JPH10215267A - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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Publication number
JPH10215267A
JPH10215267A JP9014418A JP1441897A JPH10215267A JP H10215267 A JPH10215267 A JP H10215267A JP 9014418 A JP9014418 A JP 9014418A JP 1441897 A JP1441897 A JP 1441897A JP H10215267 A JPH10215267 A JP H10215267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data transmission
transistor
data
master station
transmission line
Prior art date
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Pending
Application number
JP9014418A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Nakajima
正和 中島
Kazutoshi Yamashita
和利 山下
Shinya Kikuzumi
真也 菊住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9014418A priority Critical patent/JPH10215267A/ja
Publication of JPH10215267A publication Critical patent/JPH10215267A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 親局と、この親局から延出したデータ伝送線
に接続された複数の子局とを備え、親局から出力したア
ドレス信号を順次遅延させて各子局ごとに伝送させるよ
うにしたデータ通信装置において、ノイズ等の影響によ
りアドレス信号が誤動作した場合にもデータの送受信回
路の破損を防止できるようにする。 【解決手段】 データ伝送線3に流れる電流を検出する
電流検出抵抗手段17および過電流検出回路18と、そ
の電流値に応じてデータ伝送信号の出力を停止させるト
ランジスタ19とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種機械や設備に
おいて多数設置されているセンサやアクチュエータとコ
ントローラとの間のデータ通信など、親局と複数の子局
との間で比較的小ビット数のデータを通信する場合に適
用されるデータ通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種機械や設備におけるセンサや
アクチュエータとコントローラとの間のデータ通信装置
として、親局と、親局から延出した伝送線に接続された
複数の子局とを備えたものが知られている(特願平8−
76180号)。親局と各子局とは、アドレス信号線で
順次接続されている。親局は、3種類の電圧レベルを定
義したデータ伝送信号を用いて、クロック信号と各子局
に対するデータ信号とをシリアルに単一のデータ伝送線
に出力する手段を有する。また親局は、データ伝送線上
のデータ伝送信号からデータ信号を読み取る手段と、ア
ドレス信号を出力する手段とを有する。各子局は、デー
タ伝送信号からクロック信号とデータ信号を弁別して受
信する手段と、データ伝送線上のデータ伝送信号にデー
タ信号を書き込む手段と、親局から出力したアドレス信
号を順次遅延させて他の子局に伝送するための遅延回路
とを有する。
【0003】図3はこのような従来のデータ通信装置の
構成図で、1は各種機械や設備のコントローラ(図示せ
ず)に設けられた親局、2はその機械や設備に設置され
ている複数のセンサやアクチュエータのそれぞれに設け
られた子局である。親局1から延出された単一のデータ
伝送線3に、各子局2から延出した接続線4が接続され
ている。
【0004】親局1と子局2との間のデータ通信には、
図4に示すように、24Vと12Vと0Vの3種類の電
圧レベルを定義された矩形波状のデータ伝送信号が用い
られている。そして、その24Vと12Vとの間をクロ
ック信号とし、12Vと0Vとの間を、12Vを
「0」、0Vを「1」とするデータ信号としている。こ
れにより、クロック信号とデータ信号を同時に伝送する
ようにしている。
【0005】親局1の送信部の構成は、図5に示すよう
になっている。すなわち、24Vの基準電圧源5と12
Vの基準電圧源15との間をトランジスタ7a、7b、
ダイオード16a、16bで直列に接続するとともに、
ダイオード16aのカソード側をデータ伝送線3に接続
し、かつデータ伝送線3と接地との間をトランジスタ7
cで接続している。そして、これらトランジスタ7a、
7b、7cのオン、オフの切り換えによって、データ伝
送線3上の電圧レベルを24Vと12Vと0Vとの3つ
の状態に切り換えるように構成されている。詳細には、
