JPH10224186A - 電圧制御発振器 - Google Patents

電圧制御発振器

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JPH10224186A
JPH10224186A JP9025225A JP2522597A JPH10224186A JP H10224186 A JPH10224186 A JP H10224186A JP 9025225 A JP9025225 A JP 9025225A JP 2522597 A JP2522597 A JP 2522597A JP H10224186 A JPH10224186 A JP H10224186A
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JP
Japan
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signal
logic level
inverting
inverted signal
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Withdrawn
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JP9025225A
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Inventor
Takahiro Kamei
孝浩 亀井
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/027Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of logic circuits, with internal or external positive feedback
    • H03K3/03Astable circuits
    • H03K3/0315Ring oscillators
    • H03K3/0322Ring oscillators with differential cells
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/023Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of differential amplifiers or comparators, with internal or external positive feedback
    • H03K3/0231Astable circuits
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/027Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of logic circuits, with internal or external positive feedback
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  • Pulse Circuits (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)
  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
  • Networks Using Active Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い周波数でもほぼ50%のデューティサイ
クルの発振信号が得られるリング発振回路による電圧制
御発振器を提供する。 【解決手段】 遅延反転回路10〜30は、入力信号が
“H”から“L”に変化した時に、一定の遅延時間t
で応答して出力信号を“L”から“H”へ変化させる。
また、入力信号が“L”から“H”に変化した時は、遅
延制御電圧Vcに応じた遅延時間tで応答して出力信
号を“H”から“L”へ変化させる。遅延反転回路10
〜30によるリング発振回路の出力信号は遅延反転回路
40に与えられる。遅延反転回路40は、入力信号が
“H”から“L”に変化した時には一定の遅延時間t
で応答し、入力信号が“L”から“H”へ変化した時に
は、遅延制御電圧Vcに応じて遅延時間t/2で応答
する。これにより、遅延反転回路40からほぼ50%の
デューティサイクルの発振信号が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、奇数個の反転論理
回路をリング状に接続し、これらの各反転論理回路の遅
延時間を外部制御電圧で制御することにより、発振周波
数を制御できる電圧制御発振器(以下、「VCO」とい
う)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のリング回路によるVCO
の構成図である。このVCOは、リング状に接続された
3個の遅延反転回路1,2,3を有している。これらの
遅延反転回路1〜3は、それぞれ入力端子Aに入力され
る入力信号を、入力端子Bに与えられた参照電圧Vrと
比較し、その比較結果に応じて反転した論理レベルの信
号を出力端子Cに出力する論理回路である。遅延反転回
路1〜3は制御端子Dを有しており、この制御端子Dに
与えられる遅延制御電圧Vcによって、出力端子Cに出
力する出力信号の遅延時間を制御できるようになってい
る。即ち、遅延反転回路1〜3は、入力信号を参照電圧
Vrと比較して反転した信号を出力する反転手段と、こ
の反転手段の出力側に接続された遅延手段とを有してい
る。遅延手段は、キャパシタによる充電部と、遅延制御
電圧Vcによって導通状態が制御されるトランジスタに
よる放電部とで構成されている。遅延反転回路3の出力
側は、遅延反転回路1の入力側に接続されるとともに、
波形整形用の論理ゲート4に入力され、矩形波に整形さ
れた発振信号OUTがこの論理ゲート4の出力側に出力
されるようになっている。
【0003】このような構成のVCOでは、例えば、電
源投入時に遅延反転回路1の入力側がレベル“L”であ
ると、遅延反転回路1〜3の動作による遅延時間後、遅
延反転回路3の出力側にレベル“H”の信号が出力され
る。この信号が遅延反転回路1の入力側にフィードバッ
クされるので、更に遅延反転回路1〜3の動作による遅
延時間後、遅延反転回路3の出力側は“L”に反転す
る。このように、遅延反転回路1〜3の動作によるリン
グ遅延時間を周期とする発振動作が行われる。一方、各
遅延反転回路1〜3の内部においては、次のような動作
が行われている。即ち、反転手段の出力信号が“L”か
ら“H”に変化したときには、一定の短時間内に遅延手
段の充電部が充電されて、遅延手段の出力信号は“H”
となる。逆に、反転手段の出力信号が“H”から“L”
へ変化したときには、遅延手段の放電部の時定数に従っ
て充電部に充電された電荷が放電されて、この遅延手段
の出力電圧が連続的に低下する。そして、ある時間経過
後に出力信号が“L”となる。この時定数は、制御端子
Dから、遅延反転回路1〜3の遅延手段に印加される遅
延制御電圧Vcよって制御されるので、この遅延制御電
圧Vcによって、発振周波数の制御を行うことができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
リング回路によるVCOでは、次のような課題があっ
た。即ち、発振周波数の制御を行う際に、遅延反転回路
1〜3の出力信号が“H”から“L”へ変化するときの
遅延時間を制御することによって、リング遅延時間を制
御し、これによって発振周波数を制御している。従っ
て、発振信号OUTは、“H”の時間が“L”の時間よ
りも長くなり、デューティサイクルを50%とすること
が不可能である。このため、発振信号OUTの“L”の
パルス幅が狭くなり、後段に接続するフリップフロップ
回路等のセットアップ時間やホールド時間を確保するこ
とができず、誤動作を生ずる原因となる。一方、リング
を構成する遅延反転回路の数を多くすることにより、デ
ューティサイクルを50%に近付けることが可能である
が、リング遅延時間が大きくなるので、例えば、高速通
信に使用される156MHz以上の高い周波数での発振
が困難になるという課題があった。本発明は、前記従来
技術が持っていた課題を解決し、高い周波数でもほぼ5
0%のデューティサイクルの発振出力が得られるVCO
を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、第1の発明は、電圧制御発振器において、次のよう
なリング発振回路と、第2の反転手段と、第2の遅延手
段とを備えている。即ち、リング発振回路は、入力信号
を参照電圧と比較し、該入力信号を反転して相補的な第
1または第2の論理レベルの第1の反転信号を出力する
第1の反転手段と、前記第1の反転信号が与えられ、該
第1の反転信号が前記第1の論理レベルから前記第2の
論理レベルに変化したときには一定の遅延時間で追随
し、該第1の反転信号が該第2の論理レベルから該第1
の論理レベルに変化したときには遅延制御電圧に応じた
可変遅延時間で追随して、遅延出力信号を出力する第1
の遅延手段とで構成された遅延反転回路が、奇数個(但
