JPH10223494A - 半導体ウェハへの識別子刻印装置およびその刻印方法 - Google Patents
半導体ウェハへの識別子刻印装置およびその刻印方法Info
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- JPH10223494A JPH10223494A JP9354108A JP35410897A JPH10223494A JP H10223494 A JPH10223494 A JP H10223494A JP 9354108 A JP9354108 A JP 9354108A JP 35410897 A JP35410897 A JP 35410897A JP H10223494 A JPH10223494 A JP H10223494A
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Abstract
実に行なえるようにするとともに、スライスされた順番
にスライスドウェハに対して効率よく刻印作業が行なえ
るようにすること。 【解決手段】 半導体ウェハ2を支持して回転させるテ
ーブル5と、半導体ウェハの厚さを測定する厚さ測定器
3と、半導体ウェハにレーザ光を用いて識別子を刻印す
るレーザヘッド4と、厚さ測定器により測定された値に
基づいてレーザヘッドによる刻印を制御する制御装置7
とを有する。
Description
導体ウェハ製造工程より後工程、例えばパターンの焼付
け工程、チップボンディング工程等)における半導体ウ
ェハの品質管理のために、半導体ウェハの製造工程にお
いてウェハの表面にレーザ光により識別子を刻印する半
導体ウェハへの識別子刻印装置およびその刻印方法に関
する。
製造される。 (1)インゴットを切断しスライスドウェハを得た後、
洗浄する。 (2)スライスドウェハをラッピング後、洗浄する。 (3)ラップドウェハをエッチング後、洗浄する。 (4)エッチドウェハを鏡面研磨及び洗浄する。 (5)洗浄されたウェハを乾燥する。
めの文字やバーコード等からなる識別子をウェハ表面に
レーザ光を用いて刻印する工程、並びにその刻印された
識別子を検査する工程が適宜追加されることもある。こ
れは、刻印された識別子をデバイス工程において読み取
り、各デバイス工程に適した半導体ウェハを確認できる
ようにするためである。
ける読み取りを確実にするために、例えば70±20μ
mといった深さの規格を満たさなければならず、半導体
ウェハ製造工程の仕上がりにおける深さをー定にしなけ
ればならない。そこで、この識別子の刻印を鏡面研磨工
程の後に行なったのでは、その刻印屑がパーティクル発
生の原因となることから、エッチングの前、またはラッ
ピングの前に行なうのが望ましい。
刻印した場合、その後のエッチングで使用されるエッチ
ング液によっては、識別子の刻印で発生する刻印屑によ
り染みができてしまうという不具合がある。また、取代
が大きいラッピング工程の前に識別子を刻印したので
は、鏡面研磨の仕上がりにおける識別子の深さをー定に
することが困難であり、デバイス工程から要求される規
格を守れないだけでなく、識別子自体が消えてしまうこ
とさえある。
ラッピング後の厚さをー定にするという別の目的で従来
から測定されているスライスドウェハの中心部の厚さ測
定値に基づいて、スライスドウェハを複数のグループに
分類し、そのグループごとにラッピングの取代を考慮し
た深さの識別子の刻印をするものがある。この方法によ
ると、識別子の刻印で発生する刻印屑はラッピング後の
洗浄で除去されるため、エッチングでの染みもできな
い。
工程における識別子の読み取りを確実に行なえるように
するために重要となる。そこで、刻印された識別子の位
置ずれ、歪み、文字の曲がり等といった不具合の検出
は、例えば、刻印装置により識別子を刻印した後にオペ
レータがウェハを抽出し、抽出したウェハにおける識別
子の刻印部分をモニタに拡大表示し、識別子の文字やバ
ーコードを目視により検査することにより行なわれてい
た。
おいては、スライスドウェハをその厚さに応じて分類す
るといっても分類のグループ数には限界があり、同一グ
ループ内に分類されているスライスドウェハであっても
厚さのバラツキが大きい場合、デバイス工程から要求さ
れた規格を満たす識別子を刻印することができないとい
う問題点があった。
設けなければならないことから、この分類する工程が増
える上、スライス順にスライスドウェハを加工すること
ができず、非効率的であった。
を刻印した後にモニタに表示された画像を目視する検査
