JPH10224187A - パルス電源装置 - Google Patents

パルス電源装置

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JPH10224187A
JPH10224187A JP2244097A JP2244097A JPH10224187A JP H10224187 A JPH10224187 A JP H10224187A JP 2244097 A JP2244097 A JP 2244097A JP 2244097 A JP2244097 A JP 2244097A JP H10224187 A JPH10224187 A JP H10224187A
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Hiroyuki Kishida
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストが安価で、排ガス処理装置に適し
た立ち上がりの高速な高電圧パルスが出力でき、且つ、
エネルギ回収型のパルス電源装置を提供する。 【解決手段】 低電圧の1次側回路1と高電圧の2次側
回路2をトランス3を介して結合し、1次側回路1は、
トランス3の1次側端子30、31間に、直流電源10
と、直流電源10からの電力の供給を断続するスイッチ
機能とトランス3の2次側で消費されなかった電力を直
流電源10側に回収する機能を併せ持ったエネルギ回収
型スイッチ回路11とを直列接続して構成し、2次側回
路2は、トランス3の2次側端子32、33間にインダ
クタ21とコンデンサ22を直列接続し、インダクタ2
1とコンデンサ22の接続点に高電圧用スイッチ素子2
3の一方端子を接続して構成し、高電圧用スイッチ素子
23の他方端子と、コンデンサ22と2次側端子33と
の接続点とを夫々出力端子24、25とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高電圧パルス荷電
によりプラズマを発生させてガス中のダスト、有害ガス
等の除去を行う排ガス処理に使用可能なパルス電源装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパルス電源装置の多く
は、コンデンサを高電圧に充電し、その静電エネルギを
急激に反応負荷へ放電することによってプラズマを発生
させるものがあった。例えば、図6に示すように、コン
デンサCP を直流電源E0 で所定電圧V0 まで充電して
おき、スイッチSWを閉じて負荷に、負荷容量CL とイ
ンダクタLF の共振電圧を印加する回路構成のものがあ
る。前記スイッチSWには、ロータリ型または自爆型の
ギャップスイッチ、サイリスタ、サイラトロン等が使用
される。しかし、そのプラズマ生成のために負荷で使用
されるエネルギは前記静電エネルギの一部でしかなく、
大半を抵抗等で消費しているためエネルギ効率が良くな
いという問題があった。
【0003】そこで、エネルギ効率を改善するために、
図6に示す回路構成に対して、図7に示すような改良を
施したものがある。図7において、スイッチSWを閉じ
た後、負荷容量CL とインダクタLF の共振による共振
電流がダイオードDを介してコンデンサCP 側に流れる
半周期の間に前記スイッチSWを開き、共振を終了させ
ると、負荷で使用されなかったエネルギの一部をコンデ
ンサCP に回収できる。この場合、印加電圧側を共振さ
せてエネルギ回収を行うため、前記インダクタLF を大
きく設定する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のパルス電源装置を排ガス処理装置に使用する場
合、特に、窒素酸化物やダイオキシン等を効率良く除去
する必要がある場合には、出力パルスをプラズマ発生に
必要な所定の高電圧まで約200ns以下の短時間で高
速に立ち上げる必要があり、図6及び図7に示すスイッ
チSWとしては、高電圧仕様で応答速度の早いものが要
求される。この要求を満たす高電圧スイッチ素子とし
て、従来よりサイラトロンが一般に使用されるが、スイ
ッチング制御用電圧も同様に高電圧を要するため、スイ
ッチング制御が困難であるばかりか、スイッチング制御
系回路も高耐圧の絶縁が要求され大型化し、サイラトロ
ン自体が大型で非常に高価であることと合わせて、製造
