JPH10224060A - Icモジュールの放熱構造 - Google Patents
Icモジュールの放熱構造Info
- Publication number
- JPH10224060A JPH10224060A JP1906697A JP1906697A JPH10224060A JP H10224060 A JPH10224060 A JP H10224060A JP 1906697 A JP1906697 A JP 1906697A JP 1906697 A JP1906697 A JP 1906697A JP H10224060 A JPH10224060 A JP H10224060A
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- Japan
- Prior art keywords
- heat
- connector
- cpu
- module
- heat radiating
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- Pending
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 層状に実装されるCPU等のICチップの放
熱効果を上げる。 【解決手段】 カード型モジュール3に実装されたCP
U4の上部に放熱板7を設ける。放熱板7は機器側基板
1に取付けられ、CPU4に接着される。カード型モジ
ュール3にはコネクタ6が実装されており、このコネク
タ6にはメモリモジュール10が放熱板7の上部で接続
される。CPU4により発生する熱は放熱板7により放
出される。
熱効果を上げる。 【解決手段】 カード型モジュール3に実装されたCP
U4の上部に放熱板7を設ける。放熱板7は機器側基板
1に取付けられ、CPU4に接着される。カード型モジ
ュール3にはコネクタ6が実装されており、このコネク
タ6にはメモリモジュール10が放熱板7の上部で接続
される。CPU4により発生する熱は放熱板7により放
出される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はICモジュールの放
熱構造に関し、とくに組込み型のクレジットカードサイ
ズのPCモジュールの放熱構造に関する。
熱構造に関し、とくに組込み型のクレジットカードサイ
ズのPCモジュールの放熱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CPU等のICチップが実装され
たカードを機器側の基板に接続して使用するPCモジュ
ールが実用されている。カードはコネクタ部を有し、こ
のコネクタ部を機器側のコネクタに接続するのである
が、カード自体には別のコネクタ部を有し、このコネク
タ部にはメモリモジュールが接続されるようになってい
る。
たカードを機器側の基板に接続して使用するPCモジュ
ールが実用されている。カードはコネクタ部を有し、こ
のコネクタ部を機器側のコネクタに接続するのである
が、カード自体には別のコネクタ部を有し、このコネク
タ部にはメモリモジュールが接続されるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】カードのコネクタ部に
メモリモジュールを接続すると、このメモリモジュール
はCPU等のICチップの上部に実装されることにな
る。CPUは動作中に高熱を発するが、その上をメモリ
モジュールで覆われると放熱がうまくなされずに、高熱
によってCPUが誤動作するという問題があった。
メモリモジュールを接続すると、このメモリモジュール
はCPU等のICチップの上部に実装されることにな
る。CPUは動作中に高熱を発するが、その上をメモリ
モジュールで覆われると放熱がうまくなされずに、高熱
によってCPUが誤動作するという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、複数のICチップを層状に実装したICモ
ジュールの放熱構造において、層状のICチップの間に
放熱板を設けたことを特徴とする。前記放熱板は発熱す
るICチップに接着されるようにするとよい。上記構成
を有する本発明によれば、ICチップで発生した熱は放
熱板により放熱され、ICチップ付近に熱が蓄積される
ことはなくなる。
に本発明は、複数のICチップを層状に実装したICモ
ジュールの放熱構造において、層状のICチップの間に
放熱板を設けたことを特徴とする。前記放熱板は発熱す
るICチップに接着されるようにするとよい。上記構成
を有する本発明によれば、ICチップで発生した熱は放
熱板により放熱され、ICチップ付近に熱が蓄積される
ことはなくなる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にしたがって説明する。なお各図面に共通する要素には
同一の符号を付す。図1は実施の形態の放熱構造を示す
側面図、図2は実施の形態の放熱構造を示す斜視図、図
3はメモリモジュール未実装状態を示す斜視図、図4は
