JPH10217471A - インクジェット記録ヘッド及びその検査装置及びその制御方法 - Google Patents

インクジェット記録ヘッド及びその検査装置及びその制御方法

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JPH10217471A
JPH10217471A JP9022587A JP2258797A JPH10217471A JP H10217471 A JPH10217471 A JP H10217471A JP 9022587 A JP9022587 A JP 9022587A JP 2258797 A JP2258797 A JP 2258797A JP H10217471 A JPH10217471 A JP H10217471A
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ink
recording head
unit
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voltage
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JP9022587A
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Nobuyuki Tsukada
伸幸 塚田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成でもってインクジェット記録ヘッ
ドの動作が正常になっているかを検査する。 【解決手段】 記録ヘッド15は導電性インク液を収容
するインクタンク部17と、インク液滴を吐出するイン
ク吐出部16で構成されている。記録ヘッド検査部11
は、記録ヘッド15の各吐出部を駆動する度に、インク
タンク部17内に設けられた電極18の電圧を電圧検出
部14で検出する。そして検出された電圧によってイン
クタンク部17からのインク液がインク吐出部16に供
給されているか、インク吐出部16が正常に動作するか
を検査する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録
ヘッド及びその検査装置及びその制御方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】今日、インクジェット方式の記録装置、
とりわけ、電気熱変換素子を有する吐出ヒータを用いて
吐出ノズルに供給されているインクを加熱し、気泡を発
生させることでインクを吐出する記録ヘッドを具備した
装置が、ランニングコストが有利であり、しかも印刷品
位も高いことから急速に普及しつつある。
【0003】そして、より高解像度の画像記録を可能と
するために、記録ヘッドには、より微小の吐出ヒータ及
び吐出ノズルを高密度に配する構成に、また記録速度を
より高速にするためにより多数の吐出ノズルを有する構
成になってきている。
【0004】これに伴い、製造した記録ヘッドのインク
吐出部において、吐出ヒータの破断、電気配線の断線、
インク流路の未貫通等が発生してしまう確率は、より高
くなってきており、製造段階での上記インク吐出部の検
査は、重要な作業工程のひとつとなっている。
【0005】これまでの、インク吐出部の電気配線及び
吐出ヒータ、インク流路に異常が無いかの検査は、特定
の画像パターンを記録媒体に対して実際に吐出し、その
画像パターンを目で確認するといった方法が多くに用い
られている。
【0006】しかし、このような検査方法は、記録媒体
に各吐出ノズルからインクが吐出されているかが確認で
きる画像パターンを記録する作業及び、記録したパター
ンをノズル毎に確認していく作業に長い時間を要するの
は勿論、吐出ノズルの高密度化やノズル数の増加が進む
ことで、検査ミスが発生する確率も高くなってしまうと
いう問題が発生する。
【0007】そこで、実際に記録媒体に画像を吐出して
検査するのではなく、短時間にインク吐出部の検査を行
うことは必要になる。これに関しては、既にいくつか提
案がなされている。
【0008】図15を用いて、その提案の一例(特開平
2−208052号)を説明する。図中、155はイン
クジェット方式の記録ヘッドを示しており、電気熱変換
素子を有する吐出ヒータに電圧を印加することによりイ
ンクをヒートし、内部に気泡を発生させ、その作用でイ
ンク液滴を吐出するインク吐出部56、及び、インク吐
出部56にインクを供給するインクタンク(図示せず)
を有する。
【0009】151は記録ヘッド155のインク吐出部
156の検査を行うための記録ヘッド検査部を示してお
り、吐出のタイミング信号をインク吐出部155に出力
するヒートタイミング信号発生部153及び、電源部1
