JPH10214769A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JPH10214769A
JPH10214769A JP1570797A JP1570797A JPH10214769A JP H10214769 A JPH10214769 A JP H10214769A JP 1570797 A JP1570797 A JP 1570797A JP 1570797 A JP1570797 A JP 1570797A JP H10214769 A JPH10214769 A JP H10214769A
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JP
Japan
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substrate
cooling
plate
heating
processing apparatus
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Pending
Application number
JP1570797A
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English (en)
Inventor
Masami Otani
正美 大谷
Sanenobu Matsunaga
実信 松永
Tsutomu Kamiyama
勉 上山
Ryuji Kitakado
龍治 北門
Kaoru Aoki
薫 青木
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平面占有面積の低減による小型化が可能な基
板処理装置を提供する。 【解決手段】 基板冷却装置3は、ハウジング1内に冷
却プレート5を有する。冷却プレート5には3つの基板
支持部20が設けられている。各基板支持部20に対応
して基板昇降機構部10が設けられ、昇降ピン11を昇
降させることにより各基板支持部20に支持された基板
Wが昇降移動される。冷却プレート5は制御部17によ
り冷却動作が制御され、1つの処理室15内において3
枚の基板Wを同時に冷却処理する。基板加熱装置4は3
つの基板支持部20が設けられた加熱プレート9を有
し、1つの処理室15内において3枚の基板Wを同時に
加熱処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板に対して加熱
または冷却処理を行う基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ、フォトマスク用のガラス
基板、液晶装置用のガラス基板、光ディスク用の基板な
どの基板の処理工程では、一連の処理を行う複数の基板
処理装置を備えた基板処理システムが用いられている。
基板処理装置として、例えばレジスト膜が形成された基
板を所定の温度に加熱する用途に用いられる基板加熱装
置および加熱後の基板を冷却する用途に用いられる基板
冷却装置がある。一般的には、1つの基板処理システム
当たり複数台の基板加熱装置および基板冷却装置が配置
されている。
【0003】図4は、従来の基板加熱装置および基板冷
却装置の断面図である。図4では、3台の基板冷却装置
3の上方に3台の基板加熱装置4が積層された構造が示
されている。基板冷却装置3は、ハウジング3aの内部
に、冷却プレート5、基板昇降機構部10および上部カ
バー16を備えている。冷却プレート5の上面には3個
の球体14が配置されており、この球体14により基板
Wが冷却プレート5の上方にわずかな隙間(プロキシミ
ティギャップ)をもって支持される。この球体14によ
って基板Wが支持された冷却プレート5上の領域を基板
支持部20と称する。冷却プレート5は伝熱プレート、
ペルチェ素子および水冷板の積層体からなり、昇温され
た基板Wを所定の温度に冷却する。
【0004】基板昇降機構部10は、冷却プレート5を
貫通して昇降する3本の昇降ピン11と、昇降ピン11
が取り付けられたピン保持部材12と、ピン保持部材1
2を上下方向に移動させるエアシリンダ(図示せず)と
を有している。上部カバー16は冷却プレート5の上方
を覆い、基板Wを収納する処理室15を構成する。
【0005】基板Wの搬入時には、上部カバー16が上
昇し、さらに基板昇降機構部10の昇降ピン11が冷却
プレート5の上方に上昇して外部の基板搬送装置から基
板Wを受け取る。その後、昇降ピン11が下降し、基板
Wを冷却プレート5の球体14に支持させる。
【0006】基板Wの冷却処理時には、基板Wが冷却プ
レート5上に近接支持され、上部カバー16が降下す
る。そして、冷却プレート5からの冷却作用により基板
Wの温度が所定の温度にまで降下される。
【0007】また、基板Wの搬出時には、上部カバー1
6が上昇し、基板昇降機構部10の昇降ピン11が基板
Wの下面を支持して上昇する。そして、外部の基板搬送
装置が昇降ピン11上に保持された基板Wを受け取り、
外部へ搬出する。この基板Wの搬入および搬出動作は、
ハウジング3aの前面に形成された開口部(図示せず)
を通して行われる。
【0008】基板加熱装置4はハウジング4aの内部に
加熱プレート9、基板昇降機構部10および上部カバー
16を備える。加熱プレート9はその内部にヒータを有
している。そして、加熱プレート9の上面に配置された
3つの球体14により支持された基板Wに対して加熱処
理を行う。なお、基板Wの搬入搬出時における基板昇降
機構部10および上部カバー16の動作は基板冷却装置
3の場合と同様である。
【0009】3台の基板冷却装置3の冷却プレート5に
はそれぞれ制御部17a〜17cが接続されており、各
制御部17a〜17cが各冷却プレート5のペルチェ素
子の動作を制御する。同様に、3台の基板加熱装置4の
加熱プレート9にはそれぞれ制御部18a〜18cが接
続されており、各制御部18a〜18cが各加熱プレー
ト9のヒータの動作を制御する。また、制御部17a〜
17c,18a〜18cの動作はCPU(中央演算処理
装置)19により制御されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】近年では、生産性の向
上のため基板が大径化しつつあり、大径の基板Wを処理
する基板冷却装置3および基板加熱装置4の平面占有面
積が大きくなる。このため、基板冷却装置3および基板
加熱装置4が配置される基板処理システムが大型化し、
そのフットプリント(設置面積)が大きくなる。そこ
で、基板処理システムの大型化を抑制し、クリーンルー
ム内のスペースを有効に利用できるように、基板冷却装
置3および基板加熱装置4を小型化することが望まれ
る。
【0011】しかしながら、並設される基板冷却装置3
および基板加熱装置4のそれぞれの側壁部近傍には装置
の構造部材やダクト等が配設されており、個々の基板冷
却装置3および基板加熱装置4の平面占有面積を小さく
することが困難である。
【0012】本発明の目的は、平面占有面積の低減によ
る小型化が可能な基板処理装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明に係る基板処理装置は、筐体と、筐体の内部に並設
され、それぞれ基板を水平に支持する複数の基板支持部
と、複数の基板支持部に支持された複数の基板に温度処
理を行う温度処理手段とを備えたものである。
【0014】第1の発明に係る基板処理装置において
は、1つの筐体の内部に複数の基板がそれぞれ基板支持
部に支持して所定の温度処理を行うことができる。この
基板処理装置では、隣接する基板の間に筐体の壁面が存
在しない。このため、1枚の基板を1つの筐体の内部に
収納して所定の温度処理を行う従来の基板処理装置を複
数台設置した場合に比べ、基板処理装置の平面占有面積
を低減して基板処理装置を小型化することができる。
【0015】第2の発明に係る基板処理装置は、第1の
発明に係る基板処理装置の構成において、温度処理手段
が、加熱要素または冷却要素を内蔵し、複数の基板支持
部に共通に設けられた板状体を備え、複数の基板支持部
が板状体の上面に設けられたものである。
【0016】第2の発明に係る基板処理装置において
は、板状体の上面に設けられた複数の基板支持部に基板
を支持し、板状体に内蔵された加熱要素または冷却要素
によって基板の加熱処理または冷却処理が行われる。こ
れにより、複数の基板に対して同時に加熱処理または冷
却処理を行うことが可能となり、処理の効率化を図るこ
とができる。
【0017】第3の発明に係る基板処理装置は、第2の
発明に係る基板処理装置の構成において、複数の基板支
持部が板状体の上面に一列に配列されており、筐体に
は、複数の基板支持部と同数の基板を同時に出し入れ可
能な幅を有する開口部が形成されたものである。
【0018】これにより、板状体の上面に一列に配列さ
れた基板支持部に対して基板を搬入し、あるいは搬出す
る動作を開口部を通して容易に行うことができる。
【0019】第4の発明に係る基板処理装置は、第2の
発明に係る基板処理装置の構成において、複数の基板支
持部が板状体の上面に2次元的に配置されたものであ
る。
【0020】これにより、板状体の上面により多くの基
板を隣接して支持することが可能となり、基板処理装置
における加熱処理または冷却処理の効率を向上すること
ができる。
【0021】第5の発明に係る基板処理装置は、第1〜
第4のいずれかの発明に係る基板処理装置の構成におい
て、基板支持部に支持された基板を昇降させる基板昇降
