JPH10217174A - ロボツト装置 - Google Patents

ロボツト装置

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JPH10217174A
JPH10217174A JP1904097A JP1904097A JPH10217174A JP H10217174 A JPH10217174 A JP H10217174A JP 1904097 A JP1904097 A JP 1904097A JP 1904097 A JP1904097 A JP 1904097A JP H10217174 A JPH10217174 A JP H10217174A
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Naohiro Fukumura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】任意の構成ユニツトが2つ以上に分岐して結合
された場合にも適用できる、新たな形態の構築を容易化
させ得るロボツト装置を実現し難かつた。 【解決手段】複数の構成ユニツトから構成されるロボツ
ト装置において、構成ユニツトの形状を決定するための
形状情報を記憶する第1の記憶手段と、構成ユニツトの
運動を記述するのに必要な運動情報を記憶する第2の記
憶手段と、構成ユニツトに収納された電子部品の特性情
報を記憶する第3の記憶手段と、各構成ユニツトの結合
状態を検出する検出手段とを設けるようにしたことによ
り、制御手段が検出手段による検出結果に基づいて全体
の構造や、各構成ユニツトの運動特性を自動的に認識す
ることができ、かくして任意の構成ユニツトが2つ以上
に分岐して結合された場合にも適用できる、新たな形態
の構築を容易化させ得るロボツト装置を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。
【0002】発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1〜図13) 発明の実施の形態 (1)第1実施例(図1〜図6) (2)第2実施例(図7〜図10) (3)第3実施例(図11及び図12) (4)他の実施例(図1〜図13) 発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】本発明はロボツト装置に関
し、例えばCPUを用いて動きの指令や制御を行うよう
になされたロボツト装置に適用して好適なものである。
【0004】
【従来の技術】従来、ロボツトの多くは、胴体部、脚部
及び頭部等の各構成ユニツトがそれぞれ予め定められた
相関関係で予め定められた状態に結合されることにより
所定の形に組み立てられている。
【0005】この場合かかる構成のロボツトは、CPU
を含むマイクロコンピユータ構成の制御部や、所定の自
由度をもつアクチユエータ及び所定の物理量を検出する
センサ等がそれぞれ所定位置に配置されており、制御部
が各センサの出力及びプログラム等に基づいて各アクチ
ユエータをそれぞれ個別に駆動制御することにより、自
律的に走行し又は所定の動作を行い得るようになされて
いる。
【0006】これに対して、近年、例えば特開平5-2457
84号公報に開示されているように、複数の関節モジユー
ルと、複数のアームモジユールとを組み合わせることに
より所望形状に構築し得るようになされたロボツトが考
えられている。
【0007】この場合特開平5-245784号公報に開示され
たロボツトは、各関節モジユールにそれぞれ固有番号を
設定し得る機能を有し、制御部がこれら各関節モジユー
ルとの間の通信により得られる関節モジユールの固有番
号に基づいて各関節モジユールの接続順番を認識し、認
識結果に基づいて制御プログラムを好適なものに書き換
え得るようになされている。
【0008】これによりこのロボツトにおいては、ロボ
ツトを組み立てる際の作業現場におけるソフトウエア作
成の一連の操作(例えばプログラムのエデイツト、コン
パイル、リンク等)を省略させ得るようになされてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところがかかる構成の
ロボツトにおいては、上述のように制御部が各関節モジ
ユールの接続順番を固有番号に基づいて認識するように
なされているため、関節モジユールの接続順番を変える
際には、これに合わせて各関節モジユールの固有番号を
設定し直さなければならない問題があつた。
【0010】また上述の特開平5-245784号公報では、マ
ニピユレータ装置を前提としており、このため特開平5-
245784号公報に開示された内容だけでは構成ユニツトを
2つ以上に分岐して接続する場合に対応し得ず、またマ
イクやカメラなどの各種センサに関しても対応し得ない
問題があつた。
【0011】ここで例えば複数の構成ユニツトから構成
されるロボツトにおいて、当該ロボツトの動作を司る制
御部が、各構成ユニツトの形状や、アクチユエータ及び
各種センサなどの部品がどこに配置され、またどのよう
な性能を有しているか等の動作制御に必要な情報を自動
的に取得することができれば、任意の構成ユニツトが2
つ以上に分岐して結合された場合や、構成ユニツトを新
たに付加若しくは除去し、又は位置を変更した場合にも
制御部が自動的に対応するプログラムを作成し得るよう
にすることができる分、新たな形態のロボツトの構築を
容易化させ得るものと考えられる。
【0012】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、任意の構成ユニツトが2つ以上に分岐して結合され
た場合にも適用できる、新たな形態のロボツトの構築を
容易化させ得るロボツト装置を提案しようとするもので
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、複数の構成ユニツトから構成され
るロボツト装置において、構成ユニツトの形状を決定す
るための形状情報を記憶する第1の記憶手段と、構成ユ
ニツトの運動を記述するのに必要な運動情報を記憶する
第2の記憶手段と、構成ユニツトに収納された電子部品
の特性情報を記憶する第3の記憶手段と、各構成ユニツ
トの結合状態を検出する検出手段とを設けるようにし
た。
【0014】これにより制御手段は、検出手段による検
出結果に基づいて全体の構造や、各構成ユニツトの運動
特性を自動的に認識することができる。