57からインク吐出部156へ供給されている電流を検
出する電流測定部154、更にそれらを制御する制御部
152を有する。
【0010】この構成において、検査対象の記録ヘッド
155が検査部151に電気的に接続された後、検査部
157のヒートタイミング信号発生部153からインク
吐出部156の各吐出ヒータに順次ヒートタイミング信
号を出力して、インク吐出部からインクを吐出させる。
この際に電源部157からインク吐出部156に対して
供給されている電流を、電流測定部154が検出して、
インク吐出部への電気配線及び吐出ヒータに破断が無い
かを検査するものである。
【0011】また、他の検査例(特開平5−29396
8号)の構成を図16に示した。この例では、記録ヘッ
ド165のインク吐出部に温度を測定するための温度セ
ンサ167を配し、温度センサ167からの信号を読み
取る温度測定部164を検査部161が有する構成を持
つ。
【0012】この構成において、ヒートタイミング信号
発生部163からインク吐出部166の各吐出部ヒータ
に順次ヒートタイミング信号を出力してヒートを行うの
に応じて、温度センサ167からの温度情報信号を温度
検出測定部164で検出し、その値によりインク吐出部
166からインクが吐出されたか否かの検査を行うもの
である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】インク吐出部へ供給さ
れる電流値によりインク吐出部の検査をする方法では、
ヒートタイミング信号に応じて適切な電流がインク吐出
部に流れているのを確認することで、インク吐出部の各
吐出ヒータへの電気配線、及び吐出ヒータに破断が無い
ことの確認が出来るが、インクが実際に吐出されたこと
までは検出することができない。
【0014】一方、温度で測定する方式では、吐出ヒー
タ及びヒータへの電気配線及び吐出ヒータに破断が無い
ことに加えて、インクが吐出されたか否かも検査するこ
とが可能である。インクが吐出され無い場合には吐出さ
れた場合よりインク吐出部の温度が上昇するためであ
る。
【0015】しかし、温度を正確に測定するために、記
録ヘッドのインク吐出部に温度センサを設けておく必要
があるために、記録ヘッドのコストが高くなってしま
う。
【0016】また、吐出ヒータを順にヒートしていくの
に応じて、インク吐出部全体に熱が蓄積されていくこと
や、周期の気温の変化を考慮して温度の測定を行ってい
く必要があるため、制御が複雑になるといった問題が残
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる問題点に
鑑み成されたものであり、簡単な構成でもってインクジ
ェット記録ヘッドの動作が正常になっているかを検査す
ることを可能ならしめるインクジェット記録ヘッド及び
その検査装置及びその制御方法を提供しようとするもの
である。
【0018】この課題を解決するため、例えは本発明の
インクジェット記録ヘッドの検査装置は以下に示す構成
を備える。すなわち、インク液滴を吐出する記録ヘッド
を検査する検査装置であって、記録ヘッド中の所望とす
る記録素子に駆動信号を印加する印加手段と、各記録素
子への駆動信号を印加するための電極と、当該記録素子
の表面の薄膜の境界面で形成されるキャパシタの、当該
表面の薄膜側の電位を検出する検出手段と、前記印加手
段で印加する対象の記録素子を順に更新し、その都度前
記検出手段による電位を検出し、該当する記録素子のイ
ンク吐出部の検査を行なう制御手段とを備える。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る実施形態の一例を詳細に説明する。
【0020】本実施形態は、その概要を説明すると、イ
ンクジェット方式の記録装置の記録ヘッドのインクタン
ク部に配した電極の電圧を検査装置により測定すること
で、記録ヘッド部の検査を行うものである。
【0021】ここで先ず、本実施形態におけるインクジ
ェット方式の記録ヘッドの構成を以下に説明する。
【0022】図8(B)は実施形態におけるインクジェ
ット式の記録ヘッドの外観図であり、同図(A)はその
分解図である。図中の9はインク吐出部9aと、インク
タンク9が一体化した構造になっている記録ヘッド本体
(カートリッジ)を示している。911はヒータボード
であり、このヒータボード911はSi基板上に第1の
電極としての機能を併せ持つ電気熱変換素子(吐出ヒー
タ)及び、インク保温用ヒータとこれに電力を供給する
アルミ等の配線を成膜技術により形成し、次にその上面
に上記誘電体としての機能をも併せ持つSiO2等の材料
による蓄熱層としての薄膜を形成し、さらにその上に耐
久キャビテーションのためのTa(タンタル)による薄
膜を形成することによって構成されている。
【0023】921はヒータボード911に対する配線
基板であり、対応する配線は例えばワイヤーボンディン
グにより接続されている。この配線基板上には、図示の
如く矩形の接点コネクタが設けられ、記録装置或いは検
査装置に搭載した際に電気的に接続するものである。詳
細は後述するが、実施形態の電極18のコネクタもこの
配線基板上に設けられている。
【0024】930はアルミ等により構成された加熱板
を兼ねたベースプレートである。940はインク流路を
厳戒するための隔離や共通室等を設けた天板であり、本
実施形態では吐出口プレート部を一体に有する樹脂材料
で形成されている。950は押さえバネであり、ヒータ
ボード911と天板940とを固定圧着する。960は
サブタンクであり、インク供給源をなすインクタンク9
bからインク供給を受け、ヒータボード911と天板9
40との結合により形成される共通出力にインクを導く
ためのものである。970は共通液室へのインク供給口
付近のサブタンク960内の部位に配置されたフィルタ
であり、吐出口への異物あるいは気泡混入が防ぐもので
ある。980はサブタンク960の蓋部材である。
【0025】900はインクを含ませるための吸収体で
あり、インクタンク本体9b内に配置されている。
【0026】1200は上記各構成部品911〜980
からなるインク吐出部9aに対してインクを供給するた
めの供給口である。
【0027】ここで、本実施形態では、前記インク吸収
体900には、図示のように、ステンレス等の導体材料
による棒状の電極18が挿入されており、この電極18
は本実施形態では第2の電極として機能するものである
(詳細は後述)。
【0028】1100はカートリッジ本体の蓋部材、1
300はカートリッジ内部を大気に連通するための蓋部
材に設けた大気連通口である。
【0029】インクタンク9b内のインクは供給口12
00、支持体930に設けた穴932、菅状のチップタ
ンク1600を介してサブタンク960内に供給され、
サブタンク960内のインクは菅出口より、適宜の供給
菅及び天板940のインク導出部942を介して、共通
液室内へと流入する構成になっている。
【0030】ここで本実施形態における上記記録ヘッド
の吐出口ユニット9aは、既に述べたように熱エネルギ
ーを利用してインクを吐出するインクジェット記録手段
であって、熱エネルギーを発生するための電気熱変換体
によって印加される熱エネルギーにより生じる膜沸騰に
よる気泡の成長、収縮によって生じる圧力変化を利用し
て、吐出口よりインクを吐出させて記録を行うものであ
る。
【0031】図9は、前記記録ヘッドのインク吐出部9
aの構造を模式的に示したものであり、(A)は吐出ノ
ズルの配列を示す図、(B)は吐出ノズルから共通液室
までの構成の透視図である。
【0032】図中、211は記録媒体との所定の間隔を
おいて対面する吐出口形成面であり、所定のピッチで複
数の吐出口222が形成され、共通液室223と各吐出
口222とを連通する各流路224の壁面に沿ってイン
ク吐出用のエネルギーを発生するための吐出ヒータ(電
気熱変換体)225が配置されており、記録装置本体か
ら出力される吐出タイミング信号に基づいて吐出ヒータ
に電圧が印加されて、流路224内のインクが沸騰し、
その際に発生する圧力によって吐出口222からインク
を吐出させる。
【0033】図10はヒータボード911の平面図、図
11はその断面図である。図中、101はSiO2により
構成される保護膜、103はTaにより構成される対キ
ャビテーション用の保護膜、105はAl等によって構
成される配線、107はSi等によって構成される基
板、そして109がインクをそれぞれ示している。
【0034】図12(A)は上記記録ヘッドの等価回路
図である。同図において、111は記録ヘッドの吐出ヒ
ータを駆動する電源、113は吐出ヒータ225及びA
l等で構成された吐出ヒータへの電気配線105とヒー
タボードを覆う対キャビテーション保護膜103とを両
極板とし、上記保護膜(蓄熱層)101が誘電体である
ところのキャパシタンスを示している。また117は各
吐出ヒータと電極18との間に存在するインク(導電イ
ンク)による電気抵抗を示している。
【0035】ここで、本実施形態の記録ヘッドのインク
タンクに設置した電極18での電圧変化をオシロスコー
プで測定すると、吐出ヒータに印加した電圧に応答し
て、図13に示すような電圧波形が観測されることがわ
かっている。この電圧波形は前記吐出ヒータ255へ印
加した電圧が、コンデンサ101、インク抵抗117及
び、上記オシロスコープの入力インピーダンス123の
CR回路を介して得られる微分波形だと考えられる。こ
こで、図13の波形は吐出ノズルにインクが供給されて
いる状態で、吐出ヒータに電圧をかけた場合の電極18
波形を示しており、吐出ノズルにインクが供給されてい