では、オペレータの検査誤差が発生し、正確な検査を行
なうことが困難であった。また、製造効率の理由から、
その抽出頻度を半導体ウェハの製造枚数100枚に対し
1枚程度でしか行なえず、製造された半導体ウェハ全部
をこの方法で検査するのは困難であるという問題があっ
た。
深さをー定にすることで、デバイス工程における識別子
の読み取りを確実に行なえるようにするとともに、スラ
イスされた順番にスライスドウェハに対して効率よく刻
印作業が行なえる、半導体ウェハへの識別子刻印装置お
よびその刻印方法を提供することを目的とする。
識別子を正確に、しかもすべての識別子を容易に検査す
ることができるようにし、これにより不良な識別子の刻
印された半導体ウェハが市場へ流通してしまうのを防止
できるとともに、結果としてデバイス工程における識別
子の読み取りを確実に行なうことのできる、半導体ウェ
ハへの識別子刻印装置およびその刻印方法を提供するこ
とを目的とする。
半導体ウェハの厚さを測定し、その測定値に基づいてレ
ーザヘッドによる刻印を制御するようにしたものであ
る。
ウェハに刻印された識別子の画像をカメラで取り込み、
この取り込んだ画像を処理して得られた識別子の読取情
報を刻印情報と照合し、照合結果に基づいてレーザヘッ
ドによる刻印を制御するようにしたものである。
ハの厚さを測定し、測定値と刻印情報から識別子の加工
条件を求め、その条件で識別子をレーザ光を用いて半導
体ウェハに刻印後、刻印された識別子の画像をカメラで
取り込み、この取り込んだ画像を処理して得られた識別
子の読取情報を刻印情報と照合し、照合結果に基づいて
レーザ光による刻印を制御するようにしたものである。
に基づいて説明する。
れる半導体ウェハの拡大側面断面図、図2は本発明の第
1の実施の形態の刻印装置を示す模式図である。
技術のところで説明した半導体ウェハの製造工程では、
(1)に相当するインゴットを切断しスライスドウェハ
を得るという工程の次に位置付けられる。
する。図2(a)に示すように、この刻印装置10は、
スライスされたスライスドウェハ2の底面を保持し、水
平方向に回転させるターンテーブル5と、スライスドウ
ェハ2の厚さを測定する例えば反射型の厚さ測定器3
と、レーザ光により識別子をスライスドウェハ2に刻印
するレーザヘッド4を有する。なお厚さ測定器3は、ス
ライスドウェハ2における識別子の刻印(予定)位置ま
たは刻印位置に近接する位置の厚さを測定することが好
ましく、また通常、識別子はウェハ周辺部に刻印される
ので、本実施の形態ではターンテーブル5に保持された
スライスドウェハ2の周縁部の任意の点の厚さを測定で
きるようになっている。また、厚さ測定器3により測定
された値は制御装置7に出力され、制御装置7では厚さ
測定器3より出力された測定信号に基づいてレーザ発振
器6からレーザヘッド4を介してからスライスドウェハ
2に向けて照射されるレーザ光のパルス数を制御し、刻
印深さをコントロールするようになっている。
ようにして行われる。
ドウェハ2をターンテーブル5に一定向きで載せて保持
させ、次に刻印位置11が厚さ測定器3の下にくるよう
にターンテーブル5を回転させる。ここで厚さ測定器3
は、スライスドウェハ2における刻印位置11の厚さを
測定し、測定信号を制御装置7へ出力する。
ウェハ2の刻印位置11が刻印装置10のレーザヘッド
4の下に位置するようにターンテーブル5を回転させ
る。レーザヘッド4からは、レーザ発振器6よりレーザ
光がスライスドウェハ2の刻印位置に向けて照射され、
刻印される。この時、制御装置7は、厚さ測定器3から
の測定信号に基づき、レーザヘッド4を介して照射され
るレーザ光のパルス数を次のようにして制御する。
より測定された値を刻印位置11の厚さT1とすると、
鏡面仕上げ後の厚さT2は予めわかっており、鏡面仕上
げまでの取代T3が算出される。また、デバイス工程か
ら要求されている規格である仕上げ刻印深さD1が既に
制御装置7に入力されており、これに取代T3を加える
ことにより、このスライスドウェハ2に刻印すべき識別
子1の加工刻印深さD2が得られる。ところで、照射す
るレーザ光のパルス数と加工刻印深さとの対応関係は、
実験等で予め求めておくことができる。従って、制御装
置7においては、上述のようにして求めた加工刻印深さ
D2に基づき、上述の対応関係からこの深さD2に相当
するレーザ光のパルス数を選定してレーザ発振器6を制
御する。
イスドウェハ2は、その後図1(b)に示すように、鏡
面仕上げに至るまでの加工が施されることにより、取代
T3が取り除かれた半導体ウェハ2aとされ、その識別
