JPH10214513A - 昇降装置用取付金具 - Google Patents
昇降装置用取付金具Info
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- JPH10214513A JPH10214513A JP1664197A JP1664197A JPH10214513A JP H10214513 A JPH10214513 A JP H10214513A JP 1664197 A JP1664197 A JP 1664197A JP 1664197 A JP1664197 A JP 1664197A JP H10214513 A JPH10214513 A JP H10214513A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、芯ずれ修正用の中間スペーサを用い
ることなく、簡単、容易に芯ずれ修正ができる照明器具
の昇降装置を提供する。 【構成】被取付部1に設けた埋込み孔2に取付けられる
照明器具20と、この照明器具を昇降する昇降装置10
と、この昇降装置のベース部11に取付ボルト19で螺
着固定され前記被取付部裏側に吊下げられた吊りボルト
7に取付けられる昇降装置用取付金具とを備え、前記昇
降装置用取付金具25には前記取付ボルトが挿入される
長手方向に沿って小判状に形成された取付孔26を設
け、前記取付ボルトに沿って水平方向に直線移動すると
ともに当該取付ボルトを支点として水平方向に回転移動
するものである。
ることなく、簡単、容易に芯ずれ修正ができる照明器具
の昇降装置を提供する。 【構成】被取付部1に設けた埋込み孔2に取付けられる
照明器具20と、この照明器具を昇降する昇降装置10
と、この昇降装置のベース部11に取付ボルト19で螺
着固定され前記被取付部裏側に吊下げられた吊りボルト
7に取付けられる昇降装置用取付金具とを備え、前記昇
降装置用取付金具25には前記取付ボルトが挿入される
長手方向に沿って小判状に形成された取付孔26を設
け、前記取付ボルトに沿って水平方向に直線移動すると
ともに当該取付ボルトを支点として水平方向に回転移動
するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体育館などの高天
井に設置される照明器具の昇降装置に関する。
井に設置される照明器具の昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高天井などに設置される昇降装置を有す
る照明器具について図6を参照して説明する。
る照明器具について図6を参照して説明する。
【0003】体育館などの高天井に埋込み設置される照
明器具20は、高天井1に施工する際、当該照明器具を
天井1まで吊上げる必要があること、及び、設置された
後、照明器具に取付けられているランプの交換や定期検
査などのメンテナスのため、当該照明器具を昇降する必
要がある。このため、照明器具には、当該照明器具を上
下に昇降する昇降装置が装備されている。
明器具20は、高天井1に施工する際、当該照明器具を
天井1まで吊上げる必要があること、及び、設置された
後、照明器具に取付けられているランプの交換や定期検
査などのメンテナスのため、当該照明器具を昇降する必
要がある。このため、照明器具には、当該照明器具を上
下に昇降する昇降装置が装備されている。
【0004】上記照明器具20が設置される天井1に
は、当該照明器具が埋込み設置するための埋込孔2が設
けられている。
は、当該照明器具が埋込み設置するための埋込孔2が設
けられている。
【0005】さらに、前記照明器具20が設置される天
井裏側には、図示しない鉄骨に溶接などで固定された平
板状の鉄材からなる取付板4が天井内に水平に設置され
ている。この取付板4には、第1の吊りボルト5がナッ
ト8とダブルナット9により挟み込んで垂下して取付け
られている。さらに、前記第1の吊りボルト5の下方に
は、平板状の鉄材からなる中間スペーサ18が下方から
ダブルナット9で支えられている。
井裏側には、図示しない鉄骨に溶接などで固定された平
板状の鉄材からなる取付板4が天井内に水平に設置され
ている。この取付板4には、第1の吊りボルト5がナッ
ト8とダブルナット9により挟み込んで垂下して取付け
