JPH10222957A - 磁気テープカートリッジ - Google Patents

磁気テープカートリッジ

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Publication number
JPH10222957A
JPH10222957A JP2388597A JP2388597A JPH10222957A JP H10222957 A JPH10222957 A JP H10222957A JP 2388597 A JP2388597 A JP 2388597A JP 2388597 A JP2388597 A JP 2388597A JP H10222957 A JPH10222957 A JP H10222957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic tape
cartridge
erroneous erasure
cartridge case
board
Prior art date
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Pending
Application number
JP2388597A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoo Morita
清夫 森田
Katsuki Asano
克城 浅野
Kazuo Hiraguchi
和男 平口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2388597A priority Critical patent/JPH10222957A/ja
Publication of JPH10222957A publication Critical patent/JPH10222957A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常部品の組み付けを手順通りに行うだけで
電子部品のがたつきを防止することのできる安価で良好
な磁気テープカートリッジを提供する。 【解決手段】 磁気テープの誤消去を防止する誤消去防
止片20がカートリッジケース1に組み付けられると共
に、磁気テープの記録内容の管理情報等を格納するIC
ボード10が組み付けられる磁気テープカートリッジに
おいて、カートリッジケース1に組み付けられた前記誤
消去防止片20が、該カートリッジケース1の収容スペ
ース15の背後に設けられた弾性壁16を撓み変形させ
ることによって、ICボード10をカートリッジケース
1に挟持固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録用の磁気テー
プとは別に、記録内容の管理情報等を格納するための電
子部品が組み付けられた磁気テープカートリッジに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭63−168889号公報
等において、信号記録用の磁気テープとは別に、記録内
容の管理情報等を格納するための電子部品をカートリッ
ジケースに組み付け、外部に露出した電子部品の接点を
介して記録再生装置(ハード装置)と電子部品との間で
管理情報の信号授受を行うようにした磁気テープカート
リッジが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の磁
気テープカートリッジでは、カートリッジケースの所定
位置に後から別に用意した電子部品を嵌め込む構造を採
用することが多いため、カートリッジケースに組み付け
た状態で電子部品ががたつき、異音や摩耗粉を発生する
おそれがあった。特に、ディジタル信号を記録される磁
気テープカートリッジでは、この様な摩耗粉が磁気テー
プに付着すると、記録信号の欠落といった記録不良を招
いてしまう。
【0004】又、上述のような電子部品のがたつきを防
止するべく、カートリッジケースと電子部品との間に特
別な固定手段を設けた場合には、電子部品の組込み適性
や装着安定性が低下すると共に、コストアップを招いて
しまう。従って、本発明の目的は上記課題を解消するこ
とに係り、通常部品の組み付けを手順通りに行うだけで
電子部品のがたつきを防止することのできる安価で良好
な磁気テープカートリッジを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、磁
気テープの誤消去を防止する誤消去防止片がカートリッ
ジケースに組み付けられると共に、磁気テープの記録内
容の管理情報等を格納する電子部品又はそのダミー部品
がその背後に設けられた弾性壁を介して前記誤消去防止
片と離接するように組み付けられる磁気テープカートリ
ッジにおいて、前記カートリッジケースに組み付けられ
た前記誤消去防止片が、該カートリッジケースの電子部
品組み付け位置の背後に設けられた前記弾性壁を撓み変
形させることによって、前記電子部品またはダミー部品