ない状態では、前記インク抵抗117が極端に大きくな
るので、電極18で観測される波形は図14に示すよう
に極めて小さくなることが観測された。つまり、インク
液が吐出ノズルにまで充填されているか否かを電極18
での電圧をモニタすることで判定することが可能にな
る。
【0036】ここで本実施形態では、インクタンクに設
けた電極18は、インクタンク内の吸収体900に挿入
した棒状の導電体を電極18としているが、必ずしもこ
のようにインクと電極18が直流的に電気接続する必要
はなく、例えばインクタンクの外枠に張り付けた板状の
導電体を電極18として、インクと電極18を交流的に
電気接続させても同様に微分波形を得ることが可能であ
る。図12(b)はこのような板状の導電体を電極18
とした場合の等価回路(一部略)を示しており、図中、
124は上記板状の電極18とインク間のキャパシタン
スを示している。
【0037】図1は本実施形態では記録ヘッドの検査シ
ステムの構成を示すブロック図である。図中、11は記
録ヘッド15のインク吐出部の検査を行うために記録ヘ
ッド検査装置を示しており、15は検査対象である上記
インクジェット式の記録装置の記録ヘッドを示してい
る。記録ヘッド検査装置11には、ちょうどプリンタ装
置のキャリッジの如く、記録ヘッド15を固定するため
の機構と記録ヘッド15との電極を接続するためのコネ
クタが設けられている。勿論、通常のプリンタと同様
に、所望とする吐出ノズルのみを駆動することもでき
る。
【0038】装置11内において、12は装置全体の制
御を司る制御部であり、主としてCPU、ROM、RA
Mで構成されている。13は制御部12からの指示内容
に従って特定の吐出ノズル内のヒータを駆動させる信号
を発生するヒートタイミング信号発生部である。14は
記録ヘッド15内の電極18の電圧を検出する電圧検出
部であり、A/D変換器を内蔵しており、デジタルデー
タは制御部12に供給される。なお、電圧検出部14に
おけるサンプリングタイミングが、ヒートタイミング信
号発生部13による出力信号もしくは制御部12からの
指示信号をトリガにしている。
【0039】ここで、記録ヘッド15は,先に説明した
ように、複数のインク吐出ノズルと各吐出ノズルに配さ
れた電気熱変換素子からなる吐出ヒータを有し、吐出ヒ
ータに電圧を印加することにより前記吐出ノズルに供給
されているインクを加熱して吐出するインク吐出部16
及び、前記吐出ノズルにインクを供給するインクタンク
部17、インクタンク部17内に設けた電極18を有す
るものである。
【0040】一方、検査装置11は検査装置全体の制御
部を行う制御部12、制御部12から指定された前記イ
ンク吐出部の特定の吐出ヒータに、電圧を印加するため
のヒートタイミング信号を出力するヒートタイミング信
号発生部13及び、前記インクタンク部17に設けられ
た電極18とグランド間の電圧を検出する電圧検出部1
4を有する。
【0041】図2は前記電圧検出部14の構成を示した
ブロック図である。
【0042】図中、21はインク吐出部6の異常正常を
判断する基準になる基準電圧をコンパレータ部23に出
力する基準電圧出力部、22はインクタンク部17の電
極18とグランド間の電圧のピーク値を制御部12から
の制御信号に応じて、保持または解除するピークホール
ド部、23は前記基準電圧と前記ピークホールド部22
からの電圧を比較し、その結果を制御部12に出力する
コンパレータ部をそれぞれ示している。
【0043】図3は上記記録ヘッド検査システムの動作
を示したフローチャートであり、図4は各電圧信号のタ
イミングを示している。以下にこのフローチャート及び
タイミングチャートに沿って実施形態における検査装置
の動作内容を説明する。
【0044】先ず、基準電圧出力部21が、コンパレー
タ部23へ基準電圧Vbを出力させる(ステップS
1)。ここで、この基準電圧値は記録ヘッドのインク吐
出ノズルから正しくインクが吐出された場合に、電極1
8から出力される電圧のピークより低く、ノズルからイ
ンクが吐出されなかった場合に電極18から出力される
電圧のピークよりも高い値を設定しておくものとする。
【0045】次に、変数nを“1”にして、検査すべき
吐出ノズルを先頭のノズルに設定する(ステップS
2)。
【0046】次に、ピークホールド部22が保持してい
るピーク電圧を一度解除し(ステップS3)、それから
吐出ノズルのn番目(nは1〜全吐出ノズル数)の吐出
ヒータに対してヒート電圧を印加する為に、ヒートタイ
ミング信号発生部13からn番目の吐出ノズルの吐出ヒ
ータにヒートタイミング信号を出力する(ステップS
4)。この際インクタンク部17に設けられた電極18
の電圧は、すでに説明した原理により、上記ヒート信号
に応じて図4に示したように変化する(図4では、n番
目のヒータは配線及び流路が正常で、n+1番目のヒー
タは配線または流路に異常がある場合の波形を示してい
る)。
【0047】そして、この電極18の電圧波形を前記ピ
ークホールド部22が受けてそのピーク電圧Vp(n)を
コンパレータ部23に出力する。
【0048】この時、上記コンパレータ部23は前記基
準電圧Vbと前記ピーク電圧Vp(n)を比較し、ピーク
電圧Vp(n)が基準電圧Vbよりも大きい場合には、制
御部12に“1”(Highレベルのデジタル信号)
を、小さい場合にはそのまま“0”(Lowレベル)の
信号を出力する。そして、n番目の吐出ヒータへのヒー
ト電圧の印加を終えた後に、制御部12はコンパレータ
部23の出力信号を読み取る。
【0049】ここで、出力信号が“1”の場合には、記
録ヘッドにおけるn番目の吐出ヒータ及び吐出ヒータへ
の電気配線、さらにヒータへのインク流路に異常がな
く、n番目に吐出ノズルから正しくインクが吐出された
と判定する。また、コンパレータの出力信号が“0”の
場合には、n番目の吐出ヒータまたは吐出ヒータへの電
気配線に異常がある、もしくはインク流路に異常があり
インクが吐出ノズルから正しく吐出されなかったと判定
する。
【0050】異常を検出した際には、報知部20により
外部に異常がった旨を報知する。報知部20としては、
例えば表示装置やブザーなど音響装置であり、前者の場
合には、n番目のノズルに異常があることを示す表示を
する。またはメモリに情報を記録する他の処理を行う。
【0051】以上の処理を、n+1、n+2、…と順に
続けていき、記録ヘッドの全ての吐出ノズルの検査をし
た時点で処理の終了となる。
【0052】以上述べたように検査を行えば、インクタ
ンク部に電極を設けるだけで、記録ヘッドに特別な装置
を設けてコストを上げることなく、簡単で短時間でイン
ク吐出部への電気配線及びインク流路の異常検査を行う
ことができる。
【0053】<第2の実施形態>本第2実施形態である
記録ヘッド検査システムの構成も、上記実施形態(第一
実施形態)と同様に前記図1で示すことができるが、記
録ヘッド検査装置11の電圧検出部14及び制御部12
が第1実施形態と異なる。
【0054】図5は本第2実施形態の記録ヘッド検出部
における電圧検出部の構成を示した図である。図中の5
2は第1の実施形態と同様にインクタンク部に設けた電
極18のピーク電位を保持するピークホールド部、51
はピークホールド部52が保持したピーク電圧を入力と
し、そのアナログ値を対応した複数デジタル信号に変換
して制御部53に出力するいわゆるアナログ−デジタル
(A/D)変換部を示している。
【0055】図6は本第2の実施形態の動作を示したフ
ローチャート、図7は各信号の電圧波形及びA/D変換
部からのデジタル信号値の出力タイミングを示してお
り、以下、これらの図に沿って本第2の実施形態の説明
を行う。
【0056】先ず、第1の実施形態と同様、変数nを
“1”で初期化し(ステップS21)、ステップS21
でピークホールド部52が保持しているピーク電圧を一
度解除する。次いで、ヒートタイミング信号発生部13
からn番目の吐出ノズルの吐出ヒータに対し、タイミン
グ信号を出力して、ヒート電圧を印加する(ステップS
23)。
【0057】この時のインクタンク部の電極の電圧をピ
ークホールド部22で保持するまでは第1の実施形態と
同様であるが、その値を本実施形態では上記A/D変換
部51でデジタル信号に変換し、吐出ヒートへのヒート
電圧の印加を終えた後に、制御部12がA/D変換部5
2の出力信号を読み取って、その値を予め保持しておい
た基準値1及び基準値2と比較する構成を持つ。
【0058】ここで上記基準値1は、インク吐出部に異
常がなく、インクがノズル吐出されたかどうかを判定す
るための閾値であり、正常時における電極18から出力
される電圧のピーク値に対するA/D変換部51から出
力値よりも小さく、吐出ヒータに電圧が印加されたが、
流路にインクが供給されておらず、インクが吐出されな
かった際のA/D変換部51からの出力値よりも大きい
値とする。
【0059】また、基準値2は前記吐出ヒータには正し
く電圧が印加されたが、流路にインクが供給されておら
ず、インクが吐出されなかった際のA/D変換部51か
らの出力値よりも小さく、吐出ヒータに電圧が全く印可
されなかった際の電極8の電圧(ほぼ0V)に対するA
/D変換部51から出力値よりも大きい値とする。
【0060】そして、前記基準値1よりも前記A/D変
換部から読み取った値が大きい場合には、n番目の吐出
ヒータへの電気配線及びインク流路に異常がなく、イン
クが正しく吐出されたと判定する(ステップS25→棄
てポ27の場合)。また、A/D変換部51から読み取
った基準値1よりは小さいが、基準値2よりは大きい場
合には(ステップS26→ステップS29の場合)、n