られている。さらに、前記第1の吊りボルト5の下方に
は、平板状の鉄材からなる中間スペーサ18が下方から
ダブルナット9で支えられている。
【0006】上記中間スペーサ18には、第2の吊りボ
ルト6がナット8とダブルナット9により挟み込んで垂
下して取付けられている。さらに、当該第2の吊りボル
ト6の下方を、昇降装置10のベース部である上面部1
1から水平に突出した取付片15に設けた丸形の取付孔
16に挿入し、下方からダブルナット9で支えられてい
る。
ルト6がナット8とダブルナット9により挟み込んで垂
下して取付けられている。さらに、当該第2の吊りボル
ト6の下方を、昇降装置10のベース部である上面部1
1から水平に突出した取付片15に設けた丸形の取付孔
16に挿入し、下方からダブルナット9で支えられてい
る。
【0007】上記中間スペーサ18は、当該中間スペー
サ18に垂下して取付けられた第2の吊りボルト6のセ
ンターと天井の埋込み孔2のセンターがずれている場
合、埋込み孔のセンターに第2の吊りボルトのセンター
を合わせ、芯ずれのないように昇降装置を取付けるもの
である。このため、図6(B)に示すように、X寸法が
異なる中間スペーサを何種類か用意し芯ずれのない施工
をしていた。
サ18に垂下して取付けられた第2の吊りボルト6のセ
ンターと天井の埋込み孔2のセンターがずれている場
合、埋込み孔のセンターに第2の吊りボルトのセンター
を合わせ、芯ずれのないように昇降装置を取付けるもの
である。このため、図6(B)に示すように、X寸法が
異なる中間スペーサを何種類か用意し芯ずれのない施工
をしていた。
【0008】照明器具の昇降装置10内には、図6
(A)の2点鎖線で示すように、照明器具20を吊下げ
る2本のロープ13を巻上げ、繰出す電動機(図示せ
ず)が設置され、照明器具20を上昇させる際は、当該
電動機を回転させて、当該ロープ13を巻取ることによ
り行う。また、照明器具20を下降させる際は、当該電
動機をロープ13が繰出される方向に回転させ、当該ロ
ープ13を繰出すことにより当該照明器具20を下降さ
せる。
(A)の2点鎖線で示すように、照明器具20を吊下げ
る2本のロープ13を巻上げ、繰出す電動機(図示せ
ず)が設置され、照明器具20を上昇させる際は、当該
電動機を回転させて、当該ロープ13を巻取ることによ
り行う。また、照明器具20を下降させる際は、当該電
動機をロープ13が繰出される方向に回転させ、当該ロ
ープ13を繰出すことにより当該照明器具20を下降さ
せる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来、昇
降装置10を高天井1内に取付けるときは、天井に設け
た埋込み孔2のセンターに第2の吊りボルト6のセンタ
ーが合うように中間スペーサ18で調整し、芯ずれのな
いように昇降装置を当該第2の吊りボルト6に垂下して
取付けていた。
降装置10を高天井1内に取付けるときは、天井に設け
た埋込み孔2のセンターに第2の吊りボルト6のセンタ
ーが合うように中間スペーサ18で調整し、芯ずれのな
いように昇降装置を当該第2の吊りボルト6に垂下して
取付けていた。
【0010】しかし、吊りボルトのセンターと天井の埋
込み孔のセンターが合っていない場合でも、強引に昇降
装置を取付ける場合がある。例えば、多数台の照明器具
を施工する際に、適切な中間スペーサが不足し、その場
にある中間スペーサを使用したり、また、中間スペーサ
で芯ずれ調整する手間がない場合などである。
込み孔のセンターが合っていない場合でも、強引に昇降
装置を取付ける場合がある。例えば、多数台の照明器具
を施工する際に、適切な中間スペーサが不足し、その場
にある中間スペーサを使用したり、また、中間スペーサ
で芯ずれ調整する手間がない場合などである。
【0011】図7に示すように、天井の埋込み孔のセン
ターと吊りボルトのセンターがずれた状態で設置された
昇降装置10で照明器具20を天井に設けた埋込み孔2
に埋込み取付けた場合、当該照明器具20が埋込み孔2
に強引に組み付けられるとともに当該昇降装置10が第
2の吊りボルト6により斜め方向に引張られる。
ターと吊りボルトのセンターがずれた状態で設置された
昇降装置10で照明器具20を天井に設けた埋込み孔2
に埋込み取付けた場合、当該照明器具20が埋込み孔2
に強引に組み付けられるとともに当該昇降装置10が第
2の吊りボルト6により斜め方向に引張られる。
【0012】この状態が長期間継続すると、昇降装置1
0と第2の吊りボルトとが斜め方向に変形し、照明器具
を昇降させる時、昇降不能となるという問題があった。
0と第2の吊りボルトとが斜め方向に変形し、照明器具
を昇降させる時、昇降不能となるという問題があった。
【0013】また、芯ずれ調整する際は、寸法の異なる
中間スペーサを施工時に用意する必要がある。そのた
め、多数台の照明器具を施工する際に、適切な中間スペ
ーサがなくなり手持ちの中間スペーサで強引に昇降装置
を取付ける場合があるという問題があった。
中間スペーサを施工時に用意する必要がある。そのた
め、多数台の照明器具を施工する際に、適切な中間スペ
ーサがなくなり手持ちの中間スペーサで強引に昇降装置
を取付ける場合があるという問題があった。
【0014】さらに、中間スペーサを昇降装置と別に用
意したり、芯ずれ修正する際、一旦取付けた中間スペー
サを取外し、別の中間スペーサを取付けるなど施工する
手間がかかるなど、コストアップの要因になっていたと
いう問題があった。
意したり、芯ずれ修正する際、一旦取付けた中間スペー
サを取外し、別の中間スペーサを取付けるなど施工する
手間がかかるなど、コストアップの要因になっていたと
いう問題があった。
【0015】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、芯ずれ修正用の中間スペーサを用いることなく、簡
単、容易に芯ずれ修正ができる照明器具の昇降装置を提
供することを課題とする。
で、芯ずれ修正用の中間スペーサを用いることなく、簡
単、容易に芯ずれ修正ができる照明器具の昇降装置を提
供することを課題とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、本発明の昇降装置用取付金具は、被取付部に設けた
埋込み孔に取付けられる照明器具と、この照明器具を昇
降する昇降装置と、この昇降装置のベース部に取付ボル
トで螺着固定され前記被取付部裏側に吊下げられた吊り
ボルトに取付けられる昇降装置用取付金具とを備え、前
記昇降装置用取付金具には前記取付ボルトが挿入される
長手方向に沿って小判状に形成された取付孔を設け、前
記取付ボルトに沿って水平方向に直線移動するとともに
当該取付ボルトを支点として水平方向に回転移動するこ
とを特徴とするものである。
に、本発明の昇降装置用取付金具は、被取付部に設けた
埋込み孔に取付けられる照明器具と、この照明器具を昇
降する昇降装置と、この昇降装置のベース部に取付ボル
トで螺着固定され前記被取付部裏側に吊下げられた吊り
ボルトに取付けられる昇降装置用取付金具とを備え、前
記昇降装置用取付金具には前記取付ボルトが挿入される
長手方向に沿って小判状に形成された取付孔を設け、前
記取付ボルトに沿って水平方向に直線移動するとともに
当該取付ボルトを支点として水平方向に回転移動するこ
とを特徴とするものである。
【0017】上記の構成において、例えば、昇降装置の
施工時に、高天井から吊り下げられた吊りボルトと天井
の埋め込み孔のセンターがずれてい場合、昇降装置のべ
ース部である上面部に螺着固定されている取付ボルトを
緩める。それから、取付金具を移動させて芯ずれを修正
したのち、取付ボルトを締付け取付金具を昇降装置に螺
着固定することにより、芯ずれ修正を行う。
施工時に、高天井から吊り下げられた吊りボルトと天井
の埋め込み孔のセンターがずれてい場合、昇降装置のべ
ース部である上面部に螺着固定されている取付ボルトを
緩める。それから、取付金具を移動させて芯ずれを修正
したのち、取付ボルトを締付け取付金具を昇降装置に螺
着固定することにより、芯ずれ修正を行う。
【0018】上記取付金具には小判孔が形成され、当該
小判孔に取付ボルトが挿通されて昇降装置のべース部に
取付金具が螺着固定される。さらに、取付金具の小判孔
に吊りボルトが挿通され、昇降装置が当該吊りボルトに
吊り下げられる。
小判孔に取付ボルトが挿通されて昇降装置のべース部に
取付金具が螺着固定される。さらに、取付金具の小判孔
に吊りボルトが挿通され、昇降装置が当該吊りボルトに