し、3個以上)リング状に接続された発振回路である。
第2の反転手段は、前記リング発振回路内の1つの遅延
反転回路の遅延出力信号が与えられ、該遅延出力信号を
前記参照電圧と比較し、該遅延出力信号を反転して前記
第1または第2の論理レベルの第2の反転信号を出力す
るものである。そして、第2の遅延手段は、前記第2の
反転信号が与えられ、該第2の反転信号が前記第1の論
理レベルから前記第2の論理レベルに変化したときには
前記一定の遅延時間で追随し、該第2の反転信号が該第
2の論理レベルから該第1の論理レベルに変化したとき
には前記遅延制御電圧に応じて前記可変遅延時間の2分
の1の遅延時間で追随して、発振信号を出力するもので
ある。
【0006】第2の発明では、第1の発明の電圧制御発
振器における第1の遅延手段を、前記第1の反転手段か
ら出力される前記第2の論理レベルの前記第1の反転信
号によって電荷が充電されて前記遅延出力信号を出力す
る第1の充電部と、前記遅延制御電圧によって導通状態
が制御され、前記第1の反転信号が前記第1の論理レベ
ルのときに、前記第1の充電部に充電された電荷を該遅
延制御電圧に応じて放電させる第1の放電部とで構成し
ている。更に、前記第2の遅延手段を、前記第2の反転
手段から出力される前記第2の論理レベルの前記第1の
反転信号によって電荷が充電され、前記電圧制御発振信
号を出力する前記第1の充電部と同一容量の第2の充電
部と、前記遅延制御電圧によって導通状態が制御され、
前記第1の反転信号が前記第1の論理レベルのときに、
前記第2の充電部に充電された電荷を該遅延制御電圧に
応じて、前記第1の放電部の2倍の速さで放電させる第
2の放電部とで構成している。
【0007】第3の発明では、第1の発明の電圧制御発
振器における第1の遅延手段を、前記第1の反転手段か
ら出力される前記第2の論理レベルの前記第1の反転信
号によって電荷が充電されて前記遅延出力信号を出力す
る第1の充電部と、前記遅延制御電圧によって導通状態
が制御され、前記第1の反転信号が前記第1の論理レベ
ルのときに、前記第1の充電部に充電された電荷を該遅
延制御電圧に応じて放電させる第1の放電部とで構成し
ている。更に、前記第2の遅延手段を、前記第1の充電
部の2分の1の容量を有し、前記第2の反転手段から出
力される前記第2の論理レベルの前記第1の反転信号に
よって電荷が充電される第2の充電部と、前記遅延制御
電圧によって導通状態が制御され、前記第1の反転信号
が前記第1の論理レベルのときに、前記第2の充電部に
充電された電荷を該遅延制御電圧に応じて、前記第1の
放電部と同一の速さで放電させる第2の放電部とで構成
している。
【0008】第4の発明は、電圧制御発振器において、
第1の発明と同様のリング発振回路と、次のような第2
の反転手段と、第2の遅延手段とを備えている。第2の
反転手段は、前記リング発振回路内の1つの遅延反転回
路の遅延出力信号が与えられ、該遅延出力信号を前記参
照電圧と比較し、該遅延出力信号を反転して前記第1及
び第2の論理レベルの電位差の2分の1の電位差を有す
る相補的な第3または第4の論理レベルの第2の反転信
号を出力する回路である。第2の遅延手段は、前記第2
の反転信号が与えられ、該第2の反転信号が前記第3の
論理レベルから前記第4の論理レベルに変化したときに
は前記一定の遅延時間で追随し、該第2の反転信号が該
第4の論理レベルから該第3の論理レベルに変化したと
きには前記遅延制御電圧に応じて前記可変遅延時間で追
随して、発振信号を出力する回路である。第1〜第3の
発明によれば、以上のように電圧制御発振器を構成した
ので、次のような作用が行われる。
【0009】リング発振回路を構成する遅延反転回路に
おける第1の遅延手段では、第1の論理レベルから第2
の論理レベルへの遅延時間と、第2の論理レベルから第
1の論理レベルへの遅延時間とが異なる。このため、リ
ング発振回路の出力信号のデューティサイクルは、50
%からずれた値となっている。このリング発振回路の出
力信号は、第2の反転手段によって論理レベルが反転さ
れ、更に第2の遅延手段によって、第2の論理レベルか
ら第1の論理レベルへの遅延時間が1/2に短縮されて
出力される。このような第2の反転手段と第2の遅延手
段による遅延時間の補正によって、発振信号のデューテ
ィサイクルは、50%に近付けられる。第4の発明によ
れば、次のような作用が行われる。リング発振回路の出
力信号は、第2の反転手段によって論理レベルが反転さ
れるとともに、出力振幅が1/2に制限されて第2の遅
延手段に与えられる。第2の遅延手段において、この1
/2の振幅の出力信号の論理レベルの変化に基づいて遅
延時間が与えられるので、第4の論理レベルから第3の
論理レベルへの遅延時間は、第2の論理レベルから第1
の論理レベルへの遅延時間の1/2に短縮される。これ
により、第1〜第3の発明と同様に、発振信号のデュー
ティサイクルが50%に近付けられる。
【0010】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1は、本発明の第1の実施形態を示すVCOの構成図
である。このVCOは、リング状に接続された3個の遅
延反転回路10,20,30を有している。これらの遅
延反転回路10〜30は、同一の回路構成であり、それ
ぞれ入力信号Viの論理レベルを反転する反転手段と、
この反転手段の出力側に接続された遅延手段とを有して
いる。反転手段は、入力端子Aに入力される入力信号V
iを、入力端子Bに与えられた参照電圧Vrと比較し、
その比較結果に応じて反転した論理レベルの反転信号を
出力する論理回路である。即ち、Vi≦Vrの時は、レ
ベル“H”の反転信号が出力され、Vi>Vrの時に
は、レベル“L”の反転信号が出力される。
【0011】遅延手段は、制御端子Dに与えられる遅延
制御電圧Vcによって、反転手段から出力された反転信
号が出力端子Cに伝達されるまでの遅延時間を制御する
回路である。この遅延手段は、反転手段から与えられた
反転信号が“L”から“H”に変化した時には一定の遅
延時間t(例えば、t=0.2ns)で追随し、こ
の反転信号が“H”から“L”に変化した時には遅延制
御電圧Vcに応じた可変遅延時間t(例えば、t
1.6〜4.0ns)で追随して、遅延出力信号を出力
端子Cに出力する機能を有している。遅延反転回路30
の出力端子Cは、遅延反転回路10の入力端子Aに接続
されるとともに、遅延反転回路40の入力端子Aに接続
されている。遅延反転回路40は、制御端子Dを有して
おり、この制御端子Dには遅延反転回路10〜30と共
通の遅延制御電圧Vcが与えられている。
【0012】遅延反転回路40は、遅延反転回路10〜
30とほぼ同様の機能を有する回路であり、遅延反転回
路10と同様の反転手段と、遅延時間がこの遅延反転回
路10とは若干異なるように設定された遅延手段とで構
成されている。即ち、遅延反転回路40の遅延手段は、
反転手段から与えられた反転信号が“L”から“H”に
変化した時には、遅延反転回路10と同一の遅延時間t
で追随する。一方、反転信号が“H”から“L”に変
化した時には、遅延制御電圧Vcに応じて遅延反転回路
10の可変遅延時間tの1/2の遅延時間、即ちt
/2で追随して、遅延出力信号を出力端子Cに出力する
機能を有している。遅延反転回路40の出力端子Cに
は、波形整形用の論理ゲート50の入力側が接続され、
矩形波に波形整形された発振信号OUTがこの論理ゲー
ト50の出力側に出力されるようになっている。
【0013】図3(a),(b)は、それぞれ図1中の
遅延反転回路10,40の回路図である。遅延反転回路
10は、図3(a)に示すように、トランジスタ11,
12、抵抗13,14、及び定電流源15で構成される
反転手段10aと、トランジスタ16,17、キャパシ
タ18、及び抵抗19で構成される遅延手段10bとを
有している。入力端子A,Bは、それぞれ反転手段10
aの同一特性のトランジスタ11,12のベースに接続
されている。トランジスタ11,12のコレクタは、そ
れぞれ同一の値の抵抗13,14を介して電源電位VC
Cに接続されており、エミッタは共通接続されて定電流
源15を介して接地電位GNDに接続されている。
【0014】出力端子Cと電源電位VCC間には、トラ
ンジスタ16が接続されており、このトランジスタ16
のベースがトランジスタ11のコレクタに接続されてい
る。出力端子Cと接地電位GND間には、キャパシタ1
8が接続されており、このキャパシタ18と、トランジ
スタ16によって充電部10cが構成されている。出力
端子Cと接地電位GND間には、更に直列接続されたト
ランジスタ17と抵抗19によって構成される放電部1
0dが接続されており、このトランジスタ17のベース
が制御端子Dに接続されている。
【0015】一方、遅延反転回路40は、図3(b)に
示すように、遅延反転回路10とほぼ同様の構成であ
り、トランジスタ41,42、抵抗43,44、及び定
電流源45で構成される反転手段40aと、トランジス
タ46,47a,47b、キャパシタ48、及び抵抗4
9a,49bで構成される遅延手段40bとを有してい
る。これらのトランジスタ41,42,46,47aの
特性は、遅延反転回路10のトランジスタ11,12,
16,17とそれぞれ同一特性となっている。また、抵
抗43,44,49aの値は、それぞれ抵抗13,1
4,19と等しい値であり、定電流源15,45、及び
キャパシタ18,48は、それぞれ等しい値となってい
る。更に、放電部40dの並列接続されたトランジスタ
47a,47b、抵抗49a,49bは同一値となって
いる。即ち、遅延反転回路40と遅延反転回路10との
相違は、遅延反転回路40内の放電部40dのインピー
ダンスが、遅延反転回路10内の放電部10dのインピ
ーダンスの1/2となっていることである。
【0016】図4は、図1のVCOの各遅延反転回路1
0〜40の動作波形を示す波形図である。以下、図3及
び図4を参照しつつ、図1のVCOの動作を説明する。
ここで、各遅延反転回路10〜40の入力端子Bには、
参照電圧Vrとして電源電位VCCの1/2の電圧が印
加されており、制御端子Dには、所定の範囲内の遅延制
御電圧Vcが共通に印加されているものとする。例え
ば、図4の時刻t0において、図1の遅延反転回路30
の出力信号S30が、“H”から“L”へ変化したとす
る。出力信号S30は、遅延反転回路10の入力端子A
に与えられているので、図3(a)の遅延反転回路10
において、トランジスタ11のベース電位がトランジス
タ12のベース電位よりも低くなる。トランジスタ1
1,12のエミッタは共通接続されており、定電流源1
5を介して接地電位GNDに接続されているので、いず
れか一方のみがオン状態となるスイッチング動作が行わ
れている。この場合、トランジスタ11がオン状態から
オフ状態へ切替わり、このトランジスタ11のコレクタ
電位は、ほぼ電源電位VCCまで上昇する。これによ
り、トランジスタ16はオン状態になり、このトランジ
スタ16を介してキャパシタ16は急速に充電され、短
い遅延時間tの後、時刻t1において、出力端子Cの
出力信号S10は“H”となる。
【0017】時刻t1において、遅延反転回路10の出
力信号S10が、“L”から“H”へ変化すると、この
“H”の出力信号S10は、遅延反転回路20の入力端
子Aに与えられる。遅延反転回路20と遅延反転回路1
0とは、同一の回路構成であるので、図3(a)を用い
て、この遅延反転回路20の動作を説明する。入力端子
Aが“H”になると、トランジスタ11はオン状態に切
替わる。これにより、トランジスタ11のコレクタ電位
は、ほぼ接地電位GNDに近い“L”となり、トランジ
スタ16はオフ状態になる。このため、キャパシタ19
に充電されていた電荷は、遅延制御電圧Vcで制御され
るトランジスタ17と抵抗18を介して放電され、出力
端子Cの電位はキャパシタ19の容量と、トランジスタ
17及び抵抗18の合成抵抗によって決まる時定数T
10に従って、次第に低下する。そして、時刻t1から
比較的長い遅延時間tの後、時刻t2において、遅延
反転回路20の出力信号S20は“L”となる。遅延時
間tはトランジスタ17の導通状態によって定まるの
で、遅延制御電圧Vcによってこの遅延時間tを制御
することが可能である。
【0018】時刻t2において、遅延反転回路20の出
力信号S20が、“H”から“L”へ変化すると、この
出力信号S20は、遅延反転回路30の入力端子Aに与
えられているので、この遅延反転回路30において、時
刻t0における遅延反転回路10と同様の動作が行われ
る。そして、遅延反転回路30の出力信号S30は、遅
延時間tの後、時刻t3において、“L”から“H”
へ切替わる。時刻t3において、遅延反転回路30の出
力信号S30が、“L”から“H”へ変化すると、この
出力信号S30は、遅延反転回路10の入力端子Aに与
えられているので、遅延反転回路10では、時刻t1に
おける遅延反転回路20と同様の動作が行われる。そし
て、遅延反転回路10の出力信号S10は、遅延時間t
の後、時刻t4において、“H”から“L”へ切替わ
る。
【0019】同様に、時刻t4から遅延時間tの後、
時刻t5において、遅延反転回路20の出力信号S20
が、“L”から“H”へ切替わる。更に、時刻t5から
遅延時間tの後、時刻t6において、遅延反転回路3
0の出力信号S30が、“H”から“L”へ切替わる。
このように、時刻t0から時刻t6までの遅延時間(3
+3t)を1サイクルとして、遅延反転回路30
の出力信号S30の反転動作が繰り返して行われる。
【0020】これにより、遅延反転回路30の出力信号
S30の周波数FR30及びデューティサイクルDT3
0は、次の式(1)のようになる。 FR30=1/3(t+t) DT30={t+2t}/3(t+t) ・・・(1) ここで、例えば、t=0.2ns、t=1.6ns
とすれば、 FR30=185.2MHz DT30=62.9% となる。また、t=0.2ns、t=4.0nsと
すれば、 FR30=79.4MHz DT30=65.1% となる。
【0021】一方、時刻t0において、遅延反転回路3
0の出力信号S30が、“H”から“L”へ変化したと
き、この出力信号S30は、遅延反転回路40の入力端
子Aに与えられているので、図3(b)の遅延反転回路
40において、トランジスタ41のベース電位がトラン
ジスタ42のベース電位よりも低くなる。トランジスタ
41,42のエミッタは共通接続されており、定電流源
45を介して接地電位GNDに接続されているので、い
ずれか一方のみがオン状態となるスイッチング動作が行
われている。この場合、トランジスタ41がオン状態か
らオフ状態へ切替わり、このトランジスタ41のコレク
タ電位は、ほぼ電源電位VCCまで上昇する。これによ
り、トランジスタ46はオン状態になり、このトランジ
スタ46を介してキャパシタ46は急速に充電され、遅
延反転回路10と同一の遅延時間tの後、時刻t1に
おいて、出力端子Cの出力信号S40は“H”となる。
【0022】時刻t3において、遅延反転回路30の出
力信号S30が、“L”から“H”へ変化すると、遅延
反転回路40の入力端子Aが“H”になり、トランジス
タ41はオン状態に切替わる。これにより、トランジス
タ41のコレクタ電位は、ほぼ接地電位GNDに近い
“L”となり、トランジスタ46はオフ状態になる。こ
のため、キャパシタ49に充電されていた電荷は、トラ
ンジスタ47a及び抵抗48aと、トランジスタ47b
及び抵抗48bとの並列回路を介して放電され、出力端
子Cの電位はキャパシタ49の容量と、トランジスタ4
7a,47b及び抵抗48a,48bの合成抵抗によっ
て決まる時定数T40に従って低下する。キャパシタ1
9,49、トランジスタ17,47a,47b、抵抗1
8,48a,48bは、それぞれ同一の容量、同一の特
性、同一の抵抗値を有しているので、遅延反転回路40
の時定数T40は、遅延反転回路10の時定数T10
1/2となる。従って、時刻t3から遅延時間t/2
の後、時刻t3.5において、遅延反転回路40の出力
信号S40は“L”となる。
【0023】このため、遅延反転回路40の出力信号S
40の周波数FR40及びデューティサイクルDT40
は、次の式(2)のようになる。 FR40=1/3(t+t) DT40={t+t+t/2}/3(t+t) =0.5−t/6(t+t) ・・・・(2) ここで、例えば、t=0.2ns、t=1.6ns
とすれば、 FR40=185.2MHz DT40=45.8% となる。また、t=0.2ns、t=4.0nsと
すれば、 FR40=79.4MHz DT40=49.2% となる。このように、t《tとなるように遅延時間
を設定することにより、デューティサイクルDT40
を、ほぼ50%にすることができる。
【0024】以上のように、本実施形態のVCOは、リ
ング回路を構成する遅延反転回路10〜30に対して、
遅延時間が1/2の遅延反転回路40を使用して発振出
力を取り出すようにしているので、遅延反転回路30か
ら発振出力を取り出した場合に比べて、50%に近いデ
ューティサイクルを得ることができる。即ち、リング発
振回路の段数は変わらないので、発振周波数を低下させ
ずに、ほぼ50%のデューティサイクルを有する発振信
号OUTを得ることができる。第2の実施形態 図5は、本発明の第2の実施形態を示すVCOにおける
遅延反転回路40Aの回路図であり、図3(b)中の要
素と共通の要素には共通の符号が付されている。
【0025】この遅延反転回路40Aは、図1中の遅延
反転回路40に代えて設けられるものであり、図3
(b)の遅延反転回路40との相違は、充電部40cに
代えてキャパシタ48と同一容量のキャパシタ48a,
48bの直列回路を有する充電部40fを設けたこと
と、放電部40dに代えてトランジスタ47a及び抵抗
49bを削除した放電部40gを設けたことである。こ
れにより、充電部40fの容量が1/2になり、放電部
40gのインピーダンスが2倍になるが、時定数は同一
の値となるので、第1の実施形態と同一の動作が行わ
れ、同一の効果を得ることができる。
【0026】第3の実施形態 図6は、本発明の第3の実施形態を示すVCOにおける
遅延反転回路40Bの回路図であり、図3(b)中の要
素と共通の要素には共通の符号が付されている。この遅
延反転回路40Bは、図1中の遅延反転回路40に代え
て設けられるものである。図3(b)の遅延反転回路4
0との相違は、反転手段40aにおける抵抗43,44
を、それぞれ1/2の抵抗値の抵抗43a,44aに代
えた反転手段40hを設けたことと、放電部40d内の
トランジスタ47b及び抵抗49bを削除した放電部4
0jを設けたことである。これにより、遅延反転回路4
0Bにおける反転手段40hから出力される“L”,
