JPH1021502A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH1021502A
JPH1021502A JP8173728A JP17372896A JPH1021502A JP H1021502 A JPH1021502 A JP H1021502A JP 8173728 A JP8173728 A JP 8173728A JP 17372896 A JP17372896 A JP 17372896A JP H1021502 A JPH1021502 A JP H1021502A
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JP
Japan
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recording
signal
magnetic recording
digital
reproducing
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Application number
JP8173728A
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English (en)
Inventor
Yasunari Obara
康徳 小原
Toshio Nakamoto
敏夫 中本
Shigeru Takahashi
茂 高橋
Teruhiko Tagashira
輝彦 田頭
Yasuaki Sato
安章 佐藤
Hiroyuki Torii
博之 鳥居
Yoshio Yamada
好夫 山田
Hiroaki Tachibana
橘  浩昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル放送信号とアナログ信号との双方を
記録再生するようにした磁気記録再生装置において、記
録する信号の選択を自動で行う。 【解決手段】 挿入されているカセットの種類または受
信ユニットからの記録用デジタル信号の有無から記録す
る信号を決定する記録モード判別手段60を備えデジタ
ル信号とアナログ信号を記録再生できる磁気記録再生ユ
ニット1と、デジタル放送信号受信ユニット100とか
らなる磁気記録再生装置において、記録している信号が
アナログ信号であるかデジタル信号であるかをユーザに
知らせるために、記録モードに応じてモニタテレビ20
0に出力する映像を適宜無信号にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、民生用デジタル磁
気記録再生装置(VTR)に関する。さらに詳細には、
本発明は、使い勝手の良い、デジタル放送信号とアナロ
グ信号との双方を記録再生するようにした民生用デジタ
ルVTRに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、家庭用の映像記録再生装置として
は、1/2インチ幅の磁気テープを用いたアナログ方式
のビデオカセットレコーダなどが実用化されている。一
方、次世代のテレビ放送としてデジタル放送の実用化が
進められている。例えば、米国において、現行のNTS
C方式の画像信号をデジタル化した放送はすでに行われ
ており、またNTSC方式よりも高解像度のハイビジョ
ン画像信号のデジタル放送も研究が進められているとこ
ろである。
【0003】一般にデジタル化した画像信号や音声信号
は、もとのアナログ信号に比べその伝送帯域は大幅に増
大してしまう。したがって、これらのデジタル放送を行
う場合は、割り当てられたチャンネルの帯域内で伝送で
きるようデジタル信号を帯域圧縮しなければならず、デ
ジタル放送の受信ユニットには、放送信号を復調するチ
ューナに加え、復調信号を帯域伸張しアナログ信号に変
換するデコーダが必要となる。
【0004】また、このデジタル放送を家庭で記録再生
する場合、現行のアナログビデオカセットレコーダで受
信ユニットのアナログ出力信号を記録再生することはで
きても、デジタル信号をデジタル信号のまま記録再生す
ることはできなかった。
【0005】現行のアナログビデオカセットレコーダと
互換性を有しながら、さらにデジタル放送などを受信ユ
ニットのチューナで受信したデジタル化された画像およ
び音声信号を、デジタル信号のまま記録し再生できる磁
気記録再生ユニットに関して、日経エレクトロニクス
(No.634)のP16〜P17に述べられているよ
うな方式が提案されている。
【0006】図7は、デジタル放送を記録する記録シス