吊り下げられる。
【0019】このため、取付金具は、小判孔に沿ってど
の方向にも動かすことが出来、高天井の吊りボルトの位
置によって取付金具を調整できるようにしたものであ
る。
の方向にも動かすことが出来、高天井の吊りボルトの位
置によって取付金具を調整できるようにしたものであ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図1から図5を参照して本
発明の実施の形態を説明する。なお、従来技術と同一構
成部品は同一番号を付して説明する。
発明の実施の形態を説明する。なお、従来技術と同一構
成部品は同一番号を付して説明する。
【0021】図1は本発明に係る照明器具の全体構成を
示す斜視図で、従来技術と同様に、照明器具20は、天
井1に穿設された埋込み孔2に埋込んで取付けられる。
前記埋込み孔2の上部には、図4に示すように、天井1
内に設置された鉄骨(図示せず)に溶接などで固定され
た平板状の取付板4が当該天井と平行に設置されてい
る。
示す斜視図で、従来技術と同様に、照明器具20は、天
井1に穿設された埋込み孔2に埋込んで取付けられる。
前記埋込み孔2の上部には、図4に示すように、天井1
内に設置された鉄骨(図示せず)に溶接などで固定され
た平板状の取付板4が当該天井と平行に設置されてい
る。
【0022】上記取付板4には、2本の吊りボルト7,
7が垂下して取付けられ、これら吊りボルト7は、ナッ
ト8とダブルナット9により当該取付板4を挟み込んで
固定されている。なお、前記2本の吊りボルト7,7
は、埋込み孔2のセンターに吊りボルト7のセンターが
一致するように取付けられる。
7が垂下して取付けられ、これら吊りボルト7は、ナッ
ト8とダブルナット9により当該取付板4を挟み込んで
固定されている。なお、前記2本の吊りボルト7,7
は、埋込み孔2のセンターに吊りボルト7のセンターが
一致するように取付けられる。
【0023】照明器具20は、下方開口した逆椀状で内
面が反射面となっている器具本体21と、この器具本体
21の上部に溶接などで連結固定された中空パイプ状の
連結部22とから構成している。さらに、前記器具本体
21の下方周縁には、天井下面に突当たる当接部23が
外方に向けて水平に突出形成している。また、照明器具
20内には、ランプソケット30が取付けられ当該ラン
プソケット30にはランプ31が着脱可能に取付けられ
ている。
面が反射面となっている器具本体21と、この器具本体
21の上部に溶接などで連結固定された中空パイプ状の
連結部22とから構成している。さらに、前記器具本体
21の下方周縁には、天井下面に突当たる当接部23が
外方に向けて水平に突出形成している。また、照明器具
20内には、ランプソケット30が取付けられ当該ラン
プソケット30にはランプ31が着脱可能に取付けられ
ている。
【0024】照明器具20の上部には、2本のロープ1
3を巻込み、繰出す電動機(図示せず)を内蔵した昇降
装置10が配置され、当該照明器具20は当該2本のロ
ープ13,13で吊り下げられている。
3を巻込み、繰出す電動機(図示せず)を内蔵した昇降
装置10が配置され、当該照明器具20は当該2本のロ
ープ13,13で吊り下げられている。
【0025】前記昇降装置10のベース部としての上面
部11長手方向中心線上には、図2に示すように、対称
に2つのねじ穴12,12がそれぞれ穿設され、これら
ねじ穴12,12に取付ボルト19が螺着され長尺状の
取付金具25が固定されている。この取付金具25に
は、長手方向に沿って前記取付ボルト19の径よりも少
し大きい小判状取付孔26が穿設され、図3に示すよう
に、この取付金具25は、前記取付ボルト19に沿って
直線移動するとともに当該取付ボルト19を支点として
回転移動をする。
部11長手方向中心線上には、図2に示すように、対称
に2つのねじ穴12,12がそれぞれ穿設され、これら
ねじ穴12,12に取付ボルト19が螺着され長尺状の
取付金具25が固定されている。この取付金具25に
は、長手方向に沿って前記取付ボルト19の径よりも少
し大きい小判状取付孔26が穿設され、図3に示すよう
に、この取付金具25は、前記取付ボルト19に沿って
直線移動するとともに当該取付ボルト19を支点として
回転移動をする。
