JPH10216853A - 鋼板の打抜き装置 - Google Patents
鋼板の打抜き装置Info
- Publication number
- JPH10216853A JPH10216853A JP2640097A JP2640097A JPH10216853A JP H10216853 A JPH10216853 A JP H10216853A JP 2640097 A JP2640097 A JP 2640097A JP 2640097 A JP2640097 A JP 2640097A JP H10216853 A JPH10216853 A JP H10216853A
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- JP
- Japan
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- stripper
- push
- steel plate
- blade
- pins
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Abstract
(57)【要約】
【課題】刃物の再研磨に必要な時間を減らすことにあ
る。 【解決手段】上下ストリッパ3A,3Bの反鋼板11側
にそれぞれ押し上げピン4を介してスーペサ5が設けら
れるとともに、ストリッパボルト6が上ストリッパ3A
と押し上げピン4、または、下ストリッパ3Bと押し上
げピン4を介してスーペサ5にねじ止めされ、スーペサ
5が上下ホルダ2A,2Bに圧縮ばね7を介して係止さ
れる。
る。 【解決手段】上下ストリッパ3A,3Bの反鋼板11側
にそれぞれ押し上げピン4を介してスーペサ5が設けら
れるとともに、ストリッパボルト6が上ストリッパ3A
と押し上げピン4、または、下ストリッパ3Bと押し上
げピン4を介してスーペサ5にねじ止めされ、スーペサ
5が上下ホルダ2A,2Bに圧縮ばね7を介して係止さ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転機や変圧器
などの電磁機器の鉄心用珪素鋼板を所要の形に打ち抜く
ための装置に関し、特に、刃物の再研磨がしやすい装置
に関する。
などの電磁機器の鉄心用珪素鋼板を所要の形に打ち抜く
ための装置に関し、特に、刃物の再研磨がしやすい装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の鋼板の打抜き装置の構成
を示す要部断面図である。図の上半面において、上刃物
1Aが、その上部で上ホルダ2Aによって保持されてい
る。上刃物1Aの横側面に接して上ストリッパ3Aが配
されている。この上ストリッパ3Aには、底部12を備
えたざぐり穴13が形成されている。さらに、上ホルダ
2Aには、底部17が互いに共通である二つのざぐり穴
15と18が形成されている。底部17と底部12との
間に圧縮ばね14と、圧縮ばね14の圧縮力を調整する
ための複数のワッシャ16とが介装されている。ストリ
ッパボルト20が、底部12と、圧縮ばね14と、ワッ
シャ16と、底部17とを順に貫通し、ストリッパボル
ト20の先端がUナット19に嵌合している。底部17
にはUナット19の回転を止めるための回り止めピン2
1が貫通している。したがって、上ストリッパ3Aは、
上下動自由であるが、圧縮ばね14によって常時下方へ
付勢されている。
を示す要部断面図である。図の上半面において、上刃物
1Aが、その上部で上ホルダ2Aによって保持されてい
る。上刃物1Aの横側面に接して上ストリッパ3Aが配
されている。この上ストリッパ3Aには、底部12を備
えたざぐり穴13が形成されている。さらに、上ホルダ
2Aには、底部17が互いに共通である二つのざぐり穴
15と18が形成されている。底部17と底部12との
間に圧縮ばね14と、圧縮ばね14の圧縮力を調整する
ための複数のワッシャ16とが介装されている。ストリ
ッパボルト20が、底部12と、圧縮ばね14と、ワッ
シャ16と、底部17とを順に貫通し、ストリッパボル
ト20の先端がUナット19に嵌合している。底部17
にはUナット19の回転を止めるための回り止めピン2
1が貫通している。したがって、上ストリッパ3Aは、
上下動自由であるが、圧縮ばね14によって常時下方へ
付勢されている。
【0003】また、図4の下半面において、下刃物1B
が、その下部で下ホルダ2Bによって保持されている。
下刃物1Bの横側面に接して下ストリッパ3Bが配され
ている。図4の下半面は、上半面に対して全く対象であ
り、その構成も同じである。したがって、下ストリッパ
3Bも上下動自由であり圧縮ばね14によって常時上方
へ付勢されている。上刃物1Aと下刃物1Bとの間に打