テムの一構成を示すブロック構成図である。このデジタ
ル放送を記録する記録システムは、ビデオホームシステ
ム規格(VHS規格)のアナログVHSをベースにした
アナログ信号の記録再生機能に加えてデジタル放送信号
を記録再生できるようにした磁気記録再生ユニット99
と、デジタル放送の受信ユニット100と、映像・音声
信号の入力が2組あるモニタテレビ200とから構成さ
れる。
【0007】前記磁気記録再生ユニット99は、アナロ
グ放送によるアナログ映像および音声信号を記録再生す
るアナログ信号記録モードと、デジタル放送によるデジ
タル映像および映像信号を記録再生するデジタル信号記
録モードの2つが存在し、ユーザはこれらのモードを適
宜切り替えて望の信号を記録する。デジタル放送の受信
ユニット100は、デジタル放送を受信するデジタルチ
ュー111と、該デジタルチューナ111からのデジタ
ル信号および前記磁気記録再生ユニット99が再生する
デジタル信号をアナログの映像信号および音声信号に変
換するデコーダ112と、該デコーダの入力を切り替え
る入力信号切替スイッチ120を備えて構成される。
【0008】磁気記録再生ユニット99と受信ユニット
100は、接続ケーブル150によりつながれており、
記録するデジタル信号および再生したデジタル信号はこ
のケーブルを通して送受信される。
【0009】このような構成を前提においた場合、映像
・音声信号の入力が2組あるモニタテレビ200の一方
の入力に磁気記録再生ユニット99の出力を接続し、他
方の入力に受信ユニット100の出力を接続することに
なる。ユーザはどちらの入力をモニターテレビ200上
に映し出すかを、モニタテレビ200用のリモートコン
トローラもしくは本体の入力切替スイッチを押して切り
替えることになる。
【0010】このときに、接続ケーブル150がはずれ
ているような場合、受信ユニット100から記録再生ユ
ニット99にデジタル信号が送られないことになるが、
このことをユーザが発見することは非常に困難なことで
ある。これは、モニタテレビ200の入力切替えが受信
ユニット側に切り替わっている場合には、モニタテレビ
200上には受信ユニット100からのデジタル放送に
よる映像が映し出されるからである。モニタテレビ20
0上にデジタル放送による映像が映し出されるため、ユ
ーザは記録再生ユニット1にデジタル信号が入力されて
いないことなどは知るよしもない。
【0011】また、磁気記録再生ユニット99の記録モ
ードがアナログ記録モードになっているときにも、テレ
ビモニタ200の入力選択が受信ユニット100側に設
定されていると、テレビモニタ上にはデジタル放送によ
る映像が映し出されるため、磁気記録再生ユニット99
がアナログ記録モードになっていることをユーザが見つ
けることは難しい。また、アナログ放送を記録しようと
しているときに、デジタルモードに設定されている場合
にも同様な問題が生じる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第一の目的
は、デジタル放送の受信ユニットとデジタル信号記録再
生とアナログ信号記録再生機能を有した磁気記録再生ユ
ニットとを組み合わせて使用する場合、デジタル信号記
録モードとデジタル信号記録モードの記録モードの設定
に、磁気記録再生ユニットへ受信ユニットからのデジタ
ル信号が入力しているか否かという情報を用いることに
より、デジタル放送信号の記録ミスを防ぐ機能を備え
た、使い勝手の良い磁気記録再生装置を提供することに
ある。
【0013】本発明の第二の目的は、記録する或いは記
録中の信号がデジタル信号とアナログ信号のどちらであ
るかをユーザにテレビモニタを通じて知らせることによ
り、デジタル信号とアナログ信号の記録間違いを防ぐ機
能を備えた、使い勝手の良い磁気記録再生装置を提供す
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記第一の目
的を達成するために、デジタル映像信号が入力されてい
るか否かを判別するデジタル信号検出手段を設けた。ま
た、上記第二の目的を達成するために、受信ユニットか
ら出力する信号を磁気記録再生ユニットからの指令によ
り無信号にできるような手段を設けた。上記デジタル信
号検出手段を用いてデジタル映像信号が入力されている
か否かを検出し、デジタル映像信号が入力されていない
場合には磁気記録再生ユニットをアナログ信号記録モー
ドに設定し、デジタル放送信号の記録ミスを防止する。
デジタル信号記録モードの時には磁気記録再生ユニット
から出力する信号を無信号にし、アナログ信号記録モー
ドの時には受信ユニットから出力する信号を無信号にし
て、記録する、或いは記録中の信号をテレビモニタを通
してユーザに知らせ、記録間違いを防止する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1を
用いて説明する。本発明は、図7に示した磁気記録再生
ユニット1に記録モード判別手段を増設したことを特徴
とする。図1は、デジタル放送を記録する磁気記録再生
装置の構成を示すブロック図であり、磁気記録再生装置
は、磁気記録再生ユニット1と、受信ユニット100
と、モニタテレビ200から構成される。
【0016】磁気記録再生ユニット1は、ビデオホーム
システム規格(VHS規格)のアナログVHSをベース
に、アナログ信号の記録再生機能に加えてデジタル放送
信号を記録再生できるようにした、DVHSを一例とし
たものである。
【0017】磁気記録再生ユニット1は、回転ドラム2
と、ガイドポスト3と、磁気テープ4と、回転ドラム2
に取り付けられたデジタル信号記録用磁気ヘッド10
と、アナログ信号記録用磁気ヘッド20,30と、デジ
タル信号記録再生アンプ11と、アナログ信号記録再生
アンプ21,31と、デジタル信号処理回路12と、ア
ナログ音声処理回路22と、アナログ映像信号処理回路
32と、システムの全体の制御を行うシステム制御回路
40と、受信ユニット100とのデジタル信号の送受信
を行うデジタル入出力インターフェイス50と、記録す
る信号を判別する記録モード判別手段60とを具備して
構成される。さらに、磁気記録再生ユニット1には、デ
ジタル信号入出力端子13と、アナログ信号入力端子2
3,33と、アナログ信号出力端子24,34が設けら
れている。
【0018】受信ユニット100は、デジタル放送信号
入力端子101と、アナログ音声信号出力端子102
と、アナログ映像信号出力端子103と、システム制御
回路110と、デジタルチューナ111と、デコーダ1
12と、デジタル信号出力端子113と、デジタル信号
入出力インターフェイス114と、切替スイッチ120
とを具備して構成される。切替スイッチ120は、デジ
タルチューナ信号入力端子121と、磁気記録再生ユニ
ット1からのデジタル信号入力端子122とを有し、両
入力の一方を選択するように構成されている。
【0019】モニタテレビ200は、入力端子201と
202を有している。入力端子201には、受信ユニッ
ト100が出力するデジタル放送の番組、或いは磁気記
録再生ユニット1が再生するデジタル信号の映像および
音声が入力され、入力端子202には、磁気記録再生ユ
ニット1が出力するアナログ放送の番組、或いは磁気記
録再生ユニット1が再生するアナログ信号の映像および
音声が入力される。ユーザはモニタテレビ用のリモート
コントローラもしくは本体の入力切替スイッチを押し
て、モニタテレビ上に映し出す映像を選択することがで
きる。
【0020】磁気記録再生ユニット1と受信ユニット1
00は、制御ケーブル160で接続されており、お互い
に多のユニットのほとんどすべての操作を行うことがで
きるようになっている。このような制御方法には、例え
ば、CEBusのような方式が提案されており、本実施
例では、CEBusを用いて磁気記録再生ユニット1と
受信ユニット100の相互制御を可能にしている。な
お、CEBusは、IEEで提案されているホームバス
制御用のプロトコルである。これらの通信は磁気記録再
生ユニット1のシステム制御回路40と受信ユニット1
00のシステム制御回路110により行われる。
【0021】図2は、磁気記録再生ユニット1に設けた
記録モード判別手段60と、システム制御回路40およ
び表示手段(LED)65を示したブロック図である。
記録モード判別手段60は、挿入しているカセットの種
類を検出するカセット孔検出回路61と、受信ユニット
100からデジタル信号が入力されているか否かを検出
するデジタル信号検出回路62と、記録する信号の種類
を手動で選択するためのスイッチ63と、これらの情報
から記録モードを判別する演算回路64とを具備して構
成される。記録モード判別手段60の判別結果は、シス
テム制御回路40に入力され、システム制御回路40
は、記録モードに応じて磁気記録再生装置1の設定を行
う。
【0022】デジタル記録用テープはカセットの背面右
側にテープの種類を示す検出孔が空けられている。これ
は、従来のスーパーVHSテープにおけるSVHSテー
プ識別孔と全く同様であり、DVHSではスーパーVH
Sテープを用いてデジタル記録を行うことも可能であ