番目の吐出ヒータへの電気配線には異常がないが、イン
クの流路に問題があり、インク吐出されなかったと判定
する。
【0061】また、A/D変換部から読み取った値が基
準値2より小さい場合(ステップS26→ステップS2
8の場合)、n番目の吐出ヒータへの電気配線に異常が
あり、吐出ヒータに電圧が正しく印加されなかったと判
定する。
【0062】そして、以上の処理を同様にn+1、n+
2…と順に行っていき、全てのノズルの検査をした時点
で処理を終了する。
【0063】上記のように、本第2の実施形態では、吐
出部に異常が有るか無いかだけでなく、吐出ヒータへの
電気配線に問題があるのか、流路に異常があるのかの判
断を行うことが可能であり、より効果的に検査ができ
る。
【0064】また、検査の基準値1、2が制御部53で
簡易に変更可能であるので、異なる特性の記録ヘッドの
検査する場合にも簡易に対応することが可能である。
【0065】ここで、本第1、第2実施形態では検査部
1は記録ヘッドの検査をする独立した装置として述べた
が、インクジェット式の記録装置に本検査装置と同様の
機能を具備して、同様の検査をする構成であってもよ
い。特に、ヒートタイミング信号発生部等は記録装置に
は当然の如く備えているものであり、それを活用するの
であれば後は非常に簡単な回路を搭載するだけなので回
路規模御よびコスト的にも実質的に問題がない範囲で実
現できる。また、この場合の検査は、記録装置に記録ヘ
ッド(カートリッジ)を最初に搭載した際に検査すれば
良いであろう。つまり、記録ヘッドを交換した際の検査
は、記録ヘッドの検査であり、それ以降はインク液の残
量検査として機能させるのである。
【0066】また、上記実施形態では示していないが、
インクを吸引する装置を検査装置に有し、前にインクを
吐出口から吸い出して確実に流路に流し込む動作してか
ら前記検査を行う。また異常と判断した場合でも、一度
上記インクの吸引動作を行ってから、もう一度検査を行
うといった構成を有すると、検査に時間はかかるがより
確実に検査を行うことができる。特に、図6において、
ステップS29のケースの場合には、吸引動作を行なわ
せてから再度検査するようにするとことが望ましい。
【0067】また、上記実施形態では、記録ヘッドがイ
ンクタンクと一体となっているカートリッジタイプであ
るものとして説明したが、これらは別体であっても良い
し、検査装置側にインクタンクがあっても構わない。但
し、この場合には、検査装置と記録ヘッドとの間のイン
ク液の流路の接続部分が正しく接続されているか否かを
も考慮する必要がある。
【0068】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するハードウェアを必要とするものの、そ
の検査処理はソフトウェアで実現できるものであるか
ら、そのプログラムコードを記録した記憶媒体を、シス
テムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置
のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に
格納されたプログラムコードを読出し実行することによ
っても、達成されることは言うまでもない。
【0069】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0070】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0071】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0072】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0073】以上述べたように本実施形態によれば、記
録ヘッドに高価センサ等を設けたり、従来ある記録ヘッ
ドから大きな変更を加える等でコストを大きく上げるこ
となく、インクタンク部に電極を設けるだけで、簡単で
短時間にインク吐出部への電気配線及び吐出ヒータの破
断、インク流路の不良を検査することが可能である。
【0074】これにより、インクジェット式の記録装置
の記録ヘッドの検査時間、さらには記録ヘッド製造工程
全体にかかる時間を短縮することが可能となる。
【0075】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、簡単
な構成でもってインクジェット記録ヘッドの動作が正常
になっているかを検査することが可能になる。
【0076】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における検査装置及び記録ヘッドのブ
ロック構成図である。
【図2】図1における電圧検出部のブロック構成図であ
る。
【図3】記録ヘッド検査装置の動作処理内容を示すフロ
ーチャートである。
【図4】検査処理中における各電圧信号のタイミングの
一例を示す図である。
【図5】第2の実施形態における電圧検出部のブロック
構成図である。
【図6】第2の実施形態の動作を示したフローチャート
である。
【図7】第2の実施形態における検査処理中の各電圧信
号のタイミングの一例を示す図である。
【図8】実施形態における記録ヘッドの構造を示す図で
ある。
【図9】記録ヘッドのインク吐出部近傍の構造を示す図
である。
【図10】図8におけるヒータボード911の平面図で
ある。
【図11】図8におけるヒータボード911の断面図で
ある。
【図12】図12は記録ヘッドの等価回路図である。
【図13】正常な記録ヘッドにおける電圧波形を示す図
である。
【図14】吐出ノズルにインクが供給されていない状態
における電圧波形を示す図である。
【図15】従来の検査装置のブロック構成図である。
【図16】他の従来の検査装置のブロック構成図であ
る。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク液滴を吐出する記録ヘッドを検査
    する検査装置であって、 記録ヘッド中の所望とする記録素子に駆動信号を印加す
    る印加手段と、 各記録素子への駆動信号を印加するための電極と、当該
    記録素子の表面の薄膜の境界面で形成されるキャパシタ
    の、当該表面の薄膜側の電位を検出する検出手段と、 前記印加手段で印加する対象の記録素子を順に更新し、
    その都度前記検出手段による電位を検出し、該当する記
    録素子のインク吐出部の検査を行なう制御手段とを備え
    ることを特徴とするインクジェット記録ヘッドの検査装
    置。
  2. 【請求項2】 前記インク液は導電性インク液であっ
    て、前記検出手段はインク液を収容するタンク内に設け
    られた電極の電圧を検出することを特徴とする請求項第
    1項に記載のインクジェット記録ヘッドの検査装置。
  3. 【請求項3】 前記タンクと記録ヘッドは一体のカート
    リッジになっていることを特超とする請求項第2項に記
    載のインクジェット記録ヘッドの検査装置。
  4. 【請求項4】 前記記録素子は、熱エネルギーによって
    インク滴を吐出する電気熱変換素子であることを特徴と
    する請求項第1項に記載のインクジェット記録ヘッドの
    検査装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記検出手段で検出さ
    れた電圧値と所定の閾値とを比較し、比較結果に従って
    正常か異常かを検査することを特徴とする請求項第1項
    に記載のインクジェット記録ヘッドの検査装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記検出手段で検出さ
    れた電圧値と第1の閾値、当該第1の閾値よりは小さい
    第2の閾値とを比較し、検出された電圧値が第1の閾値
    以上の場合には正常と判定し、第1の閾値以下で第2の
    閾値以上の場合には記録ヘッドのインク吐出部における
    電気配線が正常でインク液路に異常があったと判定し、
    第2の閾値以下の場合には配線及びインク液路に異常が
    あったと判定することを特徴とする請求項第1項に記載
    のインクジェット記録ヘッドの検査装置。
  7. 【請求項7】 導電性インク液を保持するインクタンク
    と、当該インクタンク内のインク液の供給を受け、外部
    からの駆動信号によってインク液滴を吐出する吐出部を
    有する記録ヘッドであって、 前記インクタンク内に設けられた電極と、 記録ヘッドを搭載する所定の装置と電気的に接続関係を
    なすために設けられたコネクタに設けられた、前記電極
    からの信号を供給するための端子とを備えることを特徴
    とするインクジェット記録ヘッド。
  8. 【請求項8】 インク液滴を吐出する記録ヘッドを検査
    する検査装置の制御方法であって、 記録ヘッド中の所望とする記録素子に駆動信号を印加す
    る印加工程と、 各記録素子への駆動信号を印加するための電極と、当該
    記録素子の表面の薄膜の境界面で形成されるキャパシタ
    の、当該表面の薄膜側の電位を検出する検出工程と、 前記印加工程で印加する対象の記録素子を順に更新し、
    その都度前記検出工程による電位を検出し、該当する記
    録素子のインク吐出部の検査を行なう制御工程とを備え
    ることを特徴とするインクジェット記録ヘッドの検査装
    置の制御方法。
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