ち抜かれるための鋼板11が介装される。上ストリッパ
3Aおよび下ストリッパ3Bは、押し圧される前は、図
4のように上刃物1Aおよび下刃物1Bからそれぞれ僅
かに突出している。この上ストリッパ3Aおよび下スト
リッパ3Bは、鋼板11が打ち抜かれた後に鋼板11か
ら出る抜きかすが残らないようにすることためのもので
ある。
が、その下部で下ホルダ2Bによって保持されている。
下刃物1Bの横側面に接して下ストリッパ3Bが配され
ている。図4の下半面は、上半面に対して全く対象であ
り、その構成も同じである。したがって、下ストリッパ
3Bも上下動自由であり圧縮ばね14によって常時上方
へ付勢されている。上刃物1Aと下刃物1Bとの間に打
ち抜かれるための鋼板11が介装される。上ストリッパ
3Aおよび下ストリッパ3Bは、押し圧される前は、図
4のように上刃物1Aおよび下刃物1Bからそれぞれ僅
かに突出している。この上ストリッパ3Aおよび下スト
リッパ3Bは、鋼板11が打ち抜かれた後に鋼板11か
ら出る抜きかすが残らないようにすることためのもので
ある。
【0004】図5は、図4の装置において鋼板11が挟
持された状態を示す要部断面図である。上ストリッパ3
Aおよび下ストリッパ3Bが、それぞれ上刃物1Aおよ
び下刃物1Bと同じ面まで押し込まれている。この後、
下型刃物1Bに対して上型刃物1Aを下方に押圧するこ
とによって鋼板11が打ち抜かれる。図6は、図4の装
置において鋼板11が打ち抜かれた直後の状態を示す要
部断面図である。上ストリッパ3Aと下ストリッパ3B
が、それぞれ上刃物1Aと下刃物1Bから上下方向にず
れ、鋼板11が打ち抜かれている。その後、下ホルダ2
Bを下げれば、図4の状態に打抜き装置が戻る。
持された状態を示す要部断面図である。上ストリッパ3
Aおよび下ストリッパ3Bが、それぞれ上刃物1Aおよ
び下刃物1Bと同じ面まで押し込まれている。この後、
下型刃物1Bに対して上型刃物1Aを下方に押圧するこ
とによって鋼板11が打ち抜かれる。図6は、図4の装
置において鋼板11が打ち抜かれた直後の状態を示す要
部断面図である。上ストリッパ3Aと下ストリッパ3B
が、それぞれ上刃物1Aと下刃物1Bから上下方向にず
れ、鋼板11が打ち抜かれている。その後、下ホルダ2
Bを下げれば、図4の状態に打抜き装置が戻る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の装置は、刃物の再研磨がし難いという問
題があった。すなわち、図4において、鋼板11を繰り
返し打ち抜くと刃物1A,1Bの端部が消耗するので、
ときどき刃物1A,1Bの端面を平らに研磨する必要が
ある。そのためにはストリッパボルト20を一旦外し、
上下ストリッパ3A,3B、圧縮ばね14、Uナット1
9、ワッシャ16、回り止めピン21などのストリッパ
ボルト20周辺の構成部品を全て外す必要がある。しか
も、図4では、ストリッパ3A,3Bが一対しか記載さ
れていないが、通常、上下ストリッパ3A,3Bは、少
なくとも数対、鋼板11の広いときは数十対配されてい
る。したがって、上下刃物1A,1Bの研磨において、
その再研磨作業に多大の時間がかかっていた。
たような従来の装置は、刃物の再研磨がし難いという問
題があった。すなわち、図4において、鋼板11を繰り
返し打ち抜くと刃物1A,1Bの端部が消耗するので、
ときどき刃物1A,1Bの端面を平らに研磨する必要が
ある。そのためにはストリッパボルト20を一旦外し、
上下ストリッパ3A,3B、圧縮ばね14、Uナット1
9、ワッシャ16、回り止めピン21などのストリッパ
ボルト20周辺の構成部品を全て外す必要がある。しか
も、図4では、ストリッパ3A,3Bが一対しか記載さ
れていないが、通常、上下ストリッパ3A,3Bは、少
なくとも数対、鋼板11の広いときは数十対配されてい
る。したがって、上下刃物1A,1Bの研磨において、
その再研磨作業に多大の時間がかかっていた。
【0006】この発明の目的は、刃物の再研磨に必要な
時間を減らすことにある。
時間を減らすことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、互いに嵌まり合う上下一対の刃
物と、この刃物をそれぞれ保持する上下一対のホルダ
と、刃物のそれぞれの横側面に接して配され上下動自由
な上下一対のストリッパとにより構成され、上刃物およ
び上ストリッパの下面と、下刃物および下ストリッパの
上面との間に鋼板が介装され、下刃物に対して上刃物を
下方に押圧することによって鋼板が打ち抜かれる鋼板の
打抜き装置において、上下ストリッパの反鋼板側にそれ
ぞれ押し上げピンを介してスーペサが設けられるととも
に、ストリッパボルトが上ストリッパと押し上げピン、
または、下ストリッパと押し上げピンを介してスーペサ
にねじ止めされ、スーペサが上下ホルダにばねを介して
係止されてなるものとするとよい。それによって、刃物
を再研磨するときに、ストリッパボルトを一旦外しても
上下ストリッパと押し上げピンが分離するだけである。
ばねやスぺーサなどその他の構成部品は、上下ホルダに
取り付けられたままである。その状態で、上下刃物の再
研磨と、押し上げピンの軸方向長さの調整を行う。押し
上げピンは、ストリッパを刃物から突出させる長さを一
定にするために軸方向の片面が刃物の再研磨分だけ削ら
れる。押し上げピンは、鋼板の打抜き装置とは別の場所
で一括して加工できるので非常に作業性がよい。それに
よって、刃物の再研磨に必要な時間が従来より減る。
に、この発明によれば、互いに嵌まり合う上下一対の刃
物と、この刃物をそれぞれ保持する上下一対のホルダ
と、刃物のそれぞれの横側面に接して配され上下動自由
な上下一対のストリッパとにより構成され、上刃物およ
び上ストリッパの下面と、下刃物および下ストリッパの
上面との間に鋼板が介装され、下刃物に対して上刃物を
下方に押圧することによって鋼板が打ち抜かれる鋼板の
打抜き装置において、上下ストリッパの反鋼板側にそれ
ぞれ押し上げピンを介してスーペサが設けられるととも
に、ストリッパボルトが上ストリッパと押し上げピン、
または、下ストリッパと押し上げピンを介してスーペサ
にねじ止めされ、スーペサが上下ホルダにばねを介して
係止されてなるものとするとよい。それによって、刃物
を再研磨するときに、ストリッパボルトを一旦外しても
上下ストリッパと押し上げピンが分離するだけである。
ばねやスぺーサなどその他の構成部品は、上下ホルダに
取り付けられたままである。その状態で、上下刃物の再
研磨と、押し上げピンの軸方向長さの調整を行う。押し
上げピンは、ストリッパを刃物から突出させる長さを一
定にするために軸方向の片面が刃物の再研磨分だけ削ら
れる。押し上げピンは、鋼板の打抜き装置とは別の場所
で一括して加工できるので非常に作業性がよい。それに
よって、刃物の再研磨に必要な時間が従来より減る。
【0008】また、かかる構成において、上下ホルダに
開口部が鋼板側に向いた係止穴が設けられるとともに前
記開口部の内径がスーペサの外径より狭く形成され、こ
の係止穴にスーペサが圧縮ばねによって鋼板側に押圧さ
れた状態で収納される。それによって、スーペサが開口
部によって上下ホルダに係止されるようになる。
開口部が鋼板側に向いた係止穴が設けられるとともに前
記開口部の内径がスーペサの外径より狭く形成され、こ
の係止穴にスーペサが圧縮ばねによって鋼板側に押圧さ
れた状態で収納される。それによって、スーペサが開口
部によって上下ホルダに係止されるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施例に基づい
て説明する。図1は、この発明の実施例にかかる鋼板の
打抜き装置の構成を示す要部断面図である。図1の上半
面において、上ストリッパ3Aの上側にそれぞれ押し上
げピン4を介してスーペサ5が設けられるとともに、ス
トリッパボルト6が上ストリッパ3Aと押し上げピン4
とを貫通してスーペサ8にねじ止めされている。上ホル
ダ2Aには開口部10が下方に向いた係止穴8が設けら
れ、開口部10の内径がスーペサ5の外径より狭く形成
されている。この係止穴8にスーペサ5と圧縮ばね7と
が収納され、スクリュプラグ9で栓がなされる。圧縮ば
ね7によってスーペサ5が常時下方に押圧され、上スト
リッパ3Aも常時下方に押圧された状態になる。
て説明する。図1は、この発明の実施例にかかる鋼板の
打抜き装置の構成を示す要部断面図である。図1の上半
面において、上ストリッパ3Aの上側にそれぞれ押し上
げピン4を介してスーペサ5が設けられるとともに、ス
トリッパボルト6が上ストリッパ3Aと押し上げピン4
とを貫通してスーペサ8にねじ止めされている。上ホル
ダ2Aには開口部10が下方に向いた係止穴8が設けら
れ、開口部10の内径がスーペサ5の外径より狭く形成
されている。この係止穴8にスーペサ5と圧縮ばね7と
が収納され、スクリュプラグ9で栓がなされる。圧縮ば
ね7によってスーペサ5が常時下方に押圧され、上スト
リッパ3Aも常時下方に押圧された状態になる。
【0010】また、図1の下半面において、下ストリッ
パ3Bの下側にそれぞれ押し上げピン4を介してスーペ
サ5が設けられるとともに、ストリッパボルト6が下ス
トリッパ3Bと押し上げピン4とを貫通してスーペサ8
にねじ止めされている。下ホルダ2Bには開口部10が
上方に向いた係止穴8が設けられ、開口部10の内径が
スーペサ5の外径より狭く形成されている。この係止穴
8にスーペサ5と圧縮ばね7とが収納され、スクリュプ
ラグ9で栓がなされる。図4の下半面は、上半面に対し
て全く対象であり、その構成も同じである。したがっ