【0026】照明器具の取付方法を図3から図5を参照
して説明する。
して説明する。
【0027】図4に示すように、照明器具20をロープ
13で吊下げた昇降装置10を天井に設けた埋込み孔2
より天井内に挿入する。それから、図5に示すように、
昇降装置10のベース部としての上面部11に取付ボル
ト19により水平面状上に固定された取付金具25の小
判状取付孔26内に天井内に垂下して吊下げられている
吊りボルト7に挿入し、下方からダブルナット9で昇降
装置10を水平に吊下げる。
13で吊下げた昇降装置10を天井に設けた埋込み孔2
より天井内に挿入する。それから、図5に示すように、
昇降装置10のベース部としての上面部11に取付ボル
ト19により水平面状上に固定された取付金具25の小
判状取付孔26内に天井内に垂下して吊下げられている
吊りボルト7に挿入し、下方からダブルナット9で昇降
装置10を水平に吊下げる。
【0028】吊りボルトのセンターと埋込み孔のセンタ
ーとがgだけずれていた場合、照明器具20は、埋込み
孔2に対してg寸法だけ片寄った状態で取付けられる。
この片寄り寸法gが照明器具20と埋込み孔2とのギャ
ップより大きいと、照明器具を埋込み孔に取付けたと
き、当該照明器具を吊下げ取付けた昇降装置10に斜め
方向の力が作用する。この斜め方向の力が、長期間、昇
降装置と取付ボルトに作用すると、当該昇降装置と取付
ボルトとがそれぞれ斜め方向に傾き、照明器具を昇降さ
せる時、昇降不能となる場合がある。
ーとがgだけずれていた場合、照明器具20は、埋込み
孔2に対してg寸法だけ片寄った状態で取付けられる。
この片寄り寸法gが照明器具20と埋込み孔2とのギャ
ップより大きいと、照明器具を埋込み孔に取付けたと
き、当該照明器具を吊下げ取付けた昇降装置10に斜め
方向の力が作用する。この斜め方向の力が、長期間、昇
降装置と取付ボルトに作用すると、当該昇降装置と取付
ボルトとがそれぞれ斜め方向に傾き、照明器具を昇降さ
せる時、昇降不能となる場合がある。
【0029】このように、照明器具のセンターと天井の
埋込み孔のセンターとがずれていた場合には、昇降装置
10の取付ボルト19を緩め、この取付ボルト19に沿
って昇降装置10を直線方向または取付ボルト19を支
点として回転方向に移動させ、照明器具のセンターと埋
込み孔のセンターとの位置を合うように調整する。それ
から、取付ボルト19を昇降装置10の上面部11に螺
着固定する。
埋込み孔のセンターとがずれていた場合には、昇降装置
10の取付ボルト19を緩め、この取付ボルト19に沿
って昇降装置10を直線方向または取付ボルト19を支
点として回転方向に移動させ、照明器具のセンターと埋
込み孔のセンターとの位置を合うように調整する。それ
から、取付ボルト19を昇降装置10の上面部11に螺
着固定する。
【0030】照明器具のセンターと天井の埋込み孔のセ
ンターとのずれを調整する場合には、昇降装置に取付け
らた取付金具とは別に用意した、中間スペースを使用す
ることなく、昇降装置のベース部としての上面部に取付
ボルトで取付けられた取付金具を当該取付金具に設けた
小判状取付孔に沿って移動または回転させることで芯ず
れ調整が可能であるので、容易に、芯ずれのない照明器
具の施工ができる。
ンターとのずれを調整する場合には、昇降装置に取付け
らた取付金具とは別に用意した、中間スペースを使用す
ることなく、昇降装置のベース部としての上面部に取付
ボルトで取付けられた取付金具を当該取付金具に設けた
小判状取付孔に沿って移動または回転させることで芯ず
れ調整が可能であるので、容易に、芯ずれのない照明器
具の施工ができる。
【0031】また、昇降装置に取付けられている取付金
具だけで芯ずれ調整ができるので、従来技術のように、
多数台の照明器具を施工する際に、適切な中間スペーサ
が不足し、その場にある中間スペーサを使用するなど強
引な施工をすることもない。
具だけで芯ずれ調整ができるので、従来技術のように、
多数台の照明器具を施工する際に、適切な中間スペーサ
が不足し、その場にある中間スペーサを使用するなど強
引な施工をすることもない。
【0032】さらに、昇降装置に固定された取付金具と
は、別に、中間スペースを用意する必要がなく、芯ずれ
調整をする際は、取付金具を固定している取付ボルトを
緩め、締付けするだけで調整でき、施工時間の短縮が図
れるなど、コストの低減を図ることができる。
は、別に、中間スペースを用意する必要がなく、芯ずれ
調整をする際は、取付金具を固定している取付ボルトを
緩め、締付けするだけで調整でき、施工時間の短縮が図
れるなど、コストの低減を図ることができる。
【0033】なお、上記構成の照明器具の取付金具で
は、当該取付金具の移動範囲として100ミリ程度が妥
当である。それ以上大きなものであると、昇降装置を安
定した施工をすることができない。
は、当該取付金具の移動範囲として100ミリ程度が妥
当である。それ以上大きなものであると、昇降装置を安
定した施工をすることができない。
【0034】上記実施の形態の作用を説明する。
【0035】上記の構成において、例えば、昇降装置の
施工時に、照明器具のセンターと天井の埋め込み孔のセ
ンターとがずれてい場合、昇降装置の取付金具を固定し
ている取付ボルトを緩め、当該昇降装置を取付金具のが
小判状取付孔に沿って直線移動または回転移動させて、
照明器具のセンターを天井の埋め込み孔のセンターに合
うように当該昇降装置の位置を調整したのち、取付ボル
トを締付けることにより取付金具を昇降装置に固定し芯
ずれ施工をする。このため、適切な調節部品としての中
間スペーサがなく芯ずれ調整がされない心配もない。さ
らに、取付ボルトを緩め昇降装置を適切な位置に移動さ
せるだけで芯ずれ調整がなされるので、容易に芯ずれの
ない照明器具の施工ができる。
施工時に、照明器具のセンターと天井の埋め込み孔のセ
ンターとがずれてい場合、昇降装置の取付金具を固定し
ている取付ボルトを緩め、当該昇降装置を取付金具のが
小判状取付孔に沿って直線移動または回転移動させて、
照明器具のセンターを天井の埋め込み孔のセンターに合
うように当該昇降装置の位置を調整したのち、取付ボル
トを締付けることにより取付金具を昇降装置に固定し芯
ずれ施工をする。このため、適切な調節部品としての中
間スペーサがなく芯ずれ調整がされない心配もない。さ
らに、取付ボルトを緩め昇降装置を適切な位置に移動さ
せるだけで芯ずれ調整がなされるので、容易に芯ずれの
ない照明器具の施工ができる。
【0036】さらに、昇降装置に固定された取付金具と
は、別に、中間スペースを用意する必要がなく、芯ずれ
調整をする際は、取付金具を固定している取付ボルトを
緩め、当該昇降装置を適切な位置に移動するだけで調整
できるので、施工時間の短縮が図れるなど、コストの低
減を図ることができる。
は、別に、中間スペースを用意する必要がなく、芯ずれ
調整をする際は、取付金具を固定している取付ボルトを
緩め、当該昇降装置を適切な位置に移動するだけで調整
できるので、施工時間の短縮が図れるなど、コストの低
減を図ることができる。
【0037】
【発明の効果】以上詳記したように昇降装置用取付金具
を用いれば、高天井の吊りボルトのセンターと天井の埋
め込み孔のセンターとがずれている場合でも、昇降装置
を吊りボルトに取付ける際、昇降装置用取付金具を移動
させ、当該昇降装置を吊りボルトの位置に合わせ、固定
することで芯ずれ施工される。このことにより、正常な
昇降動作を得ることができ、また、中間スペーサを用い
ることなく容易に施工することができる。
を用いれば、高天井の吊りボルトのセンターと天井の埋
め込み孔のセンターとがずれている場合でも、昇降装置
を吊りボルトに取付ける際、昇降装置用取付金具を移動
させ、当該昇降装置を吊りボルトの位置に合わせ、固定
することで芯ずれ施工される。このことにより、正常な
昇降動作を得ることができ、また、中間スペーサを用い
ることなく容易に施工することができる。
【図1】本発明の第1実施の形態に係る照明器具の全体
構成を示す斜視図。
構成を示す斜視図。
【図2】同実施の形態における昇降装置を示すもので、
(A)は昇降装置に取付金具を取付ける状態を示す斜視
図。(B)は昇降装置を示す斜視図。
(A)は昇降装置に取付金具を取付ける状態を示す斜視
図。(B)は昇降装置を示す斜視図。
【図3】同実施の形態における昇降装置に取付金具を取
付ボルトで螺着固定した状態を示す斜視図。
付ボルトで螺着固定した状態を示す斜視図。
【図4】同実施の形態における昇降装置を吊りボルトに
取付ける状態を示す正面図。
取付ける状態を示す正面図。
【図5】同実施の形態における昇降装置を吊りボルトに
取付けた状態を示す正面図。
取付けた状態を示す正面図。
【図6】従来技術に係る照明器具を示すもので、(A)
は照明器具の全体構成を示す正面図。(B)は中間スペ
ーサを示す斜視図。(C)は昇降装置を示す斜視図。
は照明器具の全体構成を示す正面図。(B)は中間スペ
ーサを示す斜視図。(C)は昇降装置を示す斜視図。
【図7】従来技術に係る照明器具がずれた状態で取付け
られた状態を示す正面図。
られた状態を示す正面図。
1…天井(被取付部), 2…埋込み孔, 7…吊りボルト, 10…昇降装置, 11…昇降装置の上面部(ベース部), 19…取付ボルト, 20…照明器具, 25…取付金具, 26…小判状取付孔。
Claims (1)
- 【請求項1】被取付部に設けた埋込み孔に取付けられる
照明器具と、 この照明器具を昇降する昇降装置と、 この昇降装置のベース部に取付ボルトで螺着固定され前
記被取付部裏側に吊下げられた吊りボルトに取付けられ
る昇降装置用取付金具とを備え、 前記昇降装置用取付金具には前記取付ボルトが挿入され
る長手方向に沿って小判状に形成された取付孔を設け、 前記取付ボルトに沿って水平方向に直線移動するととも
に当該取付ボルトを支点として水平方向に回転移動する
ことを特徴とする昇降装置用取付金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1664197A JPH10214513A (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 昇降装置用取付金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1664197A JPH10214513A (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 昇降装置用取付金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10214513A true JPH10214513A (ja) | 1998-08-11 |
Family
ID=11921992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1664197A Pending JPH10214513A (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 昇降装置用取付金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10214513A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007032641A1 (en) * | 2005-09-13 | 2007-03-22 | Ki-Joo Kim | Circuit breaker for keeping warm lamp |
JP2012028125A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-02-09 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 照明器具 |
JP2016152088A (ja) * | 2015-02-16 | 2016-08-22 | Necライティング株式会社 | 天井用led照明装置及び昇降式天井用led照明装置 |
JP2020087793A (ja) * | 2018-11-28 | 2020-06-04 | 三菱電機株式会社 | 照明装置及び照明装置用の連結具 |
KR102213706B1 (ko) * | 2020-07-27 | 2021-02-08 | 배종석 | 천장 무드등이 구비된 led 조명등 |
-
1997
- 1997-01-30 JP JP1664197A patent/JPH10214513A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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