放熱板を外した状態を示す斜視図である。なお図2、図
3では電子機器に実装される機器側基板は示していな
い。
にしたがって説明する。なお各図面に共通する要素には
同一の符号を付す。図1は実施の形態の放熱構造を示す
側面図、図2は実施の形態の放熱構造を示す斜視図、図
3はメモリモジュール未実装状態を示す斜視図、図4は
放熱板を外した状態を示す斜視図である。なお図2、図
3では電子機器に実装される機器側基板は示していな
い。
【0006】図4において、電子機器に実装される機器
側基板1にはコネクタ2が実装されている。コネクタ2
は組み込み型のカード型モジュール3と接続されるもの
で、コネクタ2の側部に溝部2aが形成されており、カ
ード型モジュール3はこの溝部2aに挿入されて端子2
bと接続する。コネクタ2にはまた基板1に固定される
ためのねじ孔2cが形成されている。
側基板1にはコネクタ2が実装されている。コネクタ2
は組み込み型のカード型モジュール3と接続されるもの
で、コネクタ2の側部に溝部2aが形成されており、カ
ード型モジュール3はこの溝部2aに挿入されて端子2
bと接続する。コネクタ2にはまた基板1に固定される
ためのねじ孔2cが形成されている。
【0007】カード型モジュール3にはCPU4、チッ
プセット5およびコネクタ6が搭載されている。コネク
タ6は後述のメモリモジュールを接続するためのもの
で、側部にはメモリモジュールが挿入される溝部6aが
形成されている。なお機器側基板1には放熱板を取付け
るためのねじ孔1aが形成されている。
プセット5およびコネクタ6が搭載されている。コネク
タ6は後述のメモリモジュールを接続するためのもの
で、側部にはメモリモジュールが挿入される溝部6aが
形成されている。なお機器側基板1には放熱板を取付け
るためのねじ孔1aが形成されている。
【0008】図1、図2、図3において、放熱板7はカ
ード型モジュール3がコネクタ2に接続された状態で取
付けられる。放熱板7は図3に示すように、コネクタ6
と同形状の切り欠き7aが形成され、この切り欠き7a
にコネクタ6が入るようにして放熱板7が取付けられ
る。放熱板7にはねじ孔7b、7cが形成され、これら
のねじ孔7b、7cはコネクタ2のねじ孔2cおよび基
板1のねじ孔1bに取付け時の位置が一致している。放
熱板7はCPU4およびチップセット5を覆うようにな
っており、放熱板7を取付ける際、放熱板7とCPU4
およびチップセット5は熱伝導性のある両面接着テープ
8等により接着される。これによりCPU4およびチッ
プセット5から発する熱は接着テープ8を介して放熱板
7に伝達されやすくなる。放熱板7は図1に示すねじ9
によりコネクタ2と一緒に基板1に取付けられる。
ード型モジュール3がコネクタ2に接続された状態で取
付けられる。放熱板7は図3に示すように、コネクタ6
と同形状の切り欠き7aが形成され、この切り欠き7a
にコネクタ6が入るようにして放熱板7が取付けられ
る。放熱板7にはねじ孔7b、7cが形成され、これら
のねじ孔7b、7cはコネクタ2のねじ孔2cおよび基
板1のねじ孔1bに取付け時の位置が一致している。放
熱板7はCPU4およびチップセット5を覆うようにな
っており、放熱板7を取付ける際、放熱板7とCPU4
およびチップセット5は熱伝導性のある両面接着テープ
8等により接着される。これによりCPU4およびチッ
プセット5から発する熱は接着テープ8を介して放熱板
7に伝達されやすくなる。放熱板7は図1に示すねじ9
によりコネクタ2と一緒に基板1に取付けられる。
【0009】放熱板7を取付けた状態では、コネクタ6
の溝部6aの位置は放熱板7より上方に位置している。
メモリモジュール10この溝部6aに挿入してコネクタ
6に接続すると、メモリモジュール10とCPU4およ
びチップセット5との間に放熱板7が位置することにな
る。なお放熱板7はアルミニウムまたはニッケルメッキ
を施した銅等から製造される。
の溝部6aの位置は放熱板7より上方に位置している。
メモリモジュール10この溝部6aに挿入してコネクタ
6に接続すると、メモリモジュール10とCPU4およ
びチップセット5との間に放熱板7が位置することにな
る。なお放熱板7はアルミニウムまたはニッケルメッキ
を施した銅等から製造される。
【0010】カード型モジュール3およびメモリモジュ
ール10を接続した状態で電子機器を動作させると、C
PU4およびチップセット5が発熱する。この熱は放熱
板7に伝達し、放熱板7から空気中に放熱される。これ
によりCPU4およびチップセット5の放熱が促進さ
れ、CPU4およびチップセット5は誤動作しなくな
る。また放熱板7と機器側基板1との接触部11をグラ
ンド層に接続することにより、機器側基板1のグランド
層からも熱を放出することが可能である。
ール10を接続した状態で電子機器を動作させると、C
PU4およびチップセット5が発熱する。この熱は放熱
板7に伝達し、放熱板7から空気中に放熱される。これ
によりCPU4およびチップセット5の放熱が促進さ
れ、CPU4およびチップセット5は誤動作しなくな
る。また放熱板7と機器側基板1との接触部11をグラ
ンド層に接続することにより、機器側基板1のグランド
層からも熱を放出することが可能である。
【0011】放熱板7はコネクタ6を除いてカード型モ
ジュール3のほぼ全体を覆うようになっているので、こ
のカード型モジュール3に対する防塵効果も実現でき
る。さらにカード型モジュール3が接続されるコネクタ
2を固定するように放熱板7が取付けられるので、カー
ド型モジュール3に対する耐振動性を高めるという効果
も期待できる。
ジュール3のほぼ全体を覆うようになっているので、こ
のカード型モジュール3に対する防塵効果も実現でき
る。さらにカード型モジュール3が接続されるコネクタ
2を固定するように放熱板7が取付けられるので、カー
ド型モジュール3に対する耐振動性を高めるという効果
も期待できる。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、層状のICチップの間に放熱板を設けたので、I
Cチップで発生した熱は放熱板により放熱され、ICチ
ップ付近に熱が蓄積されることはなくなる。
れば、層状のICチップの間に放熱板を設けたので、I
Cチップで発生した熱は放熱板により放熱され、ICチ
ップ付近に熱が蓄積されることはなくなる。
【図1】実施の形態の放熱構造を示す側面図である。
【図2】実施の形態の放熱構造を示す斜視図である。
【図3】メモリモジュール未実装状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図4】放熱板を外した状態を示す斜視図である。
1 機器側基板 3 カード型モジュール 4 CPU 6 コネクタ 7 放熱板 10 メモリモジュール
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のICチップを層状に実装したIC
モジュールの放熱構造において、 層状のICチップの間に放熱板を設けたことを特徴とす
るICモジュールの放熱構造。 - 【請求項2】 前記放熱板は発熱するICチップに固着
される請求項1記載のICモジュールの放熱構造。 - 【請求項3】 前記ICモジュールは基板に実装され、
前記放熱板は該基板に取付けられる請求項1記載のIC
モジュールの放熱構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1906697A JPH10224060A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | Icモジュールの放熱構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1906697A JPH10224060A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | Icモジュールの放熱構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10224060A true JPH10224060A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=11989064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1906697A Pending JPH10224060A (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | Icモジュールの放熱構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10224060A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6992889B1 (en) | 2000-01-25 | 2006-01-31 | Fujitsu Limited | Retention module, heat sink and electronic device |
-
1997
- 1997-01-31 JP JP1906697A patent/JPH10224060A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6992889B1 (en) | 2000-01-25 | 2006-01-31 | Fujitsu Limited | Retention module, heat sink and electronic device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040330 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040608 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20041019 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |