JPH10217680A - 筆記具 - Google Patents

筆記具

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JPH10217680A
JPH10217680A JP9033286A JP3328697A JPH10217680A JP H10217680 A JPH10217680 A JP H10217680A JP 9033286 A JP9033286 A JP 9033286A JP 3328697 A JP3328697 A JP 3328697A JP H10217680 A JPH10217680 A JP H10217680A
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JP
Japan
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holder
writing
sheet
cursive
cap
Prior art date
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JP9033286A
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English (en)
Inventor
Tamotsu Seki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文章、図形、又は写真等を多量に、かつ容易
に印刷することができ、又、配布された人が捨てずに使
用することが期待できるため、広告宣伝機能を一定期間
発揮することができて、広告宣伝効果が大きく、さら
に、製造が容易で廉価で供することができ、広告宣伝媒
体として極めて好適な筆記具を提供する。 【解決手段】 外面に文字、図形、写真等を印刷可能な
シートの前面部と後面部の間に筆記体を挟んで保持し、
そのシートの一部を切り取って筆記体の筆先部を露出可
能としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は筆記具、特に広告宣
伝媒体に適した筆記具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な筆記具は丸い軸を有して
いる。このような従来の筆記具を広告宣伝媒体として用
いる場合、その丸い軸の側面に宣伝用のコピーなどを印
刷していた。しかしながら、丸い軸の側面の面積は狭く
限られているので、目立ちにくく、又、長い文章や図
形、写真などを入れることができず、すなわち、情報量
がすくないので、広告宣伝効果が小さいという不満があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、文章、図
形、写真等を多量に、かつ、容易に印刷することがで
き、又、もらった人が捨てずに使用することが期待でき
るため、広告宣伝機能を一定期間発揮することができ
て、広告宣伝効果が大きく、さらに、製造が容易で廉価
で供することができ、広告宣伝媒体として極めて好適な
筆記具の提供を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
って、すなわち、外面に文字、図形、写真等を印刷可能
なシートの前面部と後面部の間に筆記体を挟んで保持
し、そのシートの一部を切り取って筆記体の筆先部を露
出可能としたことを特徴とする筆記具によって解決する
ことができる。
【0005】また、本発明の筆記具は、上記の課題を解
決するため、細い又は扁平な筆記体6を前面シート部4
と後面シート部5の間に挟んで保持する扁平な筆記体ホ
ルダー部1と、その筆記体ホルダー部1とミシン目3を
介して切り取り可能に連続するとともにその前面シート
部7と後面シート部8の間に上記の筆記体ホルダー部1
から突出した筆記体6の筆先部10を収容可能な中空袋
部9を設けた扁平なキャップ部2とを有して、その筆記
体ホルダー部1からキャップ部2を切り離すことにより
筆記体6の筆先部10を露出可能とし、かつ、筆記体ホ
ルダー部1の前端部をキャップ部2の中空袋部9に対し
挿入可能な形状及び寸法となし、筆記体ホルダー部1と
キャップ部2の外面に文字、図形、写真等を印刷可能と
した構成とすることも可能である。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。まず、図1〜図6は第1実施例を示したものであ
る。この第1実施例は、図1に示すように、筆記体ホル
ダー部1とキャップ部2とがミシン目3を介して連続し
ている。両者は共に一枚の紙製シートを2つ折りした構
造で、筆記体ホルダー部1よりキャップ部2の方が少し
幅広になっている。これら筆記体ホルダー部1及びキャ
ップ部2は、その外面に文章、図形、写真等を印刷可能
である。
【0007】筆記体ホルダー部1は、図2及び図3に示
すように、その前面シート部4と後面シート部5の間に
おける下端部に細い筆記体6を挟んで保持している。な
お、前面シート部4と後面シート部5は内面を糊付けし
ている。図中、点々を付した個所が糊付け部である。
【0008】キャップ部2は、図2に示すように、その
前面シート部7と後面シート部8の内面を部分的に糊付
けして、糊付けしない個所を中空袋部9としている。上
記の筆記体ホルダー部1からその前方へ突出した筆記体
6の筆先部10は、その中空袋部9に収容されている。
【0009】キャップ部2は、図4に示すように、ミシ
ン目3を破ることにより筆記体ホルダー部1から切り取
ることができ、このようにキャップ部2を取り除くと筆
記体6の筆先部10が露出して筆記可能となる。
【0010】筆記しないときは、図5及び図6に示すよ
うに、筆記体ホルダー部1の前端個所をキャップ部2の
中空袋部9に挿入して保管することができる。
【0011】次に、図7〜図9は第2実施例を示したも
のである。上記の第1実施例は筆記体ホルダー部1より
もキャップ部2の幅を広くしていたが、この第2実施例
は、筆記体ホルダー部1とキャップ部2の幅を同一に
し、かつ、筆記体ホルダー部1の前端個所に幅の狭い首
部11を設けたものである。それ以外の構造は上記第1
実施例と同一である。
【0012】この第2実施例は、図8に示すように、キ
ャップ部2を筆記体ホルダー部1から切り取って使用し
た後に、図9に示すように、筆記体ホルダー部1の首部
11をキャップ部2の中空袋部9に挿入して保管状態と
する。このとき、筆記体ホルダー部1における肩部12
が、キャップ部2の開口縁に当接するストッパーとなっ
て過剰な挿入を防ぐことができる。
【0013】次に、図10〜図14は第3実施例を示し
たものである。この第3実施例は、筆記体ホルダー部1
における前面シート部4及び後面シート部5の前端近傍
に、外側へ僅かに突出する突起13を設けるとともに、
キャップ部2の前面シート部7と後面シート部8におけ
るミシン目3の近傍に孔14を穿設したものである。そ
の他の構造は上記第1実施例と同一である。
【0014】この第3実施例は、キャップ部2を筆記体
ホルダー部1から切り取ってから、その筆記体ホルダー
部1の前端個所をキャップ部2の中空袋部9に挿入した
ときに、上記の突起13と孔14とが嵌合して、キャッ
プ部2が安易に外れないように係止する。
【0015】なお、突起13と孔14は、筆記体ホルダ
ー部1とキャップ部2の前面シート部4,7又は後面シ
ート部5,8のいずれか一方に設ける構造とすることも
可能である。また、突起13をキャップ部2側に設け、
孔14を筆記体ホルダー部1側に設けることも可能であ
る。
【0016】次に、図15〜図17は第4実施例を示し
たものである。この第4実施例は、キャップ部2の前面
シート部7と筆記体ホルダー部1の後面シート部5と
に、互いに重なり合って、キャップ部2を筆記体ホルダ
ー部1から切り離したときに、それぞれ切縁部において
突出することにより内面を露出する突出片15,16を
設けて、その突出片15,16をクジ又は占い等に利用
できるようにしたものである。その他の構造は上記第1
実施例と同一である。この第4実施例は筆記するだけで
なく、クジや占い等の楽しみが得られる。
【0017】次に、図18〜図23は第5実施例を示し
たものである。この第5実施例は、筆記体ホルダー部1
を2重にして、その内側ホルダー部17の前端部を外側
ホルダー部18より前方へ突出させ、その突出首部19
をキャップ部2の中空袋部9に収容したものである。な
お、内側ホルダー部17は外側ホルダー部18より幅を
狭くしている。
【0018】筆記体ホルダー部1における内側ホルダー
部17と外側ホルダー部18は別々に形成して組付けて
もよいが、図19に示すような展開図となるようにシー
トを裁断すれば、折り畳むだけで、内側ホルダー部17
を外側ホルダー部18やキャップ部2と一体的に形成す
ることができる。
【0019】この第5実施例のように筆記体ホルダー部
1の前端にキャップ部2の中空袋部9に収容される突出
首部19を設けると次のような利点が得られる。すなわ
ち、上記の各実施例のように突出首部19の無いもの
は、キャップ部2と筆記体ホルダー部1に文字や図形等
を連続的に印刷すると、切り取ったキャップ部2の中空
袋部9に筆記体ホルダー部1の前端部を挿入したとき
に、その筆記体ホルダー部1の前端部に印刷した文字や
図形等が隠れてしまうという弊害がある。これに対し、
第5実施例のように突出首部19を設けると、キャップ
部2と筆記体ホルダー部1における外側ホルダー部18
とに文字や図形等を連続的に印刷しても、キャップ部2
の中空袋部9には突出首部19だけを挿入すればよいの
で、外側ホルダー部18に印刷した文字や図形等が全く
隠れず、全体的な文字や図形等が不連続になることがな
い。もちろん、突出首部19にも文字や図形等を印刷す
ることは可能である。
【0020】次に、図24〜図29は第6実施例を示し
たものである。この第6実施例は、キャップ部2の前面
シート部7に孔14を穿設するとともに、筆記体ホルダ
ー部1の内側ホルダー部17における突出首部19の前
面シート部20に孔14と嵌合して係止する突起13を
設けたものである。なお、内側ホルダー部17と外側ホ
ルダー部18は別々に形成して組付けている。その他の
構造は上記第5実施例とほぼ同一である。
【0021】なお、内側ホルダー部17と外側ホルダー
部18は、上記の第5実施例と同様に一体的に形成する
ことも可能である。また、孔14をキャップ部2の後面
シート部8に設け、突起13を突出首部19の後面シー
ト部21に設けることも可能である。また、孔14をキ
ャップ部2の前面シート部7と後面シート部8の両方に
設け、突起13も突出首部19の前面シート部20と後
面シート部21の両方に設けることも可能である。ま
た、突起13をキャップ部2側に設け、孔14を突出首
部19側に設けることも可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明の筆記具は上記の通りであり、筆
記体を保持するシートの外面、すなわち、筆記体ホルダ
ー部1及びキャップ部2の前面シート部4,7と後面シ
ート部5,8にそれぞれ文字、図形又は写真等を印刷す
ることができるので、従来の丸軸の筆記具に比べて情報
量を格段に増大することができる。また、この筆記具を
無料サービス品などとしてもらった人は、一回使用した
後、キャップ部2が具えてあるので、捨てずに、キャッ
