JPH10216071A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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Publication number
JPH10216071A
JPH10216071A JP9027727A JP2772797A JPH10216071A JP H10216071 A JPH10216071 A JP H10216071A JP 9027727 A JP9027727 A JP 9027727A JP 2772797 A JP2772797 A JP 2772797A JP H10216071 A JPH10216071 A JP H10216071A
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JP
Japan
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endoscope
keyboard
ccu
fixing member
peripheral device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9027727A
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English (en)
Inventor
Fuminori Tanahashi
史典 棚橋
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPH10216071A publication Critical patent/JPH10216071A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートを使用する場合においては、操作装置
を適切な高さに容易に設置でき、カートを使用しない場
合においては、操作装置を設置する位置を容易に確保で
きる内視鏡装置を提供することにある。 【解決手段】 操作装置としてのキーボード9を内視鏡
用周辺装置としてのCCU4に設置する設置手段は、第1
の固定部材27と載置台29から構成されている。第1
の固定部材27は、溝部30のみがCCU4の下部の前方
に突出した状態で、CCU4の底面に固定されている。載
置台29は、キーボード9を載置する箱状の載置部33
と第1の固定部材27と着脱自在に装着する第2の固定
部材28とからなる載置台29とから形成されている。
第1の固定部材27に載置台29の第2の固定部材28
が装着することにより、キーボード9がCCU4に対し着
脱自在に取り付くことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡を利用し
て、検査及び、処置等をする内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光学式内視鏡、または、先端にCC
Dを内蔵した電子内視鏡は医療分野等で広く使用されて
いる。例えば、光学式内視鏡は、接眼部に撮像素子を内
蔵した外付けのテレビカメラと、このテレビカメラの信
号から所定の映像信号を生成する制御部としてのカメラ
コントロールユニット(以下、CCUとする)と、光学式
内視鏡に照明光を供給する光源装置と、CCUの映像信号
から映像を表示するカラーモニタの内視鏡用周辺装置と
ともに内視鏡装置としても使用されている。この内視鏡
装置により、光学式内視鏡の映像をカラーモニタに表示
できる。
【0003】さらに、内視鏡からの映像をより管理しや
すくするために、モニタの画面内に、患者の各種データ
を表示させる場合もある。モニタ上にデータを表示させ
るためのインターフェースとしては、例えば、キーボー
ドがある。
【0004】通常、医療分野においては、検査箇所や処
置内容により内視鏡装置全体を移動することができるよ
うに、内視鏡装置を構成する内視鏡用周辺装置を、数段
の棚を持つカートに設置して利用する場合と、カートを
用いずに内視鏡用周辺装置を利用箇所に運搬して利用す
る場合がある。
【0005】内視鏡用周辺装置をカートに設置して利用
する場合、通常のカートでは、キーボードを配置するた
めの場所が確保されていない。よって、ユーザー自身が
キーボードを保持しながら、または、近くの机等にキー
ボードを載せて、データを打ち込まなければならない。
【0006】そこで、キーボード専用の載置台を設けた
カートが考え出されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このカートで
は、載置台が所定の箇所に取り付けられているために、
載置台の高さが固定されている。そのため、キーボード
を設置した高さは、あらゆるユーザーに適した高さにな
らず、操作性が悪かった。また、カートを使用しない場
合では、キーボードを設置する場所を容易に確保するこ
とはできない。
【0008】本発明は、このような事情に着目してなさ
れたものであり、その目的とするところは、カートを使
用する場合においては、操作装置を適切な高さに容易に
設置でき、カートを使用しない場合においては、操作装
置を設置する位置を容易に確保できる内視鏡装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の内視鏡装置は、内視鏡と、この内視鏡用の
周辺装置と、この内視鏡用周辺装置と接続し、内視鏡用
周辺装置を操作する操作装置と、この内視鏡用周辺装置
に操作装置を設置可能とする設置手段とを有することを
特徴とするものであり、設置手段により、操作装置を内
視鏡用周辺装置に設置可能とする。
【0010】ここで、内視鏡用周辺装置とは、内視鏡に
関わるものすべてであり、具体的には、光源装置や、内
視鏡からの映像信号を処理する制御部であるCCUや映像
信号を記憶するVTR等であり、CCUと光源装置が一体的に
なっている装置でもよい。
【0011】また、ここで、操作装置とは、内視鏡用周
辺装置を操作し、この内視鏡用周辺装置本体と別体とな
っているものであり、例えば、内視鏡用周辺装置がCCU
であるならば、操作装置はデーターを入力するキーボー
ドであり、内視鏡用周辺装置が光源装置であるならば、
この操作装置は、光源装置を調整するレバーや補助光源
に切り替えるスイッチ等を装着した操作盤である。
【0012】また、ここで、設置手段とは、必要に応じ
て、内視鏡用周辺装置の前方に操作装置を設置でき、ま
た、内視鏡用周辺装置の前方から操作装置を除くことが
できる手段であればよく、操作装置が内視鏡用周辺装置
から取り外し可能であっても、内視鏡用周辺装置に収納
できる構造のものでもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1乃至図4は、本発明に係る
第1の実施の形態を示すものである。
【0014】図1は、本発明の第1の実施の形態の内視
鏡システム全体を示す説明図、図2は、本発明の第1の
実施の形態に係るキーボード設置構造を示す斜視図、図
3は、第1の固定部材の取り付け状態を示す組立図、図
4は、第1の固定部材と第2の固定部材の係止法を示す
説明図である。
【0015】図1に示す内視鏡システムについて説明す
る。この内視鏡システムは、次の内視鏡と内視鏡用周辺
装置と、内視鏡用周辺装置を搭載するカートから構成さ
れている。光学式内視鏡としての硬性内視鏡1と、この
硬性内視鏡1の接眼部に装着し、内視鏡撮像部に固体撮
像素子2を備えたテレビカメラ3と、固体撮像素子2に
より撮像された信号から所定の映像信号を生成する制御
部としてのCCU4と、硬性内視鏡1に照明光を供給する
光源装置5と、CCU4からの映像信号を表示するカラー
モニタ6と、CCU4とカラーモニタ6とに接続し、撮影
映像を記憶するVTR7と、図示しないビデオプリンタ
と、CCU4の入力端子8に接続し、データを入力する入
力手段としてのキーボード9と、これら内視鏡用周辺装
置を収納し、底面の四隅に移動するためキャスター10
を設けたカート11から構成されている。
【0016】硬性内視鏡1は、図示しない対物レンズと
イメージガイドとライトガイド等を内蔵し、患部等に挿
入する挿入部12と、この挿入部12の基端側に連設
し、アイピースを有する接眼部を備えた把持部13と、
この把持部13の側部に設けられた口金部14と、この
口金部14に接続するライトガイドケーブル15と、こ
のライトガイドケーブル15の他端には光源装置と接続
するコネクタ16とから構成されている。
【0017】テレビカメラ3の基端側には、延出したカ
メラケーブル17が設けられており、このカメラケーブ
ル17の端部には、コネクタ18が取り付けられてい
る。また、CCU4のフロントパネル19には、コネクタ
18が接続するレセプタクル20が設けられている。
【0018】以上説明した内視鏡システムは、次のよう
に接続される。硬性内視鏡1は、接眼部にテレビカメラ
3が装着され、このテレビカメラ3とCCU4が、カメラ
ケーブル17のコネクタ18とCCU4のレセプタクル2
0とにより接続する。一方、硬性内視鏡1のライトガイ
ドケーブル15は、コネクタ16により光源装置5と接
続する。CCU4は、カラーモニタ6とVTR7とに接続し、
カラーモニタ6とVTR7とが接続する。
【0019】また、この内視鏡システムの硬性内視鏡1
で取り込んだ映像は、次のような処理によりカラーモニ
タ6上で表示される。光源装置5のランプの照明光は、
ライトガイドケーブル15を介して、挿入部12の先端
まで伝達され、患部等を照明する。照明された被写体
は、対物レンズ、イメージガイドを介して、テレビカメ
ラ3の固体撮像素子2に結像する。固体撮像素子2で得
た撮像信号は、カメラケーブル17を経て、CCU4によ
り所定の映像信号に生成され、カラーモニタ6に伝送さ
れ、カラーモニタ6上で、映像として表示される。
【0020】術者は、この映像を見ながら観察及び処置
を行い、さらに、患者の名前、症例等のコメントを加え
る際に、キーボード9により、入力を行う。図2に示す
操作装置としてのキーボード9の設置構造について説明
する。
【0021】CCU4は、底面の四隅に、底面の高さを通
常(1〜2cm)より高くするためのアジャスター付き
脚部25を備えている。また、図3に示すように、CCU
4の底面のアジャスター付き脚部25の間の部分は、底
面を内側にくぼませ、アジャスター付き脚部25同様に
CCU4の底面の高さを高くするための凹陥部26を有し
ている。
【0022】キーボード9をCCU4の前方に設置する設
置手段は第1の固定部材27と第2の固定部材28を有
する載置台29から構成される。第1の固定部材27
は、板状部材の一端に溝を有する溝部30が設けられて
いる。この溝部30の裏面は、曲率を持った面取りがさ
れている。第1の固定部材27の両側には、CCU4に固
定するためのビス31を取り付ける取り代32が設けら
れている。第1の固定部材27は、図2に示すように溝
部30のみがCCU4のフロントパネル19の下部の前方
に突出した状態で、凹陥部26にビス31により固定さ
れている。
【0023】載置台29は、キーボード9を安定して載
置できるように箱状をした載置部33と、この載置部3
3の側面から延出し、第1の固定部材27と連結する第
2の固定部材28とから形成される。第2の固定部材2
8は、第1の固定部材27の溝部30に着脱自在に装着
するように、溝部30の幅よりわずかに狭い間隔で一対
の爪部34が設けられている。また、爪部34の間のほ
ぼ中央には、爪部34が溝部30に引っかかったとき、
第1の固定部材27の裏面に当接するように突出部35
が設けられている。
【0024】また、第2の固定部材28の上面には、出
力ケーブル36の余った部分を束ねたものを固定するた
めの一対の弾性部材でできた円弧部材37が円を作るよ
うに向き合い、バインダー38を形成している。
【0025】次に第1の実施の形態の作用を説明する。
キーボード9は、載置台29の載置部33に載置され、
図4(A)に示すように、載置台29を斜め上方から、
爪部34を溝部30に引っかける。溝部30の裏面には
曲率を持った面取りが設けられているために、突出部3
5は第1の固定部材27に当たることなく、図4(B)
のように、第1の固定部材27の裏面まで、移動するこ
とができる。そして、爪部34は溝部の上方と、また、
突出部35は溝部30の下方とで係止する。このことに
より、載置台29がCCU4に着脱自在に取り付けられ
る。この載置台29にキーボード9を載置する。
【0026】上記第1の実施の形態は次の効果がある。
第1の固定部材27に載置台29の第2の固定部材28
を装着し、その載置台29にキーボード9を載置するこ
とにより、キーボード9をCCU4に対して着脱自在に取
り付けることができる。よって、カート11に各内視鏡
用周辺装置に搭載しても、ユーザーが適切に使用できる
ように、CCU4を搭載する段を選び、CCU4の前方にキー
ボード9を設置することができる。キーボード9を使用
しない場合は、載置台29の爪部34を第1の固定部材
27の溝部30から取り外し、載置台29をCCU4から
分離できるので、CCU4等の操作の邪魔にはならない。
また、第1の固定部材27は、CCU4のフロントパネル
19の下部から溝部30のみが突出しているだけなの
で、この溝部30は、目立ちにくく、外観のデザインを
損ねることがない。さらに、第1の固定部材27はCCU
4の裏面よりビス31で取り付けた簡単な構成であるた
め、簡単に取り外すことができる。
【0027】また、キーボード9の出力ケーブル36が
充分に長く、出力ケーブル36とCCU4の入力端子8を
接続しても、出力ケーブル36が余った場合は、この余
った部分を束ねたものをバインダー38の弾性変形によ
り固定することができるために、CCU4の操作等の邪魔
になることがない。
【0028】次に、本発明に係る操作装置としてのキー
ボードの別の設置構造である第2の実施の形態を図5及
び、図6に基づいて説明する。図5は、本発明の第2の
実施の形態に係るキーボード設置構造を示す斜視図、図
6は、爪部材がキーボードに直接取り付いた場合の斜視
図である。
【0029】第2実施の形態では、キーボード9設置の
ためにスライドレール40を利用している。設置手段を
構成するスライドレール40は、CCU4の裏面に固定さ
れた、二本の断面が略円筒状のアウターレール41と、
アウターレール41に内挿し、アウターレール41に対
してスライド自在に嵌合する円柱状の二本のインナーレ
ール42から構成されている。インナーレール42に
は、外径が小さい溝部43が設けられている。インナー
レール42のそれぞれの一端には、板状のフロント部材
44が接合されている。
【0030】二組のレールの間には、凸部材45とバネ
(図示しない)が内蔵された受け部材46からなり、凸
部材45を押すことにより、バネの弾性力により、凸部
材45が受け部材46から離れるプッシュラッチ機構が
配置されている。凸部材45は、突起部をCCU4側に向
くように、フロント部材44のほぼ中央に固定され、受
け部材46は、凸部材45と対向するようにCCU4のフ
ロントパネル19から前方に突出しないように裏面に固
定されている。
【0031】凸部材45と受け部材46が止着した状態
では、インナーレール42とアウターレール41とフロ
ント部材44は、CCU4のフロントパネル19から前方
に突出しないようになっている。
【0032】設置手段を構成する載置台47の裏面に
は、インナーレール42に設けられた溝部43に着脱可
能に取り付けることができるように、溝部43の外径よ
り僅かに小さな内径で、半円より僅かに大きな円弧の円
弧状の弾性を有する材質からなる爪部材48が、固定さ
れている。
【0033】また、載置台47の底面には、キーボード
9の脚49よりも僅かに大きく、キーボード9の位置を
決める穴50が開いている。次に、第2の実施の形態の
作用について説明する。
【0034】フロント部材44は、通常、CCU4のフロ
ントパネル19から突出しない状態でいる。キーボード
9を使用するときは、フロント部材44の中心を押し、
プッシュラッチのロックを解除し、受け部材46のバネ
の力により、凸部材45とともにフロント部材44が、
指がフロント部材44に引っかかる程度にCCU4の前方
に押し出される。指をフロント部材44にかけてインナ
ーレール42を引き出し、キーボード9を載置台47に
載置し、爪部材48を弾性変形させて、溝部43に係合
する。
【0035】キーボード9を取り外すときは、溝部43
から載置台47の爪部材48を外し、載置台47ごと取
り外し、載置台47よりキーボード9を分離する。第2
の実施の形態は次の効果がある。
【0036】プッシュラッチ機構を利用しているため
に、簡単に、インナーレール42の出し入れができ、キ
ーボード9の設定と取り外しができる。また、インナー
レール42とアウターレール41とフロント部材44
は、収納されるので、CCU4の全体の外観デザインがま
とまっている。
【0037】尚、図6に示すように、キーボード9の裏
面に直接爪部48を設ければ、載置台47が不要とな
り、安価に作ることができるとともに、さらに簡単にキ
ーボード9をCCU4に取り付けることができる。
【0038】本発明に係るキーボード設置構造である第
3の実施の形態を図7に基づいて説明する。第3の実施
の形態では、操作装置としてのキーボード9を設置する
設置手段は、CCU4の裏面に固定され、断面がコの字状
の二本のアウターレール51と、側部が、このアウター
レール51とスライド自在に嵌合し、キーボード9を載
置する板状の載置台52とから構成されている。
【0039】載置台52の手前の面には、中央にネジ穴
が開いたフロント部材53が配置されている。このネジ
穴に螺合する雄ネジ54のCCU4側には、雄ネジ54の
回転により位置が移動する中板55が取り付けられお
り、反対側は、取っ手部56が設けられている。また、
この中板55からCCU4側には、固定板57が載置台5
2上に取り付けられており、この固定板57と中板55
の間隔はキーボード9が載置できる程度の間隔が開いて
いる。
【0040】第3の実施の形態の作用について説明す
る。CCU4のフロントパネル19の下のフロント部材5
3の中央部にある雄ネジ54の取っ手部56を摘んで、
載置台52を手前に引き出す。次に、中板55と固定板
57の間にキーボード9を載せ、雄ネジ54を回転し、
キーボード9が固定板57と中板55の間に挟まれるよ
うに、中板55を移動させる。
【0041】キーボード9を取り外す場合は、雄ネジ5
4を回転して中板55を緩め、キーボード9を載置台5
2から分離した後、載置台52をスライドさせてCCU4
の下方に収納する。
【0042】第3の実施の形態の効果は、キーボード9
を容易に設置することができ、また、キーボード9を使
用しない場合は、簡単に載置台52をCCU4の下方に収
納することができるので、CCU4等の操作の邪魔になる
ことはないことである。
【0043】本発明に係るキーボード設置構造に関する
第4の実施の形態を図8に基づいて説明する。第4の実
施の形態は、キーボード9に直接インナーレール60が
取り付いているものである。
【0044】操作装置としてのキーボード9を設置する
設置手段は、以下のように構成される。キーボード9の
CCU4側の側面61の端近傍には、CCU4側の端部近傍に
凹部62が備えられた二本の円柱状のインナーレール6
0と、CCU4側の側面61のほぼ中央に出力端子63と
が設けられている。CCU4の底面には、インナーレール
60を内挿するように、一対の断面が略円筒状のアウタ
ーレール64と、出力端子63に対向するように、入力
端子65が設けられている。また、アウターレール64
には、凹部62と噛み合い弾性変形により抜け止め防止
をする図示しない凸部66が設けられている。
【0045】第4の実施の形態の作用について説明す
る。インナーレール60を有するキーボード9をアウタ
ーレール64に内挿し、インナーレール60の凹部62
にアウターレール64の凸部66が入り込むことにより
キーボード9が抜け止め防止になっている。また、同時
に、キーボード9の出力端子63とCCU4の入力端子6
5が接続する。
【0046】キーボード9を取り外す場合は、アウター
レール64の凸部66がインナーレール60の凹部62
から抜け出すレベルにキーボード9を手前に引っ張り、
キーボード9をCCU4から分離する。
【0047】第4の実施の形態の効果は、キーボード9
とインナーレール60が直接接続されるので、キーボー
ド9の設置がより容易で、また、出力ケーブルが不要で
あるために、CCU4等の操作の邪魔にならないことであ
る。
【0048】本発明のキーボード収納機構に関する第5
の実施の形態を図9に基づいて説明する。第5の実施の
形態は、スライドレールを利用して、直接キーボード9
をCCU4の下部に収納できるようにしたものである。
【0049】操作装置としてのキーボード9を設置する
設置手段は、以下の構成になる。キーボード9の両側の
上下面には、溝70が形成されている。この溝70とス
ライド自在に嵌合するように、CCU4の裏面の溝70に
対する位置に一対のアウターレール71が取り付けられ
ている。
【0050】第5の実施の形態の作用を説明する。通
常、キーボード9はCCU4の下方に収納されている。キ
ーボード9を使用するときは、CCU4の下方に収納され
ているキーボード9を直接引っ張り、キーボード9の溝
70が、アウターレール71にしたがいスライドし、CC
U4の前方に設置される。
【0051】第5の実施の形態の効果は、キーボード9
を引っぱり出すだけで、キーボード9を容易に設置して
使用することができることであり、また、キーボード9
を使用しない場合は、CCU4の下方に収納できるため
に、CCU4等の操作の邪魔にならないことである。
【0052】本発明のキーボード設置構造に関する第6
の実施の形態を図10に基づいて説明する。第6の実施
の形態は、内視鏡の周辺装置をカートに設置しない場合
の本発明に係る実施の形態の一例である。
【0053】操作装置としてのキーボード9を設置する
設置手段は以下のように構成される。CCU4の両側に設
けられた回転軸75に対して回転可能に一端が連結して
いるアーム76が、CCU4の両側面にそれぞれ取り付け
られている。二本のアーム76の他端は、載置台77が
接続されている。CCU4の側面の、アーム76の回転軸
75の下方には、載置台77がCCU4とほぼ平行になる
位置で止まるように、アーム76の回転を規制するため
の規制ピン78が備わっている。
【0054】第6の実施の形態の作用を説明する。通
常、載置台77は、CCU4の上面に設置されている。キ
ーボード9を使用するときは、アーム76が規制ピン7
8に当たるまで、アーム76を回転させ、このアーム7
6に接続している載置台77にキーボード9を載置す
る。キーボード9を取り外すときは、載置台77からキ
ーボード9を外して、載置台77がCCU4の上面に当た
るまで、アーム76を回転させ、載置台77を収納す
る。
【0055】第6の実施の形態の効果は、キーボード9
を使用する場所を容易に確保することができ、また、キ
ーボード9を使用しない場合でも、載置台77を容易に
収納することができるために、CCU4の操作の邪魔にな
らないことである。
【0056】本発明に係る第7の実施の形態を図11に
基づいて説明する。第7の実施の形態は、キーボードを
複数箇所に設置できるようにしたものの一例である。
【0057】カート11の最高段80の裏面と、CCU4
の下部と、光源装置5の下部との三カ所に、第1の実施
の形態で説明した操作装置としてのキーボード9を設置
手段を構成する第1の固定部材27が取り付けられてい
る。
【0058】第7の実施の形態の作用は、ユーザが、自
分に最適な高さになるように、カート11、CCU4、光
源装置5の中からキーボード9を設定する箇所を選ぶこ
とである。
【0059】第7の実施の形態の効果は、ユーザーは、
自分に最適な高さにキーボード9を設定することができ
ることである。尚、各実施の形態では、CCU4の前方に
キーボード9を設置する形態のものであったが、本発明
は、これに限らず、例えば、光源装置5やVTR7やカー
ト11の前方にキーボード9を設置する形態のものでも
よい。また、操作装置としてキーボード9を対象とした
が、CCU4以外の内視鏡用周辺装置の操作装置を対象と
したものでもよい。例えば、内視鏡用周辺装置が光源装
置5である場合は、操作装置は、光量調整用レバーや補
助光源切り替え用のスイッチ等を備えた操作盤である。
【0060】また、内視鏡装置は、硬性内視鏡に外付け
カメラを装着内視鏡装置に限らず、固体撮像素子を内蔵
した電子内視鏡の内視鏡装置や、光学式内視鏡と光源装
置との内視鏡装置や、超音波内視鏡の内視鏡装置等でも
よい。また、医療用内視鏡装置でも工業用内視鏡装置で
もよい。
【0061】また、内視鏡周辺装置に対して着脱自在な
設置手段の内視鏡装置でも、内視鏡周辺装置に対して着
脱自在な操作装置の内視鏡装置でもよい。また、操作装
置を内視鏡用周辺装置の前方に操作装置を設置する内視
鏡装置に限らず、前方以外に設置する内視鏡装置でもよ
く、例えば、内視鏡用周辺装置の側方でもよい。
【0062】また、操作装置または設置手段を内視鏡用
周辺装置に収納する収納手段を有している内視鏡装置で
もよく、例えば、収納手段は、操作装置を内視鏡周辺装
置の下部に収納するものや、設置手段を内視鏡周辺装置
の上部に収納するものでもよい。
【0063】また、内視鏡用周辺装置を複数有する内視
鏡装置において、内視鏡用周辺装置のそれぞれに、設置
手段が備わっている内視鏡装置でもよい。また、内視鏡
装置を収納するカートに設置手段を設け、操作装置を内
視鏡用周辺装置の前方はたはそれ以外に設置する内視鏡
装置でもよい。
【0064】また、本発明は、以下に列記する発明を含
んでいる。 (付記) (付記1)内視鏡と、前記内視鏡用の周辺装置と、前記
内視鏡用周辺装置と接続し、前記内視鏡用周辺装置を操
作する操作装置と、前記内視鏡用周辺装置に記操作装置
を設置可能とする設置手段とを有することを特徴とする
内視鏡装置。 (付記2)前記設置手段は、前記内視鏡用周辺装置の前
方に前記操作装置を設置可能とすることを特徴とする付
記1記載の内視鏡装置。 (付記3)前記操作装置と前記設置手段が一体的に設け
られていることを特徴とする付記1または付記2記載の
内視鏡装置。 (付記4)前記設置手段は、前記内視鏡用周辺装置に対
して着脱自在であることを特徴とする付記1乃至付記3
のいづれか一項記載の内視鏡装置。
【0065】付記4の課題は、必要に応じて操作装置を
内視鏡用周辺装置から除くことができることである。 (付記5)前記操作装置または前記設置手段の少なくと
も一方を収納する収納手段を具備したことを特徴とする
付記1乃至付記4のいづれか一項記載の内視鏡装置。 (付記6)前記収納手段は、前記内視鏡用周辺装置の下
部に前記操作装置または前記設置手段の少なくとも一方
を収納することを特徴とする付記5記載の内視鏡装置。 (付記7)前記収納手段は、前記内視鏡用周辺装置の上
部に前記操作装置または前記設置手段の少なくとも一方
を収納することを特徴とする付記5記載の内視鏡装置。
【0066】付記5乃至付記7の課題は、操作装置また
は設置手段の少なくとも一方を収納できることである。
さらに、付記7においては、内視鏡用周辺装置の上部に
デットスペースがある場合に、収納できることである。 (付記8)前記内視鏡装置は、複数の内視鏡用周辺装置
を有し、前記複数の内視鏡用周辺装置ごとに、前記設置
手段を設けていることを特徴とする付記6記載の内視鏡
装置。 (付記9)前記複数の内視鏡用周辺装置ごとに、複数の
設置手段を設けたことを特徴とする付記8記載の内視鏡
装置。
【0067】付記8及び、付記9の課題は、操作装置を
設置する位置を選択でき、容易にユーザーが、適切な位
置に操作装置を設置できることである。さらに、付記9
は、内視鏡用周辺装置に複数の操作装置を設置でき、操
作をよりし易くすることができることである。 (付記10)内視鏡と、前記内視鏡用の周辺装置と、前
記内視鏡用周辺装置を搭載するカートと、前記内視鏡用
周辺装置と接続し、前記内視鏡用周辺装置を操作する操
作装置と、前記内視鏡用周辺装置に前記操作装置を設置
可能とする設置手段とを有することを特徴とする内視鏡
システム。 (付記11)前記カートに前記設置手段を設けたことを
特徴とする付記10記載の内視鏡システム。
【0068】付記10の課題は、ユーザーに適切な高さ
に操作装置を設置することができることである。さら
に、付記11では、カートに設置手段を設けることによ
り、より、操作装置を設置できる範囲が増え、操作し易
くできることである。
【0069】
【発明の効果】このように、本発明によれば、内視鏡装
置において、カートに内視鏡装置を搭載する場合は、ユ
ーザーに適切な高さに操作装置を容易に設置でき、カー
トに搭載しない場合は、操作装置を設置する位置を容易
に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の内視鏡システム全体を示す
説明図。
【図2】第1の実施の形態に係るキーボード設置構造を
示す斜視図。
【図3】第1の固定部材の取り付け状態を示す組立図。
【図4】第1の固定部材と第2の固定部材の係止法を示
す説明図
【図5】第2の実施の形態に係るキーボード設置構造を
示す斜視図。
【図6】爪部材がキーボードに直接取り付いた場合の斜
視図。
【図7】第3の実施の形態に係るキーボード設置構造を
示す斜視図。
【図8】第4の実施の形態に係るキーボード設置構造を
示す斜視図。
【図9】第5の実施の形態に係るキーボード収納機構を
示す斜視図。
【図10】第6の実施の形態に係るキーボード設置構造
を示す斜視図。
【図11】第1の固定部材が複数の内視鏡用周辺装置に
取り付けられている状態を示す斜視図。
【符号の説明】 1 硬性内視鏡 4 CCU 5 光源装置 9 キーボード 11 カート 27 第1の固定部材 28 第2の固定部材 29、47、52、77 載置台 40 スライドレール 51、64、71 アウターレール 60 インナーレール 70 溝 76 アーム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年4月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】プッシュラッチ機構を利用しているため
に、簡単に、インナーレール42の出し入れができ、キ
ーボード9の設と取り外しができる。また、インナー
レール42とアウターレール41とフロント部材44
は、収納されるので、CCU4の全体の外観デザインがま
とまっている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡と、前記内視鏡用の周辺装置と、前
    記内視鏡用周辺装置と接続し、前記内視鏡用周辺装置を
    操作する操作装置と、前記内視鏡用周辺装置に前記操作
    装置を設置可能とする設置手段とを有することを特徴と
    する内視鏡装置。
JP9027727A 1997-02-12 1997-02-12 内視鏡装置 Withdrawn JPH10216071A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002219098A (ja) * 2001-01-26 2002-08-06 Asahi Optical Co Ltd 電子内視鏡装置
JP2006167441A (ja) * 2004-11-16 2006-06-29 Pentax Corp 内視鏡用のプロセッサ及び内視鏡システム

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