て、下部の圧縮ばね7によってスーペサ5が常時上方に
押圧され、下ストリッパ3Bも常時上方に押圧された状
態になる。
パ3Bの下側にそれぞれ押し上げピン4を介してスーペ
サ5が設けられるとともに、ストリッパボルト6が下ス
トリッパ3Bと押し上げピン4とを貫通してスーペサ8
にねじ止めされている。下ホルダ2Bには開口部10が
上方に向いた係止穴8が設けられ、開口部10の内径が
スーペサ5の外径より狭く形成されている。この係止穴
8にスーペサ5と圧縮ばね7とが収納され、スクリュプ
ラグ9で栓がなされる。図4の下半面は、上半面に対し
て全く対象であり、その構成も同じである。したがっ
て、下部の圧縮ばね7によってスーペサ5が常時上方に
押圧され、下ストリッパ3Bも常時上方に押圧された状
態になる。
【0011】図2は、図1の装置において鋼板11が挟
持された状態を示す要部断面図である。上ストリッパ3
Aおよび下ストリッパ3Bが、それぞれ上刃物1Aおよ
び下刃物1Bと同じ面まで押し込まれている。この後、
下型刃物1Bに対して上型刃物1Aを下方に押圧するこ
とによって鋼板11が打ち抜かれる。図3は、図1の装
置において鋼板11が打ち抜かれた直後の状態を示す要
部断面図である。上ストリッパ3Aと下ストリッパ3B
が、それぞれ上刃物1Aと下刃物1Bから上下方向にず
れ、鋼板11が打ち抜かれている。その後、下ホルダ2
Bを下げれば、図1の状態に打抜き装置が戻る。
持された状態を示す要部断面図である。上ストリッパ3
Aおよび下ストリッパ3Bが、それぞれ上刃物1Aおよ
び下刃物1Bと同じ面まで押し込まれている。この後、
下型刃物1Bに対して上型刃物1Aを下方に押圧するこ
とによって鋼板11が打ち抜かれる。図3は、図1の装
置において鋼板11が打ち抜かれた直後の状態を示す要
部断面図である。上ストリッパ3Aと下ストリッパ3B
が、それぞれ上刃物1Aと下刃物1Bから上下方向にず
れ、鋼板11が打ち抜かれている。その後、下ホルダ2
Bを下げれば、図1の状態に打抜き装置が戻る。
【0012】図1ないし図3のその他の構成は、それぞ
れ図4ないし図6と同一であり同じ部分には同一参照符
号を付け詳細な説明は省略する。図1に戻り、上下刃物
1A,1Bを再研磨するとき、ストリッパボルト6を外
しても上下ストリッパ3A,3Bと押し上げピン4が分
離するだけである。その他の構成部品、すなわち、スー
ペサ5、圧縮ばね7、スクリュプラグ9などは、上下ホ
ルダ2A,2Bに取り付けられたままである。その状態
で、上下刃物1A,1Bの再研磨と、押し上げピン4の
軸方向長さの調整を行う。押し上げピン4は、上下スト
リッパ3A,3Bをそれぞれ上下刃物1A,1Bから突
出させる長さを一定に保つために軸方向の片面が刃物1
A,1Bの再研磨分だけ削られる。押し上げピン4は、
鋼板11の打抜き装置とは別の場所で一括して加工でき
るので非常に作業性がよい。したがって、刃物1A,1
Bの再研磨に必要な時間が従来より大幅に減る。それに
よって、製品の製作コストも低減する。
れ図4ないし図6と同一であり同じ部分には同一参照符
号を付け詳細な説明は省略する。図1に戻り、上下刃物
1A,1Bを再研磨するとき、ストリッパボルト6を外
しても上下ストリッパ3A,3Bと押し上げピン4が分
離するだけである。その他の構成部品、すなわち、スー
ペサ5、圧縮ばね7、スクリュプラグ9などは、上下ホ
ルダ2A,2Bに取り付けられたままである。その状態
で、上下刃物1A,1Bの再研磨と、押し上げピン4の
軸方向長さの調整を行う。押し上げピン4は、上下スト
リッパ3A,3Bをそれぞれ上下刃物1A,1Bから突
出させる長さを一定に保つために軸方向の片面が刃物1
A,1Bの再研磨分だけ削られる。押し上げピン4は、
鋼板11の打抜き装置とは別の場所で一括して加工でき
るので非常に作業性がよい。したがって、刃物1A,1
Bの再研磨に必要な時間が従来より大幅に減る。それに
よって、製品の製作コストも低減する。
【0013】
【発明の効果】この発明は前述のように、上下ストリッ
パの反鋼板側にそれぞれ押し上げピンを介してスーペサ
が設けられるとともに、ストリッパボルトが上ストリッ
パと押し上げピン、または、下ストリッパと押し上げピ
ンを介してスーペサにねじ止めされ、スーペサが上下ホ
ルダにばねを介して係止される。それによって、刃物の
再研磨に必要な時間が従来より大幅に減り、製品の製作
コストが低減する。
パの反鋼板側にそれぞれ押し上げピンを介してスーペサ
が設けられるとともに、ストリッパボルトが上ストリッ
パと押し上げピン、または、下ストリッパと押し上げピ
ンを介してスーペサにねじ止めされ、スーペサが上下ホ
ルダにばねを介して係止される。それによって、刃物の
再研磨に必要な時間が従来より大幅に減り、製品の製作
コストが低減する。
【図1】この発明の実施例にかかる鋼板の打抜き装置の