る。カセット孔検出回路61は、この孔が空いているか
否かを検出して、挿入されているカセットの種類がアナ
ログ記録用のカセットかデジタル記録用のカセットであ
るかを検出する。演算回路64は、挿入されているカセ
ットの種類に応じて、記録する信号をデジタル信号にす
るかアナログ信号にするかを決定する。本明細書では、
アナログ信号を記録するときのモードをアナログ信号記
録モード(アナログ記録モード)、またデジタル信号を
記録するときのモードをデジタル信号記録モード(デジ
タル記録モード)と呼ぶ。
【0023】デジタル信号検出回路62は、受信ユニッ
ト100から記録用のデジタル放送信号が入力されてい
るか否かを検出するための回路である。デジタル信号検
出回路62の構成の仕方は様々な方法が考えられるが、
本実施例ではデジタル信号入出力インターフェイス50
から得られ受信ユニット100からの出力要求信号を用
いて検出するようにしており、受信ユニット100から
デジタル信号の出力要求がきているときには磁気記録再
生ユニット1にデジタル放送信号が入力されていると判
断するように構成している。
【0024】演算回路64は、記録用のデジタル放送信
号が入力されていないときには、たとえデジタル記録用
のカセットが挿入されていても、記録モードをアナログ
信号記録モードに設定するように制御する。
【0025】また、スイッチ63は、ユーザが強制的に
記録モードを選択するスイッチであり、演算回路64は
スイッチ63が押されるたびにアナログ信号記録モード
とデジタル信号記録モードの切替えを行う。このとき
に、デジタル信号を記録する場合にはデジタル記録用の
カセットが必要なので、アナログ記録用カセットが挿入
されているときには、デジタル信号記録モードに切り替
わらないように演算回路64より制御される。
【0026】LED65は、ユーザにこれから記録する
或いは記録中の信号を知らせるためのLEDであり、例
えばデジタル信号記録モードのときには点灯、アナログ
信号記録モードの時には消灯になるように演算装置64
によって制御される。
【0027】図3は、記録モード検出手段60の動作論
理を示す図であり、上記の動作論理をまとめた図であ
る。
【0028】このような構成において、デジタル放送信
号を記録する場合について説明する。磁気記録再生ユニ
ット1の動作が停止および記録状態のときには、受信ユ
ニット100の切替スイッチ120は、デジタルチュー
ナーの出力接点121側に接続している。デジタルチュ
ーナ111により復調されたデジタル信号は、切替スイ
ッチ120からデコーダ112に入力され、音声信号出
力端子102および映像信号出力端子103から出力さ
れてテレビモニタ200の入力端子201a,201b
に入力される。さらに、デジタルチューナ111により
復調されたデジタル信号は、出力端子113から出力さ
れ、デジタル信号入出力インターフェイス114、信号
ケーブル150を介して磁気記録再生ユニット1に入力
される。
【0029】デジタル放送信号を記録するには、ユーザ
ーは、まずデジタル記録用のカセットを磁気記録再生ユ
ニット1に挿入して、磁気記録再生ユニット1の記録モ
ードをデジタル信号記録モードに設定する。そして、デ
ジタル信号記録モードに設定されたことを示すLED6
5が点灯しているかどうかを確認して、もし消灯してい
る場合にはスイッチ63によりLED65を点灯させ、
デジタル信号記録モードに設定されていることを表示す
る。このときに、信号ケーブル150が磁気記録再生ユ
ニット1からはずれていたり、もしくは受信ユニット1
00の電源がオフになっているときには、受信ユニット
100からデジタル信号が出力されないので、演算回路
64は受信ユニット100からの出力要求が無いのを検
出して、記録モードをアナログモードに設定する。ユー
ザは、デジタル記録用のカセットを挿入したにもかかわ
らず、LED65を点灯させることができない場合に
は、デジタル映像信号が磁気記録再生ユニット1に入力
されていない原因を調べる。記録モード判別手段60が
システム制御回路40へデジタル信号記録モードの指令
を出力すると、システム制御回路40は、アナログ信号
処理回路22へ無信号を出力するように指令を出す。
【0030】図4を用いて、デジタル信号記録モードの
ときの磁気記録再生装置の働きの概要を説明する。磁気
記録再生ユニット1がデジタル信号記録モードに設定さ
れているときには、受信ユニット100から出力される
映像は、受信したデジタル放送信号の出力であり、磁気
記録再生ユニット1とテレビモニタ200に入力され
る。このとき、磁気記録再生ユニット1からテレビモニ
タ200へ出力される信号は無信号になっている。テレ
ビモニタ200へは、磁気記録再生ユニット1の映像信
号出力と受信ユニット100の映像信号出力の双方の映
像信号が入力される。テレビモニタ200の入力切替え
を磁気記録再生ユニット1側の入力端子202に選択す
ると、テレビモニタ200上にはブルーバックが出力さ
れ、ユーザは、磁気記録再生装置1の記録モードがデジ
タル信号記録モードに設定されていることをモニタテレ
ビ200を通して確認することができる。
【0031】そして、記録ボタンが押されると、受信ユ
ニット100から出力されたデジタル放送信号は、磁気
記録再生ユニット1のデジタル信号処理回路12に入力
され、訂正符号の付加および変調などの伝送路符号化処
理された後、記録再生アンプ11を介してデジタル信号
記録再生専用の磁気ヘッド10に送られ磁気テープ4上
に記録される。
【0032】次に、アナログ放送信号を記録する場合に
ついて説明する。上記同様に、アナログ記録を行うため
には磁気記録再生ユニット1をアナログ信号記録モード
に設定する。ユーザは、LED65が消灯していること
で、磁気記録再生ユニット1の記録モードがアナログ信
号記録モードになっていることを確認できる。記録モー
ド判別手段60がシステム制御回路40へアナログ信号
記録モードの指令を出力すると、システム制御回路40
は、受信ユニット100に対して、テレビモニタ200
へ無信号を出力するように指令を出す。
【0033】図5を用いて、アナログ信号記録モードの
ときの磁気記録再生装置の働きの概要を説明する。磁気
記録再生ユニット1がアナログ信号記録モードに設定さ
れているときには、磁気記録再生ユニット1は、受信ユ
ニット1からのデジタル放送信号をアナログ信号に変換
した信号、または、図示を省略したアナログ放送受信手
段から入力端子23,33を介して入力されたアナログ
放送信号を記録する。このとき、受信ユニット100か
らテレビモニタ200へ出力される信号は、上に述べた
とおり無信号とされている。既に述べたとおり、テレビ
モニタ200へは、磁気記録再生ユニット1の映像信号
出力と受信ユニット100の映像信号出力の双方の映像
信号が入力される。テレビモニタ200の入力切替えを
受信ユニット100側の入力端子201に選択すると、
テレビモニタ200上にはブルーバックが出力され、ユ
ーザは、磁気記録再生装置1の記録モードがアナログ信
号記録モードに設定されていることをモニタテレビ20
0を通して確認することができる。
【0034】そして、記録ボタンが押されると、入力端
子23から入力されたアナログ映像信号および入力端子
33から入力されたアナログ音声信号は、それぞれアナ
ログ音声信号処理回路22とアナログ映像信号処理回路
32において記録信号処理され、記録再生アンプ21お
よび31を介しアナログ記録再生用磁気ヘッド20およ
び30に送られる。そして、記録音声信号は音声用磁気
ヘッド20によって記録映像信号に先行して深層部に記
録され、記録映像信号は映像用磁気ヘッド30によって
表層部に記録される。
【0035】ここでは、VHS規格の場合を例に挙げて
いることから、アナログ映像信号とアナログ音声信号を
それぞれ別の磁気ヘッドで記録する方式について述べた
が、8ミリビデオ規格に対応させる場合には、アナログ
記録信号処理回路で記録信号処理された映像信号とアナ
ログ音声信号処理回路で記録信号処理された音声信号を
周波数多重して一組の磁気ヘッドで記録再生する方式に
なるので、図1に対して周波数多重用の回路が追加にな
る一方、記録再生アンプと磁気ヘッドは一組不要とな
る。
【0036】以上のようにこの実施の態様によれば、ユ
ーザは、モニタテレビ200の入力切替えを、磁気記録
再生ユニット1側か受信ユニット側100かに切り替え
たときに、いずれの画面上にブルーバックが表示された
かによって、磁気記録再性ユニット1の記録モードが、
デジタル信号記録モードに設定されているか、アナログ
信号記録モードでに設定されているかを知ることができ
る。
【0037】
【実施例】本発明にかかる磁気記録再生装置の他の実施
例を、そのブロック構成を示す図6を用いて説明する。
本実施例は、オンスクリーン表示回路を用いて映像信号
に文字情報を重畳することで、ユーザに記録モードがデ
ジタル信号記録モードとアナログ信号記録モードのどち
らであるかを知らせるようにしたものである。この実施
例では、図1の実施例のシステム構成に、磁気記録再生
ユニット1と受信ユニット100にそれぞれオンスクリ
ーン表示回路70,115を増設している。磁気記録再
生ユニット1と受信ユニット100は、お互いに相手の
ユニットの制御を行えるようになっているので、磁気記
録再生ユニット1が受信ユニット100のオンスクリー
ン制御回路115の制御を行うことや、受信ユニット1
00が磁気記録再生ユニット1のオンスクリーン制御回
路70の制御を行うことが可能になっている。
【0038】図6に示した磁気記録再生装置は、デジタ
ル信号の記録開始時には、磁気記録再生ユニット1およ
び受信ユニット100から出力する映像信号に”デジタ
ル記録”のような文字情報を、アナログ信号の記録開始
時には、磁気記録再生ユニット1および受信ユニット1
00から出力する映像信号に”アナログ記録”のような
文字情報を多重するように動作する。
【0039】この実施例によれば、磁気記録再生ユニッ
ト1に設定されている記録モードをモニタ200の画面
上で確認することができる。
【0040】以上、本発明にかかる発明の実施例の説明
を行った。なお、図1に示した実施例による構成と、図
6に示した実施例による構成を組み合わせて、ユーザに
警告を行うことも可能である。例えば、デジタル信号記
録モードのときには、磁気記録再生ユニット1から出力
する信号を無信号にするとともに、デジタル信号記録の
開始時には、”デジタル記録開始”のような文字情報を
磁気記録再生ユニット1および受信ユニット100から
出力する信号に多重するような方法が考えられる。
【0041】また、本発明の各実施例では、磁気記録再
生ユニット1に記録用のデジタル放送信号が入力されて
いない場合には自動的にアナログ信号記録モードに設定
してユーザに警告を与えるようにしてある。さらに、ユ
ーザへの警告はこれらの方法に限られたわけではなく、
例えばLED65を点滅させることにより警告を与える
ことも可能である。また、図6に示す実施例のように、
磁気記録再生ユニット1および受信ユニット100にそ
れぞれオンスクリーン表示(OSD)回路70,115
が設けられている場合には、モニタテレビ200上に”
デジタル信号が入力されていません”のような文字情報
を出力することにより、より確実にユーザへ警告するこ
とが可能となる。
【0042】さらに、本発明の各実施例では、アナログ
記録用のカセットが挿入されている場合には、スイッチ
63によるデジタルモードの切替操作は無効になるよう
にしてある。しかし、このような場合にも同様に、LE
D65による警告やOSD回路70,115により、モ
ニタテレビ200上に”アナログ記録用のカセットが挿
入されています”というような文字情報を出力すること
により、ユーザへ警告することも可能である。
【0043】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、デジタル信号記録モードとデジタル信号記録モード
の記録モードの設定に、挿入されているカセットの情報
とともに、磁気記録再生ユニットへ受信ユニットからの
デジタル信号が入力しているか否かという情報を用いる
ことにより、デジタル信号の記録ミスを防ぐ機能を備え
た、使い勝手のよい磁気記録再生装置を提供することが
できる。
【0044】また、記録中の信号がデジタル信号とアナ
ログ信号のどちらであるかをユーザにテレビモニタを通
じて知らせることにより、デジタル信号とアナログ信号
の記録間違いを防ぐ機能を備えた、使い勝手の良い磁気
記録再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における磁気記録再生装置の構成の概要
を示すブロック図。
【図2】本発明に用いる記録モード判別回路の構成の一
例を示すブロック図。
【図3】図2に示される記録モード判別回路の動作論理
を説明する説明図。
【図4】図1に示す実施例のデジタル信号記録モード時
の信号の流れを説明する図。
【図5】図1の実施例のアナログ信号記録モード時の信
号の流れを説明する図。
【図6】本発明における磁気記録再生装置の他の実施例
の構成の概要を示すブロック図。
【図7】従来の磁気記録再生装置の構成の概要を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
1 磁気記録再生ユニット 40 システムコントロール回路 50 デジタル信号入出力インターフェイス 60 記録モード判別手段 61 カセット検出孔検出スイッチ 62 デジタル信号検出回路 63 スイッチ 64 演算回路 65 LED 70 オンスクリーン表示回路 100 受信ユニット 110 システム制御回路 111 デジタルチューナ 112 デコーダ 114 デジタル入出力インターフェイス 115 オンスクリーン表示回路 120 切替スイッチ 150 信号ケーブル 160 制御ケーブル 200 テレビモニタ 201,202 入力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 茂 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 田頭 輝彦 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 佐藤 安章 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 鳥居 博之 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所映像情報メディア事業部内 (72)発明者 山田 好夫 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所映像情報メディア事業部内 (72)発明者 橘 浩昭 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所映像情報メディア事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル放送信号とアナログ放送信号と
    の双方を記録再生するようにした、磁気記録再生ユニッ
    トと受信ユニットにより構成される磁気記録再生装置に
    おいて、 磁気記録再生ユニットに、挿入されているカセットの種
    類を検出するカセット種別検出回路と、該種別検出回路
    の出力より磁気記録再生ユニットの記録モードをデジタ
    ル信号記録モードとアナログ信号記録モードのどちらに
    するかの判別を行う演算装置とから構成される記録モー
    ド判別手段を備え、 デジタル信号記録モードの時にはデジタル放送信号を記
    録するように、またアナログ信号記録モードの時にはア
    ナログ信号を記録するようにしたことを特徴とする磁気
    記録再生装置。
  2. 【請求項2】 記録モード判別手段は、 磁気記録再生装置の前面パネルなどに取り付けられユー
    ザが操作できるようにしたスイッチを備え、 上記スイッチを押す度にアナログ信号記録モードとデジ
    タル信号記録モードを切り替えるようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 記録モード判別手段は、 磁気記録再生ユニットに記録用のデジタル信号が入力さ
    れているか否かを検出する検出手段を備え、 磁気記録再生ユニットにデジタル信号が入力されていな
    い場合にはアナログ記録モードに設定するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の磁気記録
    再生装置。
  4. 【請求項4】 受信ユニットと磁気記録再生ユニットか
    らなり、デジタル放送信号とアナログ放送信号の双方を
    記録再生するようにした磁気記録再生装置において、 記録する信号の種類に応じて、磁気記録再生ユニット、
    或いは受信ユニットのいずれかから出力する信号を無信
    号にすることを特徴とする磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】 受信ユニットと磁気記録再生ユニットか
    らなり、デジタル放送信号とアナログ放送信号の双方を
    記録再生するようにした磁気記録再生装置において、 記録する信号の種類に応じて、磁気記録再生ユニットお
    よび受信ユニットから出力する信号に文字情報を多重す
    ることを特徴とする磁気記録再生装置。
JP8173728A 1996-07-03 1996-07-03 磁気記録再生装置 Pending JPH1021502A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100632062B1 (ko) * 1999-05-07 2006-10-04 엘지전자 주식회사 전송신호의 기록장치 및 방법

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KR100632062B1 (ko) * 1999-05-07 2006-10-04 엘지전자 주식회사 전송신호의 기록장치 및 방법

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