“H”間の電位差は、抵抗43aの抵抗値と定電流源4
5の電流値の積に相当するので、遅延反転回路10にお
ける反転手段10aから出力される“L”,“H”間の
電位差の1/2になる。このような反転手段40hの出
力電圧によって充電部40cが充電されるので、充電部
40c内のキャパシタ48に充電される電荷は、遅延反
転回路10内のキャパシタ18に充電される電荷の1/
2となる。このため、遅延反転回路40B内の放電部4
0jは、遅延反転回路10の放電部10dの1/2の時
間でキャパシタ48を放電させることができる。即ち、
図5の遅延反転回路40Bは、図3(b)の遅延反転回
路40と同様の動作を行い、第1の実施形態と同様の効
果が得られる。
【0027】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例
えば、次のようなものがある。 (a) 図1のリング発振回路は3段構成としている
が、3以上の奇数段であれば同様に動作するので、所望
の発振周波数に応じて段数を設定すれば良い。 (b) 遅延反転回路10〜40の各入力端子Bに参照
電圧Vrが与えられているが、この参照電圧Vrは、必
ずしも外部から与える必要はなく、各遅延反転回路10
〜40内部で発生させるようにしても良い。 (c) 各遅延反転回路10〜40は、バイポーラトラ
ンジスタを用いて構成されているが、バイポーラトラン
ジスタに限定されず、MOSトランジスタを用いたCM
OSゲート回路等で構成することも可能である。 (d) 遅延手段40bを構成する充電部40c及び放
電部40dの回路構成及び回路定数は、前記実施形態で
説明した値に限らず、放電時の時定数が遅延反転回路1
0等の時定数の1/2になっていれば、どのような値の
組み合わせでも良い。 (e) 遅延反転回路10等の回路構成は図3の回路に
限定されず、入力信号の論理値を反転して、遅延制御電
圧Vcで遅延時間が制御できるような回路であれば、ど
のような回路でも適用可能である。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1、第
2、及び第3の発明によれば、第2の論理レベルから第
1の論理レベルへの遅延時間が、第1の遅延手段に比べ
て、1/2に短縮された第2の遅延手段を設けている。
そして、第2の反転手段と第2の遅延手段とによって、
リング発振回路の出力信号のデューティサイクルの偏り
を補正しているので、この第2の遅延手段から出力され
る発振信号のデューティサイクルを、ほぼ50%にする
ことができる。第4の発明によれば、リング発振回路の
出力信号の論理レベルを反転し、かつその出力振幅を1
/2に制限する第2の反転手段を設けている。そして、
第2の遅延手段において、1/2の出力振幅の論理レベ
ルの変化に基づいて遅延時間を与えるようにしているの
で、第4の論理レベルから第3の論理レベルへの遅延時
間は、第2の論理レベルから第1の論理レベルへの遅延
時間の1/2に短縮される。これにより、第1〜第3の
発明と同様に、発振信号のデューティサイクルを、ほぼ
50%にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すVCOの構成図
である。
【図2】従来のVCOの構成図である。
【図3】図1中の遅延反転回路10,40の回路図であ
る。
【図4】図1の動作波形図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を示すVCOにおける
遅延反転回路40Aの回路図である。
【図6】本発明の第3の実施形態を示すVCOにおける
遅延反転回路40Bの回路図である。
【符号の説明】
10〜40,40A,40B 遅延反転回路 10a,40a 反転手段 10b,40b 遅延手段 10c,40c 充電部 10d,40d 放電部 11,12,16,17,41,42,46,47,4
7bトランジスタ 13,14,19,43,44,49a,49b抵抗 15,45 定電流源 18,48 キャパシタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を参照電圧と比較し、該入力信
    号を反転して相補的な第1または第2の論理レベルの第
    1の反転信号を出力する第1の反転手段と、前記第1の
    反転信号が与えられ、該第1の反転信号が前記第1の論
    理レベルから前記第2の論理レベルに変化したときには
    一定の遅延時間で追随し、該第1の反転信号が該第2の
    論理レベルから該第1の論理レベルに変化したときには
    遅延制御電圧に応じた可変遅延時間で追随して、遅延出
    力信号を出力する第1の遅延手段とで構成された遅延反