手段をさらに備えたものである。
【0022】これにより、昇降手段が処理済の基板を基
板支持部の上方に上昇して基板の外部への搬出を可能と
し、また外部から搬入された基板を受け取り、下降して
基板支持部に基板を支持させて所定の加熱処理または冷
却処理を可能とする。
【0023】第6の発明に係る基板処理装置は、第2〜
第5のいずれかの発明に係る基板処理装置の構成におい
て、複数の基板支持部に支持された複数の基板に対する
板状体による温度処理を共通に制御する制御手段をさら
に備えたものである。
【0024】これにより、複数の基板に対して同一の制
御条件下で加熱処理または冷却処理を行うことが可能と
なり、複数の基板に対して均一な処理を行うことができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例による基
板処理装置の断面図であり、図2は図1の基板処理装置
の概略正面図である。図1の基板処理装置は、基板冷却
装置3の上部に基板加熱装置4を積層した構造を有して
いる。基板冷却装置3および基板加熱装置4は、図1に
示すように共通のハウジング1を用いてもよく、個別の
ハウジングを有する独立した装置として構成してもよ
い。
【0026】図1において、基板冷却装置3は、ハウジ
ング1の内部に、基板Wに冷却処理を行う冷却プレート
5、基板Wを冷却プレート5上に載置し、または冷却プ
レート5の上方に上昇させる基板昇降機構部10および
冷却プレート5の上方を覆う上部カバー16を有してい
る。
【0027】冷却プレート5はハウジング1の内部に設
けられた支持フレーム24により支持されており、アル
ミ製の伝熱プレート6と、アルミ製の水冷式の水冷板8
と、伝熱プレート6と水冷板8との間に介在された急冷
用のペルチェ素子7とから構成されている。この冷却プ
レート5には3枚の基板Wを一列に整列して支持しうる
ように3つの基板支持部20が設けられている。各基板
支持部20には、基板Wを僅かな隙間(プロキシミティ
ギャップ)をもって伝熱プレート6の上方に支持する3
個の球体14が正三角形の頂点位置にそれぞれ配置され
ている。また、冷却プレート5には、基板昇降機構部1
0の3本の昇降ピン11を昇降可能とする貫通孔が設け
られている。
【0028】基板昇降機構部10は、冷却プレート5の
基板支持部20にそれぞれ対応して設けられており、冷
却プレート5の貫通孔を通して昇降する3本の昇降ピン
11と、昇降ピン11を保持して昇降移動するピン保持
部材12と、ピン保持部材12を昇降移動させるエアシ
リンダ13とを有している。3つの基板支持部20に対
応する基板昇降機構部10のうち、両側の基板昇降機構
部10のエアシリンダ13は基板冷却装置3の側面の外
側に配置されており、中央の基板支持部20に対応する
基板昇降機構部10のエアシリンダは、基板冷却装置3
の裏面の外側に配置されている。なお、この基板冷却装
置3の両側面側に配置されたエアシリンダ13は、中央
の基板昇降機構部10のエアシリンダと同様に基板冷却
装置3の裏面の外側に配置してもよい。
【0029】冷却プレート5の上方には上部カバー16
が配置されている。そして、上部カバー16と冷却プレ
ート5との間に処理室15が構成される。上部カバー1
6は昇降可能に形成されており、基板Wの冷却処理時に
は下降して処理室15を密閉し、基板Wを一定温度の雰
囲気下に保持する。また、基板Wの搬入および搬出時に
は、上昇して処理室15を開放する。これにより、外部
の基板搬送装置との間で基板Wの受け渡し動作を可能と
する。
【0030】基板冷却装置3の外部には、冷却プレート
5のペルチェ素子7の動作を制御する制御部17および
CPU19が接続されている。
【0031】基板加熱装置4は、ハウジング1の内部
に、基板Wに加熱処理を行う加熱プレート9、基板Wを
加熱プレート9上に載置し、または加熱プレート9の上
方に上昇させる基板昇降機構部10および加熱プレート
9の上方を覆う上部カバー16を有している。
【0032】加熱プレート9はハウジング1の内部に設
けられた支持フレーム25により支持されており、その
内部にヒータを有している。この加熱プレート9の上面
には3枚の基板Wを一列に整列して支持しうるように3
つの基板支持部20が設けられている。基板支持部20
には、基板Wを僅かな隙間をもって加熱プレート9の上
方に支持する3個の球体14が正三角形の頂点位置にそ
れぞれ配置されている。また、加熱プレート9には、基
板昇降機構部10の3本の昇降ピン11を昇降可能とす
る貫通孔が設けられている。
【0033】基板昇降機構部10は、加熱プレート9の
基板支持部20にそれぞれ対応して設けられており、加
熱プレート9の貫通孔を通して昇降する3本の昇降ピン
11と、昇降ピン11を保持して昇降移動するピン保持
