JPH10218585A - ピッキングフォークリフト - Google Patents

ピッキングフォークリフト

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Publication number
JPH10218585A
JPH10218585A JP2545497A JP2545497A JPH10218585A JP H10218585 A JPH10218585 A JP H10218585A JP 2545497 A JP2545497 A JP 2545497A JP 2545497 A JP2545497 A JP 2545497A JP H10218585 A JPH10218585 A JP H10218585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
platform
frame
fork
mast
lifting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2545497A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Suzuki
寿 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP2545497A priority Critical patent/JPH10218585A/ja
Publication of JPH10218585A publication Critical patent/JPH10218585A/ja
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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、荷役荷重容量の低減及び作業性
の劣化を招くことなく作業姿勢の改善を図ることができ
るピッキングフォークリフトを提供することを課題とす
る。 【解決手段】 昇降フレーム11をプラットホーム18
と共にマスト12に沿って所望の棚高さまで上昇させた
後、油圧シリンダ27の作動により昇降フレーム11の
枠体13に対してプラットホーム18のみを下降させ
る。プラットホームフロア19上の作業者は楽な姿勢で
フォーク15上の荷をピッキングして棚への積み降ろし
を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プラットホーム
に乗った作業者が荷と共に昇降して荷役作業を行うピッ
キングフォークリフトに係り、特にフォークから独立し
てプラットホームを昇降することができるピッキングフ
ォークリフトに関する。
【0002】
【従来の技術】ピッキングフォークリフトは、図6に示
されるように、プラットホーム1がフォーク2と一体に
なって昇降するように構成されており、作業者はプラッ
トホーム1の床に立ち、操作部3の各種スイッチ等を操
作することにより、機台の走行を行う一方、フォーク2
と共に昇降して荷役作業を行う。このピッキングフォー
クリフトを用いれば、作業者が直接荷を扱えるため、高
所におけるピッキング作業を効率良く行うことができ
る。しかしながら、プラットホーム1の床の上に立った
作業者は前かがみの姿勢でピッキング作業を行うことと
なり、腰への負担が大きく、作業性が損なわれていた。
【0003】そこで、作業姿勢の改善を図るために、レ
ール、シリンダ等からなるフォーク昇降機構をプラット
ホームの前部に搭載し、プラットホームと共にフォーク
昇降機構を昇降させ、さらに作業者の姿勢に合わせてフ
ォーク昇降機構によりフォークをプラットホームから独
立して昇降させるピッキングフォークリフトが考案され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、荷役用
の大荷重を支持する必要性からフォーク昇降機構の各構
成品が大きく頑丈に形成されており、このためフォーク
昇降機構自体の重量が大きくなってその分だけ荷役荷重
容量の低減を招くという問題点があった。また、プラッ
トホームの前部にフォーク昇降機構が搭載されているの
で、作業者の手が荷へ届きにくくなり、ピッキングの作
業空間が狭められて作業性が損なわれるという問題点も
あった。
【0005】この発明はこのような問題点を解消するた
めになされたもので、荷役荷重容量の低減及び作業性の
劣化を招くことなく作業姿勢の改善を図ることができる
ピッキングフォークリフトを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るピッキン
グフォークリフトは、フォークとプラットホームとがマ
ストに沿って昇降するピッキングフォークリフトにおい
て、ほぼ水平な枠体を有すると共にマストに沿って昇降
自在に設けられた昇降フレームと、枠体に固定されたフ
ォークと、枠体内を昇降自在に設けられたプラットホー
ムとを備えたものである。マストの近傍で昇降フレーム
とプラットホームとの間にアクチュエータを設け、この
アクチュエータによってプラットホームを昇降フレーム
に対して相対的に昇降させることもできる。また、マス
トの最下端付近にリミットスイッチを設けて、プラット
ホームの過下降を防止することもできる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1にこの発明の実施の形
態に係るピッキングフォークリフトの要部を示す。昇降
フレーム11が図示しないリフトチェーン等により一対
の直立したマスト12に沿って昇降自在に設けられてい