    転回路が、奇数個(但し、3個以上)リング状に接続さ
    れたリング発振回路と、 前記リング発振回路内の1つの遅延反転回路の遅延出力
    信号が与えられ、該遅延出力信号を前記参照電圧と比較
    し、該遅延出力信号を反転して前記第1または第2の論
    理レベルの第2の反転信号を出力する第2の反転手段
    と、 前記第2の反転信号が与えられ、該第2の反転信号が前
    記第1の論理レベルから前記第2の論理レベルに変化し
    たときには前記一定の遅延時間で追随し、該第2の反転
    信号が該第2の論理レベルから該第1の論理レベルに変
    化したときには前記遅延制御電圧に応じて前記可変遅延
    時間の2分の1の遅延時間で追随して、発振信号を出力
    する第2の遅延手段とを、 備えたことを特徴とする電圧制御発振器。
  2. 【請求項2】 前記第1の遅延手段は、 前記第1の反転手段から出力される前記第2の論理レベ
    ルの前記第1の反転信号によって電荷が充電されて前記
    遅延出力信号を出力する第1の充電部と、 前記遅延制御電圧によって導通状態が制御され、前記第
    1の反転信号が前記第1の論理レベルのときに、前記第
    1の充電部に充電された電荷を該遅延制御電圧に応じて
    放電させる第1の放電部とを有し、 前記第2の遅延手段は、 前記第2の反転手段から出力される前記第2の論理レベ
    ルの前記第1の反転信号によって電荷が充電され、前記
    電圧制御発振信号を出力する前記第1の充電部と同一容
    量の第2の充電部と、 前記遅延制御電圧によって導通状態が制御され、前記第
    1の反転信号が前記第1の論理レベルのときに、前記第
    2の充電部に充電された電荷を該遅延制御電圧に応じ
    て、前記第1の放電部の2倍の速さで放電させる第2の
    放電部とを有することを特徴とする請求項1記載の電圧
    制御発振器。
  3. 【請求項3】 前記第1の遅延手段は、 前記第1の反転手段から出力される前記第2の論理レベ
    ルの前記第1の反転信号によって電荷が充電されて前記
    遅延出力信号を出力する第1の充電部と、 前記遅延制御電圧によって導通状態が制御され、前記第
    1の反転信号が前記第1の論理レベルのときに、前記第
    1の充電部に充電された電荷を該遅延制御電圧に応じて
    放電させる第1の放電部とを有し、 前記第2の遅延手段は、 前記第1の充電部の2分の1の容量を有し、前記第2の
    反転手段から出力される前記第2の論理レベルの前記第
    1の反転信号によって電荷が充電される第2の充電部
    と、 前記遅延制御電圧によって導通状態が制御され、前記第
    1の反転信号が前記第1の論理レベルのときに、前記第
    2の充電部に充電された電荷を該遅延制御電圧に応じ
    て、前記第1の放電部と同一の速さで放電させる第2の
    放電部とを有することを特徴とする請求項1記載の電圧
    制御発振器。
  4. 【請求項4】 入力信号を参照電圧と比較し、該入力信
    号を反転して相補的な第1または第2の論理レベルの第
    1の反転信号を出力する第1の反転手段と、前記第1の
    反転信号が与えられ、該第1の反転信号が前記第1の論
    理レベルから前記第2の論理レベルに変化したときには
    一定の遅延時間で追随し、該第1の反転信号が該第2の
    論理レベルから該第1の論理レベルに変化したときには
    遅延制御電圧に応じた可変遅延時間で追随して、遅延出
    力信号を出力する第1の遅延手段とで構成された遅延反
    転回路が、奇数個(但し、3個以上)リング状に接続さ
    れたリング発振回路と、 前記リング発振回路内の1つの遅延反転回路の遅延出力
    信号が与えられ、該遅延出力信号を前記参照電圧と比較
    し、該遅延出力信号を反転して前記第1及び第2の論理
    レベルの電位差の2分の1の電位差を有する相補的な第
    3または第4の論理レベルの第2の反転信号を出力する
    第2の反転手段と、 前記第2の反転信号が与えられ、該第2の反転信号が前
    記第3の論理レベルから前記第4の論理レベルに変化し
    たときには前記一定の遅延時間で追随し、該第2の反転
    信号が該第4の論理レベルから該第3の論理レベルに変
    化したときには前記遅延制御電圧に応じて前記可変遅延
    時間で追随して、発振信号を出力する第2の遅延手段と
    を、 備えたことを特徴とする電圧制御発振器。
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