【0015】また本発明においては、ロボツト装置を構
成する各構成ユニツトの各記憶手段に、制御手段が各構
成ユニツトを制御するために使用する制御用プログラム
によつて予め各電子部品の機能毎に共通に決められた所
定のデータフオーマツトで表される第1のデータを、各
電子部品が機能毎に用いるデータフオーマツトで表され
る第2のデータに変換する変換プログラムを記憶させる
ようにした。
【0016】この結果制御用プログラムによつて予め決
められたデータフオーマツトに依存せずに、各構成ユニ
ツトを設計することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0018】(1)第1実施例 図1において、1は全体として第1実施例によるロボツ
トを示し、胴体部ユニツト2の前後左右の4隅にそれぞ
れ太股部ユニツト3A〜3D及びすね部ユニツト4A〜
4Dが順次着脱自在に取り付けられ、かつ胴体部ユニツ
ト2の前端中央部に首部ユニツト5及び頭部ユニツト6
が順次着脱自在に取り付けられている。
【0019】この場合胴体部ユニツト2の内部には、図
2に示すように、ロボツト1全体の動作を制御するCP
U(Central Processing Unit )10、後述のシリアル
バスを管理するSBH(Serial Bus Host )11、HU
B(分配器)12及びメモリ13が収納されている。そ
してメモリ13には、胴体部ユニツト2の幅や長さ等の
形状に関する情報(以下、これを形状情報と呼ぶ)と、
胴体ユニツト2の質量、回転モーメント、回転軸の中心
及び重心位置などの運動を記述するのに必要な情報(以
下、これらをまとめて運動情報と呼ぶ)と、HUB12
の各連結点p1〜p5の位置情報となどがそれぞれ格納
されている。
【0020】一方胴体部ユニツト2を除く各構成ユニツ
ト3A〜3D、4A〜4D、5、6の内部には、それぞ
れHUB14と、アクチユエータ及びセンサ等の電子部
品15と、メモリ16とが収納されいる。そしてこれら
各構成ユニツト3A〜3D、4A〜4D、5、6の各メ
モリ16には、対応する構成ユニツト3A〜3D、4A
〜4D、5、6の形状情報及び運動情報と、当該構成ユ
ニツト3A〜3D、4A〜4D、5、6内に収納された
各電子部品15の機能及び特性に関する情報(以下、こ
れを特性情報と呼ぶ)となどが格納されている。
【0021】さらに胴体部ユニツト2のHUB12に
は、首部ユニツト5及び各太股部ユニツト3A〜3Dの
HUB14がIEEE(The Institute of Electrical a
nd Electronics Engineers,Inc) 1394又はUSB
(Universal Serial Bus)等のシリアルバス17を介し
て接続されると共に、これら首部ユニツト5及び各太股
部ユニツト3A〜3DのHUB14には、それぞれ同様
のシリアルバス17を介して頭部ユニツト6のHUB1
4又は対応するすね部ユニツト4A〜4DのHUB14
が接続されている。
【0022】これによりこのロボツト1では、CPU1
0がSBH11及びHUB12と各構成ユニツト3A〜
3D、4A〜4D、5、6のHUB14とを順次介し
て、これら各構成ユニツト3A〜3D、4A〜4D、
5、6のメモリ16から当該メモリ16に格納された各
種情報を読み出し、各構成ユニツト3A〜3D、4A〜
4D、5、6のアクチユエータに制御信号を送出し、又
は各構成ユニツト3A〜3D、4A〜4D、5、6のセ
ンサの出力を受信し得るようになされている。
【0023】従つてこのロボツト1では、CPU10
が、胴体部ユニツト2のメモリ13に格納されたHUB
12の各連結点p1〜p5の位置情報と、胴体部ユニツ
ト2を除く各構成ユニツト3A〜3D、4A〜4D、
5、6のメモリ16にそれぞれ格納された形状情報とに
基づいて、胴体部ユニツト2のどの部分にどのような構
成ユニツト3A〜3D、5が結合され、またその構成ユ
ニツト3A〜3D、5にどのような構成ユニツト4A〜
4D、6が結合されているかといつたロボツト1全体の
構成を自動的に把握し得る一方、胴体部ユニツト2を除
く各構成ユニツト3A〜3D、4A〜4D、5、6のメ
モリ16にそれぞれ格納された運動情報及び特性情報等
に基づいて所望の構成ユニツト3A〜3D、4A〜4
D、5、6内のアクチユエータを駆動させることにより
当該構成ユニツト3A〜3D、4A〜4D、5、6を所
望状態に駆動し、かつこのときのこの構成ユニツト3A
〜3D、4A〜4D、5、6の状態を当該構成ユニツト
3A〜3D、4A〜4D、5、6内のセンサの出力に基
づいてモニタすることができるようになされている。
【0024】ここで実際上、各構成ユニツト3A〜3
D、4A〜4D、5、64Aのメモリ16には、例えば
対応する電子部品15を構成するアクチユエータの特性
情報として、当該アクチユエータのタイプ(並進型又は
回転型)や、「回転角度を1〔°〕曲げる場合には10パ
ルス分のパルス信号でなる制御信号が必要である」とい
うような情報が格納されている。
【0025】そしてCPU10は、動作時、このような
情報を各構成ユニツト3A〜3D、4A〜4D、5、6
4Aのメモリ16から読み出し、読み出した情報に基づ
いて、例えば1〔°〕という角度データを10パルス分の
パルス信号という並進運動の移動距離に変換するための
変換プログラムを作成した後、この変換プログラムに基
づいて得た移動距離に応じた制御信号を構成ユニツト4
Aに送出することにより、構成ユニツト4Aのアクチユ
エータの動作を制御するようになされている。
【0026】なおこの実施例の場合、CPU10は、ど
の構成ユニツト2、3A〜3D、4A〜4D、5、6に
どの構成ユニツト2、3A〜3D、4A〜4D、5、6
が結合されているかといつた情報に基づいて、図3に示
すような各構成ユニツト2、3A〜3D、4A〜4D、
5、6間の結合に関するツリーを作成し、これを図4に
示すような有向グラフのデータ構造(以下、これをバー
チヤルロボツトと呼ぶ)のデータとして胴体部ユニツト
2のメモリ13内に格納するようになされている。
【0027】またこの実施例の場合、CPU10は、各
構成ユニツト2、3A〜3D、4A〜4D、5、6の各
メモリ13、16に格納された当該構成ユニツト2、3
A〜3D、4A〜4D、5、6の形状情報を時分割的に
所定周期で順次読み出すことにより、全体の構造を調査
するようになされている。
【0028】ここでCPU10によるロボツト1の制御
手順を図5に示すフローチヤートを用いて説明する。な
おここでは太股部ユニツト3Aの電子部品15に含まれ
るアクチユエータの動作を制御する場合を例に説明す
る。
【0029】まずCPU10は、ステツプSP1よりロ
ボツト1の制御処理を開始し、ステツプSP2におい
て、太股部ユニツト3Aのメモリ16から各種情報を読
み出した後、続くステツプSP3において、読み出した
各種情報に基づいて太股部ユニツト3Aのアクチユエー
タのタイプ(actuator type )を判断し、太股部ユニツ
ト3Aのアクチユエータが並進型であると判断した場合
には、ステツプSP4に進む。
【0030】そしてCPU10は、このステツプSP4
において、所定の角度データ(angle )を並進運動の移
動距離(length)に変換した後、ステツプSP5におい
て当該移動距離(length)に応じた制御信号を太股部ユ
ニツト3Aのアクチユエータに送出し、ステツプSP6
においてロボツト1の制御処理を終了する。
【0031】一方CPU10は、ステツプSP3におい
て、太股部ユニツト3Aのアクチユエータが回転型であ
ると判断した場合には、ステツプSP7に進み、所定の
角度データ(angle )に応じた制御信号をそのまま太股
部ユニツト3Aのアクチユエータに送出し、ステツプS
P6においてロボツト1の制御処理を終了する。
【0032】以上の処理手順は、他の構成ユニツト3B
〜3D、4A〜4D、5、6についても同様である。
【0033】ここで実際上、ロボツト1においては、C
PU10は、各構成ユニツト3A〜3D、4A〜4D、
5、6が胴体部ユニツト2に結合されたときに各種デー
タの読み出しを1回だけ行えばよく、このためこのロボ
ツト1においてCPU10は、これ以降は胴体部ユニツ
ト2に結合された他の各構成ユニツト3A〜3D、4A
〜4D、5、6に所定のタイミングで移動距離を設定す
るようになされている。
【0034】以上の構成において、このロボツト1で
は、CPU10が、各構成ユニツト2、3A〜3D、4
A〜4D、5、6のメモリ13、16にそれぞれ格納さ
れた当該構成ユニツト2、3A〜3D、4A〜4D、
5、6に関する形状情報、運動情報及び特性情報に基づ
いて全体の構造を把握し、各構成ユニツト2、3A〜3
D、4A〜4D、5、6の動作を制御する。
【0035】従つてこのロボツト1では、構成ユニツト
2、3A〜3D、4A〜4D、5、6の組み合わせによ
らず、CPU10が常にロボツト1全体の構造を把握
し、各構成ユニツト2、3A〜3D、4A〜4D、5、
6の動作を制御することができる。
【0036】ここでロボツトのプログラミングについて
2つのケースを考える。一方はロボツトを制御するプロ
グラムの設計者が自分で使うロボツトの各構成ユニツト
を知つており、またそれをどのように結合して使うかも
知つている場合であり、通常の自律型ロボツトなどのプ
ログラミングはこのケースに該当する。また他方は、ユ
ーザがロボツトの各構成ユニツトを自由に選んで自由に
連結する場合であり、実施例のロボツト1のプログラミ
ングがこのケースに該当する。
【0037】さらにシステムが自動的に認識したロボツ
ト(バーチヤルロボツト)のどの部分が頭部で、どの部
分が前脚部で、などの意味付けを行う方法も2通り考え
られる。一方は設計者が与える方法で、他方は各構成ユ
ニツト内に記憶している各種情報にこの意味付けの情報
を付加しておくことである。
【0038】この場合意味付けを行う前者の場合には、
図6(A)に示すようなブループリントロボツト(設計
者が設計したデータ構造のロボツト)18のどの部位に
位置するある機能を有する1つ以上の構成ユニツトから
構成される各部位を頭部、前脚部などと意味付けした情
報を設計者が与える。図6(A)では、図1のフイジカ
ルロボツト(実ロボツト)1の構成ユニツト5、6がブ
ループリントロボツト18の頭部、構成ユニツト3A、
4Aが右前脚部、構成ユニツト3B、4Bが左前脚部、
構成ユニツト3C、4Cが右後脚部、構成ユニツト3
D、4Dが左後脚部、構成ユニツト3A、4A、3B、
4Bが前脚部、構成ユニツト3C、4C、3D、4Dが
後脚部、全部で体という意味をもつている。もちろん、
例えば左後脚部をさらに脛部ユニツト4C及び太股部ユ
ニツト3Cのように各構成ユニツト3A〜3D、4A〜
4D、5、6に意味を付けることも可能である。
【0039】ここでロボツトのプログラミングについて
前者のケースでは、設計者は、ブループリントロボツト
と、バーチヤルロボツトとの間で対応をとることによ
り、ブループリントロボツトのみを使つて実際の各構成
ユニツトとの間で情報のやりとりを行うことができる。
【0040】一方ロボツトのプログラミングについて後
者のケースでは、自律型のロボツトのプログラムを作る
ことが難しい。これは、そのロボツトがタイヤをもつて
いるのか、又は脚部を何本もつているのかをプログラム
を作るときには分からないからである。
【0041】しかしながらバーチヤルロボツトの情報を
読み出し、パーソナルコンピユータにデータを転送し、
ツリー構造からパーソナルコンピユータのデイスプレイ
に現在のロボツトの形状を描写することは可能である。
【0042】従つて、このケースの場合(すなわちこの
実施例のロボツトの場合)では、パーソナルコンピユー
タ上のGUI(Graphical User Interface )を用いてイ
ンタラクテイブにロボツトの各構成ユニツトをそれぞれ
動かすことも可能である。この場合実際には、システム
内のバーチヤルロボツトをブループリントロボツトにコ
ピーし、設計者はブループリントロボツトをパーソナル
コンピユータに転送するようにすれば良い。
【0043】またこのケースの場合、逆にパーソナルコ
ンピユータ側に予め決められた各構成ユニツトを結合さ
せた設計図(これは実際にはデータ構造としてブループ
リントロボツトと同じデータ構造である)をもつてい
て、ロボツトから送られてくる現在の使用構成ユニツト
と設計図上で各構成ユニツトとの形状比較を行い、間違
つた構成ユニツトを使つていたり、結合の順番が間違つ
ていることを、パーソナルコンピユータのデイスプレイ
上に表示したロボツト形状のグラフイクスの対応する場
所をフラツシユさせるなどしてユーザに指摘するように
システムを構築することも可能となる。
【0044】以上の構成によれば、各構成ユニツト2、
3A〜3D、4A〜4D、5、6内部にそれぞれ当該構
成ユニツト2、3A〜3D、4A〜4D、5、6の形状
情報及び運動情報等が格納されたメモリ13、16を収
納すると共に、CPU10が各構成ユニツト2、3A〜
3D、4A〜4D、5、6のメモリ13、16にそれぞ
れ格納された各種情報を必要に応じて読み出し得るよう
にしたことにより、構成ユニツト2、3A〜3D、4A
〜4D、5、6の結合状態によらずCPU10がロボツ
ト1全体の構造を把握し、かつ各構成ユニツト2、3A
〜3D、4A〜4D、5、6を駆動制御することがで
き、かくして任意の構成ユニツトが2つ以上に分岐して
結合された場合にも適用できる、新たな形態のロボツト
の構築を容易化させ得るロボツト装置を実現できる。
【0045】(2)第2実施例 次に2つの手部、2つの脚部及び頭部とをもつたロボツ
トに対し、当該ロボツト全体に自律性をもたせた場合を
考える。
【0046】この場合は、図7のような機能ブロツクに
よる実現が考えられる。すなわちオートマトン30は各
構成ユニツトのセンサの出力に基づいてロボツトの行動
の目標を与える上位のプログラムであり、MoNet 31
は、図8に示すように、グラフ構造をもち、ロボツトの
姿勢の推移に制約を与える下位のプログラムである。
【0047】MoNet 31からの出力は、グラフ構造のNo
de(姿勢、状態)ST1〜ST4の時系列であり、これ
らNodeST1〜ST4間のEdge(姿勢変化のためのプロ
グラム)E1〜E6の内部に頭部及び脚部等の各構成部
分のアクチユエータ(以下、モータとする)を制御する
プログラムが格納されている。MCG(Motor Command
Generator )32(図7)は、このプログラムを用いて
ロボツト全体における各モータに対するコマンドを生成
し、これをそれぞれ対応するモータに出力する。
【0048】ここで第2実施例は、ロボツト全体だけで
なく、ロボツトの頭部、各手部及び各脚部等の各構成部
分にもそれぞれこのような自律性をもたせることによ
り、各構成ユニツトが内部に収納されたセンサの出力に
基づいて独立に動作し得るようにすると共に、各構成ユ
ニツトを統括する制御部からこれら各構成ユニツトに与
えられる命令による動作も行い得るようにすることで、
各構成ユニツトの協調的な動作と、各構成ユニツトの独
立した動作とによる複雑な動作を達成しようとするもの
である。
【0049】図9に2つの手部、2つの脚部及び頭部と
を有する第2実施例によるロボツト40の構成を示す。
この場合第1実施例では物理的に胴体部ユニツト2から
首部ユニツト5及び頭部ユニツト6からなる頭部と、太
股部ユニツト3A〜3D及びすね部ユニツト4A〜4D
からなる4本の脚部とが接続されていたが、この図9は
それを論理的に胴体部41に手部42、脚部43及び頭
部44が接続され、さらに手部42及び脚部43のそれ
ぞれに右及び左の構成部42A、42B、43A、43
Bが接続されているものとする。
【0050】図10に図9における各構成部42、4
3、42A、42B、43A、43Bの機能を示す。図
7と同様に、構成部42及び43は、オートマトン30
A、MoNet 31A及びMCG32Aからなり、構成部4
2A、42B、43A、43Bはオートマトン30B、
MoNet 31B及びMCG32Bからなる。
【0051】ただし、各構成部42、43、42A、4
2B、43A、43Bにおいて自分の構成部41〜4
4、42A、42B、43A、43B内で発生した命令
系とツリー構造で上位のほうから入力されてくる命令の
2種類が存在するため、それらを競合させて選択する第
1のComp50A、51A及び第2のComp50B、51B
なるものが存在する。
【0052】この出力が自分の機能のMoNet 31A、3
1B又はMCG32A、32Bに入力されると同時に、
自分の枝部でなる対応する部位42A、42B、43
A、43Bに入力され、同様の処理が施される。競合
は、通常、上位から出力されるものを優先するものをデ
フオルトとする。
【0053】ここで一般的に自律型ロボツトには、反射
的な行動と、時間をかけて計画をたてるような行動とを
どのように取り扱うかといつた課題が存在する。
【0054】図9のように意味をもつたロボツト40の
論理構造にツリー構造を使うメリツトは、これに対する
答えである。すなわちツリー構造の下の枝(LightHand,
LeftHandなど)は、それぞれ上の枝(Hands,Bodyなど)
が解かなければならない計算量の多い仕事から開放され
る。例えば3次元空間での手の動きの軌道を各関節の角
度に変換する仕事(逆キネマテイクス計算)などは、上
位の枝に配置するものほど計算量が増える。従つて手や
脚に相当する構成ユニツトは、速い反応をすることが可
能となる。
【0055】以上の構成によれば、任意の構成ユニツト
を2つ以上に分岐して接続することにより組み立てられ
るロボツトにおいて、各構成ユニツトそれぞれに自律性
をもたせることができる。かくするにつきロボツトによ
り複雑な動きをより簡単なプログラムで実行させること
ができる。
【0056】(3)第3実施例 この第3実施例においては、第1実施例のように、CP
U10が各構成ユニツト3A〜3D、4A〜4D、5、
6の各メモリ16から形状情報、運動情報及び特性情報
を表すデータ構造を読み出し、当該データ構造に基づい
て各構成ユニツト3A〜3D、4A〜4D、5、6毎に
変換プログラムを作成するのではなく、このような変換
プログラムをオブジエクトとして扱い、この変換プログ
ラムを予め各構成ユニツト3A〜3D、4A〜4D、
5、6の各メモリ61(図11)内に記憶させている。
【0057】すなわち図2との対応部分に同一符号を付
して示す図11において、各構成ユニツト3A〜3D、
4A〜4D、5、6の各メモリ61には、それぞれの構
成ユニツト3A〜3D、4A〜4D、5、6の形状情
報、運動情報及び特性情報を表すデータ構造と、このデ
ータ構造を読み出すための情報読出し用プログラムとし
てインタフエースプログラム(オブジエクト指向ではメ
ソツドと呼ぶので、以下、これをメソツドと呼ぶ)と、
変換プログラムとがオブジエクトとして記憶されてい
る。
【0058】データ構造を読み出すためのメソツドは、
各構成ユニツト3A〜3D、4A〜4D、5、6の各メ
モリ61から読み出されたオブジエクトからデータ構造
を読み出すためのものであり、全ての構成ユニツト3A
〜3D、4A〜4D、5、6に対して共通化されてい
る。実際上、このメソツドは、形状情報を読み出すため
のメソツド、運動情報を読み出すためのメソツド及び特
性情報を読み出すためのメソツドのように、各情報毎に
メソツドが定義されており、これによりデータ構造を各
メモリ61内に任意の順番に記憶させることができるよ
うになされている。
【0059】変換プログラムは、胴体部ユニツト62に
収納されているCPU63が各構成ユニツト2、3A〜
3D、4A〜4D、5、6を制御するために用いるプロ
グラム(以下、これを制御用プログラムと呼ぶ)によつ
て予め各電子部品15の機能毎に共通に決められた所定
のデータフオーマツトで表される所定のデータ(例えば
電子部品15の機能としてアクチユエータの場合、どの
構成ユニツトに対してもアクチユエータに与えるデータ
フオーマツトとしては例えば角度データとして与えるよ
うに予め機能毎に決まつている)を、各電子部品15が
機能毎に用いるデータフオーマツト(例えば長さ)で表
されるデータに変換するためのものであり、電子部品1
5を構成するアクチユエータ等の部品の機能毎(すなわ
ち電子部品15の機能毎)にメソツドが設定される。
【0060】従つて各構成ユニツト3A〜3D、4A〜
4D、5、6の各電子部品15を構成する部品の数(す
なわち電子部品15の機能数)が1つの場合には、変換
プログラムを構成するメソツドは1つであり、各構成ユ
ニツト3A〜3D、4A〜4D、5、6の各電子部品1
5を構成する部品の数が複数の場合には、変換プログラ
ムを構成するメソツドもその数に応じて複数となる。
【0061】従つて例えば電子部品15がアクチユエー
タであるとして回転角度による指定が可能であるとする
と、ユーザは使用されているアクチユエータがギアドモ
ータのように回転系のアクチユエータであるのか、又は
超音波リニアモータのように並進型のアクチユエータを
用いてこれを機械系で工夫することで関節を回転させる
ようなものかを意識しない。
【0062】すなわち回転角度を指定するメソツド(例
えば「void set Angle(Angle Data& angle);」)を
用いて回転角度を設定すれば、制御用プログラムによつ
て予め決められたアクチユエータに与える所定のデータ
フオーマツトで表されるデータ(例えば回転角度デー
タ)は、当該電子部品15のアクチユエータが用いるデ
ータフオーマツトで表されるデータ(適切な値)に変換
されてシリアスバス17上にその電子部品用のデータ系
列として転送される。
【0063】ここでCPU63は、各構成ユニツト3A
〜3D、4A〜4D、5、6が胴体部ユニツト62に結
合されたときに、システムバス17を介して各構成ユニ
ツト3A〜3D、4A〜4D、5、6の各メモリ61か
らオブジエクトを読み出してこれを胴体部ユニツト62
の内部に収納されたメモリ65内に格納し、各構成ユニ
ツト3A〜3D、4A〜4D、5、6に対応したオブジ
エクトに基づいて各構成ユニツト3A〜3D、4A〜4
D、5、6の動作を制御するようになされている。
【0064】ここでCPU63によるロボツト1の制御
手順を図12に示すフローチヤートを用いて説明する。
なおここでは構成ユニツト3Aの電子部品15における
アクチユエータの動作を制御する場合を例に説明する。
【0065】まずCPU63は、ステツプSP1よりロ
ボツト1の制御処理を開始し、ステツプSP2におい
て、構成ユニツト3Aのメモリ61からオブジエクト
(object)を読み出した後、ステツプSP3において、
制御用プログラムによつて与えられる所定のデータフオ
ーマツトで表される第1のデータとしての所定の角度デ
ータを、構成ユニツト3Aの電子部品15におけるアク
チユエータが並進型又は回転型であるか否かに係わら
ず、オブジエクト中の変換プログラムに基づいて当該電
子部品15におけるアクチユエータが用いるデータフオ
ーマツトで表される第2のデータとしてのデータ(適切
な値(proper value))に変換する。
【0066】次いでCPU63は、ステツプSP4にお
いて、この適切な値(proper value)に応じた制御信号
をシステムバス17を介して構成ユニツト3Aに送出す
ることにより、構成ユニツト3Aの動作を制御し、ステ
ツプSP5においてロボツト1の制御処理を終了する。
【0067】以上の処理手順は、構成ユニツト3B〜3
D、4A〜4D、5、6についても同様である。
【0068】ここでロボツト1においては、CPU63
は、各構成ユニツト3A、3B、3C、3D、4A、4
B、4C、4D、5、6が胴体部ユニツト62に結合さ
れたときにオブジエクト(object)の読出しを1回だけ
行えばよく、以降は、胴体部ユニツト62に結合された
各構成ユニツト3A、3B、3C、3D、4A、4B、
4C、4D、5、6のアクチユエータに所定のタイミン
グで所定の角度を設定するようになされている。
【0069】以上の構成において、このロボツト1で
は、各構成ユニツト3A〜3D、4A〜4D、5、6の
動作を制御する際、制御用プログラムによつて予め各電
子部品15の機能毎に決められた所定のデータフオーマ
ツトで表される第1のデータが、各構成ユニツト3A〜
3D、4A〜4D、5、6の各電子部品15が機能毎に
用いるデータフオーマツトで表される第2のデータに変
換されるので、制御用プログラムによつて予め決められ
たデータフオーマツトに依存せずに、各構成ユニツト3
A〜3D、4A〜4D、5、6を設計することができ
る。
【0070】すなわちこの第3実施例の場合、例えば構
成ユニツト3Aに代えて別の種類の構成ユニツト3AX
を構成ユニツト62に結合させても、この構成ユニツト
3AXを構成ユニツト62に結合させたとき、構成ユニ
ツト3AXのメモリ61XからCPU63にオブジエク
トがダウンロードされるので、CPU63は構成ユニツ
ト3AXのメモリ61に格納された形状情報、運動情報
及び特性情報に基づいて変換プログラムを作成しなくて
も、このオブジエクトに含まれる変換プログラムに基づ
いて構成ユニツト3AXの動作を制御することができ
る。
【0071】従つて構成ユニツト3A〜3D、4A〜4
D、5、6の設計者は、各構成ユニツト3A〜3D、4
A〜4D、5、6にそれぞれ都合の良いデータを使用し
得るように構成ユニツト3A〜3D、4A〜4D、5、
6を設計し、これらデータへ変換する変換プログラムを
各構成ユニツトのメモリに記憶させておくことにより、
各構成ユニツトを設計する際、各構成ユニツト毎に異な
るプログラムを作成する必要がなく、各構成ユニツトの
設計時における作業の煩雑さを大幅に低減させることが
できる。
【0072】以上の構成によれば、形状情報、運動情報
及び特性情報を表すデータ構造と、全ての構成ユニツト
3A〜3D、4A〜4D、5、6の各電子部品15に対
して共通化され、かつオブジエクトからデータ構造を読
み出すためのメソツドと、制御用プログラムによつて予
め各電子部品15の機能毎に共通に決められたデータフ
オーマツトで表される第1のデータを、各電子部品15
が機能毎に用いるデータフオーマツトで表される第2の
データに変換するための変換プログラムとをオブジエク
トとして各構成ユニツト3A〜3D、4A〜4D、5及
び6の各メモリ61内に予め記憶させておき、各構成ユ
ニツト3A〜3D、4A〜4D、5、6を胴体部ユニツ
ト62に結合させたときに、CPU63が各構成ユニツ
ト3A〜3D、4A〜4D、5、6の各メモリ61から
オブジエクトを読み出すようにしたことにより、制御プ
ログラムによつて予め決められたデータフオーマツトに
依存せずに、各構成ユニツト3A〜3D、4A〜4D、
5、6を設計することができる。かくして各構成ユニツ
トを設計する際の設計の自由度を格段的に向上させるこ
とのできるロボツト1を実現することができる。
【0073】また上述の構成によれば、形状情報を読み
出すためのメソツド、運動情報を読み出すためのメソツ
ド及び特性情報を読み出すためのメソツドのように各情
報毎にメソツドを定義したので、データ構造を各メモリ
61内に任意の順番に記憶させることができる。
【0074】さらに上述の構成によれば、変換プログラ
ム中に新しいメソツドを追加することができるので、構
成ユニツト3A〜3D、4A〜4D、5、6自体そのも
のを変更せずに、構成ユニツト3A〜3D、5、6の動
作内容等を容易に変更させることができる。
【0075】(4)他の実施例 なお上述の第1実施例においては、各構成ユニツト2、
3A〜3D、4A〜4D、5、6の内部にそれぞれその
構成ユニツト2、3A〜3D、4A〜4D、5、6の形
状情報、運動情報及び特性情報等が格納されたメモリ1
3、16を配設するようにした場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、例えば図2との対応部分に同一
符号を付した図13に示すように、各構成ユニツト2、
3A〜3D、4A〜4D、5、6のメモリ71、72に
は当該構成ユニツト2、3A〜3D、4A〜4D、5、
6の製造会社番号と部品番号とを格納すると共に、上述
の製造会社番号と部品番号とに対応させてその構成ユニ
ツト2、3A〜3D、4A〜4D、5、6の形状情報、
運動情報及び特性情報等が格納されたメモリ73(又は
他の記憶手段)を胴体部ユニツト74の内部に設け、C
PU10がメモリ73内に格納された各情報に基づいて
各構成ユニツト2、3A〜3D、4A〜4D、5、6の
ツリー構造を検出するようにしても良い。
【0076】また上述の第1実施例においては、各構成
ユニツト2、3A〜3D、4A〜4D、5、6の形状情
報、運動情報及び特性情報等を記憶する記憶手段として
メモリ13、16を適用するようにした場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の記憶手段
を適用することができる。この場合各構成ユニツト2、
3A〜3D、4A〜4D、5、6の形状情報、運動情報
及び特性情報のうちの1つ又は全部を別々の記憶手段に
記憶させるようにしても良い。
【0077】さらに上述の実施例においては、各構成ユ
ニツト2、3A〜3D、4A〜4D、5、6のメモリ1
3、16に格納する当該構成ユニツト2、3A〜3D、
4A〜4D、5、6の形状情報が幅や長さ等である場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば構成
ユニツト2、3A〜3D、4A〜4D、5、6に対して
所定の座標系及び座標軸を想定した場合における1つ以
上の他の構成ユニツト2、3A〜3D、4A〜4D、
5、6と結合される座標系での結合位置と、当該構成ユ
ニツト2、3A〜3D、4A〜4D、5、6が回転する
場合には当該回転中心の上記座標系での回転中心位置及
び回転の方向と、並行に運動する場合にはその並進運動
の原点の上記座標系での位置とを形状情報に含むように
しても良い。
【0078】同様に、各構成ユニツト2、3A〜3D、
4A〜4D、5、6のメモリ13、16に格納する当該
構成ユニツト2、3A〜3D、4A〜4D、5、6の運
動情報として、構成ユニツト2、3A〜3D、4A〜4
D、5、6に対して所定の座標系及び座標軸を想定した
場合における当該座標系でのその構成ユニツト2、3A
〜3D、4A〜4D、5、6の質量重心の位置と、当該
構成ユニツト2、3A〜3D、4A〜4D、5、6の質
量と、当該構成ユニツト2、3A〜3D、4A〜4D、
5、6の回転モーメントの大きさとを含むようにしても
良い。
【0079】さらに上述の第1及び第2実施例において
は、各構成ユニツト2、3A〜3D、4A〜4D、5、
6の結合状態を検出する検出手段をCPU10と、各メ
モリ13、16と、シリアルバス17となどで構成する
ようにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、この他種々の構成を適用できる。
【0080】さらに上述の第1及び第2実施例において
は、CPU10が、各構成ユニツト2、3A〜3D、4
A〜4D、5、6の各メモリ13、16に格納された当
該構成ユニツト2、3A〜3D、4A〜4D、5、6の
形状情報を時分割的に所定周期で順次読み出すことによ
り、全体の構造を調査するようにした場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、例えばCPU10が、各
構成ユニツト2、3A〜3D、4A〜4D、5、6の結
合状態が変化したときに当該結合状態を検出するように
しても良い。
【0081】さらに上述の第2実施例においては、ロボ
ツトの各構成部42、43、42A、42B、43A、
43Bの機能を図10のようにするようにした場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、要は単数又は複
数の構成ユニツトから構成されるロボツト装置におい
て、構成ユニツトをツリー構造により論理的に結び付け
て1つ以上の部位を構成する論理手段と、各部位のそれ
ぞれに独立に所定の第1の行動目標を発生させる目標発
生手段と、ツリー構造の上位から出力される第2の行動
目標を入力する入力手段と、第1及び第2の行動目標か
ら1つの第1又は第2の行動目標を選択する選択手段
と、選択手段により選択された第1又は第2の行動目標
をツリー構造の下位へ出力する出力手段と、選択手段に
より選択された第1又は第2の行動目標から現時点の行
動を発生させる発生手段と、現時点の行動から、対応す
る構成ユニツトを駆動させるためのアクチユエータに動
作命令を発生させる動作命令発生手段とでロボツトを構
成するようにすれば良い。
【0082】さらに上述の第3実施例においては、形状
情報、運動情報及び特性情報を表すデータ構造と、オブ
ジエクト中からデータ構造を読み出すためのメソツド
と、制御用プログラムによつて予め決められた所定のデ
ータフオーマツトで表される所定のデータを、各構成ユ
ニツト3A〜3D、4A〜4D、5、6の各電子部品1
5が機能毎に用いるデータフオーマツトで表されるデー
タに変換するための変換プログラムとをオブジエクトと
して構成ユニツト3A〜3D、4A〜4D、5、6の各
メモリ61内に予め記憶させておいた場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、胴体部ユニツト62内に
アクチユエータ及びセンサ等の必要な電子部品15を収
納し、形状情報、運動情報及び位置情報に加えて電子部
品15の特性情報を表すデータ構造と、オブジエクト中
からデータ構造を読み出すためのメソツドと、制御用プ
ログラムによつて予め決められた所定のデータフオーマ
ツトで表される所定のデータを、胴体部ユニツト2の電
子部品15が機能毎に用いるデータフオーマツトで表さ
れるデータに変換するための変換プログラムとをオブジ
エクトとして予めメモリ13内に記憶させておき、メモ
リ13内からこのオブジエクトを読み出して、オブジエ
クトに基づいて胴体部ユニツト62の動作を制御するよ
うにしても良い。
【0083】ここでCPU63は、ロボツト1に電源が
投入されたとき、又は胴体部ユニツト62に結合された
構成ユニツト3A、3B、3C、3D、4A、4B、4
C、4D、5、6のうち、いずれか1つ又は複数又は全
てが別の種類の構成ユニツトに取り替えられたときに、
胴体部ユニツト62のメモリ13からオブジエクトを読
み出すようになされている。
【0084】さらに上述の第3実施例においては、形状
情報、運動情報及び特性情報を表すデータ構造と、当該
データ構造を読み出すためのメソツドと、制御用プログ
ラムによつて予め各電子部品15の機能毎に共通に決め
られた所定のデータフオーマツトで表される第1のデー
タを、各電子部品15が機能毎に用いるデータフオーマ
ツトで表される第2のデータに変換する変換プログラム
とをオブジエクトとして各構成ユニツト3A〜3D、4
A〜4D、5、6の各メモリ61に記憶させた場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、オブジエクト以
外の扱いでこれらデータ構造、メソツド及び変換プログ
ラムを各構成ユニツト3A〜3D、4A〜4D、5、6
の各メモリ61に記憶させても良い。
【0085】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、複数の構
成ユニツトから構成されるロボツト装置において、構成
ユニツトの形状を決定するための形状情報を記憶する第
1の記憶手段と、構成ユニツトの運動を記述するのに必
要な運動情報を記憶する第2の記憶手段と、構成ユニツ
トに収納された電子部品の特性情報を記憶する第3の記
憶手段と、各構成ユニツトの結合状態を検出する検出手
段とを設けるようにしたことにより、制御手段が検出手
段による検出結果に基づいて全体の構造や、各構成ユニ
ツトの運動特性を自動的に認識することができ、かくし
て任意の構成ユニツトが2つ以上に分岐して結合された
場合にも適用できる、新たな形態のロボツトの構築を容
易化させ得るロボツト装置を実現できる。
【0086】また本発明によれば、ロボツト装置を構成
する各構成ユニツトの各記憶手段に、制御手段が各構成
ユニツトを制御するために使用する制御用プログラムに
よつて予め各電子部品の機能毎に共通に決められた所定
のデータフオーマツトで表される第1のデータを、各電
子部品が機能毎に用いるデータフオーマツトで表される
第2のデータに変換する変換プログラムを記憶させるこ
とにより、制御用プログラムによつて予め決められたデ
ータフオーマツトに依存せずに、各構成ユニツトを設計
することができる。かくするにつき構成ユニツトを設計
する際の設計の自由度を格段的に向上させることのでき
るロボツト装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のロボツトの構成を示す略線図であ
る。
【図2】第1実施例のロボツトの構成を示すブロツク図
である。
【図3】各構成ユニツトの結合に関するツリー構造を示
す略線図である。
【図4】有向グラフのデータ構造を示す略線図である。
【図5】第1実施例におけるCPUによるロボツトの制
御手順の説明に供するフローチヤートである。
【図6】バーチヤルロボツトの各部位に対する意味付け
の説明に供する略線図である。
【図7】ロボツト全体に自律性をもたせるための機能ブ
ロツク構造を示す略線図である。
【図8】MoNet のグラフ構造を示す略線図である。
【図9】第2実施例によるロボツトの概念的な構成を示
す略線図である。
【図10】各構成部の機能の説明に供する概念図であ
る。
【図11】第3実施例によるロボツトの構成を示すブロ
ツク図である。
【図12】第3実施例におけるCPUによるロボツトの
制御手順の説明に供するフローチヤートである。
【図13】他の実施例を示すブロツク図である。
【符号の説明】
1……ロボツト、2、62……胴体部ユニツト、3A〜
3D……太股部ユニツト、4A〜4D……すね部ユニツ
ト、5……首部ユニツト、6……頭部ユニツト、10、
63……CPU、11……SBH、12、14……HU
B、13、16、61、62、65……メモリ、15…
…電子部品、17……シリアルバス、30、30A、3
0B……オートマトン、31、31A、31B……MoNe
t 、32、32A、32B……MCG。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福村 直博 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】全体を制御する制御手段と、アクチユエー
    タ及び又は所定の物理量を測定するセンサを含む電子部
    品が収納された複数の構成ユニツトから構成されるロボ
    ツト装置において、 上記構成ユニツトの形状を決定するための形状情報を記
    憶する第1の記憶手段と、 上記構成ユニツトの運動を記述するのに必要な運動情報
    を記憶する第2の記憶手段と、 上記構成ユニツトに収納された上記電子部品の特性情報