コストが高騰するという問題点や、サイラトロンの最大
スイッチング回数が1億回〜10億回であることから通
常の使用条件で寿命が約1年と短い点が指摘されてい
た。
【0005】また、サイラトロン以外の高電圧スイッチ
素子としてサイリスタを使用した場合は、半導体の特性
上、高電圧を高速にスイッチングできず、パルス電圧の
立ち上がり時間が数マイクロ秒以上になり、上記のパル
ス電源装置に適用できないという欠点がある。更に、ロ
ータリ型ギャップスイッチは回転部を有する機械構造の
ため、耐久性の点で問題があるとともに、最大スイッチ
ング周波数もミリ秒オーダであり、約200ns以下と
いう短時間のパルス電圧の立ち上がりを共振で実現した
場合、エネルギ回収も同程度に短時間の共振周期内で行
わなければならず、エネルギ回収型のパルス電源装置に
直接使用することができないという問題がある。
【0006】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
製造コストが安価で、排ガス処理装置に適した立ち上が
りの高速な高電圧パルスが出力でき、且つ、エネルギ回
収型のパルス電源装置を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明によるパルス電源装置の第一の特徴構成は、特
許請求の範囲の欄の請求項1に記載した通りであり、低
電圧の1次側回路と高電圧の2次側回路をトランスを介
して結合し、前記1次側回路は、前記トランスの1次側
端子間に、直流電源と、前記直流電源からの電力の供給
を断続するスイッチ機能と前記トランスの2次側で消費
されなかった電力を前記直流電源側に回収する機能を併
せ持ったエネルギ回収型スイッチ回路とを直列接続して
構成し、前記2次側回路は、前記トランスの2次側端子
間にインダクタとコンデンサを直列接続し、前記インダ
クタと前記コンデンサの接続点に高電圧用スイッチ素子
の一方の端子を接続して構成し、前記高電圧用スイッチ
素子の他方の端子と、前記コンデンサと前記トランスの
2次側端子との接続点とを出力端子対とする点にある。
【0008】同第二の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項2に記載した通りであり、低電圧の1次側回路
と高電圧の2次側回路をトランスを介して結合し、前記
1次側回路は、前記トランスの1次側端子間に、直流電
源と、前記直流電源からの電力の供給を断続するスイッ
チ機能と前記トランスの2次側で消費されなかった電力
を前記直流電源側に回収する機能を併せ持ったエネルギ
回収型スイッチ回路とを直列接続して構成し、前記2次
側回路は、前記トランスの2次側端子間に第1インダク
タとコンデンサを直列接続し、前記第1インダクタと前
記コンデンサの接続点に高電圧用スイッチ素子の一方の
端子を接続し、前記高電圧用スイッチ素子の他方の端子
と第2インダクタの一方の端子を接続して構成し、前記
第2インダクタの他方の端子と、前記コンデンサと前記
トランスの2次側端子との接続点とを出力端子対とする
点にある。
【0009】同第三の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項3に記載した通りであり、上述の第一または第
二の特徴構成に加えて、前記高電圧用スイッチ素子がギ
ャップスイッチである点にある。
【0010】同第四の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項4に記載した通りであり、上述の第一、第二ま
たは第三の特徴構成に加えて、前記トランスに3次巻線
を設け、前記1次側回路と前記2次側回路の動作に伴う
前記トランスの偏励磁を打ち消すための直流バイアス電
流を前記3次巻線に供給する3次側直流電源を設けてな
る点にある。
【0011】同第五の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項5に記載した通りであり、上述の第一、第二ま
たは第三の特徴構成において、前記1次側回路を、前記
エネルギ回収型スイッチ回路を2段2列に同方向に直並
列に接続してなるブリッジ回路とそのブリッジ回路の両
端に接続した前記直流電源とを備え、前記ブリッジ回路
の各直列回路部分の中間点を夫々前記トランスの1次側
端子と接続してなる回路で置換した点にある。
【0012】以下に、作用並びに効果について説明す