をカートリッジケースに挟持固定したことを特徴とする
磁気テープカートリッジにより達成される。
【0006】上記構成によれば、電子部品を所定位置に
組み付けた後、誤消去防止片を組み付けることで、電子
部品の背後の弾性壁を撓み変形させ、該弾性壁によって
電子部品をカートリッジケースに挟持固定することがで
きる。ダミー部品の場合も同様である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施
形態に基づく磁気テープカートリッジの要部拡大分解斜
視図、図2は図1の平面図、図3は磁気テープカートリ
ッジの全体構成を示す外観斜視図である。
【0008】先ず、図3を用いて磁気テープカートリッ
ジMの概略について述べる。磁気テープカートリッジM
は、樹脂成形品としてのカートリッジケース1の内部に
図示略の磁気テープを収容したものである。カートリッ
ジケース1は、下ハーフ2と上ハーフ3とを有してお
り、それらの後端壁2a,3aの一端部には、磁気テー
プの記録内容の管理情報等を格納する管理データ格納部
5と誤消去防止部6とが隣接して設けられている。誤消
去防止部6は、上ハーフ3の後端壁3aに設けた開口2
1より爪部22を露出させた誤消去防止片20によって
構成されている。
【0009】前記管理データ格納部5は必要に応じて設
けられるもので、必要のない場合は設けられない。図示
例の磁気テープカートリッジMでは、カートリッジケー
ス1の後端壁内部にICボード(電子部品)を組み付け
ることによって、管理データ格納部5が構成されてい
る。下ハーフ2の後端壁2aには、そのICボード10
の複数の接点12を外部に露出させるための開口11
が、接点12に対応して複数設けられている。
【0010】前記管理データ格納部5を設けない場合
は、ICボード10を組み付けずに、その代替品として
ダミーボードを組み付ける。ダミーボードは、下ハーフ
2の接点露出用の開口11を塞ぐために設けられるもの
で、ICボード10とほとんど同じ外形のものである。
しかし、主たる目的が開口11を塞ぐだけであるから、
開口11の背後に対応するだけの大きさに縮小したもの
を用いることもできる。
【0011】図1は、管理データ格納部5を拡大し且つ
分かりやすいように一部破断して示している。ICボー
ド10は、基板13に回路14と接点12を設けたもの
で、下ハーフ2の後端壁2aに沿って設けた電子部品組
み付け位置である収容スペース15内に嵌め込まれ、嵌
め込まれた状態で、下ハーフ2の後端壁2aに設けた開
口11より接点12を露出させる。そして、その接点1
2に対して、開口11を通してハード装置側の接点を接
触させることができるようになっている。この場合、収
容スペース15の背後は、下ハーフ2の底壁より立設し
た弾性壁16によって仕切られており、その弾性壁16
の背後に、前記誤消去防止片20の収容スペース28が
確保されている。誤消去防止片20の収容スペース28
は、前側の弾性壁16と、背後の背面壁29とによって
画成されている。
【0012】前記弾性壁16は、所定間隔に設けた縦ス
リット17によって複数に分割され、ICボード10の
収容スペース15側に撓み易く構成されている。また、
分割された各弾性壁16の幅方向中央部には、収容スペ
ース15側に突出した凸部16aが設けられている。そ
して、図2(a)に示すように、弾性壁16と後端壁2
aで挟まれた収容スペース15内に、ICボード10
(またはダミーボード)が嵌め込まれる。
【0013】図1に示すように、前記誤消去防止片20
は、上ハーフ3(図3参照)側に収まる上半部26と、
下ハーフ2側に収まる下半部23とからなり、図2
(b)に示すように、下半部23を弾性壁16と背面壁
29との間に確保した収容スペース28に収めることに
より、誤消去防止片20が下ハーフ2の後端壁2aに沿
う方向にスライド自在に設けられている。上半部26は
断面コ字形に形成され、その前壁面(磁気テープカート
リッジMにとって後方を向いた面)の端部には、上ハー
フ3の開口21(図3参照)より突出する爪部22が形
成されている。
【0014】また、下半部23は、図2(b)に示すよ
うに、底壁23aの上に、断面T字形をなすように前壁
部23bとそれに直交する後壁部23cを設けたもの
で、前壁部23bと後壁部23cの上に前記上半部26
が一体に乗っている。下半部23の底壁23aは下ハー
フ2の底壁上を摺動し、前壁部23bは弾性壁16に摺
動し、後壁部23cは背面壁29に摺動する。特に、下
半部23の後壁部23cから前壁部23bまでの最大幅
寸法は、自由状態にあるときの弾性壁16と背面壁29
間の寸法より僅かに大きく設定されており、弾性壁16
と背面壁29間の収容スペース28に誤消去防止片20
の下半部23を嵌め込んだ際に、誤消去防止片20が弾
性壁16をICボード10側に撓み変形させ、予め弾性
壁16の前側の収容スペース15内に収容されているI
Cボード10を、撓み変形した弾性壁16で下ハーフ2
