
“PageSize”よりも小さい場合には(ステップ
305でNO)、実メモリの余裕が少なく1回でもペー
ジインが発生した場合に実メモリに空きが無くなってし
まい、以後のメモリ確保で必ずページイン/ページアウ
トが生じてしまうため、文字圧縮方法決定手段31はメ
モリを必要としない非圧縮転送手段34を呼び出し、非
圧縮ビットマップ転送処理を行い(ステップ306)、
文字イメージ圧縮方法の選択を終了する(ステップ31
3)。
【0043】また、“AvailSize”と“Pag
eSize”の比較の結果、“AvailSize”が
“PageSize”以上の場合には(ステップ305
でYES)、文字圧縮方法決定手段31は、文字サイズ
判定手段35から文字イメージのスキャンラインバイト
数を取得し、MMR圧縮に必要なメモリサイズを算出し
て“RequestSize”に格納し(ステップ30
7)、“AvailSize”と“RequestSi
ze”の比較を行う(ステップ308)。MMR圧縮
は、符号化ラインと符号化ライン直上の参照ラインとを
比較しながら白黒の変化点を求め、これら白黒変化点か
ら符号表に基づいて符号化を行うものである。したがっ
て、圧縮には前スキャンラインのイメージを保持するメ
モリや現在のスキャンラインを保持するメモリ、得られ
た白黒変化点を保持するメモリ等が必要となる。本実施
例においては、現在ラインの白変化画素配列、現在ライ
ンの黒変化画素配列、前ラインの白変化画素配列、前ラ
インの黒変化画素配列、白変化位置記憶配列、黒変化位
置記憶配列を使用するMMR圧縮方法により圧縮を行う
ものとしているので、“RequestSize”はス
キャンラインバイト数×5となる。
【0044】“AvailSize”と“Reques
tSize”の比較の結果、“AvailSize”が
“RequestSize”よりも大きい、即ち、“A
vailSize”がスキャンラインバイト数×5より
も大きい場合には(ステップ208でYES)、文字圧
縮方法決定手段31は、MMR圧縮手段32を呼び出
し、圧縮効率の高いMMRビットマップ転送処理を行い
(ステップ309)、文字イメージ圧縮方法の選択を終
了する(ステップ313)。
【0045】また、“AvailSize”と“Req
uestSize”の比較の結果、“AvailSiz
e”が“RequestSize”以下、即ち、“Av
ailSize”がスキャンラインバイト数×5以下の
場合には(ステップ308でNO)、ランレングス圧縮
に必要なメモリサイズ(例えば128バイト)を“Re
questSize”に格納し(ステップ310)、
“AvailSize”と“RequestSize”
の比較を行う(ステップ311)。
【0046】“AvailSize”と“Reques
tSize”の比較の結果、“AvailSize”が
“RequestSize”よりも小さい場合には(ス
テップ311でYES)、メモリ確保で必ずページイン
/ページアウトが生じてしまうため、文字圧縮方法決定
手段31はメモリを必要としない非圧縮転送手段34を
呼び出し、非圧縮ビットマップ転送処理を行い(ステッ
プ306)、文字イメージ圧縮方法の選択を終了する
(ステップ313)。
【0047】“AvailSize”と“Reques
tSize”の比較の結果、“AvailSize”が
“RequestSize”以上である場合には(ステ
ップ311でNO)、文字圧縮方法決定手段31はラン
レングス圧縮手段33を呼び出し、ランレングスビット
マップ転送処理を行い(ステップ312)、文字イメー
ジ圧縮方法の選択を終了する(ステップ313)。
【0048】以上のように、文字圧縮方法決定手段31
で選択されたMMR圧縮手段32、ランレングス圧縮手
段33、非圧縮転送手段34のいずれかで処理された印
刷データは、印刷データ送出手段6からプリンタ55に
送出される。
【0049】なお、本実施例においてはイメージ圧縮手
段としてMMR圧縮手段およびランレングス(Byte
RunLength)圧縮手段を採用しているが、他の
圧縮手段を採用することもできる。
【0050】また、図5に図1に示した実施例とは別の
実施例を示す。
【0051】図5において、プリンタドライバ11はビ
ットマップイメージ圧縮手段12、文字イメージ圧縮手
段13、描画命令判定手段14、印刷データ送出手段1
6で構成される。
【0052】ここで、ビットマップイメージ圧縮手段1
2はビットマップ圧縮方法決定手段121、ランレング
ス圧縮手段122、非圧縮転送手段123で構成され、
文字イメージ圧縮手段13は文字圧縮方法決定手段13
1、MMR圧縮手段132、ランレングス圧縮手段13
3、非圧縮転送手段134、文字サイズ判定手段135
で構成される。
【0053】また、プリンタドライバ11は、図2に示
すプリンタドライバ1と置き換えて使用され、DTPア
プリケーション51からの描画命令を印刷データに変換
して、プリンタ55に送出する。
【0054】さて、プリンタドライバ11は図1に示す
プリンタドライバ1とは異なり、実メモリの使用状況に
係わらず、仮想メモリのページ単位のメモリ容量で圧縮
できる圧縮方法を選択する。イメージ圧縮において、使
用するメモリ容量が仮想メモリのページ単位以内であれ
ば、仮に実メモリ上に空きエリアが無くてもページイン
を1回行うだけでイメージ圧縮を行うことができる。
【0055】ここで、プリンタドライバ11にDTPア
プリケーション51から描画命令が入力されると、描画
命令判定手段14で入力された描画命令がビットマップ
描画命令か文字描画命令かが判断される。
【0056】プリンタドライバ11に入力された描画命
令がビットマップ描画命令であればビットマップイメー
ジ圧縮手段12が呼び出され印刷データ送出方法が選択
される。
【0057】図6にビットマップイメージ圧縮方法選択
手続きの流れを示す。
【0058】さて、ビットマップイメージ圧縮手段12
が呼び出されるとビットマップイメージ圧縮方法の選択
が開始され(ステップ401)、ビットマップ圧縮方法
決定手段121は、仮想ページサイズを“PageSi
ze”に格納し(ステップ402)、ランレングス(B
yteRunLength)圧縮に必要なメモリサイズ
である“RequestSize”を算出し(ステップ
403)、“PageSize”と“RequestS
ize”の比較を行う(ステップ404)。
【0059】“PageSize”と“Request
Size”の比較の結果、“PageSize”が“R
equestSize”よりも小さい場合には(ステッ
プ404でYES)、メモリ確保で必ずページイン/ペ
ージアウトが生じてしまうため、ビットマップ圧縮方法
決定手段121はメモリを必要としない非圧縮転送手段
123を呼び出し、非圧縮ビットマップ転送処理を行い
(ステップ406)、ビットマップイメージ圧縮方法の
選択を終了する(ステップ407)。
【0060】“PageSizeSize”と“Req
uestSize”の比較の結果、“PageSize
Size”が“RequestSize”以上の場合に
は(ステップ404でNO)、ビットマップ圧縮方法決
定手段121はランレングス圧縮手段122を呼び出
し、ランレングスビットマップ転送処理を行い(ステッ
プ405)、ビットマップイメージ圧縮方法の選択を終
了する(ステップ407)。
【0061】以上のように、ビットマップ圧縮方法決定
手段121で選択されたランレングス圧縮手段122ま
たは非圧縮転送手段123で処理された印刷データは、
印刷データ送出手段16からプリンタ55に送出され
る。
【0062】一方、プリンタドライバ11に入力された
描画命令が文字描画命令であれば文字イメージ圧縮手段
13が呼び出され印刷データ送出方法が選択される。
【0063】図7に文字イメージ圧縮方法選択手続きの
流れを示す。
【0064】文字イメージ圧縮手段13が呼び出される
と文字イメージ圧縮方法の選択が開始され(ステップ5
01)、文字圧縮方法決定手段131は、仮想ページサ
イズを“PageSize”に格納し(ステップ50
2)、文字サイズ判定手段135から文字イメージのス
キャンラインバイト数を取得し、MMR圧縮に必要なメ
モリサイズを算出して“RequestSize”に格
納し(ステップ503)、“PageSize”と“R
equestSize”の比較を行う(ステップ50
4)。
【0065】“PageSize”と“Request
Size”の比較の結果、“PageSize”が“R
equestSize”よりも大きい場合には(ステッ
プ504でYES)、文字圧縮方法決定手段131は、
MMR圧縮手段132を呼び出し、圧縮効率の高いMM
Rビットマップ転送処理を行い(ステップ505)、文
字イメージ圧縮方法の選択を終了する(ステップ51
0)。
【0066】また、“PageSize”と“Requ
estSize”の比較の結果、“PageSize”
が“RequestSize”以下の場合には(ステッ
プ504でNO)、ランレングス圧縮に必要なメモリサ
イズを“RequestSize”に格納し(ステップ
506)、“PageSize”と“RequestS
ize”の比較を行う(ステップ507)。
【0067】“PageSizeSize”と“Req
uestSize”の比較の結果、“PageSiz
e”が“RequestSize”よりも小さい場合に
は(ステップ507でYES)、メモリ確保で必ずペー
ジイン/ページアウトが生じてしまうため、文字圧縮方
法決定手段131はメモリを必要としない非圧縮転送手
段134を呼び出し、非圧縮ビットマップ転送処理を行
い(ステップ508)、文字イメージ圧縮方法の選択を
終了する(ステップ510)。
【0068】“PageSize”と“Request
Size”の比較の結果、“PageSize”が“R
equestSize”以上である場合には(ステップ
507でNO)、文字圧縮方法決定手段131はランレ
ングス圧縮手段133を呼び出し、ランレングスビット
マップ転送処理を行い(ステップ509)、文字イメー
ジ圧縮方法の選択を終了する(ステップ510)。
【0069】以上のように、文字圧縮方法決定手段13
1で選択されたMMR圧縮手段132、ランレングス圧
縮手段133、非圧縮転送手段134のいずれかで処理
された印刷データは、印刷データ送出手段16からプリ
ンタ55に送出される。
【0070】なお、本実施例においてはイメージ圧縮手
段としてMMR圧縮手段およびランレングス(Byte
RunLength)圧縮手段を採用しているが、他の
圧縮手段を採用することもできる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、仮想メモリを有する計算機からプリンタ等の印刷装
置に転送する印刷データの圧縮方法を実メモリの使用状
況および印刷データの種類(写真データまたは文字デー
タ)に応じて、非圧縮を含めた数種類の圧縮方法から最
適な圧縮方法を選択することで印刷効率を向上させるこ
とができる。
【0072】また、実メモリの使用状況ではなく仮想メ
モリのページ単位以内のメモリ容量で圧縮できる圧縮方
法を選択することで、実メモリ使用状況を取得する際の
オペレーティングシステムの負荷を軽減できるので、常
に重負荷で稼働しているメモリの空き容量の少ない計算
機等では、印刷効率を含めたシステム全体の稼働効率を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるデータ圧縮自動選択方法およ
び装置をプリンタドライバに組み込んだ場合の一実施例
を示す構成図。
【図2】図1に示すプリンタドライバを採用した計算機
システムを示すブロック図。
【図3】図1に示す実施例におけるビットマップイメー
ジ圧縮方法選択手続きの流れを示した図。
【図4】図1に示す実施例における文字イメージ圧縮方
法選択手続きの流れを示した図。
【図5】図1に示した実施例とは別の実施例を示す。
【図6】図5に示す実施例におけるビットマップイメー
ジ圧縮方法選択手続きの流れを示した図。
【図7】図5に示す実施例における文字イメージ圧縮方
法選択手続きの流れを示した図。
【図8】仮想メモリ機構の構成を示した図。
【符号の説明】 1、11 プリンタドライバ 2、12 ビットマップイメージ圧縮手段 3、13 文字イメージ圧縮手段 4、14 描画命令判定手段 5 実メモリ効率判定手段 6、16 印刷データ送出手段 21、121 ビットマップ圧縮方法決定手段 22、122 ランレングス圧縮手段 23、123 非圧縮転送手段 31、131 文字圧縮方法決定手段 32、132 MMR圧縮手段 33、133 ランレングス圧縮手段 34、134 非圧縮転送手段 35、135 文字サイズ判定手段 50 コンピュータ 51 DTPアプリケーション 55 プリンタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮想メモリを具備する計算機から伝送路
    へ送出するデータの圧縮方法を自動選択するデータ圧縮
    自動選択方法において、 前記計算機は、前記仮想メモリがスワップ処理を繰り返
    さずに使用できるメモリ容量を判定し、 該判定したメモリ容量以下のメモリの利用で処理が可能
    なデータ圧縮処理方法から最も圧縮効率の高いデータ圧
    縮処理方法を選択し、 該選択したデータ圧縮処理方法で前記データの圧縮を行
    い前記伝送路へ送出することを特徴とするデータ圧縮自
    動選択方法。
  2. 【請求項2】 前記メモリ容量は、 前記計算機の実メモリの空き容量であることを特徴とす
    る請求項1記載のデータ圧縮自動選択方法。
  3. 【請求項3】 前記メモリ容量は、 前記仮想メモリのページ容量であることを特徴とする請
    求項1記載のデータ圧縮自動選択方法。
  4. 【請求項4】 仮想メモリを具備する計算機から伝送路
    へ送出するデータの圧縮方法を自動選択するデータ圧縮
    自動選択装置において、 前記計算機は、前記仮想メモリがスワップ処理を繰り返
    さずに使用できるメモリ容量を判定する判定手段と、 該判定手段で判定したメモリ容量以下のメモリの利用で
    処理が可能なデータ圧縮処理方法から最も圧縮効率の高
    いデータ圧縮処理方法を選択する選択手段と、 該選択手段で選択したデータ圧縮処理方法で前記データ
    の圧縮を行うデータ圧縮手段と、 該データ圧縮手段で圧縮した前記データを前記伝送路へ
    送出する送出手段とを具備することを特徴とするデータ
    圧縮自動選択装置。
  5. 【請求項5】 前記判定手段は、 前記計算機の実メモリの空き容量を検出する手段である
    ことを特徴とする請求項4記載のデータ圧縮自動選択装
    置。
  6. 【請求項6】 前記判定手段は、 前記仮想メモリのページ容量を検出する手段であること
    を特徴とする請求項4記載のデータ圧縮自動選択装置。
JP9026704A 1997-02-10 1997-02-10 データ圧縮自動選択方法および装置 Pending JPH10224225A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9026704A JPH10224225A (ja) 1997-02-10 1997-02-10 データ圧縮自動選択方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9026704A JPH10224225A (ja) 1997-02-10 1997-02-10 データ圧縮自動選択方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10224225A true JPH10224225A (ja) 1998-08-21

Family

ID=12200785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9026704A Pending JPH10224225A (ja) 1997-02-10 1997-02-10 データ圧縮自動選択方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10224225A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000222140A (ja) * 1999-01-28 2000-08-11 Seiko Epson Corp プリンタおよびプリンタのメモリ管理方法並びにプログラムを記録した記録媒体
JP2007006411A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置
JP2014128025A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Brother Ind Ltd 画像処理装置およびコンピュータプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000222140A (ja) * 1999-01-28 2000-08-11 Seiko Epson Corp プリンタおよびプリンタのメモリ管理方法並びにプログラムを記録した記録媒体
JP2007006411A (ja) * 2005-06-27 2007-01-11 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置
JP2014128025A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Brother Ind Ltd 画像処理装置およびコンピュータプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4101312B2 (ja) グラフィック画像の圧縮システムおよび方法
US6449053B2 (en) Printing system, a printing method, a converting device, a data processing method and a printing device
US6711294B1 (en) Method and apparatus for reducing image data storage and processing based on device supported compression techniques
US8970883B2 (en) Image forming apparatus and method of file conversion
US7322758B2 (en) Printing system, print request terminal, compression algorithm selecting program and printing method
US7130072B2 (en) Multifunction system, image processing method, computer program and memory medium
US6020975A (en) System and method for accelerated data recompression
US20020149800A1 (en) Document transmission module connectable to data source for transmitting data in standard or high speed modes
JP2000295113A (ja) ハフマン符号化データ圧縮装置
US20070076966A1 (en) Image forming system and method
US7864359B2 (en) Data compression and decompression unit
US5940540A (en) Methods of and systems for compression and decompression that prevent local data expansion
US20040174554A1 (en) Method and apparatus for compressing image data
JPH10224225A (ja) データ圧縮自動選択方法および装置
JP3384553B2 (ja) 印刷システム
CN1550999A (zh) 图像处理系统、扫描装置以及图像处理方法
JP2002165056A (ja) 画像情報処理装置及びコンピュータが読取可能な記録媒体
JP4446389B2 (ja) 圧縮伸長モジュールのインターフェース装置
US20070036446A1 (en) Apparatus and method of optimizing scan speed
US20020051212A1 (en) Image storage apparatus, image storage method, and storage medium
JP2814970B2 (ja) プリンタシステム
JP3280171B2 (ja) データを圧縮保持する出力装置及びデータ圧縮制御方法
JPH0244397A (ja) 画データ通信装置
JPH10198530A (ja) プリンタシステム
JPH11313182A (ja) 画像形成装置