構成を示す要部断面図
構成を示す要部断面図
【図2】図1の装置において鋼板が挟持された状態を示
す要部断面図
す要部断面図
【図3】図1の装置において鋼板が打ち抜かれた直後の
状態を示す要部断面図
状態を示す要部断面図
【図4】従来の鋼板の打抜き装置の構成を示す要部断面
図
図
【図5】図4の装置において鋼板が挟持された状態を示
す要部断面図
す要部断面図
【図6】図4の装置において鋼板が打ち抜かれた直後の
状態を示す要部断面図
状態を示す要部断面図
1A:上刃物、1B:下刃物、2A:上ホルダ、2B:
下ホルダ、3A:上ストリッパ、3B:下ストリッパ、
4:押し上げピン、5:スペーサ、6:ストリッパボル
ト、7:圧縮ばね、8:係止穴、10:開口部、11:
鋼板
下ホルダ、3A:上ストリッパ、3B:下ストリッパ、
4:押し上げピン、5:スペーサ、6:ストリッパボル
ト、7:圧縮ばね、8:係止穴、10:開口部、11:
鋼板
Claims (2)
- 【請求項1】互いに嵌まり合う上下一対の刃物と、この
刃物をそれぞれ保持する上下一対のホルダと、刃物のそ
れぞれの横側面に接して配され上下動自由な上下一対の
ストリッパとにより構成され、上刃物および上ストリッ
パの下面と、下刃物および下ストリッパの上面との間に
鋼板が介装され、下刃物に対して上刃物を下方に押圧す
ることによって鋼板が打ち抜かれる鋼板の打抜き装置に
おいて、上下ストリッパの反鋼板側にそれぞれ押し上げ
ピンを介してスーペサが設けられるとともに、ストリッ
パボルトが上ストリッパと押し上げピン、または、下ス
トリッパと押し上げピンを介してスーペサにねじ止めさ
れ、スーペサが上下ホルダにばねを介して係止されてな
ることを特徴とする鋼板の打抜き装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の打抜き装置において、上
下ホルダに開口部が鋼板側に向いた係止穴が設けられる
とともに前記開口部の内径がスーペサの外径より狭く形
成され、この係止穴にスーペサが圧縮ばねによって鋼板
側に押圧された状態で収納されなることを特徴とする鋼
板の打抜き装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2640097A JPH10216853A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 鋼板の打抜き装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2640097A JPH10216853A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 鋼板の打抜き装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10216853A true JPH10216853A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12192516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2640097A Withdrawn JPH10216853A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 鋼板の打抜き装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10216853A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109768674A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-05-17 | 天津开发区精锐精密模具有限公司 | 一种新型冲压定转子模具结构 |
-
1997
- 1997-02-10 JP JP2640097A patent/JPH10216853A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109768674A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-05-17 | 天津开发区精锐精密模具有限公司 | 一种新型冲压定转子模具结构 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050405 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20050606 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |