JPH10221107A - 測位装置 - Google Patents
測位装置Info
- Publication number
- JPH10221107A JPH10221107A JP3989197A JP3989197A JPH10221107A JP H10221107 A JPH10221107 A JP H10221107A JP 3989197 A JP3989197 A JP 3989197A JP 3989197 A JP3989197 A JP 3989197A JP H10221107 A JPH10221107 A JP H10221107A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- origin
- current position
- distance
- display
- measurement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Navigation (AREA)
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
Abstract
容易に知ることができ、道に迷ったような場合に自力で
戻れなくなる事故を防ぐことができる測位装置を提供す
る。 【解決手段】 自身の現在位置を求める手段10と、そ
の求めた現在位置を原点として記憶する手段13と、そ
の原点の記憶後に求めた現在位置に対する原点の方位を
求める手段12と、その求めた方位を表示する表示手段
3とを備える。
Description
等の野外活動において、道に迷った人間を出発地点に誘
導するナビゲーターとして用いることができる測位装置
に関する。
アレジャー指向が高まった近年、ハイキングや登山の途
中で道に迷ってしまう事故が頻発している。また、道に
迷うことがないように地図と磁石を携行していても、一
旦道に迷ってしまうと過去に辿った道を特定できないた
め、地図や磁石が役立たないことがある。
る測位装置を提供することを目的とする。
現在位置を求める手段と、その求めた現在位置を原点と
して記憶する手段と、その原点の記憶後に求めた自身の
現在位置に対する原点の方位を求める手段と、その求め
た方位を表示する表示手段とを備えることを特徴とする
測位装置である。これにより、本発明の測位装置を有す
る者は、自身の現在位置に対する原点の方位を認識する
ことができる。
過去に求めた原点の方位を表示する手段を有する測位装
置であって、自身の現在位置を求める手段と、その求め
た現在位置を原点として記憶する手段と、その原点の記
憶後に求めた自身の現在位置に対する原点の方位を求め
る手段と、前記表示手段の基準部位が何れの方位を向く
かを求める手段と、その現在位置に対する原点の方位を
絶対的に示すことができるように、その求められた方位
と表示手段の基準部位の向きとに基づき前記表示手段を
駆動する手段とを備えることを特徴とする。これによ
り、本発明の測位装置を有する者は、自身の現在位置に
対する原点の方位を認識することができ、しかも、その
方位を表示手段の向きに拘らず絶対的に指し示すことが
できる。これにより、矢印等のグラフィックな表示を用
い、原点の方向を直感的に分かり易く指し示すことがで
きる。
の距離を演算する手段を備え、その演算した距離を表示
できるように前記表示手段が駆動されるのが好ましい。
これにより、正確に原点位置を認識することができる。
施形態を説明する。
2を有し、そのボディ2の表面側に、液晶ディスプレイ
等の表示装置3と、太陽電池4と、操作スイッチ5と、
電源スイッチ6と、GPSを構成する人工衛星からの信
号受信用の平面アンテナ7とが設けられている。
に、GPS受信機10、方位測定機11、演算装置1
2、不揮発性メモリ13、充電式バッテリ14、バッテ
リ充電コントロール回路17、パワーコントロール回路
18、及びメモリ13のバックアップ用バッテリー19
が設けられている。
の電力供給により充電コントロール回路17を介して充
電される。
を介して入力される人工衛星からの信号により、疑似距
離を測定し、また、測位演算用の航法メッセージを読み
取るもので、例えば、携帯型に適した小型受信機になる
ようにマルチプレックス方式又は高速シーケンス方式と
される。
サ等の磁気センサを使用した磁方位測定機とされ、前記
表示装置3の基準部位が何れの方位を向くかを測定す
る。例えば、図1における上部が何れの方位を向くかが
測定される。なお、この方位測定機11による測定は、
その表示装置3の表示面が上向きで略水平面に沿う状態
で行われる。
0の制御、パワーコントロール回路18の制御、後述の
原点特定座標等のデータのメモリ13への格納と読み出
し、表示装置3の駆動制御、原点リセット、および測位
演算を、メモリ13に記憶したプログラムに従い実行す
る。
のフローチャートを参照して説明する。
イッチ6を操作すると電源が投入され、バッテリ14か
ら電力がパワーコントロール回路18を介して供給され
る(ステップ1)。その電源投入により、メモリ13に
原点が既に記憶されているか否かが判断される(ステッ
プ2)。既に記憶された原点がない場合、操作スイッチ
5によりリセット入力がなされる(ステップ3)。その
リセット入力は、操作スイッチ5が誤操作されて誤った
原点が記憶されないように、予め設定されたシーケンス
で入力された時のみ有効とされる。本実施形態では、表
示装置3に原点記憶のための操作スイッチ5の入力順序
がガイダンスとして表示され、その表示に従って操作ス
イッチ5が複数回操作されることで、そのリセット入力
は有効とされる。例えば、表示装置3に、先ず「操作ス
イッチ5を2回押して下さい」と表示され、次に「操作
スイッチ5を3回押して下さい」と表示され、その表示
に従ったシーケンスで操作スイッチ5を操作しない限
り、リセット入力は有効とされない。そのシーケンスが
正しいか否かを判断し(ステップ4)、そのリセット入
力が有効になると、GPS受信機10により受信した信
号に基づき測位装置1自身の現在位置が測定される(ス