子1の仕上げ刻印深さD1は常にー定な値となる。
おける識別子1の深さをー定にすることができ、これに
より、デバイス工程における識別子1の読み取りを確実
に行なえるようにすることができる。
ェハ2に対して刻印作業が行なえるので、従来のような
厚さごとに分類するといった前工程を設ける必要がな
く、その分、工程が短縮できて作業効率を上げることが
でき、またスライスした順番に加工して出荷することが
できる。
説明する。
置を示す概略構成図、図4は図3の刻印装置を用いた刻
印手順を示すフローチャートである。
の実施の形態と同様に、従来技術のところで説明した半
導体ウェハの製造工程では、(1)に相当するインゴッ
トを切断しスライスドウェハを得るという工程の次に位
置付けられる。
明する。
イスされたスライスドウェハ21の底面を保持し、水平
方向に回転するターンテーブル22と、スライスドウェ
ハ21に識別子を刻印するレーザヘッド23が接続され
た刻印装置本体24と、刻印された識別子を読み取る読
取用カメラ25が接続された読取装置本体26と、刻印
装置本体24と読取装置本体26が接続され制御装置を
構成する情報処理装置27により構成されている。
やマウス(図示せず)等により刻印する識別子の刻印情
報が入力されるようになっており、また入力された刻印
情報は画面24b上で確認できるようにされるととも
に、情報処理装置27へも送られる。この刻印装置本体
24に接続されたレーザヘッド23は、スライスドウェ
ハ21の刻印位置に対向するようにその上方に配置され
ている。また、読取用カメラ25もスライスドウェハ2
1に対向するようにその上方に配置され、スライスドウ
ェハ21に後述のようにして刻印された識別子がその下
に位置付けられたとき、その識別子の画像を取り込むよ
うになっている。この読取用カメラ25が取り込んだ識
別子の画像は、読取装置本体26に入力される。そして
読取用カメラ25の取り込んだ画像は、読取装置本体2
6の画面26aに映し出されるとともに、読取装置本体
26にて画像処理されて識別子の読み取りが行われ、こ
の読取情報が情報処理装置27へ送られるようになって
いる。
に示すフローに従ったシーケンスにより行われる。 (1)スライスドウェハの厚さを測定し、厚さ情報を刻
印装置本体24に入力する(S1)。なお、この厚さ
は、第1の実施の形態で説明した厚さ測定器3を図3に
も設置して自動で測定されるようにしても良く、また別
途測定して入力するものであっても良い。 (2)刻印する識別子である文字やバーコードなどの刻
印情報を刻印装置本体24に入力する(S2)。 (3)刻印装置本体24では、入力された厚さ情報と識
別子の刻印情報により識別子の加工条件、例えば形状
(大きさや位置)と刻印深さを決定し、識別子を刻印す
る(S3)。これは、ターンテーブル22を回転させ
て、このターンテーブル22に保持されたスライスドウ
ェハ21の刻印位置をレーザヘッド23に対向させ、こ
の状態でレーザヘッド23よりレーザ光をスライスドウ
ェハ21に照射することで識別子が刻印される。 (4)刻印された識別子を読取装置本体26により読み
取る(S4)。これは、ターンテーブル22を回転させ
て、このターンテーブル22に保持されたスライスドウ
ェハ21の刻印された識別子を読取用カメラ25の下に
位置付けることで行われる。読取用カメラ25の取り込
んだ画像は画面26aに表示されるとともに、読取装置
本体26にて画像処理されて識別子の形状等の読み取り
が行われ、この読取情報が情報処理装置27へ送られ
る。 (5)読取装置本体26からの読取情報と刻印装置本体
24からの刻印情報を情報処理装置27にて照合する
(S5)。 (6)情報処理装置27においては、照合結果が予め定
められた許容値内であったなら、ラッピング工程送りの
指示を出す(S6)とともに、誤差を求めて刻印修正の
ための誤差情報として刻印装置本体24に入力する(S
7)。この誤差情報は、例えば次のスライスドウェハ2
1への刻印作業時におけるレーザ強度等の補正に用いら
れる。 (7)照合結果が予め定められた許容値外であった場合
には、ラッピング工程送りを停止させる(S8)ととも
に、刻印作業を停止させる(S9)。
ーザ照射によってスライスドウェハ21に刻印された識
別子は、その後のターンテーブル22の回転によって読
取用カメラ25との対向位置に位置付けられ、この読取
用カメラ25によって取り込まれた画像情報に基づく読
取情報が刻印情報と比較されることで刻印された識別子
の検査、つまりその良否が判定される。このため、刻印
された識別子の検査をオペレータの手を介すことなく正
確に行なうことができる。また、識別子は、レーザ光に
よって刻印されるごとに検査されるので、識別子のすべ
てを容易に検査することができる。つまり本実施の形態
によれば、不良の識別子の刻印された半導体ウェハが市
場へ流通してしまうのが防止できるとともに、結果とし
て、デバイス工程における識別子の読み取りを確実に行
なえるようにすることができる。
程と検査工程をラッピング工程前のスライスドウェハに
対して行なっている。これは、検査工程を例えばエッチ
ング工程後または最終製造工程終了後においた場合に、
もし不良が発見されたとして、その不良原因が識別子の
刻印装置側にあった場合は、大量の不良品を出すことに
なり、エッチング工程終了または最終製造工程終了まで
にかかった時間と費用が無駄になってしまうという問題
点が生じる。しかし本実施の形態では、刻印とほぼ同時
に検査が行なわれ、さらに不良検出時にはラッピング工
程送りを停止させるとともに、刻印作業を停止させるよ
うにしているので、不良品の発生を極力防止することが
できる。
ンゴットを切断しスライスドウェハを得るという工程の
次に刻印工程と検査工程をおいたことで、不良品の発生
を極力防止できるという効果が得られるが、半導体ウェ
ハに刻印された識別子を正確に、しかもすべての識別子
を容易に検査することができるいう効果に関していえ
ば、この検査工程を他の工程間においても得られること
である。
て、テーブル5、22を水平面内にて回転動させるよう
にしたが、例えば垂直面内にて回転動させるようにし、
この垂直配置されるウェハに対して厚さ測定、刻印、識
別子の画像取り込みが行なわれるようにしても良い。ま
た回転ではなく、平行移動でも構わない。
識別子の深さをー定にすることができることから、デバ
イス工程における識別子の読み取りを確実に行なえるよ
うにすることができ、またスライスされた順番にスライ
スドウェハに対して効率よく刻印作業が行なえる。
された識別子を正確に、しかもすべての識別子を容易に
検査することができることから、不良な識別子の刻印さ
れた半導体ウェハが市場へ流通してしまうのを防止でき
るとともに、結果として、デバイス工程における識別子
の読み取りを確実に行なうことができる。
ウェハの拡大側面断面図。
式図。
略構成図。
チャート。
Claims (11)
- 【請求項1】 半導体ウェハを支持して移動させるテー
ブルと、 前記半導体ウェハの厚さを測定する厚さ測定器と、 前記半導体ウェハにレーザ光を用いて識別子を刻印する
レーザヘッドと、 前記厚さ測定器により測定された値に基づいて前記レー
ザヘッドによる刻印を制御する制御装置とを有すること
を特徴とする半導体ウェハへの識別子刻印装置。 - 【請求項2】 前記厚さ測定器は、半導体ウェハの周辺
部の厚さを測定するものであることを特徴とする請求項
1に記載の半導体ウェハへの識別子刻印装置。 - 【請求項3】 前記厚さ測定器は、半導体ウェハにおけ
る刻印位置または刻印位置に近接する位置の厚さを測定
するものであることを特徴とする請求項1に記載の半導
体ウェハへの識別子刻印装置。 - 【請求項4】 前記制御装置は、前記厚さ測定器により
測定された値に基づいて、前記レーザヘッドから照射レ
ーザ光のパルス数を制御することを特徴とする請求項1
乃至3のいずれかに記載の半導体ウェハへの識別子刻印
装置。 - 【請求項5】 半導体ウェハを支持して移動させるテー
ブルと、 識別子の刻印情報が入力される刻印装置本体と、 前記半導体ウェハにレーザ光を用いて識別子を刻印する
レーザヘッドと、 このレーザヘッドにより前記半導体ウェハに刻印された
識別子の画像を取り込むカメラと、 このカメラの取り込んだ画像を処理して前記半導体ウェ
ハに刻印された前記識別子を読み取る読取装置と、 この読取装置による識別子の読取情報と前記刻印情報と
を照合し、照合結果に基づいて前記レーザヘッドによる
刻印を制御する制御装置と、を有することを特徴とする
半導体ウェハへの識別子刻印装置。 - 【請求項6】 前記制御装置は、識別子の形状に関して
照合することを特徴とする請求項5に記載の半導体ウェ
ハへの識別子刻印装置。 - 【請求項7】 前記テーブルは水平面内で回転する回転
テーブルであることを特徴とする請求項1乃至6のいず
れかに記載の半導体ウェハへの識別子刻印装置。 - 【請求項8】 半導体ウェハにレーザ光を用いて識別子
を刻印する半導体ウェハへの識別子刻印方法において、 前記半導体ウェハの厚さを測定する工程と、 測定された前記半導体ウェハの厚さと予め定められた刻
印深さと前記半導体ウェハの上記厚さ測定工程以降、最
終製造工程までの取代厚さを考慮して識別子の必要な加
工深さを求める工程と、 求めた加工深さを有する識別子をレーザ光を用いて前記
半導体ウェハに刻印する工程と、を有することを特徴と
する半導体ウェハへの識別子刻印方法。 - 【請求項9】 半導体ウェハにレーザ光を用いて識別子
を刻印する半導体ウェハへの識別子刻印方法において、 半導体ウェハにレーザ光を用いて識別子を刻印する工程
と、 刻印された識別子の画像をカメラで取り込み、この取り
込んだ画像より刻印された前記識別子を読み取る工程
と、 この読取情報と予め設定された刻印情報を照合し、照合
結果に基づいてレーザ光による刻印を制御する工程と、
を有することを特徴とする半導体ウェハへの識別子刻印
方法。 - 【請求項10】 半導体ウェハにレーザ光を用いて識別
子を刻印する半導体ウェハへの識別子刻印方法におい
て、 前記半導体ウェハの厚さを測定する工程と、 測定された前記半導体ウェハの厚さと予め設定された刻
印情報を用いて識別子の加工条件を求める工程と、 求めた加工条件にて識別子をレーザ光を用いて前記半導
体ウェハに刻印する工程と、 刻印された識別子の画像をカメラで取り込み、この取り
込んだ画像より刻印された前記識別子を読み取る工程
と、 この読取情報と前記刻印情報を照合し、照合結果に基づ
いてレーザ光による刻印を制御する工程と、を有するこ
とを特徴とする半導体ウェハへの識別子刻印方法。 - 【請求項11】 前記照合は、識別子の形状に関して行
なわれることを特徴とする請求項9または10に記載の
半導体ウェハへの識別子刻印方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35410897A JP4249813B2 (ja) | 1996-12-06 | 1997-12-08 | 半導体ウェハへの識別子刻印装置およびその刻印方法 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP32663896 | 1996-12-06 | ||
JP32663996 | 1996-12-06 | ||
JP8-326638 | 1996-12-06 | ||
JP8-326639 | 1996-12-06 | ||
JP35410897A JP4249813B2 (ja) | 1996-12-06 | 1997-12-08 | 半導体ウェハへの識別子刻印装置およびその刻印方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10223494A true JPH10223494A (ja) | 1998-08-21 |
JP4249813B2 JP4249813B2 (ja) | 2009-04-08 |
Family
ID=27340186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35410897A Expired - Fee Related JP4249813B2 (ja) | 1996-12-06 | 1997-12-08 | 半導体ウェハへの識別子刻印装置およびその刻印方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4249813B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006186173A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Shin Etsu Handotai Co Ltd | レーザーマーク付き半導体ウェーハの製造方法、及びその半導体ウェーハ |
US7148447B2 (en) * | 2001-03-29 | 2006-12-12 | Gsi Group Corporation | Method and apparatus for laser marking by ablation |
CN110911297A (zh) * | 2018-08-28 | 2020-03-24 | 半导体元件工业有限责任公司 | 随管芯级可追溯性的过程变化 |
-
1997
- 1997-12-08 JP JP35410897A patent/JP4249813B2/ja not_active Expired - Fee Related
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