部材12と、ピン保持部材12を昇降移動させるエアシ
リンダ13とを有している。3つの基板支持部20に対
応する基板昇降機構部10のうち、両側の基板昇降機構
部10のエアシリンダ13は基板加熱装置4の側面の外
側に配置されており、中央の基板支持部20に対応する
基板昇降機構部10のエアシリンダは、基板加熱装置4
の裏面の外側に配置されている。なお、この基板加熱装
置4の両側面側に配置されたエアシリンダ13は、中央
の基板昇降機構部10のエアシリンダと同様に基板加熱
装置4の裏面の外側に配置してもよい。
【0034】加熱プレート9の上方には上部カバー16
が配置されている。この上部カバー16と加熱プレート
9との間に処理室15が構成される。上部カバー16は
昇降可能に形成されており、基板Wの加熱処理時には下
降して処理室15を密閉し、基板Wを加熱雰囲気下に保
持する。また、基板Wの搬入および搬出時には、上昇し
て処理室15を開放する。これにより、外部の基板搬送
装置との間で基板Wの受け渡し動作を可能とする。
【0035】基板加熱装置4の外部には、加熱プレート
9のヒータの動作を制御する制御部18およびCPU1
9が接続されている。
【0036】図2において、基板冷却装置3には基板W
を出し入れするための開口部22が形成されている。開
口部22の幅は、3枚の基板Wが同時に出し入れ可能な
大きさに形成されている。また、開口部22の内側には
3枚のシャッタ部材23が並設されている。シャッタ部
材23は、このシャッタ部材23を上下方向に昇降させ
る駆動部(図示省略)により昇降駆動され、上昇時に開
口部22を閉塞し、下降時に開口部22を開放する。
【0037】このシャッタ部材23を各基板支持部20
に対応して設けることにより、基板Wの搬入および搬出
動作時に外気の侵入により処理室15内の温度分布が乱
されることを抑制することができる。すなわち、1枚の
基板Wの出し入れを行う場合には、その基板Wの搬入位
置に応じたシャッタ部材23を開閉することにより開口
部22の開口面積を必要最小限にし、外気の侵入を抑制
することができる。
【0038】また、基板加熱装置4は、基板冷却装置3
と同様に、基板Wを出し入れするための開口部21およ
び開口部21を開閉するシャッタ部材23が設けられて
いる。なお、基板冷却装置3および基板加熱装置4のシ
ャッタ部材23は3つに分割されたものに限らず、一体
型に形成してもよい。
【0039】ここで、ハウジング1が本発明の筐体に相
当し、基板支持部20が基板支持部に相当し、冷却プレ
ート5または加熱プレート9が温度処理手段に相当す
る。さらに、伝熱プレート6および加熱プレート9が本
発明の板状体に相当し、ペルチェ素子7または水冷板8
が冷却要素に相当し、加熱プレート9のヒータが加熱要
素に相当する。さらに、基板昇降機構部10が本発明の
昇降手段に相当し、制御部17,18がそれぞれ本発明
の制御手段に相当する。
【0040】上記の基板冷却装置3および基板加熱装置
4においては、冷却プレート5および加熱プレート9が
それぞれ3枚の基板Wを一列に整列して支持しうる大き
さに形成されている。しかも、冷却プレート5および加
熱プレート9はそれぞれ共通の処理室15の内部に配置
されている。このため、図4に示す従来の基板冷却装置
3および基板加熱装置4に比べ、隣接する装置間の側壁
部分が省略され、極めて僅かな隙間G(図1参照)をも
って基板Wを隣接配置することができる。それゆえ、基
板冷却装置3および基板加熱装置4の幅を短縮し、装置
全体の平面占有面積を低減することができる。
【0041】また、1つの処理室15の内部において複
数(3枚)の基板Wの冷却または加熱処理を行うことが
できる。このために、同一の冷却雰囲気または加熱雰囲
気で複数の基板Wの処理を同時に行うことが可能とな
り、複数の基板W間の処理状態のばらつきを抑制するこ
とができる。また、1つの冷却プレート5または加熱プ
レート9に1つの制御部17または18が接続されてい
る。それゆえ、基板Wの枚数当たりの制御部の数を低減
することが可能となり、装置のコストを低減することが
できる。
【0042】さらに、処理室15の容量が大きくなるこ
とにより、開口部21,22(図2参照)から侵入する
外気の影響が相対的に小さくなる。このため、処理室1
5内の温度変動が抑制され、処理室15内の処理状態が
安定する。
【0043】図3は、上記実施例における基板冷却装置
3および基板加熱装置4の変形例を示す斜視図である。
この例では、冷却プレート5および加熱プレート9の上
面に、5枚の基板Wが2次元的に配置された5つの基板
支持部20によって支持されている。各基板支持部20
には、上記の実施例と同様に基板昇降機構部(図示せ
ず)が設けられている。基板Wの搬入および搬出動作時
には、基板Wを基板昇降機構部により上昇させ、外部の
基板搬送装置の搬送アームとの間で受け渡しを行うこと
により、基板Wの搬入および搬出を行うことができる。
【0044】なお、冷却プレート5および加熱プレート
9の大きさは、3枚あるいは5枚の基板Wを載置しうる
大きさに限定されるものではなく、基板処理システムに
組み込まれる基板冷却装置3または基板加熱装置4に要
求される処理能力に応じて適当な枚数の基板Wを同時に
処理しうる大きさに設定されるものである。
【0045】また、基板冷却装置3および基板加熱装置
4の積層順序あるいは積層段数は任意に設定することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による基板処理装置の断面図で
ある。
【図2】図1の基板処理装置の概略正面図である。
【図3】図1の基板処理装置の変形例による冷却プレー
トおよび加熱プレートの基板支持状態を示す斜視図であ
る。
【図4】従来の基板処理装置の断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 3 基板冷却装置 4 基板加熱装置 5 冷却プレート 6 伝熱プレート 7 ペルチェ素子 8 水冷板 9 加熱プレート 10 基板昇降機構部 11 昇降ピン 12 基板保持部材 13 エアシリンダ 15 処理室 16 上部カバー 17,18 制御部 20 基板支持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上山 勉 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日 本スクリーン製造株式会社洛西事業所内 (72)発明者 北門 龍治 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日 本スクリーン製造株式会社洛西事業所内 (72)発明者 青木 薫 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体と、 前記筐体の内部に並設され、それぞれ基板を水平に支持
    する複数の基板支持部と、 前記複数の基板支持部に支持された複数の基板に温度処
    理を行う温度処理手段とを備えたことを特徴とする基板
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記温度処理手段は、加熱要素または冷
    却要素を内蔵し、前記複数の基板支持部に共通に設けら
    れた板状体を備え、 前記複数の基板支持部は前記板状体の上面に設けられた
    ことを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の基板支持部は前記板状体の上
    面に一列に配列されており、 前記筐体には、前記複数の基板支持部と同数の基板を同
    時に出し入れ可能な幅を有する開口部が形成されたこと
    を特徴とする請求項2記載の基板処理装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の基板支持部は前記板状体の上
    面に2次元的に配置されたことを特徴とする請求項2記
    載の基板処理装置。
  5. 【請求項5】 前記基板支持部に支持された基板を昇降
    させる昇降手段をさらに備えたことを特徴とする請求項
    1〜4のいずれかに記載の基板処理装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の基板支持部に支持された複数
    の基板に対する前記板状体による温度処理を共通に制御
    する制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2
    〜5のいずれかに記載の基板処理装置。
JP1570797A 1997-01-29 1997-01-29 基板処理装置 Pending JPH10214769A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019153736A (ja) * 2018-03-06 2019-09-12 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置

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JP2019153736A (ja) * 2018-03-06 2019-09-12 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置

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