テップ5)。その測定される現在位置は、少なくとも緯
度、経度を含む座標により特定される。その測定された
現在位置が原点としてメモリ13に記憶され(ステップ
6)、表示装置3に原点を記憶した旨が表示され(ステ
ップ7)、パワーコントロール回路18に電力供給の遮
断信号が送られ、電力が遮断されてバッテリ14の消耗
が防止される(ステップ8)。
れている場合、電源投入から設定時間、本実施形態では
一分が経過したか否かが判断される(ステップ9)。そ
の一分が経過していなければ、GPS受信機10により
受信した信号に基づき測位装置1の現在位置を測定した
か否かが判断される(ステップ10)。その測位を行っ
ていない場合、その測位が行われる(ステップ11)。
その測位が行われたならば、また、既に測位が行われて
いたならば、方位測定機11により表示装置3の基準部
位の向きの測定が行なわれ、その方位測定信号が演算装
置12に入力される(ステップ12)。本実施形態で
は、その方位測定信号に基づき、表示装置3の基準部位
に対する真の方位(本実施形態では北向き)も演算され
る(ステップ13)。次に、記憶した原点の位置と、測
位した測位装置1の現在位置とから、その現在位置に対
する原点の方位と、その現在位置と原点との距離とが演
算される。その現在位置に対する原点の方位を絶対的に
示すことができるように、その演算された方位とステッ
プ12で測定された表示装置3の基準部位の向きとに基
づき表示装置3を駆動するための駆動信号が生成され
る。また、その駆動信号は、その演算された距離を表示
できるように生成され、さらに、ステップ13で演算さ
れた真の方位を絶対的に示すことができるように、その
演算された真の方位とステップ12で測定された表示装
置3の基準部位の向きとに基づき生成される(ステップ
14)。その生成された駆動信号により表示装置が駆動
されることで、それまでの表示が更新され、現在位置に
対する原点の方位が絶対的に示され、現在位置から原点
までの距離が示され、さらに真の方位が絶対的に示され
る(ステップ15)。図1は表示装置3による表示の一
例であり、その原点の方位はグラフィカルな矢印20で
表され、その原点までの距離は数値で表され、北の方位
が別の矢印21で表されている。次に、リセット入力が
なされるか否かが判断される(ステップ16)。既に原
点が記憶されている場合は、例えば操作スイッチ5が操
作されることで、リセット入力がなされると判断され、
上記のように表示装置3にリセット入力のためのガイダ
ンスが表示され、ステップ3でのリセット入力が可能と
なる。リセット入力がなされない場合はステップ9に戻
る。そのステップ9において一分が経過すると、パワー
コントロール回路18により電力供給の遮断信号が送ら
れ、電力が遮断されてバッテリ14の消耗が防止される
(ステップ17)。
置を原点として記憶でき、道に迷ったような場合には、
その現在位置に対する原点の方位と原点までの距離とを
電源を投入するだけで表示することができる。しかも、
その測位装置1が何れの方位を向いていても、その原点
の方位をグラフィカルな矢印等の表示により絶対的に示
すことができる。これにより、その矢印で示された方向
に進むように道をたどれば原点として設定した場所に戻
ることができる。
い。例えば、太陽電池とバッテリ充電コントロール回路
とを、ボディ2から分離可能な構成としてもよい。ま
た、原点の方位を文字や数値によって表示してもよく、
この場合、その方位は原点の位置と測定した測位装置の
現在位置とから演算により求められるもので、磁石と併
用することで原点の方向を磁針の方向に対して相対的に
認識することができる。また、上記のような画面を有す
る表示装置3以外の表示手段を用いてもよく、例えば、
複数の発光素子を環状に配列し、現在位置に対する原点
の方位に対応する発光素子を発光させるようにしてもよ
い。
の原点の方向と距離を容易に知ることができ、道に迷っ
たような場合に自力で戻れなくなる事故を防ぐことがで
きる測位装置を提供できる。
フローチャート
Claims (3)
- 【請求項1】 自身の現在位置を求める手段と、 その求めた現在位置を原点として記憶する手段と、 その原点の記憶後に求めた自身の現在位置に対する原点
の方位を求める手段と、 その求めた方位を表示する表示手段とを備える測位装
置。 - 【請求項2】 自身の現在位置に対する過去に求めた原
点の方位を表示する手段を有する測位装置であって、 自身の現在位置を求める手段と、 その求めた現在位置を原点として記憶する手段と、 その原点の記憶後に求めた自身の現在位置に対する原点
の方位を求める手段と、 前記表示手段の基準部位が何れの方位を向くかを求める
手段と、 その現在位置に対する原点の方位を絶対的に示すことが
できるように、その求められた方位と表示手段の基準部
位の向きとに基づき前記表示手段を駆動する手段とを備
える測位装置。 - 【請求項3】 その現在位置と原点との距離を演算する
手段を備え、 その演算した距離を表示できるように前記表示手段が駆
動される請求項1または2に記載の測位装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3989197A JPH10221107A (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | 測位装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3989197A JPH10221107A (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | 測位装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10221107A true JPH10221107A (ja) | 1998-08-21 |
Family
ID=12565600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3989197A Pending JPH10221107A (ja) | 1997-02-06 | 1997-02-06 | 測位装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10221107A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005062181A (ja) * | 2003-08-08 | 2005-03-10 | Ricoh Co Ltd | ユーザをある場所に戻す簡易な装置及び方法 |
JP2013080422A (ja) * | 2011-10-05 | 2013-05-02 | Denso Corp | 車両用表示装置 |
CN104729457A (zh) * | 2015-04-16 | 2015-06-24 | 哈尔滨工业大学 | 太阳相对近地轨道微小卫星位置的确定方法 |
-
1997
- 1997-02-06 JP JP3989197A patent/JPH10221107A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005062181A (ja) * | 2003-08-08 | 2005-03-10 | Ricoh Co Ltd | ユーザをある場所に戻す簡易な装置及び方法 |
JP2013080422A (ja) * | 2011-10-05 | 2013-05-02 | Denso Corp | 車両用表示装置 |
CN104729457A (zh) * | 2015-04-16 | 2015-06-24 | 哈尔滨工业大学 | 太阳相对近地轨道微小卫星位置的确定方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6778904B2 (en) | On-vehicle navigation system | |
US10969225B2 (en) | Electronic timepiece | |
US6240361B1 (en) | Navigation apparatus | |
US8463545B2 (en) | Radiolocalization receiver | |
JP4479785B2 (ja) | 位置・時刻検出装置および時計 | |
US8111190B2 (en) | Navigation apparatus and navigation-related information display method | |
ES2441175T3 (es) | Dispositivo y método sencillos para que un usuario vuelva a una ubicación | |
CN109557804B (zh) | 便携式电子表、显示方法、存储介质 | |
US7860650B2 (en) | Navigation device with power saving mechanism and method thereof | |
US9720098B2 (en) | Positioning device, positioning method, and recording medium | |
US20070016360A1 (en) | Navigational device with improved user interface | |
JP2012500395A (ja) | 方角を指し示すカード | |
JP2011033606A (ja) | Gpsによる目標位置指示装置 | |
JP2017181075A (ja) | 電子時計 | |
US9131890B2 (en) | Information processing apparatus, information processing method, program, and recording medium | |
JPH10221107A (ja) | 測位装置 | |
JP2003194555A (ja) | ナビゲーション装置及びその表示方法 | |
JP2001165695A (ja) | 携帯型測位装置 | |
JP2005207892A (ja) | 電波送信装置及びナビゲーション装置 | |
JP2001165679A (ja) | 携帯型経路誘導装置及び復路誘導方法 | |
JP2002142963A (ja) | イスラム礼拝用電子装置 | |
JP2009229224A (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP2001091288A (ja) | 携帯型経路誘導装置及び経路入力方法 | |
JP2001272234A (ja) | 電子方位計 | |
US20060042107A1 (en) | Magnetic location device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050922 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20051122 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20060123 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060314 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060704 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20060830 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Effective date: 20060908 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20061006 |