JP2001104506A - 家庭用セントラル消火システム - Google Patents

家庭用セントラル消火システム

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JP2001104506A
JP2001104506A JP28318999A JP28318999A JP2001104506A JP 2001104506 A JP2001104506 A JP 2001104506A JP 28318999 A JP28318999 A JP 28318999A JP 28318999 A JP28318999 A JP 28318999A JP 2001104506 A JP2001104506 A JP 2001104506A
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JP
Japan
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fire extinguishing
fire
extinguishing system
manual
automatic
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JP28318999A
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English (en)
Inventor
Nobuo Ikeda
信夫 池田
Tetsuo Yoshimura
哲男 吉村
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Morita Miyata Corp
Original Assignee
Miyata Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】手動消火装置と自動消火装置とを兼ね備えた消
火システムを一般家庭用家屋に組み込むことにより、一
般家庭での火災に対し、迅速かつ安全に対応できるよう
にする。 【解決手段】一般家庭用消火システムとして、本体ユニ
ットと、該本体ユニットから導管を介して室内に設置さ
れたところの火災感知器および消火薬剤噴射ヘッドから
なる自動消火装置と、さらに本体ユニットから導管を介
して別途室内に導入された手動消火装置とからなる。
これにより一般家庭用の消火システムとして器具自体が
目障りになったり、あるいは邪魔になることがなく、ま
た手動式としても軽量で取り扱い性に優れ、初期消火性
に適する。 また特に留守中における漏電などによる火
災発生にも自動消火により対応することができ、きわめ
て安全性に優れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭用の消火シス
テムに関し、使い勝手の悪い消火器の難点を克服し、火
災発生時において、より機能的に消火活動ができるとと
もに、留守中においても自動消火を可能とすることを目
的とする。
【0002】
【従来の技術】一般家庭における火災発生時の消火手段
としては、室内または廊下や通路に設置された消火器を
持って、その噴射ノズルを火元に向けて消火薬剤を起動
放射させることが一般的におこなわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
一般家庭の建築様式では消火器設置のための適当なスペ
ースがなく、普段邪魔になることが多い。 また消火器
自体のデザイン性の問題もあって必然的に納戸や押入れ
の中等、あまり目立たない箇所に収納されやすいところ
から、火災発生時に、その存在箇所がわからず、また重
くて子供や高齢者にとっては取り扱い性に劣り、しかも
操作が解らなかったりして結局初期消火を逸することが
多い。 さらに留守中における漏電やタバコの不始末、
電気ストーブ、アイロンその他の電気器具類による発火
などに際しては対応できず、全焼もしくは近隣への延焼
のおそれがきわめて高い。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、上記し
た従来技術における問題点を解決しようとするものであ
り、具体的には請求項1の発明は、本体ユニットと、該
本体ユニットから導管を介して室内に設置されたところ
の火災感知器および消火薬剤噴射ヘッドからなる自動消
火装置と、さらに本体ユニットから導管を介して別途室
内に導入された手動消火装置とからなる家庭用セントラ
ル消火システムに関する。