る。第一の特徴構成によれば、前記2次側回路の前記高
電圧用スイッチ素子が開放状態において、前記エネルギ
回収型スイッチ回路の前記スイッチ機能をオンさせ前記
直流電源からの電力供給が開始すると、前記トランスの
2次側に電流が流れ、前記2次側回路の前記インダクタ
と前記コンデンサのLC回路で共振が発生し、前記コン
デンサの両端には前記直流電源の出力電圧に対して1次
側と2次側の巻線比に応じた電圧値の約2倍のピーク電
圧が発生する。前記コンデンサの両端電圧が最大値また
は最大値に近い所定値以上になった時点で、前記高電圧
用スイッチ素子を外部制御によって閉成するか、また
は、前記高電圧用スイッチ素子の両端に印加される電圧
値に自動的に応答して閉成すると、前記コンデンサの両
端に充電されていた電荷が負荷に放電される。この時、
前記コンデンサの容量と負荷容量との間で電荷の分配が
発生し、負荷に現れる出力電圧は、前記コンデンサの容
量と負荷容量の総和に対する負荷容量の比を乗じた電圧
まで充電される。尚、通常は出力端子と負荷を接続する
配線に浮遊インダクタンスが存在するため、この浮遊イ
ンダクタンスと前記コンデンサと負荷容量との間で共振
回路が形成され、前記浮遊インダクタンスが前記インダ
クタのインダクタンスよりも小さく、更に前記コンデン
サと負荷容量の直列キャパシタンスが前記コンデンサの
キャパシタンスより小さいので前記2次側回路内の共振
より高周波の共振が発生し、負荷に現れる出力電圧が急
峻に立ち上がり、ピーク値も前記浮遊インダクタンスが
存在しない場合以上に高電圧となる。
【0013】前記2次側回路内の低周波の共振が開始し
てから第2半周期に当たる期間内に、つまり、前記コン
デンサの両端電圧が最大値となった直後から、前記負荷
で消費されない電力は前記トランスを介してその1次側
端子間に前記エネルギ回収型スイッチ回路の前記スイッ
チ機能をオンさせた時とは逆方向の電流として現れ、前
記エネルギ回収型スイッチ回路を通して前記直流電源側
に電力が回収される。この第2半周期内に前記スイッチ
機能をオフすると、前記2次側回路内の低周波の共振が
停止する。
【0014】以上の如く、エネルギ回収のためのスイッ
チング動作は低電圧の前記1次側回路において行うた
め、前記スイッチ機能を実現するための回路素子として
バイポーラトランジスタ等の低電圧用の半導体素子が使
用でき、スイッチング制御も低電圧で行え、そのため高
速スイッチング動作も可能となり、スイッチング素子選
択の自由度が大幅に広がるのである。一方、前記2次側
回路の高電圧用スイッチ素子はエネルギ回収のためのス
イッチング動作に関与しないため、低電圧側と同様に種
々の高電圧用スイッチ素子の中から選択可能となる。以
上のように、従来より問題となっていたスイッチング素
子に対する条件が大幅に緩和されるため、高性能な電気
的特性を維持しながらも、装置全体の小型化、低コスト
化が図れるのである。
【0015】第二の特徴構成は、第二の特徴構成の前記
2次側回路が前記第2インダクタを備えている点で第一
の特徴構成と相違するものの、前記第2インダクタの存
在は、前記第一の特徴構成の使用形態における出力端子
と負荷を接続する配線に存在する浮遊インダクタンスと
等価であると見なせば、両特徴構成は実質同一であるた
め、第二の特徴構成の作用並びに効果も基本的に第一の
特徴構成のものと同じである。しかしながら、第二の特
徴構成は積極的に前記第2インダクタを前記2次側回路
の構成要素として具備しているため、出力端子と負荷を
接続する配線に存在する浮遊インダクタンスのバラツキ
等を含めた総インダクタンスを所定の立ち上がり時間を
満足する共振周波数になるように調整することができる
のである。
【0016】第三の特徴構成によれば、各種高電圧用ス
イッチ素子の中ではギャップスイッチが小型で構造が単
純であるため、装置全体の小型化、且つ、低コスト化が
図れる。また、自爆型ギャップスイッチの場合は、オン
・オフのスイッチング制御が不要のため、特別な制御回
路を設ける必要がなく、更に小型化・低コスト化が図れ
る。
【0017】第一乃至第三の特徴構成の場合、エネルギ
回収型の構成のため前記トランスには交番電流が流れる
が、前記エネルギ回収型スイッチ回路の前記スイッチ機
能をオンさせて前記2次側回路内の低周波の共振を開始
させてからのその共振の第1半周期の電流と第2半周期
のエネルギ回収時の逆極性の電流では、後者の電流値が