トランジスタ7a、7bが交互にオン、オフすることに
より24Vと12Vとの間のクロック信号が出力され、
トランジスタ7aがオフ、7bがオンの状態のときにト
ランジスタ7cをオンすることにより、0Vのデータ信
号「1」が出力される。
【0006】子局2の受信部は、接続線4を、24Vの
基準電圧源5に抵抗22で接続するとともに、比較電圧
が18Vと6Vの比較器8a、8bに接続し、これら比
較器8a、8bの出力をそれぞれクロック信号およびデ
ータ信号とするように構成されている。
【0007】図6に示すように、子局2の送信部は、直
列接続した抵抗9とトランジスタ10とを介して接続線
4を接地し、トランジスタ10をオンすることにより、
データ伝送線3上の電圧状態を0Vにすることで、デー
タ信号「1」を出力するように構成されている。
【0008】また図6に示すように、親局1の受信部
は、比較電圧が6Vの比較器11をデータ伝送線3に接
続し、その比較器11の出力を子局2のデータ信号とす
るように構成されている。
【0009】図7に示すように、各子局2(2−1、2
−2、…)には、既に説明したデータの送受信回路12
と、図4のクロック信号に基づいて所定クロック数だけ
遅延して信号を伝送する遅延回路13とが設けられてい
る。親局1と各子局2−1、2−2、…の遅延回路13
とは、順次アドレス信号線14a、14b、14c、…
にて接続されている。
【0010】図8に示すように、親局1からアドレス信
号線14aにアドレス信号が出力されると、最初の子局
2−1がこれを受信してこの子局2−1が親局1との通
信期間となり、その間に親局1からデータ伝送線3に出
力されたデータ伝送信号におけるデータ信号を子局2−
1が受信する。または子局2−1がデータ伝送信号に対
して書き込みを行うことにより、親局1への送信を行
う。
【0011】子局2−1の遅延回路13の作用によって
所定の遅延時間が経過すると、この子局2−1について
の通信期間が終了し、その遅延回路13からアドレス信
号線14bにアドレス信号が出力される。これによって
次の子局2−2の通信期間となり、この子局2−2と親
局1との送受信が行われる。以下、同様に順次各子局2
がセレクトされて送受信が行われるようになっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の構成のデータ通信装置では、ノイズ等の影
響によりアドレス信号が誤動作してしまうと、複数の子
局が同一の期間に親局1との送受信を行ってしまう場合
が生じる。このような場合、それによりデータ伝送線3
上に過大な電流が流れ、データの送受信回路が破損して
通信が停止してしまうおそれがあるという問題点を有す
る。
【0013】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、ノイ
ズ等の影響によりアドレス信号が誤動作した場合にもデ
ータの送受信回路の破損を防止できるようなデータ通信
装置を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ通信装置
は、データ伝送線に流れる電流を検出する手段と、その
電流値に応じてデータ伝送信号の出力を停止させる手段
とを有するものである。
【0015】したがって、ノイズ等の影響によりアドレ
ス信号が誤動作してデータ伝送線上に過大な電流が流れ
た場合でも、その電流を検出し、その電流に応じて瞬時
にデータの伝送信号の出力を停止することができるの
で、データ伝送線にそれ以上過大な電流が流れるのを防
止でき、データの送受信回路の破損を防ぐことができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の本発明は、親局
と、この親局から延出したデータ伝送線に接続された複
数の子局とを備え、親局から出力したアドレス信号を順
次遅延させて各子局ごとに伝送させるようにしたデータ
通信装置が、前記データ伝送線に流れる電流を検出する
手段と、その電流値に応じてデータ伝送信号の出力を停
止させる手段とを有するようにしたものである。
【0017】これによれば、ノイズ等の影響により、ア
ドレス信号が誤動作して複数の子局が同一の期間に親局
との送受信を行ってしまい、データ伝送線上に過大な電
流が流れた場合でも、このデータ伝送線に流れる電流を
検出し、その電流に応じて瞬時にデータの伝送信号の出
力を停止することができるので、データ伝送線にそれ以
上過大な電流が流れるのを防止でき、データの送受信回
路の破損を防ぐことができるという作用を有する。
【0018】以下、本発明の実施の形態を、図1および
図2にもとづき、図3〜図8に示されたものと同一の部
材には同一の参照番号を付して、詳細に説明する。図1
は本発明にもとづくデータ通信装置の親局の送信部と子
局の受信部との構成図、図2はアドレス信号の誤動作の
説明図である。
【0019】図1に示すように、親局1の送信部におい
て、基準電圧源5とトランジスタ7aとの間には電流検
出抵抗17が設けられ、この電流検出抵抗17とトラン
ジスタ7aとの接点は、抵抗20a〜20eとトランジ
スタ21a、21bとで構成された過電流検出回路18
に接続されている。この、過電流検出回路18の出力
は、トランジスタ7aのベースと24Vの基準電圧源5
との間に介装されたトランジスタ19のベースに接続さ
れている。その他の構成は、図3〜図8に示された従来
のものと同じであり、その詳細な説明は省略する。
【0020】このような構成において、トランジスタ7
aに過大な電流が流れ、電流検出抵抗17の電圧降下が
トランジスタ21aをオンさせる程大きくなると、トラ
ンジスタ21a、21bがそれぞれオンしてその状態を
保持するので、トランジスタ19がオンとなってトラン
ジスタ7aのベース電圧が24Vに保持され、それ以降
のデータ伝送信号の出力は停止する。
【0021】いま、親局1と複数の子局2との間でデー
タ通信が行われているときに、ノイズによりアドレス信
号が誤動作し、図2に示すようなアドレス信号が出力さ
れる状態が発生したとすると、図2における(i)の期
間の終了時点で子局2−1と子局2−2とからアドレス
信号が送出される。したがって(ii)の期間におい
て、子局2−1からのアドレス信号により動作される子
局2−2と、子局2−3からのアドレス信号により動作
される図示を省略した子局2−4とが、同時に動作する
場合が生じる。このとき、図1のトランジスタ7aに
は、正常に通信が行われているときよりも大きな電流が
流れる。これにより、電流検出抵抗17の電圧降下が過
電流検出回路18のトランジスタ21をオンさせる程大
きくなれば、過電流検出回路18が動作してデータ伝送
信号の出力が停止される。
【0022】
【発明の効果】本発明のデータ通信装置によれば、以上
の説明から明らかなように、データ伝送線に流れる電流
値を検出し、その電流値に応じてデータの伝送信号の出
力を停止することができるので、データ伝送線にそれ以
上過大な電流が流れるのを防止でき、データの送受信回
路の破損を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のデータ通信装置の親局の
送信部と子局の受信部との構成図である。
【図2】図1の装置におけるアドレス信号の誤動作の説
明図である。
【図3】従来のデータ通信装置の構成図である。
【図4】図3の装置におけるデータ伝送信号の波形図で
ある。
【図5】従来のデータ通信装置の親局の送信部と子局の
受信部との構成図である。
【図6】従来のデータ通信装置の親局の受信部と子局の
送信部との構成図である。
【図7】従来のデータ通信装置におけるアドレス信号線
の接続および子局の内部回路の構成図である。
【図8】図7の装置におけるアドレス信号の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 親局 2 子局 3 データ伝送線 5 基準電圧源 7a、7b、7c トランジスタ 17 電流検出抵抗 18 過電流検出回路 19 トランジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親局と、この親局から延出したデータ伝
    送線に接続された複数の子局とを備え、親局から出力し
    たアドレス信号を順次遅延させて各子局ごとに伝送させ
    るようにしたデータ通信装置であって、前記データ伝送
    線に流れる電流を検出する手段と、その電流値に応じて
    データ伝送信号の出力を停止させる手段とを有すること
    を特徴とするデータ通信装置。
JP9014418A 1997-01-29 1997-01-29 データ通信装置 Pending JPH10215267A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9014418A JPH10215267A (ja) 1997-01-29 1997-01-29 データ通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9014418A JPH10215267A (ja) 1997-01-29 1997-01-29 データ通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10215267A true JPH10215267A (ja) 1998-08-11

Family

ID=11860479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9014418A Pending JPH10215267A (ja) 1997-01-29 1997-01-29 データ通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10215267A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011109196A (ja) * 2009-11-13 2011-06-02 Mitsumi Electric Co Ltd 出力電流検出回路および送信回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011109196A (ja) * 2009-11-13 2011-06-02 Mitsumi Electric Co Ltd 出力電流検出回路および送信回路

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