【0005】また請求項2の発明は、本体ユニットは、
消火剤貯蔵容器と、電気的制御部と、該制御部の指令に
基づいて作動する自動・手動消火切換え用の選択弁と、
制御部の指示に基づいて作動するところの消火剤貯蔵容
器から消火剤を加圧圧し出す加圧ガスボンベとを備える
ものであるところの請求項1に記載の家庭用セントラル
消火システムに関する。 さらに請求項3の発明は、本
体ユニットは、床下、階段下、押し入れその他のデッド
スペース内に収納されているところの請求項1〜2に記
載の家庭用セントラル消火システムに関する。 さらに
請求項4の発明は、自動消火装置の火災感知器は、熱感
知器および煙感知器のうち少なくとも1つを備えるもの
であるところの請求項1〜3に記載の家庭用セントラル
消火システムに関する。
【0006】さらに請求項5の発明は、自動消火装置
は、消火薬剤噴射ヘッド、火災感知器のほか、警報ブザ
ーを備えるものであるところの請求項1〜3に記載の家
庭用セントラル消火システムに関する。 さらに請求項
6の発明は、手動消火装置は、先端に開閉式ハンドノズ
ルが取り付けられたホース引出し式であるところの請求
項1〜5に記載の家庭用セントラル消火システムに関す
る。
【0007】上記した構成において、一般家庭内におい
て火災が発生した場合、起動押しボタンを押すなどして
制御盤を介して選択弁を「手動」に切換えたうえで、ハ
ンドノズルを取り出してホースを引き出し、これを火災
発生箇所に向けて手動により直ちに消火活動を実施す
る。 また留守中に火災が発生した場合には室内の熱あ
るいは煙感知器がこれを感知し、これを本体ユニット内
の制御部に伝えるとともに、制御部からの指令に基づ
き、必要に応じて警報ブザーを鳴動させるとともに、選
択弁を自動消火に切換え、加圧ガスボンベを起動させ、
該加圧ガスボンベからのガス圧により消火剤貯蔵容器内
の消火剤を圧し出して、これを導管を介して消火薬剤噴
射ヘッドに圧送し、消火剤を無人下において自動放射す
ることにより消火活動を実施する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下において本発明の具体的な内
容を実施例図をもとに説明すると、図1には手動用開閉
式ハンドノズルを2箇所、また自動消火装置を2つの室
内に設置した場合の実施例が示されている。 すなわち
同図において、1は本体ユニット、9は自動消火装置、
10は手動消火装置をあらわす。 本体ユニット1は、
消火剤貯蔵容器2と、電気的制御部3と、該制御部3の
指令に基づいて作動する自動・手動消火切換え用の選択
弁(本実施例においては電動ボール弁を使用)4と、制
御部3の指示に基づいて作動するところの消火剤貯蔵容
器2から消火剤を加圧圧し出す加圧ガスボンベ5とから
構成される。
【0009】これらの本体ユニット1は、一般家庭にお
ける建物の床下、階段下、押し入れその他のデッドスペ
ース内に収納されるのが好ましい。 また自動消火装置
9は、本体ユニット1から導管17あるいは18を介し
て通常は室内天井部分等に設置され、消火薬剤噴射ヘッ
ド6、熱感知器7および煙感知器8などの火災感知器の
ほか、必要に応じて警報ブザー15が設置される。 な
お上記した火災感知器は、熱感知器7あるいは煙感知器
8の内一方のみの設置でもよいが、好ましくは両方設置
するのがよい。
【0010】また手動消火装置10は、本体ユニット1
から導管13を介して別途室内に導入設置され、図3に
あらわしたように、先端にハンドノズル20が取り付け
られた引出し自在のホース19がスパイラル状に巻回さ
れて蓋14a付きの箱14内に収納されており、さらに
この箱14が図3にあらわしたように壁面等に埋め込ま
れている。 なお11は制御盤を介して選択弁4を「手
動」に切換えるための起動押しボタンをあらわす。
【0011】上記した構成において、これらの動作フロ
ーについては概ね図5に示す通りである。 さらに具体
的に説明すると、家屋内に人がいる場合においては、火
災発生時において、起動押しボタン11を押して電路E
1を通じ、制御部3を介して電路E2により選択弁4を
「手動」に切換えるとともに、電路E3により警報ブザ
ー15を鳴動させたうえで、ハンドノズル20を取り出
してホース19を引き出し、これを火災発生箇所に向け
て手動により直ちに消火活動を実施する(主に図1およ
び図3を参照)。
【0012】また留守中に火災が発生した場合には、室
内の熱感知器7あるいは煙感知器8がこれを感知し、こ
れを電路E4を通じて本体ユニット1内の制御部3に伝
えるとともに、制御部3からの指令に基づき、電路E3
を通じて警報ブザー15を鳴動させ、さらに電路E5を
通じて選択弁4を自動消火に切換え、しかも電路E6を
通じて加圧ガス容器弁開放器5aを起動させることによ
り、該加圧ガスボンベ5内の圧力ガスを放出させ、該加
圧ガスボンベ5からのガス圧により消火剤貯蔵容器2内
の消火剤を圧し出して、これを導管16および導管17
又は18を介して火災発生箇所付近の消火薬剤噴射ヘッ
ド6に圧送し、消火剤を無人下において自動放射するこ
とにより消火活動を実施できる(図2参照)。
【0013】
【発明の効果】本発明は上記した通り、本体ユニット
と、該本体ユニットから導管を介して室内に設置された
ところの火災感知器および消火薬剤噴射ヘッドからなる
自動消火装置と、さらに本体ユニットから導管を介して
別途室内に導入された手動消火装置とからなる家庭用セ
ントラル消火システムであるために、一般家庭用の消火
システムとして器具自体が目障りになったり、あるいは
邪魔になることがなく、また手動式としても軽量で取り
扱い性に優れ、初期消火性に適する。 また特に留守中
における漏電などによる火災発生にも自動消火により対
応することができ、きわめて安全性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例である家庭用セントラル消火
システムの手動消火時における概略説明図。
【図2】図1の実施例における家庭用セントラル消火シ
ステムの自動消火時における概略説明図。
【図3】手動消火装置の要部拡大図。
【図4】本発明の家庭用セントラル消火システムを住宅
に設置した場合の一例をあらわした斜視図。
【図5】本発明の家庭用セントラル消火システムの動作
フロー図。
【符号の説明】
1 本体ユニット 2 消火剤貯蔵容器 3 制御部 4 選択弁 5 加圧ガスボンベ 5a 加圧ガス容器弁開放器 6 消火薬剤噴射ヘッド 7 熱感知器 8 煙感知器 9 自動消火装置 10 手動消火装置 11 起動押しボタン 12 導管 13 導管 14 箱 15 警報ブザー 16 導管 17 導管 18 導管 19 ホース 20 開閉式ハンドノズル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ユニットと、該本体ユニットから導管
    を介して室内に設置されたところの火災感知器および消
    火薬剤噴射ヘッドからなる自動消火装置と、さらに本体
    ユニットから導管を介して別途室内に導入された手動消
    火装置とからなる家庭用セントラル消火システム。
  2. 【請求項2】本体ユニットは、消火剤貯蔵容器と、電気
    的制御部と、該制御部の指令に基づいて作動する自動・
    手動消火切換え用の選択弁と、制御部の指示に基づいて
    作動するところの消火剤貯蔵容器から消火剤を加圧圧し
    出す加圧ガスボンベとを備えるものであるところの請求
    項1に記載の家庭用セントラル消火システム。
  3. 【請求項3】本体ユニットは、床下、階段下、押し入れ
    その他のデッドスペース内に収納されているところの請
    求項1〜2に記載の家庭用セントラル消火システム。
  4. 【請求項4】自動消火装置の火災感知器は、熱感知器お
    よび煙感知器のうち少なくとも1つを備えるものである
    ところの請求項1〜3に記載の家庭用セントラル消火シ
    ステム。
  5. 【請求項5】自動消火装置は、消火薬剤噴射ヘッド、火
    災感知器のほか、警報ブザーを備えるものであるところ
    の請求項1〜3に記載の家庭用セントラル消火システ
    ム。
  6. 【請求項6】手動消火装置は、先端に開閉式ハンドノズ
    ルが取り付けられたホース引出し式であるところの請求
    項1〜5に記載の家庭用セントラル消火システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006305389A (ja) * 2006-08-18 2006-11-09 Nohmi Bosai Ltd パッケージ型自動消火設備
JP2016067521A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 能美防災株式会社 パッケージ型自動消火設備
CN109821179A (zh) * 2019-01-07 2019-05-31 深圳市科陆电子科技股份有限公司 一种储能集装箱的联动消防系统

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