前者に比べて当然に小さいため、前記トランスに偏励磁
が生じてしまうが、第四の特徴構成によれば、前記後者
の電流値を補完することで、偏励磁の発生を防止して、
装置の電気的特性の劣化を未然に防止できるのである。
【0018】第五の特徴構成によれば、前記ブリッジ回
路において、同じ直列回路内になく夫々別の前記トラン
ス1次側端子に接続している二つの前記エネルギ回収型
スイッチ回路を1対の組として2組の前記エネルギ回収
型スイッチ回路の組を形成し、同じ組に属する前記スイ
ッチ機構のオン・オフのスイッチング制御を同時に行
い、何方か一方の組だけが同時にオンするように、各組
交互に前記スイッチ機構をオン・オフさせることで、第
一乃至第三の特徴構成における一連の動作を各部の電圧
・電流の極性を交互に反転させながら実行できる。結果
として、第一乃至第三の特徴構成における高電圧出力パ
ルスを極性を交互に反転させながら発生させることがで
きるのである。この場合、各サイクル毎に、エネルギ回
収時に回収しきれなかったエネルギが、残留電圧として
前記前記2次側回路の前記コンデンサの両端に残って
も、次のサイクル開始時に逆方向に共振が開始するの
で、前記残留電圧によってピーク電圧値が低下しないの
で、前記残留電圧を除去するための特別な回路を設ける
必要がないことに注意を要する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係わるパルス電源
装置(以下、本発明装置という)の第1実施形態を示す
ブロック回路図である。図1に示すように、本発明装置
は低電圧の1次側回路1と高電圧の2次側回路2をトラ
ンス3を介して結合した構成となっている。前記1次側
回路1は、前記トランス3の1次側端子30、31間
に、直流電源10と、前記直流電源10からの電力の供
給を断続するスイッチ機能と前記トランス3の2次側で
消費されなかった電力を前記直流電源10側に回収する
機能を併せ持ったエネルギ回収型スイッチ回路11とを
直列接続して構成される。また、前記2次側回路2は、
前記トランス3の2次側端子32、33間に第1インダ
クタ21とコンデンサ22を直列接続し、前記第1イン
ダクタ21と前記コンデンサ22の接続点N1 に高電圧
用スイッチ素子23の一方の端子を接続して構成され
る。前記高電圧用スイッチ素子23の他方の端子と、前
記コンデンサ22と前記トランスの2次側端子33との
接続点を、夫々出力端子24、25とする。
【0020】図2は、図1に示すブロック回路図を基
に、より具体化した本発明装置の第2実施形態の回路構
成を示す等価回路図で、前記出力端子24、25に負荷
4を接続した状態を示す。尚、各部の符号は、共通する
ものについては、図1と図2で共通して使用している。
【0021】図2に示すように、前記1次側回路1の前
記エネルギ回収型スイッチ回路11は前記直流電源10
からの電力の供給を断続するスイッチ機能を果たすバイ
ポーラトランジスタ12と前記トランス3の2次側で消
費されなかった電力を前記直流電源10側に回収する機
能を果たすダイオード13が、電流の流れる方向を相互
に逆にして並列接続して構成されている。更に、前記1
次側端子30、31間に抵抗14とバイポーラトランジ
スタ15が直列接続した残留電圧除去回路16が設けら
れている。前記1次側端子30、31間の残留電圧を前
記残留電圧除去回路16を介して放電することで、前記
2次側端子32、33間の残留電圧、つまりは、前記コ
ンデンサ22の両端の残留電圧を除去することができ
る。尚、各バイポーラトランジスタ12、15のベース
端子は、夫々のスイッチング制御用端子である。
【0022】前記2次側回路2内で、第2インダクタ2
6が前記高電圧用スイッチ素子23と前記出力端子24
の間に設けられている。尚、前記高電圧用スイッチ素子
23として、自爆型スパークギャップスイッチの使用を
想定している。また、この第2インダクタ26は前記出
力端子24、25と前記負荷4の間の浮遊インダクタン
ス成分を含んで等価的に表示されており、更に、前記第
1インダクタ21も前記トランス3の漏れインダクタン
スを含んで表示されている。
【0023】前記負荷4は負荷容量40と負荷抵抗41
で等価的に表している。前記負荷4が排ガス処理装置の
場合、この負荷抵抗41は、プラズマ発生前後で、高抵
抗値から低抵抗値に変化する可変抵抗である。
【0024】図2に示すように、前記トランス3に3次
