JPH10216263A - 消火区画自動選択式自動消火装置 - Google Patents
消火区画自動選択式自動消火装置Info
- Publication number
- JPH10216263A JPH10216263A JP4161897A JP4161897A JPH10216263A JP H10216263 A JPH10216263 A JP H10216263A JP 4161897 A JP4161897 A JP 4161897A JP 4161897 A JP4161897 A JP 4161897A JP H10216263 A JPH10216263 A JP H10216263A
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- JP
- Japan
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- fire extinguishing
- fire
- house
- storage container
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- Pending
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- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Abstract
価な自動消火装置を提供する。 【解決手段】 火災感知信号により消火薬剤貯蔵容器内
の消火薬剤を該貯蔵容器に連結した導管内に送出する作
動部を設け、該導管を分岐してそれぞれ選択弁を介して
消火対象大区画に導き、該消火対象大区画を消火対象小
区画に分割して、該選択弁を介した導管をさらに分岐し
て各消火対象小区画に設置した、火災を感知したときに
先端の消火薬剤噴射口を開口して同時に火災感知信号を
発する感知器付消火ノズルに接続し、いずれかの消火対
象小区画の感知器付消火ノズルが火災を感知したときに
その消火対象小区画の属する消火対象大区画用の選択弁
を開けるようにしたことを特徴とする消火区画自動選択
式自動消火装置。
Description
を有する複数の住居に対する自動消火装置に関し、特に
設置した1台の消火薬剤貯蔵容器が消火対象区画を自動
的に選択して消火するものである。
2戸1段階タイプの集合住宅などの比較的接近した複数
住戸の各部屋に対する自動消火装置としては、消火薬剤
貯蔵容器が1台であっても、これから引き回す導管の長
さは短いので十分使用できるものである。
を用いて、火災の監視状態のときから全導管内に消火薬
剤を充満させておく方式の場合は、予め多量の消火薬剤
が必要であって設置する貯蔵容器が大型になり、設置ス
ペースが広く必要である等の問題があった。また各住戸
の各部屋毎に火災感知器を設置して、これが作動したと
きに初めて貯蔵容器の薬剤の噴出口が開放する方式の場
合は、導管内に噴出した薬剤は火災を感知していない住
戸の導管内にも充満するため消火のために使われる薬剤
が少なくなってしまったり、一度薬剤が放射された際に
導管内に単に充満しただけの薬剤は、それが粉末の場合
は固まり易いので導管内の掃除をしなければならず後始
末が大変であった。
の結果、小型の消火薬剤貯蔵容器であっても十分に近接
する複数の住戸の火災の監視が行える自動消火装置を開
発したものである。
剤貯蔵容器内の消火薬剤を該貯蔵容器に連結した導管内
に送出する作動部を設け、該導管を分岐してそれぞれ選
択弁を介して消火対象大区画に導き、該消火対象大区画
を消火対象小区画に分割して、該選択弁を介した導管を
さらに分岐して各消火対象小区画に設置した、火災を感
知したときに先端の消火薬剤噴射口を開口して同時に火
災感知信号を発する感知器付消火ノズルに接続し、いず
れかの消火対象小区画の感知器付消火ノズルが火災を感
知したときにその消火対象小区画の属する消火対象大区
画用の選択弁を開けるようにしたことを特徴とするもの
である。
宅に本発明の自動消火装置を適用した。A宅(1)及び
B宅(2)の各部屋(1a)…(2b)…に、低融点金属で
固着された蓋板により閉塞された薬剤放射口を有し、火
災熱により該低融点金属が溶融して該蓋板が外れたとき
に火災の感知信号を発する感知器付消火ノズル(3a)…
(3b)…を取付け、A宅(1)側のこれら消火ノズル
(3a)…に連結した各分岐導管(4a)…の全てを1本の
サブ導管(5a)に連結し、A宅側の電動開閉式選択弁
(6a)を介してメイン導管(7)に連結した。さらにB
宅(2)側も同様の構成とした。
貯蔵容器(8)の消火薬剤噴出口に接続するが、該噴出
口は中継盤(10)からの信号により作動する作動部
(9)により開放させられる構造である。また各感知器
付消火ノズル(3a)…(3b)…からの火災感知信号は中
継盤(10)に集められ、さらに該中継盤(10)からは上
記作動部(9)、各選択弁(6a)(6b)及び各住戸毎に
設置した警報装置(11a)(11b)に接続した。
非火災時の待機状態では、貯蔵容器(8)の薬剤噴出口
は閉鎖され、選択弁(6a)(6b)はいずれも閉じてい
る。そして例えばA宅(1)のいずれかの部屋(1a')で
火災が発生したときにはその火災熱で感知器付消火ノズ
ル(3a')が反応して薬剤放射口を開放し、同時に火災感
知信号を中継盤(10)に送信する。中継盤(10)はA宅
(1)の警報装置(1a)を作動させ、同時にA宅側の選
択弁(6a)を開け、作動部(9)を作動させて貯蔵容器
(8)内の加圧された消火薬剤をメイン導管(7)から
サブ導管(5a)へ送出し、さらに各分岐導管(4a)に送
って火災を感知した消火ノズル(3a')から放射させる。
み消火薬剤を供給できるので、用意しておく消火薬剤の
量は通常の1戸分であり小型の貯蔵容器で十分であり、
設置スペースが節約できる。さらに薬剤を放射した後
も、1戸分の導管内の掃除をすればよく、後始末が容易
である。
消火対象小区画を複数有する住戸等の消火対象大区画
を、火災発生を感知したときに自動的に選択してその大
区画にのみ消火薬剤を送るものであるから薬剤の使用量
を節約でき、また火災の消火により薬剤を放射してしま
った後の後始末作業が容易である等の効果がある。さら
に火災が発生した小区画のみに薬剤を集中放射できるの
で薬剤の一層の節約が可能である。
Claims (1)
- 【請求項1】 火災感知信号により消火薬剤貯蔵容器内
の消火薬剤を該貯蔵容器に連結した導管内に送出する作
動部を設け、該導管を分岐してそれぞれ選択弁を介して
消火対象大区画に導き、該消火対象大区画を消火対象小
区画に分割して、該選択弁を介した導管をさらに分岐し
て各消火対象小区画に設置した、火災を感知したときに
先端の消火薬剤噴射口を開口して同時に火災感知信号を
発する感知器付消火ノズルに接続し、いずれかの消火対
象小区画の感知器付消火ノズルが火災を感知したときに
その消火対象小区画の属する消火対象大区画用の選択弁
を開けるようにしたことを特徴とする消火区画自動選択
式自動消火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4161897A JPH10216263A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 消火区画自動選択式自動消火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4161897A JPH10216263A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 消火区画自動選択式自動消火装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10216263A true JPH10216263A (ja) | 1998-08-18 |
Family
ID=12613338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4161897A Pending JPH10216263A (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 消火区画自動選択式自動消火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10216263A (ja) |
-
1997
- 1997-02-10 JP JP4161897A patent/JPH10216263A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20040116 |
|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040120 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20040116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051201 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060130 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060428 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |