JPH10221861A - マイクロエレクトロニクスにおいて使用可能な自己位置合わせ方法ならびにマイクロポイントフラットスクリーンのための焦点合わせ用グリッドの製造への応用 - Google Patents

マイクロエレクトロニクスにおいて使用可能な自己位置合わせ方法ならびにマイクロポイントフラットスクリーンのための焦点合わせ用グリッドの製造への応用

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JPH10221861A
JPH10221861A JP35856397A JP35856397A JPH10221861A JP H10221861 A JPH10221861 A JP H10221861A JP 35856397 A JP35856397 A JP 35856397A JP 35856397 A JP35856397 A JP 35856397A JP H10221861 A JPH10221861 A JP H10221861A
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JP
Japan
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layer
conductive layer
hole
insulating layer
diameter hole
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JP35856397A
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English (en)
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Aime Perrin
エメ・ペラン
Brigitte Montmayeul
ブリジット・モンメイユ
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Commissariat a lEnergie Atomique et aux Energies Alternatives CEA
Original Assignee
Commissariat a lEnergie Atomique CEA
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/02Manufacture of electrodes or electrode systems
    • H01J9/022Manufacture of electrodes or electrode systems of cold cathodes
    • H01J9/025Manufacture of electrodes or electrode systems of cold cathodes of field emission cathodes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のフォトマスク技術を使用した位置合わ
せ技術においては、精度を要求された場合には、対応が
困難であった。 【解決手段】 −導電層45および絶縁層46を形成
し、−絶縁層46において小直径孔47を孔開けし、−
導電層45を電解成膜時の電極として使用することによ
り、小直径孔47を充填するとともにマッシュルーム5
0状にオーバーフロー成膜されるよう、小直径孔47に
おいて導電材料の電解成膜を行い、−電解成膜された導
電材料とは異なるタイプの材料からなる層を得るよう成
膜を行い、−マッシュルーム50を除去することによ
り、最後に成膜された層に、小直径孔47と位置合わせ
された大直径孔を残す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なる高さレベル
に形成された孔に対する位置合わせを得ることを意図し
た、マイクロエレクトロニクスにおいて使用可能な自己
位置合わせ方法に関するものである。この方法は、特
に、マイクロポイントフラットスクリーンのための焦点
合わせ用グリッドの製造に対して、応用することができ
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】マイ
クロエレクトロニクス構造の形成に際して、それぞれの
層がパターンやパターンのセットを有しているとともに
これら層がフォトマスク技術を使用して製造されている
ような、複数の層が要求された場合には、各層は、適切
に配置された位置合わせ用マークを使用して、前の層に
対して配置されなければならない。この方法は、複数層
のうちの1層に対して厳しい配置精度が要求されている
場合には、実現が困難であり、また、1層がランダムに
配置されたパターンを有している場合には、使用できな
い。
【0003】様々な層の配置に大きな精度が要求される
ようなマイクロエレクトロニクス構造の例は、マイクロ
ポイントフラットスクリーンである。仏国特許明細書第
2593 953号および仏国特許明細書第2 623
013号には、このタイプのディスプレイ装置が開示
されている。このようなディスプレイ装置は、電界放出
によって励起された陰極ルミネッセンスによって動作す
る。これら装置は、マイクロポイントを介して放出を行
う電子源を備えている。
【0004】一例として、図1は、このタイプのマイク
ロポイントディスプレイスクリーンを示す断面図であ
る。図面を簡略化するために、いくつかの位置合わせさ
れたマイクロポイントだけが図示されている。スクリー
ンは、陽極2をなすフラット構造に対向配置された、陰
極1をなすフラット構造を備えている。陰極1および陽
極2は、真空状態とされた空間によって隔離されてい
る。陰極1は、ガラス基板11を備えている。ガラス基
板11の上面には、電子放出ポイント13と接触してい
る導電層12が配置されている。導電層12は、例えば
シリコン製の絶縁層14で被覆されている。絶縁層14
自体は、導電層15で被覆されている。直径が約1.3
μmの孔18が、層14、15を貫通して孔開けされて
いる。これにより、導電層12上にポイント13が配置
されている。導電層15は、ポイント13から放出され
る電子のための抽出用グリッドとして機能する。陽極2
は、発光性リン粒子23が面上に成膜された透明基板2
1を備えている。
【0005】次に、上記スクリーンの動作について説明
する。陽極2には、ポイント13に対して数百ボルトの
正電圧が印加される(典型的には、200〜500
V)。ポイント13に対して数十ボルト(典型的には、
60〜100V)の正電圧が抽出用グリッド15に対し
て印加される。電子は、ポイント13から放出され、陽
極2に引かれる。電子の軌跡は、ポイント13の形状な
どといった様々なパラメータによって決定されるピーク
角度θを有するハーフアングルコーンを形成する。この
角度は、電子ビーム31の焦点のぼやけを引き起こす。
陽極・陰極間の距離が大きくなればなるほど、電子ビー
ムの強度は大きくなる。リン粒子の効率を向上させ得る
方法の1つは、すなわち、スクリーンの発光を向上させ
得る方法の1つは、陽極陰極間電圧として高電圧(10
00〜5000V)を使用することである。この場合に
は、陽極陰極間における電気アークの発生を防止するた
めに、陽極陰極間のギャップを増大させる必要がある。
【0006】陽極における良好な解像度が要求された場
合には、電子ビームは、再度焦点合わせされなければな
らない。この再度の焦点合わせは、通常、陽極陰極間で
あるか、あるいは、陰極上であるか、のいずれかに配置
することができるグリッドを使用して行われる。
【0007】図2は、焦点合わせ用グリッドが、陰極上
に配置された場合の構成を示している。図2は、図1の
例に合わせた図であって、さらなる簡略化のために1つ
のマイクロポイントだけが図示されている。絶縁層16
が、抽出用グリッド15上に配置されている。絶縁層1
6上には、焦点合わせ用グリッドとして機能する金属層
17が設けられている。適切な直径(典型的には、8〜
10μm)を有するとともに孔18と同軸とされた孔1
9が、層16、17にエッチングされている。絶縁層1
6は、抽出用グリッド15と焦点合わせ用グリッド17
とを、電気的に絶縁している。焦点合わせ用グリッド
は、陽極に対して、電子ビーム32を図2に示すような
形状とし得るような極性とされている。
【0008】計算によるシミュレーションは、抽出用グ
リッドの孔に対する焦点合わせ用グリッドの孔の位置合
わせが、重要であることを示している。したがって、通
常のフォトマスク技術を使用した焦点合わせ用グリッド
の製造は、困難である。とりわけ、大面積スクリーンが
対象となっている場合には、困難である。しかも、抽出
用グリッドの孔がマイクロペレットのネットワークを使
用して形成されている場合には、孔がランダムに配置さ
れることとなり、この場合には、焦点合わせ用グリッド
の孔の形成に際して、フォトマスクを使用することがで
きない。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の方法によれば、
異なる高さレベルに形成された孔に対して位置合わせす
ることができる。本発明の方法は、マイクロポイントフ
ラットスクリーンの焦点合わせ用グリッドを形成するに
際して、特に有効である。本方法においては、与えられ
た層に対するマスクを形成するに際して、先の層のパタ
ーンを使用する。よって、先の層に対して次の層を位置
合わせすることができる。対象をなす層が形成された後
に(通常の成膜技術やエッチング技術により)、例えば
マスクを溶解させることにより、マスクを除去すること
ができる。
【0010】したがって、本発明は、積層構造の上レベ
ルに形成された孔(すなわち大直径孔)と前記積層構造
の下レベルに形成された孔(すなわち小直径孔)とを有
してなる孔の少なくとも1つのグループにおいて位置合
わせを得るための、マイクロエレクトロニクスにおいて
使用可能な自己位置合わせ方法であって、 −可能であれば外部電気回路に接続された導電層を前記
構造に形成し、 −前記導電層上に絶縁層を配置し、 −前記絶縁層において、前記導電層のところにまで貫通
する前記小直径孔を孔開けし、 −前記導電層を電解成膜時の電極として使用することに
より、電解成膜導電材料が前記導電層を起点として前記
小直径孔を充填するとともに、さらに、オーバーフロー
成膜された電解成膜導電材料がマッシュルーム形状をな
し、そのマッシュルームのヘッドが前記絶縁層上に位置
し、そして、マッシュルームヘッドの直径が前記大直径
孔のサイズに到達するまで、前記小直径孔において導電
材料の電解成膜を行い、 −電解成膜された導電材料とは異なるタイプの材料から
なる層を得るよう、前記構造上に成膜を行い、 −マッシュルームを除去することにより、最後に成膜さ
れた層に、小直径孔と位置合わせされた大直径孔を残す
ことを特徴とする方法に関するものである。
【0011】電解成膜された導電材料とは異なるタイプ
の材料からなる層は、蒸着や陰極スパッタリング等とい
ったその材料に適した成膜技術を使用して成膜すること
ができ、真空中で行うことができる。
【0012】本方法においては、また、 −所定の第1レベルにまで、前記小直径孔を掘り下げ、 −前記絶縁層の上面と前記与えられた第1層との間に位
置する所定の第2レベルにまで、前記大直径孔を掘り下
げる、ことを行うことができる。
【0013】本発明は、また、導電層上にマイクロポイ
ントが形成され、各マイクロポイントが抽出用グリッド
の小直径孔とこれに対応する焦点合わせ用グリッドの大
直径孔との双方に位置合わせされているようなマイクロ
ポイント陰極において、前記抽出用グリッドに対して前
記焦点合わせ用グリッドを自己位置合わせするための方
法であって、 −前記導電層上に第1絶縁層を成膜するステージと、 −前記第1絶縁層上に、前記抽出用グリッドを構成する
ための第1導電層を成膜するステージと、 −前記第1導電層上に、第2絶縁層を成膜するステージ
と、 −前記第1導電層のところにまで貫通する小直径孔を、
前記第2絶縁層において孔開けするステージと、 −前記第1導電層を電解成膜時の電極として使用するこ
とにより、電解成膜導電材料が前記第1導電層を起点と
して前記小直径孔を充填するとともに、さらに、前記第
2絶縁層上にオーバーフロー成膜された電解成膜導電材
料がマッシュルーム形状をなし、そのマッシュルームの
ヘッドが前記第2絶縁層上に位置し、そして、マッシュ
ルームヘッドの直径が前記大直径孔のサイズに到達する
まで、前記小直径孔において導電材料の電解成膜を行う
ステージと、 −焦点合わせ用グリッドを構成するとともに電解成膜さ
れた導電材料とは異なるタイプの材料からなる第2導電
層を得るよう、前記構造上に第2導電層の成膜を行うス
テージと、 −マッシュルームを除去することにより、前記第2導電
層に、前記小直径孔と位置合わせされた大直径孔を残す
ステージと、 −前記導電層に到達するまで、前記小直径孔を掘り下げ
るステージと、 −前記第1導電層に到達するまで、前記大直径孔を掘り
下げるステージと、 −前記マイクロポイントを形成するステージと、を具備
する方法に関するものである。
【0014】電解成膜された導電材料とは異なるタイプ
の材料からなる層は、蒸着や陰極スパッタリング等とい
ったその材料に適した成膜技術を使用して成膜すること
ができ、真空中で行うことができる。
【0015】小直径孔と大直径孔とを掘り下げるステー
ジは、好ましくは、同時に行われる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の他の特徴点および利点
は、以下の詳細な説明により理解されるであろう。説明
は、非限定的な実施形態について、添付図面を参照して
なされる。
【0017】図1および図2は、従来技術において公知
のマイクロポイントフラットスクリーンを示す図であ
る。図3〜図10は、焦点合わせ用グリッドが付設され
るマイクロポイント陰極の製造に際して応用された、本
発明の方法を示す図である。
【0018】以下においては、焦点合わせ用グリッドが
付設されたマイクロポイント陰極の製造を例にとって説
明を行う。簡略化のためにただ1つのマイクロポイント
が図示されているだけであるけれども、本発明において
は、複数のポイントを同時に形成することができる。ス
クリーンは、マトリクス状にアクセスされるタイプのも
のであって、コラム電極が陰極上に配置される。
【0019】図3は、マイクロポイント陰極を形成する
前段階における断面図である。ガラスストリップ41上
には、金属層が配置されている。この金属層は、エッチ
ングされることにより、コラム42を構成する。また、
ストリップ41上には、コラム42とともに、抵抗層4
3が設けられている。これらの層は、従来方法によって
配置される。
【0020】抵抗層43上には、絶縁層44と、導電層
45と、絶縁層46とが、この順に配置される(図4参
照)。絶縁層44、46は、シリコン製とすることがで
きる。導電層45は、ニオブ製とすることができ、電子
抽出用グリッドを形成するために設けられている。
【0021】次に、絶縁層46がエッチングされて、孔
が形成される。これら孔は、フォトマスクを使用して、
あるいは、マイクロペレットのネットワークを使用し
て、のいずれかにより、形成することができる。フォト
マスクが使用される場合には、樹脂層が絶縁層46上に
成膜される。この樹脂層は、マスクにより隔離される。
現像の後、絶縁層46が、金属層45のところまでエッ
チングされる。その後、残ったすべての樹脂が溶かし流
される。これにより、図5に示すような構造が得られ
る。ただし、図5においては、ただ1つの孔47だけが
図示されていることに注意されたい。
【0022】次のステージが、本発明にとって重要なス
テージである。このステージにおいては、導電材料(例
えば、鉄−ニッケル合金)が、導電層45の露出部分上
に電解的に成膜される。すなわち、孔47の底部に電解
的に成膜される。電解膜の厚さは、各孔において、マッ
シュルーム50の基部が孔47を充填するとともに、そ
のヘッド52の直径が焦点合わせ用グリッドの孔の所望
直径となるまでヘッド52が広がるようにして、マッシ
ュルーム50を形成することによって規制される(図6
参照)。
【0023】それから、導電材料の成膜が真空中におい
て行われ、これにより、構造の上面上に焦点合わせ用グ
リッド55を形成するための導電層が形成される(図7
参照)。この導電層は、マッシュルーム50のヘッド5
2上と、絶縁層46のうちのマッシュルーム50によっ
て被覆されていない部分上と、に形成される。この場
合、各マッシュルームヘッドは、孔47周辺における焦
点合わせ用グリッド55の開口のためのマスクとして機
能する。この開口は、自動的に孔47に対して位置合わ
せ(軸合わせ)されている。ヘッド52のうちの、焦点
合わせ用グリッド55をなす導電層に対して垂直に延在
している部分53は、鉛直方向において被覆されていな
いことに注意されたい。
【0024】焦点合わせ用グリッド55をなす導電層
は、金属、あるいは、例えば金属酸化物のような他の任
意の導電性の小さな材料とすることができる。
【0025】引き続いて、マッシュルームが化学的に溶
解される。溶解剤は、ヘッド52のうちの鉛直部分53
に対して作用する。図8に示すように、この処理によっ
て、孔56が絶縁層46の孔47に対して自己位置合わ
せされた、焦点合わせ用グリッド55が得られる。
【0026】陰極構造を形成する方法においては、次
に、抵抗層43に達するまで、金属層45と絶縁層44
とのエッチングを行う。上記の例においては、絶縁層4
4、46は、共にシリコン製であるので、絶縁層44、
46のエッチングは、同時に行うことができる。これに
より、図9に示すように、導電層45および絶縁層44
を貫通するとともに孔47に位置合わせされた孔47’
と、孔56に位置合わせされた孔56’とを、得ること
ができる。
【0027】その後、陰極のポイント60が従来方法に
より形成される。このステージが完了することにより、
陰極が完成する。この場合、陰極の放出体(ポイン
ト)、抽出用グリッド、および、焦点合わせ用グリッド
は、自己位置合わせされている(図10参照)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術において公知のマイクロポイントフ
ラットスクリーンを示す図である。
【図2】 従来技術において公知のマイクロポイントフ
ラットスクリーンを示す図である。
【図3】 本発明の方法を示す図である。
【図4】 本発明の方法を示す図である。
【図5】 本発明の方法を示す図である。
【図6】 本発明の方法を示す図である。
【図7】 本発明の方法を示す図である。
【図8】 本発明の方法を示す図である。
【図9】 本発明の方法を示す図である。
【図10】 本発明の方法を示す図である。
【符号の説明】
41 ガラスストリップ 42 コラム 43 抵抗層 44 絶縁層 45 導電層 46 絶縁層 47 孔 47’孔 50 マッシュルーム 52 ヘッド 55 焦点合わせ用グリッド 56 孔 56’孔 60 ポイント

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層構造の上レベルに形成された孔(す
    なわち大直径孔)と前記積層構造の下レベルに形成され
    た孔(すなわち小直径孔)とを有してなる孔の少なくと
    も1つのグループにおいて位置合わせを得るための、マ
    イクロエレクトロニクスにおいて使用可能な自己位置合
    わせ方法であって、 −可能であれば外部電気回路に接続された導電層を前記