巻線34が設けられ、その3次側端子35、36間に第
2直流電源50と第3インダクタ51、52を直列接続
して設けてある。この回路構成により、前記1次側回路
1と前記2次側回路2の動作に伴う前記トランス3の偏
励磁を打ち消すための直流バイアス電流を前記3次巻線
34に供給することができる。尚、前記第3インダクタ
51、52は前記負荷4で発生するサージから前記第2
直流電源50を保護するために設けられている。
【0025】次に、第2実施形態の回路動作について、
図3に示す電圧波形図に基づいて説明する。尚、図3に
おいて、電圧波形Aは前記接続点N1 の電位変化を、電
圧波形Bは前記出力端子24の電位変化を示す。
【0026】前記1次側端子30、31間、前記2次側
端子32、33間、及び、前記出力端子24、25間に
電位差が無く、前記バイポーラトランジスタ12がオフ
で、前記高電圧用スイッチ素子23が開放状態であるの
を初期状態として、時刻t0において、前記バイポーラ
トランジスタ12のベース端子を外部から電流制御し
て、前記バイポーラトランジスタ12をオンさせると、
前記トランス3の1次側で電流が流れ、2次側にその誘
導電流が流れ、前記第1インダクタ21と前記コンデン
サ22からなるLC共振回路で共振が発生し、前記接続
点N1 の電位が周期T0 の正弦波形で上昇し、時刻t1
(=t0 +T0 /2)で最大値に達する。
【0027】前記高電圧用スイッチ素子23である自爆
型スパークギャップスイッチの自己放電を開始してオン
する電圧を前記最大値に設定することで、時刻t1 で前
記高電圧用スイッチ素子23が閉成する。尚、一旦オン
した自爆型スパークギャップスイッチはギャップ間のイ
オンが消滅するまでは導通状態が維持され、この時間は
約1ミリ秒以上ある。
【0028】時刻t1 で前記高電圧用スイッチ素子23
が閉成すると、前記コンデンサ22、前記負荷容量40
と前記第2インダクタ26からなるLC共振回路で周期
1の共振が開始し、前記出力端子24に電圧波形Bに
示す電圧が現れ、前記負荷4に印加される。尚、電圧波
形Bは電圧波形Aに周期T1 の共振が重畳されたもので
あるが、その共振の振幅は前記第2インダクタ26の両
端電圧と共に減衰していく。ここで、時刻t1 から前記
出力端子24の出力電圧がピーク値に達するまでの時間
が200ns以下になるように周期T1 を設定すべく、
前記負荷容量40と前記出力端子24、25と前記負荷
4の間の浮遊インダクタンスの値から、前記コンデンサ
22と前記第2インダクタ26の定数を決定されてい
る。
【0029】一方、前記トランス3の1次側及び2次側
で流れる電流は、前記電圧波形Aと同周期で四分の一周
期位相が進んで発振しており、時刻t0 から時刻t1
間、前記1次側端子30から前記1次側端子31へ、ま
た、前記2次側端子33から前記2次側端子32へ電流
が流れ、時刻t1 でその極性が反転する。よって、時刻
1 以降は前記1次側回路1では、前記負荷4で消費さ
れない電力に相当する電流が前記ダイオード13を通し
て前記直流電源10側に流れ、前記負荷4で消費されな
いエネルギの回収がなされる。時刻t2 (=t1 +T0
/2)で共振の1周期が終了して、電流の極性が再度反
転するため、回収したエネルギが逆戻りするのを防止す
るために、時刻t1 から時刻t2 までの間に前記バイポ
ーラトランジスタ12をオフすることで時刻t2 からの
次周期の共振の開始を阻止する。
【0030】以上のように、時刻t2 で一連のパルス発
生にかかる動作が終了し、前記高電圧用スイッチ素子2
3である自爆型スパークギャップスイッチが絶縁回復し
た後、次のパルス発生サイクルを上記と同じ手順で繰り
返す。ところで、実際には前記負荷4で消費されなかっ
たエネルギの回収が完全に行われることはなく、時刻t
2 において、前記接続点N1 に残留電圧が生じるため、
この残留電圧を放置したまま、次のパルス発生サイクル
を繰り返していくと、徐々に電圧波形Aの振幅が減衰し
て最終的に共振しなくなる不都合がある。かかる不都合
を取り除くために、図3に示すように、前記残留電圧除
去回路16のバイポーラトランジスタ15を時刻t2
降の時刻t3 でオンさせて前記1次側端子30、31間
を短絡して、前記接続点N1 の残留電圧を除去する。
【0031】次に、本発明装置の第2実施形態を変形し
て得られる第3実施形態について、第2実施形態と比較
しながら説明する。図4に示すように、前記2次側回路
2及び前記負荷4は第2実施形態と同じである。前記2
次側回路2及び前記負荷4については説明を省略する。
第2実施形態との相違点は、第一に1次側回路6内の回
路構成が前記1次側回路1と異なる点であり、第二に前
記トランス3が前記3次巻線34並びにそれに付随する
回路を具備していない点である。
【0032】図4に示すように、第2実施形態における
前記エネルギ回収型スイッチ回路11と全く同じ構成で
バイポーラトランジスタとダイオードが並列に接続して
形成されたエネルギ回収型スイッチ回路61、62、6
3、64が、前記エネルギ回収型スイッチ回路61、6
2とエネルギ回収型スイッチ回路63、64を夫々、各
回路の極性が同方向に向くように直列接続したものを2
列並列に、更に各回路の極性が同方向に向くように接続
し、その直並列回路の両端に直流電源60が接続してい
る。更に、前記エネルギ回収型スイッチ回路61、62
の接続点N2 と前記トランス3の前記1次側端子30と
を接続し、前記エネルギ回収型スイッチ回路63、64
の接続点N3 と前記トランス3の前記1次側端子31と
を接続してある。前記エネルギ回収型スイッチ回路6
1、62、63、64は相互に全く等価で、且つ、夫々
のバイポーラトランジスタとダイオードの機能並びに動
作も、第2実施形態における前記エネルギ回収型スイッ
チ回路11のものと全く同じである。
【0033】次に、第3実施形態の回路動作について、
図5に示す電圧波形図に基づいて説明する。尚、図5に
おいて、図3と同様に、電圧波形Aは前記接続点N1
電位を、電圧波形Bは前記出力端子24の電位を示す。
【0034】前記1次側端子30、31間、前記2次側
端子32、33間、及び、前記出力端子24、25間に
電位差が無く、前記エネルギ回収型スイッチ回路61、
62、63、64の夫々のバイポーラトランジスタがオ
フで、前記高電圧用スイッチ素子23が開放状態である
のを初期状態として、時刻t0 において、前記エネルギ
回収型スイッチ回路61、64のバイポーラトランジス
タを第2実施形態の場合と同様にオンさせると、前記エ
ネルギ回収型スイッチ回路61、64の中間に位置する
前記トランス3の1次側で電流が流れ、以下、第2実施
形態の場合と同様に、2次側にその誘導電流が流れ、前
記第1インダクタ21と前記コンデンサ22からなるL
C共振回路で共振が発生し、前記接続点N1 の電位が周
期T0 の正弦波形で上昇し、時刻t1 (=t0 +T0
2)で最大値に達する。尚、前記エネルギ回収型スイッ
チ回路62、63のダイオードは逆バイアス状態である
ため電流は流れない。
【0035】更に、第2実施形態の場合と同様に、時刻
1 で前記高電圧用スイッチ素子23が閉成すると、前
記コンデンサ22、前記負荷容量40と前記第2インダ
クタ26からなるLC共振回路で周期T1 の共振が開始
し、前記出力端子24に電圧波形Bに示す電圧が現れ、
前記負荷4に印加される。
【0036】一方、時刻t1 から時刻t2 (=t1 +T
0 /2)の期間に前記負荷4で消費されない電力に相当
する電流が前記エネルギ回収型スイッチ回路61、64
のダイオードを通して、前記直流電源60側に流れ、前
記負荷4で消費されないエネルギの回収がなされる。第
2実施形態の場合と同様に、時刻t1 から時刻t2 まで
の間に前記エネルギ回収型スイッチ回路61、64のバ
イポーラトランジスタをオフすることで時刻t2 からの
次周期の共振の開始を阻止し、時刻t2 で一連のパルス
発生にかかる動作が終了し、最終的に、前記高電圧用ス
イッチ素子23である自爆型スパークギャップスイッチ
が絶縁回復した後の時刻t3 で1サイクルが終了する。
【0037】引き続き、時刻t3 において、前記エネル
ギ回収型スイッチ回路62、63のバイポーラトランジ
スタを前サイクルの時刻t0 と同様にオンさせると、前
記エネルギ回収型スイッチ回路62、63の中間に位置
する前記トランス3の1次側で電流が前サイクルとは逆
方向に流れ、図5に示すように、時刻t3 以降、前サイ
クルとは極性の反転した同じ共振現象が前記2次側回路
2及び前記負荷4で発生する。時刻t3 で、前記第1イ
ンダクタ21と前記コンデンサ22からなるLC共振回
路で共振が発生し、前記接続点N1 の電位が周期T0
正弦波形で下降し、時刻t4 (=t1 +T0 /2)で最
小値に達する。
【0038】更に、第2実施形態の場合と同様に、時刻
4 の直前で前記高電圧用スイッチ素子23の両端電圧
が放電開始電圧に達し閉成すると、前記コンデンサ2
2、前記負荷容量40と前記第2インダクタ26からな
るLC共振回路で、前記サイクルとは極性が反転した周
期T1 の共振が開始し、前記出力端子24に電圧波形B
に示す負電圧が現れ、前記負荷4に印加される。
【0039】時刻t4 から時刻t5 (=t4 +T0
2)の期間に、前サイクルと同様に、前記負荷4で消費
されない電力に相当する電流が前記エネルギ回収型スイ
ッチ回路62、63のダイオードを通して、前記直流電
源60側に流れ、前記負荷4で消費されないエネルギの
回収がなされる。時刻t4 から時刻t5 までの間に前記
エネルギ回収型スイッチ回路62、63のバイポーラト
ランジスタをオフすることで時刻t5 からの次周期の共
振の開始を阻止し、時刻t5 で一連の負極性パルス発生
にかかる動作が終了する。
【0040】第3実施形態では、第2実施形態と同様
に、時刻t2 の時点で前記接続点N1に正の残留電圧が
生じ、時刻t3 まで、リークによる低下分を除き略同電
位で推移する。第2実施形態では、次サイクル以降も同
極性のパルスを発生させるため、この残留電圧が徐々に
共振振幅を減衰させるが、第3実施形態では、次サイク
ルで極性が反転するため、この正の残留電圧は極性が反
転した共振に対しては、寧ろ共振の振幅を増大させる方
向に働くため、残留電圧を各サイクル毎に除去する必要
が無くなり、第2実施形態で設けてあった前記残留電圧
除去回路16は第3実施形態の前記1次側回路6には設
けていない。
【0041】また、前記エネルギ回収型スイッチ回路6
1、64と前記エネルギ回収型スイッチ回路62、63
を交互に動作させるため、前記トランス3が偏励磁され
ることがなくなり、第2実施形態で設けてあった偏励磁
防止用の回路も設ける必要がない。
【0042】尚、前記エネルギ回収型スイッチ回路6
1、64と前記エネルギ回収型スイッチ回路62、63
のオン・オフは必ずしも1サイクル毎に交番する必要は
なく、前記残留電圧の影響が顕著に現れない程度に複数
サイクル毎に交番しても構わない。
【0043】以下に、別実施形態を説明する。前記各エ
ネルギ回収型スイッチ回路11、61、62、63、6
4、は第2実施形態及び第3実施形態の構成に限定され
るものではない。例えば、夫々の回路におけるバイポー
ラトランジスタとダイオードの機能を兼ね備えた双方向
スイッチ素子を使用しても構わない。但し、この場合
は、スイッチング制御に対してタイミング精度が要求さ
れることに注意を要する。
【0044】第2実施形態では正のパルス電圧を発生し
ていたが、前記トランス3の1次側または2次側の接続
を反転することで負の出力パルスとしても構わない。ま
た、前記直流電源10の極性を反転させても構わない。
但し、この場合、前記バイポーラトランジスタ12とダ
イオード13の極性も合わせて反転させる必要がある。
【0045】上記の実施形態では、前記高電圧用スイッ
チ素子23として、自爆型スパークギャップスイッチの
使用を想定していたが、他のタイプのギャップスイッチ
を使用しても構わない。また、前記高電圧用スイッチ素
子23は、本発明装置の仕様に応じて、ギャップスイッ
チ以外の高電圧用スイッチ素子に適宜変更しても構わな
い。
【0046】本発明装置は、排ガス処理装置への応用を
前提として説明したが、前記負荷4は基本的に容量性の
負荷であれば構わない。また、本発明装置の特徴構成
は、その電気的仕様に関わらず、種々の回路への応用が
可能である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
排ガス処理装置に適した立ち上がりの高速な高電圧パル
スが出力できるエネルギ回収型のパルス電源装置が、高
電圧スイッチ素子として種々のものが使用できる設計自
由度の広い、且つ、製造コストの安価なものとして提供
できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパルス電源装置の第1実施形態の
ブロック回路図
【図2】本発明に係るパルス電源装置の第2実施形態の
等価回路図
【図3】本発明に係るパルス電源装置の第2実施形態の
回路動作を示す電圧波形図
【図4】本発明に係るパルス電源装置の第3実施形態の
等価回路図
【図5】本発明に係るパルス電源装置の第3実施形態の
回路動作を示す電圧波形図
【図6】従来のパルス電源装置の回路構成図
【図7】従来のパルス電源装置の回路構成図
【符号の説明】
1 1次側回路 2 2次側回路 3 トランス 4 負荷 10 直流電源 11 エネルギ回収型スイッチ回路 21 インダクタ 22 コンデンサ 23 高電圧用スイッチ素子 24、25 出力端子 30、31 1次側端子 32、33 2次側端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低電圧の1次側回路と高電圧の2次側回
    路をトランスを介して結合し、 前記1次側回路は、前記トランスの1次側端子間に、直
    流電源と、前記直流電源からの電力の供給を断続するス
    イッチ機能と前記トランスの2次側で消費されなかった
    電力を前記直流電源側に回収する機能を併せ持ったエネ
    ルギ回収型スイッチ回路とを直列接続して構成し、 前記2次側回路は、前記トランスの2次側端子間にイン
    ダクタとコンデンサを直列接続し、前記インダクタと前
    記コンデンサの接続点に高電圧用スイッチ素子の一方の
    端子を接続して構成し、 前記高電圧用スイッチ素子の他方の端子と、前記コンデ
    ンサと前記トランスの2次側端子との接続点とを出力端
    子対とするエネルギ回収型のパルス電源装置。
  2. 【請求項2】 低電圧の1次側回路と高電圧の2次側回
    路をトランスを介して結合し、 前記1次側回路は、前記トランスの1次側端子間に、直
    流電源と、前記直流電源からの電力の供給を断続するス
    イッチ機能と前記トランスの2次側で消費されなかった
    電力を前記直流電源側に回収する機能を併せ持ったエネ
    ルギ回収型スイッチ回路とを直列接続して構成し、 前記2次側回路は、前記トランスの2次側端子間に第1
    インダクタとコンデンサを直列接続し、前記第1インダ
    クタと前記コンデンサの接続点に高電圧用スイッチ素子
    の一方の端子を接続し、前記高電圧用スイッチ素子の他
    方の端子と第2インダクタの一方の端子を接続して構成
    し、 前記第2インダクタの他方の端子と、前記コンデンサと
    前記トランスの2次側端子との接続点とを出力端子対と
    するエネルギ回収型のパルス電源装置。
  3. 【請求項3】 前記高電圧用スイッチ素子がギャップス
    イッチである請求項1または2記載のパルス電源装置。
  4. 【請求項4】 前記トランスに3次巻線を設け、前記1
    次側回路と前記2次側回路の動作に伴う前記トランスの
    偏励磁を打ち消すための直流バイアス電流を前記3次巻
    線に供給する3次側直流電源を設けてなる請求項1、2
    または3記載のパルス電源装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2または3記載のパルス電源
    装置において、前記1次側回路を、前記エネルギ回収型
    スイッチ回路を2段2列に同方向に直並列に接続してな
    るブリッジ回路とそのブリッジ回路の両端に接続した前
    記直流電源とを備え、前記ブリッジ回路の各直列回路部
    分の中間点を夫々前記トランスの1次側端子と接続して
    なる回路で置換したパルス電源装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007116444A1 (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Fujitsu Limited 電源装置及び電源制御方法
JP2017060294A (ja) * 2015-09-16 2017-03-23 株式会社デンソー パルス発生装置及びオゾン生成システム
CN108684128A (zh) * 2018-06-13 2018-10-19 浙江大维高新技术股份有限公司 一种脉冲电晕放电等离子体电源无功电能回收电路
WO2022139659A1 (en) * 2020-12-22 2022-06-30 Opticept Technologies Ab High voltage pulse generator unit

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