の後端壁2aとの間で押圧挟持するようになっている。
【0015】また、前記誤消去防止片20の下半部23
の前壁部23bには、コ字状の開口24を設けることで
可撓片25が形成されており、該可撓片25に設けた突
起25aが、弾性壁16を分割した縦スリット17に係
合している。そして、突起25aと縦スリット17の係
合により、誤消去防止片20をスライド操作する際のク
リック感を出すようになっている。
【0016】これら誤消去防止部6と管理データ格納部
5を組み立てる場合には、図2(a)に示すように、最
初にICボード10を下ハーフ2の収容スペース15に
嵌め込む。この時、弾性壁16と下ハーフ2の後端壁2
aとの間隙は、ICボード10の厚みよりも広いので、
該ICボード10は収容スペース15内にスムーズに挿
入することができる。従って、挿入時に無理な力が加わ
ってICボード10が変形したり、挿入作業に手間取っ
たりすることがない。
【0017】次に、図2(b)に示すように、通常部品
である前記誤消去防止片20を収容スペース28内に嵌
め込む。すると、誤消去防止片20の嵌め込みにより弾
性壁16がICボード10側へ撓み変形し、それにより
ICボード10が弾性壁16と下ハーフ2の後端壁2a
との間に挟持固定される。従って、ICボード10はが
たつきなくカートリッジケース1に固定され、異音の発
生や摩耗粉の発生が防止される。従って、摩耗粉が磁気
テープに付着し、記録信号が欠落するといった記録不良
を生じることの無い良好な磁気テープカートリッジを提
供することがない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電子部品の組み付け後に誤消去防止片を組み付けること
で弾性壁を撓ませ、その弾性壁によって電子部品を挟持
固定するので、通常の部品の組み付けを手順通りに行う
だけで、簡単に電子部品をがたつきなくカートリッジケ
ースに組み付けることができると共に、異音の発生や摩
耗粉の発生を防止することができ、安価で良好な磁気テ
ープカートリッジを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に基づく磁気テープカート
リッジの要部拡大分解斜視図である。
【図2】図1の平面図であり、(a)はICボードを下
ハーフに組み付けた状態を示す図、(b)は更に誤消去
防止片を組み付けてICボードを挟持した状態を示す図
である。
【図3】磁気テープカートリッジの全体構成を示す外観
斜視図である。
【符号の説明】
1 カートリッジケース 2 下ハーフ 10 ICボード(電子部品) 16 弾性壁 20 誤消去防止片 M 磁気テープカートリッジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープの誤消去を防止する誤消去防
    止片がカートリッジケースに組み付けられると共に、磁
    気テープの記録内容の管理情報等を格納する電子部品又
    はそのダミー部品がその背後に設けられた弾性壁を介し
    て前記誤消去防止片と離接するように組み付けられる磁
    気テープカートリッジにおいて、 前記カートリッジケースに組み付けられた前記誤消去防
    止片が、該カートリッジケースの電子部品組み付け位置
    の背後に設けられた前記弾性壁を撓み変形させることに
    よって、前記電子部品またはダミー部品をカートリッジ
    ケースに挟持固定したことを特徴とする磁気テープカー
    トリッジ。
JP2388597A 1997-02-06 1997-02-06 磁気テープカートリッジ Pending JPH10222957A (ja)

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JP2388597A JPH10222957A (ja) 1997-02-06 1997-02-06 磁気テープカートリッジ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000017880A1 (fr) * 1998-09-21 2000-03-30 Sony Corporation Dispositif contenant un support d'enregistrement et dispositif d'enregistrement / reproduction

Cited By (2)

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WO2000017880A1 (fr) * 1998-09-21 2000-03-30 Sony Corporation Dispositif contenant un support d'enregistrement et dispositif d'enregistrement / reproduction
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