    を記憶する第3の記憶手段と、 各上記構成ユニツトの結合状態を検出する検出手段とを
    具えることを特徴とするロボツト装置。
  2. 【請求項2】上記形状情報は、 上記構成ユニツトに対して所定の座標系及び座標軸を想
    定した場合における1つ以上の他の上記構成ユニツトと
    結合される上記座標系での結合位置と、当該構成ユニツ
    トが回転する場合には当該回転中心の上記座標系での回
    転中心位置及び回転の方向と、並行に運動する場合には
    その並進運動の原点の上記座標系での位置とを含むこと
    を特徴とする請求項1に記載のロボツト装置。
  3. 【請求項3】上記運動情報は、上記構成ユニツトに対し
    て所定の座標系及び座標軸を想定した場合における当該
    座標系でのその構成ユニツトの質量重心の位置と、当該
    構成ユニツトの質量と、当該構成ユニツトの回転モーメ
    ントの大きさとを含むことを特徴とする請求項1に記載
    のロボツト装置。
  4. 【請求項4】上記電子部品の上記特性情報は、 上記制御手段が予め有している番号付けられた特性表に
    対応した番号を含むことを特徴とする請求項1に記載の
    ロボツト装置。
  5. 【請求項5】上記検出手段は、 上記制御手段を保持している第0層目の上記構成ユニツ
    トから順番に、当該第0層目の構成ユニツトの任意の結
    合位置に結合している第1層目の上記構成ユニツトの上
    記形状情報を含む情報を検出する第1の情報検出手段
    と、 Lを0以上の整数とし、第L層目の上記構成ユニツトに
    結合している第(L−1)層目以外の上記構成ユニツト
    を第(L+1)層目の上記構成ユニツトとするとき、上
    記第L層目の構成ユニツトの任意の結合位置に結合して
    いる上記第(L+1)層目の構成ユニツトの上記形状情
    報を含む情報を検出する第2の情報検出手段とを具える
    ことを特徴とする請求項1に記載のロボツト装置。
  6. 【請求項6】上記検出手段は、 所定周期で各上記構成ユニツトの結合状態を調査し直す
    ことを特徴とする請求項1に記載のロボツト装置。
  7. 【請求項7】上記検出手段は、 各上記構成ユニツトの結合状態が変化したときに、当該
    結合状態を検出することを特徴とする請求項1に記載の
    ロボツト装置。
  8. 【請求項8】上記検出手段の出力に基づいて、各上記構
    成ユニツトの上記結合状態を視覚化して表示する表示手
    段を具えることを特徴とする請求項1に記載のロボツト
    装置。
  9. 【請求項9】所定の上記構成ユニツトを指定すると共
    に、当該構成ユニツトを所定状態に駆動させるための情
    報を出力する駆動情報出力手段を具え、上記制御手段
    は、上記駆動情報出力手段の出力に基づき、対応する上
    記構成ユニツトに指定された動作を実行させることを特
    徴とする請求項8に記載のロボツト装置。
  10. 【請求項10】単数又は複数の構成ユニツトから構成さ
    れるロボツト装置において、 上記構成ユニツトをツリー構造により論理的に結び付け
    て1つ以上の部位を構成する論理手段と、 各上記部位のそれぞれに独立に所定の第1の行動目標を
    発生させる目標発生手段と、 上記ツリー構造の上位から出力される第2の行動目標を
    入力する入力手段と、 上記第1及び第2の行動目標から1つの上記第1又は第
    2の行動目標を選択する選択手段と、 上記選択手段により選択された上記第1又は第2の行動
    目標を上記ツリー構造の下位へ出力する出力手段と、 上記選択手段により選択された上記第1又は第2の行動
    目標から現時点の行動を発生させる発生手段と、 上記現時点の行動から、対応する上記構成ユニツトを駆
    動させるためのアクチユエータに動作命令を発生させる
    動作命令発生手段とを具えることを特徴とするロボツト
    装置。
  11. 【請求項11】全体を制御する制御手段と、少なくとも
    アクチユエータ及び又は所定の物理量を測定するセンサ
    を含む電子部品が収納された複数の構成ユニツトから構
    成されるロボツト装置において、 上記制御手段が上記各構成ユニツトを制御するために使
    用する制御用プログラムによつて予め上記各電子部品の
    機能毎に共通に決められた所定のデータフオーマツトで
    表される第1のデータを、上記各電子部品が機能毎に用
    いるデータフオーマツトで表される第2のデータに変換
    する変換プログラムを記憶する記憶手段をそれぞれ有す
    る上記各構成ユニツトを具えることを特徴とするロボツ
    ト装置。
  12. 【請求項12】上記各構成ユニツトの上記各記憶手段
    は、 少なくとも対応する上記電子部品の特性情報を表すデー
    タ構造と、全ての上記電子部品に対して共通化され、か
    つ少なくとも上記電子部品の特性情報を表す上記データ
    構造を読み出すための情報読出し用プログラムとを記憶
    することを特徴とする請求項11に記載のロボツト装
    置。
  13. 【請求項13】上記制御手段は、 上記構成ユニツトの上記記憶手段から上記変換プログラ
    ム及び上記情報読出し用プログラムを読み出すと共に、
    上記情報読出し用プログラムに基づいて上記データ構造
    を読み出し、上記第1のプログラムに基づいて、予め上
    記各電子部品の機能毎に共通に決められた所定のデータ
    フオーマツトで表される第1のデータを、上記各電子部
    品が機能毎に用いるデータフオーマツトで表される第2
    のデータに変換し、当該第2のデータに応じた制御信号
    を上記電子部品に送出することにより上記電子部品の動
    作を制御することを特徴とする請求項12に記載のロボ
    ツト装置。
  14. 【請求項14】上記各構成ユニツトの上記各記憶手段
    は、 対応する上記電子部品の特性情報、対応する上記構成ユ
    ニツトの形状を決定するための形状情報及び対応する上
    記構成ユニツトの運動を記述するのに必要な運動情報を
    表すデータ構造と、当該データ構造を読み出すための情
    報読出し用プログラムとを記憶することを特徴とする請
    求項11に記載のロボツト装置。
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