    構造に形成し、 −前記導電層上に絶縁層を配置し、 −前記絶縁層において、前記導電層のところにまで貫通
    する前記小直径孔を孔開けし、 −前記導電層を電解成膜時の電極として使用することに
    より、電解成膜導電材料が前記導電層を起点として前記
    小直径孔を充填するとともに、さらに、オーバーフロー
    成膜された電解成膜導電材料がマッシュルーム形状をな
    し、そのマッシュルームのヘッドが前記絶縁層上に位置
    し、そして、マッシュルームヘッドの直径が前記大直径
    孔のサイズに到達するまで、前記小直径孔において導電
    材料の電解成膜を行い、 −電解成膜された導電材料とは異なるタイプの材料から
    なる層を得るよう、前記構造上に成膜を行い、 −マッシュルームを除去することにより、最後に成膜さ
    れた層に、小直径孔と位置合わせされた大直径孔を残す
    ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 −所定の第1レベルにまで、前記小直径
    孔を掘り下げ、 −前記絶縁層の上面と前記与えられた第1層との間に位
    置する所定の第2レベルにまで、前記大直径孔を掘り下
    げることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記絶縁層が、エッチングにより孔開け
    されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記マッシュルームが、化学的溶解によ
    り除去されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 導電層上にマイクロポイントが形成さ
    れ、各マイクロポイントが抽出用グリッドの小直径孔と
    これに対応する焦点合わせ用グリッドの大直径孔との双
    方に位置合わせされているようなマイクロポイント陰極
    において、前記抽出用グリッドに対して前記焦点合わせ
    用グリッドを自己位置合わせするための方法であって、 −前記導電層上に第1絶縁層を成膜するステージと、 −前記第1絶縁層上に、前記抽出用グリッドを構成する
    ための第1導電層を成膜するステージと、 −前記第1導電層上に、第2絶縁層を成膜するステージ
    と、を具備してなり、さらに、 −前記第1導電層のところにまで貫通する小直径孔を、
    前記第2絶縁層において孔開けするステージと、 −前記第1導電層を電解成膜時の電極として使用するこ
    とにより、電解成膜導電材料が前記第1導電層を起点と
    して前記小直径孔を充填するとともに、さらに、前記第
    2絶縁層上にオーバーフロー成膜された電解成膜導電材
    料がマッシュルーム形状をなし、そのマッシュルームの
    ヘッドが前記第2絶縁層上に位置し、そして、マッシュ
    ルームヘッドの直径が前記大直径孔のサイズに到達する
    まで、前記小直径孔において導電材料の電解成膜を行う
    ステージと、 −焦点合わせ用グリッドを構成するとともに電解成膜さ
    れた導電材料とは異なるタイプの材料からなる第2導電
    層を得るよう、前記構造上に第2導電層の成膜を行うス
    テージと、 −マッシュルームを除去することにより、前記第2導電
    層に、前記小直径孔と位置合わせされた大直径孔を残す
    ステージと、 −前記導電層に到達するまで、前記小直径孔を掘り下げ
    るステージと、 −前記第1導電層に到達するまで、前記大直径孔を掘り
    下げるステージと、 −前記マイクロポイントを形成するステージと、を具備
    することを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 前記小直径孔と前記大直径孔とを同時に
    掘り下げることを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記小直径孔が、エッチングにより得ら
    れることを特徴とする請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記第2絶縁層の前記大直径孔が、エッ
    チングにより掘り下げられることを特徴とする請求項5
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記マッシュルームが、化学的エッチン
    グにより除去されることを特徴とする請求項5記載の方
    法。
JP35856397A 1996-12-30 1997-12-25 マイクロエレクトロニクスにおいて使用可能な自己位置合わせ方法ならびにマイクロポイントフラットスクリーンのための焦点合わせ用グリッドの製造への応用 Pending JPH10221861A (ja)

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