る。昇降フレーム11は、マスト12から機台の前方に
向かって張り出すように形成されたほぼ水平な枠体13
と、枠体13の上方に枠体13ト一体に設けられたイン
ストルメントパネル14とを備えている。枠体13は角
パイプ等から矩形状に形成されており、枠体13の前部
に一対のフォーク15が固定されている。図2に示され
るように、各フォーク15は、その基端部が断面コの字
状に形成され、この基端部で枠体13の各パイプの上下
を挟み、貫通ボルト16及びナット17により枠体13
に固定される。枠体13には複数のボルト孔が形成され
ており、これらの中から一つのボルト孔を選択すること
によって一対のフォーク15の幅寸法を調整することが
できる。
【0008】昇降フレーム11の枠体13内を上下方向
に移動自在にプラットホーム18が設けられている。プ
ラットホーム18は、昇降フレーム11の枠体13を自
由に通過し得るような大きさの矩形のプラットホームフ
ロア19を有し、このプラットホームフロア19の後端
側すなわちマスト12側の両側端部に一対のサイドフレ
ーム20が立設されており、サイドフレーム20の上部
に機台の前方に向かって張り出すようにヘッドガード2
1が固設されている。ヘッドガード21の前端部にはプ
ラットホームフロア19上に作業者が乗った際に作業者
に取り付けられた安全ベルトの一端を引掛けるためのベ
ルトガイド22が設けられている。プラットホームフロ
ア19の前端部すなわちフォーク15側の端部には複数
のガードバー23が立設され、これらガードバー23の
上部には機台の前方に向かって突出した水平なストッパ
24が固設されている。また、プラットホーム18の一
対のサイドフレーム20の中間部には、これらのサイド
フレーム20を互いに連結するように水平方向にバー2
5が張設されている。
【0009】マスト12の最下端付近には、下降してき
たプラットホーム18の下端部に当接して作動するリミ
ットスイッチ26が設けられており、このリミットスイ
ッチ26が図示しないコントローラに電気的に接続され
ている。
【0010】昇降フレーム11の枠体13の後端部すな
わちマスト12側の端部には、この発明のアクチュエー
タを形成する油圧シリンダ27が取り付けられ、油圧シ
リンダ27のプランジャ28の先端部がプラットホーム
18のバー25に固定されている。油圧シリンダ27に
はプーリ29により機台本体から取り回された油圧ホー
ス30が接続されており、図示しない油圧ポンプ及びコ
ントロールバルブの駆動により油圧ホース30を介して
作動油が油圧シリンダ27に供給されるようになってい
る。油圧シリンダ27を作動させてプランジャ28を引
込めると、プラットホーム18のバー25が昇降フレー
ム11の枠体13の方向に引かれ、図3に示すように、
プラットホーム18が昇降フレーム11に対して相対的
に下降する。このとき、プラットホームフロア19が枠
体13及びフォーク15より下方に下がることとなる。
【0011】なお、昇降フレーム11のインストルメン
トパネル14には、機台の走行、マスト12に対する昇
降フレーム11の昇降、油圧シリンダ27の作動による
プラットホーム18の昇降等を行うための各種のスイッ
チ及び操作レバーが設けられている。
【0012】次に、この実施の形態に係るピッキングフ
ォークリフトの動作について説明する。まず、図4に示
されるように、油圧シリンダ27のプランジャ28を伸
長させてプラットホームフロア19が昇降フレーム11
の枠体13及びフォーク15とほぼ同じ高さになる標準
状態とする。この状態で、作業者がプラットホームフロ
ア19に乗り、インストルメントパネル14の各種スイ
ッチ及び操作レバーを操作して機台の走行及び昇降フレ
ーム11の昇降を行うことによりフォーク15上に荷3
1を載せる。次に、荷31を格納しようとする棚の位置
まで機台を走行し、昇降フレーム11をマスト12に沿
って所望の棚高さまで上昇させる。このとき、プラット
ホーム18は昇降フレーム11と一体となって上昇す
る。
【0013】所望の棚高さまで上昇したら、図5に示さ
れるように、インストルメントパネル14の操作レバー
等の操作により油圧シリンダ27の作動油を抜いて昇降
フレーム11に対してプラットホーム18のみを下降さ
せる。これにより、プラットホームフロア19上の作業
者は過度に前かがみになることなく、楽な姿勢でフォー
ク15上の荷31をピッキングし、棚への積み降ろしを
行うことができる。このとき、プラットホームフロア1
9より上方に枠体13が位置するため、この枠体13に
よって作業者のプラットホーム18からの出入りが規制
され、作業者の安全性が確保される。荷31の積み降ろ
しが終了すると、油圧シリンダ27のプランジャ28を
伸長させて図4に示す標準状態に戻し、昇降フレーム1
1をプラットホーム18と共に下降させる。
【0014】なお、ガードバー23の上部に機台の前方
に向かって突出したストッパ24が固設されているた
め、何らかの原因で油圧シリンダ27の破損、脱落等が
発生しても、ストッパ24が枠体13に当接することに
よりプラットホーム18の落下が防止される。
【0015】また、昇降フレーム11の揚高が低いとき
に油圧シリンダ27の駆動によりプラットホーム18の
みを下降させると、プラットホーム18の下端部がマス
ト12の最下端付近に設けられたリミットスイッチ26
に当接してこれを作動させることがある。この場合、リ
ミットスイッチ26からの信号が図示しないコントロー
ラに伝送され、コントローラは図示しない油圧ポンプ及
びコントロールバルブを制御して油圧シリンダ27の駆
動を停止させる。これにより、プラットホーム18が下
がり過ぎて機台の脚部等に衝突することが防止される。
このとき、コントローラの制御により、油圧シリンダ2
7のプランジャ28を伸長させてプラットホーム18を
上昇させるように油圧ポンプ及びコントロールバルブを
作動させることだけはできるようになっている。一旦プ
ラットホーム18を上昇させてリミットスイッチ26を
復帰させれば、昇降フレーム11の昇降及びプラットホ
ーム18の昇降を自由に行うことができる。
【0016】なお、プラットホーム18を昇降フレーム
11に対して相対的に昇降させるアクチュエータとして
油圧シリンダ27を用いたが、これに限るものではな
く、歯車機構をプラットホーム18と昇降フレーム11
との間に介在させて電動モータにより歯車機構を駆動さ
せてもよい。また、歯車機構を手動によって駆動させる
ように構成することもできる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、フォークが固定された昇降フレームに対して作業者
が乗ったプラットホームのみを昇降させるため、フォー
ク昇降機構をプラットホームに搭載する従来の形式に比
べてフォークとプラットホームとの相対移動の負荷荷重
が少なく、その結果、昇降用のアクチュエータ等を小型
軽量化できるので、荷役荷重容量の低減を抑えつつ作業
姿勢の改善を図ることが可能となる。また、プラットホ
ーム昇降用のアクチュエータをマストの近傍、すなわち
機台の中心付近に配置することにより、フォーク昇降機
構をプラットホームの前部に搭載する従来の形式に比べ
てプラットホーム上の作業者からフォーク上の荷へ手が
届きやすくなって作業性が向上すると共に機台の安定性
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るピッキングフォー
クリフトの標準状態における昇降フレームとプラットホ
ームとの様子を示す斜視図である。
【図2】昇降フレームの枠体にフォークを取り付ける際
の組み立て図である。
【図3】昇降フレームに対してプラットホームを下降さ
せた状態を示す斜視図である。
【図4】実施の形態に係るピッキングフォークリフトの
標準状態における昇降フレームとプラットホームとの関
係を示す側面図である。
【図5】実施の形態に係るピッキングフォークリフトの
ピッキング作業時における昇降フレームとプラットホー
ムとの関係を示す側面図である。
【図6】従来のピッキングフォークリフトを示す側面図
である。
【符号の説明】
11 昇降フレーム 12 マスト 13 枠体 15 フォーク 16 貫通ボルト 17 ナット 18 プラットホーム 19 プラットホームフロア 20 サイドフレーム 25 バー 26 リミットスイッチ 27 油圧シリンダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォークとプラットホームとがマストに
    沿って昇降するピッキングフォークリフトにおいて、 ほぼ水平な枠体を有すると共にマストに沿って昇降自在
    に設けられた昇降フレームと、 前記枠体に固定されたフォークと、 前記枠体内を昇降自在に設けられたプラットホームと を備えたことを特徴とするピッキングフォークリフト。
  2. 【請求項2】 マストの近傍で前記昇降フレームと前記
    プラットホームとの間に設けられると共に前記プラット
    ホームを前記昇降フレームに対して相対的に昇降させる
    アクチュエータを備えた請求項1に記載のフォークリフ
    ト。
  3. 【請求項3】 マストの最下端付近に設けられると共に
    前記プラットホームの過下降を防止するためのリミット
    スイッチを備えた請求項1または2に記載のフォークリ
    フト。
JP2545497A 1997-02-07 1997-02-07 ピッキングフォークリフト Pending JPH10218585A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2545497A JPH10218585A (ja) 1997-02-07 1997-02-07 ピッキングフォークリフト

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2545497A JPH10218585A (ja) 1997-02-07 1997-02-07 ピッキングフォークリフト

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JPH10218585A true JPH10218585A (ja) 1998-08-18

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ID=12166482

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JP2545497A Pending JPH10218585A (ja) 1997-02-07 1997-02-07 ピッキングフォークリフト

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JP (1) JPH10218585A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010241564A (ja) * 2009-04-07 2010-10-28 Okudaya Giken:Kk 自走式高所作業台車

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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