プ部2で筆記体6の筆先部10を覆って繰り返し使用す
るので、広告宣伝機能を一定期間発揮することが期待で
き、広告宣伝効果が増大する。また、文字、図形又は写
真等の印刷、製造が容易なので、廉価で提供できる利点
がある。また、従来の筆記具軸は、殆どプラスチック製
で廃棄処分に問題があるが、本発明の筆記具は筆記体ホ
ルダー部1やキャップ部2を紙製とすることも可能なの
で、廃棄する場合の問題が少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】側面図である。
【図2】内部構造を示す断面図である。
【図3】図1のI−I線断面図である。
【図4】キャップ部を筆記体ホルダー部から切り離した
状態の側面図である。
【図5】キャップ部に筆記体ホルダー部の前端部を挿入
した状態の側面図である。
【図6】図5のII−II線断面図である。
【図7】側面図である。
【図8】キャップ部を筆記体ホルダー部から切り離した
状態の側面図である。
【図9】キャップ部に筆記体ホルダー部の前端部を挿入
した状態の側面図である。
【図10】側面図である。
【図11】図10のIII−III線断面図である。
【図12】キャップ部を筆記体ホルダー部から切り離し
た状態の側面図である。
【図13】キャップ部に筆記体ホルダー部の前端部を挿
入した状態の側面図である。
【図14】図13のIV−IV線断面図である。
【図15】側面図である。
【図16】キャップ部を筆記体ホルダー部から切り離し
た状態の側面図である。
【図17】キャップ部に筆記体ホルダー部の前端部を挿
入した状態の側面図である。
【図18】側面図である。
【図19】展開図である。
【図20】図18のV−V線断面図である。
【図21】キャップ部を筆記体ホルダー部から切り離し
た状態の側面図である。
【図22】図21のVI−VI線断面図である。
【図23】図21のVII−VII線断面図である。
【図24】側面図である。
【図25】図24のVIII−VIII線断面図であ
る。
【図26】キャップ部を筆記体ホルダー部から切り離し
た状態の側面図である。
【図27】図26のIX−IX線断面図である。
【図28】図26のX−X線断面図である。
【図29】図26のXI−XI線断面図である。
【符号の説明】
1 筆記体ホルダー部 2 キャップ部 3 ミシン目 4 前面シート部 5 後面シート部 6 筆記体 7 前面シート部 8 後面シート部 9 中空袋部 10 筆先部 11 首部 12 肩部 13 突起 14 孔 15 突出片 16 突出片 17 内側ホルダー部 18 外側ホルダー部 19 突出首部 20 前面シート部 21 後面シート部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外面に文字、図形、写真等を印刷可能な
    シートの前面部と後面部の間に筆記体を挟んで保持し、
    そのシートの一部を切り取って筆記体の筆先部を露出可
    能としたことを特徴とする筆記具。
  2. 【請求項2】 細い又は扁平な筆記体6を前面シート部
    4と後面シート部5の間に挟んで保持する扁平な筆記体
    ホルダー部1と、その筆記体ホルダー部1とミシン目3
    を介して切り取り可能に連続するとともにその前面シー
    ト部7と後面シート部8の間に上記の筆記体ホルダー部
    1から突出した筆記体6の筆先部10を収容可能な中空
    袋部9を設けた扁平なキャップ部2とを有して、その筆
    記体ホルダー部1からキャップ部2を切り離すことによ
    り筆記体6の筆先部10を露出可能とし、かつ、筆記体
    ホルダー部1の前端部をキャップ部2の中空袋部9に対
    し挿入可能な形状及び寸法となし、筆記体ホルダー部1
    とキャップ部2の外面に文字、図形、写真等を印刷可能
    とした筆記具。
JP9033286A 1997-01-31 1997-01-31 筆記具 Pending JPH10217680A (ja)

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JP9033286A JPH10217680A (ja) 1997-01-31 1997-01-31 筆記具

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JP9033286A JPH10217680A (ja) 1997-01-31 1997-01-31 筆記具

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JPH10217680A true JPH10217680A (ja) 1998-08-18

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JP9033286A Pending JPH10217680A (ja) 1997-01-31 1997-01-31 筆記具

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JP (1) JPH10217680A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011255655A (ja) * 2010-06-04 2011-12-22 Asako Furuya 広告面付き筆記具
JP2013132903A (ja) * 2011-12-22 2013-07-08 Asako Furuya 組み立て式広告面付き筆記具

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